あら【粗】
[一](名)
①魚を調理したあとに残った頭・骨・内臓など。あらだき・うしお汁などに利用される。offal
②玄米や白米の中に残っているもみ。あらぬか。
③人の欠点や短所・落ち度。fault〈用例〉〜が見える。
[二](接頭)細かでない、くわしくない、まばらな、人工を加えない、などの意を表す。〈用例〉〜壁。〜すじ。
あら【新】
[一](名)新しいもの。新品。
[二](接頭)新しい、まだ使わない、などの意を表す。〈用例〉〜所帯。〜手。
あら
スズキ科の海水魚。全長約1m。背側は灰青色、腹側は白い。やや沖合いの岩礁部にすむ。スズキに似るが頭が大きく、下あごが上あごより突出する。冬に美味。北海道以南の暖海に分布。
あら(感)
驚き・感動・不審を感じたときに発する語。主として女性が用いる。oh!〈用例〉〜、大変。〜、そうかしら。
あら【荒】(接頭)
荒れはてた、人けのない、荒荒しい、などの意を表す。〈対義〉和(にぎ)。〈用例〉〜野。〜海。〜仕事。
アラー【Allāh(アラビア)
イスラム教における唯一全能の神。ムハンマド(マホメット)は、アラビア人の崇拝していた創造神アラーと、セム族の一神教の伝統をもとにして、一元的な神への信仰にいたった。アッラー。
アラーム【alarm】
①警報装置。
②目ざまし時計。
アラーム‐システム【alarm system】
警報器による無人の機械警備システム。企業や学校などに取りつけられる。
あら‐あら【粗粗】(副)
ざっと。大略。あらかた。あらまし。
あら‐あら(感)
《「あら」を重ねた語》驚き・感動を表す語。
あらあら‐かしこ【粗粗畏】(連語)
《婦人の手紙の結びに用いる語》疎略(そりゃく)でおそれいります。
あらあら‐し・い【荒荒しい】(形)
ひどく乱暴だ。荒っぽい。rough〈派生〉あらあらしげ(形動)あらあらしさ(名)
あらい【洗い】
①洗うこと。洗濯。washing
②刺身の一種。コイ・スズキなど白身魚の生身を薄く切り、冷水で洗って縮ませたもの。洗膾(あらいなます)
あらい【新井】
〈市〉新潟県南西部の市。塩化ビニルなどの化学工業や精密機械工業・木工業がさかん。人口2万8483(1994)。
あらい【新居】
〈町〉静岡県西端、浜名(はまな)湖口の町。旧宿場町。関所跡がある。ウナギの養殖がさかん。人口1万6925(1994)。
*あら・い【荒い】(形)
①動きが強くはげしい。rough; violent〈用例〉波が〜。息が〜・くなる。
②性格や行為が乱暴ではげしい。rough; violent〈用例〉〜気性。人使いが〜。〜ことばづかい。〈派生〉あらさ(名)
*あら・い【粗い】(形)
①粒が大きい。細かでない。coarse〈対義〉細かい。〈用例〉結晶が〜。
②間隔が大きい。まばらである。sparse〈用例〉目の〜ざる。編み目の〜セーター。
③ざらざらしている。なめらかでない。rough〈用例〉〜手ざわり。きめが〜。
④粗雑だ。おおざっぱだ。rough〈用例〉計画が〜。〜・く読む。〈派生〉あらさ(名)
あらい‐あ・げる【洗い上げる】(下一他)
①洗い終える。finish washing
②汚れをすっかり取り除く。十分に洗う。wash well
③身元などをすっかり調べる。investigate thoroughly
あらい‐いも【洗い芋】
①皮をむいて、きれいにしたサトイモ。
→サトイモの別名。
あらい‐おけ【洗い桶】
食器類、または風呂場で体を洗うための器具。丸形・長円形などがある。木製・プラスチック製・アルマイト製など。
あらい‐がみ【洗い髪】
洗って解き下げたままの女の髪。
あらい‐ぐま【洗熊】
タヌキに似たアライグマ科の哺乳(ほにゅう)類。全長約90cm。川岸近くにすみ夜行性。雑食性。木登り・泳ぎも巧み。名は、飼育下で食物を水で洗うことに由来(自然下では食物を洗う習性はない)。南北両アメリカに分布。raccoon
あらいぐみ【(株)新井組】
建設業。建築・土木会社。昭和19年(1944)設立。本社は兵庫県西宮市池田町。
あらい‐こ【洗い粉】
洗顔や洗髪に使う粉。cleansing powder
あらい‐ざらい【洗い浚い】(副)
残すところなくすべて。残らず。everything〈用例〉〜打ち明ける。
あらい‐ざらし【洗い晒し】
なんども洗って、色があせたこと・着物。
あらい‐すすぎ【洗い濯ぎ】
汚れた物を洗い、すすぐこと。洗濯。washing; cleaning
あらい‐ぜき【洗い堰】
取水や下流の水位・水量を調節するため、川の水が常にその上を流れるような高さに作られた堰。weir
あら‐いそ【荒磯】
波が荒くて岩石の多い海岸。ありそ。
あらい‐だし【洗い出し】
①壁や土間などの人造石を水洗いして、表面に細石を浮き出させたもの。
②板にブラシをかけて水洗いし、木目を目立つようにしたもの。
③調査して隠されている事情を究明すること。〈用例〉犯人の〜。
あらい‐だ・す【洗い出す】(五他)
①汚れやおおっているものを洗い落として、中の形を表面に出す。wash out〈用例〉スギの木目を〜。
②くわしく調べて隠されていた物事をはっきりさせる。inquire〈用例〉背後関係を〜。
あらい‐たて【洗い立て】
洗ったばかりであること・物。newly-washed
あらい‐た・てる【洗い立てる】(下一他)
①念入りに、よく洗う。wash carefully
②人の欠点や秘密を、細かく調べ立てる。ほじくり出す。examine closely
アライドシグナル【Allied-Signal Inc.】
アメリカの工業会社。航空宇宙・電子・自動車用機器・化学工業など。1985年設立。本社はニュージャージー州モリスタウン。
あらい‐なお・す【洗い直す】(五他)
①もう一度洗う。wash again
②改めて調べ直す。もう一度検討する。reconsider〈用例〉問題点を〜。
あらい‐なが・す【洗い流す】(五他)
①よごれを水で洗ってきれいにする。wash away〈用例〉雨がほこりを〜。
②疑いやこだわりなどをすっかり流し去る。〈用例〉すべてを〜。
あらい‐の‐せき【新居の関】
江戸時代、箱根の関と並ぶ東海道の重要関所。慶長(けいちょう)5年(1600)現在の静岡県浜名郡新居町に設置。今切(いまぎれ)の関。
あらい‐ば【洗い場】
野菜や衣類、食器などを洗う場所。また、浴室でからだを洗う場所。washing place
あらい‐はくせき【新井白石】
(1657-1725)江戸中期の政治家・学者。名は君美(きみよし)。江戸の人。木下順庵(きのしたじゅんあん)に師事。6代将軍家宣(いえのぶ)に仕え、7代家継(いえつぐ)のとき、幣制の改革など文治政治を推進。正徳(しょうとく)の治(ち)と称された。著書『折たく柴(しば)の記』『西洋紀聞』など。
あらい‐はり【洗い張り】
和服をほどいて洗い、のり付けして、板張りあるいは伸子(しんし)張りなどにしてしわを伸ばすこと。
あらい‐まん【新井満】
(1946-)小説家。新潟県生まれ。上智大卒。昭和63年(1988)『尋ね人の時間』で第99回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『ヴェクサシオン』『水母(くらげ)』『鬼』など。
あらい‐もの【洗い物】
洗わなければならない、衣類や食器など。また、洗った物。washing
アラウ【Claudio Arrau】
(1903-91)チリのピアニスト。ドイツ音楽の伝統を備えたロマン的な演奏に特色がある。
*あら・う【洗う】(五他)
①水・洗剤・薬品などで汚れを落としてすすぎ、きよめる。wash〈用例〉手を〜。下着を〜。
②水・波が寄せたり返したりする。wash〈用例〉岸を〜波。
③隠れているものを細かく調べる。せんさくする。inquire into〈用例〉身元を〜。
④これまでの悪い習慣・生活をきっぱりやめる。quit〈用例〉足を〜。
あら‐うま【荒馬】
気の荒い馬。暴れ馬。悍馬(かんば)。wild horse
荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
《暴れ馬の轡は、正面から取らないと危険であるところから》困難に対しては、小細工するより正面から当たるほうがよいというたとえ。
あら‐うみ【荒海】
波の荒い海。wild sea
あらうみ‐の‐しょうじ【荒海の障子】
清涼殿の東の広廂(ひろびさし)にあった布張りの衝(つい)立て。表に『山海(せんがい)経』による、荒海の浜べに手長・足長という想像上の怪物の図、裏に宇治の網代(あじろ)が描かれている。
アラウンパヤー‐ちょう【アラウンパヤー朝】
1752年アラウンパヤーが統一したビルマ(現ミャンマー)の最後の王朝。1885年イギリスとの第3次ビルマ戦争で滅亡。Alaungpaya dynasty
あら‐えびす【荒夷】
《都の人が勇猛な東国人を呼んだ語》
①中央に服従しない、乱暴な東国武士。
②荒々しい人。
あらお【荒尾】
〈市〉熊本県北西部の市。炭鉱都市として栄えた歴史をもつ。丘陵地ではナシ栽培がさかん。人口5万8628(1994)。
あらおだ‐を【新小田を】
[枕ことば]《「あらおだ」は、新しく開いた田。「荒小田」で、荒れたままの田の意とも。田をすきかえす意から》「かへす」にかかる。〈用例〉春にのみ年はあらなむ〜かへすがへすも花を見るべく(新古今・春上)。
あらがい【抗い・諍い】
争うこと。論争。抗弁。argument
諍い木登り川渡り(あらがいきのぼりかわわたり)
危険なことであり、またやっても益のないこととして、人の避けるべきものをならべて、無謀をいましめた語。
あらが・う【抗う・諍う】(五自)
負けまいと争う。言い争う。argue
あらがき‐の【荒垣の】
[枕ことば]《「あらがき」は、目のあらい垣根。垣根は、内と外をへだてることから》「よそ・ほか」にかかる。〈用例〉里人(さとびと)の言縁妻(ことよせつま)を〜外(ほか)にやわが見む憎くあらなくに(万葉・11・2562)。
あら‐かし【粗樫】
ブナ科の常緑高木。高さ約20m。葉は楕円(だえん)形で、裏面に灰白色の毛が密生する。材は広く利用され、木炭の材料に適する。宮城県以南の山地に分布。クロガシ。
あらかじめ【予め】(副)
前々から。前もって。previously〈用例〉〜用意する。
あら‐かせぎ【荒稼ぎ】
①力仕事。荒仕事。
②一時的な、また、不当な利益をえること。ぼろもうけ。make a killing
③強盗。おいはぎ。robbery
あら‐かた【粗方】(副)
おおかた。だいたい。あらまし。almost; nearly〈用例〉〜無くなる。
あら‐がね【粗金・鉱】
①掘り出したままで、まだ精錬されていない金属。なまがね。鉱石。ore; unrefined metal
②鉄。iron
あらがね‐の【粗金の】
[枕ことば]《鉱石は土の中にあることから》「土」にかかる。あらかねの。〈用例〉〜つちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける(古今・仮名序)。
あら‐かべ【粗壁】
下塗りしただけの壁。rough-coated wall
ア‐ラ‐カルト【à la carte(フランス)
献立表 (carte) によって、好きなものを1品ずつ選んで注文する料理。一品料理。〈対義〉ターブルドート。
あら‐かわ【粗皮】
①木や、穀物などの表皮。外皮。bark〈対義〉甘皮。
②なめしてない、けものの皮。
あら‐かわ【荒川】
山形県南西部・新潟県北部を流れる川。長さ73km。朝日山地に発し日本海に注ぐ。荒川峡温泉郷がある。
あら‐かわ【荒川】
関東平野西部を南東に流れる川。長さ169km。関東山地に発し、秩父(ちちぶ)盆地・関東平野を経て東京湾に注ぐ。下流で分かれる旧本流を隅田(すみだ)川とよぶ。
あらかわ【荒川】
〈町〉新潟県北部、荒川下流の町。稲作中心、荒川米の産地。人口1万1831(1994)。
あらかわ【荒川】
〈村〉埼玉県西部、秩父(ちちぶ)市南西隣の村。ブドウ・クリなどの観光を対象とした農業がさかん。人口6505(1994)。
あらかわ‐だけ【荒川岳】
長野・静岡県境の赤石山脈の山。標高3141m(東岳)。カール地形がある。
あらかわ‐とよぞう【荒川豊蔵】
(1894-1985)陶芸家。岐阜県生まれ。多治見高小卒。北大路魯山人(ろさんじん)に師事、桃山時代の古陶製作の技術を踏襲。昭和46年(1971)文化勲章受章。
あらかわ‐ほうすいろ【荒川放水路】
現在の荒川下流の旧称。東京都北区岩淵(いわぶち)水門から隅田(すみだ)川と分かれて東京湾に注ぐ。下町を洪水から守る分流として、昭和のはじめに完成したが現在は本流となっている。
あらかん【阿羅漢】
《arhat(梵)の音写で、尊敬・供養を受けるに値する人の意。応供(おうぐ)などと訳す》仏教の修行をきわめ、最高の悟りに達した者。ふつう小乗仏教の聖者をさす。羅漢。
アラカン‐さんみゃく【アラカン山脈】
(Arakan Yoma)ミャンマー西部、ミャンマーとインドの国境をなす山脈。主峰はビクトリア山で、標高3053m。
あら‐き【荒木・粗木】
切り出したままで、まだ皮を取らない木。
あら‐き【荒城・殯】
貴人が亡くなったとき本葬の整うまで、遺体を仮に納めてまつること。また、その場所。もがり。
あら‐き【新木】
新しい材木。
あら‐き【新墾・新開】
新しくひらいた土地。
あらき‐かんぽ【荒木寛畝】
(1831-1915)日本画家。江戸の人。油絵も手がけた。洋風の写実味を加えた花鳥画が多い。
あらき‐こどう【荒木古童】
琴古(きんこ)流尺八演奏家の芸名。2世(1823-1908)より荒木姓。現在5世まで。
あらき‐さだお【荒木夫】
(1877-1966)軍人・政治家。東京生まれ。皇道派の中心的人物。陸軍大将を辞任後、平沼(ひらぬま)・近衛(このえ)内閣の文相として軍国主義教育を推進。
あらき‐じっぽ【荒木十畝】
(1872-1944)日本画家。長崎生まれ。寛畝(かんぽ)の養嗣子(ようしし)となる。花鳥画が多い。
あらき‐だ【荒木田】
壁土や鉢物用に使われる土壌。腐植含量が少ないねずみ色の土で、粘着力が強い。関東地方の荒川沿岸(荒木田原)で産出する沖積土。あらきだつち。
あらき‐だ【新墾田】
新田。
あらきだ‐ひさおゆ【荒木田久老】
(1746-1804)江戸後期の国学者。伊勢内宮(いせないくう)権禰宜(ごんねぎ)。賀茂真淵(かものまぶち)に学び、本居宣長(もとおりのりなが)と対立した。著書『万葉考槻之落葉(つきのおちば)』など。
あらきだ‐もりたけ【荒木田守武】
(1473-1549)室町後期の連歌・俳諧(はいかい)作者。伊勢内宮(いせないくう)の禰宜(ねぎ)。『守武千句』により俳諧形式を確立、俳諧文芸の基礎を築く。
あらきだ‐れいじょ【荒木田麗女】
(1732-1806)江戸後期の女流作家。伊勢(いせ)の人。慶滋(よししげ)家雅の妻。王朝貴族の世界を描いた四百余巻の作品を残す。歴史物語『池の藻屑(もくず)』『月の行方(ゆくえ)』など。
あらき‐としま【荒木俊馬】
(1897-1978)天文学者。熊本県生まれ。京大卒。京大教授。天体力学・天体物理学など幅広い分野に貢献。昭和40年(1965)京都産業大学を創立。
あらき‐とらさぶろう【荒木三郎】
(1866-1942)生化学者。上野(こうずけ)の人。東大卒。京大教授・総長。学習院院長。生体内乳酸生成の研究などで生化学の基礎を築く。
アラキドン‐さん【アラキドン酸】
不飽和脂肪酸の一つ。哺乳(ほにゅう)動物界の燐(りん)脂質に広く存在。arachidonic acid
あらき‐の‐みや【荒城宮・殯宮】
貴人の葬法で、遺体を本葬まで仮に安置しまつる場所。あがりの宮。もがりの宮。
あらき‐またえもん【荒木又衛門】
(1599-1638)江戸初期の剣客。伊賀(いが)の人。柳生(やぎゅう)流を学び、大和郡山(こおりやま)藩の剣道師範となる。伊賀越(いがごえ)の仇(あだ)討ちで有名。
あらき‐むらしげ【荒木村重】
(?-1586)安土(あづち)桃山時代の武将・茶人。千利休(せんのりきゅう)の高弟。織田信長(おだのぶなが)に仕え、摂津(せっつ)1国を領したが、離反して没落。のち剃髪(ていはつ)して豊臣秀吉(とよとみひでよし)に仕えた。
あら‐ぎも【荒肝】
きもったま。度胸(どきょう)
荒肝を拉ぐ(あらぎもをひしぐ)
相手をおどろかし、おそれさせる。〈類似〉荒肝を抜く。
あら‐ぎょう【荒行】
寒中に滝に打たれ、冷水を浴びるなどする、はげしい修行。religious austerities
アラクネ【Arachnē(ギリシア)
ギリシア神話のはた織りの名手。そのわざを自慢してアテナ女神に挑戦し、織り比べのとき、女神の怒りにふれ、クモに変えられた。Arachne
あら‐くれ【荒くれ】
気質の荒々しいこと・人。rough; rowdy〈用例〉〜男。
あらくれ‐た【荒くれた】(連体)
すさんで、乱暴な。
あら‐く・れる【荒くれる】(下一自)
乱暴な振る舞いをする。荒々しくなる。rough
あら‐けずり【粗削り】(名・形動)
①ざっと削ること・さま。rough planning
②できが大ざっぱなこと・さま。みがき上げていないこと・さま。rough finish〈用例〉〜な魅力。
あら・げる【荒げる】(下一他)
声などを荒くする。乱暴にする。raise one's voice
アラゴ【Dominique François Jean Arago】
(1786-1853)フランスの天文学者・物理学者。エコール‐ポリテクニク教授。パリ天文台長。光の波動説の実証や渦電流現象の発見など、光学・電磁気学に貢献。
アラゴアス【Alagoas】
ブラジル北東部の州。州都マセイオ。サンフランシスコ川河口の海岸低地はサトウキビ地帯。人口251.3万(1991)。
あら‐ごと【荒事】
歌舞伎(かぶき)芸の一様式。隈(くま)取りや誇張した演技で超人的な強さを表現。初世市川団十郎が創始。〈対義〉和事(わごと)
あらごと‐し【荒事師】
①荒事をおもに演ずる役者。〈対義〉和事師。
②荒っぽい仕事をする人。
あら‐ごなし【粗ごなし】
①物を粉末にするとき、まず、ざっと砕くこと。
②細かい仕事をする前に、まず、ざっと処理しておくこと。
アラゴン【Aragón】
スペイン北東部、北はピレネー山脈、東は地中海に臨む地方。中心都市サラゴーサ。ブドウ・オリーブ・大麦・小麦などを栽培。
アラゴン【Louis Aragon】
(1897-1982)フランスの詩人・小説家。ダダイスム・シュールレアリスム運動をへて共産党に入党。抵抗運動に参加。詩集『断腸』『エルザの瞳(ひとみ)』、小説『オーレリアン』『レ‐コミュニスト』など。
アラゴン‐おうこく【アラゴン王国】
11世紀前半、イベリア半島北東部に建てられた王国。14〜15世紀には地中海に進出。1479年カスティリア王国と合併、スペイン王国を形成。Kingdom of Aragon
あら‐さがし【粗探し・粗捜し】(名・サ変自)
人の欠点や過ちを探し出すこと。あなさがし。faultfinding
アラザン【argent(フランス)
製菓材料の一つ。ケーキやクッキーなどの飾りにする銀色の小粒の玉。
あらし【嵐】
[一]
①暴風雨。storm
②変事。騒動。calamity
[二]島崎藤村(しまざきとうそん)の小説。大正15年(1926)発表。母のない子供たちの独立していく姿を見守る父親の心境を描く。
嵐の前の静けさ(あらしのまえのしずけさ)
異変の起こるような予感がする、無気味な静けさのたとえ。calm before a storm
あら・し【荒し・粗し】(形ク)
〈古語〉
→あらい(荒い)→あらい(粗い)
あらし【荒(ら)し】(接尾)
荒らすこと・人、の意を表す。〈用例〉畑〜。山〜。
あら‐じお【粗塩】
精製していない粒子の粗い食塩。精製塩よりやや不純物が多い。
あらしがおか【嵐が丘】
《原題Wuthering Heights》エミリー=ブロンテの小説。1847年刊。ヨークシャーの荒涼たる風土を背景に、主人公ヒースクリフの激しい愛憎と復讐(ふくしゅう)の悲劇を描く。
あらし‐かんじゅうろう【嵐寛寿郎】
(1902-80)時代劇映画俳優。通称アラカン。大阪生まれ。『鞍馬天狗(くらまてんぐ)』『右門捕物帖(うもんとりものちょう)』シリーズなどに主演。
あらし‐ぐさ【嵐草】
ユキノシタ科の多年草。高さ20〜40cm。葉柄(ようへい)が長く、葉は掌状に鋭く5〜7裂。夏に黄緑色の小花を密生。本州中部以北の高山に分布。
あら‐しごと【荒仕事】
①はげしい労働。力仕事。重労働。heavy work
②《俗語》強盗や殺人などの不法行為。crime
あらし‐やま【嵐山】
京都市西部、保津(ほづ)川沿いにある山。標高382m。ふもとの渡月橋(とげつきょう)をふくめて嵐峡(らんきょう)と呼ばれ、桜と紅葉の名所として知られる。らんざん。
あら‐じょたい【新所帯・新世帯】
新家庭。しんじょたい。new home
アラジン【Aladdin】
『アラビアンナイト』中の一編「アラジンと魔法のランプ」の主人公の名。
アラジン‐の‐ランプ【アラジンの灯】
アラジンの使った魔法のランプ。なんでも望みをかなえてくれる。
あら・す【荒(ら)す】(五他)
①荒れさせる。荒廃させる。devastate; lay waste
②害する。だめにする。damage
③なわばりを侵す。invade
④ぬすむ。break into; rob〈用例〉留守宅を〜。
あら‐ず【非ず】(連語)
《「あり」の未然形に打ち消しの助動詞「ず」の付いたもの》そうではない。〈用例〉さに〜。
アラスカ【Alaska】
北アメリカ北西端、アメリカ49番目の州。州都ジュノー。面積150万km2で最大、人口は最少の州。北部はツンドラ地帯、南部太平洋岸には氷河が集中。林業、水産業、石油採掘が主産業。人口57万(1991)。
アラスカ‐さんみゃく【アラスカ山脈】
(Alaska Range)アメリカ、アラスカ州中南部の山脈。最高峰マッキンリー山は、標高6194m。
アラスカ‐はんとう【アラスカ半島】
(Alaska Peninsula)アメリカ、アラスカ州南西部の半島。中央をアリューシャン山脈が走る。火山が多い。
アラスカ‐わん【アラスカ湾】
(Gulf of Alaska)アメリカ、アラスカ州南岸の湾。ケナイ半島が突き出し、コディアク島に対する。世界有数の漁場の一つ。
あら‐すじ【粗筋】
①大体の筋道。あらまし。アウトライン。outline
②おもに文芸で、表現のあやを取り去って、事件・人物の関係や進行をつづめて、記したもの。summary
あらず‐もがな(連語)
〈文語的〉
《「あらず」に願望の終助詞「もがな」が付いたもの》ないほうがよい。なくもがな。〈用例〉〜の発言。