- えん‐すい【円▼錐】
- 円と円をふくむ平面外の1定点(頂点)と円周上のすべての点を線分(母線)でむすぶとき、円(底面)と線分が作る面(円錐面)とにかこまれた立体。circular cone
- えん‐すい【塩水】
- 塩分をふくむ水。しお水。salt water
- 遠水は近火を救わず(えんすいはきんかをすくわず)
- 《『韓非子(かんぴし)』「説林(ぜいりん)」にあることば》遠くにある水は、近所の火を消す役には立たない。遠方にあるものでは、急場の役には立たない。
- えん‐ずい【延髄】
- 脳の最下端に位置し、上方は橋(きょう)、下方は脊髄(せきずい)に続く部分。呼吸や心臓の働きなど生命の維持に重要な中枢が数多く存在する。medulla oblongata
- えんすい‐かじょ【円▼錐花序】
- 無限花序の一種。中軸から枝を出し、さらに小枝を出して花をつけ、全体に円錐状の穂をつくるもの。ナンテン・ヌルデ・アシなど。panicle
- えんすい‐きょくせん【円▼錐曲線】
- 直円錐を頂点を通らない平面で切ったとき、えられる切り口の曲線。円・楕円(だえん)・放物(ほうぶつ)線・双曲線など。conics
- えんすい‐ずほう【円▼錐図法】
- 地図投影法の一つ。1本あるいは2本の緯線で、地球に接する円錐面に経緯線を投影し、展開する図法。緯線は同心円に、経線は放射線になる。conical projection
- えんすい‐せん【塩水選】
- イネやムギなどの穀物の種子を、塩水に入れて選別する方法。不良種子は、比重が軽くて浮く。brine assortment
- えんすい‐だい【円▼錐台】
- 円錐をその底面に平行な平面で切るとき、その切り口と底面との間にできる立体。circular truncated cone
- えんすい‐ふりこ【円▼錐振(り)子】
- おもりを付けた支点をもつ糸を、鉛直線とある角度をもって回転させた振り子。このとき、おもりは水平面に等速円運動し、糸は円錐を描く。conical pendulum
- えん‐すう【遠▼陬】
- 都から遠く離れた地。ひな。〈用例〉〜の地。
- エン‐スト
- 《和製語。「エンジンストップ」の略》エンジンが故障、操作の不良などで、動かなくなること。engine stall〈用例〉車が〜を起こす。
- えん・ずる【▼怨ずる】(サ変自他)
- うらみごとを言う。うらむ。怨じる。怨ず。have a grudge
- えん・ずる【演ずる】(サ変他)
- =演じる・演ず。
- ①役をつとめる。perform
- ②行う。しでかす。act〈用例〉失態を〜。
- えん‐せい【延性】
- 物体が弾性の限界を超えてもちぎれずに引き延ばされる性質。金属、とくに白金・金・銀・銅は延性に富む。ductility〈比較〉展性。
- えん‐せい【遠征】(名・サ変自)
- ①敵を討つために遠くへ出ていくこと。expedition
- ②遠くまで試合・探検・登山などに出かけること。expedition〈用例〉海外〜。
- えん‐せい【▼厭世】
- ①世の中をきらい、いとうこと。pessimism
- ②この世に生きる意義や喜びを見失うこと。weariness of life
- えん‐ぜい【塩税】
- 塩の消費に課される一種の消費税。日本では明治38年(1905)に塩の専売実施と同時に廃止された。しお税。
- えんせい‐か【▼厭世家】
- 厭世観をいだく人。物事を悲観し、世をはかなむ傾向のある人。ペシミスト。pessimist〈対義〉楽天家。
- えん‐せいがい【▼袁世▼凱】
- (1859-1916)中国の政治家。中華民国初代大総統。壬午(じんご)の変、甲申(こうしん)の変、戊戌(ぼじゅっ)の変法に関与。義和団の乱後、直隷総督、北洋大臣となる。辛亥(しんがい)革命では全権を掌握。宣統帝を退位させ、1913年大総統に就任。16年帝位につくことを宣言したが、反対を受け失脚。
- えんせい‐かん【▼厭世観】
- ①物事の悪い面ばかりを見、悪いほうへ考える精神的傾向。pessimism
- ②哲学で、人生には悪や苦が多すぎて、生きるに値しないという考え方。厭世主義。ペシミズム。pessimism
- えんせい‐しょくぶつ【塩生植物】
- 海岸や内陸の塩地など、塩分の多い土地にはえる植物。多くは多肉性。アッケシソウ・ウラギク・マングローブなど。halophilous plant
- えんせい‐てき【▼厭世的】(形動)
- 人生をいやだ、いとわしいと思うさま。ペシミスチック。pessimistic〈対義〉楽天的。〈用例〉〜なものの考え方。
- 円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
- 深い谷底に丸い石を転がすように、勢いが激しくて止めることができない。
- えん‐せき【宴席】
- 宴会の席。宴をはる場所。banquet hall
- えん‐せき【塩析】
- 親水コロイド溶液に多量の無機塩類を加えて、さきに溶けていた物質を析出させること。たとえば、せっけんの水溶液に多量の食塩を加えると、せっけんが析出する。salting-out
- えん‐せき【縁▼戚】
- 親類。親戚(しんせき)。relative
- えん‐せきがいせん【遠赤外線】
- 赤外線のうち、50マイクロメートルから1mmまでの電磁波。〈参照〉赤外線。
- えんせきじっしゅ【▼燕石十種】
- 江戸時代の風俗書。達磨屋活東子(だるまやかっとうし)編。文久(ぶんきゅう)3年(1863)完成。明治40年(1907)刊。風俗・世相などの考証をし、随筆・見聞記を6集にまとめ、各10巻60冊に集大成。
- えん‐ぜつ【演説・演舌】(名・サ変自)
- ①公衆の前で自己の主義・主張を述べること。speech
- ②《仏教語》教えを説くこと。演説法(えんぜっぽう)。
- エンゼルフィッシュ【angelfish】
- 熱帯にすむカワスズメ科の淡水魚。熱帯魚の代表。全長10〜15cm。銀色の体に黒いしま模様がある。繁殖は容易。アマゾン川原産。
- えん‐せん【沿線】
- 線路にそっている所・地帯。area along a railway line
- えん‐せん【▼厭戦】
- 戦争をきらうこと。war-weary〈比較〉反戦。〈対義〉好戦。
- えん‐ぜん【▼奄然】(形動トタル)
- にわかなさま。たちまち。
- えん‐ぜん【▼宛然】(形動トタル)
- そっくりそのままであるさま。あたかも。
- えん‐ぜん【▼婉然】(形動トタル)
- しとやかで美しいさま。
- えん‐ぜん【▼嫣然】(形動トタル)
- 美人がにっこりするさま。smiling
- 偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず(えんそ、かわにのむもまんぷくにすぎず)
- 《『荘子』「逍遥遊(しょうようゆう)」にあることば》モグラが河でいくら水を飲んでも、腹一杯より多くは飲めない。人は、おのおのの分に応じた満足を知れ、ということ。
- えん‐そ【塩素】
- ハロゲンの一つ。元素記号Cl原子番号17。原子量35.5。常温で刺激臭をもつ窒息性の黄緑色気体。化学的に活発で化合物をつくりやすい。猛毒。漂白剤・殺菌剤などに利用。chlorine
- えん‐そう【▼淵▼藪・▼淵▼叢】
- 《「淵」は魚が集まる所、「藪・叢」は鳥獣が集まる所》物事の集まる所。
- えん‐そう【演奏】(名・サ変他)
- 音楽をかなでること。musical performance〈用例〉〜会。〈数え方〉1曲。
- えん‐ぞう【塩蔵】(名・サ変他)
- 食塩を用いて食品を貯蔵すること。食塩の浸透・脱水作用などで微生物の繁殖を防ぐ。濃度は12%以上が必要。salting down
- えん‐そうば【円相場】
- 円についての為替相場。円と他の国の通貨との交換比率。yen exchange rate
- えんそガス‐ちゅうどく【塩素ガス中毒】
- 塩素ガスの吸入・接触による中毒。刺激性が強く角膜・呼吸器が冒され、呼吸困難・窒息状態になる。大量に吸入した場合には死亡することもある。chloride gas poisoning
- えん‐そく【遠足】
- 学校で、児童・生徒が課外授業の一つとして、日帰りで遠くへ出かけること。excursion
- えんそ‐さん【塩素酸】
- 化学式HClO3 水溶液としてだけ存在する無色の一塩基酸。強酸。酸化力が強く、濃い場合は有機物に触れると爆発する。chloric acid
- えんそさん‐カリウム【塩素酸カリウム】
- 化学式KClO3 無色の結晶。加熱すると酸素を発生するので、燐(りん)や有機物などとの混合物は爆発性がある。マッチや花火の材料、漂白剤など。塩素酸カリ。potassium chlorate
- えんそさん‐ナトリウム【塩素酸ナトリウム】
- 化学式NaClO3 無色の結晶。300℃以上に熱すると分解して酸素を発生する。酸性溶液は強い酸化剤。マッチや花火の材料に利用。sodium chlorate
- えんそ‐すい【塩素水】
- 塩素の水溶液。黄緑色で酸性を示し、強い酸化作用がある。漂白剤・殺菌剤・分析試薬などに利用。chlorine water
- えんそ‐ばくめいき【塩素爆鳴気】
- 塩素と水素を同じ体積で混合した気体。熱・光・放射線・放電などにより、爆発的に化合して塩化水素になる。chlorine detonating gas
- えん‐そん【円村】
- 集落の一形態。中央に広場または草地があり、その周囲に家屋が環状に並ぶ農業集落。耕地は家屋の背後に放射状に並んでいる。環村。
- エンダーズ【John Franklin Enders】
- (1897-1985)アメリカの細菌・免疫学者。ポリオ(小児麻痺(まひ))のウイルス培養の成功により、1954年、ウェラー・ロビンズらとノーベル生理学医学賞受賞。
- エンターテイナー【entertainer】
- 大衆を楽しませる芸人。
- エンターテイメント【entertainment】
- 娯楽性の強いショー。演芸。エンターテインメント。
- えん‐たい【延滞】(名・サ変自)
- 物事、とくに支払い・納入がおくれて、たまること。arrears
- えん‐たい【▼掩体】
- 射撃をしやすくし、かつ敵弾から射手を守るための設備。
- えん‐だい【遠大】(名・形動)
- 計画の規模や志が大きいこと・さま。great〈用例〉〜な計画。〈派生〉えんだいさ(名)
- えん‐だい【演台】
- 演説などをする人の前に置く机。〈比較〉演壇。
- えん‐だい【演題】
- 演説・講演などの題目。subject of a lecture
- えん‐だい【縁台】
- 細長い腰かけ用の台。庭や露地に置いて、夕涼みや月見などに使う。木製・竹製などがあり、上面はすのこに作られているものが多い。bench
- えんだい【煙台】
- 中国、山東省北東部、山東半島北岸の港湾都市。天津(てんしん)条約でイギリスが開港させた商港。人口81.7万(1991)。イエンタイ。
- えんたい‐きん【延滞金】
- ①地方税の納付が遅れたり不完全な場合に、遅延利子の意味で課される徴収金。国税での延滞税にあたる。arrears
- ②金銭債務の返済がとどこおった場合の追加金。延滞料。延滞加算金。arrears
- えんたい‐ぜい【延滞税】
- 国税を期日までに支払わなかったとき、滞納日数に応じて納付しなければならない租税。延滞加算税。tax in arrears
- エンタイトル‐ツーベース
- 《two-base entitlementから》野球で、規則によって走者に与えられる2つの塁の安全進塁権。バウンドして外野席へ飛びこんだ安打とか、野手の送球がダグアウトに入ったときなど。
- エンダイブ【endive】
- キク科の一、二年草。香気と歯ざわりを楽しむサラダ用野菜。明治初年に種を輸入。葉に苦味があるが、ビタミンAが豊富。葉は無毛で、平たいものや縮れたものなどさまざま。根は深く紡錘状。アンディーブ。キクヂシャ。
- えんたい‐りそく【延滞利息】
- 支払期日までに返済できなかった債務について、期日経過後に支払う利息。銀行などでは、最初に決めた約定利率より割高な利率となることが多い。overdue interest
- えんたいりゃく【園太▽暦】
- 太政大臣(だいじょうだいじん)洞院公賢(とういんきんかた)の日記。正式には『中園太相国暦記』。原本百二十余巻。現存する完本は応長(おうちょう)元年(1311)の1巻のみ。南北朝時代の重要な政治史料。
- えん‐だか【円高】
- 為替市場で、日本の円の対外価値が高まること。たとえば1ドル=150円だった為替相場が、1ドル=100円になること。strong yen〈対義〉円安。
- えんだか‐さえき【円高差益】
- 対外円相場の上昇によって得られる利益。原材料や製品の輸入価格が相対的に安くなることによる。profit from a strong yen rate〈用例〉〜を国民に還元する。
- えんだか‐とうさん【円高倒産】
- 円高によって輸出品の値段が高くなり、輸出不振に陥って倒産すること。
- えん‐たく【円卓】
- まるいテーブル。round table
- えん‐タク【円タク】
- 流しのタクシーの古い通称。大正末期から昭和初期にかけて東京と大阪に現れた。1円均一の料金で市内を走ったことによる。
- えんたく‐かいぎ【円卓会議】
- 円形に設置されたテーブルを囲んで行う会議。席順に序列をなくすため、国際会議ではこの形式をとることが多い。round-table conference
- えんたく‐ものがたり【円卓物語】
- 6世紀ごろのケルト人の伝説的英雄アーサー王とその円卓の騎士たちをめぐる物語の総称。tales of the Round Table〈参照〉アーサー王伝説。
- エンタシス【entasis】
- 円柱の中ほどのわずかなふくらみ。古代ギリシア建築のドリス式の特徴で、法隆寺の木柱などにもみられる。
- えん‐だて【円建(て)】
- 外国為替相場での金額表示法の一つ。外国通貨の一定額に対し、円貨での相当額を表示するもの。邦貨建て。yen base〈対義〉外貨建て。
- エンタルピー【enthalpy】
- 熱力学で、考察する系の状態を表す量の一つ。内部エネルギーと仕事の和として与えられる。等圧変化において、系が外部から受ける熱はエンタルピーの変化量と等しい。ギリシア語の「温まる」にちなむので、熱含量(ねつがんりょう)ともいう。
- えん‐たろう【円太郎】
- 明治時代の乗り合い馬車のニックネーム。橘屋(たちばなや)円太郎という落語家が高座で、乗り合い馬車のラッパを吹いて人気を得たことから、この名が付いた。円太郎馬車。
- えん‐たん【鉛丹】
- 赤色の無機顔料。酸化鉛を空気中で熱してつくる。主成分は四酸化三鉛Pb3O4さび止め塗料・釉(うわぐすり)・鉛ガラスなどの原料に利用。光明(こうみよう)丹。red lead
- えん‐だん【演壇】
- 演説・講演をする人が立つ壇。platform〈比較〉演台。〈用例〉〜に上る。
- えん‐だん【縁談】
- 結婚の話。縁組みの相談。an offer of marriage〈用例〉〜がととのう。
- えん‐ち【園地・▼苑地】
- ①庭園のある地域。庭園。garden
- ②《「園地」で》律令(りつりょう)制下、口分田(くぶんでん)のほかに各戸に給与された畑地。クワ・ウルシなどを栽培。面積は不定で不輸租(ふゆそ)地。
- えんち‐てん【遠地点】
- 楕円(だえん)をえがいて地球をまわる月または人工衛星が、軌道上で地球からもっとも遠ざかる場所。apogee〈対義〉近地点。
- えんち‐ふみこ【円地文子】
- (1905-86)小説家・劇作家。本名は富美。上田万年(うえだかずとし)の次女。東京生まれ。日本女子大付属高女中退。古典の教養を取り入れ、女の心理・愛欲の葛藤(かっとう)を描く。昭和32年(1957)『女坂』で第10回野間文芸賞受賞。同60年(1985)文化勲章受章。作品『妖(よう)』『朱(あけ)を奪ふもの』、現代語訳『源氏物語』など。
- えん‐ちゃく【延着】(名・サ変自)
- 予定よりおくれて着くこと。delayed arrival〈対義〉早着。
- えん‐ちゅう【円柱】
- ①まるい柱。circular cylinder
- ②底面が円である柱体。2つの平行な平面上にある半径の等しい円と、その円周を通るすべての線分(母線)でかこまれた立体。円筒。circular cylinder
- えんちゅう‐ざひょう【円柱座標】
- 空間座標の一つ。空間の直交座標による点を、x=rcosθ, y=rsinθ, z=zとおいて、 (r, θ, z) で表す。cylindrical coordinates
- えん‐ちょう【円頂】
- ①まるいいただき。round top
- ②まるい頭。坊主頭。また、僧。tonsured head
- えん‐ちょう【延長】
- [一](名・サ変他)ながくのばすこと。prolong〈対義〉短縮。
- [二](名)
- ①ながさ。広がり。extent
- ②平安初期の年号。延喜(えんぎ)から改元。元年(923)閏(うるう)4月11日〜9年(931)4月26日。次に、承平(じょうへい)に改元。
- えん‐ちょう【園長】
- 幼稚園・保育園・動物園・植物園など、園と名の付く施設の長の呼称。chief
- えんちょう‐こくい【円頂黒衣】
- 《「円頂」は坊主頭、「黒衣」はすみぞめのころも》僧。
- えんちょう‐せん【延長戦】
- スポーツ競技で、時間や回数を延ばした試合。規定の時間・回数内に勝敗が決しないときに行う。extra innings
- えん‐ちょく【鉛直】(名・形動)
- 重力の方向。糸におもりを下げたときの糸のさし示す方向。その方向を向いた直線を鉛直線という。また、水平面に対し直角なこと・さま。vertical〈比較〉垂直。
- えんちょく‐めん【鉛直面】
- 水平面と直交する線を含む平面。vertical plane
- えんちん【円珍】
- (814-891)平安前期の僧。天台宗寺門派の祖。讃岐(さぬき)の人。延暦(えんりゃく)寺で修行後、入唐(にっとう)。帰国後、第5世天台座主(ざす)となる。園城(おんじょう)寺を再興し天台密教を発展させた。智証(ちしょう)大師。
- エンツェンスベルガー【Hans Magnus Enzensberger】
- (1929-)ドイツの詩人・評論家。鋭く既成秩序を批判し現代の病根をつく。詩集『狼(おおかみ)の弁護』、評論『政治と犯罪』など。
- えん‐づ・く【縁付く】(五自)
- 嫁入りする。とつぐ。結婚する。〈用例〉娘が〜。
- えん‐づ・ける【縁付ける】(下一他)
- 嫁入りさせる。とつがせる。結婚させる。〈用例〉娘を〜。
- えん‐つづき【縁続き】
- 血縁・結婚によって関係がつながっていること・人。親類。relative
- えんつば‐かつぞう【円▼鍔勝▽三】
- (1906)彫刻家。本名、勝二。広島県生まれ。日本美術学校卒。作風は外形よりも精神性を重んじ現代感覚にあふれる。昭和63年(1988)文化勲章受章。
- エンデ【Michael Ende】
- (1929-95)ドイツの児童文学者。作品『モモ』『はてしない物語』など。
- えん‐てい【炎帝】
- ①夏の神。火の神。太陽。
- ②中国古代伝説の帝王、→神農。
- えん‐てい【▼堰堤】
- 水の流れをせきとめるための堤防。ダム。dam
- えん‐てい【園丁】
- 庭園や公園の手入れをする人。庭師。gardener
- えんてつろん【塩鉄論】
- 中国、前漢の武帝が施行した塩・鉄・酒などの専売制度の可否について論じた書。諸国の有識者と丞相(じょうしょう)らの論議を桓寛(かんかん)が編纂(へんさん)したもの。12巻60章。当時の社会・経済・思想などを知る重要資料。
- エンテベ【Entebbe】
- 東アフリカ、ウガンダのビクトリア湖岸の都市。イギリス保護領時代の政府所在地。人口4.2万(1991)。
- エンデュミオン【Endymiōn(ギリシア)】
- ギリシア神話にでてくる美少年。月の女神セレネに愛され、不老不死の永遠の眠りにつく。女神は夜ごと彼を訪れ、50人の娘を産んだ。Endymion
- エンテリック‐コーティング【enteric coating】
- 服用した医薬品が胃で溶けないで、腸で溶けるように被膜でおおうこと。アルカリ性・中性で溶ける樹脂などを使用。
- エンテロキナーゼ【enterokinase】
- 十二指腸の粘膜や膵(すい)臓から分泌されるたんぱく質分解酵素の一種。トリプシンに変換する。
- えん‐てん【炎天】
- 太陽がかんかん照る夏の空。また、そのひなた。hot weather〈用例〉〜下の労働。
- えん‐てん【▼宛転】(形動トタル)
- ①ゆっくりと動きめぐるさま。
- ②よどみがなくて、順調なさま。
- えん‐でん【塩田】
- 製塩するための鹹水(かんすい)をつくる砂田。海水を引き入れ、太陽熱で乾燥させる。揚げ浜式・入り浜式・流下式と発達。しおはま。salt pan
- えんてん‐かつだつ【円転滑脱】(名・形動)
- すらすらと、てぎわよく処理すること・さま。
- エンド【end】
- おしまい。終わり。〈用例〉ウイーク〜。ハッピー〜。
- えん‐とう【円とう】
- →円柱。column〈用例〉〜形。
- えん‐とう【遠投】(名・サ変自)
- ボール・槍(やり)・釣り針などを遠くまで投げること。また、その競技。long throw
- えん‐とう【遠島】
- ①陸地から遠く離れた島。remote island
- ②江戸時代の刑の一つ。伊豆(いず)七島・佐渡島・五島列島などの離島に送る刑で、死刑に次ぐ重刑。島流し。流刑(るけい)。
- 鉛刀の一割(えんとうのいっかつ)
- ①《左思(さし)の「史を詠ずるの詩」の語。鉛刀は、一度切るとだめになるところから》一度使用したら、もう用いることができないたとえ。
- ②《『後漢書』「班超伝」の語。切れ味の悪い鉛刀であるとして》自分の微力を謙遜(けんそん)していう語。
- えん‐どう【円堂】
- 平面が六角形・八角形の仏堂。法隆寺夢殿(ゆめどの)・栄山寺八角円堂など。
- えん‐どう【沿道】
- 通り道にそった所。roadside〈用例〉〜の町並み。
- えん‐どう【▼筵道】
- 昔、貴人の衣服のすそがよごれないように、門から母屋(おもや)までの通路にしいたむしろ。
- えん‐どう【▼羨道】
- 横穴式石室・横穴墓で、遺体を納めた玄室に通じる通路。せんどう。
- えん‐どう【▼豌豆】
- マメ科の一、二年草。食用として栽培される。つる性と矮(わい)性がある。葉は羽状複葉。花色は白、赤紫など。さやは数個の球形の種子を含む。種子や若いさや(サヤエンドウ)は食用。茎葉は緑肥・家畜飼料。地中海沿岸・西アジア原産。コトウ。ナツマメ。ノラマメ。
- えんどう‐さぶろう【遠▼藤▽三郎】
- (1893-1984)軍人・平和運動家。山形県生まれ。関東軍参謀副長、陸軍航空士官学校長などを歴任。第2次大戦後は農業に従事するかたわら、再軍備反対・憲法擁護・日中国交回復運動に活躍。
- えんどう‐しゅうさく【遠▼藤周作】
- (1923-96)小説家。号は狐狸庵山人(こりあんさんじん)。東京生まれ。慶大卒。カトリック信徒として、日本の精神風土とキリスト教の問題を追究。昭和30年(1955)『白い人』で第33回芥川(あくたがわ)賞受賞。同55年(1980)『侍』で第33回野間文芸賞受賞。作品『沈黙』『死海のほとり』など。
- えんとう‐ずほう【円筒図法】
- 地図投影法の一つ。赤道で地球に接する円筒面に経緯線を投影し、展開する方法。経緯線は互いに直交する平行直線群となる。cylindrical projection
- えんどう‐ぞうむし【▼豌豆象虫】
- 黒色楕円(だえん)形の小形コウチュウ。体長5mm内外。腹部背面末端にいかり状の白斑(はくはん)がある。成虫は春、エンドウの開花とともにエンドウにつき、若いさやに産みつけられた卵からかえった幼虫が豆を食害。全世界に分布。エンドウゾウ。
- えんとう‐はにわ【円筒▼埴輪】
- 周囲に数段の凸帯をめぐらした筒状の埴輪。古墳墳丘にたてならべて使用。弥生(やよい)時代後期の特殊大型器台から発展したもの。
- えんどう‐まめ【▼豌豆豆】
- エンドウの種子。食用。pea
- えんどう‐りゅうきち【遠▼藤隆吉】
- (1874-1946)社会学者。群馬県生まれ。東大卒。東洋大・早大教授。心理学的社会学を展開、当時支配的な社会有機体説と対立。巣鴨(すがも)高商(現千葉商大)を設立。著書『社会学原論』など。
- えん‐どお・い【縁遠い】(形)
- ①結婚の機会にめぐまれない。
- ②関係がうすい。not closely related〈用例〉〜問題だ。
- えんとく【延徳】
- 室町末期の年号。長享(ちょうきょう)から改元。元年(1489)8月21日〜4年(1492)7月19日。次に、明応(めいおう)に改元。
- えん‐どく【煙毒】
- 精錬所・工場などの煙突から出る有毒のガス。poisonous smoke〈比較〉煙害。
- えん‐どく【鉛毒】
- ①なまりのもっている毒。poison of lead
- ②《「鉛中毒」の略》なまりの毒で起こる病気。plumbism