いれ【入れ】(接尾)
入れるもの、の意を表す。〈用例〉札(さつ)〜。
いれ‐あ・げる【入(れ)揚げる】(下一他)
愛人や好きなことのために、たくさんのお金を使う。入りあげる。〈用例〉女に〜。
いれ‐あわ・せる【入れ合(わ)せる】(下一他)
異なるものを取り合わせて入れる。まぜ合わせて平均化する。
い‐れい【威令】
他を圧倒し、服従させる命令。威力と命令。〈用例〉全国に〜をしく。
い‐れい【異例】
前例のないこと。特別なこと。unprecedentedness〈用例〉〜の昇進。
い‐れい【違例】
①いつもの例とちがうこと。異例。exception
②{文語的}病気。不例。disease
い‐れい【慰霊】
死んだ人や動物のたましいをなぐさめること。comfort the spirit of〈用例〉〜祭。
イレウス【ileus】
→ちょうへいそく(腸閉塞)
いれ‐かえ【入(れ)替え・入(れ)換え】
①はいっていたものを出し、別のものを入れること。replacement
②入れ場所を取り替えること。replacement
③担当や役割を取り替えること。change
④互いちがいになっていること。alternation〈用例〉〜模様。
いれ‐か・える【入(れ)替える・入(れ)換える】(下一他)
①今まであったものの代わりに、他のものを入れる。replace〈用例〉空気を〜。
②場所や地位をかえる。change〈用例〉担当者を〜。
いれ‐がみ【入(れ)髪】
髪を結うとき、別にそえて入れる毛。入れ毛。かもじ。〈対義〉地髪。
いれ‐かわり【入れ替(わ)り・入れ代(わ)り】
いれかわること。交替。交代。replace〈用例〉同僚と〜に勤務に就く。
いれかわり‐たちかわり【入れ替(わ)り立ち替(わ)り・入れ代(わ)り立ち代(わ)り】(副)
大ぜいの人々がつぎつぎに出入りするさま。いりかわりたちかわり。by turns
いれ‐かわ・る【入れ替(わ)る・入れ代(わ)る】(五自)
前のものと替わる。交替する。いりかわる。change place
イレギュラー【irregular】(名・形動)
規則正しくないこと・さま。不規則。
イレギュラー‐バウンド
《和製語》球技で、ボールが地面の凹凸(おうとつ)などにより不規則にはずむこと。bad bounce; bad hop
いれ‐ぐい【入(れ)食い】
魚釣りで、釣りの仕掛けを水中に入れると、すぐに魚が食いつくこと。また、その状態が続くこと。
いれ‐げ【入(れ)毛】
→いれがみ(入れ髪)
いれ‐こ【入(れ)子・入(れ)籠】
①同じ形で大きさの異なるものを、大きいものから小さいものへと順に重ねて、組み入れるように作った器物。また、そのような仕組み。箱・籠(かご)などに多い。nested boxes〈用例〉〜細工。
②船の艪(ろ)を受け止める艪杭(ろぐい)の頭を入れる穴。oarlock socket
いれ‐こみ【入(れ)込み】
①別々にきた客を1か所に入れること。また、その場所。いれごみ。communal seating〈用例〉〜の立ち見席。
②熱中すること。夢中になること。enthusiasm〈用例〉〜ようがはげしい。
いれ‐こ・む【入(れ)込む】(五自他)
①(他)他のものの中に入れる。多くのものをあれこれ入れる。put in
②(自)
(ア)気持ちがはやる。〈用例〉レース前から〜。
(イ)熱を上げる。夢中になる。〈用例〉好きな役者に〜。
いれ‐ずみ【入(れ)墨・身・青】
①皮膚に傷をつけて、墨や朱などをさし、文様や文字を彫りつける技法。刺青(しせい)。ほりもの。tattoo
②中国古代の刑罰の一つ。日本では江戸時代、追放などの刑に付加された。
いれずみ‐もの【入(れ)墨者】
江戸時代、前科者のこと。前科のしるしとして額や腕に入れ墨された。
いれ‐ぢえ【入(れ)知恵・入(れ)慧】(名・サ変自)
人に知恵をさずけること。人からさずけられた知恵・策略。hint; suggestion
いれ‐ちがい【入(れ)違い】
①入ってくる一方で、出ていくこと。passing each other〈用例〉父と〜になる。
②容器などの中に間違って入れること。putting in the wrong place
いれ‐ちが・う【入(れ)違う】(五自)
①一方が入ると、他方はすぐ出る。かけちがう。pass each other
②くいちがう。cross each other
いれ‐ちがえ【入(れ)違え】(名・サ変他)
①まちがえて入れること。misplacement
②交替。入れ替わり。change
いれ‐ちが・える【入(れ)違える】(下一他)
①入れそこなう。
②互いちがいに入れる。
い‐れつ【遺烈】
後世にのこる手柄・功績。
イレナエウス【Irenaeus】
(130ごろ-200ごろ)リヨンの司教・神学者。小アジア生まれ。グノーシス主義を反駁(はんばく)し、使徒伝承を守る。著書『偽称されているグノーシスの正体暴露とその反論』など。
いれ‐ば【入(れ)歯】
①欠損した歯を人工代用歯で補うこと。また、その人工代用歯。義歯(ぎし)。artificial tooth〈比較〉差し歯。
②下駄(げた)の歯を入れること。
いれ‐ふだ【入(れ)札】
値段を決めたりするために、各自の意見を示して、封(ふう)をした箱などに入れること。にゅうさつ。
イレブン【eleven】
①11。
②サッカーなど11人で構成される球技のチーム。また、そのメンバー。
いれ‐ぼくろ【入(れ)子】
①いれずみの一種。遊女が、客や情人の名を「…命(いのち)」と小さくほること。「命」は、心中立ての表現。tattoo
②ほくろをつけたり書いたりする、現代の化粧法の一つ。beauty spot
いれ‐め【入れ目】
失った眼球のかわりに入れる、人工の眼球。義眼。artificial eye
いれ‐もの【入(れ)物・容(れ)物】
物を入れるためのうつわ。容器。container
*い・れる【入れる】(下一他)
①外部からある建物・容器・場所・環境などに物や人を移す。移動させる。put into〈対義〉出す。〈用例〉ポケットに手を〜。部屋に空気を〜。
②《「納れる」とも》金銭や品物などを納める。相手に届ける。pay; deliver〈用例〉家賃を〜。注文の品を〜。
③使ったり、売ったりする目的で機械・道具・商品などを買う。導入する。設置する。introduce〈用例〉パソコンを〜。うちで〜・れた商品。
④数量を数えるとき、それも含める。加えて数える。add to〈用例〉食費を〜・れていくら。
⑤気合・感情などをこめる。打ち込む。concentrate〈用例〉身を〜・れてする。念を〜。
⑥外部からある作用を加えて修正や訂正をする。よりよくする。amend〈用例〉文章に手を〜。政経の癒着にメスを〜。
⑦あるグループや範囲、あるいは仲間に加える。やとう。add; employ〈用例〉仲間に〜。新しく人を〜。
⑧さしはさむ。物や事の間に何かを割り込ませる。insert〈用例〉口を〜。番組の途中で臨時ニュースを〜。
⑨《「淹れる」とも》湯をさして飲み物をつくる。make〈用例〉茶を〜。コーヒーを〜。
⑩機械・道具などを作動させる。switch on〈用例〉クーラーを〜。
⑪精神や機能が高揚するようなことをする。〈用例〉活を〜。
⑫情報などを相手に届ける。伝える。〈用例〉電話を〜。わびを〜。
⑬選挙で投票する。vote〈用例〉票を〜。
⑭《「容れる」とも》相手の考えや意見を認めて採用する。受け入れる。accept〈対義〉退ける。〈用例〉人民の意見を〜。忠告を〜。
⑮《「容れる」とも》収容する。hold〈用例〉5万人を〜競技場。
⑯ある考えや感情をそこに含める。考慮する。consider〈用例〉国民感情を考慮に〜。
⑰模様・筋・線などを付ける。〈用例〉透かしを〜。
い・れる【煎れる・炒れる】(下一自)
いってできあがる。
*いろ【色】
①目に見えるものの属性のうち、光の強弱や波長のちがいによって区別されて感じられるもの。形とならんで最も基本的な視覚の一つ。色相・彩度・明度の3要素によって規定される。一般には黒と白およびその中間色の灰色を除き、赤・青・黄によって構成されたものをいう。色彩。color〈数え方〉1色(ひといろ・いっしょく)
②顔色。表情。looks〈用例〉〜も変えない。〜をなして怒る。喜びの〜をかくしきれない。
③情愛。色情。love〈用例〉〜を好む。
④情人。愛人。love; lover
⑤おもむき。ふぜい。appearance〈用例〉〜を添える。秋の〜が深い。
⑥調子。tone〈用例〉音〜。
⑦おまけ。tip〈用例〉〜をつける。
⑧種類。kind〈用例〉〜とりどり。
⑨人間の肌の色。complexion〈用例〉〜が白い。
⑩きざし。〈用例〉敗北の〜が濃い。
色が揚がる(いろがあがる)
染色などで、色が美しくそまる。金魚やコイの体色が、鮮やかになる。
色と欲との二筋道(いろとよくとのふたすじみち)
色欲と物欲との両方を満たそうとするさま。
色に出ず(いろにいず)
①心に思っていることが、表情やそぶりに現れる。多く、恋心が現れることに言う。show emotion in looks
②色づく。
色の白いは七難隠す(いろのしろいはしちなんかくす)
色が白いと、少々の難点・欠点がかくれて、美人に見える。
色の道(いろのみち)
色事に関する方面。色道(しきどう)。〈用例〉〜を指南する。〜に耽(ふけ)る。
色は思案の外(いろはしあんのほか)
恋というものは、常識では判断できないものだ。また、情事においては、正常な判断を越えやすい。色は思いの外。
色も香も(いろもかも)
①色もかおりも。
②姿も心も。
色を失う(いろをうしなう)
おどろいて青ざめる。lose color
色を替え品を替える(いろをかえしなをかえる)
さまざまな手段を講じる。
色を損ず(いろをそんず)
不機嫌になる。怒る。
色を正す(いろをただす)
まじめな顔つきをする。
色を作る(いろをつくる)
化粧をする。
色を付ける(いろをつける)
相手に対して、ふつうより多少有利な扱いをする。値引きをしたりおまけを付けるなど。
色を作す(いろをなす)
おこって顔色を変える。turn red
いろ‐あい【色合(い)】
彩りのぐあい。色調。shade
いろ‐あく【色悪】
色男だが悪人という歌舞伎(かぶき)の類型的性格を担う役柄。白く塗り一見悪人らしくない。『四谷怪談(よつやかいだん)』の伊右衛門(いえもん)など。
いろ‐あげ【色上げ】
野菜類の色をあざやかに煮上げたり、ゆでること。
いろ‐あげ【色揚げ】
色のさめた布を新しく染め直すこと。redyeing
いろ‐あ・せる【色褪せる】(下一自)
①もとの色が薄くなる。退色する。fade〈用例〉〜・せた初期のカラー写真。
②新鮮さがなくなる。古ぼける。stale〈用例〉新説の発表で、今までの説が〜。
いろ‐いと【色糸】
①さまざまな色に染めた糸。
②三味線の糸。また、三味線。
イロイロ【Iloilo】
フィリピン中西部、パナイ島南東岸の港湾都市。同名州の州都。人口31万(1990)。
いろ‐いろ【色色】(副・形動)
種類が多いさま。あれやこれや。さまざま。various〈用例〉〜な人。〜世話になる。〜と工夫する。
い‐ろう【遺漏】
もれること。手落ち。omission〈用例〉万(ばん)〜なきを期す。
い‐ろう【慰労】(名・サ変他)
いたわり、ねぎらうこと。appreciation of one's service〈用例〉〜会。
いろ・う【色う・彩う】
〈古語〉
[一](四自)美しい色になる。色が映える。〈用例〉露に〜・へる撫子(なでしこ)の花(和泉式部集)。
[二](下二他)
①彩色する。いろどる。〈用例〉大領(おほくび)・端袖(はたそで)〜・へたる直垂(ひたたれ)(平家・11・那須与一)。
②金銀などをちりばめる。〈用例〉くさぐさのうるはしき瑠璃(るり)を〜・へて作れり(竹取)。
いろ・う【綺う・弄う】(四自他)
〈古語〉
かかわる。口出しする。取り扱う。〈用例〉〜まじきことに〜・ひけり(平家・12・六代被斬)。
いろう‐ざき【石廊崎】
静岡県伊豆(いず)半島南端の岬。海食による瀞状(とろじょう)の入り江と奇岩で知られる。灯台・石室(いろう)神社などがある。
いろ‐え【色絵】
①着色画。〈対義〉墨絵。
②釉(うわぐすり)をかけて焼いた陶磁器に、多彩な上(うわ)絵の具で絵付けをして再度焼き上げたもの。赤絵。五彩。
③金工で、彫刻した金属面に別種の金属板(金・銀など)を鑞(ろう)付けしたもの。
いろ‐えぼし【色帽子】
喪服を着たときにかぶる鈍色(にびいろ)の烏帽子。
いろ‐えんぴつ【色鉛筆】
(ろう)・粘土・白亜(はくあ)などに、黒色以外の顔料を入れてしんにした鉛筆。colored pencil
いろ‐おとこ【色男】
①女性にもてる男性。美男子。handsome man
②好色な男性。情夫。いろ。lady-killer
色男、金と力は無かりけり(いろおとこ、かねとちからはなかりけり)
《美男子をからかっていう》女に好まれる美男子は、とかく金も腕力もないものである。
いろ‐おんど【色温度】
黒体放射の色と対比させた光源の色で測定した温度。color temperature
いろ‐おんな【色女】
①きれいな女。美人。alluring woman
②情婦。いろ。mistress
いろ‐か【色香】
①色と、におい。color and scent〈用例〉花の〜。
②女のあでやかな顔・姿。woman's beauty〈用例〉〜に迷う。
いろ‐がみ【色紙】
種々の色に染めた紙。折り紙などに使う。colored paper
いろ‐かみしも【色裃】
葬儀のさいに近親者が着る白い麻の裃。白を色というのは凶事のさいに用いられる反対表現の一つ。
いろ‐がら【色柄】
布地などの、色合いと柄。tone and figure
いろかわ‐たけひろ【色川大】
(1929-89)小説家。別名は阿佐田哲也(あさだてつや)。東京生まれ。府立三中中退。麻雀(マージャン)小説という特異な分野で著名。昭和53年(1978)『離婚』で第79回直木賞受賞。作品『怪しい来客簿』『麻雀放浪記』など。
いろ‐がわり【色変(わ)り】(名・サ変自)
①色の変わること・もの。
②種類の変わること・もの。風変わり。
③布地などで、模様・がらあい・地質が同じで、色だけがちがうもの。
④色直し。
いろ‐きちがい【色気違い】
《卑語》
①性的欲情がはなはだしく表れる精神異常。色情狂。erotomania
②性的な欲望がなみはずれて強いこと・人。sexual obsession
い‐ろく【位禄】
律令(りつりょう)制下、四位・五位の官人に与えられた禄。あしぎぬ・綿・布・庸布(ようふ)が、位階に応じて支給された。
イロクォイ‐ぞく【イロクォイ族】
北米原住民の一部族。オンタリオ湖南方の森林地帯に住み、イロクォイ系言語を話す。定着して農耕に従事。6部族の連合体を組織し、勇猛さで知られる。また女性の地位が高いことで有名。Iroquois
いろ‐くず【鱗】
〈古語〉
①魚のうろこ。いろこ。
②うお。魚類。
いろ‐ぐすり【色薬】
着色剤として酸化鉄・酸化クロム・酸化コバルトなどをまぜた焼き物などの釉(うわぐすり)
いろ‐ぐろ【色黒】(名・形動)
肌の色が黒いこと・さま。darkskin〈対義〉色白。
いろ‐け【色気】
①色合い。tone of color
②おもむき。ふぜい。あいそ。taste〈用例〉〜のない返事。
③異性をひきつけるそぶり。なまめかしさ。sexy
④異性に興味を持つ気持ち。sexual passion
⑤女っけ。womanliness
⑥興味。関心。interest〈用例〉彼はその事業に〜を示している。
色気付く(いろけづく)
①花や果実などが色づく。また、趣が出てくる。color
②性的な感情にめざめる。色恋を解する年ごろになる。become sexually awakened
③性的魅力がそなわり始める。be to have a sexual attraction
色気より食い気(いろけよりくいけ)
《食欲のほうが色欲より優先する、の意》見栄(みえ)よりも実利をとることのたとえ。
色気を出す(いろけをだす)
①性的な欲望を示す。show sexual desire
②欲を出す。関心を示す。be much interested in〈用例〉もうけ話に〜。
いろ‐けし【色消し】
[一](形動)おもしろみをなくすさま。つやけし。やぼ。disillusionment
[二](名)レンズやプリズムなどの色収差(いろしゅうさ)を除くこと。白色光をレンズに入射すると、波長によって屈折率が違うため光が分散し、色が現れることがある。複数のレンズを組み合わせて、この色を取り除く。achromatism
いろけし‐レンズ【色消しレンズ】
色収差(いろしゅうさ)を補正したレンズ。望遠鏡や顕微鏡の対物レンズや写真レンズなどに用いられる。achromatic lens
いろ‐こ【色子】
→陰間(かげま)の別称。
いろ‐こい【色恋】
異性が互いに相手を恋いしたう心。恋愛。love
いろ‐ごい【色鯉】
観賞用の→ニシキゴイの異名。
いろこい‐ざた【色恋汰】
男女関係。またそのうわさ。love affair
いろ‐ごと【色事】
①男女間の恋愛ごと。情事。love affair
②芝居で演じるなまめかしい愛情のしぐさ。ぬれごと。
色事は思案の外(いろごとはしあんのほか)
男女の恋は常識でははかり知れないものだ。恋は思案の外。Love and reason do not go together.
いろごと‐し【色事師】
①色事をじょうずに演じる役者。
②色事にふける男。女たらし。lady-killer
いろ‐ごのみ【色好み】
①色事が好きなこと・人。好色。sensuality
②恋愛の情を解する人。恋愛のおもむきを楽しむ人。
いろ‐ざかり【色盛り】
女性の容色、または、情欲がもっともさかんな年ごろ。女ざかり。
いろ‐ざと【色里】
芸者屋・遊女屋などが集まっている場所。遊里。いろまち。
いろ‐じかけ【色仕掛(け)】
色気で異性をまどわすこと。色情を利用してだますこと。
いろ‐しすう【色指数】
天体の色を表す量。星の表面温度のめやすを与える。実視等級・青色等級・紫外等級の相互の差をいう。color index
いろ‐しゅうさ【色収差】
ガラスの屈折率が光の色によって異なるため、レンズによる像の位置と大きさが異なること。像のりんかくが、赤や紫に色づいて見える。chromatic aberration〈参照〉色消し。
いろ‐じろ【色白】(名・形動)
皮膚の色が白いこと・さま。fair-skinned〈対義〉色黒。
いろ‐ずり【色刷(り)】
黒色以外の色、またはいくつかの色を用いて印刷すること。また、その印刷物。color printing
いろ‐ちがい【色違い】
衣服や日用品などで、作りや仕立ては同じで色だけ違うこと・もの。of a different color〈用例〉〜のセーター。〜の小皿。
いろ‐ちょうか【色超過】
実測した星の色指数と、スペクトル型から判定した本来もつべき色指数との差。遠い星ほど赤みを帯びて見える。color excess
いろ‐づ・く【色づく】(五自)
①草木の葉などに色がつく。color〈用例〉山が〜。
②くだものの実が熟する。begin to color〈用例〉柿(かき)が〜。
③色気が出てくる。いろけづく。reach puberty
いろっ‐ぽ・い【色っぽい】(形)
なまめかしい。色気がある。sexy; coquettish〈派生〉いろっぽさ(名)
いろ‐つや【色艶】
①皮膚、または表面の色とつや。complexion〈用例〉〜のよい力士。
②味わい。おもしろみ。
いろ‐とめそで【色留(め)袖】
留めそでのうち、黒地以外のもの。
いろ‐どり【彩り・色取(り)】
①いろどること。彩色。coloring〈用例〉〜を加える。
②かざり。うるおい。変化。〈用例〉〜を添える。
③配色。coloration
④取り合わせによっておもしろみや変化をつけること。assortment〈用例〉〜を凝らす。
いろ‐とりどり【色取り取り】(名・形動)
種類が多く、それぞれが異なっていること・さま。variety
いろ‐ど・る【彩る・色取る】(五他)
①色をぬる。color
②さまざまの色を取り合わせてかざる。decorate colorfully
③化粧する。make up
いろ‐なおし【色直し】
①儀式などの白装束を普通の色模様の服装にあらためること。
②出産後101日めに、産婦・産児の着ていた白色の衣服を色物に替えること。
③結婚の披露宴(ひろうえん)中に、おもに花嫁が式服を別の衣服に着替えること。色変わり。
④染め直し。redyeing
イロニー【Ironie(ドイツ)
→アイロニー
いろ‐ぬい【色縫い】
死者に着せる経帷子(きょうかたびら)を縫うこと。親族や隣家の女性が集まって行い、はさみを使わず、また寸法を計らず、縫い尻(じり)もとめないで縫い上げる。引っ張り縫い。
い‐ろ‐は【呂波】
《いろは歌の初めの3字》
①いろは歌のこと。いろは四十七文字の仮名(かな)。「ん」を加えて四十八文字とする。
②初歩。基本。the ABC〈用例〉それは数学の〜だ。
いろは‐うた【呂波歌】
同じ音を2度用いることなく、四十七文字の仮名(かな)すべてを用いてつくられた七五調の歌。「いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす」。手習い歌の一つで、平安中期以後の成立という。仮名の配列表としても近代まで用いられた。
いろは‐かえで【呂波楓】
山地に多いカエデ科の落葉高木。葉は小形で5〜7裂。紅葉が美しく、観賞用の園芸品種が多い。タカオモミジ。
いろは‐がな【呂波仮名】
→平仮名の別称。
いろは‐ガルタ【呂波ガルタ】
カルタの一種。いろは四十七文字と「京」の字を頭にことわざをよみ込んだ読み札と、ことわざの内容を絵にした絵札とで対になる。江戸時代末期につくられた。
いろは‐ざか【いろは坂】
栃木県日光市、馬返(うまがえし)と中禅寺(ちゅうぜんじ)を結ぶ道路。カーブの多さを「いろは四十八」と形容して名づけた。第1いろは坂・第2いろは坂がある。
いろは‐じゅん【呂波順】
順序の示し方の一つ。いろは歌のかな文字の順序で示したもの。〈比較〉五十音順・ABC順。
いろはじるいしょう【色葉字類抄】
平安末期の国語辞書。3巻。橘忠兼(たちばなのただかね)著。国語をいろは47部に分け、さらに各部を天象・植物など21分野に分類して、当てるべき漢字とその用法を示す。鎌倉(かまくら)初期の10巻本『伊呂波(いろは)字類抄』はこれを大増補したもの。
いろは‐ぢゃや【呂波茶屋】
①近世、江戸の谷中(やなか)感応(かんのう)寺門前に並んでいた水茶屋。私娼(ししょう)を置き、のれんに「いろは」と書いてあったことから。
②大坂の道頓堀(どうとんぼり)にあった芝居茶屋。48軒あったので、いろは四十八文字に掛けてこの名がついた。
いろ‐ぶみ【色文】
こいぶみ。ラブレター。
いろ‐ぶんかい【色分解】
カラー印刷の製版工程で、原稿の色をイエロー(黄)・マゼンタ(赤紫)・シアン(青緑)の3成分に分解すること。青紫・緑・赤のフィルターを用いて行う。color separation
いろ‐まち【色町・色街】
遊女や芸者などがいて、遊興ができ、人が集まるところ。色里。遊郭。花柳街(かりゅうがい)。遊里。
いろ‐まめ【色豆】
①色のある豆。
②色をつけた煮豆。
③商品取引の用語で、大豆(だいず)・小豆(しょうず)(アズキ)以外の、うずら豆・えんどう豆などのこと。