いっ‐ち【一致】(名・サ変自)
1つになること。多くのものが1つに合うこと。agreement〈用例〉満場〜。〜協力。
いっち‐はんかい【一知半解】
ろくに知りもしないこと。なまかじり。半可通。smattering
いっ‐ちゃく【一着】
①競走などで、いちばん早く、めざす地点につくこと。the first place
②衣類を数えることば。〈用例〉背広〜。
一着に及ぶ(いっちゃくにおよぶ)
着物・洋服を着る。
いっ‐ちゅう【一籌】
《「籌」は、勝負を争うときの数取りの具》1つのはかりごと。
一籌を輸する(いっちゅうをゆする)
《明(みん)の喬宇(きょうう)「嵩山(すうざん)に遊ぶの記」にあることば》やや劣る。負ける。〈比較〉一目(いちもく)置く。
いっちゅう‐きき【一ちゅう聞き】
香道(こうどう)で、名香をひとくゆらしして、あじわうこと。いっしゅきき。
いっちゅう‐ぶし【一中節】
浄瑠璃(じょうるり)の一流派。元禄(げんろく)ごろ(17世紀末)都太夫(みやこだゆう)一中が京都で語り始めた。上品で重厚な芸風。古曲の一つ。
いっ‐ちゅうや【一昼夜】
まる1日。a whole day and night〈用例〉〜熱が下がらない。
いっ‐ちょう【一丁】
①町の中の小分け。〈用例〉本町〜目。
②本の表と裏の両ページ。
③豆腐・鼓・かご・こし・すき・くわ・かみそり・包丁などの、1個。
④料理1人前。〈用例〉ラーメン〜。
⑤ひと勝負。〈用例〉〜行こう。
いっ‐ちょう【一丁・一挺・一梃】
鉄砲・やり・墨などの、1本。
いっ‐ちょう【一町】
①尺貫法で、距離の単位の一つ。60間。約109m。
②土地の面積の単位の一つ。10反。約99.2a。1町歩。
③1つの町。〈用例〉〜一村。
一町に三所(いっちょうにみところ)
非常にまばらなこと。きわめてまれなこと。
いっ‐ちょう【一張】
琴・弓・幕などの、1つ。ひとはり。
いっ‐ちょう【一朝】
[一](名)
①ひとあさ。
②あるあさ。one morning
③わずかの間。in a short time
[二](副)ひとたび。いったん。once〈用例〉〜事あるときは。
一朝の怒りに其の身を忘る(いっちょうのいかりにそのみをわする)
《『論語』「顔淵(がんえん)」にあることば》一時の怒りに、前後の見境をなくしてしまう。短気を戒めることば。
いっ‐ちょう【一調】
①能の演奏形式の一つ。曲の一部を1つの打楽器(小鼓(こつづみ)か大鼓(おおつづみ)まれに太鼓(たいこ))の伴奏で1人でうたうこと。変種に「一調一管」など。
②長唄囃子(ながうたばやし)の用語。小鼓の独奏。
③歌舞伎(かぶき)下座(げざ)音楽の用語。武将・大名の出入りに奏する小鼓の曲。
いっちょう‐いっし【一張一弛】
気をはったり、ゆるめたりすること。
いっちょう‐いっせき【一朝一夕】
わずかの時日。in a day; overnight〈用例〉〜にはできない。
いっちょう‐いったん【一長一短】
長所もあり、短所もあること。merits and demerits〈比較〉一利一害。
いっちょう‐じ【一丁字】
→いっていじ(一丁字)
いっちょう‐まえ【一丁前】
《俗語》いちにんまえ。いっちょまえ。〈用例〉〜にやるじゃないか。
いっちょう‐ら【一張羅】
①たった1着の晴れ着。one's Sunday best
②1着しかない衣服。one's only clothes
③一枚看板。
いっ‐ちょくせん【一直線】
①1本の直線。line
②まっすぐなこと。ひとすじ。straight〈用例〉〜に進む。
いっちょ‐まえ【一丁前】
→いっちょうまえ(一丁前)
いつ‐つ【五つ】
①4の次の数。5個。5歳。ご。いつ。five
②昔の時刻の名。今の午前と午後の8時ごろ。いつつどき。
い‐づつ【井筒】
①井戸の地上部分の囲い。木・石などで円形または方形に囲む。井戸側。化粧側。
②紋所の名。方形の井筒にかたどったもの。平井筒・角立(かくだて)井筒・重(かさね)井筒など。井桁(いげた)
いっ‐つい【一対】
2つで1そろいになること。その1そろい。a pair〈用例〉好〜。
いっ‐つう【一通】
書類・手紙などの、1つ。a copy
いつつ‐ぎぬ【五つ衣】
女房装束の一つ。平安時代以後、単(ひとえ)の上、表着(うわぎ)の下に袿(うちき)を5枚重ねて着た。のちには、1枚の衣で袖口(そでぐち)や裾(すそ)を5枚重ねのように仕立てた。五つ重ね。重ね袿。
い‐つづけ【居続け】(名・サ変自)
よそ、とくに遊里などで、長い間遊んでいて自分の家に帰らないこと。流連。stay out
いつつ‐もん【五つ紋】
和装の礼服につける5つの家紋。また、5つ紋のついた礼服。染め抜きの日向(ひなた)5つ紋がもっとも正式とされる。背紋1・袖(そで)紋2・抱き紋2の合計5つ。
いづつや【(株)井筒屋】
商業。百貨店。昭和10年(1935)設立。本社は福岡県北九州市小倉北区船場(せんば)
いっ‐て【一手】
①1つの方法。one way〈用例〉押しの〜。
②自分の所だけであつかうこと。独占。monopoly〈用例〉〜販売。
③碁・将棋で、石・こまを1回打つ・動かすこと。a move
いっ‐てい【一定】(名・サ変自他)
①1つに決めること。settle
②1つに決まって変わらないこと。constant
③ある程度。〈用例〉〜の評価をする。
いってい‐じ【一丁字】
《「丁」は个(か)(箇の意)の字の誤用》1つの文字。1字。いっちょうじ。
一丁字を識らず(いっていじをしらず)
《『唐書』「張弘靖(ちょうこうせい)伝」にあることば》「→目に一丁字無し」と同意。
目に一丁字無し(めにいっていじなし)
まったく文字を知らない。一丁字を識らず。
いっ‐てき【一滴】
ひとしずく。a drop
いっ‐てき【一擲】(名・サ変他)
思い切って1度に投げ捨てること。〈用例〉乾坤(けんこん)〜。
一擲乾坤を賭す(いってき、けんこんをとす)
《韓愈(かんゆ)の詩「鴻溝(こうこう)を過ぐ」の一節》天下を取るか失うか、運に任せて冒険をする。乾坤一擲。
いっ‐てつ【一徹】(名・形動)
がんこなさま。いっこく。stubborn〈用例〉老いの〜。〈派生〉いってつさ(名)
いつ‐でも【時でも】(副)
どんな時でも。どんな場合でも。anytime〈用例〉〜大丈夫だ。
いって‐らっしゃい【行ってらっしゃい】(感)
《「行っていらっしゃい」の約》人が出かけるときに、無事に行ってくるように、という気持ちをこめて言うことば。
イッテルビウム【ytterbium】
希土類元素の一つ。元素記号Yb原子番号70。原子量173。単体は銀白色。
いっ‐てん【一天】
①大空。空全体。the whole sky
②天下。the world〈用例〉〜四海。
いっ‐てん【一点】
①1つの点。
②点数の、1点。
③《「一点の…もない」の形で》少し。わずか。a speck of〈用例〉〜の非の打ち所もない。
④一時(いっとき)を4等分にした最初のひとくぎり。〈用例〉〜鐘(しょう)
いっ‐てん【一転】(名・サ変自)
①ひとまわりすること。a turn〈用例〉空中で〜する。
②がらりと変わること。a complete change〈用例〉心機〜して。
いってん‐いっかく【一点一画】
漢字を組み立てている1つの点、一筆(ひとふで)の線。〈用例〉〜もゆるがせにしない。
いってん‐おおめいが【一点大蛾】
雌の前翅(ぜんし)中央に小黒点が1つあるガ。開張21cm内外。幼虫がイネの茎を食害。1年に3回発生するので、サンカメイガともいう。本州南部・四国・九州のほか、中国・東南アジアにも分布。
いっ‐てんき【一転機】
重要な変わりめ。いちてんき。a turning point
いってん‐こくが【一点穀蛾】
灰褐色の前翅(ぜんし)のほぼ中央に小黒点が1つあるガ。開張約3cm。幼虫は貯蔵穀物を食害する害虫。幼虫で越冬。日本全土のほか、北半球の各地に分布。
いってん‐しかい【一天四海】
天下。全世界。
いってん‐ばり【一点張り】
1つのことだけを押しとおすこと。to stubbornly insist〈用例〉知らないの〜。
いってん‐ばんじょう【一天万乗】
天下を治める位。天子・天皇のこと。〈用例〉〜の君。
いっ‐と【一斗】
尺貫法で、容積の単位の一つ。1升の10倍。約18.04l。
いっ‐と【一兎】
1匹のウサギ。
一兎をも得ずに(いっとをもえずに)
一つの目的をも果たさないで。accomplish nothing
いっ‐と【一途】
①ひとすじの道。
②同じ方針。same way
③それだけであること。the only way
一途を辿る(いっとをたどる)
あることに向かって、まっすぐに進む。ひたすらその方向にある。keep on...ing;go steadily to〈用例〉向上の〜。
イット【it】
《俗語。アメリカ映画の題名から出た。原語は「それ」の意の代名詞》性的魅力。
いっ‐とう【一刀】
①1振りの刀。
②ひとたち。〈用例〉〜のもとに斬り捨てる。
いっ‐とう【一党】
①1つの党派。a group〈用例〉〜一派。
②仲間。
いっ‐とう【一等】
[一](名)
①第1。1番。最上。the first class
②等級の1段階。one degree〈用例〉罪〜を減じる。
[二](副)もっとも。1番。〈用例〉〜いい絵。
いっ‐とう【一統】
[一](名・サ変他)1つにまとめること。統一。
[二](名)
①ひとすじ。一系。
②一同。〈用例〉御〜様。
いっ‐とう【一頭】
①1つの頭。
②馬・牛など大きな動物の1匹。
一頭地を抜く(いっとうちをぬく)
《『宋史(そうし)』「蘇軾(そしょく)伝」にあることば》他の人々よりいちだんとすぐれている。be by far the best
いっとう‐えん【一灯園】
京都市山科(やましな)に道場をもつ宗教団体。明治38年(1905)西田天香(にしだてんこう)が創立。平等と無所有、托鉢(たくはつ)奉仕、懺悔(ざんげ)の共同生活を実践。
いっ‐とうしん【一等親】
→一親等の古い呼称。
いっとう‐せい【一党制】
単独の政党しか存在を許されない政治体制。かつてのソ連・東欧など共産圏や軍事独裁体制をしく諸国にみられる。one-party system
いっとう‐せい【一等星】
恒星のうち、光度が1等級のもの。肉眼で見えるぎりぎりの星(6等星)の100倍明るいもの、としている。シリウスなど。star of the first magnitude
いっとう‐だい【一等鯛】
イットウダイ科の海水魚。赤色の地に9、10本の白い縦帯が走る。全長約25cm。鰓蓋(えらぶた)から後方へ3本のとげが突出。岩礁帯にすむ。美味。本州中部以南に分布。カノコウオ。
いっとう‐ち【一等地】
条件・環境などがもっともよいと評価されている土地。a first-grade lot〈用例〉都心の〜。
いっとう‐ぼり【一刀彫(り)】
小刀で簡単素朴に像を刻む木彫りの技法。また、その彫刻物。奈良・飛騨土産の人形など。
いっとう‐りょうだん【一刀両断】
①一太刀で、まっ二つにたち切ること。
②思い切って始末すること。to take a drastic measure〈用例〉〜の処置。
いっ‐とき【一時】
[一](名)昔の時間の数え方で、ひととき。今の、ほぼ2時間。
[二](名・副)しばらくの間。for a while
いっとき‐のがれ【一時逃れ】
いちじ逃れ。いちじしのぎ。makeshift
いっとき‐ぶみ【一時文】
昔の一時、今の約2時間ごとに書き送る手紙。遊女が客に思いを伝えた方法の一つ。
いっ‐とく【一得】
1つの利益。一利。
いっとく‐いっしつ【一得一失】
一面では利益もあるが、また損失もあること。一利一害。advantages and disadvantages
いつと(は)‐なく【時と(は)無く】(副)
いつのまにか。いつともなく。before one knows
イットリウム【yttrium】
希土類元素の一つ。元素記号Y。原子番号39。原子量88.9。比重5.51。単体は灰色の金属。
いつ‐なんどき【時何時】(副)
《「いつ」を強めた語》予期しない、どのようなときに。at any moment〈用例〉〜何があるかわからない。
いつ‐に【一に】(副)
①ひとえに。まったく。solely〈用例〉成功は〜君の努力にかかっている。
②ひとつには。別に。for one thing〈用例〉〜曰(いわ)く。
いつ‐にゅう【溢乳】
乳児が授乳後に乳汁を口からたらすこと。生後3か月までの乳児に多くみられる。regurgitation of milk
いつねん【逸然】
(1600/01-68)中国、明(みん)末の黄檗宗(おうばくしゅう)の画僧。正保(しょうほ)元年(1644)来日。長崎漢画の祖。写生的な人物画を得意とした。
いつの‐ぶとん【五幅布団】
表裏とも五幅の布で仕立てた掛け布団。標準サイズの四幅半(よのはん)(150cm)に対して五幅(170cm)の幅。寒冷地などで用いる。五布(いつぬの)布団。
いつのま‐にか【時の間にか】(副)
どの時ということもなく。unnoticed
いっ‐ぱ【一波】
1つの波。1つの波紋。
一波纔かに動いて万波随う(いっぱわずかにうごいてばんぱしたがう)
《宋(そう)の釈恵洪の『冷斎夜話』にあることば》小さな事件でもその影響がいろいろなところに及ぶことに言う。
いっ‐ぱ【一派】
①学問・宗教・芸術などの一つの派。〈比較〉一流。〈用例〉〜をなす。
②仲間。団体。同類。a group〈用例〉一党〜にかたよる。
いっ‐ぱ【言っぱ】(連語)
〈古語〉
《「言ふは」の転》言うのは。〈用例〉さて行法の次第と〜(浄瑠璃・博多小女郎波枕)。
*いっ‐ぱい【一杯】
[一](名)
①水・酒などを容器で1つ数えた分量。a cup of
②船やイカなどを数えるときの、1つ。
③酒を少し飲むこと。have a drink〈用例〉〜やる。
[二](副)
①物が限度までいれものに満ちているさま。full〈用例〉腹〜食う。会場は人で〜だ。
②限度にぎりぎりまで。ありったけ。ある限り。fully〈用例〉精〜やった。時間〜遊ぶ。
③多く。たくさん。many〈用例〉人が〜歩いている。〜働く。
一杯食わす(いっぱいくわす)
まんまとだます。いっぱいはめる。play a trick on
一杯飲む(いっぱいのむ)
気軽に、ちょっと酒を飲む。一杯やる。一杯引っ掛ける。have a drink
いっ‐ぱい【一敗】(名・サ変自)
いちど負けること。a defeat
一敗地に塗れる(いっぱい、ちにまみれる)
《『史記』「高祖本紀」にあることば》さんざんに負ける。meet with defeat
いっぱい‐きげん【一杯機嫌】
酒を少々飲んだ、いいご機嫌。tipsy
いっ‐ぱく【一白】
①馬の足の1本の下端に白いまだらがあること。また、その馬。〈用例〉左後(さこう)〜は名馬の相。
②九星の一つ。北を本位とし、水星に属する。
いっ‐ぱく【一拍】
①1度手をたたくこと。
②音楽で、拍子の1打ち。
③日本語の、短い1音節。「き(木)」「しょ(所)」など。「あき(秋)」「せん(線)」などは2拍、「せっく(節句)」「れっしゃ(列車)」などは3拍と数える。
一拍置く(いっぱくおく)
ちょっと間をあける。pause for a while
いっ‐ぱく【一泊】(名・サ変自)
1晩とまること。
いっ‐ぱし【一端】(名・副)
一人前であること。ひとかど。ひとなみに。pretty good〈用例〉〜の人間になる。〜できるつもりでいる。
いっ‐ぱつ【一発】
①銃砲の弾を1つ発射すること。
②銃砲の弾の1つ。
③1回。〈用例〉〜回答。
④一度思いきってやってみること。
⑤ホームラン。〈用例〉〜屋。
いっ‐ぱつ【一髪】
①1本の毛髪。1すじの髪の毛。
②間に髪の毛1筋を挟む余地しかないほど接近しているさま。〈用例〉危機〜。
③遠くの景色がかすんで、1すじの髪の毛のように見えるさま。
一髪千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
《韓愈(かんゆ)の「孟(もう)尚書に与うるの書」にあることば。一すじの髪の毛で千鈞の重さのものを引く意から》非常に危険なことをするたとえ。
いづはら【厳原】
〈町〉長崎県対馬(つしま)の町。旧城下町。島の表玄関で経済・交通の中心。漁業が発達。人口1万6433(1994)。
いっ‐ぱん【一半】
半分。なかば。one half〈用例〉〜の責任。
*いっ‐ぱん【一般】
①特別なことでなく、広い範囲の事物に共通してあてはまること。全体。全般。general〈対義〉特殊。〈用例〉〜の傾向。情勢〜の検討。
②ありふれたこと。あたりまえなこと。ふつう。common〈用例〉〜市民。
③同じこと。同様。same〈用例〉行き過ぎの合理主義は破壊主義と〜だ。
いっ‐ぱん【一斑】
《ヒョウのからだの、斑文(はんもん)の1つの意から》一部分。かたはし。a part〈対義〉全豹(ぜんぴょう)。〈用例〉事情の〜を知る。
一斑を見て全豹を卜す(いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす)
《『晋書(しんじょ)』「王献之伝」にあることば》物事の一部を見て、全体をおしはかることのたとえ。
いっぱん‐いし【一般意志】
《volonté générale(フランス)の訳》ルソーの国家論の中心概念。利己的な私人としての独立を捨てて社会契約の当事者となる公共的主体としての人民の意志。法はその表現。general will
いっぱん‐いみろん【一般意味論】
事実と、ことばが表す内容とのずれを明らかにして、事実を正しくつかむように導こうとする実践的学問。general semantics
いっぱん‐か【一般化】(名・サ変自他)
①広く行きわたるようにすること。普遍(ふへん)化。popularization〈用例〉その風習がしだいに〜されていく。
②ある部分の事実に認められることを、広い範囲にあてはめようとすること。generalization〈対義〉特殊化。〈用例〉経験を〜して法則とする。
③心理学などで、似たようなことを長い間経験していると、かえってぼんやりして、もとのことを忘れてしまうこと。generalization
いっぱん‐かいけい【一般会計】
国のもっとも基本的な会計。歳入・歳出予算を経理する。general account
いっぱん‐がいねん【一般概念】
同種の多くのものに共通してあてはまる意味内容・概念。太平洋・日本海に対しての「海」、ワンピース・背広に対しての「洋服」など。general concept
いっぱん‐かく【一般角】
1つの半直線を基準にして、それと原点を共有する半直線がつくる回転角。general angle
いっぱんかりいれ‐とりきめ【一般借入取(り)決め】
(General Arrangements to Borrow)国際通貨基金(IMF)が資金を補うため、日本・アメリカなど主要加盟10か国と結んだ通貨借り入れの協定。1962年締結。84年スイスも参加。83年以降、利用例はない。GAB。
いっぱん‐かんちょう【一般官庁】
行政官庁のうち、権限管轄が一般事務的な官庁。general government office〈対義〉特別官庁。
いっぱん‐きょういく【一般教育】
専門教育のための基礎となる基本的な教育。大学の一般教育課程で、人文・社会・自然科学の3領域について行われる。一般教養。general education
いっぱん‐きょうしょ【一般教書】
アメリカ大統領が憲法の規定に基づいて毎年1月に上下両院合同委員会に送る、施政方針についてのメッセージ。年頭教書。State of the Union Message〈対義〉特別教書。
いっぱん‐きょうよう【一般教養】
①人間として、市民として要求される知識や能力・態度。common knowledge and common sense
②大学で専門教育課程に進む前にうける一般教育。general education
いっぱん‐きんこうりろん【一般均衡理論】
経済を構成する多数の市場で、一連の経済変数が相互に関連し合いながら調和をたもっている状態を連立方程式で表し、均衡が成り立つ条件や価格決定のメカニズムを分析する経済理論。general equilibrium theory
いっぱん‐こう【一般項】
数列の第項をを含む式で表したもの。この式のに1・2・3…を代入すると、第1項・第2項・第3項、が得られる。general term
いっぱん‐ざいげん【一般財源】
①国の予算で、一般会計の財源。租税収入など。general fund
②地方財政で、地方公共団体が独自に使える財源。地方税など。
いっぱん‐しき【一般式】
同類のものを変数を使って同じ形に表した式。2次方程式ax2+bx+c=0や同族体の化学式、たとえばアルカンCnH2n+2など。general expression
いっぱん‐しつもん【一般質問】
国会の委員会の質問を便宜的に区別した名称の一つ。予算委員会で行われる一般的な政治問題に関する質問。general interpellation
いっぱん‐しょうひぜい【一般消費税】
あらゆる商品・サービスを買った場合にかかる消費税。酒税などのような個別消費税より課税範囲が広い。general consumption tax
いっぱん‐しょく【一般職】
①国家公務員・地方公務員で特別職以外のすべての職。国家公務員法・地方公務員法の適用を受ける。〈対義〉特別職。
②企業の雇用管理制度で、地方転勤は伴わないが昇進に一定の限度のある職種。〈対義〉総合職。
いっぱん‐じん【一般人】
ふつうの人。また、あることに特別にかかわっていない人。the public〈用例〉〜の立入禁止。
いっぱん‐せい【一般性】
①あるものが、その同類のものとの間にもっている共通性格。generality〈対義〉個別性・独自性。
②広い範囲に認められていること。普遍性。universality〈対義〉特殊性。〈用例〉かれの理論には〜がある。
いっぱん‐せんきょ【一般選挙】
地方議会の議員全員について行われる選挙。議員の任期満了または議会解散のあとに行われる。地方選挙。
いっぱん‐そうたいせいりろん【一般相対性理論】
アインシュタインが発表した物理学の基礎理論。相対性の原理が、互いに加速度運動している座標系にも適用できるよう一般化したもの。general theory of relativity〈参照〉相対性理論。
いっぱん‐てき【一般的】(形動)
広くあてはまるさま。全体を同じようにとりあげるさま。どこにもあるさま。general〈用例〉〜な考え方。
いっぱん‐とうひょう【一般投票】
①構成員の間で資格などの制限のない投票。popular vote
②国民投票。referendum
いっぱん‐に【一般に】(副)
全体として。ふつうに。あらゆる場合を通じて。in general
いっぱん‐の‐とく【一飯の徳】(連語)
《食事1回分の恩徳、の意から》ほんの少しの恩。
いっぱん‐ほう【一般法】
憲法・民法・刑法などのように、地域的・時間的・事項的な制限なしに、すべての人に対して適用される法律。普通法。general law〈対義〉特別法。
いっぱん‐ろん【一般論】
事柄の特殊性を考えに入れないですまされる状態での理論・議論。generality