あげつち‐もん【上(げ)土門】
厚板で平らな屋根を造り、その上にかまぼこ形に土をのせてかためた門。武家屋敷に多く、後世は土をのせない形式だけのものもできた。あずち門。安土(あづち)門。
あけっ‐ぱなし【開けっ放し】(名・形動)
→あけはなし(開け放し)
あけっ‐ぴろげ【開けっ広げ】(名・形動)
→あけひろげ(開け広げ)
あげ‐つらい【論い】
あげつらうこと。議論。
あげ‐つら・う【論う】(五他)
〈文語的〉
可否・善悪について論じ合う。また、ささいなことを言い立てる。discuss; criticize
あけ‐て【明けて】(副)
新年になって。〈用例〉〜20歳。
あげ‐て【挙げて】(副)
のこらず。みんな。all〈用例〉責任は〜与党にある。
あげ‐ど【揚(げ)戸】
上に押してあける戸。push-up door
あげ‐どうふ【揚(げ)豆腐】
豆腐を油で揚げたもの。いため物・煮物・わんだねなどにして使う。あぶらあげ・生揚げなど。
あげ‐なべ【揚(げ)鍋】
揚げ物用のなべ。厚手で口径が広く、平たい。てんぷらなべ。
あけ‐に【明(け)荷】
大相撲で、十両以上の力士が場所入りするときに使う長方形の箱。まわしなどを入れる。
あけの【明野】
〈町〉茨城県西部、筑波(つくば)山北西の町。農業地帯。人口1万8605(1994)。
あけの【明野】
〈村〉山梨県北西部の村。ブドウ・リンゴ・モモ・スモモなどの果樹栽培がさかん。人口4820(1994)。
あけのかね【明の鐘】
長唄(ながうた)の曲名。入門曲として有名。暁に別れを惜しむ女の気持ちをうたう。作曲年・作詞者・作曲者ともに不明。
あけの‐が‐はら【明野ケ原】
三重県、伊勢(いせ)平野南部の櫛田(くしだ)川と宮川にはさまれた洪積台地。第2次大戦前は軍の飛行場として利用されたが、戦後は大部分が耕地化された。
あけ‐のこ・る【明(け)残る】(五自)
夜明けの空に星や月が残る。
あけのべ‐こうざん【明延鉱山】
兵庫県北部、大屋(おおや)町の鉱山。日本唯一の錫(すず)鉱山であったが、昭和62年(1987)閉山。
あけ‐の‐みょうじょう【明けの明星】
明け方の東の空にマイナス4等ほどの明るさで、ひときわ輝いて見える金星。morning star〈対義〉宵(よい)の明星。
あげ‐は【揚羽】
→あげはちょう」の略。
あげは‐ちょう【揚羽蝶・蝶】
①アゲハチョウ科に属するチョウの総称。クロアゲハ・モンキアゲハなど世界に五百余種がある。アゲハ。swallowtail butterfly
②アゲハチョウ科のチョウの一種。開張約8cm。黄色の地に黒斑(こくはん)がある。年3〜6回発生。人家のまわりに多い。食草はサンショウ・ミカンなど。日本全土に分布。アゲハ。ナミアゲハ。
あけ‐はなし【開け放し】(名・形動)
=あけっぱなし。
①戸・窓などを開けたままにしておくこと・さま。leave open
②かくしだてをしないこと・さま。あけすけ。frankness
あけ‐はな・す【開け放す】(五他)
戸・窓などを広く開ける。また、開けたままでおく。あけはなつ。leave open
あけ‐はな・つ【開け放つ】(五他)
→あけはなす(開け放す)
あけ‐はな・れる【明(け)放れる・明(け)離れる】(下一自)
夜がすっかり明ける。明けわたる。
あげは‐の‐ちょう【揚羽の蝶】
紋所の名。蝶紋の一種。翅(はね)を揚げた形の蝶を紋章化したもの。織田(おだ)蝶や、池田氏の用いた因州(いんしゅう)蝶など。
あけはま【明浜】
〈町〉愛媛県南西部、宇和(うわ)海に臨む町。ミカン・ポンカン栽培、ハマチ・真珠養殖がさかん。人口5280(1994)。
あげ‐はま【揚(げ)浜】
《「揚げ浜式塩田」の略》人力や機械力などで、海水をくみ上げて塩をつくる塩田。また、その方法。〈比較〉入り浜。
あげは‐もどき【揚羽蛾】
アゲハチョウに似たガ。開張約5.5cm。翅(はね)は灰黒色で黒色の尾状突起がある。日本全国に分布。
あけ‐はら・う【明け払う・開け払う】(五他)
①戸・窓などを残らずあける。open
②家や城などから立ちのく。明け渡す。vacate
あけ‐ばん【明(け)番】
①宿直などを終えて勤務から解放されること・人。下番(かばん)。off duty
②勤務した次の日の休み。day off
③半夜交替の勤務で、後半の番。graveyard shift
あけび【草・通】
アケビ科のつる性落葉低木。山地にはえる。葉は5小葉に分かれ、雌雄同株(どうしゅ)。秋に実る紫色の果実を食用とし、茎を薬用、つるで籠(かご)などを作る。本州以南に分布。アケビカズラ。アケビヅル。ヤマヒメ。
あけび‐このは【草木の葉蛾】
枯れ葉状の前翅(ぜんし)をもつヤガ科のガ。開張約10cm。後翅は鮮黄色で黒い斑紋(はんもん)がある。夏、出現し、果実の汁を吸う。食草はムベ・アケビなど。日本全土に分布。
あげ‐びさし【上(げ)庇・揚(げ)庇】
上縁を蝶番(ちょうつがい)などで窓枠(まどわく)や鴨居(かもい)に取り付け、外に開けると庇の役目をする戸。開口時は棒で支えるか、金物でつる。突き上げ庇。trap door
あげ‐ひばり【揚(げ)雀】
ヒバリが空高くまい上がって鳴くこと。また、そのヒバリ。
あけ‐ひろげ【開け広げ】(名・形動)
=あけっぴろげ。
①戸・窓などをすっかり開けること・さま。
②内情をかくさず出すこと・さま。
あげ‐ぶた【上(げ)蓋】
→あげいた(上げ板①)
あけ‐ぼの【曙】
夜がほのぼのと明けるころ。しらしらあけ。あかつき。dawn
あけぼの‐ぐさ【曙草】
→サクラの異名。
あけぼの‐そう【曙草】
リンドウ科の二年草。山野の湿地にはえる。高さ約80cm。葉は長卵形で、3本の主脈がある。秋にクリーム色の花が咲く。花冠は深く5裂し、裂片の長さ約1cm。
あけぼの‐たろう【曙太郎】
(1969-)大相撲力士。ハワイ生まれ。本名チャド=ローウェン(Chad Rowan)。第64代横綱。平成5年(1993)外国人力士初の横綱となる。
あけぼの‐つつじ【躅】
ツツジ科の落葉小高木。高さ約6m。山地にはえ、庭木用に栽培もされる。葉は5枚ずつ輪生。4〜5月に先が分かれた鐘形の花が咲く。色は濃桃色か淡紅色で、黄褐色の斑点(はんてん)がある。アカヤシオはアケボノツツジの変種。
あけぼのブレーキこうぎょう【曙ブレーキ工業(株)】
輸送用機器。自動車・鉄道車両用のブレーキを製造。昭和11年(1936)設立。本社は東京都中央区日本橋小網町。
あげ‐まい【上(げ)米】
享保7年(1722)将軍徳川吉宗(とくがわよしむね)が幕府の財政再建のために諸大名に課した献上米。1万石につき100石の割で上納。
あげ‐まき【揚(げ)巻き・揚巻・角】
[一]
①古代の少年の髪型。左右に分けた髪を巻き上げて頭上に角のように輪を作ったもの。角髪(つのがみ)
②明治時代の女性の髪型。後ろ髪を1つにまとめ、3〜4回ねじって髷(まげ)を作り、頭上にピンで留める。
[二]《揚巻》歌舞伎(かぶき)の「助六(すけろく)」で、助六の相手の遊女。
あげまき‐がい【角貝・揚巻貝】
殻がほぼ長方形のナタマメガイ科のニマイガイ。殻長約10cm、殻高約3cm。殻表は黄色の殻皮でおおわれる。浅海の泥底にすむ。産卵期は10〜2月。食用。主産地は有明海・児島(こじま)湾。瀬戸内海・九州沿岸・朝鮮半島・中国に分布。
あげ‐まく【揚(げ)幕】
能舞台の橋懸かりや、歌舞伎(かぶき)の花道の出入り口などに下げてある幕。
あげまつ【上松】
〈町〉長野県南西部、木曽(きそ)谷の町。ヒノキなど木材の集散地。寝覚ノ床(ねざめのとこ)など名勝が多い。人口6755(1994)。
あけ‐むつ【明(け)六つ】
江戸時代の時刻法で、夜明けの六つ時。現在の午前6時ごろ。また、その時刻を知らせる鐘の音。卯(う)の刻。あさむつ。〈対義〉暮れ六つ。
アケメネス‐ちょう【アケメネス朝】
古代ペルシアの王朝。紀元前6世紀半ば、帝国を創建したキュロス2世が始祖。ダレイオス1世の世に最盛期を迎えた。前331年ダレイオス3世がアレクサンドロス大王に敗死して滅亡。Achaemenian dynasty
あげ‐もの【揚(げ)物】
①野菜・魚貝・鳥獣肉などを油で揚げた食物。衣揚げと、から揚げに大別される。fry
②《俗語》ぬすんだ品物。
あげ‐や【揚屋】
江戸時代、置屋から太夫(たゆう)・格子女郎(こうしじょろう)など上級の遊女を招いて客を遊興させた店。
揚屋柄を握る(あげやづかをにぎる)
《「柄(つか)を握る」は、その道の達人となる意》揚屋遊びに通じている。
あげや‐いり【揚屋入り】
遊女が客に招かれて、置屋(おきや)から揚屋に行くこと。また、その儀式。盛装した遊女は高下駄(たかげた)をはき八文字をふんで、供を連れ練り歩いた。太夫(たゆう)道中。花魁(おいらん)道中。
あけ‐やらぬ【明けやらぬ】(連語)
まだ明けてしまわない。〈用例〉〜空。
アゲラータム【Ageratum(ラテン)
キク科カッコウアザミ属の春まき一年草。高さ約50cm。夏から秋に、紫・白・桃色などの小花を散房花序に数多くつける。メキシコ原産。カッコウアザミ。
あけら‐かんこう【菅江】
(1740-1800)江戸後期の戯作(げさく)者・狂歌師。本名山崎景貫。唐衣橘洲(からごろもきつしゅう)・四方赤良(よものあから)とともに狂歌の三大家。赤良らと共編の狂歌集『狂言鶯蛙(おうあ)集』、洒落(しゃれ)本『売花新駅』など。
*あ・ける【明ける】(下一自)
①朝になる。Day breaks.〈対義〉暮れる。〈用例〉夜が〜。
②日・月・年などが、改まる。begin〈対義〉暮れる。〈用例〉年が〜。
③ある状態で一定の期間が終わって別の状態に移る。end〈用例〉梅雨が〜。喪が〜。
明けても暮れても(あけてもくれても)
いつも例外なく。毎日毎日。始終。しょっちゅう。day in and day out〈用例〉〜愚痴ばかり言う。
*あ・ける【空ける】(下一他)
①からにして使えるようにする。make room〈用例〉席を〜。今月末までに部屋を〜・けてください。
②穴・空間・余白などをつくる。make a hole〈対義〉詰める。〈用例〉鉄板に穴を〜。行間を〜。
③容器を傾けて何もない状態にする。中のものを他に移す。empty〈用例〉皿に買ってきたものを〜。グラスを〜。
④何も予定がないようにする。ひまにする。使わないようにする。とっておく。〈用例〉今度の日曜日は〜・けておいてください。体を〜。
⑤留守にする。stay away〈用例〉家を〜。
*あ・ける【開ける】(下一他)
①閉じていたものをひらく。open〈対義〉立てる・締める・閉じる。〈用例〉本を〜。窓を〜。
②営業を始める。open〈対義〉締める・閉じる。〈用例〉店を〜。
開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
《浦島太郎が、竜宮の乙姫(おとひめ)からもらって帰った箱を開けたとき、出たのは白い煙だけだったという伝説から》期待はずれなことのたとえ。
*あ・げる【上げる】
[一](下一自他)
①(他)
(ア)低い所から高い所へ移す。移動させる。raise〈対義〉下げる・おろす。〈用例〉ふとんを〜。腰を〜。
(イ)下向きになっていたものを上に向ける。trun up〈対義〉伏せる。〈用例〉顔を〜。
(ウ)地位・程度・質・値段・価値などを高くする。よくする。improve; increase〈対義〉落とす・下げる。〈用例〉腕を〜。能率を〜。スピードを〜。物の値段を〜。名を〜。
(エ)ある現象・効果などを生み出す。得る。作り上げる。〈用例〉風が砂ぼこりを〜・げた。治療の効果を〜。
(オ)声・音を発する。〈用例〉泣き声を〜。気勢を〜。
(カ)学校へ入れる。進学させる。進級させる。〈用例〉娘を大学に〜。
(キ)物事を完了する。なしとげる。仕上げる。finish〈用例〉仕事を月末までに〜。画家はこの作品を1日で〜・げた。
(ク)利益・効果・収入を得ることができる。gain a profit〈用例〉3億円の収益を〜。
(ケ)一定の費用で済ませる。賄う。〈用例〉宴会費用は1人1万円で〜。
(コ)食べたものをはく。もどす。vomit〈用例〉食べた物をすっかり〜・げた。
(サ)神仏に供える。〈用例〉灯明を〜。
(シ)客を座敷や部屋に招き入れる。導く。〈用例〉客を座敷に〜。
(ス)《「与える・やる」の丁寧語》進呈する。差し上げる。〈用例〉贈り物を〜。
②(自)潮がさす。rise〈用例〉潮が〜・げてくる。
③《動詞の連用形に付いて》
(ア)丁寧な言い方で動作の対象を敬う。〈用例〉存じ〜。申し〜。差し〜。
(イ)動作・行為を十分に、できるだけ行う。〈用例〉うどんをこね〜。銀器を磨き〜。
(ウ)動作・行為を完了する。すっかりしてしまう。〈用例〉今日中に仕〜。セーターを3日で編み〜・げた。
[二](補動)《「…てあげる」の形で》「…てやる」の丁寧な言い方。〈用例〉教えて〜。つれてって〜。
*あ・げる【挙げる】(下一他)
①犯人をつかまえる、検挙する。arrest〈用例〉とうとう犯人を〜ことができた。
②証拠をさがして見つける。並べ立てる。〈用例〉確実な証拠を〜・げなければ検挙できない。
③式をとり行う。hold〈用例〉この春結婚式を〜・げたばかりだ。
④例を出す。とりざたする。cite〈用例〉例を〜・げて説明する。
⑤世に知らせるようにする。〈用例〉家名を〜。
⑥全部を出し尽くす。do one's best〈用例〉全力を〜・げて戦う。
⑦組織の全員が何かをする。whole〈用例〉会社を〜・げての応援。一家を〜・げて移住する。
⑧いくさを始める。〈用例〉兵を〜。
*あ・げる【揚げる】(下一他)
①水中から取り出す。陸地に移す。lift up〈用例〉ホウレンソウをゆでてざるに〜。沈没した船を〜。積み荷を〜。
②旗などを高く掲げる。飛ばす。hoist; fly〈用例〉国旗を〜。空高くたこを〜。
③揚げ物を作る。fry〈用例〉てんぷらをからっと〜。
④芸者やたいこもちを宴席に呼んで遊興する。〈用例〉芸者を〜・げて大盤振る舞いをした。
アケルナル【Achernar】
《もとはアラビア語で、川の果て、の意》エリダヌス座のα(アルファ)星。青白く光る1等星。北緯32.5度以北では見えない。距離は約80光年。
アケロン【Acherōn(ギリシア)
ギリシア神話の冥府(めいふ)にみちびく川。死者に対する託宣がここで行われた。Acheron
あけ‐わたし【明(け)渡し】
明け渡すこと。vacate〈用例〉江戸城〜。
あけ‐わた・す【明(け)渡す】(五他)
自分の住んでいる家や城などを、他人の手に渡す。vacate
あけ‐わた・る【明(け)渡る】(五自)
夜がすっかり明ける。明け放れる。become broad daylight
アゲンスト【against】
ゴルフなどで、向かい風。
あ‐こ【吾子】(代)
〈古語〉
①わが子を親しんで呼ぶ語。〈用例〉この〜を唐国へ遣る(万葉・19・4240)
②他人の子、または他人を親しんで呼ぶ語。あご。わこ。〈用例〉〜は知らじな(源氏・帚木)。
*あご【顎・頤】
①上顎(じょうがく)と下顎(かがく)の総称。それぞれの歯をささえている骨などからなる部分をさす。jaws
②下顎。おとがい。chin
③《方言》しゃべるという意味の舌(した)。〈用例〉えらい〜じゃな(よくまわる舌だな)。
顎が落ちる(あごがおちる)
たいへんおいしいさま。
顎が食い違う(あごがくいちがう)
見込みが違う。あてがはずれる。
顎が外れる(あごがはずれる)
大笑いする。顎を外す。
顎が干上がる(あごがひあがる)
貧しくて食えなくなる。lose one's means of livelihood
顎で使う(あごでつかう)
おうへいな態度で人を使う。have a person at one's beck
顎で蠅を追う(あごではえをおう)
手でハエを追うこともできないほど体力のおとろえたさまをいう。頤(おとがい)で蠅を追う。
顎振り三年(あごふりさんねん)
尺八の稽古(けいこ)が容易でなく、年月を要すること。転じて、何事も身につくまでには、長い年月がかかるということ。首振り三年。
顎を出す(あごをだす)
たいへんつかれる。まいる。get tired out
顎を撫でる(あごをなでる)
得意なさま。
顎を外す(あごをはずす)
→顎が外れる」と同意。
顎を養う(あごをやしなう)
食っていく。生活する。
あご【児】
〈町〉三重県志摩半島の町。英虞(あご)湾の真珠養殖と先志摩観光の町。人口2万2228(1994)。
あごあし‐つき【顎足付き】
旅公演などで、食費・交通費・宿泊費を主催者側が負担すること。
あこう【榕】
クワ科の常緑高木。暖地の海岸にはえる。高さ約20m。枝・幹から気根を出す。葉は長楕円(だえん)形。春にイチジクに似た花序をつける。雌雄異株(いしゅ)。果実は球形。アコギ。
あこう【魚】
→あこうだい(赤魚鯛)
あ‐こう【亜綱】
生物分類の一階級。綱(こう)と目(もく)の間におき、綱を小さく区分する必要がある場合に設ける。subclass
あ‐こう【阿衡】
→摂政(せっしょう)→関白の別称。
あこう【穂】
〈市〉兵庫県南西部、播磨灘(はりまなだ)に臨む市。旧城下町。赤穂義士の町で知られ、かつては日本屈指の塩田があった。近年は工業化が盛ん。人口5万1581(1994)。
あこう‐ぎし【穂義士】
元禄(げんろく)15年12月14日(西暦では1703年1月30日)、江戸本所(ほんじょ)の吉良上野介(きらこうずけのすけ)邸に討ち入って主君浅野長矩(あさのながのり)の仇(あだ)を討った元赤穂藩の47人の家臣。四十七士。赤穂浪士。
→表(赤穂義士)
あ‐こうざんたい【亜高山帯】
主として植物分布による高度区分の一つ。山地帯と高山帯の間に位置し、日本の本州中部では2000m前後で、トウヒ・シラビソなどマツ科の森林からなる。subalpine zone
あこう‐だい【鯛・阿候鯛】
深海の岩礁にすむカサゴ科の海水魚。全長約60cm。鮮赤色。肉は水分が多く、切り身やかすづけにする。アコウ。
あ‐こうぼく【亜高木】
高木のうち、高さが約2〜8mのもの。ウメ・ウルシなど。
あこう‐ろうし【穂浪士】
→赤穂義士の別称。
アコースティック‐ギター【acoustic guitar】
エレキギターに対して、アンプで増幅しないふつうのギター。
アコーディオン【accordion】
箱形の蛇腹式ふいごを両手で伸縮させながら、鍵盤やボタンを押して鳴らす小型リードオルガン。手風琴。
アコーディオン‐ドア【accordion door】
アコーディオンの胴のように伸び縮みが可能な間仕切り。
アコーディオン‐プリーツ【accordion pleats】
アコーディオンの蛇腹のような形に折りたたまれているひだ。立体的で華やかな印象を与え、主にスカートに用いる。
あこがれ【憧れ・憬れ】
あこがれること。yearning〈用例〉〜のまと。
あこが・れる【憧れる・憬れる】(下一自)
理想とする人・もの・職業・場所などに強く心がひかれる。あくがれる。yearn〈用例〉スターに〜。パリに〜。
あこぎ
→あこう(雀榕)
あこぎ【漕】(形動)
《三重県津市にある浦の名。平安時代の歌に「逢(あ)ふことをあこぎの島に引く鯛(たひ)のたびかさならば人も知りなむ(古今和歌六帖・3)」とあるところから》
①同じことを幾度もするさま。
②際限なく欲ふかで思いやりのないさま。greed〈用例〉〜なことをする。
あこぎ‐が‐うら【漕ケ浦】
三重県津市にある海岸。かつて殺生(せっしょう)の禁じられた海で、禁を破って刑死した漁師平治を供養する阿漕塚がある。あこぎうら。
あこだ‐うり【阿古瓜】
ウリ科の一年草。セイヨウカボチャの変種。果実は赤褐色に熟し、滑らかで光沢がある。長楕円(だえん)形のものをキントウガ、平たく丸いものをアコダウリ、小形で形や色に変化の多いものをコナタウリという。
アコニチン【aconitine】
アコニットアルカロイドの一種。トリカブト属植物に多く含まれ、激しい神経麻痺(まひ)作用を示す。
あご‐はぜ【鯊】
潮だまりなどにすむ、口が大きなハゼ。全長約7cm。日本全国の沿岸に分布。ダボハゼ。
あご‐ひげ【鬚】
下あごに生えるひげ。beard
あご‐ひも【紐】
帽子などに付いているあごにかけるひも。chin strap
あこめ【衵・袙】
①古代、男子用衣装の一つ。束帯のときに単(ひとえ)と下襲(したがさね)のあいだに着た衣。
②婦人・童女が着た袿(うちき)の一種。丈は袿より短く、単と上の衣との間に着た。
あこや‐がい【阿古屋貝】
水のきれいな内湾にすむウグイスガイ科のニマイガイ。真珠養殖の母貝。殻長・殻高とも約7cm。殻表はよごれた灰褐色。殻は細工用。山形県・房総(ぼうそう)から奄美(あまみ)大島まで分布。シンジュガイ。
アゴラ【agorā(ギリシア)
古代ギリシアのポリスの中心となった広場・市場。その周囲には政庁など公共建築物が設けられ、市民の集会所でもあった。古代ローマのフォルムにあたる。
あご‐わん【虞湾】
三重県南東部、志摩半島にある湾。海食台地の沈水でできた湾で、多数の溺(おぼ)れ谷と島がある。真珠養殖で有名。伊勢(いせ)志摩国立公園に属する。
あごん【含】
《仏教語。āgama(梵)の音写で、来ること・伝承、の意》
①原始経典の『→阿含経』の略。
②伝承された教えのことから、転じて仏説として伝承されてきた聖教の総称。
アコンカグア【Cerro Aconcagua】
アルゼンチン中西部、チリ国境に近いアンデス山脈中の最高峰。標高6960m。
あごん‐ぎょう【含経】
《「阿含」はāgama(梵)の音写。伝承の意》原始仏教における経典群の総称。北伝漢訳経典は4部、南伝パーリ語経典は5部からなる。阿含。