- *あか【赤】
- [一](名)
- ①色の名。新しい血の色。紅色・緋色(ひいろ)・朱色などの総称。加法混色・減法混色の、基本三原色の一つ。レッド。red
- ②みそや犬の毛などの茶系の色。〈用例〉〜犬をつかまえる。
- ③あかご。あかんぼう。baby
- ④あかがね。銅。copper
- ⑤赤字。red figures〈対義〉黒。〈用例〉今月は〜になった。
- ⑥「→赤信号」の略。〈対義〉青。
- ⑦→共産主義・共産主義者の俗称。a Red〈用例〉〜狩り。
- [二](接頭)まったくの、純然たる、の意を表す。〈用例〉〜恥。
- 赤の他人(あかのたにん)
- まったく関係ない人。perfect stranger
- あか【▼垢】
- ①皮膚の死滅した表皮細胞が汗・脂肪・ほこりなどとともに、皮膚の表面にたまったもの。dirt
- ②水中のまじりものが器物などについたもの。水あか。湯あか。
- ③けがれ。よごれ。〈用例〉生活の〜。
- 垢で死んだ者は居ない(あかでしんだものはいない)
- 《ふろに入るのが嫌いな者が言い訳に使う語。また、ふろ嫌いをからかっていう語》垢がたまったことが原因で死んだ者はない。
- あか【▼淦】
- 船底にたまった水。bilge water
- あか【▽銅】
- 銅(どう)。あかがね。copper〈用例〉〜の花器。
- あか【▼閼▼伽】
- 《仏教語。arghya(梵)の音写で、価値あるもの、の意》
- ①仏に供えるもの。一般に、仏前に捧(ささ)げる清らかな水。〈用例〉〜棚。
- ②神仏への供えものを入れる器。閼伽の具。
- あ‐か【亜科】
- 生物分類の一階級。科(か)と属(ぞく)の間におき、科を小さく区分する必要がある場合に設ける。subfamily
- あか【赤】
- 〈村〉福岡県東部、田川市東隣の村。良質米・杉材・ナシの産地。人口4011(1994)。
- あ‐が【▼吾が・▽我が】(連語)
- 〈古語〉
- ①《「が」が主格のとき》私が。自分が。〈用例〉家に行きていかにか〜せむ(万葉・5・795)。
- ②《「が」が連体格のとき》私の。自分の。〈用例〉〜ためは狭(さ)くやなりぬる(万葉・5・892)。
- あか‐あか【赤赤】(副)
- いかにも赤いさま。flaming red〈用例〉〜と燃える。
- あか‐あか【明明】(副)
- いかにも明るいさま。brightly〈用例〉シャンデリアが〜と輝く。
- あかあし‐しぎ【赤脚▼鷸】
- 脚が赤いシギ。全長約28cm。背面は褐色の地に黒斑(こくはん)があり、腹面は白い。ユーラシア中・北部で繁殖し、冬は東南アジアなどに渡る。日本では旅鳥で、春秋2回本州の海岸・河口に渡来するが、数は少ない。Eastern redshank
- あか‐あり【赤▼蟻】
- 赤褐色または赤黄色の小形のアリの俗称。
- *あか・い【赤い】(形)
- ①《「紅い」とも》赤の色をしている。red〈用例〉顔が〜・くなる。〜夕日。
- ②共産主義的である。左翼的である。red; communistic〈用例〉〜思想に染まる。〈派生〉あかさ(名)あかみ(名)
- 赤い着物を着る(あかいきものをきる)
- 《もと、囚人服が赤かったことから》刑務所にはいる。
- 赤い心(あかいこころ)
- まごころ。赤心(せきしん)。
- 赤い信女(あかいしんにょ)
- 《生きている妻の戒名を、死んだ夫の名と並べて墓石に刻むとき、その字を赤く塗ることから》夫に死なれた妻。未亡人。
- 赤くなる(あかくなる)
- ①赤い色になる。turn red
- ②はずかしがる。blush
- ③《俗に》左翼的になる。turn red
- あか‐いえか【赤家蚊】
- カの一種。赤褐色のイエカ。体長約5mm。屋内に多く、下水や貯水槽に発生する。雌が夜間に吸血し、日本脳炎やフィラリアを媒介。日本全土に分布。
- あかいがわ【赤井川】
- 〈村〉北海道西部、小樽(おたる)市南西隣の村。稲作を中心に、スイカ・メロンなどを栽培。人口1543(1994)。
- あかいけ【赤池】
- 〈町〉福岡県北部、直方(のおがた)市南隣の町。炭鉱町だったが、昭和44年(1969)全鉱閉山。人口1万0328(1994)。
- あかいし‐さんみゃく【赤石山脈】
- 山梨・長野・静岡の県境に連なる山脈。最高峰は北岳3192m。南アルプス。
- あかいし‐だけ【赤石岳】
- 長野・静岡県境にそびえる、赤石山脈の山。標高3120m。古生層の赤色砂岩からなる。
- あかいでんき【赤井電機(株)】
- 電気機器。映像・音響機器メーカー。昭和4年(1929)設立。本社は東京都大田区東糀谷(こうじや)。
- あかいとり【赤い鳥】
- 鈴木三重吉(すずきみえきち)主宰の児童文学雑誌。芸術的な童話・童謡運動を旗印にし、児童文学史上に大きな足跡を残す。大正7〜昭和11年(1918〜36)刊行。
- あかい‐はね【赤い羽根】
- 共同募金に参加した人に贈られる赤い羽根飾り。昭和22年(1947)以来社会福祉事業の発展を目的に行われている共同募金のシンボル。
- あかいろうそくとにんぎょ【赤い▼蝋▼燭と人魚】
- 小川未明(おがわみめい)の童話。大正10年(1921)作。人魚の娘を拾い育てた蝋燭屋の老夫婦が娘を売ったため、海が荒れて町は滅ぶという話。
- あか‐いわし【赤▼鰯】
- ①《肉が赤みを帯びることから》ぬかをまぶして塩漬けにしたイワシ。また、干したイワシ。
- ②さびて赤い刀、また、その刀を持った侍(さむらい)をあざけっていう語。
- あか‐うお【赤魚】
- ①鮮紅色のカサゴ科の深海魚。全長約60cm。本州中部に分布。
- ②紅色の細長いハゼ科の魚類。全長約15cm。河口に生息。和歌山県以西に分布。
- ③→ウグイの別名。
- あか‐うきくさ【赤浮草】
- 水田や池などに浮かぶ、サンショウモ科の水生シダ。茎は短く、鱗片(りんぺん)状の赤い葉が密生。近畿(きんき)以西に分布。
- あか‐うに【赤▽海▽胆】
- 沿岸岩礁帯にすむラッパウニ科のウニ。殻径約6cm、殻高約3cm。殻は平たく、赤色のやや短いとげをもつ。卵巣が食用。房総(ぼうそう)半島以南九州まで分布。ヒラタウニ。
- あか‐うみがめ【赤海▼亀】
- 日本本土の沿岸で産卵する唯一のウミガメ。甲長約1m。背甲は心臓形で赤褐色。雑食性。産卵期は6〜8月。太平洋・インド洋・大西洋に分布。loggerhead turtle
- アカウンタビリティ【accountability】
- 会計のもつ管理責任。財産管理者が資金提供者に対して財産の変動結果を正確に記録・伝達する責任。株式会社の株主に対する責任は、簿記から作成された財務諸表の開示と株主総会での承認をもってはたされる。会計責任。
- アカウント【account】
- ①勘定。預金口座。収支計算書。
- ②広告主。得意先。
- あか‐え【赤絵】
- ①陶磁器に赤色を主調とした釉(うわぐすり)で文様を描いて焼いたもの。色絵ともいう。〈比較〉青絵。
- ②ギリシア陶器の絵付けの様式の一つ。赤絵式。
- ③江戸時代、疱瘡(ほうそう)の難をのがれるとされた赤刷りの版画。
- ④江戸末期から明治の初めにかけて流行した、どぎつい赤を用いた錦絵(にしきえ)。
- あか‐えい【赤えい】
- エイの一種。全長約1m。背面は灰褐色で腹面はうすいが、体の周辺部や尾部は橙黄(とうこう)色。背びれ・しりびれがない。尾部に大きなとげをもち、刺されると激痛を覚える。砂質の海底にすむ。卵胎生。夏季に美味。本州中部以南に分布。stingray
- あか‐えそ【赤▼狗▽母▽魚】
- 浅海の砂地にすむエソ科の海水魚。全長約25cm。背は灰赤色、腹は白い。本州中部以南からインド洋に分布。
- あかえぞふうせつこう【赤▼蝦▼夷風説考】
- 仙台藩医工藤平助(くどうへいすけ)の著書。ロシア勢力の南下と密貿易の現状を述べ、対ロシア貿易と蝦夷(えぞ)地開発の必要性を説いた。天明(てんめい)3年(1783)老中(ろうじゅう)田沼意次(おきつぐ)に献上。
- あか‐えぞまつ【赤▼蝦▼夷松】
- マツ科の常緑針葉高木。エゾマツに似るが、若芽や若い球果は赤みを帯びる。北海道・サハリン(樺太(からふと))・千島に分布。パルプ材用・木工用など。
- あか‐えび【赤▽海▽老】
- クルマエビ科のエビ。体長約12cm。体に赤紫色の斑紋(はんもん)がある。高級食用種で、むきエビ・干しエビに利用。三河(みかわ)湾以西の内湾に多い。
- あか‐えぼし【赤▼烏▽帽子】
- ①赤く塗った烏帽子。
- ②物好きが好む変わったもののたとえ。烏帽子は黒塗りがふつうなのに、物好きな大名が赤く塗ったものを用いたことから。〈用例〉亭主(ていしゅ)の好きな〜。
- あかおか【赤▼岡】
- 〈町〉高知県東部の町。旧宿場町。野菜栽培などの農業や、水産物の加工がさかん。人口3855(1994)。
- あか‐がい【赤貝】
- ①内湾の砂泥底(さでいてい)に生息するフネガイ科のニマイガイ。殻長約12cm、殻高約9cm。殻表には42本前後の凸状のすじが放射状に走る。軟体は橙(だいだい)色。美味。北海道南部以南の日本全土・朝鮮半島に分布。キサガイ。
- ②《俗語》成人の女性の性器。
- あか‐がえる【赤▼蛙】
- アカガエル科のカエルのうち、赤みがかった体色のカエルの総称。ニホンアカガエルは体長約5cm。産卵期は12〜3月で、産卵後仮眠する。水田などにブドウのふさ状の卵塊を産む。本州以南、中国大陸に分布。ほかにエゾアカガエル・ヤマアカガエルなど。brown frog
- あかがき‐げんぞう【赤垣源蔵】
- 赤穂(あこう)義士の一人、赤埴重賢(あかはにしげかた)の忠臣蔵狂言などでの名。
- あか‐がし【赤▼樫】
- ブナ科の常緑高木。山地に分布。葉は大きく長楕円(だえん)形。5月ごろ緑褐色の雄花と雌花を開き、翌年の秋に楕円形の実をつける。木材は堅くて赤色を帯び、用途が広い。オオガシ。オオバガシ。
- あかがしら‐からすばと【赤頭▼烏▼鳩】
- 淡赤褐色の頭上以外は全身黒色の大形のハト。本州・四国・九州の南部沿岸各地にいるカラスバトの一亜種。翼長約24cm。密林にすみ、木の実を食べる。小笠原(おがさわら)諸島・硫黄島に分布。
- あか‐がね【▽銅】
- 銅(どう)。しゃくどう。あか。copper
- あかがね‐いろ【▽銅色】
- つやのある赤黒い色。しゃくどういろ。copper-color
- あか‐かぶ【赤▼蕪】
- カブの品種の一つ。根の表皮や全体が赤く、酢の物やサラダなどに用いる。ラディッシュ・ビーツもこの種類。アカカブラ。red turnip
- あか‐がみ【赤紙】
- ①赤い紙。
- ②《淡紅色の紙を使ったことから》→召集令状の俗称。
- あか‐がり【赤狩(り)】
- 国家権力が共産主義者・社会主義者や進歩的自由主義者を捕らえたり、公職や会社などから追放して弾圧することをいう俗語。red-bait
- あか‐がれい【赤▼鰈】
- カレイ科の海水魚。全長約40cm。目のある側は暗褐色。食用。日本海、金華山以北の太平洋に分布し、底引き網で大量に漁獲される。
- あかがれ‐びょう【赤枯(れ)病】
- スギの苗木や若い木の針葉や茎が菌に冒され、赤茶色になって枯れる木の病気。
- あかがわ‐じろう【赤川次郎】
- (1948)小説家。福岡県生まれ。桐朋(とうほう)高卒。軽妙な推理小説で人気を博する。著書『幽霊列車』『三毛猫ホームズの推理』など。
- あかき【赤き】
- 〈文語的〉
- 《「赤し」の連体形》色が赤いこと。
- 赤きは酒の科(あかきはさけのとが)
- 《顔が赤いのは酒のせいで、飲んだ自分に責任はない、の意から》自分の過失を他人のせいにすること。
- あか‐ぎ【赤木】
- 皮をはいだ丸木の材木。〈対義〉黒木。
- あかぎ【赤来】
- 〈町〉島根県中部、神戸(かんど)川上流の町。農林業がさかんで、島根牛の本場。人口3937(1994)。
- あかぎ【赤▽城】
- 〈村〉群馬県中部、赤城山西斜面にある村。畜産とコンニャク栽培が中心。人口1万3369(1994)。
- あ‐がき【▽足▼掻き】
- あがくこと。struggling〈用例〉悪〜。
- 足掻きが取れない(あがきがとれない)
- 救済されるあて、また解決する方法がなく、どうしようもない。be in great straits
- あか‐ぎっぷ【赤切符】
- 《薄赤い色をしていたことから》もとの、汽車の3等乗車券の俗称。
- あかぎ‐まさお【赤木正雄】
- (1887-1972)土木学者。兵庫県生まれ。東大卒。山地・海岸・河岸などの砂防工事の技術的発展に寄与。昭和46年(1971)文化勲章受章。
- あかぎ‐やま【赤▽城山】
- 群馬県東部にある火山。標高1828m(黒檜(くろび)山)。円錐(えんすい)形二重式火山で、山頂部の火口原湖大沼(おの)は、観光の中心でスケートができる。あかぎさん。
- あかぎれ【▼皸・▼皹】
- 指や足の角質の厚い部分が慢性炎症や乾燥のため、深い割れ目を生じた状態。fissure
- あ‐が・く【▽足▼掻く】(五自)
- ①馬などが、足で地面をかく。paw the ground
- ②手足を動かしてじたばたする。もがく。struggle
- ③あくせくする。struggle
- あか‐ぐつ【赤靴】
- アカグツ科の海水魚。頭はアンコウよりも平たく円形かつ体との比率で大きく、尾部が短くて細い。体も赤い。全長30cm余。岩手県以南に分布。
- あかくら‐おんせん【赤倉温泉】
- 山形県北東部、最上(もがみ)町にある温泉。小国(おぐに)川上流の、山の温泉で、冬はスキーでにぎわう。
- あかくら‐おんせん【赤倉温泉】
- 新潟県南西部、妙高高原(みょうこうこうげん)町にある温泉。妙高山麓(さんろく)のスキー場の一つ。
- あか‐くらげ【赤▽水▽母】
- 暖流域に広く生息するオキクラゲ科のクラゲ。かさの直径約12cm。半球状のかさの表面には16本の赤褐色の条紋がある。触手に猛毒の刺胞をもち人を刺す。本州以南に分布。レンタイキクラゲ。
- あか‐げ【赤毛】
- ①赤みをおびた毛髪。red hair
- ②馬の毛色で、赤茶のもの。栗色。chestnut; reddish-brown
- あかげ‐ざる【赤毛猿】
- オナガザル科のサル。体長約50cm、尾長約25cm。白い腹部以外は赤褐色。森林に群棲(ぐんせい)し、泳ぎが巧み。このサルの赤血球からRh因子(Rhは本種の英名rhesus monkeyに由来)が発見された。アジア南部に分布。
- あか‐ゲット【赤ゲット】
- 《「ケット」はblanketの略》
- ①赤い色の毛布。red blanket
- ②《それをかけて歩いたので》都見物の、田舎者。おのぼりさん。country visitor to town
- あかげのアン【赤毛のアン】
- 《原題Anne of Green Gables》モンゴメリーの小説。1908年刊。孤児アンの成長と周囲の人々との心の交流を描く。シリーズ第1作。
- あか‐げら【赤▼啄▽木▽鳥】
- キツツキの一種。全長約24cm。下腹と雄の後頭に赤斑(はん)。山地の森林にすみ、樹皮下の虫を食う。北海道・本州に分布。
- あかげ‐わしゅ【▽褐毛和種】
- 和牛の一品種。毛色は赤褐色。肉用種。九州の阿蘇(あそ)地方と四国が主産地。かつげわしゅ。かつもうわしゅ。
- あか‐ご【赤子・赤▽児】
- ①《体の色が赤みをおびていることから》生まれて間のない子ども。赤ん坊。小児。乳児。嬰児(えいじ)。baby
- ②→イトミミズの異名。
- 赤子の手を捩じる(あかごのてをねじる)
- =赤子の手を拈(ひね)る。
- ①弱い者をいじめる。bully the weak
- ②たやすくできることのたとえ。twist a baby's arm
- 赤子を裸にする(あかごをはだかにする)
- 無力で弱い者を、よりいっそう孤立無援にしてしまう。
- あか‐こうのう【赤行▼嚢】
- 書留などを入れて運んだ、ふくろ。現在の赤郵袋(ゆうたい)。
- あ‐が‐こころ【▼吾が心】
- [枕ことば]《「我が心赤(明)し」また、「我が心尽くし」の意から》「明石(あかし)・筑紫(つくし)」などにかかる。〈用例〉〜明石の浦に船泊めて浮寝をしつつ(万葉・15・3627)。
- あか‐こっこ【赤▽鳥▽赤▽腹】
- 体側がキツネ色で頭と尾が黒いヒタキ科の鳥。翼長約12cm。森林にすみ、ミミズ・昆虫・タブノキの実などを食べる。伊豆(いず)七島と屋久島に分布。
- あか‐ごめ【赤米】
- 種皮の赤い米。大唐米など江戸時代にはさかんに栽培された。地方によっては祭祀(さいし)用。
- あかざ【▼藜】
- アカザ科の一年草。山野にはえる。高さ約1m。葉は卵形、鋸歯(きょし)がある。夏、黄緑色の小花を穂状につける。若葉は食用・薬用。茎は杖(つえ)などに用いる。若葉に赤い粉粒が付くことからの名。
- 藜の羹(あかざのあつもの)
- 実がアカザの吸い物。そまつな食べ物のたとえ。
- あかざ‐えび【▼藜▽海▽老】
- ウミザリガニ科の大形のエビ。全身黄赤色をし、大きなはさみは細長く、その先端は白い。体長25cm内外。美味。銚子(ちょうし)沖から日向灘(ひゅうがなだ)に分布。
- あかさか【赤坂】
- 東京都、港区北部の地区。江戸時代は武家屋敷の町、今日では高層ビル・ホテルや高級料亭も多く、夜は歓楽街。
- あかさか【赤坂】
- 〈町〉岡山県東部、吉井(よしい)川と旭(あさひ)川との間にある町。酒造米・桃・ブドウの産地。人口5478(1994)。
- あかさか‐じょう【赤坂城】
- 鎌倉(かまくら)末期、楠木正成(くすのきまさしげ)が現在の大阪府南河内(かわち)郡に築いた上・下2つの城。
- あかさか‐りきゅう【赤坂離宮】
- 東京の赤坂にある旧東宮御所(とうぐうごしょ)。明治42年(1909)落成。ネオバロック様式の鉄骨石造れんが建築。昭和49年(1974)迎賓館(げいひんかん)として改修。
- あかさき【赤▼碕】
- 〈町〉鳥取県、大山(だいせん)北麓(ほくろく)の町。農業・沿岸漁業がさかん。古戦場の船上(せんじょう)山がある。人口9106(1994)。
- あか‐ざとう【赤砂糖】
- 薄い赤褐色で糖蜜(とうみつ)を含む粗製の砂糖。特有の風味がある。brown sugar
- あか‐さび【赤▼錆】
- 鉄分に生じる赤茶色のさび。rust
- あか‐さんご【赤▼珊▼瑚】
- 装飾用サンゴの一つ。高さ50cmほどの群体は樹状。骨軸は暗赤色。小笠原(おがさわら)・四国・九州に分布。
- あかし【▽灯】
- あかり。ともしび。灯明(とうみょう)。light
- あかし【▽証】
- ①確かであるという証拠(しょうこ)。proof〈用例〉誓いの〜。
- ②潔白であるという証明。vindication〈用例〉〜を立てる。
- あかし【明▽石】
- 〈市〉兵庫県南部、明石海峡に臨む市。旧城下町。淡路(あわじ)島への連絡船の基地。住宅地として発展。日本標準時子午線(しごせん)(東経135度)が通る。人口28万0938(1994)。
- あか・し【明かし】(形ク)
- 〈古語〉
- ①あかるい。あかい。あきらかだ。〈用例〉日月(ひつき)は〜といへど吾(あ)がためは照りや給はぬ(万葉・5・892)。
- ②心が清い。いつわりがない。〈用例〉隠さはぬ〜・き心を皇辺(すめらへ)に(万葉・20・4465)。
- あか‐じ【赤字】
- ①《不足額の数字を赤色で書くことから》収入より支出が多いこと。欠損。deficit〈対義〉黒字。
- ②《多く赤色で書くので》校正で書き入れる文字。〈用例〉〜を入れる。
- あか‐じ【赤地】
- 赤い色の下地(したじ)。red ground
- アガシ【Jean Louis Rodolphe Agassiz】
- (1807-73)アメリカの古生物学者・地質学者。スイス生まれ。化石魚類の研究で著名。また氷河と氷堆石(ひょうたいせき)の研究により、ヨーロッパ・南北アメリカなどの氷河時代の存在を証明。
- アカシア【acacia】
- ①マメ科アカシア属の常緑高木の総称。幹や枝にとげがあり、黄色か白色の小花が球形に密集して咲く。オーストラリアをはじめ、熱帯・亜熱帯に多い。
- ②→ニセアカシアの俗称。
- あか‐しお【赤潮】
- 海水または汽水(きすい)中でプランクトンが爆発的に増殖し、水が塊状または帯状に赤褐色や桃色に色づく現象。魚介類に大きな被害を与える。red tide
- あか‐しか【赤▼鹿】
- 日本のシカに似るが、肩高約1.2mと大きく、枝角も1mを超す大形のシカ。赤褐色で腹面は黄色。森林にすみ、夜行性で、木の葉や若枝を食べる。ヨーロッパ・西アジア・北アフリカに分布。アメリカでの呼称エルク。北米産の近縁種ワピチも含めることもある。red deer
- あかし‐かいきょう【明▽石海峡】
- 兵庫県明石市と淡路(あわじ)島との間の海峡。大阪湾と播磨灘(はりまなだ)を結んでいて、通航の船舶が多いが、潮流が速く海の難所として知られる。
- あかしかいきょう‐おおはし【明▽石海峡大橋】
- 本四(ほんし)架橋の3ルートの一つ、神戸(こうべ)〜鳴門(なると)ルートに平成10年(1998)開通した道路専用吊(つ)り橋。神戸市垂水(たるみ)区と淡路(あわじ)島を結ぶ。長さ3910m。
- あかし‐くら・す【明(か)し暮らす】(五自)
- 《夜を明かし日を暮らす、の意》月日を送る。〈用例〉なみだのうちに〜。
- あかし‐げんじん【明▽石原人】
- 昭和6年(1931)兵庫県明石市西八木海岸で発見された人骨から推定された化石人類。原人と命名されたが、現在では旧人段階以後のものと考えられている。
- あかじ‐こうさい【赤字公債】
- 国・地方公共団体が歳入不足による赤字を補うために発行する国債・地方債などの総称。deficit-covering bond〈比較〉建設公債。
- あかじ‐ざいせい【赤字財政】
- 歳出が歳入を超過している財政状態。景気後退防止の積極的施策とすることもある。deficit finance
- あか‐しじみ【赤▽小▽灰▼蝶】
- シジミチョウ科のチョウ。黄橙(こうとう)色で、開張約4cm。食草はコナラ・ミズナラなどのブナ科植物。九州以北の日本全土、朝鮮半島などに分布。
- あかし‐じんこつ【明▽石人骨】
- 昭和6年(1931)兵庫県明石市西八木海岸で直良(なおら)信夫が発見した化石人類の左腰骨。戦災で消失。〈参照〉明石原人。
- あか‐じそ【赤紫▼蘇】
- シソの品種の一つ。茎も葉も赤紫色をして香りがある。梅干しの色つけなどに利用される。
- あかし‐ちぢみ【明▽石縮】
- 絹の縮み織りの一種。夏用の高級和服地。京都市西陣と新潟県十日町市が産地。明石次郎が寛文(かんぶん)年間(1661〜73)に創作したと伝えられる。あかし。
- あか‐しで【赤四手】
- カバノキ科の落葉高木。山地に分布。高さ約15m、葉は卵状楕円(だえん)形で、新芽は赤みを帯びる。シデノキ。ソロノキ。
- あかしな【明▽科】
- 〈町〉長野県、松本盆地北部の町。稲作中心の農業のほか、精密機械工業もある。人口1万0185(1994)。
- あか‐じ・みる【▼垢染みる】(上一自)
- あかでよごれる。become dirty
- あかし‐やすし【明▽石▽康】
- (1931-)外交官・国連事務次長。東大卒。1957年国連事務局に入り、92年国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC(アンタック))国連事務総長特別代表。さらに、94年旧ユーゴスラビア国連防護軍(UNPROFOR)国連事務総長特別代表となる。
- あか‐しょうびん【赤▼翡▼翠】
- カワセミ科の鳥。ツグミ大で翼長約12cm。全身赤褐色。ミミズ・カタツムリなどを捕食。キョロロと鳴く。台湾・中国南部・フィリピンで越冬し、夏、日本全土に渡来。
- あか‐しんごう【赤信号】
- 〈対義〉青信号。
- ①交通機関で、危険・停止の意を表す信号。赤旗や赤色灯を用いる。red light
- ②危険信号。red light〈用例〉財政の〜。
- あか‐しんぶん【赤新聞】
- 《明治中期に暴露記事を売り物にした『万(よろず)朝報』の用紙が淡紅色だったことから》個人のプライバシーやスキャンダルを、興味本位に書きたてたり、ゆすりたかりの種にする低俗な大衆紙。yellow journalism; yellow press
- あか・す【明(か)す】
- [一](五他)
- ①夜を過ごす。spend a night〈用例〉一夜を〜。
- ②うちあける。confide〈用例〉秘密を〜。
- ③《「証す」とも》証明する。prove〈用例〉身の潔白を〜。
- 〈古語〉
- [二](四他)
- ①あかるくする。〈用例〉漁(いざ)る火は〜・してともせ(万葉・15・3648)。
- ②あきらかにする。〈用例〉大臣の御つづきは〜・さむ(大鏡・後一条院)。
- ③秘密や事情を打ち明ける。〈用例〉さなむありしなど〜・し給はむことは(源氏・手習)。
- あか・す【飽かす】(五他)
- =飽かせる。
- ①あきさせる。bore〈用例〉人を〜・さない話し方。
- ②十分にさせる。〈用例〉ひまに〜・して遊ぶ。
- あか‐ず【開かず】(連語)
- 《「開く」の未然形に打ち消しの助動詞「ず」が付いたもの》開くことのない。〈用例〉〜の間(ま)。〜のとびら。
- あか‐ず【飽かず】(連語)
- 《「飽く」の未然形に打ち消しの助動詞「ず」が付いたもの》
- ①飽きないで。じっくり。untiringly〈用例〉〜眺める。
- ②{古語}満足しないで。物足りない。〈用例〉いよいよ〜あはれなるものに思ほして(源氏・桐壺)。
- あか‐ずきん【赤頭▼巾】
- 《原題Le Petit Chaperon Rouge(フランス)》ヨーロッパの昔話。ペローおよびグリムの同名の童話によって知られる。赤頭巾をかぶった少女が、祖母に化けたオオカミにだまされて食べられてしまう話。グリム童話ではオオカミは猟師に退治され、少女と祖母は救い出される。
- あか‐すぐり【赤▽酸▽塊】
- ユキノシタ科の落葉低木。高さ約1m、葉は掌状に3〜5裂。赤い球形の液果は食用となる。ヨーロッパ原産の帰化植物。フサスグリ。