- ア‐プリオリ【a priori(ラテン)】(名・形動)
- 《より先のものから、の意》哲学で、認識能力や判断力が経験に先立ち、先天的に備わっていること・さま。先験的。先天的。〈対義〉アポステリオリ。
- アフリカ【Africa・阿弗利加】
- 六大州の一つ。南北両半球にわたり、東は紅海とインド洋、西は大西洋に囲まれる。世界第2の大陸。近世に強国の植民地支配により分割され、「暗黒大陸」とよばれた。第2次大戦後、各地に独立国が誕生した。
- アフリカーンス‐ご【アフリカーンス語】
- 南アフリカ共和国で英語とともに用いられる公用語。17世紀後半、移民によってもたらされたオランダ語が母体で、バンツー語からの借用語もみられる。Afrikaans
- アフリカおうだん‐せいさく【アフリカ横断政策】
- 19世紀末のフランスのアフリカ植民地化政策。サハラ砂漠とその以南を領有したフランスが、植民地と支配国によるアフリカ横断を企図したが、イギリスと対立。ファショダ事件で挫折(ざせつ)。Crossafrican Policy
- アフリカ‐おうだんどうろ【アフリカ横断道路】
- ケニアとナイジェリアのラゴス港を結びアフリカ大陸中央部を横断する道路。長さ6300km。Trans-African Highway
- アフリカ‐かいはつききん【アフリカ開発基金】
- (African Development Fund)アフリカ開発銀行(AFDB)の活動を補完するための国際金融機構。アフリカ諸国の社会・経済開発の促進が目的。1973年発足。AFDF。AfDF。
- アフリカ‐かいはつぎんこう【アフリカ開発銀行】
- (African Development Bank)アフリカ諸国の経済開発促進に資するための国際銀行。日本など非アフリカ諸国も含め76か国が出資。本部はコートジボワールのアビジャン。1964年発足。AFDB。AfDB。
- アフリカ‐きんせんか【アフリカ金▼盞花】
- キク科の園芸用一年草。橙黄(とうこう)色の舌状花が茎頂に1個咲く。南アフリカ原産。ディモルフォセカ。Dimorphotheca
- アフリカ‐けいざいいいんかい【アフリカ経済委員会】
- (Economic Commission for Africa)国連経済社会理事会の中の地域経済委員会の一つ。アフリカ地域の経済開発の調査・援助を行う。1958年設置。ECA。
- アフリカじゅうだん‐せいさく【アフリカ縦断政策】
- 19世紀末のイギリスのアフリカ植民地化政策。植民地でアフリカを南北に結ぼうとするもの。90年代には中部諸地方、98年エジプト、さらに南アフリカを領有、第1次大戦後に完成。Transafrican Policy
- アフリカ‐ぞう【アフリカ象】
- 現存する陸生動物中最大の哺乳(ほにゅう)類。記録は、体高3.95m、体重12t余。サバンナなどに群棲(ぐんせい)し、木の葉や草を食べる。耳が大きく、雌雄ともに牙(きば)が大きい。性質は荒い。サハラ以南のアフリカに分布。African elephant
- アフリカ‐だいちこうたい【アフリカ大地溝帯】
- (African Great Rift Valley)東アフリカの高地を南北に走る長さ数千kmの谷状のくぼ地列。東西2列からなる大陸の裂け目。
- アフリカ‐つめがえる【アフリカ▼爪▼蛙】
- 生物実験に使われるピパ科のカエル。雌は体長10cmに達するが、雄は小さい。後肢の指に爪がある。東・南アフリカに分布。African clawed toad
- アフリカとういつ‐きこう【アフリカ統一機構】
- (Organization of African Unity)アフリカ諸国による国際機構。主権・独立の擁護、統一と団結などをめざして1963年に結成。本部アジスアベバ。加盟52か国(1993)。OAU。
- アフリカ‐とんコレラ【アフリカ豚コレラ】
- ウイルス性のイノシシ・ブタの急性伝染病。日本での発生はない。症状は豚コレラと類似し、多くは死亡する。家畜法定伝染病。
- アフリカ‐の‐つの【アフリカの角】
- 《形がサイの角に似ていることから》アフリカ大陸東北部の通称。ソマリア・エチオピア・ジブチなど。複雑な種族構成で多様な宗教の混在する地域のため内戦・国境紛争が多く、難民多発地帯でもある。Horn of Africa
- アフリカ‐の‐とし【アフリカの年】
- 1960年のこと。この年にアフリカでコンゴ・セネガルなど17か国が独立したことから。
- アフリカ‐ぶんかつ【アフリカ分割】
- 19世紀末〜20世紀初めの、西欧列強によるアフリカ大陸の植民地化の過程。イギリスの縦断政策とフランスの横断政策が交錯。さらに独・伊・ベルギーなどが加わり激化。1910年のアフリカにおける独立国は、エチオピア・リベリアの2国のみであった。division of Africa
- アフリカ‐ほうせんか【アフリカ▼鳳仙花】
- ツリフネソウ科の多年草(園芸上は一年草)。花色は鮮紅色・白・淡紅色など。葉に斑(ふ)が入るものもある。南アフリカ原産。インパチエンス。
- アフリカ‐まいまい【アフリカ▼蝸▽牛】
- 菜園や庭園を荒らす大形のカタツムリ。殻高約10cm、殻径約5cm。東アフリカの原産であるが、東南アジア各地、奄美(あまみ)・小笠原(おがさわら)諸島、沖縄にも分布。giant snail
- アフリカ‐みんぞくかいぎ【アフリカ民族会議】
- (African National Congress)アパルトヘイトの撤廃をめざした南アフリカ共和国で最大の黒人解放組織。1912年に南アフリカ原住民民族会議として発足、23年より現名称。白人政権により非合法化されていたため、ザンビアのルサカに本拠を置いて活動。90年に合法化される。アパルトヘイト全廃、黒人の参政権取得に伴い政党となる。議長はネルソン=マンデラ。ANC。
- アフリカン‐マリーゴールド【African marigold】
- マリーゴールドの園芸品種。草丈約90cm。花は大輪で八重咲き。花は黄・濃橙(のうとう)色。花壇植え。マンジュギク。
- アフリカン‐リリー【African lily】
- →アガパンサスの別名。
- アプリケーション‐プログラム【application program】
- コンピューターで、ユーザーの業務処理の目的に応じて作成される応用プログラム。
- あふり‐じんじゃ【▼阿夫利神社】
- 神奈川県伊勢原(いせはら)市大山(おおやま)にある旧県社。祭神は大山祇神(おおやまつみのかみ)ほか2柱。大山阿夫利神社。
- あぶり‐だし【▼炙り出し・▼焙り出し】
- 薬液などで紙に文字や絵を描き、乾かしたあと、火にあぶってそれが現れるのを楽しむ遊び。塩水やミカン汁では黒く、塩化コバルト溶液では青色に現れる。
- あぶり‐もの【▼炙り物・▼焙り物】
- 火であぶった食べ物。するめ・焼き魚類など。
- あぶ・る【▼炙る・▼焙る・▼燔る】(五他)
- ①火に当てて温めたり、乾かしたりする。warm〈用例〉手を〜。
- ②かるく焼く。broil lightly〈用例〉のりを〜。
- アブル‐アッバース【Abū al-‘Abbās】
- (723ごろ-754)西アジア・北アフリカのアッバース朝初代カリフ(在位(750-754))。カリフ名はサッファーフ。750年、ウマイヤ朝を滅ぼす。シーア派を弾圧し、アッバース家の権威を確立。
- アブル‐フィダー【Abū al-Fidā'】
- (1273-1331)シリア、マムルーク朝の政治家・歴史学者・地理学者。ハマの領主で、イスラム史の研究家としても知られる。著書『人類史綱要』『諸国の秩序』など。
- アプレイウス【Lucius Apūleius】
- (123ごろ-?)ラテン文学の代表的作家。アフリカ生まれ。現存する最古のラテン小説『黄金の驢馬(ろば)』(変身譚(たん))の作者。著書『弁明』。
- アプレ‐ゲール【après-guerre(フランス)】
- 《戦後の意》
- ①第1次大戦後の芸術上の新しい傾向。
- ②《転じて》第2次大戦後、それまでの思想・道徳・生活態度などにとらわれない傾向・その人々。戦後派。アプレ。〈対義〉アバンゲール。
- アフ‐レコ
- 《和製語。「アフターレコーディング」の略》映画やテレビで、あらかじめ画面を撮影し、それに合わせてあとから音楽や声などを入れる録音法。postrecording; dubbing〈対義〉シンクロナイズ。
- あぶれ‐もの【▼溢れ者】
- ①ならず者。よけい者。
- ②仕事にありつけない者。
- *あふ・れる【▼溢れる】(下一自)
- ①液体がいっぱいになってこぼれる。overflow〈用例〉風呂(ふろ)の水が〜。涙が〜。
- ②才知・気力・感情・においなどが満ち満ちている。be full of〈用例〉若さに〜。元気〜・れんばかり。
- ③入りきれないで外に出る。〈用例〉建物の外にまで人が〜。
- あぶ・れる【▼溢れる】(下一自)
- ①仕事にありつけなくなる。be out of a job
- ②釣りや猟で獲物がない。no game
- ③あまり者になる。
- アフロ‐アジア【Afro-Asia】
- アフリカとアジア。
- アプローチ【approach】(名・サ変自)
- ①近づくこと。接近。
- ②研究対象などにせまること。
- ③スキーや陸上競技のジャンプで、スタートからふみきりまでの間。
- ④《「アプローチショット」の略》ゴルフで、グリーンの近くからホールめがけて打つショット。寄せ打ち。
- ⑤建物に通じる道。〈用例〉玄関の〜。
- アフロ‐キューバン【Afro-Cuban】
- 《アフリカ系キューバ、の意》音楽用語で、黒人色の濃いキューバ音楽をさす。狭義には『タブー』などのソン‐アフロと呼ぶ音楽をさす。
- アフロディテ【Aphrodītē(ギリシア)】
- ギリシア神話で愛と美と豊穣(ほうじょう)の女神。海の泡から生まれ、オリンポスの十二神に加わる。ローマ神話ではウェヌス(ビーナス)。Aphrodite; Venus
- アフロ‐ヘア
- 《「アフロ」はアフリカの、またはアフリカ人の、の意》髪型の一つ。黒人の髪のようにちりちりにした毛の広がりで、丸く刈りそろえて形づくる。アフロ。Afro
- アフワーズ【Ahvāz】
- イラン南西部、フージスタン地方の商工都市。12〜13世紀の交易都市。近年は石油開発で繁栄。人口58.0万(1986)。
- あべ‐いそお【▽安▽部▼磯雄】
- (1865-1949)キリスト教社会主義者。福岡県生まれ。日本の社会主義運動の先駆者。日露戦争では非戦論を主張。社会民主党・社会民衆党・社会大衆党を組織。
- あべいちぞく【▼阿▽部一族】
- 森鴎外(もりおうがい)の歴史小説。大正2年(1913)発表。肥後(ひご)細川藩主への殉死(じゅんし)を許されなかった一族の悲壮な最期を描く。
- アペイロン【apeiron(ギリシア)】
- 《無限なもの、の意》古代ギリシアのアナクシマンドロスが、世界の根源は物質であると考え、その名とした哲学上の概念。
- アベー‐ざ【アベー座】
- (Abbey Theatre)アイルランドのダブリンにある劇場。アイルランド国民演劇運動の拠点。1904年開場以来、イェーツ・グレゴリー夫人・シングら代表的劇作家が活躍。
- アペール【Nicolas Appert】
- (1752-1841)フランスの料理研究家・製菓業者。食物をガラス容器に入れ、煮沸・密封して長期保存する方法を発明。
- アベオクタ【Abeokuta】
- 西アフリカ、ナイジェリアの商業都市。港湾都市ラゴスと鉄道で結ばれる。人口39.7万(1993)。
- あべ‐かわ【▽安▽倍川】
- 静岡県中部、静岡市域を南流する川。長さ51km。安倍峠に発し、駿河(するが)湾に注ぐ小石の多い川。流域は茶の産地。
- あべかわ‐もち【▽安▽倍川▼餠】
- もちにきな粉と砂糖をまぶしたもの。静岡県の名物。あべかわ。
- アベグレン【James Abeggren】
- (1926-)アメリカの社会学者・事業家。日本企業の実態研究から、終身雇用制・年功序列制を中心とする日本経営の特質を解明。著書『日本の経営』など。
- あべ‐こうぼう【▽安▽部公房】
- (1924-93)小説家・劇作家。本名は公房(きみふさ)。東京生まれ。東大医卒。前衛的手法で実存的な生の意味を追究。昭和26年(1951)『壁―S・カルマ氏の犯罪』で第25回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』など。
- あべ‐こべ(名・形動)
- 順序・位置などが逆であること・さま。さかさま。反対。reverse
- あべ‐しょうおう【▼阿部将翁】
- (1666?-1753)江戸中期の本草学者。陸奥(むつ)の人。中国で本草学を学ぶ。帰国後、徳川幕府の命で薬草を採集し実地研究を行う。朝鮮人参(にんじん)の栽培にも成功。著書『採薬使記』。
- あべ‐じろう【▼阿▽部次郎】
- (1883-1959)哲学者。山形県生まれ。東大卒。夏目漱石(なつめそうせき)に師事。東北大教授。『三太郎の日記』で広く青年に影響を与えた。著書『人格主義』など。
- アベスタ【Avesta(ペルシア)】
- ゾロアスター教の基本聖典。祭儀の式文、律法の書、神々への賛歌、祈祷(きとう)文などを集成。
- アペタイザー【appetizer】
- 食欲を増進させるもの。食前にとる、アペリチフ・オードブルなど。
- あべ‐たちばな【▼阿▽倍▼橘】
- 《「あべ」は「あえ」の転。香りのよい皮をあえ物に使ったことから》甘橘(かんきつ)類の一種。現在のミカンまたはクネンボのことといわれるが不明。
- アベック【avec(フランス)】
- 《原語は、…とともにの意》
- ①男女のふたりづれ。同伴。couple
- ②ふたりまたは2つの団体などが、いっしょに行動をすること。〈用例〉3、4番打者〜ホームラン。
- アヘッド【ahead】
- 《先んじて、の意》スポーツ競技などで、勝ち越していること。〈用例〉先制のホームランで、まず1点〜。
- あべ‐ともじ【▼阿▽部▽知▽二】
- (1903-73)小説家・英文学者。岡山県生まれ。東大卒。ヒューマニズムの立場に立って、知識人の苦悩を描く。作品『冬の宿』『人工庭園』、評論『主知的文学論』など。
- アベドン【Richard Avedon】
- (1923-)アメリカの写真家。ファッション・女性写真にすぐれる。作品集『オブザベーション』など。
- あへ‐な・し【▽敢無し】(形ク)
- 〈古語〉
- <項目参照 refid="000069200" kariid"69200">あえなし(敢え無し)項目参照>
- アベナリウス【Richard Avenarius】
- (1843-96)ドイツの哲学者。スイスのチューリヒ大教授。マッハとともに実証主義による経験批判論の創始者。論理実証主義に影響を与える。著書『純粋経験批判』など。
- アペニン‐さんみゃく【アペニン山脈】
- (Apennines)イタリア半島を南北に貫く山地の総称。最高峰コルノ山は標高2914m。アペニーノ。
- アペニン‐トンネル【Apennines Tunnels】
- 《Grande Galleria dell' Appenino大アペニントンネル》イタリア中部、アペニン山脈を横断してボローニャとフィレンツェを結ぶ鉄道トンネルの英語名。長さ18.5km。1931年開通。
- あべの【▼阿▽倍野】
- 大阪市南部、上町(うえまち)台地にある地区。天王寺(てんのうじ)駅を中心にターミナル商店街を形成。高級住宅や学校も多い。
- あべ‐の‐くらはしまろ【▼阿▽倍倉▼梯麻▼呂】
- (?-649)孝徳(こうとく)天皇時代の左大臣。藤原鎌足(ふじわらのかまたり)らとともに大化(たいか)の改新政策を推進。初名、内麻呂(うちまろ)。
- あべ‐の‐さだとう【▽安▽倍▽貞▽任】
- (1019-62)平安中期の陸奥(むつ)の豪族。頼時(よりとき)の子、宗任(むねとう)の兄。前九年の役で源頼義(みなもとのよりよし)と戦い、厨川柵(くりやがわのさく)で戦死。
- あべ‐の‐せいめい【▽安▽倍晴明】
- (921-1005)平安中期の陰陽(おんよう)家。識神(しきがみ)(精霊)を使い事変を予見したという。
- あべ‐の‐なかまろ【▼阿▽倍仲麻▼呂】
- (698-770)奈良時代の遣唐留学生。養老(ようろう)元年(717)入唐。名を朝衡(ちょうこう)とかえて玄宗(げんそう)皇帝に仕え、治績をあげた。海難で帰国できず、在唐五十余年で長安に客死。
- あべ‐の‐ひらふ【▼阿▽倍比羅夫】
- (?-?)古代の武将。7世紀半ばに蝦夷(えぞ)、粛慎(みしはせ)を討ち、白村江(はくそんこう)の戦いにも活躍。
- あべ‐のぶゆき【▼阿▽部▽信行】
- (1875-1953)軍人・政治家。石川県生まれ。昭和14年(1939)首相兼外相。のち翼賛政治会総裁、朝鮮総督などを歴任。
- あべ‐の‐むねとう【▽安▽倍▽宗▽任】
- (?-?)平安中期の陸奥(むつ)の豪族。頼時(よりとき)の子、貞任(さだとう)の弟。前九年の役で源頼義(みなもとのよりよし)に降伏ののち、伊予(いよ)、大宰府(だざいふ)へと配流(はいる)。
- あべ‐の‐よりとき【▽安▽倍▽頼時】
- (?-1057)平安中期の陸奥(むつ)の豪族。子の貞任(さだとう)・宗任(むねとう)らと前九年の役を起こすが、鳥海柵(ちょうかいのさく)で戦死。
- アベ‐プレボー【Abbé Prévost】
- →プレボー
- アベベ【Abebe Bikila】
- (1932-73)エチオピアのマラソン選手。ローマ・東京の両オリンピックで史上初の2連覇をとげた。
- あべまき
- ブナ科の落葉高木。山地にはえる。高さ約17m。葉は互生し長楕円(だえん)形。5月ごろ黄色の小花が咲く。山形県以南に分布。樹皮からコルクをとる。
- あべ‐まきお【▼阿▽部牧▽郎】
- (1933-)小説家。京都生まれ。京大卒。昭和63年(1988)『それぞれの終楽章』で第98回直木賞受賞。作品『蛸(たこ)と精鋭』『雷鳴のとき』など。
- あべ‐まさひろ【▼阿▽部正▼弘】
- (1819-57)幕末の老中(ろうじゅう)。備後(びんご)福山藩主。安政(あんせい)元年(1854)日米和親条約を締結。洋学所・軍艦教授所などを創設。
- アベ‐マリア【Ave Maria(ラテン)】
- ①ローマ‐カトリック教会の祈祷文(きとうぶん)の一つ。「天使祝詞」と訳される。処女マリアに対する祈り。
- ②①の歌詞に作曲した作品。
- あべ‐よししげ【▽安▽倍▽能▽成】
- (1883-1966)哲学者・教育者。愛媛県生まれ。東大卒。旧制第一高等学校校長・文相・学習院院長などを歴任。夏目漱石(なつめそうせき)の門下。
- アベラール【Pierre Abélard】
- (1079-1142)フランスのスコラ哲学者・神学者。普遍論争では概念論の立場をとった。弟子エロイーズとの恋愛で知られる。著書『然(しか)りと否』。
- アベリア【Abelia(ラテン)】
- スイカズラ科の半常緑低木。高さ約2m。葉は光沢がある。春から秋にかけて桃色をおびた白い花をつける。公園や道路の分離帯などによく植えられる。日本には大正時代なかばに渡来。台湾原産。ハナツクバネウツギ。ニワツクバネウツギ。
- アペリチフ【apéritif(フランス)】
- 食欲増進の目的で食前に供される酒。ベルモット・シェリー・各種カクテルなど。食前酒。
- アベル【Abel】
- 旧約聖書『創世記』の中の人物。アダムとイブの第2子。牧羊に従事していたが、ヤハウェが彼の供物(くもつ)だけを受けいれたため、兄カインの怒りにふれ殺された。
- アベル【Kjeld Abell】
- (1901-61)デンマークの劇作家。社会主義的立場から現代の社会悪を描く。戯曲『青い狆(ちん)』など。
- アペル【Karel Appel】
- (1921-)オランダの画家。抽象表現主義的な画風。同世代の画家の集団「コブラ」に参加。
- アベレージ【average】
- ①平均。標準。
- ②野球で、打数に対する安打数の割合。打率。
- アペレス【Apelles】
- (?-?)ギリシアの画家。前4世紀後半、マケドニアの宮廷画家としてアレクサンドロス大王の肖像などを描いた。
- あ‐へん【▼阿片・▼鴉片】
- 《英語opiumの音訳》
- ①麻薬の一つ。ケシの未熟果皮に傷をつけ、流出する乳液を乾燥させたゴム状の物質。種々のアルカロイドを含む。せき止め・痛み止め・下痢止めとなる。モルヒネ・コデインの原料。opium
- ②《転じて》判断を正常でなくするもの。
- あへん‐くつ【▼阿片▼窟】
- 阿片をすわせる秘密の場所。opium den
- あへん‐せんそう【▼阿片戦争】
- 1840〜42年、阿片禁輸問題を発端に起こった清(しん)とイギリスとの戦争。42年6月清は大敗し、南京(なんきん)条約を締結、鎖国政策を解いた。Opium Wars
- あへん‐ちゅうどく【▼阿片中毒】
- 麻薬である阿片の乱用によっておこる症状。急性では死に至ることもある。慢性型は常習性吸飲によるもので、やせて皮膚蒼白(そうはく)、眼光鈍くなり、幻覚などの神経症状を伴う。opiumism
- アペンディクス【appendix】
- 付属物。付録。追加。