- あつ・める【集める】(下一他)
- 多くの人や物を1つの所に寄せ合わせる。gather〈対義〉散らす。〈用例〉会費を〜。同情を〜。関心を〜。
- あつ‐もの【厚物】
- キクの咲き方の一種。花が厚く球状に盛り上がって咲くもの。〈比較〉平物(ひらもの)。
- あつ‐もの【▼羹】
- 肉と野菜を入れた熱い汁物の料理。肉だけを使うとかく、野菜を入れると羹(こう)の字が当てられたが、現在は区別はない。
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
- 《『楚辞(そじ)』「9章、惜誦(せきしょう)」のことばから》1度こりると、ばからしいほど用心深くなることのたとえ。
- あつもり‐そう【▼敦盛草】
- 山中の草地などにはえるラン科の多年草。高さ30〜50cm。葉は大きく広楕円(だえん)形。初夏に、袋状で紫紅色または淡紅色の花を1個つける。
- あつ‐やき【厚焼(き)】
- 厚く焼き上げた食品。〈対義〉薄焼き。
- あつやき‐たまご【厚焼(き)卵】
- 白身魚のすり身やすりおろした大和芋を加えて厚く焼いた卵焼き。すしの具などに用いる。
- あつ‐よう【厚様・厚葉】
- ①厚手の和紙。
- ②鳥の子紙の厚いもの。〈対義〉薄様(うすよう)。
- あつらえ【▼誂え】
- 注文すること。注文したもの。order〈対義〉できあい。
- あつらえ‐むき【▼誂え向き】(形動)
- ①注文したとおりである。suitable; fit
- ②《多く上に「お」を付けて》望みどおりであるさま。理想的。ideal〈用例〉その問題についての〜の解説書。
- あつら・える【▼誂える】(下一他)
- 品質・形・寸法などを指定して、作ることをたのむ。注文する。order
- あつ‐りょく【圧力】
- ①ある物体が他の物体を押す力。ふつう、力の作用表面の単位面積当たりの力をいう。pressure〈用例〉〜計。
- ②人を押さえつけたり、圧迫する力。pressure〈用例〉〜をかける。
- あつりょく‐けい【圧力計】
- 気体や液体の圧力を測る計器。気圧計・血圧計など。プレッシャーゲージ。マノメーター。pressure gauge
- あつりょく‐だんたい【圧力団体】
- 自分たちの利益達成のために、組織的な活動を通じて政策の決定に圧力を加える団体。プレッシャーグループ。pressure group
- あつりょく‐なべ【圧力▼鍋】
- ふたで密閉し、内部の圧力を高めて温度を100℃以上にできるなべ。堅い肉なども短時間で調理できる。圧力釜(がま)。pressure cooker
- あつりょく‐ようき【圧力容器】
- ①高圧気体用の容器。法規上、高温蒸気用の第1種と、常温ガス用の第2種がある。pressure vessel
- ②原子炉で、炉心と冷却材を収容する容器。pressure vessel
- あつ‐れき【▼軋▼轢】
- 《車輪がきしる意》仲が悪く、たがいに争うこと。ごたごた。紛争。不和。葛藤(かっとう)。friction; discord
- あて【当て】
- 《「宛」とは別》
- [一](名)
- ①当てること。
- ②みこみ。めあて。〈用例〉〜がはずれる。
- ③たのみ。たより。〈用例〉〜にする。〜にならない。
- ④当て物。
- [二](接尾)からだにつけて身を守るもの、の意を表す。〈用例〉すね〜。
- あて【▽私】(代)
- 《方言》京都・大阪などで、わたし。わて。
- あて【▽貴】(形動ナリ)
- 〈古語〉
- ①たっといさま。身分の高いさま。〈用例〉世界の男、〜なるも、いやしきも(竹取)。
- ②上品。みやびやか。あてやか。〈用例〉面(おも)やせたれど、いと〜に美しく(源氏・若紫)。
- あて【▼宛】(接尾)
- 《「当て」とは別》
- ①名あて、の意を表す。〈用例〉きみ〜の手紙。
- ②…あたり、の意を表す。〈用例〉ひとり〜3枚。
- あで【▼艶】(形動ナリ)
- 〈古語〉
- 《「あて(貴)」の転》なまめかしく美しいさま。あでやか。
- アディ【Endre Ady】
- (1877-1919)ハンガリーの詩人。文芸誌『西洋』を主宰し、同国近代文学の確立に貢献。詩集『新詩集』『血と金』など。
- アティーシャ【Atīśa】
- (982-1054)インドの宗教家。別名ディーパンカラシュリージュニャーナ。ベンガル王族出身。チベット仏教の再興を指導。タントラ仏教の邪道化を正し、顕教の学習を強調。
- アディオス【adiós(スペイン)】(感)
- 別れのあいさつの語。さようなら。
- アディス‐アベバ【Adis Abeba】
- アフリカ東部、エチオピアの首都。アビシニア高原のほぼ中央に位置する。国連アフリカ経済委員会とアフリカ統一機構の本部がある。人口191.3万(1990)。アジスアベバ。
- アディソン【Joseph Addison】
- (1672-1719)イギリスのエッセイスト・詩人・政治家。スティールと『スペクテーター』紙を創刊。軽妙明快なエッセーを書いた。
- あて‐うま【当て馬】
- ①めす馬の発情をうながすためのおす馬。
- ②相手の出方をうかがうために押し立てる、仮のもの・人。stalking-horse
- 当て馬にする(あてうまにする)
- 相手の動きを探るために、自分の代わりに他の人を推してようすをみる。
- あて‐がい【▼宛い・▼宛▽行】
- ①あてがうこと・もの。allotment
- ②取り計らい。arrangement
- ③わり当て。allotment
- あてがい‐ぶち【▼宛い扶▽持】
- 出すほうで適当に計算して与えること・金品。
- あて‐が・う【▼宛う】(五他)
- ①適当に分け与える。distribute; assign
- ②ぴったりと当てる。apply; hold〈用例〉マスクを口に〜。
- ③与えておく。give〈用例〉子どもにおもちゃを〜。
- アデク‐そう【アデク層】
- フトモモ科のアデクなど暖帯広葉樹の植物遺体を多く含む地層。西宮(にしのみや)市など大阪周辺で発見された。
- あて‐こすり【当て▽擦り】
- 直接に非難するのではなく、他のことにかこつけて、皮肉を言ったり、いやみを言ったりすること。また、そのことば。皮肉。insinuating remark〈用例〉〜を言う。
- あて‐こす・る【当て▽擦る】(五自)
- ほかの事にかこつけて遠回しに悪く言う。皮肉を言う。
- あて‐こと【当て言】
- あてこすって言うことば。皮肉。
- あて‐ごと【当て事】
- 当てにすること。たのみにすること。〈用例〉〜ははずれやすい。
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてごとともっこふんどしはさきからはずれる)
- 《「畚褌」は、ふんどしの一種で、はずれやすいものであることから》あてにしていることは、とかく先方の都合ではずれやすい。
- 当て事も無い(あてごともない)
- 思いもかけない。とんでもない。〈用例〉〜ほらを吹く。
- あて‐こ・む【当て込む】(五他)
- 当てにする。よい結果を期待する。見込む。count on
- あて‐さき【▼宛先】
- 手紙などのあて名や住所。address〈用例〉〜不明。
- あて‐じ【当て字・▼宛字】
- 国語を漢字で書き表す場合、漢字の意味に関係なく、単にその音訓を借りる用法。「めでたい」を「目出度・芽出度・目出鯛」、「ちょうど」を「丁度」、「やはり」を「矢張」、「インド」を「印度」と書くなど。借字。〈比較〉熟字訓。〈対義〉正字。
- あて‐しお【当て塩】
- 調理法の一つ。材料に塩を振ること。
- あて‐ずいりょう【当て推量】
- 確かなよりどころなしに、おしはかること。当てずっぽう。guess
- あで‐すがた【▼艶姿】
- 上品で、なまめかしい姿。あでやかな姿。charming figure; alluring figure
- あて‐ずっぽう【当てずっぽう】(名・形動)
- 《俗語》でたらめ。いいかげん。guess
- あて‐つけ【当て付け】
- あてつけること。あてこすり。insinuation
- あてつけ‐がまし・い【当て付けがましい】(形)
- いかにもあてつけているようすである。insinuating〈派生〉あてつけがましさ(名)
- あて‐つ・ける【当て付ける】(下一他)
- ①相手を非難する気持ちを直接言わないで、わざと行動で示したり、周りの人に聞こえよがしに話したりして、表す。あてこする。insinuate
- ②男女が、仲の良さをわざと見せつける。
- あてっ‐こ【当てっこ】
- 《俗語》
- ①たがいに当て物をすること。あてくらべ。
- ②たがいに的にぶつけるのを競争すること。
- あて‐ど【当て▽所】
- 目あて。目的地。aim〈用例〉〜もなくさまよう。
- アテトーシス【athetosis】
- 脳の障害によって起こる不随意運動。四肢、ことに指・手先・足先・顔などに緩慢なくねくねした運動がかってに起こるもの。脳性小児麻痺(まひ)でみられることが多い。アテトーゼ。
- あて‐な【▼宛名】
- 手紙・書類などに書く先方の名前。または、住所と名前。アドレス。address
- アテナ【Athēnā(ギリシア)】
- ギリシア神話の女神。ゼウスの娘。オリンポス十二神の一神でアテネ市の守護神。知恵・戦争・技術工芸をつかさどる。ローマ神話ではミネルバ。アテネ。Athene
- アテナイ【Athēnai; Athína(ギリシア)】
- →アテネ
- アテナイオス【Athēnaios】
- (?-?)200年ごろ活躍したギリシアの文人。エジプト生まれ。著書『学者の宴』など。
- アデナウアー【Konrad Adenauer】
- (1876-1967)ドイツの政治家。ケルン市長をへて、第2次大戦後キリスト教民主同盟を創立。1946年から党首。ドイツ連邦共和国(西ドイツ)成立とともに首相として内外政を指導。63年引退。
- あて‐にげ【当て逃げ】
- 自動車・船などが、他の自動車や船などに衝突して、そのまま逃げ去ること。hit-and-run〈比較〉轢(ひ)き逃げ。
- アデニン【adenine】
- 化学式C5H5N5 核酸中のプリン塩基の一つ。エネルギー代謝に必要なATPの構成成分。
- あて‐ぬの【当て布】
- ①つぎ・ほつれ止めや補強のために当てる布。力布。patch
- ②衣服に直接アイロンが当たらないようにするための布。iron-on cloth
- アテネ【Athēnai】
- 古代ギリシアを代表するポリス。紀元前8世紀ごろアッチカのポリスとして成立。貴族による支配が続いたが、僭主(せんしゅ)政治を経て前6世紀には民主制に移行。ペルシア戦争勝利後はスパルタをしのいで繁栄。前5世紀半ばには民主政治が発達、文化も最盛期を迎えたが、ペロポネソス戦争に敗退して衰亡。前339年にマケドニアに屈伏した。アテナイ。
- アテネ【Athínai・雅典】
- 現代のギリシアの首都。サロニカ湾に臨むアッチカ地方にある。古代ギリシアの遺産を伝える観光文化都市。市南部にあるアクロポリスは、世界的な文化遺跡。人口78.4万(1991)。アテナイ。
- アテネ‐こくりつこうこがくはくぶつかん【アテネ国立考古学博物館】
- (National Archeological Museum)アテネにある、古代ギリシア彫刻を多数保有する美術館。1874〜89年に建物を建設、第2次大戦前までに整備された。the National Archeological Museum of Athens
- アデノイド【adenoid】
- のどの奥にあるリンパ組織である咽頭扁桃(いんとうへんとう)が肥大したもの。幼少期に多く、鼻づまりが典型的な症状。腺様(せんよう)増殖症。
- アデノウイルス【adenovirus】
- 人間の結膜・咽頭(いんとう)・リンパ組織などに感染するウイルス。プール熱(咽頭結膜熱)の原因にもなる。
- アデノシン‐さんりんさん【アデノシン三▼燐酸】
- 生体の運動・発熱・物質代謝などエネルギーの貯蔵と放出にかかわるきわめて重要な化合物。アデニン・リボース・3分子の燐酸からなるヌクレオチド。ATP。adenosine triphosphate
- あて‐はずれ【当て外れ】(名・形動)
- 見こみ・期待が外れること・さま。disappointment
- あて‐はま・る【当て▼嵌まる】(五自)
- ぴったり合う。適合する。適応する。fit; apply
- あて‐は・める【当て▼嵌める】(下一他)
- ①当ててうまく合わせる。fit
- ②適用する。apply〈用例〉規則を〜。
- あて‐びと【▽貴人】
- 〈古語〉
- 身分の高い人。上品な人。〈用例〉こよなき〜もみな世に従ふなるを(紫式部日記)。
- あて‐み【当て身・▽中身】
- 柔道などの技(わざ)の一つ。こぶし・肘(ひじ)・足先などで、相手のみぞおちなど急所を突いたり打ったりする技。危険なので、試合などでは禁止されている。〈用例〉〜をくう。
- あて‐もの【当て物】
- ①なぞ。判じ物。
- ②懸賞や福引き。
- ③物の下や横にあてがう物。
- あて‐やか【▽貴やか】(形動ナリ)
- 〈古語〉
- 上品で美しいさま。〈用例〉〜に心にくき人(源氏・紅葉賀)。
- あで‐やか【▼艶やか】(形動)
- 《「あてやか」の転》なまめかしく美しいさま。alluring〈派生〉あでやかさ(名)
- アデュー【adieu(フランス)】(感)
- 別れのあいさつ。さよなら。御機嫌よう。
- あてら‐だんそう【▼阿寺断層】
- 岐阜と長野の県境沿いの長さ60kmにおよぶ活断層。水平方向に毎年0.5cm、垂直方向に毎年0.1cmの速さで形成された。水平方向のずれが著しい。
- アデラとうしがいしゃ【アデラ投資会社】
- (ADELA Investment Company)《ADELAはAtlantic Community Development Group for Latin Americaの略》ラテンアメリカ諸国の経済開発に貢献する民間企業に対し、融資を行う民間金融機関。本店ルクセンブルク。1964年設立。
- あて‐られる【当てられる】(連語)
- 男女の仲のよいところを見せつけられる。
- *あ・てる【充てる】(下一他)
- ある物のために使う。充当する。あてはめる。assign; devote〈用例〉夜を勉強の時間に〜。結婚費用に〜。
- *あ・てる【当てる】(下一他)
- ①勢いよくぶつける。hit〈用例〉石を〜。馬に鞭(むち)を〜。
- ②ぴったりくっつける。ふれさせる。あてがう。touch; put〈用例〉ひたいに手を〜。ガーゼを〜。ざぶとんを〜。
- ③《「中てる」とも》的中させる。命中させる。なぞを正しく解く。hit〈用例〉的に〜。クイズを〜。
- ④光・熱・雨・風などに直接触れさせる。さらす。expose〈用例〉日に〜。
- ⑤わりあてる。指名する。assign〈用例〉役を〜。
- ⑥成功して大きい利益をあげる。当たりをとる。succeed〈用例〉株で〜。一山〜。
- ⑦《多く「あてられる」の形で》強い働きを受ける。be affected by〈用例〉毒気に〜・てられる。
- あ・てる【▼宛てる】(下一他)
- ①向けて送る。〈用例〉先生に〜・てて手紙を出す。
- ②《「当てる」とも》対応するものを割り当てる。〈用例〉「めでたい」に「目出度」の字を〜。
- アデレード【Adelaide】
- オーストラリア中南部、南オーストラリア州の州都。付近の農畜産物の輸出港。工業も発達。人口102.4万(1991)。
- あて‐レコ
- 《「当てる」と「アフターレコーディング」から》外国の映画やテレビドラマを放映するとき、日本語に訳したせりふを、登場人物の口の動きに合わせて声優がしゃべり、それを録音すること。吹き替え録音。dubbing〈参照〉アフレコ。
- アテン【Aten】
- 古代エジプトの太陽神。イクナートンが行った宗教改革により、ツタンカーメンによるアメン信仰復活まで国家神となった。アトン。
- アデン【Aden】
- イエメン民主人民共和国の首都。アラビア半島最南端の港湾都市。ヨーロッパとアジアを結ぶ交通の要地で、かつてはイギリスの植民地。人口41.7万(1987)。
- アテンション【attention】
- 注意。注目。留意。〈用例〉〜プリーズ(皆さまに申しあげます)。
- ア‐テンポ【a tempo(イタリア)】
- 《音楽で、速さの変化を示す語》もとの速度で、の意。
- *あと【後】
- [一](名)
- ①背中の方向。うしろ。背後(はいご)。back; behind〈対義〉前。〈用例〉〜からついて来る。
- ②ある時点から少し経過した時間。のち。以後。after〈対義〉先(さき)。〈用例〉〜で相談しましょう。
- ③何かが終わったそののちの事態。事後。after〈用例〉〜しまつ。
- ④死後。after death〈用例〉〜をとむらう。
- ⑤次にくる人。後任。後妻。successor; second wife〈用例〉〜にすわる。
- ⑥子孫。descendant〈用例〉〜が絶える。
- ⑦以前。〈対義〉先。〈用例〉話を〜に戻す。
- ⑧続いているものの終わりに近い部分。〈対義〉前。〈用例〉列の〜につく。
- [二](副)その時・所をもとにして、それから先。later〈用例〉〜5分。
- 後が無い(あとがない)
- もうこれ以上は、後ろに引けない。負けられない。There's no way out.〈用例〉ここで負けたら〜。
- 後から後から(あとからあとから)
- 物事が絶え間なく、引き続いて起こるさま。one after another
- 後に引けない(あとにひけない)
- 自分の意見や立場を引っ込めることができない。これ以上譲歩することができない。can't yield an inch now〈用例〉もう一歩も〜。
- 後の雁が先になる(あとのかりがさきになる)
- 油断していると、あとから来るものに追い越される。
- 後の祭り(あとのまつり)
- 時機におくれて、かいのないことのたとえ。The damage is done.
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- ①自分の去ったあとは、どうなろうとかまわない。I don't care what follows.
- ②現在さえよければ、これから先はどうなってもかまわない。The future will take care of itself.
- 後へ引く(あとへひく)
- 後ろへさがる。ゆずる。turn back〈用例〉もう後へ引けない。
- 後へ回す(あとへまわす)
- 先にやるべきことをあとまわしにする。put off〈用例〉この仕事は〜。
- 後へも先へも遣らぬ(あとへもさきへもやらぬ)
- 身動きをとらせない。よそへ行かせない。
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもゆかぬ)
- 進退きわまる。動きがとれなくなる。途方にくれる。be driven into a corner
- 後を引く(あとをひく)
- ①いつまでもやめられない。can't stop
- ②あとあとまで残りつづける。remain〈比較〉尾を引く。
- *あと【跡】
- ①通っていったところに残るしるし。track〈用例〉車輪の〜。
- ②《「址」「痕」とも》何かが存在したり行われたしるし・場所。あとかた。remains〈用例〉焼け〜。城の〜。
- ③あるときまでいた所。trace〈用例〉偉人の〜を訪ねる。
- ④家の跡目。successor〈用例〉〜継ぎ。
- ⑤ゆくえ。trace〈用例〉〜をくらます。
- ⑥先例。手本。precedent〈用例〉〜にならう。
- ⑦筆跡。字。〈用例〉水茎の〜もうるわしく。
- ⑧往来。〈用例〉車の〜が絶えない。
- 跡が付く(あとがつく)
- ①何かの跡が残る。leave...traces〈用例〉つめの〜。
- ②身を隠した場所が明らかになる。〈用例〉現場の遺留品から〜。
- 跡を追う(あとをおう)
- ①追いかける。follow
- ②関係の深い人の死に、続いて死ぬ。follow
- ③先人の手本に従う。follow
- 跡を隠す(あとをかくす)
- ①ゆくえをくらます。隠遁(いんとん)する。
- ②死ぬ。この世を去る。
- ③証拠となる物品をかくす。
- 跡を晦ます(あとをくらます)
- 行方がわからなくなる。
- 跡を絶つ(あとをたつ)
- ①ゆくえをくらます。disappear
- ②あるときを最後に起こらなくなる。leave no trace behind
- 跡を垂る(あとをたる)
- ①仏や菩薩(ぼさつ)が、衆生(しゅじょう)を救うために、かりに神の姿となってこの世に現れる。垂迹(すいじゃく)。
- ②先人の行いを手本とする。
- ③模範として示し、後世に残す。範を垂る。
- 跡を継ぐ(あとをつぐ)
- 前任者の役職、先人の業績、家督・遺産などを受け継ぐ。succeed〈用例〉社長の〜。
- 跡を付ける(あとをつける)
- ①痕跡(こんせき)を残す。
- ②人のあとをつける。
- 跡を取る(あとをとる)
- 家督を受け継ぐ。succeed〈用例〉〜者がいない。
- 跡を濁す(あとをにごす)
- 去ったあとを見苦しく乱れたままにしておく。〈用例〉立つ鳥跡を濁さず。
- 跡を踏む(あとをふむ)
- ①前人の行跡を継ぐ。踏襲(とうしゅう)する。
- ②他人に先をこされる。
- 跡を守る(あとをまもる)
- ①親・夫の死後、残された者が家業を継ぎ、衰えさせないようにする。また、師匠(ししょう)の死後、弟子がその芸風を継ぎ、絶やさないようにする。succeed
- ②留守番をする。留守をまもる。look after the house
- アト【atto】(接頭)
- 単位で100京(けい)分の1 (10-18) を表す。記号a。
- あど
- ①{古語}《多く「あどうつ」の形で》相手の話に調子を合わせて、うけこたえすること。あいづちをうつこと。〈用例〉このさぶらひぞ、よく聞かむと〜うつめりし(大鏡・序)。
- ②《「アド」で》能狂言で、シテ(主役)を助ける役。脇役(わきやく)。
- アド
- ①「→アドレス」の略。
- ②《advertisementの略》広告。〈用例〉〜バルーン。
- あと‐あし【後足・後脚】
- けものの後ろ足。〈対義〉前足。
- 後足で砂を掛ける(あとあしですなをかける)
- 去りぎわに、人に迷惑なことをする。
- あと‐あじ【後味】
- ①飲食のあと、口に残る味。後口。aftertaste
- ②物事のすんだあとの感じ。aftertaste〈用例〉〜の悪い勝ち方。
- あと‐あと【後後】
- ひきつづいたあと。のちのち。将来。future〈用例〉〜までたたる。
- あとう【▼阿東】
- 〈町〉山口県北部の町。リンゴ・ナシなどの観光果樹園や酪農がさかん。長門(ちょうもん)峡がある。人口9889(1994)。
- あとうだ‐たかし【▼阿刀田高】
- (1935-)小説家・コラムニスト。東京生まれ。早大卒。短編を主とした中間小説が多い。昭和54年(1979)、短編集『ナポレオン狂』で第81回直木賞受賞。作品『来訪者』『頭は帽子のためじゃない』など。