あお‐すじ【青筋】
①青い筋。blue line
②皮膚の上からすけて見える静脈(じょうみゃく)。blue vein
青筋を立てる(あおすじをたてる)
ひどくおこる。かんしゃくを起こす。turn purple with rage
あおすじ‐あげは【青筋揚羽蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。開張約6〜7cm。黒い翅(はね)の中央に青い方形紋がある。年に2、3回発生。食草はクスノキなど。本州・四国・九州の暖地に広く分布。
あお‐すそご【青裾濃】
青色で、すそのほうほど、こく染めた織物。
あお‐ず・む【青ずむ】(五自)
青みを帯びる。
あお‐せん【青線】
《警察が地図に青線で囲って示したことから》第2次大戦後、飲食店の営業許可だけで売春を行った飲食店街。〈比較〉赤線。
あお‐そこひ【青底翳】
→りょくないしょう(緑内障)
あお‐ぞら【青空】
よく晴れた空。blue sky
あおぞら‐きょうしつ【青空教室】
野外で授業をすること。また、その授業の場。open-air classes
あお‐た【青田】
〈対義〉黒田・白田。
①イネの青々とした田。green paddy field
②まだ実らないイネの田。green paddy field
あお‐だいしょう【青大将】
ヘビ科の無毒のヘビ。全長約2mで日本産では最大。体に特有のにおいがある。体色は緑色が基調。性質は温和。小鳥・カエルなどのほか鶏卵を好む。山口県の白変種シロヘビは天然記念物。日本全土に分布。ネズミトリ。サトメグリ。
あおた‐うり【青田売り】
イネの成熟前に、収穫を見越して米を先売りすること。転じて、米以外の作物にもいう。selling crops before the harvest〈参照〉青田買い。
あおた‐がい【青田買い】
①イネの成熟前に、その田の収穫量を見積もって先買いすること。
②企業などが、優秀な人材を確保するために、卒業見込みの学生・生徒の採用を早い時期に内定すること。青田刈り。
あおた‐がり【青田刈(り)】
①青田を刈ること。
→青田買い②
あお‐だけ【青竹】
①幹が青々とした竹。green bamboo
②染め粉の名。あざやかな青緑色。
あお‐たご【青たご】
→アオダモの別名。
あお‐だたみ【青畳】
青々とした新しい畳。〈用例〉〜のような海上。
あお‐だち【青立ち】
植物の生育がある段階でとまり、穂や花をつけないで未成熟のまま枯死する現象。また、その作物。冷害のときのイネにみられる。
あお‐たてはもどき【青立羽蝶】
南方系の優美なタテハチョウ。開張約5cm。雄は後翅(こうし)が青藍(せいらん)色(雌は淡褐色)で、眼(め)の形をした斑紋(はんもん)は雌のほうが大きい。食草はキツネノマゴ。奄美(あまみ)諸島以南の東洋熱帯に分布。
あお‐だも
山地にはえるモクセイ科の落葉高木。葉は5〜7個の小葉からなる羽状複葉。春、細い4弁の小花を密生。材はバット・ラケットの材料。コバノトネリコ。アオタゴ。
あお‐たん【青短・青丹】
花札(はなふだ)で、青い短冊(たんざく)の描かれている牡丹(ぼたん)・菊・紅葉(もみじ)の札。また、花合わせ・八八(はちはち)などの遊びで、その3枚をそろえた出来役。
あおち‐りんそう【青地林宗】
(1775-1833)江戸後期の蘭学(らんがく)者。松山藩医快庵の子。名は盈(みつる)。字(あざな)は子遠、号は芳滸(ほうこ)。文政(ぶんせい)5年(1822)幕府の天文台訳官となり、同10年(1827)日本最初の物理学書とされる『気海観瀾(きかいかんらん)』を出版。
あお‐づけ【青漬(け)】
青い野菜類を、なまの色を失わないように漬けたもの。
あお‐つづら【青葛】
→アオツヅラフジの別名。
②[枕ことば]《蔓(つる)を「繰る」ことから》「来る・暮るる・苦し」などにかかる。〈用例〉山がつのかきほにはへる〜人はくれども言づてもなし(古今・恋4)。
あお‐つづらふじ【青藤】
ツヅラフジ科のつる性落葉植物。山野にはえる。つるは長く伸び葉は広卵形。夏に黄白色の小花をつけ、果実は球形で黒熟。根・茎を漢方で木防已(もくぼうい)といい、利尿・鎮痛・解熱薬とする。カミエビ。アオツヅラ。
あお‐でんしゃ【青電車】
《標識に青い電灯をつけることから》路面電車で、その日の最終電車(赤電車)の1つ前の電車。green-lamp car; the last car but one
あお‐てんじょう【青天井】
①青々とした空を天井にみたてた語。青空。blue sky
②屋外。野天(のてん)。outdoor
③どこまでも果てしなく上がること。〈用例〉株価は〜。
青天井の下(あおてんじょうのした)
何もおおわれていず、広く開けた所。屋外。野外。野天(のてん)。青天井。outdoor
あお‐でんわ【青電話】
青色の街頭公衆電話。
あお‐どうしん【青道心】
①出家したばかりで、修行の未熟な僧。今道心。しんぼち。
②なまはんかな出家心。なま道心。
あおとぞうしはなのにしきえ【青稿花画】
歌舞伎(かぶき)世話物(せわもの)。通称『白浪五人男(しらなみごにんおとこ)』。河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)作。盗賊を主人公とする白浪物の代表作。文久(ぶんきゅう)2年(1862)初演。
あお‐とどまつ【青椴松】
マツ科の常緑針葉高木。アカトドマツの変種。葉は線形。樹皮は平滑。材はパルプ・建築用。北海道南西部に分布。
あおと‐ふじつな【青藤綱】
(?-?)鎌倉(かまくら)中期の武士。上総(かずさ)の人。北条時頼(ほうじょうときより)に仕え、評定衆(ひょうじょうしゅう)となる。権威に屈せず公正な裁判を行ったことや、鎌倉の滑川(なめりがわ)に落とした銭一〇文を五〇文かけて探させたという『太平記』の逸話は有名。
あお‐な【青菜】
なまの青い色の菜の総称。なっぱ。かぶらな・あぶらななど。greens
青菜に塩(あおなにしお)
ひどくしょげかえるさま。crestfallen
あお‐ナイル【青ナイル】
(Blue Nile)ナイル川の支流。エチオピアのタナ湖を水源とし、スーダンのハルツームで白ナイルと合流、ナイル川となる。長さ2030km。
あおなが‐だいこん【青長大根】
皮および肉の半分ぐらいまでが緑色のダイコン。径約5cm、長さ約25cm。糖分を多く含む。生食や漬物に利用。中国原産。ビタミンダイコン。
あお‐に【青煮】
調理法の一つ。野菜などの青みを失わないように煮る。
あお‐にさい【青二才】
年が若く未熟な男。青年を軽蔑(けいべつ)していい、また、青年がけんそんしていう語。greenhorn
あおに‐よし【青丹よし】
[枕ことば]《「青丹」は、顔料の青みのある土で、奈良は、その産地という。「よ」「し」は、強めの助詞》「奈良・国内(くぬち)」にかかる。〈用例〉〜寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり(万葉・3・328)。
あおね‐おんせん【青根温泉】
宮城県南西部、蔵王(ざおう)山東斜面にある温泉。太平洋や金華(きんか)山が遠望できる。
あお‐の・く【仰のく】(五自)
→あおむく(仰向く)
あお‐のけ【仰のけ】
顔面が上を向いた状態。あおむけ。on one's back; in supine position〈用例〉〜に倒れる。
あお‐の・ける【仰のける】(下一他)
→あおむける(仰向ける)
あおの‐すえきち【青野季吉】
(1890-1961)文芸評論家。新潟県生まれ。早大卒。初期のプロレタリア文学理論を推進し、のちには幅広い評論で活躍。著書『転換期の文学』など。
あおの‐そう【青野聰】
(1943-)小説家。青野季吉(すえきち)の三男。東京生まれ。早大中退。昭和54年(1979)『愚者の夜』で第81回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『鳥人伝説』『女からの声』など。
あお‐の‐つがざくら【青の栂桜】
ツツジ科の常緑低木。高山帯の水湿地に群生。葉は線形または皮針形で、枝の上部に密に互生。淡黄色のつぼ形の花が下向きに咲く。開花期は7、8月。
あお‐の‐どうもん【青の洞門】
大分県北部、耶馬渓(やばけい)町にあるトンネル。江戸中期、僧禅海が30年かけて掘削(くっさく)したという。
あお‐のり【青苔】
緑藻類アオノリ属の海藻の総称。体は1層の細胞からなり、形は葉状・ひも状など。磯辺(いそべ)の岩に着生。広く日本の沿岸に分布。スジアオノリ・ヒラアオノリなど。ほして食用にする。アオバ。リョクタイ。
あお‐ば【青葉】
初夏の青々とした木の葉。新緑。若葉。fresh leaves
あおばありがた‐はねかくし【青蟻形虫】
草地にすむハネカクシ科の小形のコウチュウ。体長7mm内外。黄赤褐色で、頭・腹端は黒く、上翅(じょうし)が緑藍(りょくらん)色に輝く。体液が人の皮膚につくと炎症を起こす。日本全土に分布。
あお‐ばえ【青蠅・蠅】
①体が青緑色のハエの俗称的総称。代表的なオオクロバエは、体長1cm余と大きく、胸部が灰黒色、腹部が金属光沢のある藍(あい)色。腐肉や便池などに発生し、重要な衛生害虫。
②うるさくつきまとう者。dangler
あおば‐じょう【青葉城】
仙台市の青葉山に本丸がおかれていた、仙台藩主伊達(だて)氏の居城。伊達政宗(まさむね)が築城。石垣と堀の一部が現存。仙台城。
あおば‐ずく【青葉菟】
青葉のころ日本に渡来する中形のフクロウ。全長約30cm。体上面は黒褐色、下面は淡褐色地に黒褐色の縦斑(じゅうはん)が走る。耳状の羽はない。夜間ホーホーと鳴く。大樹の洞内で繁殖。日本全土で繁殖。中国南部・フィリピンで越冬。brown hawk-owl
あおば‐せせり【青翅せせり】
日本で最大の緑色のセセリチョウ。開張約4.5cm。食草はアワブキ類。さなぎで越冬。樹上を敏速に飛ぶ。本州以南、東南アジアに分布。
あお‐はた【青羽太】
スズキ科の海水魚。体長約45cm。黄褐色の地に黄色の斑点(はんてん)が散在する。美味。南日本から台湾に分布。
あお‐はた【青旗】
①青い色の旗。blue flag
②緑色の旗。安全信号の旗。green flag〈対義〉赤旗。
あお‐はだ【青膚】
モチノキ科の落葉高木。高さ約10m。雌雄異株(いしゅ)。葉は広卵形。秋に球形の赤い果実をつける。木材は細工用。
あお‐ばと【青鳩】
ハト科の鳥。頭首の部分は黄緑色、背面は濃緑色で腹は白い。低山の林にすみ、冬は温暖な地方に移動。沖縄・台湾などに産する亜種は、その鳴き声から尺八バトともいう。
あお‐ばな【青花】
→ツユクサの別名。
あお‐ばな【青洟】
子どもなどのたらす、青い鼻汁。あおっぱな。greenish nasal mucus
あおば‐はごろも【青翅羽衣】
アオバハゴロモ科の昆虫。体長約8mm。体・翅(はね)ともに淡緑色。幼虫は果樹の害虫。本州以南に分布。
あお‐はぶ【青波布】
クサリヘビ科の毒ヘビ。体長約50cm。体は暗緑または草緑色。人畜をかむが死ぬものは少ない。台湾から東南アジアに分布。
あお‐ば・む【青ばむ】(五自)
青みをおびる。青ざめる。
あお‐び【青火】
鬼火。幽霊火。燐火(りんか)
あお‐ひげ【青髯】
[一]芝居の隈(くま)取りの一種。剃(そ)りたてのほおひげのように青く塗り敵役・色敵の顔をつくる。
[二]《青ひげ。原題Barbe-Bleue(フランス)》フランスのペローの童話。1697年刊。6人の妻を殺害する話。また、その主人公。
あお‐ひとぐさ【青人草・生】
《人のふえるのを草の成長にたとえた語》民草。人民。
あお‐ひとで【青星】
熱帯地方にふつうにみられる青藍(せいらん)色の大形のヒトデ。腕長20cm以上。四国以南に分布。
あお‐びゆ【青びゆ】
ヒユ科の一年草。高さ1〜2m。夏から秋に緑白色の密生した穂状の花が咲く。熱帯アメリカ原産の帰化植物。アオゲイトウに近似。
あお‐ひょう【青票】
→せいひょう(青票)
あお‐びょうし【青表紙】
①青い色の表紙。
②浄瑠璃(じょうるり)のけいこ本。
→経書(けいしょ)の古名。
④『源氏物語』の、藤原定家(ふじわらのさだいえ)が校訂した系統の本。
あお‐びょうたん【青箪】
①熟していない、青いヒョウタン。青ふくべ。
②顔色の青白い人を、ばかにしていう語。
あお‐ぶくれ【青膨れ】(名・サ変自)
顔などが青くむくんでいること・人。pale swollen face
あお‐ぶさ【青房】
大相撲で土俵上のつり屋根の北東のすみに柱の代わりに垂らす青色の房。春と青竜(せいりょう)神を表す。〈比較〉赤房・白房・黒房。
あおふしがき‐の‐しんじ【青柴垣の神事】
島根県美保関(みほのせき)町の美保神社に伝わる神事。事代主神(ことしろぬしのかみ)が海中に青柴垣を作って神去ったという国譲り神話に基づくもので、豊漁や航海安全を祈るものという。例祭は4月7日。
あお‐ふだ【青札】
①青い札。
②株式で、買い物をさそうために付ける札。〈対義〉赤札。
あお‐ふどう【青不動】
青で彩色された不動明王。とくに、京都青蓮(しょうれん)院蔵の不動明王の絵をさす。平安中期の作。赤不動・黄不動とともに、日本三大不動の一つ。
あお‐べら【青良・青遍羅】
《成魚になると体が青みを帯びることから》キュウセンの雄の異称。
あお‐ほん【青本】
江戸時代の草双紙(くさぞうし)の一種。表紙が萌葱(もえぎ)色。黒本と同じく赤本の変化したもの。黒本よりやや現実の世相を題材とした。延享(えんきょう)から安永(あんえい)ごろに江戸で流行。
あお‐まつむし【青松虫】
夏から秋に鳴くコオロギ科の昆虫。体長約2.5cm。体は緑色。8月下旬から樹上でリューリューと鳴く。中国からの移入種とされる。
あお‐まめ【青豆】
①大豆(だいず)の品種の一つ。果実は緑色で粒も大きい。おもに豆粉などにする。
②グリーンピース。green peas
あお‐み【青み】
①青いこと・色・感じ。〈比較〉青さ。
②料理のつけ合わせやあしらいに使う緑色の野菜。生で、またはゆでて使う。
あお‐みず【青みず】
イラクサ科の一年草。原野の湿地にはえる。茎の高さ30〜50cm。葉は対生。秋、淡緑色の小花をつける。
あお‐みずひき【青水引】
→くろみずひき(黒水引)
あおみ‐だいこん【青身大根】
ダイコンの一品種。根は径が3〜4cm、長さ20〜25cmの小形で、首が青い。和歌山市周辺で雑煮(ぞうに)用として栽培する。
あお‐みどろ【青味泥・綿】
緑藻類アオミドロ属の総称。池や水田にみられる糸状の淡水藻。体は1列の細胞からなり、葉緑体は帯状でらせん形。生理学・細胞学の実験材料。
あおみ‐ばし・る【青みばしる】(五自)
青く色づく。青みをおびる。
あおみ‐わた・る【青み渡る】(五自)
一面に青くなる。
あお・む【青む】(五自)
青くなる。青ざめる。
あお‐むき【仰向き】
顔やからだ、物の表面などが空に向くこと。facing upward
あお‐む・く【仰向く】(五自)
上を向く。あおのく。look up〈対義〉うつむく。
あお‐むけ【仰向け】
上を向かせること。また、そのさま。on one's back〈用例〉〜に置く。
あお‐む・ける【仰向ける】(下一他)
上に向ける。あおのける。turn up
あお‐むし【青虫】
チョウ・ガの幼虫で、体が緑色のものの総称。モンキチョウ・スジグロチョウなどの幼虫をさす場合が多い。菜の害虫。螟蛉(めいれい)。green caterpillar
あおむし‐こまゆばち【青虫小繭蜂】
モンシロチョウ類の幼虫(青虫)に寄生するコマユバチ科のハチ。黒色で、体長約3mm。青虫の体内で成熟し、宿主の体壁を破って脱出する。日本全土に分布。
あおめ‐あぶ【青虻】
ムシヒキアブ科のアブ。体長2〜3cm。体は細長く、黄褐色の粉と黄色毛をもつ。目は緑色に光る。他の昆虫を捕らえ体液を吸収する。本州以南・インドに分布。
あお‐もの【青物】
①野菜類の総称。vegetables; greens〈用例〉〜市場。
②背の青い魚の総称。イワシやサバなど。
あお‐もみじ【青紅葉】
①まだ赤く色づかないカエデ。
②襲(かさね)の色目の名。表は青、裏は朽ち葉色。
あおもり【青森】
〈県〉東北地方北端の県。県庁所在地は青森市。おおむね南高北低の地形で、津軽(つがる)海峡をへだてて北海道に対する。米とリンゴに代表される農業県だが、東部は北東風「やませ」の冷害に悩む。沿岸部では水産業・加工業がさかん。面積9619km2、人口150万7037(1994)。
あおもり【青森】
〈市〉青森県、青森湾に臨む市。県庁所在地。江戸時代から開けた港町で、長い間、青函(せいかん)連絡船で北海道の函館(はこだて)と結ばれていた、交通と商業の要地。「ねぶた」は東北三大祭りの一つ。人口29万3003(1994)。
あおもりぎんこう【(株)青森銀行】
金融業。地方銀行。昭和18年(1943)設立。本店は青森市橋本。
あおもり‐こうりつだいがく【青森公立大学】
公立大学。平成4年(1992)創立。所在地は青森市合子沢(ごうしざわ)
あおもり‐だいがく【青森大学】
私立大学。昭和43年(1968)創立。同37年(1962)創立の青森短期大学併設。所在地は青森市幸畑。
あおもり‐とどまつ【青森椴松】
オオシラビソの別名。
あおもり‐へいや【青森平野】
青森県中部、青森湾沿いの沖積平野。県の中心地青森市などがある。
あおや【青谷】
〈町〉鳥取県中部の町。因州(いんしゅう)和紙で古くから知られた。夏泊(なつどまり)の海女(あま)も有名。人口8915(1994)。
あお‐やがら【青やがら】
体が細長いうえに、吻(ふん)も長く突き出しているヤガラ科の海水魚。尾びれの中央も、むち状に伸びる。全長約1.5m。青みのあるオリーブ色。食用。本州中部以南と、太平洋・インド洋に分布。rough cornetfish
あお‐やき【青焼(き)】
感光剤としてジアゾ化合物を使用する複写法。現像すると、ジアゾ化合物がフェノールなどと反応し青色に発色。印刷物の仮の体裁をみることなどに使われる。青写真。Ozalid
あお‐やぎ【青柳】
①青々としげったヤナギ。
②襲(かさね)の色目の名。表裏ともに、こい青。春着用。
③バカガイのむき身。千葉県青柳村(現在は市原(いちはら)市内)産のバカガイが有名だったため、産地名が通称となる。太平洋岸に多く、旬(しゅん)は冬。
あおやぎ‐そう【青柳草】
ユリ科の多年草。山地にはえる。高さ約60cm。数枚の長楕円(だえん)形の葉が直立する茎の下方から出る。夏に、径約1cmの緑色の花を総状花序につける。根茎は有毒。
あおやぎ‐の【青柳の】
[枕ことば]《細いヤナギの枝を糸に見たてることから。また、枝を鬘(かずら)にすることから》「いと・いとど・かづら」などにかかる。〈用例〉君なくてよるかたもなき〜いとど憂き世ぞ思ひみだるる(新古今・哀傷)。
あおやま【青山】
東京都、港区北西部にある地区。高層建築の商店街や住宅地となっている。
あおやま【青山】
〈町〉三重県西部、上野(うえの)盆地南東の町。旧宿場町。農林業が中心。青山高原がある。人口1万1475(1994)。
あおやまがくいん‐だいがく【青山学院大学】
私立大学。明治37年(1904)創立の青山学院専門学校を前身とし、昭和24年(1949)より現制。本部は東京都渋谷(しぶや)区渋谷。
あおやま‐さんう【青山杉雨】
(1912-93)書家。本名は文雄。愛知県出身。西川寧(やすし)に師事。伝統に立脚しながら現代感覚にあふれる視覚性の高い表現様式を確立。平成4年(1992)文化勲章受章。作品『周易抄』『詩経の一部』など。
あおやましょうじ【青山商事(株)】
商業。衣料品販売会社。とくに紳士服。昭和39年(1964)設立。本社は広島県福山市王子町。
あおやま‐すぎさく【青山杉作】
(1889-1956)演出家。新潟県生まれ。早大中退。築地(つきじ)小劇場などを経て俳優座の創立に参加。多くの新劇俳優を育成した。
あおやま‐たねみち【青山通】
(1859-1917)内科学の大家。美濃(みの)の人。東大教授、東大医科大学長、東大伝染病研究所所長。財団法人癌(がん)研究会を創立。ペストの研究で知られる。
あお‐やまぶき【青山吹】
(かさね)の色目の名。春に用いたもので、表は青、裏は黄色。
あお‐よせ【青寄せ】
あえ物などの色つけに使う青み。ホウレンソウなどをすって裏ごしし、なべに入れてさっと煮立て、表面に集まり寄ったものを使う。
あおり【煽り】
①あおること。fan
②あまった勢い。余勢。influence〈用例〉〜をくらう。
あおり【泥・障】
馬具の一種。鞍(くら)の下にさし込んで馬の腹をおおう泥よけのための皮革。実用から、のちに装飾用となった。
障泥を打つ(あおりをうつ)
馬を速く走らせるため、鐙(あぶみ)であおりをける。
あおり‐あし【煽り足】
水泳の足の動作の一つ。横泳ぎで、両脚の間の水を煽るようにしておしだす泳法。
あおり‐いか【賊】
イカの一種。胴長約45cmで、灰褐色で横じまがある。ひれが幅広く、あおり(馬具の泥よけ)に似る。食用。本州中部から四国・九州・太平洋に分布。ミズイカ。
あおり‐た・てる【煽り立てる】(下一他)
①風が物を激しく動かす。flap
②そそのかす。扇動する。agitate〈用例〉不信感を〜。
あお・る【呷る】(五他)
酒などを、ぐっと飲む。あおむいて、ひと息に飲む。gulp down
あお・る【煽る】(五自他)
①(他)
(ア)吹き動かす。flap〈用例〉風がカーテンを〜。
(イ)扇(おうぎ)などで、あおぐ。fan〈用例〉扇で火種(ひだね)を〜。
(ウ)おだててけしかける。そそのかす。agitate〈用例〉大衆を〜。
(エ)馬を急がせる。rush〈用例〉馬を〜。
(オ)カメラを上向きの角度にして写す。
②(自)風に吹かれて動く。flap〈用例〉木戸が〜。