- う‐もう【羽毛】
- ①鳥類に特有の体表面に生える毛。体表の保護器官かつ運動器官。体温を保つ作用もある。feather
- ②鳥の羽と獣の毛。down; fur
- うもう‐だに【羽毛だに】
- 鳥類の羽毛に寄生するダニ。体長約0.4mm。吸血はしない。ニワトリ・ハト・野鳥などに寄生。
- うもれ‐ぎ【埋(も)れ木】
- ①樹木が地層に埋没して炭化したもの。仙台地方では、観光用の細工物に利用している。
- ②世間に見捨てられている身の上。下積みの恵まれない境遇のたとえ。
- 埋もれ木に花が咲く(うもれぎにはながさく)
- 不運な身の上に意外な幸運がおとずれるたとえ。
- うも・れる【埋(も)れる】(下一自)
- =うずもれる。
- ①他のものにおおわれる。be buried
- ②世に知られないでいる。keep from the public eyes〈用例〉〜・れた人材。
- う‐もん【有文】
- 〈対義〉無文。
- ①衣服などに文様がついていること。
- ②能楽で、演技の外面に現れた美的効果。
- ③和歌・連歌・俳諧(はいかい)で、趣向を凝らし巧みな表現をしたもの。
- うやうや‐し・い【恭しい】(形)
- 丁寧で、礼儀正しい。respectful〈用例〉〜態度。〈派生〉うやうやしげ(形動)うやうやしさ(名)
- う‐やく【▼烏薬】
- クスノキ科の常緑低木。山地にはえる。高さ約3m。葉は広楕円(だえん)形で表面は緑、裏面は白色。春に、多数の淡黄色の小花が咲く。雌雄異株(いしゅ)。根は中風の漢方薬。中国原産だが日本でも野生化。テンダイウヤク。
- *うやま・う【敬う】(五他)
- 人やすぐれたものをたっとぶ。尊敬する。respect〈用例〉親を〜。神仏を〜。
- うや‐むや【有▼耶無▼耶】(名・形動)
- いいかげんなこと・さま。あいまい。hazy; indefinite〈用例〉責任を〜にする。
- うやむや‐の‐せき【有▼耶無▼耶関・有▼也無▼也関】
- 平安後期以降、出羽国(でわのくに)と陸奥国(むつのくに)の国境笹谷(ささや)峠付近にあった古関。むやむやの関。もやもやの関。
- う‐ゆう【▼烏有】
- 《「烏(いずく)んぞ有らんや」の意》なにもないこと。皆無(かいむ)。nothing
- 烏有に帰す(うゆうにきす)
- 火事などで、なにもかもなくなる。be burned to ashes
- ウユニ‐えんち【ウユニ塩地】
- (Salar de Uyuni)ボリビア南西部、オルロ州とポトシ州にかけて広がる広大な塩砂漠。幅140km、長さ120km。塩湖がある。
- うよ‐うよ(副・サ変自)
- 生き物が多数集まってうごめくさま。うじゃうじゃ。in swarms
- うよ‐きょくせつ【▼紆余曲折】(名・サ変自)
- ①まがりくねること。twists and turns
- ②事情がこみいっていて、何度も変わること。twists and turns〈用例〉〜をへて、ようやく解決した。
- う‐よく【右翼】
- 〈対義〉左翼。
- ①つばさ・隊列・陣形の右方。right wing
- ②保守的・反動的・国家主義的な政治主張をもつ人物、および団体の総称。フランス革命当時の議会で、穏健派が議長席から見て右のほうにいたことに由来。right wing
- ③野球で、本塁からみて右側の外野。ライト。right field
- う‐よく【羽翼】
- ①はね。つばさ。wing
- ②助けとなるもの・人。補佐。assistance
- うよ‐ねはん【有余▼涅▼槃】
- 《仏教語》小乗仏教の涅槃観の一つ。生存中の、肉体をかかえたままでの涅槃をいう。〈対義〉無余涅槃。
- うら【▽心】
- [一]{古語}(名)こころ。思い。むねのうち。〈用例〉〜もなくわが行く道に(万葉・14・3443)。
- [二](接頭)なんとなく、の意を表す。〈用例〉〜悲しい。〜さびしい。
- うら【▽末】
- ①すえ。はし。
- ②こずえ。〈用例〉〜がれ。
- *うら【裏】
- 〈対義〉表(おもて)。
- ①ものの2つの面のうち、人の目に触れにくい面。下または陰になっているほう。地味なほう。裏面(りめん)。back
- ②正面の反対側。後ろ側。back〈用例〉家の〜にまわる。
- ③表面に出ない事柄。目立たない陰の部分。内情。内幕。the inside〈用例〉事件の〜にかくされたもの。
- ④反対。うらはら。reverse; opposite〈用例〉〜を言う。
- ⑤着物の内側につける布。lining
- ⑥野球の各回で、後攻チームが攻撃しているとき。bottom
- ⑦数学で、「AならばBである」という命題に対し、「AでないならばBでない」という命題。裏命題。converse proposition
- 裏が有る(うらがある)
- 裏に隠れていて、表には現れない、なんらかの事情や理由がある。There are wheels within wheels.〈用例〉この話には〜。
- 裏には裏が有る(うらにはうらがある)
- 表面に出ない事情が、外部からは推しはかりがたく、いりくんでいる。There are wheels within wheels.
- 裏の裏を行く(うらのうらをいく)
- 相手の計略を見抜いて、意表をつく。outwit〈類似〉裏をかく。
- 裏へ回る(うらへまわる)
- 相手の目につかない陰で行動する。
- 裏を返す(うらをかえす)
- ①同じことを繰り返す。
- ②遊里で、初めて相手をした遊女をふたたびよぶ。
- 裏をかく(うらをかく)
- 相手の計略の反対に出る。だしぬく。baffle a person's design
- 裏をとる(うらをとる)
- 警察などで得た情報が真実かどうか、実際に調べること。〈用例〉証言の〜。
- 裏を封ず(うらをふうず)
- 文書の裏面に、その事実を証明するために裏書き・裏判をする。
- ウラー【ura(ロシア)】(感)
- ばんざい。hurrah
- ウラーノワ【Galina Sergeyevna Ulanova】
- (1910-98)ソ連のバレリーナ。パブロワの再来といわれ国際的にも有名。『白鳥の湖』などに主演。1963年ごろ第一線を退き、以後後進を指導。
- うら‐あみ【裏編(み)】
- 棒針編みの代表的編み方。糸を前段のすくう針目の手前側に渡し、向こう側から針にかけて引き抜く。表編みの裏側の状態ができる。purl stitch〈対義〉表編み。
- うらうす【浦▼臼】
- 〈町〉北海道、石狩平野北部の町。稲作中心。畑作・畜産もさかん。人口3020(1994)。
- うらうず‐がい【裏渦貝】
- 潮間帯の岩礁にすむリュウテンサザエ科のマキガイ。殻高約3.5cm。灰白色。殻の周縁にとげ状の突起があり、殻口側から見ると歯車状。房総(ぼうそう)半島以南の暖海に分布。
- うら‐うち【裏打(ち)】(名・サ変他)
- =裏付け。
- ①紙・布・皮などの裏に、さらに紙・布・皮などをはること。補強がおもな目的。backing; lining
- ②いっそう確実にすること。support; proof
- うら‐うら(副)
- 日ざしがあたたかく、おだやかに照るさま。lovely; mild〈用例〉縁側に日が〜と差す。
- うら‐おもて【裏表】
- ①裏と表。both sides
- ②裏返し。inside out〈用例〉服を〜に着る。
- ③うらはら。かげひなた。double-faced〈用例〉〜のある人。
- うらが【浦賀】
- 神奈川県横須賀(よこすか)市東部の地区。江戸時代浦賀奉行(ぶぎょう)がおかれ、嘉永(かえい)6年(1853)アメリカのペリーが来航。造船業が集中。
- うら‐かいどう【裏街道】
- ①公式の街道ではない道路。by way
- ②まともでない人生。日の当たらない人生。dark side of life〈用例〉人生の〜。
- うら‐がえ・す【裏返す】(五他)
- 表を裏にする。ひっくり返す。turn over
- うら‐がえ・る【裏返る】(五自)
- ①表が裏になる。inside out
- ②敵に寝返る。betray
- うら‐がき【裏書(き)】(名・サ変自他)
- ①封筒(ふうとう)・小切手などの裏に住所・氏名などを書くこと。endorsement〈対義〉表書き。
- ②手形や小切手などを譲渡する場合、持ち主が証券の裏面などに必要な事項を記載、署名して他人に権利を移転すること。endorsement
- ③物の裏に、ほんものであるという証明を書くこと。certificate of genuineness
- ④他の面から、ある事実の確実なことを保証すること。立証。proof
- うらが‐すいどう【浦賀水道】
- 房総(ぼうそう)・三浦両半島にはさまれた東京湾入り口の海域。東京湾に出入りする船舶の重要な航路。
- うら‐かぜ【浦風】
- 海べを吹く風。浜風。sea breeze
- うら‐かた【▽占形・▽占方・▼卜▽兆】
- 亀卜(きぼく)をした結果現れた形。占(うら)に現れた形。
- うら‐かた【浦方】
- 江戸時代、漁村をいった語。〈対義〉町方・村方。
- うら‐かた【裏方】
- ①貴人の妻の敬称。奥方。とくに、東・西本願寺法主(ほっす)の夫人をさしていう。
- ②芝居で、舞台裏で仕事をする人。衣装方・道具方など。〈対義〉表方。〈用例〉〜に徹する。
- うら‐がなし・い【▽心悲しい】(形)
- なんとなく悲しい。sorrowful〈派生〉うらがなしげ(形動)うらがなしさ(名)
- うら‐がね【裏金】
- 表に出さないでやりとりする金銭。bribe〈用例〉〜をつかませる。
- うらが‐ぶぎょう【浦賀奉行】
- 江戸幕府の遠国奉行(おんごくぶぎょう)の一つ。浦賀におかれ、江戸湾出入りの船舶・積み荷の検査などにあたった。
- うらかみ【浦上】
- 長崎市北部の地区。隠れキリシタンの地。昭和20年(1945)、原爆の爆心地となったが、復興して工業・文化地区を形成。
- うらがみ‐ぎょくどう【浦上玉堂】
- (1745-1820)江戸後期の南画家。名は弼(ひつ)。備前(びぜん)鴨方(かもかた)藩を脱藩後、琴・詩書画に親しむ流浪の文人生活を送る。韻律的な筆づかいで奔放に山水画を描いた。作品『東雲篩雪(とううんしせつ)図』『煙霞帖(えんかじょう)』など。
- うらかみ‐てんしゅどう【浦上天主堂】
- 長崎市本尾(もとお)町にあるカトリックの教会堂。明治28年(1895)起工、大正3年(1914)ほぼ完成。ロマネスク建築として東洋一の大堂だったが、昭和20年(1945)原爆投下により焼失。昭和34年(1959)再建。塔上に「長崎の鐘」がある。
- うら‐が・れる【▽末枯れる】(下一自)
- 草木の枝先や葉先が枯れる。die back
- うらかわ【浦河】
- 〈町〉北海道南部、太平洋に臨む町。馬の産地。日高(ひだか)種畜牧場では乳牛を集団飼育。人口1万6877(1994)。
- うら‐がわ【裏側】
- 裏のほう。裏面。the back〈対義〉表側。
- うらがわら【浦川原】
- 〈村〉新潟県南西部東頸城(ひがしくびき)丘陵の村。稲作が中心。人口4542(1994)。
- うら‐き【▽末木】
- →こずえ。〈対義〉本木(もとき)。
- うら‐ぎく【浦菊】
- キク科の二年草。高さ約1m。海岸に多くはえる。皮針形の葉は互生。秋に頂端に黄色の花を散房状につける。ハマシオン。
- うら‐ぎく【裏菊】
- 紋所の名。菊花を裏側から見た形の紋章化。裏側なので、萼(がく)がみられるのが特徴。旧梨本宮(なしもとのみや)家など、宮家が多く用いる。
- うら‐きど【裏木戸】
- ①裏のほうにある木戸。back door〈対義〉大戸(おおど)。
- ②芝居小屋の裏手の出入り口。
- うら‐きもん【裏鬼門】
- 未申(ひつじさる)(南西)の方角。鬼門と反対の方角で、家相上不吉とされる。
- うら‐ぎり【裏切(り)】
- 裏切ること。betrayal〈用例〉〜者。
- うら‐ぎ・る【裏切る】(五他)
- ①味方にそむいて敵につく。betray
- ②予想に反することをする。disappoint〈用例〉期待を〜。
- うらきん‐しじみ【裏金▽小▽灰▼蝶】
- シジミチョウ科のチョウ。開張約4cm。雌雄とも翅(はね)の表は黒褐色であるが、雌は裏が金色。山地のチョウで、日本特産種。夕方飛ぶことが多く、食草はトネリコ。日本全土に分布。
- うらぎん‐しじみ【裏銀▽小▽灰▼蝶】
- シジミチョウ科のチョウ。開張約4.5cm。翅(はね)の裏面は銀白色。成虫で越冬。食草はクズ、フジなどの花やつぼみ。関東以西に分布。
- うらぎん‐ひょうもん【裏銀▼豹紋▼蝶】
- タテハチョウ科のチョウ。開張約6.5cm。翅(はね)の表は橙(だいだい)色の地に黒褐色斑(はん)が散在し、裏には銀白色紋が多い。成虫は山地の草原に6月ごろ出現。食草はスミレ。日本全土、シベリアに分布。
- うら‐くぎ【裏▼釘】
- 打ちこんだくぎの先が、裏まで突き抜けたもの。
- 裏釘を返す(うらくぎをかえす)
- 《打ち込んだ釘が裏に出たのを、抜けないように先を折り曲げることから》手落ちのないように念を押すこと。
- うら‐ぐち【裏口】
- ①裏手の出入り口。かってぐち。back door; kitchen door〈対義〉表口。
- ②正式でない、内々の方法・やり方。内密。裏道。backdoor〈用例〉〜営業。
- うらく‐りゅう【有楽流】
- 茶道流派の一つ。織田(おだ)有楽斎を祖とする。江戸初期に形成。有楽斎の次男頼長(よりなが)、その子三五郎(さんごろう)へと継承された。
- うら‐けい【裏▼罫】
- 印刷で、太いけい線。〈対義〉表罫(おもてけい)。
- うら‐げい【裏芸】
- 芸人が、特別な機会にだけ披露する、本職の芸以外の芸。
- うら‐ごえ【裏声】
- 通常の声域をこえたときに出される高声。ヨーデルなど民謡で特殊効果を出す。日本では「地声」の対語。通常の声よりも細く、弱く、表情にとぼしい。falsetto
- うら‐ごし【裏▼漉し】(名・サ変他)
- あん・芋などをつぶし細かくこす調理器具。曲げ物に、馬尾(ばび)の毛や絹布・金網などを張ったもの。また、それでこすこと。strainer〈用例〉〜にかける。
- うら‐さく【裏作】
- 同一耕地に同一年内に、時期を分けて2種類以上の作物を作るとき、主作物でない方の作物。また、それをつくること。後作(あとさく)。後作物。〈対義〉表作(おもてさく)。
- うら‐ざと【浦里】
- 海べの村。漁村。fishing village
- うら‐さびし・い【▽心寂しい】(形)
- なんということなく寂しい。lonesome〈用例〉〜秋の山里。〈派生〉うらさびしげ(形動)うらさびしさ(名)
- うら‐じ【裏地】
- 衣服の裏に付ける生地(きじ)。lining
- ウラジーミル【Vladimir】
- ロシア中西部、モスクワ東北東にある都市。12世紀からの古都。人口35.6万(1992)。
- ウラジーミル【〈1世〉Vladimir I】
- (955ごろ-1015)ロシアのキエフ大公(在位(980-1015))。東スラブ諸族を征して領土を拡大。ビザンチン帝国の皇妹と結婚、ギリシア正教を国教化。
- ウラジオストク【Vladivostok】
- ロシア極東部、沿海州南端、日本海に臨むロシアの太平洋側最大の港湾都市。海軍・漁業・電力の基地。ロシア帝政時の1860年に極東政策の根拠地として建設。人口64.8万(1992)。
- ウラジカフカス【Vladikavkaz】
- ロシア国内の北オセチア共和国の首都。グルジア軍道の起点で、鉄道・道路交通網の要地。人口32.5万(1992)。旧称オルジョニキーゼ。
- うらしま【浦島】
- 歌舞伎(かぶき)舞踊。長唄(ながうた)による七変化舞踊『拙筆力七以呂波(にじりがきななついろは)』の一つ。浦島伝説に取材。
- うらしま‐そう【浦島草】
- サトイモ科の多年草。山地の湿地にはえる。雌雄異株(いしゅ)。春に、苞葉(ほうよう)から棒状の花穂を出す。秋に果実が赤く熟す。有毒。
- うらしまたろう【浦島太郎】
- 室町時代の御伽草子(おとぎぞうし)、またその主人公。浦島太郎はカメの化身の美女と竜宮に行く。帰って玉手箱を開くと白髪の翁(おきな)となる。浦島伝説による怪婚・報恩・異郷滞留説話の一つ。
- うらしま‐つつじ【浦島▼躑▼躅】
- ツツジ科の草状小低木。本州中部以北の高山にはえる。茎の高さ約5cm。枝先に倒卵形の葉が束生。初夏に黄白色の壺(つぼ)形の小花が咲く。
- うらしま‐の‐こ【浦島の子】
- 『万葉集』『日本書紀』などにみえる伝説の人物。浦島太郎。
- うら‐じゃのめ【裏蛇の目▼蝶】
- 小形のジャノメチョウ。開張約3cm。暗い樹林に生息。幼虫で越冬。北海道・本州、広くユーラシアに分布。飼育下で幼虫はカヤツリグサ科・イネ科の植物を食べる。
- うら‐じょうめん【裏正面】
- 相撲で、正面座席と向かいあった反対側の座席。土俵の南にあたる。向こう正面。
- ウラシル【uracil】
- 分子式C4H4N2O2 RNAを構成する4つの塩基の一つ。無色の針状結晶。熱水に溶け、水溶液は微酸性を示す。金属と塩をつくる。
- うら‐じろ【裏白】
- ①物の裏・内側・底などが白いこと。
- ②ウラジロ科の常緑シダ。暖地の林下に多い。高さ2mに達する。葉の裏面は灰白色。根茎は長くはう。葉柄は分岐して二叉(ふたまた)となり、葉片は羽状に分裂。
- うらじろ‐がし【裏白▼樫】
- ブナ科の常緑高木。中部以南の山地にはえる。幹は直立して高さ20mにおよぶこともある。皮針形の葉は互生。裏面が白い。雌雄同株(どうしゅ)で雄花は黄色の細長い花穂となり、雌花は短い軸に数個が集まってつく。花期は5月。材は器具、薪炭用など。
- うらじろ‐かんば【裏白▼樺】
- カバノキ科の落葉高木。山地にはえる。幹は高さ20m近くにも達し、白灰色の樹皮をもつ。葉は広卵形で互生し、成熟すると裏面が白色を帯びる。雌雄同株(どうしゅ)。雄花・雌花ともにやや太い花穂となってつく。ネコシデ。
- うらじろ‐きんばい【裏白金梅】
- バラ科の多年草。高山にはえる。三出複葉が根生し、花茎は高さ15cm前後。8月に、黄色5弁の花が咲く。葉の裏が白い。
- うらじろ‐ななかまど【裏白七▼竈】
- バラ科の落葉低木。奇数羽状複葉の小葉は表面は鮮緑色で、裏面は粉白色。初夏、白色五弁花が咲く。果実は紅黄色。
- うらじろ‐の‐き【裏白の木】
- バラ科の落葉高木。山地にはえる。高さ10m前後。枝は紫黒色。楕円(だえん)形の葉は互生し、裏面は密生する毛のため白く見える。5月ごろ、白色花の散房花序をつける。器具材として利用。
- うらじろ‐もみ【裏白▼樅】
- マツ科の常緑大高木。本州中部以南・四国の高山にはえる。高さ約40m。葉裏は白緑色で、若枝は無毛。雌雄同株(どうしゅ)。建築・パルプ材。ダケモミ。
- うら‐せんけ【裏千家】
- 茶道流派、三千家の一つ。千利休(せんのりきゅう)を祖とし、3世宗旦(そうたん)の四男仙叟(せんそう)宗室が、父の隠居所今日庵(こんにちあん)を継いだことに始まる。現在は15世鵬雲斎(ほううんさい)宗室。〈参照〉千利休・三千家。
- うらそえ【浦添】
- 〈市〉沖縄県、那覇(なは)市北隣の市。自動車販売など、那覇市につながる商工業街を形成。人口9万4721(1994)。
- うら‐だな【裏▽店】
- 裏通りや路地のおくにある、そまつな貸し家。裏長屋。rear tenement
- うら‐つき【裏付き】
- 裏が付いている衣服。和服では袷(あわせ)という。with a lining
- うら‐づけ【裏付(け)】(名・サ変他)
- =裏打ち。
- ①裏を付けて、強くすること。lining
- ②たしかな証拠。保証。proof; guarantee〈用例〉〜捜査。
- ③担保。mortgage
- うら‐づ・ける【裏付ける】(下一他)
- ①裏を付ける。裏打ちする。line
- ②証明して、確実にする。証拠を固める。back up; support
- うら‐て【裏手】
- 建物などの裏のほう。うしろのほう。behind
- うら‐どおり【裏通り】
- 家なみの裏にある通り。裏道。alley; back street〈対義〉表通り。
- うら‐どし【裏年】
- 果物がよく実らない年。〈対義〉生(な)り年。〈用例〉ことしは柿(かき)の〜だ。
- うらどめ‐かいがん【浦▽富海岸】
- 鳥取県北東端、岩美(いわみ)町の海岸。奇岩の多い景勝地。山陰海岸国立公園に属する。
- うら‐ドラ【裏ドラ】
- 麻雀(マージャン)で立直(リーチ)をかけて上がったとき、手牌(てはい)中にあると1枚につき1飜(イーファン)増える懸賞牌。ふつう表ドラを表示する牌の下段の牌を開け、開けた牌の次順の牌とする。
- うらど‐わん【浦戸湾】
- 高知県、土佐(とさ)湾から北へひょうたん形に入りこむ内湾。湾奥は高知市街。
- うら‐ない【占い】
- 未来の事件・吉凶などを、予想したり判断するために行う手段。また、占うこと・人。易占・手相・人相(にんそう)・四柱推命(しちゅうすいめい)・九星気学・西洋占星術・トランプ占いなどがある。fortune-telling
- うら‐な・う【占う・▼卜う】(五他)
- ある形・しるしなどで、幸・不幸などを予言する。tell fortunes
- うら‐な・し(形ク)
- 〈古語〉
- ①心のうちを隠さない。〈用例〉世のはかなき事も、〜・くいひ慰まむこそうれしかるべきに(徒然・12)。
- ②思慮が浅い。うっかりしている。〈用例〉〜・くものを思ひけるかな(伊勢・49)。
- うらなみ‐しじみ【裏波▽小▽灰▼蝶】
- 翅(はね)の裏に波状紋があるシジミチョウ科のチョウ。開張3cm内外。性差が著しく、雄の表は紫青色、雌は暗褐色。幼虫はフジマメ・ソラマメ・エンドウなどを食害。ほぼ日本全土に分布。
- うらなみ‐しろちょう【裏波白▼蝶】
- シロチョウ科のチョウ。翅(はね)は白く、前翅(ぜんし)の外周が黒くふちどられる。開張約6.5cm。インド・東南アジア・オーストラリアに広く分布し、日本では九州などで一時的に発生。
- うら‐なり【▽末成り・▽末▽生り】
- ①時期におくれて、つるの先になったウリなどの実。〈対義〉もとなり。
- ②《比喩(ひゆ)的に》顔が青白く、弱々しい人。
- 末成りの瓢箪(うらなりのひょうたん)
- 顔色が青白く、見るからに弱々しい人のたとえ。末成りびょうたん。
- うら‐にほん【裏日本】
- 《本州の日本海がわの旧称、また、今は俗称》本州のうち日本海に面した地方。〈対義〉表日本。
- うら‐にわ【裏庭】
- 家の裏にある庭。back-yard