- いん‐べ【▽忌▽部・▽斎▽部】
- 大和朝廷の祭祀(さいし)をつかさどった一族。天武(てんむ)天皇の時、宿禰(すくね)の姓(かばね)を受けた。中臣(なかとみ)氏の台頭により衰退。いみべ。いむべ。
- いん‐ぺい【隠▼蔽・陰▼蔽】(名・サ変他)
- おおいかくすこと。concealment〈用例〉真相を〜する。
- いんぺい‐しょく【隠▼蔽色】
- 動物の体が環境にまぎれて見えにくくなる効果をもつ色彩。被食者は捕食者から逃れやすく、捕食者は獲物に近づきやすくなる。concealing coloration〈比較〉保護色。
- インペラトル【imperātōr(ラテン)】
- 《命令者、の意》ローマ共和制時代、凱旋(がいせん)将軍に贈られた称号。カエサルはこの称号を終身使用。アウグストゥス以降は皇帝の称号とされた。エンペラーの語源。
- インペリアリズム【imperialism】
- →帝国主義。
- インペリアルケミカルインダストリーズ【Imperial Chemical Industries PLC】
- イギリスの総合化学工業会社。1926年設立。本社はロンドン。ICI。
- インベルターゼ【invertase】
- 蔗糖(しょとう)をブドウ糖と果糖とに加水分解する反応の触媒となる酵素。酵母菌・動物の腸液などに広く分布。サッカラーゼ。スクラーゼ。転化酵素。
- インベンション【Invention】
- 《もとラテン語。発見・創意、の意》
- ①音楽で、対位法小曲。
- ②バッハ作曲のクラビアのための初歩的な2声および3声の対位法小曲集。1720〜23年作曲。全30曲。
- いん‐ぼ【韻母】
- 中国音韻学の用語。音節から頭子音を除いた残り全体をいい、さらに介母・主母音・韻尾に分けられる。
- いん‐ぼう【陰謀・隠謀】
- ①ひそかにたくらむ悪い計画。plot〈用例〉〜を練る。
- ②法律で、犯罪の相談。conspiracy
- インポテンツ【Impotenz(ドイツ)】
- ①器質的・心理的な原因による男子の陰茎勃起(ぼっき)不能による性交障害。性交不能症。陰萎(いんい)。impotence
- ②生殖不能。impotence
- インボリュート【involute】
- 固定した円筒に巻いた糸を引っぱりながらほぐすとき、糸の端が描く曲線。歯車の歯形曲線に利用される。伸開線。〈参照〉エボリュート。
- いん‐ぽん【院本】
- ①中国の金(きん)代に起こった戯曲・演劇の総称。
- ②浄瑠璃(じょうるり)の詞章全部を収めた版本。丸本(まるほん)。正本(しょうほん)。
- いん‐ぽん【▼淫奔・▼婬奔】(名・形動)
- おもに女性が性的にだらしないこと・さま。多情。いんらん。
- インマーマン【Karl Leberecht Immermann】
- (1796-1840)ドイツの劇作家・小説家。ロマン主義の伝統に立ち写実主義の先駆。風刺小説『ミュンヒハウゼン』など。
- インマルサット【INMARSAT】
- 《International Maritime Satellite Organizationの略》国際海事衛星機構。陸上と船舶の間、また船舶どうしの通信に静止通信衛星システムを提供する国際組織。1979年発足。
- いん‐みょう【因明】
- 古代インドの論理学。仏教では五明の一つ。
- いん‐めつ【隠滅・▼堙滅・▼湮滅】(名・サ変自他)
- 《「煙滅(えんめつ)」は誤り》あとかたもなく消えてなくなること。なくすこと。消滅。もみけし。destruction〈用例〉証拠を〜する。
- イン‐メモリアム【In Memoriam(ラテン)】
- 《…を記念して、…をしのんで、の意。碑文などに用いる》イギリスの詩人テニソンの長詩。1850年刊。友人追悼の叙情詩。
- いん‐めん【印綿】
- インド産の綿。繊維が太く短い。Indian raw cotton
- いん‐も【▼恁も・▼什も】
- 《中国の口語から。主として禅宗で使われた》どのよう。いかに。どう。
- いん‐もう【陰毛】
- 陰部に生える毛。恥毛。しものけ。pubes
- いん‐もつ【音物】
- =いんぶつ。
- ①おくり物。進物。
- ②わいろ。
- いんもん‐どき【印文土器】
- 主として中国の東南沿岸地域で用いられた土器。器面に複雑な幾何学文(きかがくもん)を印刻。殷(いん)・周(しゅう)代より漢代にかけてよく用いられた。
- いん‐ゆ【引▼喩】
- 修辞法の一つ。自分の言いたいことの表現に、故事や慣用句、他人の文章をとり入れること。allusion
- いん‐ゆ【隠▼喩】
- 修辞法の一つ。たとえを言うのに「…のようだ」「…のごとし」などの語を用いないもの。「雪の肌」「氷のやいば」「頭に霜(しも)をおく」など。暗喩。メタファー。metaphor〈対義〉直喩。
- いん‐ゆう【因由】(名・サ変自)
- 原因があること。事物の起源。由来。いんゆ。
- いん‐よう【引用】(名・サ変他)
- 自分の説を有利に説明するために、古人のことばや他の文章・事例などを引き合いに出すこと。quotation
- いん‐よう【陰葉】
- 樹木で日当たりの悪い側にできる葉。陽葉にくらべて発育に差があることが多い。shade leaf
- いん‐よう【陰陽】
- ①易学の基本的な思想。万物は天地・昼夜・男女など対立する2要素の変化により生成されるとする。
- ②電気の陰極と陽極。cathode and anode
- 陰陽を燮理す(いんようをしょうりす)
- 《『書経』「周官」にあることば。「燮理」は、やわらげ、治めて、具合よく整える、の意。陰と陽の2気を調整することから》すぐれた政治を行うこと。
- いん‐よう【飲用】(名・サ変他)
- 人が飲むこと。また、飲むために用いること。for drinking〈用例〉〜水。
- いんようごぎょう‐せつ【陰陽五行説】
- 古代中国の世界観。宇宙の万物は陰陽の2元の変化により生成するとする陰陽説と、万物を支配する木・火・土・金・水の5元素の盛衰によって変転するとする五行説の2概念が総合されたもの。天文現象と人事との相関関係を説く原理とされた。
- いんよう‐しょ【引用書】
- 引用文が掲載されている本。reference book
- いんよう‐せき【陰陽石】
- 男女の性器をかたどった石。多くは路傍の祠(ほこら)などに祭られ、縁結び・妊娠祈願・商売繁盛などの神として信仰される。
- いんよう‐ぶん【引用文】
- 自分の説の論拠とするために、借りてきて引き合いに出す他者の文章。quoted passage
- いん‐よく【▼淫欲・▼婬欲】
- 男女の情欲。色欲(しきよく)。carnal desires
- いん‐らん【▼淫乱・▼婬乱】(名・形動)
- みだらな行いにふけること・さま。性的に乱れていること・さま。いんぽん。lewdness
- いん‐りつ【韻律】
- 韻文の音声的な形式。日本の短歌・俳句のように音数によるものと、ヨーロッパの詩のように母音の音量や強勢によって決定される、抑揚または強弱の配列によるものとがある。リズム。rhythm
- いん‐りょう【飲料】
- 飲み物。beverage〈用例〉清涼(せいりょう)〜。
- いんりょう‐すい【飲料水】
- 飲用に適する水。有機物・病原菌・毒物などを含まず、無味無臭・無色透明で、pH(ピーエイチ)が5.8〜8.6の水。飲用水。drinking water
- いん‐りょく【引力】
- 2物体が引き合う力。異符号の電荷のクーロン力や、万有引力など。attractive force〈対義〉斥力(せきりょく)。
- いんりょく‐けん【引力圏】
- ある天体の引力が、近くのほかの天体の引力に比べ、強く作用する範囲として便宜的に導入された概念。月の地球に対する引力圏半径は6万6500km、地球の太陽に対するそれは92万5000kmである。attractive force field
- いん‐れい【引例】
- 引用した例。引証。example
- インレー【inlay】
- 歯の治療で、虫歯の穴の型をとり、それにセメントやアマルガムを流しこんで歯に充填(じゅうてん)する法。
- いん‐れき【陰暦】
- 〈対義〉陽暦。
- ①わが国で、明治6年(1873)の太陽暦採用以前に行われた、太陰太陽暦の一般的呼称。旧暦。
- ②太陰暦。
- いん‐ろう【印▼籠】
- 《もとは印や印肉を入れたことから》おもに江戸時代、武士が帯にさげた装身具。三重または五重の平たい長円筒形の小箱。応急薬などを入れた。薬籠(やくろう)。印籠巾着(ぎんちゃく)。
- いんろう‐づけ【印▼籠漬(け)】
- 漬物の一種。種子を除いたシロウリを塩漬けにし、内部に大根・昆布などを詰めてかす漬けやしょうゆ漬けに仕上げたもの。
- いん‐わい【▼淫▼猥・▼婬▼猥】(名・形動)
- みだらなこと・さま。ひわい。obscene