あま・し【甘し】(形ク)
〈古語〉
→あまい(甘い)
あま‐じお【甘塩】
調理法の一つ。薄く塩を含ませる。魚介類の干物・漬物、材料の下ごしらえなどに用いる。
あま‐じたく【雨支度・雨仕度】
雨に降られてもよい身支度。prepare for rain
あま‐じまい【雨仕舞い】
雨水が漏るのを防ぐこと。また、その方法。
あま‐しょうぐん【尼将軍】
→北条政子(ほうじょうまさこ)の別称。
あま‐しょく【甘食】
甘味をつけた笠形(かさがた)の菓子パン。
あま・す【余す】(五他)
①余るようにする。残す。leave over〈用例〉ごちそうを〜。
②《「余すところ」の形で》残っている。remain〈用例〉〜ところ、あと5日。
余す所無く(あますところなく)
残らず。ことごとく。余さず。completely; thoroughly
あま‐ず【甘酢】
合わせ酢の一種。酢・みりん・砂糖などを合わせたもの。
あまず‐あん【甘酢餡】
調味法の一つ。だし汁などに、砂糖と酢・くず粉などを水で溶いて入れ、とろみをつける。
あま‐ずっぱ・い【甘酸っぱい】(形)
甘くて、酸っぱい。〈派生〉あまずっぱさ(名)
あま‐ずら【甘葛】
→ツタの古名。
②つる草の一種の古名。今のアマチャヅルかといわれる。古代、液をとり甘味料とした。
あま‐そぎ【尼削ぎ】
在俗のまま仏門に入った女性が肩のところで髪を切りそろえたこと。また、そのように切りそろえた女児の髪の形。
アマゾナス【Amazonas】
ブラジル北部、アマゾン川の上・中流域の州。広大な熱帯雨林におおわれる。人口208.9万(1991)。
アマゾニア【Amazonia】
南アメリカ大陸、アマゾン川流域の呼称。ブラジル・ペルー・コロンビア・ベネズエラ・エクアドル・ボリビアにまたがる地域。狭義にはアマゾン盆地だけをいうこともある。
アマゾネス【Amazones(フランス)
→アマゾン
あま‐ぞら【雨空】
①雨の降り出しそうな空。
②雨天。rainy weather
アマゾン【Amazōn(ギリシア)
ギリシア神話で、北方の女戦士の騎馬族。女児のみを育てる。勇猛な戦いぶりで恐れられた。Amazon
アマゾン‐がわ【アマゾン川】
(Amazon)南アメリカ北部を赤道沿いに西から東に流れ、大西洋に注ぐ世界最大の川。長さ6500km。流域はブラジル・ペルー・ボリビア・コロンビア・ベネズエラ・ギアナなどに広がる。
アマゾン‐ていち【アマゾン低地】
(Amazon Basin)南アメリカ大陸、アマゾン川の広大な沖積平野のうち、沿岸のサンタレンより上流の流域平野。熱帯雨林地域。上アマゾニア。
アマゾン‐リリー【Amazon lily】
→ユーチャリスの別名。
あま‐た【数多・許多】(名・副)
数が多いこと。たくさん。many〈用例〉引く手〜。
アマダ【(株)アマダ】
機械。金属加工機械販売会社。昭和28年(1953)設立。本社は神奈川県伊勢原(いせはら)市石田。
あま‐だい【甘鯛】
アマダイ科のシロアマダイ・キアマダイ・アカアマダイの3種の海水魚の総称。食用。日本南部の近海にみられるのはアカアマダイで、全長約45cm。赤みが強く、体側に数本の赤黄色の横帯がある。
あまだ‐ぐあん【天田愚庵】
(1854-1904)歌人。幼名久五郎(きゅうごろう)。福島県生まれ。出家し万葉調の歌をよくした。遺稿集『愚庵全集』。
アマダマシニックス【(株)アマダマシニックス】
機械。プレス機械製造会社。大正6年(1917)設立。本社は神奈川県伊勢原(いせはら)市石田。
あま‐たる・い【甘たるい】(形)
→あまったるい(甘ったるい)
あま‐だれ【雨垂れ】
軒から落ちる雨のしずく。raindrop
雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
《『漢書』「枚乗伝」にあることば》小さな力でも、根気よく続ければ成功につながる。点滴、石を穿つ。
あま‐ちゃ【甘茶】
①ユキノシタ科の落葉低木。ヤマアジサイの変異種。高さ約1m。楕円(だえん)形で対生の葉は甘みがあり、甘味用に栽培される。夏、アジサイに似た花が咲く。コアマチャ。
②ほしたアマチャの葉を煮出した甘い飲み物。4月8日の灌仏会(かんぶつえ)には、釈迦(しゃか)の像にそそいだりする。
甘茶でかっぽれ、塩茶でかっぽれ(あまちゃでかっぽれ、しおちゃでかっぽれ)
①江戸末期から明治時代にかけて流行した「かっぽれ節」の一節。
②僧に対して反感をもって言うことば。4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に、釈迦(しゃか)の像に甘茶をかける風習があることによる。
あまちゃ‐づる【甘茶蔓】
ウリ科のつる性多年草。山野にはえる。葉は5小葉からなる複葉。夏に淡黄緑色の小花を穂状につける。葉に甘みがある。
アマチュア【amateur】
趣味として物事をする人。しろうと。アマ。〈対義〉プロフェッショナル。
アマチュア‐きてい【アマチュア規定】
各競技団体がアマチュアリズムを成文化し、スポーツ選手のアマチュア資格の条件などを定めたもの。日本体育協会アマチュア規定は昭和22年(1947)発効。同61年(1986)内容の大幅改訂とともに日本体育協会スポーツ憲章と改称。amateur regulations
アマチュア‐むせん【アマチュア無線】
個人の趣味で通信および技術的研究を行う無線通信。無線従事者の資格によって最大出力500ワットまでと、使用できる周波数が決まる。ハム。amateur radio
アマチュア‐むせんきょく【アマチュア無線局】
アマチュア無線通信を行う無線局で郵政大臣の免許が必要。無線局を運用するには、無線従事者の資格が必要。資格取得は、国家試験に合格するか、郵政大臣が認めた養成課程を修了すること。資格は初歩的な第4級の電話級、モールスが使える第3級の電信級、海外と交信できる第2級、最大出力500ワットの第1級の4種。amateur radio station
アマチュアリズム【amateurism】
スポーツを物質的利害から切り離し、活動そのものを愛好する態度や意識。アマチュア精神。
あま‐ちょろ・い【甘ちょろい】(形)
《俗語》→あまっちょろい(甘っちょろい)
あま‐つ【天つ・天津】(連体)
〈古語〉
《「つ」は「の」の意の格助詞》
①天の。
②天皇の。
あま‐つ‐おとめ【天つ少女】
①天女(てんにょ)。天人。
②五節(ごせち)の舞姫。
あま‐つ‐かぜ【天つ風】
空を吹く風。
あま‐つ‐かみ【天つ神】
高天(たかま)の原に在(いま)す神。高天の原から降臨した神またその子孫。〈対義〉国つ神(くにつかみ)
あま‐つ‐くに【天つ国】
→たかまのはら(高天の原)
あまつこみなと【天津小湊】
〈町〉千葉県南部、太平洋に臨む町。近海漁業の基地。鯛ノ浦(たいのうら)・誕生寺・清澄寺など名所が多い。人口8535(1994)。
あまつ‐さえ【剰え】(副)
《「あまりさえ」の音便「あまっさえ」の転》そのうえ。おまけに。多く、好ましくないことが加わる場合に使う。moreover〈用例〉風が吹きすさび、〜雨まで降ってきた。
あま‐づた・う【天伝う】
〈古語〉
①(四自)大空を伝わる。空を抜ける。〈用例〉〜・ひ来る雪じもの(万葉・3・261)。
②[枕ことば]《日が天をつたって運行する意から》「日・入り日」にかかる。〈用例〉〜入り日さしぬれ(万葉・2・135)。
あまっ‐たる・い【甘ったるい】(形)
=あまたるい。
①度を過ぎて甘い。too sweet
②声・態度などが、ひきしまっていない。saccharine〈用例〉〜声。
③男女の仲のよいさま。sweet〈派生〉あまったるげ(形動)あまったるさ(名)
あまっ‐たれ【甘ったれ】(名・形動)
すぐ甘えること・さま。また、そういう子ども。spoiled child
あまっ‐た・れる【甘ったれる】(下一自)
たいそう甘える。
あまっ‐ちょろ・い【甘っちょろい】(形)
=あまちょろい。
①考えなどが、幼い。childish
②安易だ。easygoing〈派生〉あまっちょろさ(名)
あま‐つばめ【雨燕】
高山や海岸の岩場・岩壁で繁殖するアマツバメ科の鳥。翼長約18cm。全体に黒っぽいが、喉(のど)と腰が白い。昆虫を捕食。雨もようの日に低空を高速で飛ぶのでこの名がある。4〜5月、日本に飛来し営巣。9〜11月、中国南部以南へ渡る。swift
あま‐つ‐ひ【天つ日】
太陽。sun
あま‐つ‐ひつぎ【天つ日嗣】
天皇の位。
あま‐つぶ【雨粒】
雨のしずく。あめつぶ。raindrop
あま‐つ‐みず【天つ水】
[枕ことば]《日照りが続いたとき、空を仰いで雨を待つことから》「仰ぎて待つ」にかかる。〈用例〉四方(よも)の人の大船の思ひ憑(たの)みて〜仰ぎて待つに(万葉・2・167)。
あま‐づる【甘蔓】
ブドウ科の落葉つる性植物。山地にはえる。液果は直径5mmくらいの球形で、房状になって黒熟し、食べられる。ただし、古書に出るアマヅルはツタのことであるという。
アマデウス‐げんがくしじゅうそうだん【アマデウス弦楽四重奏団】
イギリスの弦楽四重奏団。1947年創立。メンバーの一員の死去によって、1987年解散。Amadeus Quartet
あま‐でら【尼寺】
①尼が住職になっている寺。
②女子修道院。
あまでら‐ござん【尼寺五山】
中世に禅宗寺院の格式にならって定められた京都と鎌倉の禅宗の尼寺。京都の景愛寺・通玄寺・檀林(だんりん)寺・護念寺・恵林寺、鎌倉の東慶寺・太平寺・国恩寺・護法寺・禅明寺。
あま‐てら・す【天照らす】(四自)
〈古語〉
《「天照る」+尊敬の助動詞「す」》
①空に照りたもう。
②天下をおおさめになる。
あまてらす‐おおみかみ【天照大神】
皇室の祖先神。高天(たかま)の原の主神で、伊奘諾尊(いざなぎのみこと)・伊奘冉尊(いざなみのみこと)の娘。日の神と仰がれ、伊勢(いせ)皇大神宮の祭神。おおひるめのむち。
あま‐て・る【天照る】(四自)
〈古語〉
大空に照る。空に光りわたる。〈用例〉〜月は見つれども(万葉・15・3650)。
あまてる‐や【天照るや】
[枕ことば]《空に輝く意から》「日」にかかる。〈用例〉〜日の気(け)に干し囀(さひづ)るやから碓子(うす)に舂(つ)き(万葉・16・3886)。
あま‐ど【雨戸】
家のガラス戸・窓など開口部の外側にある戸。風雨・盗難を防ぎ、室内保温に役立つ。
あま‐どい【雨樋】
屋根からの雨水を軒先で受けて、地表または下水に流すとい。gutter
あま‐とう【甘党】
酒類より甘い物のほうを好む人。sweet tooth〈対義〉辛党(からとう)
あま‐とうがらし【甘唐辛子】
→ピーマンの和名。
あま‐どころ【甘老】
ユリ科の多年草。山野にはえる。高さ約50cm。地下茎は薬用となり、でんぷんがとれる。葉は長楕円(だえん)形で互生。春に葉腋(ようえき)から筒状花を1、2個下垂。沖縄を除く日本全土に分布。イズイ。
あまとぶ‐や【天飛ぶや】
[枕ことば]《空を飛ぶ意から》「鳥・雁(かり)」などにかかる。〈用例〉〜鳥にもがもや都まで送り申(まを)して飛び帰るもの(万葉・5・876)。
あま‐な【甘菜】
①甘い味の菜。
②鉢植えに適するユリ科の多年草。根出葉は2、3枚で線形。春、内側が白色で、外側が暗紫色の筋のある花が咲く。鱗茎(りんけい)は苦味がなく食べられる。東北地方以南に分布。
あま‐なつ【甘夏】
ナツミカンの改良品種。酸味が少なく甘い。甘夏柑(かん)
あま‐なっとう【甘納豆】
小豆(あずき)など豆類をゆで、砂糖とはちみつで数回煮つめ、白砂糖をまぶした砂糖漬け菓子。
あま‐に【甘煮】
砂糖やみりん・水あめなどを使って、甘みを主体にし、塩味を控えた煮物。豆類・芋類・果物などに使われる。〈対義〉辛煮(からに)
あま‐に【亜麻仁】
アマの種子。長楕円(だえん)形、扁平(へんぺい)で黄褐色。これを搾(しぼ)って亜麻仁油をとる。
あまに‐ゆ【亜麻仁油】
アマの種子から得られる黄色の乾性油。油絵の具・ペイント・リノリウム・印刷インキなどの製造、浣腸(かんちょう)剤に利用。linseed oil
あま‐にゅう【甘にゅう】
セリ科の多年草。山林や高原にはえる。高さ約2m。卵形の羽状複葉が互生。夏に大形花序をつくり、白色の小花を密生。名は、茎が甘いことに由来。本州中部以北に分布。
あまねく【普く・遍く・周く】(副)
いたらぬところなく。広く。くまなく。all over〈用例〉〜知れわたる。
あまね・し【普し・遍し・周し】(形ク)
〈古語〉
広く行きわたっている。いたらぬところがない。〈用例〉〜・きおほむうつくしみの波(古今・仮名序)。
アマノ【アマノ(株)】
機械。タイムレコーダー・集塵(しゅうじん)装置などの産業機器を製造。昭和20年(1945)設立。本社は神奈川県横浜市港北区大豆戸(まめど)町。
あま‐の‐いわと【天の岩戸・天の磐戸】
高天(たかま)の原にあったという岩穴の戸。天照大神(あまてらすおおみかみ)がこの岩穴にこもって天地が常闇(とこやみ)となったが、天鈿女命(あまのうずめのみこと)が舞をまって大神を誘い出したという神話で知られる。天の岩屋。天の岩屋戸。あめのいわと。
あまのうずめ‐の‐みこと【天鈿女命・天宇命】
日本神話の女神。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れたさい、岩戸の前で踊って大神を招き出し、天孫降臨のときには八衢(やちまた)で猿田彦神(さるたひこのかみ)に道案内をさせた神。神楽(かぐら)の祖。
あま‐の‐かぐやま【天香久山・天香具山】
奈良盆地南部にある山。標高152m。藤原京(ふじわらきょう)に近く、大和三山の一つとして、古歌に多くよまれた。あめのかぐやま。
あま‐の‐がわ【天の川】
天球を一周する帯状の天域に微光星が集まって、光る川のように見える部分。七夕(たなばた)の伝説の舞台で、7月7日の夜に牽牛(けんぎゅう)星と織女(しょくじょ)星がこの天の川で、年に1度会うという。銀河。銀漢。天漢。Milky Way
あまのこやね‐の‐みこと【天命】
日本神話の神。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れたさい、美声で太祝詞言(ふとのりとごと)を奏上した神。中臣(なかとみ)(藤原)氏の祖神。
あま‐の‐じゃく【天の邪鬼】
①人の言うことにわざと逆らって、かたいじを通す人。つむじまがり。あまのざこ。perverse
②《仏教語。もと毘沙門天(びしゃもんてん)の腹につける鬼面のこと》天部の諸神がふみつけている小鬼。
③昔話・民話に登場する悪者。
あまのたぢからお‐の‐みこと【天手力命】
日本神話の神。天の岩戸隠れのさい、岩戸を開いて天照大神(あまてらすおおみかみ)を引き出した神。手力男命。
あまの‐ためゆき【天野之】
(1860-1938)経済学者・教育者。江戸の人。東大卒。早大教授・学長。イギリス古典派経済理論を日本に紹介。大正6年(1917)「早大騒動」で学長辞任後、早稲田(わせだ)実業学校の育成に努める。
あまの‐ていゆう【天野貞祐】
(1884-1980)哲学者・教育者。神奈川県生まれ。京大卒。旧制第一高等学校校長・文相などを歴任。著書『道理の感覚』など。
あまのとこたち‐の‐かみ【天常立神】
日本神話で天地開闢(かいびゃく)のとき、造化の三神などに続いて5番目に出現したとされる神。別天神(ことあまつかみ)の五神の一柱。
あま‐の‐はごろも【天の羽衣】
天女(てんにょ)が着ていたという衣服。これを着て空を飛ぶという。あめのはごろも。
あま‐の‐はしだて【天橋立】
京都府北部、宮津(みやづ)湾にある砂嘴(さし)。長さ約3.3km。幅40〜110m。白砂青松で知られる日本三景の一つ。北の傘松(かさまつ)公園と、南の展望台からの眺望(ちょうぼう)がよい。
あま‐の‐はら【天の原】
(ア)大空。
(イ)→高天(たかま)の原
②[枕ことば]「富士・空・ふりさけ見る」にかかる。〈用例〉〜富士の柴山木(こ)の暗(くれ)の時移(ゆつ)りなば逢はずかもあらむ(万葉・14・3355)。
あまのみなかぬし‐の‐かみ【天御中主神】
造化三神の一柱。高天(たかま)の原に最初に出現した天の中心的な存在の主宰神とされる。
あま‐の‐みはしら【天の御柱】
伊奘諾尊(いざなぎのみこと)・伊奘冉尊(いざなみのみこと)の国産みに際し建てられた神殿の中心の柱。
あまのむらくも‐の‐つるぎ【天の叢雲の剣】
素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)の尾を割いて得たという霊剣。天照大神(あまてらすおおみかみ)に献上、のちに三種の神器(じんぎ)の一つとして皇位継承者に授けられた。日本武尊(やまとたけるのみこと)の故事から草薙(くさなぎ)の剣ともいう。叢雲(むらくも)の剣。
あまのや‐りへえ【天野屋利衛】
(1662ごろ-1727)江戸中期の大坂の商人。赤穂義士(あこうぎし)に武具を調達し支援したとされるが、その真偽は不明。『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』に天川屋儀平(あまかわやぎへい)で登場。
あま‐のり【甘苔】
紅藻類ウシケノリ科アマノリ属の総称。潮間帯や高潮線付近に生育。紫紅色で柔らかく葉状。アサクサノリ・スサビノリなど、種類が多く、食用とされる。
あまばた‐いし【雨畑石・雨端石】
山梨県南巨摩(こま)郡硯島(すずりしま)村(現在の早川町)に産する粘板岩。青黒色で、硯(すずり)に利用する。旧硯島村の字(あざ)雨畑に由来。
あまびこ‐の【天彦の】
[枕ことば]《「あまびこ」は、こだまの意》「おと」にかかる。〈用例〉〜おとはの山のはるがすみ思ひみだれて(古今・雑体)。
あま‐べ【部・部】
大化(たいか)の改新(645年)以前の部民(べみん)の一つ。海産物を中央に貢納した海辺の民。主に信濃(しなの)・遠江(とおとうみ)以西に分布。中央の阿曇(あずみ)氏に従属。
あま‐ほうし【尼法師】
→あま(尼①)
あま‐ぼし【甘干し】
①皮をむいて干した渋柿(がき)
②魚のなま干し。
あま‐ま【雨間】
雨の晴れ間。あまあい。あめま。
あま‐み【甘味】
〈対義〉辛味(からみ)
①甘いこと・感じ。sweetness〈比較〉甘さ。
②甘い味のもの。甘味料。菓子・あめなど。
あまみ‐おおしま【美大島】
鹿児島県奄美諸島の主島。面積709km2。山がちで、周囲には珊瑚礁(さんごしょう)が発達。サトウキビやパイナップルなどを栽培。大島紬(つむぎ)が名産。名瀬(なぜ)市のほか3町3村。大島。
あまみぐんとう‐こくていこうえん【美群島国定公園】
鹿児島県、奄美群島にある国定公園。リアス式海岸、海中に広がる珊瑚(さんご)礁、樹林などが亜熱帯的景観を示す。昭和49年(1974)指定。
あまみ‐しょとう【美諸島】
鹿児島県南部、沖縄諸島との間の島群のうち南部を占める島々。奄美大島・喜界(きかい)島・徳之(とくの)島・沖永良部(おきのえらぶ)島・与論(よろん)島などからなる。
あま‐みず【雨水】
降る雨の水。また、降って地面などにたまった水。天水。うすい。rainwater
あま‐みそ【甘味噌】
塩分が少なく、甘みのある味噌。〈対義〉辛味噌。
あまみ‐の‐くろうさぎ【美の黒兎】
ウサギ科の哺乳(ほにゅう)類。体長40〜55cmで黒褐色。耳は長くない。森林にすみ1産1子。特別天然記念物。奄美大島と徳之(とくの)島だけに生息。
あまみ‐はぎ【剥ぎ】
《「あまみ」は炉にあたってできた火だこ、の意》東北や北陸地方で鬼面をつけた若者たちが、家々を訪れる正月行事。〈参照〉生剥(なまは)げ。
あま‐も【甘藻】
海中にはえるヒルムシロ科の多年草。匍匐(ほふく)性の茎から葉片を出し、葉は線形で長さ1m以上。日本全土に分布。モシオグサ。アジモ。リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ。
あま‐もよい【雨催い】
雨もよう。あめもよい。
あま‐もよう【雨模様】
雨の降りそうな空のようす。あめもよう。sign of rain
あま‐もり【雨漏り】(名・サ変自)
屋根などが壊れていて、雨水が室内に漏ること。あめもり。leak of rain
あま‐やか【甘やか】(形動)
甘く感じられるさま。〈用例〉〜な声。
あまやか・す【甘やかす】(五他)
わがままにさせる。甘えさせる。spoil〈用例〉ひとりっ子を〜。
あま‐やどり【雨宿り】(名・サ変自)
雨の降りやむのを軒下や木かげなどで待つこと。あまよけ。shelter from rain
あま‐やみ【雨止み】
①雨がやむこと。stop of rain
②雨のやむのを待つこと。
あま・ゆ【甘ゆ】(下二自)
〈古語〉
→あまえる(甘える)
あま‐ゆき【雨雪】
→あめゆき(雨雪)
あま‐よ【雨夜】
雨の降る夜。rainy evening
あま‐よけ【雨除け】
①雨を防ぐためのもの。雨おおい。covering against rain
②雨宿り。shelter from rain
あまよ‐の‐しなさだめ【雨夜の品定め】
『源氏物語』の「帚木(ははきぎ)」の巻で、五月雨の夜に光源氏や頭中将(とうのちゅうじょう)らが集まって行った女性の品評。貴重な女性論とされている。
あまよ‐の‐つき【雨夜の月】
雨の降る夜の月。あっても見えないもののたとえ。
あま‐より【甘撚り】
糸などのより方がゆるいこと。また、その糸など。
アマランサス【Amaranthus(ラテン)
→ハゲイトウの別名。
あまり【余り】
[一](名)
①多めに残った部分。余分。rest〈用例〉〜がない。
②割り算での残り。剰余。remainder〈用例〉17を3で割った〜は2である。
③度を超すこと。その結果。excess〈用例〉〜のうれしさにとびはねた。喜びの〜電話しました。
[二](接尾)《数詞に付いて》さらに少し多いことを表す。more than〈用例〉10〜。
[三](副)=あんまり。
①《下に打ち消しをともなって》期待どおりではない。そんなに。たいして。not very...〈用例〉〜よくない。
②度はずれに。たいそう。so〈用例〉〜飲まないほうがいい。
[四](形動)程度がひどくてよくない。あんまり。too much〈用例〉〜な言いぐさだ。それでは〜だ。
余りと言えば(あまりといえば)
あまりにも。はなはだしく。excessively〈用例〉〜あまりのことばだ。
あまり‐ある【余り有る】(連語)
余分がある。どんなに…しても、まだ足りない。〈用例〉惜しんでも〜人。
あまり‐もの【余り物】
余分となって残った物。残り物。remainder
余り物に福が有る(あまりものにふくがある)
残り物に意外な利益がある。Leftovers are the best of all.
アマリリス【amaryllis】
ヒガンバナ科アマリリス属の球根植物の総称。5月下旬、赤・白・桃色などのユリに似た花が数個咲く。観賞用に栽培。熱帯アフリカ原産。