イズム【ism】
《原語では主義・説・論などを意味する接尾語》主義。主張。思想傾向。考え方。〈用例〉一つの〜をもって生活する。
いずめ
①飯びつを入れて保温するための、わらで編んだ容器。
②乳児を寝かせておくかご。えじこ。
いずも【雲】
→いずものくに(出雲国)
いずも【雲】
〈市〉島根県東部、出雲平野にある市。紡織・木工など商工業がさかん。人口8万3954(1994)。
いずもおおやしろ‐きょう【雲大社教】
教派神道十三派の一つ。千家尊福(せんげたかとみ)が出雲大社の信仰を基盤に神道大社派を組織。昭和26年(1951)改称。大社(たいしゃ)教。
いずもざき【雲崎】
〈町〉新潟県中部、日本海に臨む町。港町・宿場町として古くから栄えた。日本の近代的な石油採掘の発祥の地。良寛(りょうかん)の誕生の地。人口6397(1994)。
いずも‐しんわ【雲神話】
日本神話のうち、とくに出雲の地を舞台とする神話。素戔嗚尊(すさのおのみこと)・大国主命(おおくにぬしのみこと)の事跡を中心とする。
いずも‐たいしゃ【雲大社】
島根県大社町杵築(きづき)にある旧官幣大社。大国主命(おおくにぬしのみこと)を主神とし、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)など5柱を配祀(はいし)。社殿の大社造りは、神明造りとともに神社建築中最古の様式。いずものおおやしろ。杵築大社。
いずも‐の‐おくに【雲の阿国】
(?-?)歌舞伎(かぶき)の祖とされる女性。出雲大社の巫女(みこ)ともいわれ、慶長(けいちょう)(1596〜1615)のころ京都で興行した念仏踊りが人気を博し、のちかぶき踊りを創始。
いずも‐の‐かみ【雲の神】
①出雲大社の祭神。大国主命(おおくにぬしのみこと)をさす。
②縁むすびの神。
いずも‐の‐くに【雲国】
旧国名。現在の島根県東半部。山陰道の一国。「延喜式」では上国、10郡。国府・国分寺はともに松江(まつえ)市竹矢(ちくや)町。明治4年(1871)廃藩置県により島根県。雲州(うんしゅう)。出雲。
いずも‐の‐くにのみやつこ【雲国造】
古代、出雲地方を支配した豪族出雲氏の官職名。大化(たいか)の改新以後は出雲大社の祭司として強大な力をもつ。室町時代に千家・北島両家に分裂。
いずものくにふどき【雲国風土記】
古代出雲の地誌。天平(てんぴょう)5年(733)完成。国土の沿革・神社・寺院・山川・道路・物産などを記述。現存風土記のうち唯一の完備したもの。出雲風土記。
いずも‐へいや【雲平野】
島根県東部にある平野。県下最大の沖積平野。集落の屋敷林の景観が珍しい。簸川(ひかわ)平野。
いず‐ら【何ら】(代)
〈古語〉
どこ。どちら。〈用例〉いにしへのにほひは〜桜花(伊勢・62)。
イスラエル【Israel】
《原義はヘブライ語で、神と格闘する、の意》『旧約聖書』で、ヤコブの子らの12部族の総称。カナンに定着したセム系遊牧民。ユダヤ人の祖先。
イスラエル【Israel】
(State of Israel)西アジア、地中海東岸の共和国。エルサレムを首都としている。シオニズム運動により、1948年ユダヤ人が建国。パレスチナの地でアラブ諸国との抗争が激しい。集団農業が発達。地中海沿岸ではオリーブ・ブドウを栽培。工業化も著しい。面積2.1万km2。人口532.5万(1993)。正称イスラエル国。
イスラエル‐おうこく【イスラエル王国】
紀元前11世紀、イスラエル人がカナンに建てた王国。初代の王サウルのあとダビデ、ソロモンと続き繁栄。前922年に南北に分裂。北王国はサマリアに拠(よ)ってこの名を称し、南王国はユダ王国となった。北王国は前722年アッシリアにより滅ぼされた。Kingdom of Israel
イスラエルス【Jozef Israëls】
(1824-1911)オランダの画家。農民や漁師を暗色調で描く。作品『海辺の子どもたち』など。
イスラマバード【Islamabad】
パキスタンの首都。同国北部のラワルピンジ郊外にある。1959年にカラチから移した新首都。国際空港がある。人口20.1万(1981)。
イスラム‐きょう【イスラム教】
《「イスラム」は、アラビア語で神に服従、の意》世界宗教の一つ。610年アラブの預言者ムハンマド(マホメット)が創始した一神教。唯一永遠の神アラーを信じ、コーランを聖典とする。信仰箇条はアラー・天使・啓典(コーラン)・預言者(ムハンマド)・来世・予定の6信。重要な儀礼として信仰告白・礼拝・断食(だんじき)・喜捨・巡礼の5行がある。正統スンナ派とシーア派の2大宗派がある。マホメット教。回回(フイフイ)教。回教。Islam
イスラム‐けん【イスラム圏】
イスラム教徒が住民の多数を占め、特有の社会的・文化的様相を形成する地域の総称。北アフリカ・西アジア・中央アジア・東南アジア・インドなどを中心地域とする。回教圏。
イスラム‐げんりしゅぎ【イスラム原理主義】
イスラム世界において、西欧的近代化を排し、コーランの理念にもとづくイスラム共同体の建設と社会的正義の実現をめざす思想および運動。マホメットの言行やシャリーアに依拠し、宗教的共同体の回復を主眼とする。イスラム復古主義。Islamic fundamentalism
イスラム‐しゃかいしゅぎ【イスラム社会主義】
イスラムの教理に基づく現代社会批判の考え方。西欧近代の社会主義とはまったく異質で、唯一の神の前にすべての者は平等とする。Islamic socialism
イスラムしょこくかいぎ‐きこう【イスラム諸国会議機構】
(Organization of Islamic Conference)イスラム諸国の政治的・経済的・文化的連帯を強化・促進するために組織された国際機構。1971年設立。OIC。
イスラム‐ていこく【イスラム帝国】
→サラセン帝国の別称。
イスラム‐ふっこしゅぎ【イスラム復古主義】
→イスラムげんりしゅぎ(イスラム原理主義)
イスラム‐ぶんか【イスラム文化】
イスラム教とアラビア語を中核とする文化。Islamic culture;Islam
イスラム‐ほう【イスラム法】
→シャリーア
イスラム‐れき【イスラム暦】
イスラム教国の宗教的行事に使われている暦。1年は12か月で太陰暦である。マホメット暦。Islamic calendar
い・する【医する】(サ変他)
病気や、かわき・飢えなどをなおす。癒(い)やす。医す。
い・する【委する】(サ変他)
=委す。
①まかせる。
②すてておく。かまわないで、ほうっておく。〈用例〉荒廃に〜。
い・する【慰する】(サ変他)
なぐさめる。ねぎらう。慰す。
いず‐れ【何れ・孰れ】
[一](代)どこ。どれ。どちら。either〈用例〉A案、B案〜を採るか。
[二](副)
①どのみち。どっちにしても。anyway〈用例〉人間は〜は死ぬものだ。
②近いうちに。近々。before long〈用例〉〜伺います。
何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)
どれもすぐれていて、選ぶのに迷うこと。
何れか何れ(いずれかいずれ)
どちらがどちらであるか。
何れと無し(いずれとなし)
優劣つけがたい。どれもこれも同じようだ。
何れともなく(いずれともなく)
どこともなく。どこかへ。to where god knows〈用例〉〜立ち去る。
何れにしても(いずれにしても)
どの方法をとるにしても。いずれにせよ。
いずれ‐おとらぬ【何れ劣らぬ】(連語)
いずれもすばらしくてひけをとらない。equally competent〈用例〉〜才媛(さいえん)ばかり。
いずれ‐も‐さま【何れも様】(代)
みなさま。
い‐すわ・る【居座る・居坐る】(五自)
①座りこんで動かない。引き続きとどまって、退かない。settle down
②引き続きその地位にとどまる。remain〈用例〉社長のポストに〜。
いせ
裁縫で、布をぐし縫いで縫い縮めて、ふくらみや丸みを出す縫い方。また、縫った所。袖山・裾(すそ)の折り返し・足袋(たび)の爪先(つまさき)などに用いる。いせこみ。shirring
いせ【勢】
伊勢の浜荻(いせのはまおぎ)
①アシの別名。
②所によって物の名のちがうたとえ。〈用例〉難波(なにわ)の葦(あし)は〜。
伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
信仰心にあついこと。また、信心はどんなに深くしてもしすぎということはない、ということ。
いせ【勢】
〈市〉三重県東部の市。宗教・観光都市。伊勢神宮の門前町として栄える。旧称宇治山田市。人口10万3850(1994)。
いせ【勢】
(?-?)平安前期の女流歌人。三十六歌仙の一人。小野小町(おののこまち)につぐ当代女流歌人の一人。歌人中務(なかつかさ)の母。家集『伊勢集』。
い‐せい【以西】
その場所・地点をふくんで、そこから西。west of〈対義〉以東。〈用例〉関東〜。
い‐せい【医聖】
たいへんすぐれた医者。〈用例〉〜ヒポクラテス。
い‐せい【威勢】
①人をおそれ従わせるような力。influence〈用例〉〜をふるう。
②勇ましいこと。意気さかんなこと。high spirits〈用例〉〜がよい。
い‐せい【為政】
政治を行うこと。governing〈用例〉〜者。
い‐せい【異姓】
姓がちがうこと。他姓。〈対義〉同姓。
い‐せい【異性】
①性質がちがうこと・もの。isomerism
②男女、雌雄の、性がちがっていること。
③とくに、男から女を、女から男をさしていう。opposite sex〈対義〉同性。
い‐せい【遺制】
今ものこっている、古い制度。
い‐せい【遺精】
→むせい(夢精)
いせい‐たい【異性体】
分子式が同じで、物理的または化学的性質の異なる化合物。構造異性体・幾何異性体・光学異性体がある。isomer
いせ‐いも【勢芋】
ナガイモの栽培品種。
いせ‐えび【老】
イセエビ科の大形のエビ。体長18〜25cm。甲殻は堅牢(けんろう)で濃赤褐色。頭胸部に大小多数のとげと粗毛がある。美味。祝儀(しゅうぎ)の料理用にされる。岩礁帯にすみ、茨城県以南の暖流域に分布。spiny lobster
いせ‐おどり【勢踊(り)】
伊勢信仰にともなって近世初頭から全国的に流行した風流(ふりゅう)踊りの一つ。伊勢大神のおつげを得たとして、民衆が踊り継いで参宮した一種の掛け踊りで、各地の盆踊りに影響を与えた。
いせ‐おんど【勢音頭】
三重県伊勢地方の民謡の総称。伊勢参りの人々により全国に広まった。
いせおんどこいのねたば【勢音頭恋寝刃】
近松徳叟(ちかまつとくそう)の作。歌舞伎(かぶき)世話物(せわもの)。伊勢古市(ふるいち)遊郭での殺傷事件を脚色した際物(きわもの)。寛政(かんせい)8年(1796)初演。
いせ‐かいどう【勢街道】
伊勢神宮への参詣(さんけい)のための街道の総称。
①旧東海道四日市追分(おいわけ)から伊勢神宮に至る参宮街道。現在の国道23号。
②旧東海道の関・津を経て伊勢神宮に至る伊勢別街道。
③大和(やまと)・伊賀(いが)・伊勢を結ぶ初瀬(はせ)街道。現在の国道165号。
いせ‐がた【勢型】
《「伊勢型紙」の略》近世から伊勢の白子(しろこ)町で生産されている染め物の型紙。和服地の小紋・型友禅など捺染(なっせん)物に使われる。重要無形文化財。
い‐せき【堰・井堰】
水の流れをせきとめるために土や木などで築いたもの。せき。ダム。
い‐せき【胃石】
ザリガニなどの甲殻類の胃中にある白色で球形または半球形の2個の結石。脱殻前に甲殻中のカルシウムが胃中に送られて石となったもの。脱皮後再び消化され甲殻に運ばれる。gastrolith
い‐せき【移籍】(名・サ変自他)
①籍を他へ移すこと。transfer
②スポーツ選手などが所属チームを変えること。transfer
い‐せき【遺跡・遺蹟】
①昔、建造物や事件があったあと。旧跡。remains
②大地に残る過去の人間活動の痕跡(こんせき)。archaeological site〈用例〉登呂(とろ)の〜。
③死者の跡目。また、それを相続する人。
いせきのうき【井関農機(株)】
機械。農業機械・産業機械製造会社。昭和11年(1936)設立。本社事務所は東京都荒川区西日暮里(にっぽり)
いせ‐こう【勢講】
伊勢神宮への参拝を目的として結ばれた講。講の構成員が講費(旅費)を積み立て、くじによって代表が参宮した。室町時代から多くなり、江戸時代に急増。太太(だいだい)講。
いせ‐こみ【いせ込み】
→いせ
いせ‐ごよみ【勢暦】
伊勢神宮の祭主藤波(ふじなみ)家が刊行した暦。神職がお札(ふだ)の大麻(たいま)とともに全国に頒布した。
いせさき【勢崎】
〈市〉群馬県南東部の市。商工業都市で、伊勢崎銘仙(めいせん)が有名。機械工業も発達。人口11万6513(1994)。
いせざき‐ちょう【勢佐木町】
神奈川県横浜市中区にある繁華街。JR根岸(ねぎし)線関内(かんない)駅に近い。
いせ‐さだたけ【貞丈】
(1717-84)江戸時代中期の有職故実(ゆうそくこじつ)研究家。江戸の人。号は安斎(あんさい)。武家を中心とした制度・典礼などを研究。『貞丈雑記』『犬追物類鏡』など。
いせしま‐こくりつこうえん【勢志摩国立公園】
三重県伊勢市から志摩半島全域にわたる国立公園。伊勢神宮・二見浦(ふたみがうら)、鳥羽(とば)市から南勢(なんせい)町に至る海岸美などが見どころ。昭和21年(1946)指定。
いせ‐しょうにん【勢商人】
伊勢地方、とくに松坂出身の商人。江戸時代には江戸や上方(かみがた)で活躍。三井(みつい)はその代表。
いせ‐じんぐう【勢神宮】
三重県伊勢市にある皇大神宮(内宮(ないくう))と豊受(とようけ)大神宮(外宮(げくう))の総称。皇大神宮の祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)、神体は八咫(やた)の鏡。豊受大神宮は豊受大神をまつる。20年ごとに白木造りの社殿を改築。伊勢大神宮。神宮。お伊勢さま。
いせ‐しんとう【勢神道】
鎌倉(かまくら)時代、伊勢神宮外宮(げくう)の祠官(しかん)度会(わたらい)氏が創唱した神道説。神道五部書を典拠に、内宮(ないくう)に対する外宮(げくう)の存在の意義を説く。社家(しゃけ)神道。外宮神道。度会神道。
いせたん【(株)勢丹】
商業。百貨店。昭和5年(1930)設立。本社は東京都新宿区新宿。
い‐せつ【異説】
ちがった見解。とくに学界で正しいとされている説とちがった説・議論。different view〈対義〉定説・通説。〈用例〉〜をとなえる。
いぜな【伊是名】
〈村〉沖縄県、沖縄島北西の伊是名島を中心とする村。畑作・畜産・沿岸漁業がさかん。人口1935(1994)。
いせ‐なでしこ【撫子】
ナデシコ科の一年草。中国原産のセキチクの変種で、古くから伊勢松阪(まつさか)地方で栽培。花弁が細く切れて、垂れ下がる。
いせのうみ【勢の海】
催馬楽(さいばら)の曲名。『更衣(ころもがえ)』とともに代表的作品。歌詞は「伊勢の海の清き渚(なぎさ)に」で始まる。
いせ‐の‐おおすけ【勢大輔】
→いせのたいふ(伊勢大輔)
いせ‐の‐おし【勢の御師】
伊勢神宮に所属した祈祷(きとう)師。各地に伊勢暦や大麻(たいま)を配り歩き、また諸国からの参詣(さんけい)者に宿を提供するなどした。
いせ‐の‐くに【勢国】
旧国名。現在の三重県の大部分。古く、伊勢神宮の鎮座地として開けた。東海道の一国。「延喜式」では大国、13郡。国府は鈴鹿(すずか)市国府(こう)町、国分寺は同市国分(こくぶ)町。明治4年(1871)廃藩置県により度会(わたらい)・安濃津(あのつ)2県。同5年(1872)安濃津県は三重県と改称し、同9年(1876)度会県を併合。勢州(せいしゅう)。伊勢。
いせ‐の‐たいふ【勢大輔】
(?-?)平安中期の女流歌人。大中臣輔親(おおなかとみのすけちか)の娘。中古三十六歌仙の一人。家集『伊勢大輔集』。いせのおおすけ。
いせはら【勢原】
〈市〉神奈川県中部の市。大山(おおやま)阿夫利(あふり)神社の門前町から発展。大山詣(もう)での基地。果樹栽培がさかん。宅地化・工業化が進む。人口9万4170(1994)。
いせ‐へいし【勢平氏】
伊勢に根拠地をもった桓武(かんむ)平氏の主流。平貞盛(たいらのさだもり)の子維衡(これひら)以後、東国から伊勢・伊賀(いが)地方に地盤を移し、勢力をはった。正盛(まさもり)・忠盛(ただもり)のころ院と結んで中央に進出。清盛(きよもり)のとき政権を握って全盛。
いせ‐へいや【勢平野】
三重県の伊勢湾沿いに弓形にのびる平野。気候が温暖で、古来豊かな農業地域。北部には石油化学工業のさかんな四日市(よっかいち)などがある。
いせ‐まいり【勢参り】
伊勢神宮に参拝すること。お伊勢参り。
いせものがたり【勢物語】
平安前期の現存最古の歌物語。作者未詳。在原業平(ありわらのなりひら)などの歌を軸に、業平を思わせる「昔男」の一代記に託して、人間の愛情の諸相を展開。「あはれ」と「みやび」の世界を現出する。約125段の歌物語で構成。在五(ざいご)が物語。在五中将の日記。
いせ‐りゅう【勢流】
室町時代に確立した武家礼法の一流派。伊勢貞継(いせのさだつぐ)が幕府の儀礼、殿中(でんちゅう)の礼儀作法を司(つかさど)り、相伝したことに始まる。
い・せる(下一他)
長い布と短い布とを縫い合わせるとき、短いほうの寸法に合わせるため、長い布をしわよせしながら縫う。いせこむ。
いせ‐わん【勢湾】
本州太平洋岸、愛知県と三重県の間の湾入。遠浅で、海岸線は単調。陸地化が進む。湾奥に名古屋港がある。
いせわん‐たいふう【勢湾台風】
昭和34年(1959)9月26日、紀伊(きい)半島に上陸した台風。死者・行方不明5098名、家屋・田畑・堤防・船舶などに大被害をもたらす。
い‐せん【医専】
《「医学専門学校」の略》医学に関する専門教育を行った旧制の専門学校。旧制の中学校の上につづく。
い‐せん【胃腺】
胃粘膜層にある胃液を分泌する消化腺。胃底腺・噴門腺・幽門腺の3種類がある。gastric gland
い‐せん【緯線】
地球上の南北の位置を示すため、地球表面に赤道に対し平行に仮定した線。parallel of latitude〈対義〉経線。
いせん【伊仙】
〈町〉鹿児島県、奄美(あまみ)諸島徳之島(とくのしま)南部の町。サトウキビ栽培の中心地。製糖工場がある。人口8476(1994)。
*い‐ぜん【以前】
①ある時点をふくんで、それよりまえの時間。ago; before〈対義〉以後・以来。〈用例〉江戸時代〜。
②今よりさかのぼってかなり前。もと。まえ。むかし。formerly〈用例〉〜は寂しかった所。
③そのレベルに達していず、程度が低い。〈用例〉倫理〜の問題。
いぜん【惟然】
(?-1711)江戸前期の俳人。美濃(みの)の人。姓は広瀬。芭蕉(ばしょう)の門人。飄逸(ひょういつ)な人柄と軽妙洒脱(しゃだつ)な作風で知られ、のちには口語調の句が多い。編著『藤(ふじ)の実』『二葉集』など。
い‐ぜん【依然】(副・形動トタル)
もとどおり。やっぱり。still〈用例〉旧態〜。
いぜん‐けい【已然形】
《「已然」は、すでにそうなっているの意》文語の活用語の活用形の一つ。「聞けば」「見えねども」「あれど」のように助詞「ば・ど・ども」が下に付いて確定した条件を表す。「こそ」の係りに対する結びとしても用いられる。現代語では、仮定形に当たる。〈参照〉係り結び・仮定形。
い‐せんこう【胃穿孔】
胃潰瘍(かいよう)や胃癌(がん)が原因で胃壁に穴があいた状態。穿孔部から胃の内容物が腹腔(ふくくう)内に漏れて汎発(はんぱつ)性腹膜炎をおこすため、緊急手術が必要。perforation of stomach ulcer
いぜんと‐して【依然として】(連語)
もとのまま。あいかわらず。still