え‐つぼ【笑壺】
よろこび、わらうこと。
笑壺に入る(えつぼにいる)
うまくいったという顔つきをしてわらう。ほくそえむ。
笑壺の会(えつぼのかい)
その座にいる者全員が、笑い興ずること。
えつ‐らく【悦楽】
よろこびたのしむこと。joy〈用例〉〜を味わう。
えつ‐らん【閲覧】(名・サ変他)
書物・書類などの内容を調べながら読むこと。また、読むことを改まっていう語。study〈用例〉〜室。
えつ‐れき【閲歴】
今までしてきたこと。経歴。履歴。
えて【猿】
→サル。えてこう。
え‐て【得手】
もっとも得意とすること。one's strong point〈対義〉不得手。
得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
得意のことができる好機をむかえて調子にのる。Hoist your sail when the wind is fair.
え‐て【得て】(副)
→えてして(得てして)
エディアカラ‐どうぶつぐん【エディアカラ動物群】
先カンブリア紀後期(6〜7億年前)の化石動物相。オーストラリア南部の砂岩から発見。ediacaran fauna
エディター【editor】
→編集者→主筆
エディトリアル‐デザイン【editorial design】
新聞・雑誌・書籍などを、視覚的に表現・構成すること。レイアウトなど。
エディプス【Oedipus】
→オイディプス
エディプス‐コンプレックス【Oedipus complex】
男児が母親に愛着し、父親を競争相手とみなして憎む心理。フロイトが導入した精神分析学の用語で、ギリシア神話のオイディプス(エディプス)にちなむ。〈対義〉エレクトラ‐コンプレックス。
エティモロジー【etymology】
→語源学
②語源の説明。
エディルネ【Edirne】
トルコ北西端、ブルガリア国境に近い商業都市。農産物の集散・加工の中心。2世紀にローマ皇帝ハドリアヌスが建設。人口10.2万(1990)。旧称アドリアノープル。
エディントン【Arthur Stanley Eddington】
(1882-1944)イギリスの天文学者・物理学者。天体物理学の理論的研究を進めた。1914年から没年までケンブリッジ天文台長。
エディンバラ【Edinburgh】
イギリス、スコットランドの主要都市。フォース湾に臨む美しい町。城・王宮などの名所、国際音楽・芸術祭で有名。人口41.9万(1991)。
えて‐かって【得手勝手】(名・形動)
自分の都合だけを考えて、まわりの人のことは考えないこと・さま。自分勝手。selfish〈用例〉〜な注文をする。
えて‐して【得てして】(副)
ともすると。とかく。ややもすると。えて。be apt to〈用例〉あわてると〜忘れ物をするものだ。
エデスチン【edestin】
植物性たんぱく質の一種。タイマ・ワタ・アマなどの種子に含まれている。
エテュベ【étuvée(フランス)
西洋料理の調理法の一つ。肉や魚・野菜などに、油脂と少量の水とを加えて、ふたをして煮込む。蒸し煮。
エテン【ethene】
→エチレン
エデン【Eden】
《シュメール語・アッカド語のエディヌがヘブライ語に入ったもので、荒地・平地の意》旧約聖書『創世記』で、人類の始祖であるアダムとイブのいた場所。ギリシア語訳で楽園(パラダイス)に変化。
エテンザミド【ethenzamide】
サリチル酸系の解熱(げねつ)鎮痛剤。エトキシベンズアミド。
えてんらく【越天楽・越殿楽】
雅楽の曲名。唐楽(とうがく)の管弦の代表曲。その旋律は今様(いまよう)・箏曲(そうきょく)にも用いられた。
え‐と【支】
《「え」は兄(え)、「と」は弟(おと)、の意》木・火・土・金(ごん)・水の五行(ごぎょう)をそれぞれ「え」と「と」に当てた十干(かん)に十二支(し)を配し、60通りの組み合わせをつくって年月日・時刻・方位などを表すのに用いるもの。かんし。〈参照〉十干・十二支。
え‐ど【穢土】
《仏教語》けがれている国土。現世(げんぜ)。娑婆(しゃば)。〈対義〉浄土。〈参照〉厭離穢土(えんりえど)
えど【江戸】
東京の旧称。平安末期、江戸四郎重継が麹町(こうじまち)台地に居館を営んだことに始まる。長禄(ちょうろく)元年(1457)太田道灌(おおたどうかん)が江戸城を築城。上杉(うえすぎ)家・北条(ほうじょう)家をへて、天正(てんしょう)18年(1590)関東に移封(いほう)された徳川家康(とくがわいえやす)が入城。以後、幕府の所在地として全国の中心地となった。
江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
《ひどくはなれた場所であることから》とんでもない所や時に、また、筋違いな方法で仕返しをする。
江戸は諸国の入り込み(えどはしょこくのいりごみ)
江戸は、多くの国から人々が寄り集まってきている所であり、諸国の人が雑多に住んでいる所である、ということ。
エトアール‐がいせんもん【エトアール凱旋門】
→エトワールがいせんもん(エトワール凱旋門)
エトアール‐ひろば【エトアール広場】
→エトワールひろば(エトワール広場)
えとう‐じゅん【江淳】
(1933-99)文芸評論家。本名は江頭淳夫(えがしらあつお)。東京生まれ。慶大卒。文芸評論だけでなく、戦後社会・政治への批評も注目される。昭和45年(1970)『漱石(そうせき)とその時代』で第23回野間文芸賞受賞。作品『一族再会』『海は甦(よみが)える』など。
えとう‐しんぺい【江藤新平】
(1834-74)明治初期の政治家。佐賀藩出身。明治政府の司法卿、参議。征韓(せいかん)論に敗れて下野し、民選(みんせん)議院設立建白(けんぱく)書の署名者となる。佐賀の乱を起こし、刑死。
えとう‐としや【江哉】
(1927-)バイオリン奏者。東京生まれ。叙情的な演奏が特徴。
えどうまれうわきのかばやき【江戸生艶気樺焼】
山東京伝(さんとうきょうでん)作・画の黄表紙。天明(てんめい)5年(1785)刊。色男きどりの醜男(ぶおとこ)が浮き名を立てようとするが果たせないおかしさを、遊里(ゆうり)風俗とともに描く。
えど‐おもて【江戸表】
江戸時代、地方から江戸をいった語。〈対義〉国表(くにおもて)
えど‐かいじょう【江戸開城】
慶応(けいおう)4年(1868)陰暦4月11日の討幕軍に対する江戸城の明け渡し。討幕軍は陰暦3月15日江戸城への総攻撃を予定したが、前日の西郷隆盛(さいごうたかもり)と勝海舟(かつかいしゅう)との会談で中止、無血開城となった。
えど‐がろう【江戸家老】
江戸時代、江戸の藩邸につめた家老。〈対義〉国家老。
えど‐がわ【江戸川】
千葉県と東京都の境を南流する川。長さ59.5km。千葉県関宿(せきやど)で利根(とね)川から分かれて東京湾に注ぐ。古くは利根川の本流であったが、江戸時代の銚子(ちょうし)への流路変更工事で分流となった。
えどがわ‐だいがく【江戸川大学】
私立大学。平成元年(1989)創立。所在地は千葉県流山市駒木(こまぎ)
えどがわ‐らんぽ【江戸川乱歩】
(1894-1965)小説家。本名平井(ひらい)太郎。三重県生まれ。早大卒。日本の探偵小説界の先駆者で、独自の怪奇幻想の美を創造。作品『心理試験』『陰獣(いんじゅう)』、評論集『幻影城』など。
え‐とき【絵解き】(名・サ変他)
①絵で説明を補うこと。
②物事の事情や推理の方法をよりわかりやすく説明すること。
③絵の意味を説明すること。とくに、寺社にある仏図の意味を説き明かすこと。また、その人。室町時代に流行した。
え‐とく【会得】(名・サ変他)
物事を理解して自分のものとすること。comprehension〈用例〉こつを〜する。
えど‐ご【江戸語】
江戸に発達し、宝暦(ほうれき)(1751〜64)以降、特色が明確化したことば。
①江戸在住の旗本・御家人などの日常語と町人・職人の日常語の総称。
②江戸の町人・職人のことば。下町ことば。〈対義〉上方語。
えど‐こもん【江戸小紋】
伝統模様の一つ。江戸時代の武士の裃(かみしも)の文様として発達。単色染めで細かい図柄を特徴とする。鮫小紋(さめこもん)・ふぶきなどの模様がある。
え‐どころ【絵所・画所】
平安時代に宮廷、鎌倉(かまくら)時代に有力社寺、室町・江戸時代に幕府におかれた絵画制作のための役所。また、それに属する絵師。
えどさき【江戸崎】
〈町〉茨城県の南部、霞ケ浦(かすみがうら)の南にある町。かつては水運で栄えたが、現在は稲作・野菜栽培・養鶏などの農業の町。人口1万9035(1994)。
えど‐ざくら【江戸桜】
→ソメイヨシノの別名。
えど‐さんざ【江戸三座】
江戸時代、世襲(せしゅう)興行権を公認された江戸の3劇場。中村座・市村座・森田座。慶安(けいあん)4年(1651)以後4座が認められたが、山村座が廃絶、3座となる。
えど‐さんぷ【江戸参府】
江戸時代、オランダ商館長一行が江戸に出て将軍に拝謁(はいえつ)、献上物の贈呈などがなされた行事。
えど‐じだい【江戸時代】
慶長(けいちょう)8年(1603)徳川家康(とくがわいえやす)が征夷(せいい)大将軍に任ぜられてから、慶応(けいおう)3年(1867)15代将軍慶喜(よしのぶ)が大政を奉還するまで、江戸に政治の中心があった265年間。徳川時代。
えどじだい‐びじゅつ【江戸時代美術】
江戸に幕府がおかれていた時代、17世紀初頭から19世紀半ばまでの日本美術の総称。幕府や宮廷の御用美術は、時代の初めに様式を形成すると同時に創造的活動を停止した。17世紀末葉以降は、下級武士や農民をも加えた市民層による在野の個性的な美術が主導的な役割を果たした。宗教美術は全般にふるわず、生活に密着した絵画や工芸などの世俗芸術が多彩な展開をみせた。また鎖国下ではありながら、中国や西洋の外来美術にも強い関心を示し、近代美術への基礎を固めた。
えど‐じょう【江戸城】
江戸時代を通じての将軍の居城。長禄(ちょうろく)元年(1457)太田道灌(おおたどうかん)が築城。天正(てんしょう)18年(1590)徳川家康(とくがわいえやす)が入城し、寛永(かんえい)13年(1636)に改修完成。明治元年(1868)皇居となる。千代田城。
エトス【ethos(ギリシア)
個人的な習慣。
エト‐セトラ【et cetera; etc.】
その他。…など。…等。…等々。
えど‐せんけ【江戸千家】
茶道流派の一つ。表千家7世如心斎宗左門下の川上不白(かわかみふはく)を祖とする。不白は江戸に出て、表千家の茶風を江戸に合うよう創意を加え、普及させた。
えど‐ぞめ【江戸染(め)】
江戸で染める染め物の総称。また、江戸紫色に染めた物。〈対義〉京染め。
えど‐たで【江戸蓼】
→アザブタデの別名。
えどっ‐こ【江戸っ子・江戸っ児】
江戸で生まれ、江戸で育った人。おもに町人にいう。男らしく、金銭にさっぱりしている人や、軽はずみで威勢がいいだけの人の両方の意がある。〈比較〉ぜいろく。
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
《「口先許(ばか)りで腸(はらわた)は無し」と続く》江戸っ子は口先ばかりで胆(きも)が据わっていない。また、口は悪いが、気性はさっぱりしている。
江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
《江戸っ子が、金離れのよさを誇った言い方》江戸っ子は、その日に得た金はその日のうちに使い切り、翌日までは持ち越さない。
えど‐づま【江戸褄】
《「江戸褄模様」の略》絵羽模様の一種。襟先から前身ごろのわき裾(すそ)に三角形に配置した模様。現在は留め袖(そで)などに用いられる。
えど‐づめ【江戸詰(め)】
江戸時代、大名・家臣が領地をはなれて江戸藩邸に住んでいたこと。〈対義〉国詰め。
えどとうきょう‐はくぶつかん【江戸東京博物館】
東京都墨田区横網町にある都立の博物館。吹き抜けの巨大空間に江戸から東京までの歴史や文化・生活などを、実物・大型模型を使い、わかりやすく展示。平成5年(1993)開館。
エトナ‐さん【エトナ山】
(Mount Etna)イタリア南部、シチリア島北東部のヨーロッパ第1の活火山。標高3263m。
えど‐ばくふ【江戸幕府】
慶長(けいちょう)8年(1603)徳川家康(とくがわいえやす)が江戸に開設し、以後15代265年続いた武士政権。全国の大名を臣従させ、公家(くげ)・寺社勢力を統制した集権的支配体制を確立。徳川幕府。
→表(歴代将軍)
えど‐はっぴゃくやちょう【江戸八百八町】
《「八百八」は、多いの意》
①江戸の町の、数の多いことを言ったことば。
②江戸市中全域。
えど‐ばらい【江戸払(い)】
江戸時代の刑の一つ。江戸市中に住むことを禁じた。江戸追放。
えど‐はんだゆう【江戸半太夫】
(?-?)古浄瑠璃(じょうるり)の語り手。半太夫節の始祖。江戸の人。貞享(じょうきょう)・元禄(げんろく)年間(1684〜1704)にはやらせた優美な曲節が特色。
エトピリカ
(etupirkaアイヌ)《美しい嘴(くちばし)、の意》特異な容姿のウミスズメ科の海鳥。翼長約19cm。全体は黒色。顔が白く、目の後方に房状の黄色い飾り羽が出る。嘴は赤。北海道以北で繁殖し、冬には本州まで南下。tufted puffin
えど‐ぶんがく【江戸文学】
広く日本近世文学全体をさすが、とくに江戸を中心に発展した近世後半期の文学をいう。前半期の上方(かみがた)文学に対応する。文化文政(ぶんかぶんせい)期に開花。小説では、読本(よみほん)・洒落本(しゃれぼん)・滑稽本(こっけいぼん)・人情本・黄表紙(きびょうし)・合巻(ごうかん)などが発達し、山東京伝(さんとうきょうでん)・滝沢馬琴(たきざわばきん)・柳亭種彦(りゅうていたねひこ)らが活躍。演劇では、歌舞伎(かぶき)が浄瑠璃に取って代わり、鶴屋南北(つるやなんぼく)・河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)らが輩出。町人文学第2の頂点であるが、幕藩(ばくはん)体制崩壊期の世相を反映し、作品に退廃の色が濃い。〈対義〉上方文学。
えど‐まえ【江戸前】
①江戸の前の海(東京湾)でとれる新鮮な魚類。
②《転じて》江戸料理。
③人の性質や食物の風味について、江戸風。いきのよいこと。
えど‐まちぶぎょう【江戸町奉行】
江戸幕府の職名の一つ。江戸府内町方(まちかた)の行政・警察・裁判をつかさどった役。老中(ろうじゅう)支配下の三奉行の一つ。定員は2名で、南北両奉行所に分置され、執務は月番の交替制。
えど‐むらさき【江戸紫】
武蔵野に多いムラサキの根を使って染めた、青みがかった紫色。江戸時代に江戸で染め始めたのでいう。
えどめいしょずえ【江戸名所図会】
江戸の名所旧跡を絵をつけて説明した地誌。斎藤幸雄(さいとうゆきお)編。天保(てんぽう)5〜7年(1834〜36)刊。絵は長谷川雪旦(はせがわせったん)の筆。
エドモントン【Edmonton】
カナダ中西部、アルバータ州の州都。周辺の大平原地帯の小麦や牛の大集散地。油田地帯。人口61.7万(1991)。
えどや‐ねこはち【江戸家猫八】
芸能人。鳥・虫・獣(けもの)などの鳴き声の物まねを得意とする。現在の3代(1921-)は本名岡田六郎(おかだろくろう)。初代の六男。昭和24年(1949)に襲名。高座に出演するほか俳優としても活躍。
エトランゼ【étranger(フランス)
=エトランジェ
①見知らぬ人。stranger
②異邦人。外国人。alien
エトルリア【Etruria】
エトルリア人が拠(よ)った中部イタリア、トスカーナ地方の古名。紀元前8〜前6世紀に繁栄。一時はローマをも支配したが、前5世紀から衰退し、前3世紀ごろまでにローマに屈伏した。土木建築技術にすぐれ、巨石建築や装飾性に富んだ壁画のある石室墳を建造。彫刻・工芸にもすぐれていた。
えとろふ‐とう【捉島】
北海道の東方、千島(ちしま)列島南西部の島。面積3139km2。日本固有の領土であるが、第2次大戦後、領有問題で、日本・ロシア両国で係争中。〈参照〉北方領土問題。
エドワーズ【Jonathan Edwards】
(1703-58)植民地時代のアメリカの神学者・牧師。ニューイングランドに広がったカルバン主義による信仰復興運動(大覚醒(だいかくせい))の指導者の一人。「神の怒りの説教」で有名。
エドワード【〈1世〉Edward I】
(1239-1307)イギリス王(在位(1272-1307))。ヘンリー3世の長子。父王を助け貴族の反乱を鎮圧。王権を強め内政の整備に努めた。ウェールズを征服し、その戦費調達のため1295年模範議会を召集。
エドワード【〈3世〉Edward III】
(1312-77)イギリス王(在位(1327-77))。フランスのカペー朝断絶を機に、王位継承権を主張して百年戦争を開始。ガーター勲章の制定者。
エドワード【〈6世〉Edward VI】
(1537-53)イギリス王(在位(1547-53))。ヘンリー8世の子。9歳で即位。実権は摂政(せっしょう)にあったが、礼拝統一令の発布などイギリス国教会の新教化を推進。
エドワード【〈7世〉Edward VII】
(1841-1910)イギリス王(在位(1901-10))。ビクトリア女王の長男。日英同盟・三国協商の締結など積極的な外交政策をとる。
エドワード【〈8世〉Edward VIII】
(1894-1972)イギリス王(在位(1936・1-36・12))。ジョージ5世の長子。シンプソン夫人との結婚問題のため退位。ウィンザー公の称号を受けた。
エドワード【〈黒太子〉Edward, the Black Prince】
(1330-76)イギリス王エドワード3世の長子。百年戦争中、クレシーやポアティエの戦いで活躍。騎士の華とうたわれた。黒い甲冑(かっちゅう)を愛用したのが名の由来。
エドワード【〈懺悔(ざんげ)王〉Edward the Confessor】
(1003ごろ-66)イギリス王(在位(1042-66))。アングロ‐サクソン系最後の王。厚い信仰心が名の由来。ノルマン人偏重政策をとり、のちのノルマンコンクェストを招く。
エドワード‐こ【エドワード湖】
(Lake Edward)アフリカのザイール共和国とウガンダ共和国との国境にある湖。面積2100km2
エトワール‐がいせんもん【エトワール凱旋門】
(Arc de Triomphe de l'Étoile(フランス))パリのドゴール広場(エトワール広場)に建つ凱旋門。ナポレオン1世の戦勝記念につくられた。シャングランの設計で1836年完成。エトアール凱旋門。
エトワール‐ひろば【エトワール広場】
(place de l'Étoileフランス→ドゴール広場の旧称。エトアール広場。
え‐な【衣・衣】
胎児を出産したあとに排出される胎児付属物。胎盤・臍帯(さいたい)・卵膜など。ほうい。ほうえ。fetal appendage
えな【恵那】
〈市〉岐阜県南東部の市。中心の大井は中山(なかせん)道の旧宿場町。商工業がさかんで、紙・パルプ工業のほか時計などの精密工業も進出。人口3万5569(1994)。
えな‐おけ【桶】
昔、胞衣を土の中に埋めるときに用いられたおけ。外側を胡粉(ごふん)で塗り、松・竹・鶴(つる)・亀(かめ)などの模様を雲母(うんも)で描いた。
え‐なが【柄長】
尾が長く、ひしゃくを連想させるエナガ科の小鳥。翼長約6cm。林の中に小群をなして棲息(せいそく)し、精巧な巣を作る。日本全土に分布。
えな‐ぎ【衣着】
①生まれた子どもに最初に着せる白木綿(もめん)の袖(そで)なし肌着。
②宮参りのとき産着(うぶぎ)の上に着せる白羽二重(はぶたえ)の衣服。
えな‐きょう【恵那峡】
岐阜県南東部、木曽(きそ)川中流の峡谷。絶壁・断崖(だんがい)のほか傘岩(かさいわ)など奇岩・怪石が多い。
えな‐さん【恵那山】
長野・岐阜県境、木曽(きそ)山脈南部の山。標高2191m。山頂に恵那神社があり、信仰の山として知られる。
えなさん‐トンネル【恵那山トンネル】
長野・岐阜県境の恵那山を貫く中央自動車道のトンネル。長さ8625m。昭和50年(1975)開通。
エナジー【energy】
→エネルギー
エナメル【enamel】
①金属の表面にガラス質の釉(うわぐすり)を塗って焼き付けたもの。堅牢(けんろう)で耐食性があり、美しい。七宝(しっぽう)もこの一種。琺瑯(ほうろう)
②《「エナメルペイント」の略》顔料とワニスを練り合わせた油性塗料。乾燥がはやい。金属や電線などに塗って焼き付けるものもある。
③《「エナメル革」の略》なめした革の表面にエナメルペイントを塗ったもの。
エナメル‐しつ【エナメル質】
歯の表面をおおう組織。人体中もっともかたい。カルシウムを主体とする無機成分からなる。enamel
エナメル‐せん【エナメル線】
エナメルペイントを塗って、焼き付けた絶縁線。電気機器・通信機器・電気計器の巻き線や配線に使用。enameled wire
え‐なら・ず(連語)
〈古語〉
《副詞「え」に動詞「なり」の未然形と打ち消しの助動詞「ず」が付いたもの》言うに言われぬ。すばらしい。りっぱである。〈用例〉菊のいろいろ移ろひ、〜・ぬをかざして(源氏・紅葉賀)。
えな‐わらい【衣笑い】
出産後の胞衣を土中に埋めるさいに、埋めに行った者がその場で笑ってから帰るという習俗。生まれた子が一生他人から憎まれないためという。
えなんじ【淮南子】
中国、前漢の淮南(わいなん)王劉安(りゅうあん)が撰(せん)した思想書。紀元前2世紀に成立。21編が現存。政治・兵学・天文・地理などにわたり諸学派の説を採録。道家思想を中心とし、儒教を奉ずる武帝と対抗的立場をとっている。正称は『淮南鴻烈(こうれつ)』。