- あさ【麻】
- ①タイマ・カラムシ・アマ・ツナソなどの総称。
- ②クワ科の一年草。葉は掌状に深くさける。茎の皮から繊維をとり、糸・綱・布などを作る。
- 麻の如く乱れる(あさのごとくみだれる)
- 国情や世の中が、麻糸がもつれて絡まり合うように、大いに乱れる。be in a chaotic state〈用例〉天下〜。
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 《『荀子(じゅんし)』「勧学」のことばから》アサはまっすぐに生長するところから、その中に育ったヨモギも、まっすぐに育つ。よい人とつき合っていると、悪い人も自然によい人になるたとえ。〈比較〉朱に交われば赤くなる。
- *あさ【朝】
- 夜明けから数時間のあいだ。また、夜明けから正午まで。early morning〈比較〉昼・夕・晩。
- 朝が早い(あさがはやい)
- 早起きをする。朝早くから何かをする。get up early
- 朝観音に夕薬師(あさかんのんにゆうやくし)
- 江戸時代の信仰で、毎月18日の朝は観音に、8日の夕方には薬師に参詣した風習を言う。
- 朝題目に夕念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ)
- 《「題目」は、日蓮宗(にちれんしゅう)で唱える「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」。「念仏」は、浄土宗(じょうどしゅう)で唱える「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」》朝は題目を唱え、夕方には念仏を唱えること。定見がないことのたとえ。
- あさ【浅】(接頭)
- 程度が小さい、の意を表す。〈用例〉〜づけ。
- あざ【字】
- 町・村の中の区画の名。大字(おおあざ)と、それをさらに細分した小字(こあざ)とがある。
- あざ【▼痣】
- 皮膚の一部にみられる変色。多くは外傷性の内出血などによる。先天性のものは母斑(ぼはん)という。nevus
- あさ‐あけ【朝明け】
- 朝、あたりが明るくなること。そのころ。daybreak
- 朝雨、馬に鞍置け(あさあめ、うまにくらおけ)
- 朝降りだした雨はすぐにやむから、外出の支度をしておけ。
- 朝雨に傘要らず(あさあめにかさいらず)
- 朝降りだした雨はすぐにやむから、傘の用意はいらない。
- アザール【Paul Gustave Marie Camille Hazard】
- (1878-1944)フランスの比較文学者。著書『ヨーロッパ意識の危機』『児童文学論』など。
- *あさ・い【浅い】(形)
- 〈対義〉深い。
- ①表面や入り口から底・奥までの距離が短い。shallow〈用例〉〜海。根が〜。傷は〜。
- ②物事の程度・度数・分量・時間などが小さい。light; slight; short〈用例〉〜眠り。始めてから日が〜。春はまだ〜。
- ③色がうすい。light〈用例〉〜緑色。
- ④あさはかである。shallow〈用例〉思慮が〜。〈派生〉あささ(名)あさみ(名)あさめ(名・形動)
- あざい【▽浅井】
- 〈町〉滋賀県北東部、姉川の支流草野川流域の町。稲作中心の農業が行われる。人口1万2803(1994)。
- あさ‐いち【朝市】
- 朝開く魚・野菜などの市。morning fair
- あさい‐ちゅう【浅井忠】
- (1856-1907)明治の代表的洋画家。江戸の生まれ。フォンタネージに学び、明治美術会を組織。東京美術学校教授。晩年は関西洋画壇の発展に貢献。作品『収穫』『グレーの秋』など。
- あさ‐いと【麻糸】
- アマ・タイマ・ラミー・ジュートなどの繊維から作った糸の総称。かたく、伸びにくい。hemp thread
- あさい‐ながまさ【浅井長▽政】
- (1545-73)戦国大名。近江(おうみ)小谷(おだに)城主。朝倉義景(あさくらよしかげ)と結び織田信長(おだのぶなが)に敵対、姉川(あねがわ)の戦いで敗れ、のち再び攻められて自殺。
- あさい‐りょうい【浅井了意】
- (1612ごろ-91)江戸前期の仮名草子(かなぞうし)の代表的作者。京都本性寺の住職。作品『浮世物語』『堪忍(かんにん)記』『御伽婢子(おとぎぼうこ)』など。
- 朝謡は貧乏の相(あさうたいはびんぼうのそう)
- 朝から仕事もしないで謡をうたっているようでは、いまに貧乏になるという戒め。
- あさ‐うら【麻裏】
- ①麻の裏地。
- ②《「麻裏ぞうり」の略》平たく編んだ麻を裏一面にぬいつけたぞうり。
- あさ‐おき【朝起き】(名・サ変自)
- 朝早く起きること。早起き。early to rise〈対義〉朝寝。
- 朝起きは三文の徳(あさおきはさんもんのとく)
- 早起きすると、なんらかの利益があるということ。The early bird catches the worm.
- あさ‐おりもの【麻織物】
- 麻糸を用いた織物地の総称。強くて耐久力があり、熱伝導性が大きい。リネン・上布(じょうふ)などがある。hemp fabric
- あさか【朝▼霞】
- 〈市〉埼玉県南東部の市。交通の便がよく、宅地化・工業化が進む。人口10万3950(1994)。
- あさ‐がえり【朝帰り】(名・サ変自)
- よそへとまって、または夜勤があけて、朝、家へ帰ること。もともとは、多く遊里や女性の所から帰る場合に使われた。
- あさ‐がお【朝顔】
- ①ヒルガオ科のつる性一年草。園芸植物の一つ。茎のつるは左まき。ラッパ状の花が咲き、色は白・紫・あい・茶・紅など種類が多い。開花は7〜8月が最盛。熱帯アジア原産。morning glory
- ②→キキョウ・→ムクゲの異名。
- ③小便所の便器。
- ④金管楽器の音の出口のラッパ状の部分。
- ⑤紋所の名。
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- ものの衰えやすいこと、はかないことのたとえ。
- あさがお‐いち【朝顔市】
- 朝顔などを売る市。毎年7月上旬に、東京都台東(たいとう)区入谷(いりや)の鬼子母神(きしぼじん)境内(けいだい)周辺で行われるものが有名。
- あさがお‐がい【朝顔貝】
- 暖流に乗って浮遊生活をするマキガイ。殻高約2cm。足から泡状の袋を分泌して浮遊。世界の温帯・熱帯海域に分布。
- あさがお‐ぐも【朝顔雲】
- 発達した積乱雲の雲頂が横に広がり、その部分がアサガオの花のように開いた形をした雲。
- あさ‐がけ【朝駆け・朝▼駈け】(名・サ変自)
- 朝早く攻める、また出かけること。〈対義〉夜駆け・夜討ち。
- 朝駆けの駄賃(あさがけのだちん)
- 《朝は馬も元気で、少しぐらい荷物が多くても平気なことからいった語。「行き掛けの駄賃」のもじり》物事のたやすいことのたとえ。
- あさか‐ごんさい【▽安▽積▼艮斎】
- (1791-1860)江戸後期の儒(じゅ)者。岩代(いわしろ)の人。名は信。昌平黌(しょうへいこう)教授。著書『艮斎文略』など。
- あさか‐しゃ【あさ香社・浅香社】
- 落合直文(おちあいなおぶみ)の私塾的な短歌結社。大町桂月(けいげつ)・与謝野鉄幹(よさのてっかん)ら約30名で明治26年(1893)発足。新派和歌運動の母体となる。
- あさ‐がすみ【朝▼霞】
- ①朝立つかすみ。
- ②[枕ことば]「ほのか・八重」などにかかる。〈用例〉殺目山(きりめやま)往反(ゆきかへ)り道(ぢ)の〜ほのかにだにや妹(いも)に逢(あ)はざらむ(万葉・12・3037)。
- あさか‐そすい【▽安▽積疎水】
- 福島県猪苗代(いなわしろ)湖から郡山(こおりやま)盆地に導かれた水路。旧疎水は明治15年(1882)、新疎水は昭和26年(1951)通水。灌漑(かんがい)・発電・上水道・工業用水に利用。
- あさ‐がた【朝方】
- 朝のわりあい早いころ。〈対義〉晩方・夕方。
- あさか‐たんぱく【▽安▽積▼澹泊】
- (1656-1737)江戸中期の儒者。水戸(みと)の人。名は覚。朱舜水(しゅしゅんすい)に学び史学に精通、彰考館総裁として『大日本史』の編纂(へんさん)に尽力。
- あさがみ‐の【朝髪の】
- [枕ことば]《朝起きたときの髪は乱れていることから》「乱る」にかかる。〈用例〉〜思ひ乱れてかくばかりなねが恋ふれそ夢(いめ)に見えける(万葉・4・724)。
- あさ‐がら【▽白▽辛▽樹】
- エゴノキ科の落葉高木。山地にはえる。葉は広楕円(だえん)形。6月ごろ、多数の白い花が咲く。
- あさかわ【浅川】
- 〈町〉福島県南部の町。稲作を中心に、タバコ栽培・畜産がさかん。人口7881(1994)。
- あさかわ‐かんいち【朝河貫一】
- (1873-1948)歴史学者。福島県生まれ。東京専門学校卒。イェール大教授。国際的視野に立った日本論、日本・ヨーロッパ比較封建制度研究で業績がある。『The Documents of Iriki』など英文の著書・論文多数。
- アサ‐かんこうど【ASA感光度】
- 《ASAはAmerican Standards Associationの略》アメリカ規格協会の規格によって表示した写真感光材料の感度。数値の多いほど感度が高い。現在は、ISO(イソ)感光度に変更。アーサ感度。ASA speed
- あさ‐かんむり【麻冠】
- 漢字を組み立てている部分の名。「摩」などの「麻」。
- あさ‐ぎ【浅黄】
- うすい黄色。light yellow〈用例〉〜色。
- あさ‐ぎ【浅▼葱・浅黄】
- ①緑がかったうすいあい色。水色。light blue
- ②「→浅葱裏」の略。
- あさぎ‐うら【浅▼葱裏】
- ①浅葱色の裏地。
- ②《多くが羽織(はおり)裏にあさぎ木綿を使っていたので》遊里で、いなか武士をあざけっていう語。
- あさぎ‐ざくら【浅▼葱桜】
- バラ科の落葉高木。サトザクラの一品種。花は白いが、萼(がく)が萌葱(もえぎ)色で、全体に薄い青色に見えるもの。
- あさぎ‐まだら【浅黄▼斑▼蝶】
- マダラチョウ科のチョウ。開張約10cm。黒い前翅(ぜんし)と褐色の後翅に青白色の半透明紋がある。林間をゆるやかに飛ぶ。発生は暖地で年数回。食草はキジョランなど。日本全土・東アジアに分布。
- あさ‐ぎり【朝霧】
- 朝立ちこめる霧。morning mist〈対義〉夕霧・夜霧。
- あさぎり‐こうげん【朝霧高原】
- 静岡県北東部、富士山西麓(せいろく)の高原。キャンプ場や野外活動施設がある。
- あさぎり‐そう【朝霧草】
- キク科の多年草。本州中部以北の海岸の岩場や高山にはえる。高さ20〜60cm。葉は羽状に細裂。茎・葉とも白い絹毛が密生。秋に多数の黄白色の小花が咲く。
- あさぎり‐の【朝霧の】
- [枕ことば]《霧の状態から、また、霧が立ちこめると、ものがはっきり見えないことから》「乱る・まどふ」などにかかる。〈用例〉〜乱るる心言(こと)に出(い)でて言はばゆゆしみ(万葉・17・4008)。
- あさくさ【浅草】
- 東京都台東(たいとう)区東部の地区。浅草寺(せんそうじ)の門前町として発達した。商店街・問屋(とんや)街・興行街が集まる。
- あさくさ‐オペラ【浅草オペラ】
- 大正中期から末期まで、東京の浅草で盛んに行われた日本のオペラ。オペラを大衆に広めた。
- あさくさ‐がみ【浅草紙】
- 近世、おもに江戸の浅草で作られたすき返し紙。下級品で落とし紙や低廉な本の用紙などに使われた。
- あさくさ‐かんのん【浅草観音】
- 東京都台東(たいとう)区浅草にある聖観音(しょうかんのん)宗の総本山。もと天台宗。正称は金竜山浅草寺(せんそうじ)。推古朝に隅田(すみだ)川から出たと伝えられる聖観音像を本尊とする。古来の観音霊場で、坂東(ばんどう)三十三所第13番の札所。
- あさくさ‐のり【浅草▽海▼苔】
- ①《隅田(すみだ)川口の浅草でとれたことから》紅藻類ウシケノリ科の海藻。紫紅色で薄く葉状。冬春に繁茂。良質のたんぱく質やビタミンに富み、乾燥して食用とする。
- ②→干し海苔の名称。
- あさくさ‐ぶんこ【浅草文庫】
- 江戸時代、幕医板坂卜斎(いたざかぼくさい)や御家人(ごけにん)木村重助らが、それぞれ浅草に設けた私設の文庫。
- あさ‐ぐつ【浅▼沓・浅靴】
- 公卿(くぎょう)・殿上人(てんじょうびと)が束帯(そくたい)・衣冠・直衣(のうし)・狩衣(かりぎぬ)を着るときにはいた、足が深くはかくれない木製のくつ。革製のもあったが、多くは桐(きり)の木をくりぬいて黒漆(くろうるし)で塗り、底に敷き皮を、内側に綿入れの絹布または紙を張った。〈対義〉深沓(ふかぐつ)。
- あさ‐ぐもり【朝曇(り)】
- 朝、曇っている天候。cloudy morning
- あさくら【朝倉】
- 〈町〉福岡県中部、筑後(ちくご)川中流の町。旧宿場町。富有柿(ふゆうがき)・万能ネギ(青ネギ)の産地。人口1万1256(1994)。
- あさくら【朝倉】
- 〈村〉愛媛県、高縄(たかなわ)半島東部山間の村。キュウリなどの野菜栽培を主とする。人口5203(1994)。
- あさくら‐ざんしょう【朝倉山▼椒】
- サンショウの一品種。とげが少なく、葉・実とも普通のサンショウより大きい。兵庫県八鹿(ようか)町朝倉で多く栽培される。果実は食用・健胃薬。
- あさくら‐としかげ【朝倉▽敏▽景】
- (1428-81)戦国大名。別名孝景(たかかげ)・政景(まさかげ)。越前(えちぜん)国守護代から後に同国守護となり、一乗谷(いちじょうだに)に城を築く。家法「朝倉敏景十七箇条」を制定。
- あさくらとしかげ‐じゅうしちかじょう【朝倉▽敏▽景十七箇条】
- 戦国大名朝倉氏の家法。15世紀末、朝倉敏景が制定。分国法の先駆。朝倉孝景(たかかげ)条々。
- あさくら‐ふみお【朝倉文▽夫】
- (1883-1964)彫刻家。大分県生まれ。東京美術学校卒。自然主義的な作風で官展彫刻の主流をなした。昭和23年(1948)文化勲章受章。作品『墓守』『若き日のかげ』など。
- あさくら‐よしかげ【朝倉▽義▽景】
- (1533-73)戦国大名。越前(えちぜん)一乗谷(いちじょうだに)城主。浅井長政(あさいながまさ)と結んで織田信長(おだのぶなが)と争い、再三の合戦に敗れて自殺。
- あさ‐ぐろ・い【浅黒い】(形)
- 日やけしたように、少し黒い。dark-colored〈用例〉〜肌。〈派生〉あさぐろさ(名)
- あさ‐け【朝け】
- 《「朝あけ」の約》夜明け。明けがた。
- あさ‐げ【朝▼餉】
- 朝の食事。朝はん。あさけ。breakfast〈比較〉昼げ・夕げ。
- あざけり【▼嘲り】
- 人をばかにしてせせら笑ったり、けいべつして悪口を言うこと。sneering
- あざけ・る【▼嘲る】
- [一](五他)ばかにして笑う。けいべつする。sneer
- 〈古語〉
- [二](四自)詩歌を吟(ぎん)ずる。〈用例〉月に〜・り風にあざむくことたえず(後拾遺・序)。
- あさご【朝来】
- 〈町〉兵庫県中部、円山(まるやま)川上流の町。大規模な揚水式の奥多々良木(おくたたらぎ)発電所がある。人口7628(1994)。
- あさ‐ごはん【朝御飯】
- 朝、食べる食事。朝食(ちょうしょく)。あさめし。breakfast〈比較〉昼御飯・夕御飯・晩御飯。
- あさざ
- リンドウ科の多年生水草。本州・四国・九州の池・沼などにはえる。地下茎は泥の中をはい、長い茎を出して卵円形の葉をつける。夏、3〜4cmの黄色の花が水上に咲く。若葉は食用となる。ハナジュンサイ。
- あさ‐ざけ【朝酒】
- 朝のうちから飲む酒。〈用例〉朝寝、〜。
- あさ‐じ【浅▼茅】
- ①まばらにはえたチガヤ。また、丈の低いチガヤ。
- ②「→浅茅生(あさじう)」の略。
- あさじ【朝地】
- 〈町〉大分県中部、山間の町。野菜・シイタケ栽培、肉牛飼育がさかん。人口4047(1994)。
- あさじ‐う【浅▼茅▽生】
- チガヤのはえている所。あさじがはら。〈用例〉〜の露のやどりに(源氏・賢木)。
- あさじう‐の【浅▼茅▽生の】
- [枕ことば]《丈の低いチガヤのはえている場所の意から》「小野(をの)」にかかる。〈用例〉〜小野の篠原(しのはら)しのぶれど余りてなどか人の恋しき(後撰・恋1)。
- あさ‐しお【朝潮】
- 朝、満ちてくる潮。morning tide〈対義〉夕潮。
- あさじ‐が‐はら【浅▼茅が原】
- チガヤのはえている野原。また、荒れた野原。〈用例〉古き都を来て見れば〜とぞ荒れにける(平家・5・月見)。
- あさしな【浅▽科】
- 〈村〉長野県東部、小諸(こもろ)市南隣の村。農村で、薬用ニンジン・凍り豆腐が特産。人口6442(1994)。
- あさ‐じめり【朝湿り】(名・サ変自)
- 朝、夜つゆ・きりなどで、物がしっとり湿っていること。
- あさしも‐の【朝霜の】
- [枕ことば]《朝霜の消えやすいところから》「消(け)・消ゆ」などにかかる。〈用例〉〜消(け)やすき命誰(た)がために千歳(ちとせ)もがもとわが思はなくに(万葉・7・1375)。
- あさしらげ
- →ハコベの別名。朝日が当たると花が開くことから「朝開け」といい、それが転訛(てんか)したという。
- アサシン【Assassin】
- イスラム教シーア派のイスマイル派に属する秘密結社に対してヨーロッパ人の用いた異称。11〜13世紀、あらゆる敵を暗殺で倒すという過激な行動で知られ、後世、暗殺者の通称となった。かれらが用いたという麻薬ハシッシュに由来するハシーシーン(麻薬を使う人)からきたことば。暗殺教団。
- あさ‐せ【浅瀬】
- 川や海の水の浅い所。shoal; shallow〈対義〉ふち。
- 浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)
- 《『古今集』恋4の歌「そこひなきふちやはさわぐ山河の浅き瀬にこそあだなみはたて」から》思慮の浅い者は、いたずらに大騒ぎをするというたとえ。
- あさだ
- カバノキ科の落葉高木。山地にはえる。高さは約20m。葉は互生し、長楕円(だえん)形で二重鋸歯(きょし)がある。春に開花、雄花序を下垂。日本全土に分布。
- あさだ‐ごうりゅう【麻田剛立】
- (1734-99)江戸中期の天文学者・医者。豊後(ぶんご)杵築(きつき)藩医であったが脱藩し、大坂で西洋天文学・暦学を研究。
- あさだ‐そうはく【浅田宗伯】
- (1814-94)幕末から明治にかけての漢方医。名は、惟常(これつね)。浅田流医学の創始者。明治初期、漢方存続運動の中心者。せきどめ「浅田飴(あめ)」の創始者。
- あさ‐だち【朝立ち】(名・サ変自)
- 朝早く旅立つこと。早立ち。early morning departure〈対義〉夜立ち。
- あさ‐ぢえ【浅知恵】
- あさはかな知恵。猿知恵。shallow wit
- アザチオプリン【azathioprine】
- →イムラン
- アサツー ディ・ケイ【(株)アサツー ディ・ケイ】
- サービス業。広告代理店。とくにアニメーションの製作。昭和31年(1956)設立。本社は東京都中央区銀座。
- あさ‐つき【浅▼葱】
- 山地などにはえるユリ科の多年草で野菜としても栽培。高さ約30cm。ワケギに似るがさらに細く小さい。鱗茎(りんけい)は灰白色。6〜7月に紅紫色の花が咲く。
- あさ‐づくひ【朝付く日】
- ①朝日。朝方の日の光。〈対義〉夕づく日。
- ②[枕ことば]「向かふ」にかかる。〈用例〉〜向かふ黄楊櫛(つげくし)旧(ふ)りぬれど何しか君が見れど飽かざらむ(万葉・11・2500)。
- あさ‐づくよ【朝▽月夜】
- ①月がさしている夜明け。
- ②明けがたの月。有り明けの月。〈対義〉夕月夜。
- あさ‐づけ【浅漬(け)】
- 薄塩で、淡泊につける漬物。べったら漬け、早漬けたくあん、当座漬けなどがある。
- *あさって【▽明▽後▽日】
- あすの翌日。あしたの次の日。みょうごにち。あさて。the day after tomorrow
- 明後日の方を向く(あさってのほうをむく)
- 見当ちがいのほうを向く。
- あさっ‐ぱら【朝っぱら】
- 《俗語。朝食前の、すきっ腹の意から》朝の早い時刻。
- あさづま‐ぶね【朝妻船】
- 古代から近世初頭まで、琵琶(びわ)湖北東岸の朝妻港(現在の滋賀県米原(まいはら)町付近)と大津を結んだ渡し船。東国と京・大坂を往来する旅人が利用。遊女を乗せた船もあったという。
- あさ‐づみ【朝摘み】
- ①朝のうちに摘むこと。
- ②その日の朝早く摘んだ、野菜や草花。〈用例〉〜イチゴ。
- あさ‐つゆ【朝露】
- 朝、降りている露。morning dew
- あさつゆ‐の【朝露の】
- [枕ことば]《朝露がすぐ消えること、また、露置く、と言うことから》「消(け)・消ゆ・置く・起く」などにかかる。〈用例〉〜消(け)なば消ぬべく恋ふらくもしるくも逢(あ)へる隠妻(こもりづま)かも(万葉・13・3266)。
- あさ‐で【浅手】
- 軽いきず。うすで。軽傷。微傷。slight wound〈対義〉深手。
- あざと・い(形)
- ①こりこうだ。
- ②あくどい。ぬけめがない。〈用例〉〜商法。〈派生〉あざとさ(名)
- あさと‐で【朝戸出】
- 朝、戸をあけて家を出て行くこと。朝、出発すること。
- あさとり‐の【朝鳥の】
- [枕ことば]《朝の鳥の動作から》「朝立つ・通ふ・鳴く」などにかかる。〈用例〉〜朝立(あさだち)しつつ群鳥(むらとり)の群立ち去(い)なば(万葉・9・1785)。
- あざな【▽字】
- ①中国で、成年男子が本名のほかに用いる別名。日本でも明治初期まで主として学者・文人が使用。
- ②実名以外に呼びならわされている名。あだな。
- ③→字(あざ)。
- あさな‐あさな【朝な朝な】(名・副)
- 毎朝。あさなさな。every morning〈対義〉夜な夜な。
- あざな・う【▽糾う】(五他)
- より合わせる。なわをなう。twist〈用例〉禍福(かふく)は〜・える縄の如(ごと)し。
- あさ‐なぎ【朝▼凪】
- 海岸地方で、夜間の陸風から昼間の海風に変わるときの無風状態。morning calm〈対義〉夕なぎ。
- あさな‐ゆうな【朝な夕な】(名・副)
- 朝晩。毎日。
- あさ‐なわ【麻縄】
- 麻糸で作った縄。hemp rope
- アサニャ【Manuel Azaña y Díaz】
- (1880-1940)スペインの政治家。王制末期に共和左派の指導者として活躍、1931年共和制初代首相となる。36年2月人民戦線政府首相、5月大統領に就任したが、スペイン内乱に敗れパリに亡命、のち客死。
- あさぬま‐いねじろう【浅沼稲次郎】
- (1898-1960)政治家。東京生まれ。早大卒。農民労働党書記長。第2次大戦後、日本社会党書記長・委員長。安保闘争の指導者の一人。日比谷公会堂で演説中に刺殺された。
- あさぬまぐみ【(株)▼淺沼組】
- 建設業。建築・土木会社。昭和12年(1937)設立。本社は大阪市天王寺区東高津町。