- う‐か【羽化】(名・サ変自)
- ①昆虫がさなぎから脱皮して翅(はね)の生えた成虫になること。羽化直後は翅もちぢみ、色もうすいが、やがて伸展し、色も濃くなる。adult eclosion
- ②中国の古い信仰で、人間に羽が生えて仙人になること。〈用例〉〜登仙(とうせん)。
- う‐かい【▼鵜飼(い)】
- ①飼い慣らしたウを使って行う伝統的な漁法。かがり火に驚いたアユを、ウに飲みこませ、のちに吐き出させて漁獲する方法などがある。現在は観光用として残る。岐阜県長良(ながら)川や中国大陸などで行われる。
- ②鵜飼いをする人。鵜匠(うしょう)。
- う‐かい【▼迂回】(名・サ変自)
- 遠まわりすること。回り道すること。detour〈用例〉〜路。
- うがい【▼嗽・▽含▼嗽】(名・サ変自)
- 口やのどを水などですすぐこと。口腔(こうくう)や咽頭(いんとう)の感染症の予防や炎症の鎮痛(ちんつう)・消炎の目的で行う。gargling
- うかい‐せいさん【▼迂回生産】
- まず設備・用具などの生産手段をつくりだし、それを使って最終の目的となる製品をより能率的に生産すること。round-about production
- うか‐うか(副・サ変自)
- ①不注意なさま。うっかり。うかと。carelessly〈用例〉〜していると追い抜かれるぞ。
- ②しっかりした考えももたず、のんびりしているさま。〈用例〉〜と日を暮らす。
- うかがい【伺(い)】
- ①うかがうこと。ask
- ②下から上に、指図をあおぐこと。ask for instructions〈用例〉進退〜。
- ③神仏のお告げをこうこと。
- ④《「おうかがいする」の形で》訪問することの謙譲語。
- 伺いを立てる(うかがいをたてる)
- ①上司や目上の人に、指図・意見・許可・命令などを求める。とくに、官公庁などに指示を仰ぐ場合に用いる。お伺いを立てる。consult〈用例〉役所に〜。
- ②神仏に向かって、判断を請う気持ちで、祈る。
- うかがい‐し・る【▼窺い知る】(五他)
- 一部分を見て大体の見当をつける。物事のあらましを推測する。guess〈用例〉他からはとても〜・れない生活。
- うかが・う【伺う】(五他)
- ①「聞く・たずねる・問う」の謙譲語。〈用例〉御意見を〜・わせてください。
- ②「おとずれる・訪問する」の謙譲語。〈用例〉来月5日に〜・います。
- うかが・う【▼窺う】
- [一](五他)
- ①そっとのぞいて見る。peep〈用例〉中を〜。
- ②相手のようすをひそかに探る。study secretly; spy〈用例〉顔色を〜。
- ③時機をじっと待つ。ねらう。watch for〈用例〉すきを〜。
- ④それとなく察知する。〈用例〉努力の跡が〜・われる。
- 〈古語〉
- [二](四他)
- ①いちおう知っておく。〈用例〉弓射(ゆみい)、馬に乗ること、六芸(りくげい)にいだせり。必ずこれを〜べし(徒然・122)。
- ②調べてみる。尋ねてみる。〈用例〉近く本朝を〜に(平家・1・祇園精舎)。
- うがき‐かずしげ【宇垣▽一▽成】
- (1868-1956)陸軍大将・政治家。岡山県生まれ。軍縮・軍制改革を遂行。清浦・加藤高明(かとうたかあき)内閣などの陸軍大臣を歴任、昭和12年(1937)組閣を手がけたが軍部の反対で不成立。戦後、参議院議員。
- うかさ・れる【浮かされる】(下一自)
- ①興奮して、眠れなくなる。be wakeful
- ②熱で正気を失う。become delirious
- ③心がうわついて、夢中になる。be carried away
- うかし【浮かし】
- ①浮かすこと。浮かしたもの。float
- ②汁の中に浮かせる軽く小さい実。関西でよく使われる。
- うか・す【浮かす】(五他)
- =浮かせる。
- ①浮くようにする。浮かべる。float
- ②模様などを浮きたたせる。
- ③くふうして余るようにする。save〈用例〉費用を〜。
- うがち【▼穿ち】
- ①うがつこと。
- ②人情の微妙な点を、うまく言い表すこと。
- う‐かつ【▼迂▼闊】(名・形動)
- ①注意が足りず、うっかりしていること・さま。事情をよく知らないこと・さま。careless〈用例〉〜に手を出すとあぶない。
- ②回りくどいこと・さま。roundabout〈派生〉うかつさ(名)
- うが・つ【▼穿つ】(五自他)
- ①(他)
- (ア)穴をあける。ほる。dig〈用例〉点滴、石を〜。
- (イ)突きぬく。bore〈用例〉トンネルを〜。
- (ウ)せんさくする。guess
- (エ)身につける。はく。put on〈用例〉はかまを〜。
- ②(自)人情・要所の微妙な点をうまく言い表す。penetrating〈用例〉〜・った批評。
- うか‐と(副)
- 気のつかないさま。うっかり。carelessly〈用例〉人の悪口は〜言われない。
- うか‐とうせん【羽化登仙】
- ①羽が生えて仙人となり、仙境へ登ること。
- ②酒に酔って心地よい気分になること。
- うかぬ‐かお【浮かぬ顔】
- ゆううつな顔つき。gloomy face
- うかのみたま‐の‐かみ【▽倉▽稲▽魂神・宇▼迦▼之▽御▽魂神】
- 日本神話の神。食物、とくに稲をつかさどる神。稲霊・穀霊を神格化したもの。稲荷(いなり)社の祭神。
- うかば・れる【浮(か)ばれる】(下一自)
- ①死んだ人の魂が、なぐさめられる。成仏(じょうぶつ)できる。rest in peace〈用例〉これで仏も〜ことだろう。
- ②《多く打ち消しをともなう》面目がたつ。save face〈用例〉ぜひとも成功させないと〜・れない。
- うかび‐あが・る【浮(か)び上がる】(五自)
- ①水面に出てくる。浮き上がる。surface
- ②隠れているものが、はっきりする。loom up〈用例〉容疑者が〜。
- ③苦しい所からぬけ出る。emerge
- ④出世する。rise
- うかび‐で・る【浮(か)び出る】(下一自)
- ①水中にあったものが、水面に現れる。surface
- ②しだいに姿を現す。surface〈用例〉霧がはれて島影が〜。問題点が〜。
- *うか・ぶ【浮(か)ぶ】
- [一](五自)
- ①空中や水面・水中にある。float〈比較〉浮く。〈対義〉沈む。〈用例〉海に〜。
- ②表面に現れる。come out〈用例〉なみだが〜。
- ③隠れていたものがはっきりする。loom up〈用例〉容疑者が〜・んできた。
- ④思い出される。思いつく。come into one's mind〈用例〉心に〜。いい考えが〜。
- 〈古語〉
- [二](下二他)
- ①苦しい境遇から救い出す。〈用例〉沈める輩(ともがら)をこそ多く〜・べたまひしか(源氏・明石)。
- ②→うかべる(浮かべる)
- 浮かぶ瀬(うかぶせ)
- 助かる、また、逆境からぬけでるチャンス。いいめをみる見こみ。
- *うか・べる【浮(か)べる】(下一自他)
- ①(他)
- (ア)空中・水面・水中に浮かす。float〈対義〉沈める。〈用例〉模型の船を〜。
- (イ)思い出す。recall〈用例〉教えを心に〜。
- (ウ)表に現す。express〈用例〉笑みを〜。
- ②(自)浮かぶことができる。float〈用例〉うまく水に〜・べない。
- うがやふきあえず‐の‐みこと【▼鵜▼葺▽草▼葺▽不▽合▽命】
- 日本神話の神。神武(じんむ)天皇の父とされる。彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉毘売命(とよたまびめのみこと)の子。
- うから【▽親▽族】
- 血縁の人々。一族。親類。やから。うがら。
- うか・る【受かる】(五自)
- 試験などに、合格する。pass〈対義〉落ちる。〈用例〉志望校に〜。
- うかれ・でる【浮(か)れ出る】(下一自)
- ①心がうきうきして、目的もなく外へ出る。あてもなく外出する。go out lightheartedly
- ②面白さに心がうきうきする。うかれだす。be in high spirits
- うかれ‐め【浮(か)れ女】
- 歌や踊りで遊興の相手をし、色を売る女。あそびめ。遊女(ゆうじょ)。娼妓(しょうぎ)。
- うか・れる【浮(か)れる】(下一自)
- 心がうきうきする。はしゃぐ。むちゅうになる。make merry
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 《鵜川にすんでいるアユの意》逃れるすべもないもののたとえ。
- う‐かん【羽冠】
- 鳥類の頭頂から後ろにかけてはえている冠状の長い羽毛。冠羽。crest
- うかん【有漢】
- 〈町〉岡山県西部山間の町。タバコ・果樹栽培などの農業が行われる。人口3041(1994)。
- う‐がん【右岸】
- 川下に向かって右の岸。right bank〈対義〉左岸。
- う‐がん【▼烏丸・▼烏▼桓】
- 中国、漢代から魏(ぎ)の初めにかけて内モンゴル東部にいた遊牧民族。東胡(とうこ)の後身。後漢代には一時強大となったが、魏の曹操(そうそう)に敗れ衰退、北魏に服属して漢族に融合。
- ウガンダ【Uganda】
- (Republic of Uganda)東アフリカ中東部の内陸にある共和国。首都カンパラ。1962年イギリスから独立。ビクトリア湖の北岸を占め、綿花・コーヒーが主産物。面積23.6万km2。人口1774.1万(1993)。正称ウガンダ共和国。
- う‐かんむり【ウ冠】
- 漢字を組み立てている部分の名。「家」「宙」などの上にある「宀」。
- うき【浮き・浮▽子・▼泛▽子】
- ①浮くこと。float〈用例〉〜沈み。
- ②目じるしとして水面に浮かせておくもの。浮標。ブイ。buoy
- ③
- (ア)浮きぶくろ。life float
- (イ)つり糸に付け、魚がえさにつくのを知るつり道具。うけ。float
- う‐き【雨季・雨期】
- ほぼ、毎年みられる雨量の多い季節。熱帯地方では年に2回あり、地中海沿岸などでは冬、日本では6〜7月の梅雨(ばいう)期のころを言う。rainy season〈対義〉乾季。
- うき‐あが・る【浮(き)上がる】(五自)
- ①水面へ浮かんで出る。surface
- ②持ち上がって浮く。float〈用例〉宙に〜。
- ③一般の支持がなくなる。孤立する。遊離する。isolate〈用例〉大衆から〜。
- うき‐あし【浮(き)足】
- しっかりと地面についていない足どり。feet off the ground
- うきあし‐だ・つ【浮(き)足立つ】(五自)
- 逃げ腰になる。落ちつきがなくなる。be ready to run away
- うき‐あみ【浮(き)編み】
- 棒針編みの模様編みの一種。メリヤス編み地の裏側に、すべり目を用いて部分的に水平に糸を浮かせる編み方。welt stitch
- うき‐いし【浮(き)石】
- ①川床にある石で、その一部が土砂に埋没せず、下を水が流れているもの。魚の産卵床などになる。
- ②人が乗ったときにぐらついたりする、安定の悪い状態の石。
- ③→軽石(かるいし)。
- ④トンネル工事などの際、天井(てんじょう)面に残っているとび出た岩石。
- うき‐いね【浮稲】
- 東南アジアで、雨季に氾濫(はんらん)する大河川流域に栽培される特殊なイネ。伸長力旺盛(おうせい)で雨季に水位の上昇とともに伸長し、約4mにも達する。
- うき‐うお【浮(き)魚】
- 海面近くで生活する魚類。イワシ・カツオなど。表層魚。〈対義〉底魚。
- うき‐うき【浮き浮き】(副・サ変自)
- 楽しさや期待で心が浮き立つさま。buoyantly; cheerfully〈用例〉〜とした表情。心が〜する。
- うき‐え【浮(き)絵】
- 西欧の遠近透視画法をとり入れた江戸時代の浮世絵版画。近景が浮かびあがって見える。画題は室内や市井(しせい)風景が多い。
- うき‐おり【浮(き)織り】
- 横糸を浮かせて模様を出すこと。また、その織物。タオルやシーツなどに多い。
- うき‐がし【浮(き)貸し】
- 金融機関の役員や職員が、自分または第三者の利益をはかるために、その地位や職務を利用して不正な貸し付けなどを行うこと。
- うき‐かわたけ【浮(き)川竹・浮(き)河竹】
- 《「浮き」は「憂き」にも通ずる》浮き沈みの定まらない、はかない遊女の身の上。
- うき‐ぎ【浮(き)木】
- 水に浮いている木片。流木。ふぼく。うきき。driftwood
- うき‐くさ【浮(き)草】
- ①水面に浮かんでいる草の総称。duckweed
- ②ウキクサ科の一年草。水田や池に浮かんで群生。体は扁平(へんぺい)な卵形で、径4〜8mm。茎と葉の区別はなく、表は緑、裏は紫。夏、白色の小花をまれにつける。カガミグサ。ナキモノグサ。
- うきくさ‐かぎょう【浮(き)草稼業】
- 転々として一つの場所に落ちつかない職業や生活。また、その人。precarious trade
- うきくさ‐の【浮き草の】
- [枕ことば]《同音の繰り返し、また、浮き草は根が水底につかないことから》「浮き・根を絶えて」にかかる。〈用例〉たきつ瀬にねざしとどめぬ〜うきたる恋も我はするかな(古今・恋2)。
- うき‐ぐも【浮(き)雲】
- [一]
- ①空に浮かびただよう雲。drifting cloud
- ②はかないこと。とりとめのないこと。instability〈用例〉〜の思い。
- [二]《浮雲》二葉亭四迷(ふたばていしめい)の小説。明治20〜22年(1887〜89)発表。言文一致体による日本近代小説の先駆けとなる。当時の知識人と世相を浮き彫りにした。
- うきくんでん‐いせき【宇木▼汲田遺跡】
- 佐賀県唐津市宇木汲田にある弥生(やよい)時代の墓地遺跡。甕棺(かめかん)・細形銅剣・多鈕細文鏡(たちゅうさいもんきょう)・翡翠(ひすい)の曲玉(まがたま)などが出土。
- うき‐ごけ【浮▼苔】
- ウキゴケ科のコケ。水面に浮遊する。緑色をした幅1mmの葉状体は二股(ふたまた)に分岐をくり返し、長さ3cmになる。雌雄同株(どうしゅ)。世界各地に広く分布。
- うき‐ごし【浮(き)腰】
- ①腰が不安定なこと。そのような姿勢。
- ②態度がふらふらしていること。逃げ腰。unsteady
- ③柔道で、投げ技の一つ。相手の腰が浮いたところに、自分の腰をいれて投げる。
- うき‐ごり【浮▼吾里・浮▼鮴】
- ハゼ科の魚。左右の腹びれは相合わさって吸盤となる。体長10〜15cm。褐色。淡水にすむが、孵化(ふか)後、海に下り、2〜3か月後、川をさかのぼる。日本からシベリアに分布。
- うき‐しずみ【浮き沈み】(名・サ変自)
- ①浮いたり沈んだりすること。sinking and floating
- ②栄えたり衰えたりすること。浮沈。盛衰。ups and downs〈用例〉〜がはげしい。
- うき‐しま【浮(き)島】
- ①湿原中の池・沼などに浮遊する島状のもの。植物の地下茎・泥炭などからなり、上に植物が生育している。floating island
- ②水面に浮かんでみえる島。floating island
- ③浮き州。floating grassplot
- うきしま‐が‐はら【浮島ケ原】
- 静岡県東部、愛鷹(あしたか)山南麓(なんろく)の低湿地。砂州で生じた海跡湖の跡で、沼はほとんど消失。干拓が進む。
- うき‐す【浮(き)州】
- 湖や沼などに流木・どろなどが固まって島のようになったもの。浮き島。
- うき‐す【浮(き)巣】
- ニオ(カイツブリ)がアシの枯れ葉などで水草の茂みに作った、水面に浮いて見える巣。
- うきた‐いっけい【浮田一けい】
- (1795-1859)江戸後期の復古大和絵(やまとえ)派の画家。大和絵の復興に努めた。尊皇思想をもち安政(あんせい)の大獄で捕らわれる。作品『子日遊屏風(ねのひのあそびびょうぶ)』『婚怪草紙』など。
- うきた‐かずたみ【浮田▽和民】
- (1859-1946)政治学者。肥後(ひご)の人。同志社英学校卒。東京専門学校教授。雑誌『太陽』の主幹となり、民本主義の理論的先駆者として大正デモクラシーを指導。
- うき‐だし【浮(き)出し】
- 紙や織物などの面に、文字や模様を浮き出させること。emboss
- うき‐だ・す【浮(き)出す】(五自)
- ①表面に浮いて出る。surface
- ②模様・形・姿などが、背景や地から抜け出たように、はっきり見える。stand out
- うき‐た・つ【浮(き)立つ】
- [一](五自)心がうきうきしてくる。become merry
- 〈古語〉
- [二](四自)
- ①雲や霧などがわき上がる。〈用例〉秋霧の〜空に澄める月影(続後拾遺・秋下)。
- ②不安で動揺する。〈用例〉日を経つつ世の中〜・ちて(方丈記)。
- うきた‐ひでいえ【宇喜多▽秀家・浮田▽秀家】
- (1573-1655)安土(あづち)桃山時代の武将。備前(びぜん)岡山城主。豊臣秀吉(とよとみひでよし)に仕え、五大老(たいろう)に列す。関ケ原の戦いに敗れて八丈島に配流。
- うき・でる【浮(き)出る】(下一自)
- ①表面に現れる。浮かび出る。rise to the surface
- ②模様・形などが、下地や背景から抜け出たようにはっきり見える。stand out
- うき‐ドック【浮きドック】
- 移動可能な船舶修理用施設。鋼製、U字溝形の水槽に海水をそそぎ入れて沈め、船を導き入れたのち、排水して船もろとも浮上する。floating dock〈対義〉乾(かん)ドック。
- うき‐な【浮(き)名】
- ①ありもしないことの評判。scandal
- ②男女間の情事のうわさ。あだな。romance
- 浮き名を流す(うきなをながす)
- 男女間の情事に関するうわさで、有名になる。艶聞(えんぶん)を立てる。浮き名を立てる。〈用例〉芸能界で〜。
- うき‐に【浮(き)荷】
- 捨てられたり、波にさらわれたりして、海上をただよっている船荷。
- うき‐ね【浮(き)寝】(名・サ変自)
- ①鳥が水面に浮かんだまま寝ること。
- ②船の中に寝ること。
- ③落ちつかない状態で眠ること。
- うきは【浮羽】
- 〈町〉福岡県南東部の町。耳納(みのう)山地が町域の大半を占める。柿(かき)・ブドウ・シイタケの栽培、製材業がさかん。装飾古墳がある。人口1万8237(1994)。
- うき‐ばかり【浮(き)▼秤】
- 液面に浮かべ、沈みぐあいにより液体の比重を計る計器。酒類のアルコール含有量、牛乳の脂肪含有率などの測定に利用。hydrometer
- うき‐はし【浮(き)橋】
- 船やいかだを並べて橋としたもの。船橋。pontoon bridge
- うき‐ばな【浮(き)花】
- 生け花で、花どめをしないで、じかに花を浮かべること。
- うき‐ぶくろ【浮(き)袋・浮(き)▼嚢】
- ①水におぼれないために空気をつめて使う、ゴムや防水布製の袋。life buoy; float
- ②《「鰾」とも》多くの魚類にある袋状の器官。消化管の背壁から突出して生じ、気体を満たす。内部のガスの量の増減により浮沈を調節。air bladder
- うき‐ふね【浮(き)舟】
- 水に浮いている小ぶね。水上をただよう小ぶね。
- うき‐ぼり【浮(き)彫り】
- ①平面上に立体的形象を浮き出させる彫塑(ちょうそ)の技法。彫刻(丸彫り)と絵画の中間的表現。レリーフ。relief
- ②物事をはっきりと示すこと。to make clear〈用例〉性格を〜にする。
- うき‐み【浮(き)身】
- 泳ぎ方の一つ。からだの力をぬいて、あおむけになり、水面に浮かぶもの。
- うき‐み【浮(き)実】
- 西洋料理のスープに入れるもの。浮き実によって、スープの名がつけられることが多い。見た目のよさとスープの風味を高める。
- うき‐み【憂き身】
- 悲しいことの多い身。つらい身の上。wreched life
- 憂き身を窶す(うきみをやつす)
- 体がやせるほど、なにかを心配したり、物事に熱中したりする。devote oneself
- うき‐みどう【浮御堂】
- 滋賀県大津市本堅田町にある仏堂。近江(おうみ)八景の一つ。臨済(りんざい)宗大徳寺(だいとくじ)派満月寺の小堂で、琵琶(びわ)湖の湖上に浮かんでいるように建てられたもの。恵心僧都(えしんそうず)の開基。1000体の阿弥陀(あみだ)仏を安置する。
- うき‐め【憂き目】
- 悲しいこと。つらいこと。grief
- 憂き目を見る(うきめをみる)
- つらいめにあう。憂き目に遭う。have hard luck
- うき‐やがら【浮矢▽幹】
- カヤツリグサ科の多年草。沼沢(しょうたく)地にはえる。球形の塊茎より太い茎を出し、高さ1m以上。夏、茎頂に小穂を散らす。塊茎は三稜(さんりょう)と呼び薬用。
- うき‐よ【浮(き)世】
- 《「浮き」は「憂き」にも通ずる》
- ①はかない世。世間。transient life
- ②今の世の中。this world
- ③《近世、他の語の上に付いて》当世風、現代風の意を表す。〈用例〉〜草子。
- 浮世の義理(うきよのぎり)
- 生活していくうえで、従わなければならない、つきあい上の制約。the obligations of this world
- 浮世の隙を明く(うきよのひまをあく)
- この世と別れる。死ぬ。
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 《「牛」を「憂し」にかける》この世の中はつらいことばかりが巡って来るものだ。
- 浮世は夢(うきよはゆめ)
- この世や人生のはかないことのたとえ。
- 浮世糸瓜の皮頭巾(うきよへちまのかわずきん)
- 《つまらないものの意の「へちまの皮」に「皮頭巾」をかけて言ったもの》この世をつまらないものとしか思わないこと。
- 浮世を立つ(うきよをたつ)
- 世渡りをする。生計を立ててゆく。
- うき‐よ【憂き世】
- つらい世の中。weary world
- う‐きょう【右京】
- ①奈良や京都など、かつての都の区域で、中央の朱雀大路(すざくおおじ)の西の地域。〈対義〉左京。
- ②《「右京職(うきょうしき)」の略》律令(りつりょう)制下で、右京の行政・財政・司法などをつかさどる役所。
- ③京都市の区の一つ。右京区。
- うきょう‐しん【右胸心】
- 心臓が胸腔(きょうくう)の右側にある先天性の奇形。内臓逆位症の一部としてみられることが多い。右胸心だけなら日常生活に支障はない。dextrocardia
- うきよ‐え【浮世絵】
- 江戸時代の庶民のための絵画および版画。遊里や歌舞伎(かぶき)など生活風俗を描いた風俗画の一種。菱川師宣(ひしかわもろのぶ)が一枚摺(ず)りの版画を創出したのが浮世絵の始まり。墨一色摺りから、鈴木春信(すずきはるのぶ)らが多色摺り技法による色彩豊かな版画(錦絵(にしきえ))を創始。鳥居清長(とりいきよなが)・勝川春章(かつかわしゅんしょう)・喜多川歌麿(きたがわうたまろ)・東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)らが出て黄金時代を迎えた。歌川豊国(うたがわとよくに)・渓斎英泉(けいさいえいせん)らによる美人画・役者絵が人気を得、葛飾北斎(かつしかほくさい)・歌川広重(ひろしげ)が風景版画の新分野を樹立。幕末から明治へかけて衰微、消滅した。
- う‐きょく【▼迂曲・▼紆曲】(名・サ変自)
- ①曲がりくねっていること。遠くまわって行くこと。roundabout
- ②あからさまでなく、遠回しであること。winding
- うきよ‐ぞうし【浮世草子】
- 天和(てんな)2年(1682)井原西鶴(いはらさいかく)が『好色一代男』を刊行して以来、約80年間、上方(かみがた)を中心に流行した小説類の総称。現世の色欲面を写す好色物、物欲面などをとらえた町人物のほか、武家物・雑話物などがある。西鶴没後、京都の八文字屋(はちもんじや)本が流行。
- うきよ‐どこ【浮世床】
- [一]近世の髪結い床。
- [二]式亭三馬(しきていさんば)の滑稽(こっけい)本。2編5冊。文化(ぶんか)10〜11年(1813〜14)刊。髪結い床で順番を待つ江戸庶民の会話を活写。滝亭鯉丈(りゅうていりじょう)が第3編を書き継ぐ。
- うきよ‐ぶろ【浮世風▼呂】
- [一]近世の銭湯。
- [二]式亭三馬(しきていさんば)の滑稽(こっけい)本。4編9冊。文化(ぶんか)6〜10年(1809〜13)刊。庶民の社交場である銭湯を舞台に、当時の町人生活を描いた庶民文学。
- うきよ‐ばなれ【浮世離れ】
- 世の中の動きや人間関係などに無関心なこと。世間のわずらわしい物事に対して超然としていること。unworldly〈用例〉〜のした性格。
- うきよものがたり【浮世物語】
- 江戸前期の仮名草子(かなぞうし)。5巻。浅井了意(あさいりょうい)作。寛文(かんぶん)5年(1665)ごろ刊。浮世房を主人公とした遍歴小説。
- うき‐わ【浮(き)輪】
- タイヤのチューブのような、救命器具。life buoy