エンドサイトーシス【endocytosis】
細胞が、膜を突出または陥入させて外の物質をつつみ込み、小胞の形で細胞内に取り込むこと。内胞運動。
えん‐とつ【煙突】
①けむり・燃焼ガスを大気中へ排出するための筒状の装置。通風をよくし、燃焼を助ける。chimney
②《俗語》タクシーの運転手が売り上げをごまかす方法。客を乗せて料金メーターを倒さず、立てたまま走ること。
エンド‐ライン【end line】
卓球・バレーボール・バスケットボール・テニスなどのコートの区画線の短辺。サイドラインに対して直角で、コートの縦の限界を示す。
エンド‐ラン
《和製語》→ヒットエンドラン
エントリー【entry】(名・サ変自)
競走や競技またコンテストなどへの参加申し込み。登録。また、登録名簿。〈用例〉3種目に〜する。
エンドレス【endless】(名・形動)
果てしのないこと・さま。循環して終わりのないこと・さま。
エンドレス‐テープ【endless tape】
同じ内容がくり返し再生できるように、輪状にした録音テープ。
エントロピー【entropy】
①熱力学で、対象とする系内の状態を表す量の一つ。エントロピーの増加は、系に吸収された熱量をその絶対温度で割った量。これと等価な統計力学では、系の無秩序さの尺度を意味する。
②情報理論で、ある状態に関する情報の欠如の度合いを表す量。
えん‐どん【円頓】
《仏教語》たちどころに、完全な悟りに至ること。
えんどん‐かい【円頓戒】
最澄(さいちょう)が創唱した大乗仏教の戒律。
えんに【円爾】
→弁円の字(あざな)
エンニウス【Quintus Ennius】
(BC239-BC169)ローマ初期の詩人・劇作家。後代ラテン詩人の範とされた。叙事詩『年代記』など。
えん‐にち【縁日】
神仏と、この世との縁が強いとされる日。薬師(やくし)は8日、観音(かんのん)は18日などと決まっていて、その日に参詣(さんけい)すると功徳(くどく)が大きいといわれる。
えんにち‐しょうにん【縁日商人】
縁日に社寺の門前・境内などに露店を出す商人。小間物・玩具(がんぐ)・飴(あめ)・壺(つぼ)焼き・甘酒・金魚・植木などを扱う。
えん‐にょう【延繞】
漢字を組み立てている部分の名。「延・廷・建・廻」などの「廴」。いんにょう。えんにゅう。
えんにん【円仁】
(794-864)平安前期の僧。天台宗山門派の祖。第3世天台座主(ざす)。下野(しもつけ)の人。15歳で最澄(さいちょう)に師事。承和(じょうわ)5年(838)入唐(にっとう)し、諸山諸寺を遊歴。同14年(847)帰国して天台密教を確立し、また比叡(ひえい)山興隆の基礎をきずいた。著書『入唐求法巡礼行記(にっとうぐほうじゅんれいこうき)』。慈覚(じかく)大師。
えん‐ねつ【炎熱】
夏のきびしい暑さ。暑熱。炎暑。intense heat〈用例〉〜下の練習。
えんねつ‐じごく【炎熱地獄】
→しょうねつじごく(焦熱地獄)
えん‐ねん【延年】
①命をのばすこと。延寿。
②「延年舞」の略。
えんねん‐まい【延年舞】
平安時代から室町時代にかけてさかんであった、寺院芸能の一つ。興福寺・東大寺などの大寺院の法会(ほうえ)のあとなどに、僧侶(そうりょ)や稚児(ちご)によって演じられた歌舞。えんねん。
えん‐のう【延納】(名・サ変他)
決められた期限内に税金などを収めることができない場合、事情を考慮して一定期間納付を延期すること。delayed payment〈比較〉滞納(たいのう)
えん‐の‐おづぬ【役小角】
役行者(えんのぎょうじゃ)の別称。
えん‐の‐ぎょうじゃ【役行者】
(?-?)奈良時代の呪術家。修験道の祖。大和葛城山(かつらぎさん)で苦行修道し、金峯山(きんぷせん)寺を開く。讒言(ざんげん)により伊豆(いず)に流されたという。後世多くの伝説が作られる。役小角(えんのおづぬ)
えん‐の‐した【縁の下】
縁がわの下。ゆか下。
縁の下の鍬使い(えんのしたのくわづかい)
窮屈で存分に働くことができないことにいう。
縁の下の筍(えんのしたのたけのこ)
うだつの上がらないこと、立身出世のできない人のたとえ。
縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
目立たないところで人のためにする努力。また、それをする人。unsung hero
えん‐ぱ【円派】
平安後期に活躍した仏師の一派。定朝(じょうちょう)の弟子長勢(ちょうせい)を祖とする三条仏所は「円」の字を用いた仏師が多いので、後世円派とよぶ。院派とともに京都を中心に活躍。
えん‐ぱ【煙波】
もやのかかった、また、遠くまでかすんで見える水面。
えん‐ばい【枚】
(1716-97)中国、清(しん)代の文人。銭塘(せんとう)の人。詩論「性霊説」を唱え、古文・駢文(べんぶん)にもすぐれる。著書『小倉山房集』『随園詩話』など。
えん‐ぱい【円背】
脊柱(せきちゅう)の一部である胸椎(きょうつい)が後方へ凸状に異常湾曲した状態。先天性・くる病性・老人性などの原因がある。猫背(ねこぜ)。round back
エンパイア‐ステート‐ビルディング【Empire State Building】
ニューヨークにある地上102階の超高層ビル。1931年の完成時には世界最高。高さ381m。
えん‐ばく【燕麦】
イネ科の一、二年草。カラスムギの改良種。冷地で栽培する。高さ約1m。子実をオートミールとして食用。子実・茎・葉を飼料にする。東ヨーロッパ・中央アジア原産。オートムギ。oat
えん‐ぱく【鉛白】
化学式2PbCO3・Pb (OH) 2ヒドロキシ炭酸鉛の通称。白色の粉末で有毒。顔料・塗料・釉(うわぐすり)などに利用。白鉛。white lead
えんぱく‐へいや【延白平野】
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)南西部、黄海南道南部の平野。面積400km2。ヨンベク平野。
えん‐ぱつ【延発】(名・サ変自)
列車・飛行機などが予定の期日・時刻より出発がのびること。
エンバ‐ゆでん【エンバ油田】
(Embensky Mestorozhdeniya Nefty)中央アジア、カザフスタン西部、カスピ海北東岸の油田。1911年ごろから採油。
えん‐ばん【円盤】
①まるく平たい板。disk
②陸上競技用具の一つ。discus
③レコード盤。レコード。円板。disk
えん‐ばん【鉛版】
活字組み版や線画凸版などから紙型を作り、これに鉛合金を流し込んで作る複製版。丸鉛版と平鉛版がある。ステレオタイプ。ステロタイプ。stereotype
えんばん‐なげ【円盤投げ】
陸上競技、投擲(とうてき)種目の一つ。円盤(男子2kg、女子1kg)を直径2.5mのサークル内から投げ、飛距離を競う。discus throw
えん‐び【艶美】(名・形動)
あでやかで美しいこと・さま。なまめかしく美しいこと・さま。
えん‐ぴ【円匙】
《「えんし」の誤読》小形のシャベル。おもに軍隊で用いられた語。
えん‐ぴ【猿臂】
サルのひじ。またそのように長いひじ。
猿臂を伸ばす(えんぴをのばす)
うでを長く伸ばす。reach out one's arm
えんビ‐サッシ【塩ビサッシ】
塩化ビニル製のサッシ。アルミサッシに比べて断熱性・防音性・防露性にすぐれるが強度は劣る。vinyl chloride sash
えんび‐せんのう【燕尾仙翁】
ナデシコ科の多年草。山地の草原にはえ、庭園にも植えられる。高さ約50cm。葉は長卵形で互生。夏、枝分かれした茎の先端に直径3cmの深紅の花を多数つける。5裂した花弁は深く裂ける。
えん‐ぴつ【鉛筆】
筆記用具の一種。黒鉛と粘土を細長く焼きかためたものを芯(しん)として、木などの軸の中に収めたもの。14世紀イタリアで考案され、江戸初期に日本に渡来。黒芯・色芯・水でぼかせるものなどがある。pencil〈数え方〉1本・1ダース(12本)・1グロス(12ダース)。
えんぴつ‐びゃくしん【鉛筆槙】
ヒノキ科の常緑針葉高木。ビャクシンに似る。高さ約30m。材質が軟らかく、木目が美しく、芳香がある。鉛筆材として最良。北アメリカ原産の栽培種。鉛筆の木。
えんび‐ふく【燕尾服】
男子の洋装礼服で夜間の正装用。上着の裾(すそ)の後ろが割れて長く垂れ下がっており、その形がツバメの尾に似ているので、この名がある。今日では宮中の儀式などに着用され、他の場合はタキシードを着ることが多くなった。tail coat; swallow-tailed coat
えん‐ぶ【円舞】
①大ぜいがまるくなっておどるダンス。round dance
②男女一組みで、回りながらおどる社交ダンス。ワルツ・ポルカなど。
えん‐ぶ【偃武】
武器を伏せて使わないこと。転じて、世の中がおだやかになること。〈用例〉元和(げんな)〜。
えん‐ぶ【演武】
①武術の練習を行うこと。
②武術を行うこと。
えん‐ぶ【演舞】(名・サ変自)
人々の前で、舞(まい)をまって見せること。dance performance
えんぶ【閻浮】
→閻浮提(えんぶだい)の略称。
えん‐ぷ【怨府】
人々のうらみの集まる所。
えん‐ぷ【仆】
倒れ伏すこと。
えん‐ぷう【炎風】
夏に吹く高温で乾いた風。一種のフェーン。熱風。
えんぶ‐きょく【円舞曲】
→ワルツ。waltz
えん‐ぷく【艶福】
《男についていう》多くの女性にもてるしあわせ。
えんぷく‐か【艶福家】
艶福のある男。
えんぶ‐しゅう【閻浮洲】
→閻浮提(えんぶだい)の別称。
エンプソン【William Empson】
(1906-84)イギリスの批評家・詩人。科学的批評方法を推進した。知的で難解な詩も発表。批評『曖昧(あいまい)の七つの型』、詩集『つのる嵐(あらし)』など。
えんぶ‐だい【閻浮提】
《仏教語。jambu-dvīpa(梵)の音写》須弥山(しゅみせん)の南方海上にあるという大陸で、人間の住む世界。この世。現世。
えんぶり
青森県八戸(はちのへ)市周辺の、豊作を祈る田植え踊り。2月17日から4日間、烏帽子(えぼし)姿の男が各戸をめぐり豊年を祈るもの。えぶり摺(えぶりすり)
エンブレム【emblem】
①表象。記章。
②自動車の製造会社の社名や車名などをデザインしたしるし。自動車のボンネットの先端中央などに付ける。
エンブロイダリー‐レース【embroidery lace】
《「エンブロイダリー」は、刺繍(ししゅう)・縫い取り、の意》羽二重(はぶたえ)・麻布・チュールなどの薄地に、透かし模様の刺繍をしたレース地。
えん‐ふん【忿】
いかること。
えん‐ぶん【衍文】
文章中に誤ってさしはさまれた、不要の文句。〈比較〉衍字。
えん‐ぶん【塩分】
成分としてあるしお。しおけ。salinity
えん‐ぶん【鉛分】
あるものに含まれている成分としてのなまり。なまりの含有量。
えん‐ぶん【艶文】
→こいぶみ→艶書。love letter
えん‐ぶん【艶聞】
恋愛・情事などのうわさ。love affair
えんぶん【延文】
日本の南北朝で、北朝の年号。文和(ぶんな)から改元。元年(1356)3月28日〜6年(1361)3月29日。次に、康安(こうあん)に改元。
えん‐ぷん【円墳】
平面円形に盛り土をした古墳。もっとも一般的な古墳の形。
えん‐ぷん【鉛粉】
なまりを原料として作った、白い絵の具やおしろい。
えん‐ぺい【蔽】(名・サ変他)
①おおいかくすこと。screening
②月が、その運行にともない、惑星や恒星をかくす現象。星食。惑星食。occultation
えん‐ぺい【援兵】
応援の軍勢。援軍。reinforcements
えんべつ【遠別】
〈町〉北海道北部、日本海に臨む町。川沿いの平野は水田地帯で、稲作の北限地。人口4143(1994)。
エンペドクレス【Empedoklēs】
(BC493ごろ-BC433ごろ)ギリシアの哲学者。シチリア島出身。万物は地水火風の4元素からなり、愛・憎によって結合・分離すると説いた。
えんぺら
①イカの胴の先についている三角の部分。耳。マント。
②ヒラメの両側についているひれ。
③アワビの貝の周囲についている柔らかい部分。
エンベル‐パシャ【Enver Paşa】
(1881-1922)トルコの軍人・政治家。オスマン帝国青年トルコ党指導者の一人として革命を成功させる。第1次大戦敗戦後、亡命先の中央アジアでイスラム国家建設のため反ソ運動を展開、赤軍に敗れ戦死。
えん‐ぺん【縁辺】
①ふち。まわり。edge
②縁故のある人・家。relative
えん‐へんこう【円偏光】
光で、その進行方向に垂直な面内で互いに直角方向に振動する電場ベクトルの描く軌跡が円となるもの。右まわりと左まわりがある。circular polarization of light
えん‐ぼう【遠望】(名・サ変他)
遠くを見わたすこと。遠見。見渡し。distant view
えん‐ぼう【遠謀】
先の先のことまで考えたはかりごと。その計画。a far-sighted plan〈用例〉〜深慮。
えん‐ぽう【塩法】
中国の塩専売法およびその違反に対する刑法。漢に始まり、宋(そう)代に確立。
えん‐ぽう【遠方】
遠くのほう。遠くはなれた所。distant place
えんぽう【延宝】
江戸初期の年号。寛文(かんぶん)から改元。元年(1673)9月21日〜9年(1681)9月29日。次に、天和(てんな)に改元。
エンボス‐かこう【エンボス加工】
織物・紙などの表面に押し型または浮き彫り模様を与える加工法。おもに熱可塑性の合成繊維織物に用いる。embossment
えん‐ぽん【円本】
定価1円の廉価本の全集。大正末期から昭和初期にかけて出版された。大正15年(1926)の改造社『現代日本文学全集』に始まる。
えん‐ま【閻魔】
《Yama(梵)の音写で、禁止・抑制、の意》古代インド神話の死の神。仏教に入って死者の生前の罪を裁く地獄の王とされた。中国で道教の俗信と結びつき、十王の一つとなった。
えん‐まく【煙幕】
①戦場で相手の目から味方をかくすために散布する煙の層。陸上では発煙筒を投げるか発煙弾を大砲で発射し、海上では軍艦の発煙装置を使用する。smoke screen
②人をまよわせる言動。mystification
煙幕を張る(えんまくをはる)
①味方を隠すために、煙を立てる。lay down a smoke screen
②真意をさとられないように、言動を巧みにとりつくろう。mystify
えんま‐こおろぎ【閻魔蟀】
コオロギ科に属する大形のコオロギ。体長約3cm。黒褐色。成虫は夏に発生、草原や畑地に多い。雄はコロコロリーと鳴く。卵で越冬。日本全土に分布。
えんま‐こむぎ【閻魔小麦】
古い型の二粒コムギ。新石器時代から栽培され、現在はヨーロッパや西アジアなどでわずかに栽培されている。
えんま‐ちょう【閻魔帳】
①死者の生前の罪悪が書いてあるという閻魔大王の帳面。
②教師が生徒の成績などを記入しておく帳面の俗称。
えんま‐むし【閻魔虫】
動物の死体や糞(ふん)に集まるエンマムシ科のコウチュウ。体長約1cm。体は黒色で丸く、堅固である。成虫はうじを捕食。日本全土に分布。
えんま‐もうで【閻魔詣(で)】
陰暦1月と7月の、16日の縁日に閻魔堂に参詣(さんけい)すること。この日は地獄の釜開(かまびら)き、亡者の骨休みとされ、藪入(やぶい)りと重なって多くの人が参拝した。閻魔参り。
えん‐まん【円満】(形動)
《もと仏教語。すべてよいことがそろっていて完全であること》
①完全で欠けたところがないさま。perfect
②人がらがおだやかなさま。mild
③平和なさま。happy〈用例〉〜な家庭。
えんまん‐ぐそく【円満具足】
《仏教語》円満で、すべてのよいことが備わっていること。
えん‐む【煙霧】
①けむりときり。また、かすみときり。mist; haze
②気象用語で、大気中に非常に多量のちりや微粒子が存在し、視程が10km未満になった現象。湿度70%以下のときに起こる。スモッグ。smog
えん‐むすび【縁結び】
男女が結婚して縁を結ぶこと。縁組み。結婚。matchmaking
えんむすび‐の‐かみ【縁結びの神】
①男女の縁を結んでくれるといわれる神。とくに、島根県の出雲(いずも)大社をいう。the god of marriage
②男女の縁を結ぶ人。matchmaker
えん‐めい【延命】(名・サ変自)
いのちがのびること。いのちをのばすこと。prolongation of life
えんめい‐えん【円明園】
中国、北京(ペキン)郊外にあった清(しん)朝の離宮。康熙(こうき)年間に雍(よう)親王(雍正(ようせい)帝)が建設、のち乾隆(けんりゅう)帝が洋風の宮殿を増築。
えんめい‐ぎく【延命菊】
《花期が早春から秋までと長いことから》→ヒナギクの別名。
えんめい‐じぞう【延命地蔵】
寿命を延ばす功徳(くどく)をもつ地蔵菩薩(ぼさつ)。新たに生まれた子を守ってくれるという。
えんめい‐そう【延命草】
ヒキオコシの別名。草全体が苦く、活力回復の効があるといわれたことによる名。
えんめい‐ほう【延命法】
密教の修法(しゅほう)の一つ。普賢延命菩薩(ふげんえんめいぼさつ)を本尊として、長寿や福徳などを祈願する。
えん‐めつ【煙滅】(名・サ変自他)
けむりのように消えてなくなること。
えん‐もく【演目】
①上演の目録。program
②演奏の種目。program
えん‐もん【羨門】
横穴式石室などの羨道の入り口部分。
えん‐や【冶】(名・形動)
美しくて、なまめかしいこと・さま。いろっぽいこと・さま。coquettish
えんや‐こりゃ(感)
地固めのために、大きな槌(つち)を引き上げるさい、力を合わせて綱を引くときのかけ声。えんやこら。
えん‐やす【円安】
円の対外価値が低くなること。weak yen〈対義〉円高。
えんやら(感)
重い物を押したり引いたり、持ち上げたりするときのかけ声。えんやらや。
えん‐ゆう【円融】
《仏教語》それぞれのものが、それぞれの立場を保ちながらも融合して一体となり、お互いにさまたげのないこと。えんにゅう。
えんゆう‐かい【園遊会】
祝賀披露(ひろう)などの目的で庭園で催す宴会の総称。19世紀後半イギリスで発祥。日本では大隈重信(おおくましげのぶ)邸で開かれたのが最初。ガーデンパーティー。garden party
えんゆう‐てんのう【円融天皇】
(959-991)第64代天皇(在位(969-984))。名は守平(もりひら)。村上天皇の第5皇子。
えん‐よう【援用】(名・サ変他)
自説を助けるために、他から引用すること。援引。quotation
えん‐よう【遠洋】
陸から遠く離れた大海。open sea; ocean〈対義〉沿海。〈用例〉〜航海。
えんよう‐ぎょぎょう【遠洋漁業】
陸地から遠く離れた海域で操業する漁業。母船式底引き網・遠洋底引き網・母船式サケマス・遠洋マグロ延縄(はえなわ)・遠洋カツオ一本釣りなど。deep-sea fishery〈対義〉近海漁業・沿岸漁業。
えんよう‐こうろ【遠洋航路】
遠距離の国際航路。日本では、極東アジア航路を近海航路、その他の外国航路を遠洋航路という。ocean line
えん‐らい【遠来】
遠くから来ること。come from afar〈用例〉〜の客。
えん‐らい【遠雷】
遠くで鳴る雷。長い空気層を通ってくるので、音はゴロゴロと聞こえる。範囲は30kmぐらい。distant roll of thunder
エンライト【Dennis Joseph Enright】
(1920-)イギリスの詩人・批評家。風刺詩にすぐれる。詩集『笑うハイエナ』など。
えん‐り【円理】
和算の算法の一つ。円周の長さ、円の面積、球の体積などを無限級数を用いて求めるもの。
えん‐り【籬】
→マガキ→ませがき
えんり‐えど【厭離穢土】
《仏教語》けがれた世間をきらって、はなれ去ること。おんりえど。〈比較〉欣求(ごんぐ)浄土。
エンリケ【Henrique】
(1394-1460)ポルトガルの王子。1415年アフリカ北岸のセウタ攻略以来、天文・地図・航海を研究してアフリカ探検航海事業に着手。インド航路発見への道を開いた。英語名ヘンリー。航海王または航海王子とあだ名された。
エンリッチ【enrich】
《豊かにする、の意》食品にビタミンやミネラルを入れて、栄養を強化すること。
えん‐りっぽん【閻立本】
(?-673)中国、唐初の画家。人物画にすぐれた。高宗(こうそう)に仕え、中書令となる。作品『帝王図巻』など。
えんりゃく【延暦】
平安初期の年号。天応(てんおう)から改元。元年(782)8月19日〜25年(806)5月18日。次に、大同(だいどう)に改元。
えんりゃく‐ぎしきちょう【延暦儀式帳】
延暦23年(804)に撰録(せんろく)された伊勢(いせ)神宮の儀式帳。『皇大神宮儀式帳』と『止由気宮(とゆけぐう)儀式帳』。
えんりゃく‐じ【延暦寺】
比叡(ひえい)山にある天台宗の総本山。延暦4年(785)最澄(さいちょう)が草庵(そうあん)をむすび、同7年(788)一乗止観院を創建。最澄の死後、嵯峨(さが)天皇から延暦寺の名を受ける。東塔・西塔・横川(よかわ)の3区からなる。
*えん‐りょ【遠慮】
[一](名・サ変自他)
①先の先まで見通して深く考えること。遠謀。forethought〈用例〉深謀〜。
②他人に対してことばや行動を控えめにすること。moderate〈用例〉〜なくどうぞ。〜して本当のことは言わなかった。
③まわりの状況や事情を考えて辞退すること。断ること。差し控えること。decline〈用例〉おタバコはご〜ください。新年のご挨拶(あいさつ)は〜させていただきます。
[二](名)江戸時代の刑の一つ。武士・僧の軽い謹慎刑。
遠慮会釈もない(えんりょえしゃくもない)
ひかえめにせず。手加減もなしに。他人の思惑などに関係なく、ものを言ったり、事を進めたりするさま。ruthlessly
遠慮無ければ近憂有り(えんりょなければきんゆうあり)
《『論語』「衛霊公」にあることば》先の先まで見通した深い考えがないと、必ず、さしせまった心配事が起こる。
えんりょ‐がち【遠慮がち】(形動)
どちらかというと、遠慮するさま。ひかえめにするさま。reserved〈用例〉〜に話す。
えんりょ‐ぶか・い【遠慮深い】(形)
たいへんひかえめである。reserved〈派生〉えんりょぶかげ(形動)えんりょぶかさ(名)
エンリル【Enlil】
シュメールの三主神の首位。ニップール市の守神。あらしの神。全土の運命を定めるとされた。バビロン市のマルドゥク神と習合し、ベール‐マルドゥクとなる。
えん‐るい【遠類】
遠い親類。distant relative
えん‐るい【塩類】
酸の水素原子を金属原子でおきかえた化合物の総称。えん。
えんるい‐げざい【塩類下剤】
腸で吸収されにくい水溶性の無機塩類で、内服して便通をつける薬物。硫酸マグネシウムなど。saline cathartic
えんるい‐せん【塩類泉】
食塩などの塩素イオンを含む塩類を主成分とする温泉。胃腸病にききめがある。
えんるい‐せん【塩類腺】
①海産の鳥類・爬虫(はちゅう)類・軟骨魚類などにある塩分排出腺。体内の余分な塩分を高濃度溶液として排出。salt gland
②塩分の濃い土地の植物の葉にみられる、塩分を分泌する腺。salt gland
えん‐れい【艶麗】(名・形動)
なまめかしく美しいこと・さま。alluring〈派生〉えんれいさ(名)
えんれい‐そう【延齢草】
ユリ科の多年草。谷間の湿地にはえる。高さ約20cm。茎頂に3枚の葉を輪生。春に、帯紫紅色の花が1つ咲く。タチアオイ。
えん‐ろ【遠路】
遠い道。遠い道のり。long way〈用例〉〜はるばるまいりました。