- エペ【épée(フランス)】
- フェンシング競技の一種目。相手の身体のどこを突いても有効となる。男子だけの種目。中世騎士の決闘から発展したもの。
- エベール【Jacques-René Hébert】
- (1757-94)フランス革命期の政治家。山岳派左派のエベール派を形成。急進的無産者層の支持を得て恐怖政治を推進したが、ロベスピエール派と対立、反乱を企図して処刑された。
- えべつ【江別】
- 〈市〉北海道、石狩平野のほぼ中央にある市。札幌(さっぽろ)市の近郊として都市化が著しく、工場・大学も進出。野幌(のつぽろ)森林公園がある。人口10万7013(1994)。
- エベレスト‐さん【エベレスト山】
- (Mount Everest)ヒマラヤ山脈中東部、ネパールと中国チベットの国境にある世界の最高峰。標高8848m。インド測量局初代長官の名前を記念して命名。初登頂は1953年イギリスのハント隊のヒラリーとテンジン。チョモランマ。
- え‐ほう【恵方】
- その年の十干(じっかん)によりめでたいと決められる方向。歳徳神(としとくじん)のつかさどる方角とされ、年棚をつったり、その方角の社寺に詣(もう)でたりする。得方。明きの方。〈対義〉塞(ふさ)がり。〈用例〉〜をうらなう。〈参考〉古くは「吉方」とも書いた。
- えほう‐がみ【恵方神】
- その年の恵方にある神社。歳徳神(としとくじん)。
- えほう‐まいり【恵方参り】
- 年頭に恵方にあたる社寺に参詣(さんけい)すること。
- エポーレット‐スリーブ【epaulette sleeve】
- 袖型(そでがた)の一つ。身ごろの肩の部分が肩章(エポーレット)のように袖山に続いている袖。ストラップスリーブ。
- エポキシ‐じゅし【エポキシ樹脂】
- 分子中に炭素原子と酸素原子からなるエポキシ基を2個以上含む樹脂。アミンや酸無水物などの硬化剤と反応して熱硬化する。接着剤・塗料・絶縁材などに利用。epoxy resin
- エポケー【epochē(ギリシア)】
- 古代ギリシアの懐疑派哲学の用語。何事についても確実な判断は下せないとの立場から、いっさいの判断をさしひかえるという主張。フッサールの現象学では、自然的・日常的な見方に基づく判断を排除するというもの。判断中止。判断停止。Suspension of judgement
- え‐ぼし【▼烏▽帽子】
- 《黒く塗った帽子、の意》元服した男子のかぶり物の一種。平安時代には貴賤(きせん)の別なく平常着用した。もと布帛(ふはく)で作ったが後世は紙製で漆(うるし)塗りがふつうになった。位によって形や塗りがちがう。〈数え方〉1頭(かしら)。
- 烏帽子を着せる(えぼしをきせる)
- 事実以外のことをつけ加えて、取りつくろう。尾ひれをつける。
- えぼし‐おや【▼烏▽帽子親】
- 仮親(かりおや)の一つ。主として武家の男子が元服するとき、親に代わって烏帽子をかぶせ、幼名を改め烏帽子名をつけた人。一門の長者や高位の者が選ばれた。元服親。
- えぼし‐がい【▼烏▽帽子貝】
- 流木・船底などに付着する甲殻類の節足動物。体長約7cm。5枚の白い殻板でおおわれた頭状部と柄からなる。世界各地に分布。
- えぼし‐ぎり【▼烏▽帽子切(り)】
- 《形が烏帽子に似るところから》野菜の切り方の一つ。小口切りと斜め切りを交互に繰り返す。ゴボウ・ウドなどに使う。
- えぼし‐ご【▼烏▽帽子子】
- 武家の男子で、元服して幼名を改め、烏帽子親から烏帽子名を授かった者。元服子。
- えぼし‐だい【▼烏▽帽子▼鯛】
- エボシダイ科の海水魚。カツオノエボシと共生する。全長約15cm。銀白色で暗色の斑点(はんてん)が散在。腹びれが長い。世界の暖海域に分布。
- えぼし‐どり【▼烏▽帽子鳥】
- 頭に冠羽のあるエボシドリ科の鳥の総称。大部分が全長約45cm内外。嘴(くちばし)は短く、下方へ湾曲。木の実が主食。サハラ以南のアフリカに分布。
- えぼし‐な【▼烏▽帽子名】
- 武家の男子が元服し、幼名を改め烏帽子親から授かった名。烏帽子親の名から一字を与えるのが慣例。元服名。
- エポック【epoch】
- 時代。新時代。新紀元。重要な時期。
- エポック‐メーキング【epoch-making】(形動)
- 新しい時代をひらくさま。画期的。エポックを画する。〈用例〉〜な出来事。
- エボナイト【ebonite】
- 生ゴムに多量の硫黄を添加してつくる硬質で黒い光沢のゴム。電気絶縁・耐薬品・機械加工性がよい。硬質ゴム。
- エホバ‐の‐しょうにん【エホバの証人】
- キリスト教の傍流の一つ。19世紀後半、アメリカに起こる。創始者はチャールズ=テイズ=ラッセル。機関誌『ものみの塔』発行。キリストの再臨と千年王国の出現を信じ、既成教会の教理に反対した。日本での名称は、ものみの塔聖書冊子協会。Jehovah's Witnesses
- エボリューション【evolution】
- ①生物の進化。
- ②物事の発展・展開。
- エボリュート【evolute】
- 平面上の曲線があるとき、この曲線の曲率中心が描く曲線。縮閉線。
- エポレット【épaulette(フランス)】
- ①婦人服の肩飾り。
- ②礼装用軍服などの肩章の飾り。
- え‐ほん【絵本】
- 挿し絵により内容を表現する子ども向けの本。元来は絵を中心とした出版形式一般をさし、江戸時代の絵草紙や絵の手本なども含む。picture book〈比較〉読本(とくほん)。
- えほんたいこうき【絵本太功記】
- 人形浄瑠璃(じょうるり)・歌舞伎(かぶき)時代物。近松柳・近松湖水軒らの合作。明智光秀(あけちみつひで)の謀反(むほん)から滅亡までの13日を脚色。寛政(かんせい)11年(1799)初演。
- え‐ま【絵馬】
- 神仏に祈願のため、または、祈願成就(じょうじゅ)のお礼に奉納する板絵。古代に馬を神に献じたものの代用・変形とされる。
- エマーソン【Ralph Waldo Emerson】
- (1803-82)アメリカの詩人・思想家。神と自然と人間の究極的合一を説く超越論を唱えた。著書『自然論』など。
- えま・う【笑まう】(四自)
- 〈古語〉
- にっこりほほえむ。〈用例〉思ひほこりて〜・ひつつ(万葉・17・4011)。
- え‐まきもの【絵巻物】
- 巻物に描いた絵画作品で、内容に物語性・説話性・記録性のあるもの。内容を述べる詞書(ことばがき)と絵が交互に配列されて巻物の形をなすのが標準的な形式。起源は中国で、平安時代に日本的な独自の様式を生み出して発展。物語・寺社の縁起(えんぎ)や高僧伝・戦記・歌仙絵などがある。絵巻。
- エマニュエル【Pierre Emmanuel】
- (1916-84)フランスのカトリック詩人。詩集『自由はわれらの歩みを導く』など。
- エマルジョン【emulsion】
- 互いに溶けあわない2種類以上の液体の混合物で、一方が微細粒子として他方のなかに分散しているもの。牛乳・石油乳剤など。乳濁液。
- エマルジョン‐とりょう【エマルジョン塗料】
- 酢酸ビニルなどを乳化させたなかに顔料を分散させた塗料。塗膜はつやなしで無臭。家庭用の壁塗料など。emulsion paint
- えみ【笑み】
- ①わらい。ほほえみ。smile〈用例〉〜をうかべる。
- ②つぼみが開くこと。
- 笑みの眉開く(えみのまゆひらく)
- ①笑い顔になって、眉の間が広くなる。喜びが顔に現れるさま。
- ②開花する。つぼみをひらく。
- エミー‐しょう【エミー賞】
- アメリカのテレビ番組制作の各分野での、すぐれた成果に与えられる賞。連続ドラマ・連続コメディ・特別企画ドラマ・音楽やショー番組などの分野別に最優秀作品が審査員の投票で決められ、主演男・女優、助演・演出・脚本なども賞が与えられる。1949年第1回授賞。Emmy Awards
- エミール【Émile(フランス)】
- 《原題Emile ou De l'éducation(フランス)》フランスの思想家ルソーの著。1762年刊。子どもの発見と子どもの権利の宣言の書とされ、近代教育思想の古典の一つ。
- エミグレ【émigré(フランス)】
- 《移民・亡命者、の意》フランス革命期に国外に亡命、国内の反革命勢力と結んで革命崩壊を策した貴族。
- えみ‐こぼ・れる【笑み▼溢れる】(下一自)
- 顔中に笑みがあふれる。にこにこ笑う。smile all over
- えみし【▽毛▽人・▼蝦▼夷】
- 古代日本国家に服属しなかった関東・東北地方の住民の総称。8世紀ごろから史料に登場。武勇にすぐれた強敵、文明に浴しない野蛮人、というイメージをもつ。転化した「えびす」は、風流を解さない無骨者として、東国の武士をさした。
- エミス【Hardy Amies】
- (1909-)イギリスの服飾デザイナー。イギリス王室デザイナー。
- えみ‐すいいん【江見水▼蔭】
- (1869-1934)小説家。本名、忠功(ただかつ)。岡山県生まれ。硯友(けんゆう)社同人。浪漫(ろうまん)的作風から大衆小説に転じた。作品『女房殺し』『自己中心明治文壇史』など。
- エミッター【emitter】
- トランジスターにおいて、端子のベース領域に電子や正孔を注入する領域。真空管の陰極にあたる。記号E。
- エミネスク【Mihai Eminescu】
- (1850-89)ルーマニアのロマン派詩人。美しい詩形式を完成。作品『グロサ』『金星』など。
- エミュー【emu】
- 外形がダチョウに似た鳥。ダチョウより小さく、体高約1.7m。黒褐色。翼は退化して飛べないが、速く走り、水泳も巧み。果実・牧草などを食べる。雄だけが卵を抱く。オーストラリアに分布。
- エミリア‐ロマーニャ【Emilia-Romagna】
- イタリア北部の州。州都ボローニャ。アペニン山脈の山麓(さんろく)にはローマ時代からの歴史的都市が多い。人口392.0万(1992)。
- えみ‐わ・れる【笑み割れる】(下一自)
- ザクロの実・クリのいがなどが、よく熟して割れる。crack
- エム【M・m】
- ①アルファベットの第13文字。
- ②《大文字で》衣料品などの、中位(middle)・標準(medium)のサイズであることを表す記号。M判。〈比較〉S・L。
- え・む【笑む】(五自)
- 〈文語的〉
- ①にこにこする。smile
- ②花がさく。つぼみがひらく。bloom
- ③えみわれる。
- エム‐アール‐エー【MRA】
- 《Moral Re-Armamentの略》道徳再武装運動。1938年アメリカで発足。キリスト教精神に基づく道徳的社会・平和運動。
- エム‐アール‐エス‐エー【MRSA】
- 《methicillin resistance staphylococcus aureusの略》メチシリン耐性黄色ブドウ球菌。黄色ブドウ球菌のなかで、強力な抗生物質メチシリンも効かないもの。院内感染の原因菌。
- エム‐アール‐ビー‐エム【MRBM】
- 《medium range ballistic missileの略》→準中距離弾道ミサイル。
- エム‐アイ‐アール‐ブイ【MIRV】
- 《multiple independently-targetable re-entry vehicleの略》個別誘導複数目標弾頭。複数の弾頭を搭載したミサイルが、飛行中に弾頭を順次分離し、複数の目標へ個々別々に誘導するシステム。ICBMやSLBMに採用。マーブ。
- エム‐アイ‐エス【MIS】
- 《management information systemの略》→経営情報システム。
- エム‐アイ‐ティー【MIT】
- 《Massachusetts Institute of Technologyの略》→マサチューセッツ工科大学。
- エム‐アンド‐エー【M&A】
- 《merger and acquisitionの略》企業が他の企業を買収・合併すること。
- エムイー‐きき【ME機器】
- 《MEはmedical electronicsの略》電子工学を主体とした技術でつくられた医療機器。心電図・脳波・超音波機器など。
- エムエイチディー‐はつでん【MHD発電】
- 《MHDはmagnetohydrodynamic(磁気流体)の略》電導性の流体を用い、熱エネルギーから電気エネルギーを直接得る発電方式。電磁流体発電。magnetohydrodynamic power generation
- エム‐エー‐アール‐ブイ【MARV】
- 《maneuverable re-entry vehicleの略》機動核弾頭。弾頭自身の推力で軌道を変更できる核ミサイル。マーブ。
- エム‐エー‐シー【MAC】
- 《Military Airlift Commandの略》→マック(MAC)
- エム‐エス‐アール【MSR】
- 《missile site radarの略》対弾道弾ミサイルを誘導・制御するレーダー。
- エム‐エス‐エー【MSA】
- 《Mutual Security Actの略》アメリカの相互安全保障法。諸外国に対する経済・軍事・技術上の援助を調整するため、1951年に制定。
- エムエスエー‐えんじょ【MSA援助】
- 1951年に成立した相互安全保障法(MSA)にもとづくアメリカの対外軍事援助。被援助国には、自国の防衛力強化と自由世界の防衛に寄与する義務が課せられる。日本は昭和29年(1954)に調印、再軍備の基調となった。
- エム‐エス‐エー‐シー【MSAC】
- 《most seriously affected countriesの略》最貧国。開発途上国のうち、石油資源をもたず、石油危機によってもっとも深刻な打撃をうけた諸国。後発発展途上国の大部分が含まれる。
- エム‐エックス【MX】
- 《missile experimentalの略》→ピースキーパー
- エム‐エヌ‐シー【MNC】
- 《multinational corporationの略》→多国籍企業。
- エムエヌしき‐けつえきがた【MN式血液型】
- ヒトの血液型の一つ。血球中のM凝集原とN凝集原の有無により、M型・N型・MN型に区別する方式。ABO式に次いで古い歴史をもつ。MN-blood groups
- エムエムアール‐ワクチン【MMRワクチン】
- 《MMRはMeasles(麻疹(はしか))、Mumps(流行性耳下腺(じかせん)炎)、Rubella(風疹(ふうしん))の略》麻疹・流行性耳下腺炎・風疹を予防するための新三種混合ワクチン。副作用で無菌性随膜炎などが発症したため、厚生省は平成5年(1993)4月、接種の当面中止を決定。
- エム‐エム‐シー【MMC】
- 《money market certificateの略》→市場金利連動型預金。
- えむかえ【江迎】
- 〈町〉長崎県北部の町。北松浦地区屈指の炭鉱町であったが、昭和42年(1967)すべて閉山し、工業化をはかっている。人口6739(1994)。
- エムケーエスエー‐たんいけい【MKSA単位系】
- MKS単位系に、電流の基本単位アンペア(A)が加わったもの。
- エムケーエス‐たんいけい【MKS単位系】
- メートル(m)・キログラム(kg)・秒(s)を、長さ・質量・時間の基本単位とする単位系。
- エムケー‐こう【MK鋼】
- アルミニウム・ニッケル・鉄の合金の磁石鋼。昭和7年(1932)、三島徳七(みしまとくしち)の発明。永久磁石に利用。MK steel
- エム‐シー【MC】
- ①《Member of Congressの略》アメリカ合衆国連邦議会(国会)の議員。
- ②《Marine Corpsの略》アメリカ海兵隊。
- エム‐ジー‐エム【MGM】
- 《Metro-Goldwyn-Mayer, Inc.の略》アメリカの映画会社。1924年創立。
- エムス‐がわ【エムス川】
- (Ems River)ドイツ北西部の川。長さ371km。下流は鉄鉱石・石炭などの重要な輸送水路。ルール地方と北海を結ぶ重要な水路。
- エム‐ディー‐エー【MDA】
- 《Mutual Defense Assistance(between Japan and USA)の略》→日米相互防衛援助協定。
- エム‐ティー‐エヌ【MTN】
- 《multilateral trade negotiationの略》→多角的貿易交渉。
- エムティー‐ひ【MT比】
- 電車の編成における電動車(M)数と非電動車(T)数との比。高加速を得るには比を大きくする必要があり、経済性からは比を小さくするほうがよい。ratio of M to T
- エム‐ティー‐ピー【MTP】
- 《management training programの略》管理者訓練計画。企業が管理者に対し、定型化された方法にしたがって行う教育訓練。
- エム‐ピー【MP】
- 《military policeの略》アメリカ陸軍の憲兵。
- エム‐ピー‐アール【MPR】
- 《Madjelis Permusjawaratan Rakjat(インドネシア)の略》インドネシア国民協議会。最高国家機関。5年に1回開かれる。
- エム‐ピー‐エー【MPA】
- 《maritime patrol aircraftの略》海洋哨戒(しょうかい)機。
- エム‐ビー‐エス【MBS】
- 《Mutual Broadcasting Systemの略》ミューチュアル放送会社。ラジオだけの全米ネットワーク会社。1934年設立。
- エム‐ビー‐オー【MBO】
- 《management by objectivesの略》→目標管理。
- エム‐ブイ‐ピー【MVP】
- 《most valuable playerの略》→最優秀選手。
- エメチン【emetine】
- 生薬(しょうやく)の吐根(とこん)に含まれるアルカロイドの主成分。アメーバ赤痢の治療に有効。毒性が強い。
- エメラルド【emerald】
- 緑柱石の一種。濃い緑色ですきとおった宝石。5月の誕生石。翠玉(すいぎょく)。緑玉石。
- エメラルド‐グリーン【emerald green】
- ①宝石のエメラルドのような、明るく鮮やかな緑。
- ②酢酸銅(さくさんどう)と亜砒酸銅(あひさんどう)から作られる顔料(がんりょう)。また、その色。
- エメンタール‐チーズ【Emmental cheese】
- 内部に気孔をもつ円形の大形ナチュラルチーズ。弾力があり、風味がよい。チーズフォンデュに用いる。