うん‐と(副)
①たくさん。a lot〈用例〉〜食べてね。
②力をこめるさま。強く。hard
*うん‐どう【運動】(名・サ変自)
①力学で、物体または物体内の1点が、時間とともに空間的位置を変えること。motion〈対義〉静止。〈用例〉地球の自転〜。
②生理学で、一般に生体が能動的に動く現象。生体内で発生する生物学的エネルギーによって、生体の全部または一部の位置を変える動き。motion
③健康維持や楽しみのために体を動かすこと。スポーツ。sports〈用例〉〜不足。散歩はいい〜になる。
④ある目的のために積極的に人に呼びかけたり、いろいろな方面に働きかけること。campaign〈用例〉ゴルフ場建設反対の〜をする。選挙〜。
うんどう‐いん【運動員】
政党や団体などの支持者を増やすために働く人。とくに、選挙のために働く人。canvasser
うんどう‐エネルギー【運動エネルギー】
運動している物体がもっているエネルギー。物体の質量に比例し、速さの2乗に比例する。kinetic energy
うんどう‐かい【運動会】
学校・会社・団体などで、各種の運動競技・遊戯を競い合い、楽しみ合う会。athletic meet
うんどう‐がく【運動学】
①物体に作用する力と運動の関係を考慮しないで、運動そのものだけを論ずる力学。速度や加速度および変位などを数学的に扱う。kinematics
②体育学の一つ。人間の運動の構造や性質などを研究する。kinesiology
うんどう‐ぐつ【運動靴】
主としてスポーツ用で、運動機能に適する靴の総称。sneakers
うんどうしっちょう‐しょう【運動失調症】
体の運動が円滑に行われるための筋肉の協同運動が障害された状態。筋力は正常だが、個々の運動がばらばらで調和を保てない。脊髄(せきずい)・小脳・大脳・内耳の障害でみられる。motor ataxia
うんどう‐じょう【運動場】
各種の遊戯やスポーツのための広場。学校には設置が義務づけられている。うんどうば。playground; athletic field
うんどう‐しょうがい【運動障害】
一般に随意運動の障害をいい、大脳から末梢(まっしょう)の筋肉に至る経路の障害で、四肢などの運動性が弱くなったり、失われたりすること。中枢性・末梢性障害、筋肉自体の障害などがある。motor disturbance
うんどう‐しんけい【運動神経】
①中枢からの興奮を末梢(まっしょう)の骨格筋に伝達し、運動を起こさせる遠心神経。motor nerve〈対義〉感覚神経。
②スポーツなどをたくみにこなす感覚。athletic ability
うんどう‐せいだん【運動星団】
同一速度の平行運動をする恒星の集団。ヒヤデス星団に代表される。運動星群。moving cluster
うんどうせい‐ひんけつ【運動性貧血】
運動選手にみられる貧血。激しいトレーニングの結果、たんぱく質や鉄分が欠乏するためと考えられ、激しい運動をやめると回復する。
うんどう‐せいりがく【運動生理学】
運動と、その生理学的効果との相互因果関係を究明し、法則性を発見していく学問。
うんどう‐の‐ほうそく【運動の法則】
ニュートンが確立した物体の運動に関する3つの法則。第1法則は、静止または一様な直線運動をする物体は、外からの力が作用しない限りその状態を持続するというもの。「慣性の法則」ともいう。第2法則は、運動量(質量と速度の積)の変化は、力の作用に比例し、その力の方向に起こるというもの。「ニュートンの運動方程式」ともいう。第3法則は、2つの物体が相互に作用しあう大きさが等しく、向きが反対であるというもの。「作用反作用の法則」ともいう。laws of motion
うんどう‐ば【運動場】
①馬や犬などを、運動させる場所。training ground
→うんどうじょう(運動場)
うんどう‐ひ【運動費】
ある目的を実現させるための工作に用いる諸経費。running expenses; campaign funds〈用例〉工場誘致のための〜。
うんどう‐ぶ【運動部】
①スポーツ活動を行う、学生の自主的な組織の総称。正課外に同好者が集まり、トレーニングや対校試合などをするが、同好会・サークルとは区別される。体育会。athletic club
②新聞社などの、スポーツ関係の記事を取り扱う部門。department of athletics
うんどう‐ほうていしき【運動方程式】
物体にはたらく力とその物体の運動の関係を示す式。ニュートンの運動方程式や、量子力学のハイゼンベルクの運動方程式など。equation of motion
うんどう‐まさつ【運動摩擦】
運動している物体に作用する摩擦。このときの摩擦力を運動摩擦力または動摩擦力という。動摩擦。kinetic friction
うんどうまさつ‐けいすう【運動摩擦係数】
→どうまさつけいすう(動摩擦係数)
うんどう‐りょう【運動量】
質量と速度との積。運動量の単位時間あたりの変化は、その物体に働く力に等しい。momentum
うんどう‐りょうほう【運動療法】
物理療法の一つ。運動障害や関節拘縮などのある患者に、軽度からしだいに強い運動をさせて訓練し、運動能力を高める。各種麻痺(まひ)や外傷の後遺症などに適用。腰痛や五十肩などの治療体操を指すこともある。therapeutic exercise
うんどうりょうほぞん‐の‐ほうそく【運動量保存の法則】
1個の物体または数個の物体からなる系に外から力がはたらいていないときは、その物体または系の全運動量は一定に保たれるという法則。law of conservation of momentum
うんとも‐すんとも(連語)
ぜんぜん返事をしないさま。一言も。なんにも。say nothing〈用例〉〜言わない。
うん‐どん‐こん【運鈍根】
→うんこんどん(運根鈍)
うんなん【雲南】
〈省〉中国南部の省。ベトナムの北に位置し、省都は昆明(こんめい)。人口3734.7万(1991)。ユンナン。
うん‐ぬん【云】
《「うんうん」の変》
[一](名)
①《文章を省略するときに使う》これこれ。しかじか。and so on
②「…と言ったわけだ」の意で、文章の終わりに置く語。
[二](名・サ変他)口出しすること。とやかく言うこと。mention〈用例〉結果を〜する。
うん‐のう【蘊奥】
《「うんおう」の変》学問・技芸などのおく深い所。奥義(おうぎ)。極意。mysteries; depth〈用例〉〜をきわめる。
うんの‐しょうみん【海野勝みん】
(1844-1915)彫金家。水戸(みと)の人。作風は写実的で優雅。作品に御物(ぎょぶつ)の『蘭陵王(らんりょうおう)置物』など。
うん‐ぱく【雲伯】
出雲国(いずものくに)と伯耆国(ほうきのくに)
うん‐ぱん【運搬】(名・サ変他)
旅客や貨物を、運びうつすこと。運送。transportation
うん‐ぱん【雲版】
①禅宗寺院の器具の一つ。銅製・鉄製の雲形状の平たい板で、板木とともに寺院内の各種の合図に打ち鳴らすもの。斎板。〈比較〉魚板(ぎょばん)
②和額の一つ。色紙・短冊を入れてかける雲形の額(がく)
うんぱん‐さよう【運搬作用】
風化や浸食によってできた岩石のかけら・鉱物粒・砂などが、自然の力で運ばれていくこと。重力・風・河川・氷河などのはたらきによる。transportation
うん‐ぴつ【運筆】
ふでのはこび方。ふでづかい。〈用例〉〜の妙。
うん‐ぴょう【雲表】
雲の上。雲外。
うん‐ぴょう【雲豹】
ネコ科の動物食獣。ヒョウに似るが、それより小さく、別種。体長約1m。褐色地に、黒色で縁取られた濃褐色の雲形斑(はん)が散在。樹上にひそみ、シカやサルを捕食。中国南部・台湾・東南アジア・インドに分布。
うんぷ‐てんぷ【運否天賦】
運・不運は天がきめるものであるということ。運を天に任せること。
ウンブリア【Umbria】
イタリア中部、アペニン山脈の中にある州。産業は果樹の栽培など。人口81.5万(1992)。
ウンブリア‐は【ウンブリア派】
15世紀、イタリア中部のウンブリア地方で活躍した画家の総称。フィレンツェ派に学び、比例・遠近法・短縮法に工夫を加え、ルネサンス絵画の発展に貢献。作家にピエロ=デラ=フランチェスカやペルジーノなど。Umbrian school
うん‐ぼ【雲母】
→うんも(雲母)
うん‐まかせ【運任せ】
万事を運に任せること。運ずく。trusting to chance; luck it out
うん‐む【雲霧】
①雲と霧(きり)。cloud and fog
②物事があいまいではっきりしない状況。
うんむ‐りん【雲霧林】
熱帯・亜熱帯の高山の中腹でいつも霧がかかっている地帯に成立する森林。樹木はコケに覆われたコケ林になる。cloud forest
うん‐めい【運命】
[一]自分の力では左右できない、自然の流れによって身におきる善悪・吉凶などの力。巡り合わせ。宿命。運。宇宙の万物を支配し、人の一生を左右すると信じられている超人間的な力。また、それによる一生。今後の成り行き。destiny; fate
[二]
①幸田露伴(こうだろはん)の史伝。大正8年(1919)発表。中国、明(みん)の建文帝と叔父永楽帝の生涯を描く。
②『→運命交響曲』の通称。
運命に弄ばれる(うんめいにもてあそばれる)
自分の意志ではどうにもできない巡り合わせに、支配される。drop in the lap of fate
運命の悪戯(うんめいのいたずら)
自分の願いに反するような、よくない成り行きを、天の気まぐれにかこつけた語。a whim of fate
うんめい‐あい【運命愛】
ニーチェの用語。自分の運命を受容し、一体化してより高い境地へ進もうとする人間の態度。アモール‐ファティ。
うんめいこうきょうきょく【運命交響曲】
ベートーベン作曲の交響曲第5番、ハ短調、作品67の通称。4楽章。1808年作。「運命はかくのごとく扉をたたく」といった有名な動機が、全曲を支配している。
うんめい‐てき【運命的】(形動)
運命によってきめられているさま。宿命的。destined〈用例〉〜な出会い。
うんめい‐でん【温明殿】
平安京の内裏(だいり)の殿舎の一つ。賢所(かしこどころ)があり、神鏡を安置する。
うんめい‐ろん【運命論】
すべての出来事は、すでに予定されたさだめにしたがって起き、いかなる人為的努力もそれを変える効力はもたないとする諦観(ていかん)的思想。宿命論。fatalism
うん‐も【雲母】
もっとも重要な造岩鉱物の一つ。フィロ珪酸(けいさん)塩(層状珪酸塩)鉱物に属する。六角板状結晶体。真珠光沢・金属光沢をもち、層状に薄くはがれる。白雲母・黒雲母・金雲母などがあり、火成岩や変成岩などに産出する。耐火材や電気の絶縁体として利用。うんぼ。きら。きらら。mica
うんも‐へんがん【雲母片岩】
黒雲母または白雲母と石英を主成分とする変成岩。泥質または砂質の堆積(たいせき)岩が、広範囲の変成作用を受けてできる。mica schist
うん‐もん【雲門】
(864-949)中国、唐代の禅僧。名は文偃(ぶんえん)。広東(カントン)省の雲門山に住し、雲門宗を開いた。
うんもん‐すずめ【雲紋蛾】
前翅(ぜんし)が緑色、後翅に淡紅色部があるスズメガ科のガ。開張約7cm。緑色の体は丸く流線形で、翅(はね)は細長く、ほぼ三角形。食草はケヤキ・マユミ。日本全土に分布。
うん‐ゆ【運輸】
貨物や客を運びおくること。運送。運搬。transportation
うんゆ‐しょう【運輸相】
→運輸大臣のこと。
うんゆ‐しょう【運輸省】
水・陸・空の交通・運輸・保安などの行政事務をつかさどる中央官庁。海上保安庁・気象庁などの外局がある。平成13年(2001)の省庁再編で国土交通省に統合された。Ministry of Transport
うんゆ‐だいじん【運輸大臣】
内閣各省大臣の一つ。運輸省の長。運輸相。Minister of Transport
うん‐よう【運用】(名・サ変他)
うまく機能させること。活用。application〈用例〉資金を〜する。
運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
法や原則が活用されるか否かは、それを運用する人の心しだいである。
うん‐らん【蘭】
ゴマノハグサ科の多年草。海岸の砂浜にはえる。高さ20〜30cm。茎は地上をはい、先が斜上する。葉は楕円(だえん)形、緑白色で互生。夏から秋に直径7mmの黄色い花をつける。
うん‐りゅう【雲粒】
雲を構成する小さな水滴または氷の結晶。半径は100分の1ミリメートル前後。cloud droplet
うんりゅう‐がた【雲竜型】
大相撲で、横綱の土俵入りの型の一つ。第10代横綱雲竜久吉(ひさきち)が初めて行った。四股(しこ)のあとのせりあがりで、左手を脇(わき)に当て右腕を側方に伸ばすのが特徴。〈比較〉不知火(しらぬい)型。
うん‐りょう【雲量】
雲におおわれた部分の空全体に対する見かけ上の割合。空全体が雲の場合を10として、0から10まで11階級に分ける。cloud amount〈比較〉雲級。