うし‐りゅうこうねつ【牛流行熱】
牛流行熱ウイルスによる急性伝染病。家畜法定伝染病の流行性感冒の一つ。高熱を発し、呼吸促迫・食欲不振・脱水などの症状を呈し、致死率は高い。bovine ephemeral fever
*うしろ【後ろ】
①顔の向いているほうと反対のほう。あと。背後。back〈対義〉前。〈用例〉〜を振り向く。
②せなか。back〈用例〉敵に〜を見せる。
③物事のあとの部分。順序で、終わりのほう。back〈対義〉前。〈用例〉いちばん〜にすわる。
④前面・正面からは見えない所。かげ。back〈用例〉〜にかくれる。建物の〜にまわる。
⑤{古語}のち。将来。〈用例〉なからむ〜にも、この勘事(かうじ)許されたらむ(源氏・柏木)。
後ろを切る(うしろをきる)
行方をわからなくする。
後ろを付ける(うしろをつける)
①芝居で、黒子(くろご)が後ろに控えていて、役者にせりふを教える。
②役者が演じているとき、かげで歌ったり演奏したりする。
後ろを見せる(うしろをみせる)
①逃げだす。run away
②弱みを見せる。show one's weakness
うしろ‐あし【後ろ足・後ろ脚】
①ふみ出した足に対して、後ろに残る足。hind foot〈対義〉前足。
②四足の動物などの、後方の足。あとあし。hind-legs〈対義〉前足。
③後ろを見せて逃げようとすること。また、逃げ足。
後ろ足を踏む(うしろあしをふむ)
ためらって進まない。後しざりする。move backward
うしろ‐あわせ【後ろ合(わ)せ】
①後ろと後ろを向け合うこと。せなかあわせ。back to back
②反対。opposite
うしろ‐かげ【後ろ影】
去って行く人の後ろ姿。back appearance〈用例〉〜を見送る。
うしろ‐がみ【後ろ髪】
後頭部の髪の毛。back hair〈対義〉前髪。
後ろ髪を引かれる(うしろがみをひかれる)
あとに心残りがする。情にひかされて思い切れない。〈用例〉〜思い。
うしろ‐きず【後ろ傷】
逃げるときに、背後から切りつけられた傷。不名誉な傷とされる。逃げ傷。〈対義〉向こう傷。
うしろ‐ぐら・い【後ろ暗い】(形)
心がやましい。うしろめたい。guilty〈用例〉〜ことは何もしていない。〈派生〉うしろぐらさ(名)
うしろ‐すがた【後ろ姿】
後ろから見た姿。back appearance
うしろ‐だて【後ろ盾・後ろ楯】
かげにいて助けること・人。後見。後援者。backer
うしろ‐で【後ろ手】
①両手を後ろに回すこと。
②後方。背面。後ろ姿。the rear
うしろ‐はちまき【後ろ鉢巻(き)】
後ろで結んだ鉢巻き。〈対義〉向こう鉢巻き。
うしろ‐まえ【後ろ前】
後ろと前があべこべになること。front side back
うしろ‐み【後ろ見】
→こうけん(後見)
うしろ‐みごろ【後ろ身頃】
胴部を包む衣服の後ろ部分。肩から裾(すそ)までの後ろ部分に用いる名称。back bodice〈対義〉前身頃(まえみごろ)
うしろ・みる【後ろ見る】(上一自)
〈古語〉
後見(こうけん)する。世話をする。〈用例〉かたみに〜・みむとおぼせ(源氏・真木柱)。
うしろ‐むき【後ろ向き】
〈対義〉前向き。
①こちらに背中を見せていること。backward
②相手にしないで、そっぽを向くさま。turn one's back to
③発展・進歩などに対して、ひっこみ思案になること。backward
うしろ‐めた・い【後ろめたい】(形)
やましいところがあって気がひける。guilty〈用例〉〜気持ち。〈派生〉うしろめたげ(形動)うしろめたさ(名)
うしろ‐めた・し【後ろめたし】(形ク)
〈古語〉
①あとのことが気がかりだ。心配だ。〈用例〉女郎花(をみなへし)〜・くも見ゆるかな(古今・秋上)。
②良心がとがめる。やましい。〈用例〉君のおんために〜・き心やはある(増鏡・新島守)。
うしろ‐やす・し【後ろ安し】(形ク)
〈古語〉
あとに心残りがない。安心だ。〈用例〉われに似たらばしも〜・かしと親めきてのたまふ(源氏・玉鬘)。
うしろ‐ゆび【後ろ指】
後ろから指さして言うこと。pointing after
後ろ指を指される(うしろゆびをさされる)
かげ口を言われる。backbite
うしわかまる【牛若丸】
源義経(みなもとのよしつね)の幼名。
う‐しん【有心】
①思慮・分別があること。〈対義〉無心。
②和歌の理念の一つ。藤原定家(ふじわらのさだいえ)が和歌で意味内容や思想の深さを表す美的理念として用い、この理念にかなう歌を有心体とよんだ。余情深く優艶(ゆうえん)な美しさともいう。
③「→有心連歌」の略。
④《仏教語》執着する心を持つこと。妄念。〈対義〉無心。
う‐しんしつ【右心室】
心臓を仕切る4室の一つで、前下部を占める部分。体内からもどった、よごれた血液(静脈血)を肺へ送りこむ役目をする。right ventricle
う‐しんぼう【右心房】
心臓を仕切る4室の一つで、右後上部にある部分。体内からもどった静脈血はいったんこの右心房にはいり、三尖弁(せんべん)口という通路から右心室に送られる。right atrium
うしん‐れんが【有心連歌】
和歌の伝統に基づいた、優雅を旨とする連歌。〈対義〉無心連歌。
うす【臼・碓】
穀物の脱穀・精白・製粉、もちつきなどに用いる道具。杵(きね)を用いる搗(つ)き臼と、固定した下臼の心棒を軸にして上臼を回転させる碾(ひ)き臼に大別される。mortar
臼から杵(うすからきね)
《「臼」は女、「杵」は男の隠語》女から男に働きかけること。事が逆であるたとえ。
臼と杵(うすときね)
男女の仲がぴったりと合うことのたとえ。
う・す【失す】(下二自)
〈古語〉
→うせる(失せる)
うす【薄】
[一](接頭)
①厚みが少ない意を表す。thin〈用例〉〜氷。
②濃度や密度が少ない意を表す。light〈用例〉〜紫。〜味。
③程度が少ない意を表す。weak; dim〈用例〉〜明かり。
④なんとなく、どことなく、の意を表す。somewhat〈用例〉〜気味悪い。〜笑い。
[二](接尾)《名詞に付いて、形容動詞をつくる》度合いが少ない意を表す。little〈用例〉望み〜。気乗り〜。
*うず【渦】
①流体の中で、らせん形に回転している部分。流れが物体にあたるときや、流速の異なる流れが合流するときなどに現れる。うずまき。vortex〈用例〉〜を巻く。
②らせん形のもよう。うずまき。spiral
③物事のめまぐるしい動き。vortex〈用例〉人の〜。事件の〜に巻きこまれる。
うず【華】
上代、髪や冠にさして飾りとした草木の花や枝葉。かざし。
う‐ず【烏頭】
漢方薬の一つ。トリカブトの根。リューマチ・神経痛などに使用。有毒。ぶし。
うす‐あかり【薄明(か)り】
①日の出前・日の入り後などの空が、かすかに明るいこと。twilight
②かすかな光。dim light
うす‐あきない【薄商い】
取引所で、売買取引が少ないこと。light trading
うす‐あじ【薄味】
あっさりした味付け。light〈用例〉関西料理は〜だ。
う‐すい【雨水】
→あまみず。rainwater
②二十四節気(せっき)の一つ。2月18、19日ごろ。雪は雨に変わり、氷は解けて水となるころ。
うすい【碓井】
〈町〉福岡県中部の町。稲作中心。炭鉱閉山後、商工業の町へ転換をはかっている。人口7013(1994)。
*うす・い【薄い】(形)
①厚みが少ない。thin〈対義〉厚い。〈用例〉〜氷。〜紙。
②色・味などの濃度・密度が少ない。light; weak〈対義〉濃い。〈用例〉味が〜。〜青。髪の毛が〜。〜酸素。
③程度が軽い。弱い。little〈用例〉興味が〜。
④豊かでない。とぼしい。slight〈用例〉幸せの〜子。利が〜。〈派生〉うすさ(名)うすめ(名・形動)
薄い唇(うすいくちびる)
口数が多いこと・人。おしゃべり。
うす‐いた【薄板】
①厚さの薄い板。thin board〈対義〉厚板。
②生け花で、花台の代用とする薄い板。
③薄地の織物。とくに唐(から)織りの地の薄いもの。〈対義〉厚板。
④経木(きょうぎ)の幅の広いもの。
うすい‐とうげ【氷峠】
群馬・長野県境、中山(なかせん)道にある峠。標高958m。ふもとに関所跡がある。
うすい‐バイパス【氷バイパス】
碓氷峠を通って群馬県松井田町と長野県軽井沢(かるいざわ)町を結ぶ国道18号のバイパス。長さ13.2km。昭和46年(1971)開通。
うす‐いろ【薄色】
①色のうすいこと。
②染め色の名。うすむらさき色。light pale color
うすいろ‐このまちょう【淡色木間蝶】
特異な形の翅(はね)をしたジャノメチョウ。開張約6.5cm。樹液に集まる。本州中部以南、東南アジアに分布。幼虫はイネ・サトウキビ・トウモロコシなどの害虫。
うす‐うす【薄薄】(副)
はっきりとではないが、なんとなく知っているさま。かすかに。ぼんやり。なんとなく。vaguely〈用例〉〜気づいていた。
うず‐うず(副・サ変自)
物事にとりかかりたくて、気持ちが落ち着かないさま。むずむず。itching〈用例〉初孫を抱きたくて〜する。
うす‐おこし【臼起(こ)し】
大晦日(おおみそか)に臼を伏せて休ませ、正月2日になると起こして餠(もち)をつき、使い初めをする行事。
うすがた‐テレビ【薄型テレビ】
ブラウン管の代わりに、超小型放電管を格子状に配列した板状の画像表示装置または液晶を用いるテレビ。壁掛けテレビ。flat TV
うす‐がみ【薄紙】
薄い紙。thin paper〈対義〉厚紙。
薄紙を剥ぐ様(うすがみをはぐよう)
病気が、日をおって、ほんの少しずつよくなっていくことのたとえ。薄紙をはがすよう。
うす‐かわ【薄皮】
①薄い皮。thin skin
②薄い膜。thin film
③色白の、きめの細かい皮膚。
④《「薄皮まんじゅう」の略》皮の薄いまんじゅう。
→経木(きょうぎ)
うすき【杵】
〈市〉大分県東部、豊後(ぶんご)水道に臨む市。旧城下町。しょうゆ・みそ・酒などの醸造の町。磨崖仏(まがいぶつ)は国の特別史跡。人口3万8185(1994)。
うす‐ぎ【薄着】(名・サ変自)
着物を少なく着ること。lightly dressed〈対義〉厚着。
うすき‐しろちょう【薄黄白蝶】
南方産(日本では沖縄南部産)の→ムモンウスキチョウ→ギンモンウスキチョウの併称。
うすき‐せきぶつ【杵石仏】
大分県臼杵市に点在する磨崖仏(まがいぶつ)群。平安中期ごろから鎌倉(かまくら)時代の作と考えられる、阿弥陀(あみだ)三尊・大日如来(だいにちにょらい)など、80体近くの諸像が現存。
うす‐ぎたな・い【薄汚い】(形)
どことなく汚い。薄よごれている。dirty〈用例〉〜恰好(かっこう)。〈派生〉うすぎたなげ(形動)うすぎたなさ(名)
うす‐ぎぬ【薄衣】
薄い着物。うすごろも。thin dress
うす‐ぎぬ【薄絹】
地の薄い絹織物。thin silk
うす‐きみわる・い【薄気味悪い】(形)
なんとなく気味が悪い。weird〈用例〉〜男。〈派生〉うすきみわるが・る(五自)うすきみわるげ(形動)うすきみわるさ(名)
うず・く【疼く】(五自)
傷や心がずきずき痛む。ache
うす‐くち【薄口】
①陶器・紙などの、薄手につくってあるもの。thin
②料理の味付けが薄いもの。lightly seasoned
③色の薄いしょうゆ。薄口しょうゆ。〈対義〉濃い口。
うずくま・る【蹲る・踞る】(五自)
体をまるめてしゃがみ込む。crouch〈参考〉古い仮名遣いは「うずくまる」だが、中世以降「うづくまる」と表記された。
うす‐ぐも【薄雲】
①上層にできて薄くたなびく雲。淡雲。
②巻層雲の俗称。
うず‐ぐも【渦蛛】
山地の下草の間や岩かげに水平の円い網を張るクモ。体長4〜6mm。黄褐色から黒褐色。本州・四国・九州に分布。
うす‐ぐもり【薄曇(り)】
空一面に薄い雲がかかって曇ること。その天候。slightly cloudy
うす‐ぐら・い【薄暗い】(形)
あたりのようすがはっきりしないくらいに、少し暗い。dim〈派生〉うすぐらさ(名)
うす‐くらがり【薄暗がり】
光が少なく、少し暗くなっていること。また、その場所。semidarkness
うす‐げしょう【薄化粧】(名・サ変自)
薄く化粧すること。light makeup〈対義〉厚化粧。
うす‐ごおり【薄氷】
薄く張った氷。thin ice
うすさま‐みょうおう【沙摩明王】
《「烏芻沙摩」はUcchuṣma(梵)の音写で、不浄のものをきれいにする、の意》忿怒(ふんぬ)の相で、火焔(かえん)を負う姿で表される明王。不浄を転じて清浄とする徳をもち、禅宗などで便所の守護神とされる。
うす‐ざん【有珠山】
北海道南部、内浦(うちうら)湾の北東にある火山。標高732m。3つの中央火口丘がある二重式火山で、山麓(さんろく)には昭和新山などがある。近年では昭和52年(1977)と平成12年(2000)に噴火。
うす・し【薄し】(形ク)
〈古語〉
→うすい(薄い)
うす‐じ【薄地】
布地などの薄いこと・もの。thin cloth
うす‐じお【薄塩】
塩加減の少ないこと。甘塩。
うず‐しお【渦潮】
海水が渦を巻くこと。また、その場所。地形や潮位とともに潮流の速いことが原因で発生しやすい。鳴門(なると)海峡はその例。eddying current
うす‐じも【薄霜】
朝うっすらと下りた霜。thin frost
うずじょう‐うん【渦状雲】
らせん形に巻いた雲。大規模のものとしては低気圧や台風の雲、小規模には冬の季節風のとき島の風下に現れるカルマンの渦状雲など。
うずじょう‐ぎんが【渦状銀河】
→うずまきせいうん(渦巻き星雲)
うす‐じろ・い【薄白い】(形)
白っぽい。少し白い。ぼんやり白い。
うす‐ずみ【薄墨】
①墨の色の薄いもの。薄い墨色。薄墨色。thin Indian ink
②《「薄墨紙」の略》薄墨色をした紙。
③《女房ことば》→そばがき
うすだ【臼田】
〈町〉長野県東部、佐久(さく)盆地南端の町。畜産、野菜・花の栽培がさかん。工業も発展。人口1万6033(1994)。
ウスター‐ソース
一般にソースと呼ぶ食卓用調味料。各種の野菜・香辛料・調味料などを混ぜ、熟成して作る。イギリスのウスターシャー地方が発祥地。Worcestershire sauce
うすだ‐あろう【臼田亜浪】
(1879-1951)俳人。本名、卯一郎(ういちろう)。長野県生まれ。句作りの本質を「まこと」に求め、一句一章説を唱えた。俳誌『石楠(しゃくなげ)』創刊・主宰。句集『旅人』など。
うず‐たか・い【堆い】(形)
もり上がって高い。piled high〈派生〉うずたかさ(名)
うす‐たけ【茸】
担子菌類アンズタケ科のキノコ。針葉樹林に発生。かさはラッパ状で高さ10〜20cm。食用。世界的に分布。
うすたび‐が【薄手火蛾】
ヤママユガ科の大形のガ。前後両翅(りょうし)の中央に丸い透明紋が1個ずつある。開張10cm内外。雄は黄褐色、雌は黄色。成虫は年1回、晩秋に発生。幼虫は黄緑色で、クリ・クヌギ・ケヤキ・サクラなどの葉を食べ、触れるとキーキーと音を発する。小枝から懸垂する繭は緑色のかます形。本州以南に分布。ヤマカマス。
うす‐だま【臼玉】
滑石などで作られた古墳時代の祭祀(さいし)用の小玉。石臼に似た形からの呼称。
うす‐ちゃ【薄茶】
①抹茶(まっちゃ)の一種。古木でない茶樹の葉を茶臼(ちゃうす)でひいて作る。
②茶道の→薄茶点前(てまえ)
③薄い茶色。light brown
うすちゃ‐てまえ【薄茶点前】
茶道で薄茶を点(た)てる作法。茶を点てるもっとも基本的な手順であるが、季節に合わせた道具や、また流儀によって多少の相違がある。
うすっ‐ぺら【薄っぺら】(形動)
①薄くぺらぺらしたさま。very thin
②あさはかなさま。けいはく。frivolity
うす‐で【薄手】
[一](名・形動)
①紙や陶器などの薄いこと・もの・さま。thin〈対義〉厚手。
②内容のとぼしいこと・さま。せんぱく。shallow〈用例〉〜な思想。
[二](名)浅いきず。軽傷。あさで。slight wound〈対義〉深手。
うず‐でんりゅう【渦電流】
導体の内部で磁束が時間的に変化するとき、磁束をとりまくように生ずる循環電流。eddy current
うす‐なさけ【薄情け】
はかない愛情。あだなさけ。
うす‐にく【薄肉】
①薄い肉色。うす赤色。light red
②彫刻で、模様などを薄く浮きあがらせること・もの。薄肉彫り。bas-relief
うず‐ねんせい【渦粘性】
乱流状態の流体が示す性質。各部分が不規則に移動しながら混じりあうため、それによって運動量が交換され、速度が均一化されようとする。eddy viscosity
うす‐の‐き【臼の木】
ツツジ科の落葉低木。山林中にはえる。高さ約1m。広楕円(だえん)形の葉を互生。初夏に淡褐紅色、鐘状の花を下垂。名称は、果実の先端がくぼんで臼に似るため。
うす‐のろ【薄鈍】(名・形動)
知能が低く、動作や反応がにぶいこと・人・さま。fool; idiot
うす‐ば【薄刃】
①刃物の厚みが薄いこと。thin〈用例〉〜のかみそり。
②「→薄刃包丁」の略。
うすば‐あげは【薄羽揚羽蝶】
→ウスバシロチョウの異名。
うすば‐かげろう【薄羽蝣】
一見トンボに似たウスバカゲロウ科の昆虫。体長約3.5cm。初夏から秋の夕方に飛び、灯火に集まる。幼虫はアリジゴク。日本全土・台湾・朝鮮半島に分布。
うすば‐かみきり【薄羽牛】
赤褐色で、雄の触角が太くて長い大形のカミキリムシ。体長5cm内外。夜行性。日本全土に分布。
うすば‐きちょう【薄羽黄蝶】
アゲハチョウ科の高山チョウ。北海道の大雪山系にのみ産する。開張約5.5cm。翅(はね)の地色は黄色で、淡黒色の斑紋(はんもん)と、後翅(こうし)に雌では3個、雄では2個の赤色円斑がある。食草はコマクサ。天然記念物。キイロウスバアゲハ。
うすば‐きとんぼ【薄羽黄蛉】
全身淡黄褐色のトンボ。腹長約3cm。8〜9月ごろみられる。飛ぶ力が強く、毎年南方から飛来する。日本全土、および世界の熱帯から温帯にかけて分布。
うすば‐さいしん【薄葉細辛】
ウマノスズクサ科の多年草。山中の湿地にはえる。葉はハート形。春に、紫褐色の花が1個咲く。根は細辛といい、感冒薬。サイシン。
うすば‐しろちょう【薄羽白蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)は半透明な白色で翅脈(しみゃく)後縁は淡黒色。開張約7cm。食草はムラサキケマンなど。北海道南東部・本州・四国に分布。高山チョウのウスバキチョウに近縁で、色彩を除けば外形は似る。ウスバアゲハ。
うすば‐ぼうちょう【薄刃包丁】
野菜などを切る片刃の和包丁。刃が薄く幅は均一。関西では切っ先が鎌(かま)のように丸みがある。
ウスパヤータ‐とうげ【ウスパヤータ峠】
(Passo de la Uspallata)アルゼンチンとチリの国境、アンデス山脈中の峠で、最高峰アコンカグア山の南西20kmにある。標高3987m。アンデス横断の最重要地点。
うす‐び【薄日・薄陽】
よわい日の光。soft beams of sunlight〈用例〉〜がさす。
うすべ【鳥】
→おすめどり
ウズベキスタン【Uzbekistan】
(Republic of Uzbekistan)中央アジア中部に位置する共和国。首都タシケント。綿花栽培が盛ん。住民の62%はトルコ系ウズベク人。面積44.7万km2。人口1848.7万(1986)。正称ウズベキスタン共和国。
うす‐べり【薄縁】
畳表にへりを付けた敷物。
ウスペンスキー【Gleb Ivanovich Uspensky】
(1843-1902)ロシアの小説家。農村などの貧しい人々を描いたナロードニキ的作家。作品『ラスチェリャエバヤ街の風習』『土の力』など。
ウスペンスキー【Nikolay Vasilyevich Uspensky】
(1837-89)ロシアの小説家。農民生活を描いた短編やルポルタージュで知られる。作品『すばらしき生活』など。
うずべんそう‐るい【渦鞭藻類】
赤潮の原因となるプランクトン性の藻類。細胞内にペリジニンなどのカロテノイドを含むため、桃色や橙(だいだい)色の体色を示し、炎色植物ともよばれる。単細胞で2本の鞭毛をもち運動性があるので、最近では原生動物界に分類される。ツノモ・ムシモ・ヤコウチュウなど。双鞭毛藻類。渦鞭毛虫類。Dinophyta
うす‐ぼんやり【薄ぼんやり】
[一](副・サ変自)なんとなくかすんでいるさま。dim〈用例〉対岸が〜と見えている。
[二](名)→うすのろ。fool
うず‐まき【渦巻(き)】
水などの、らせん状になる流れ・動き。また、そうした形・模様。うず。vortex〈用例〉鳴門(なると)の〜。
うずまき‐かん【渦巻(き)管】
内耳の一部の蝸牛(かぎゅう)管の通称。カタツムリの殻の形で、膜迷路の聴覚をつかさどる。
うずまき‐ぎんが【渦巻(き)銀河】
→うずまきせいうん(渦巻き星雲)
うずまき‐せいうん【渦巻(き)星雲】
数本の渦巻き状の腕から構成される銀河。太陽系の属する銀河系もこの型に属する。渦状星雲。渦状銀河。渦巻き銀河。spiral nebula
うずまき‐ポンプ【渦巻きポンプ】
羽根車を高速で回転させ、その遠心力で水などの液体の圧力を高めるポンプ。揚排水・給水・循環用。遠心ポンプ。centrifugal pump
うず‐ま・く【渦巻く】(五自)
①水などの流れが中心に向かって、ぐるぐると円を描く。swirl
②《比喩(ひゆ)的に》気持ちがはげしくゆれ動く。be greatly affected〈用例〉疑惑が〜。
うずまさ【秦】
京都市右京区の地名。古く秦(はた)氏の拠点。代表的な映画産業の地で、各社の撮影所のほか、一般に公開している太秦映画村もある。広隆(こうりゅう)寺は有名。
うずま・る【埋まる】(五自)
①おおわれて、外から見えなくなる。be buried〈用例〉土に〜。灰に〜。
②場所が物や人でいっぱいになる。be filled up〈用例〉花で〜。