おうほ【応保】
平安末期の年号。永暦(えいりゃく)から改元。元年(1161)9月4日〜3年(1163)3月29日。次に、長寛(ちょうかん)に改元。おうほう。
おう‐ぼ【応募】(名・サ変自)
募集に応ずること。application
おう‐ほう【王法】
①国王が国をおさめる法律。
②王たる者の道。
おう‐ほう【応報】
《仏教語》善悪の言行に応じて、吉凶・禍福のむくいを受けること。そのむくい。〈用例〉因果〜。
おう‐ほう【往訪】(名・サ変自)
出かけて、人をたずねること。訪問。visit〈対義〉来訪。
おうほう【応保】
→おうほ(応保)
おう‐ぼう【王法】
《仏教語》仏教徒からみた、国王の法令や政治。〈対義〉仏法。
おう‐ぼう【横暴】(名・形動)
わがままかってで乱暴なこと・さま。tyrannical
おうほうけい‐しゅぎ【応報刑主義】
刑罰は犯罪にたいするむくいであるとする考え方。〈対義〉目的刑主義。
おう‐ぼつ【王勃】
(650ごろ-676ごろ)中国、初唐期の詩人。字(あざな)は子安。絳州(こうしゅう)竜門の人。五言律詩(りっし)の作にすぐれ唐詩風の先駆をなした。楊炯(ようけい)・盧照鄰(ろしょうりん)・駱賓王(らくひんのう)らと「初唐の四傑」と並称され、その筆頭。
おう‐ま【黄麻】
→ツナソの漢名。
おうま‐が‐とき【逢魔が時】
《「大禍時(おおまがとき)」の転》→たそがれ
おうま‐し【黄麻紙】
中国の唐の時代、詔勅を書くのに用いた紙。ツナソの皮を原料として漉(す)かれ、写経などにも用いられた。こうまし。
おうみ【江】
《「あはうみ(淡海)」の約》→おうみのくに(近江国)
おうみ【江】
〈町〉滋賀県北東部、琵琶(びわ)湖東岸の町。稲作中心。寝具製造、酒造などを行う。人口9034(1994)。
おうみ【海】
〈町〉新潟県西端、日本海に臨む町。黒姫(くろひめ)山の石灰石を原料に化学工業が発達。海沿いに親不知(おやしらず)の難所がある。人口1万0630(1994)。
おうみ‐げんじ【江源氏】
宇多(うだ)天皇の皇子で源氏姓を賜った敦実(あつさね)親王の子孫一流。敦実の曾孫(そうそん)の成頼(しげより)が近江国佐々木荘に居住し、佐々木氏の祖となった。宇多源氏。
おうみげんじせんじんやかた【江源氏先陣館】
人形浄瑠璃(じょうるり)・歌舞伎(かぶき)時代物。近松半二(ちかまつはんじ)らの合作。明和(めいわ)6年(1769)初演。大坂冬の陣の真田信幸(さなだのぶゆき)・幸村(ゆきむら)兄弟を鎌倉(かまくら)時代に移して脚色。
おうみ‐さるがく【江猿楽】
鎌倉(かまくら)末期から室町前期にかけて、近江の日吉(ひえ)神社に奉仕した上三座および下三座の猿楽。
おうみ‐しま【海島】
山口県、長門(ながと)市の仙崎沖にある島。面積14.8km2。仙崎とは青海大橋で結ばれ、海食景観に富む。
おうみ‐しょうにん【江商人】
室町末期以降活躍した近江出身の商人。江戸時代には全国、とくに東日本に進出し活躍。
おうみ‐じんぐう【江神宮】
滋賀県大津市神宮町にある旧官幣大社。天智(てんじ)天皇を祭る。昭和15年(1940)創建。
おうみ‐せいじん【江聖人】
→中江藤樹(なかえとうじゅ)の尊称。
おうみ‐の‐くに【江国】
《琵琶(びわ)湖の古称「近つ淡海(あはうみ)」に由来》旧国名。現在の滋賀県。東山道の一国。「延喜式」では大国、12郡。国府・国分寺はともに大津(おおつ)市瀬田(せた)町。明治4年(1871)廃藩置県により大津・長浜(ながはま)の2県となる。同5年(1872)大津県は滋賀県と、長浜県は犬上(いぬかみ)県と改称し、のち合併。江州(ごうしゅう)。近江。
おうみ‐の‐みふね【海三船】
(722-785)奈良時代の学者。大友(おおとも)皇子の曾孫(そうそん)。漢詩文にすぐれ、第一級の文人と評された。著書『唐大和上(とうだいわじょう)東征伝』など。
おうみはちまん【江八幡】
〈市〉滋賀県南部の市。古くは豊臣秀次(とよとみひでつぐ)の城下町として発展。現在は国道8号沿いに大工場が進出。農業・漁業もさかん。人口6万6280(1994)。
おうみ‐はっけい【江八景】
近江国(おうみのくに)(滋賀県)琵琶(びわ)湖にある、8つの景勝地。矢橋(やばせ)の帰帆(きはん)、三井(みい)の晩鐘、瀬田の夕照(せきしょう)、石山の秋月(しゅうげつ)、粟津(あわづ)の晴嵐(せいらん)、唐崎(からさき)の夜雨(やう)、堅田(かただ)の落雁(らくがん)、比良(ひら)の暮雪(ぼせつ)
おうみ‐ぼんち【江盆地】
滋賀県の中央を占める断層盆地。伊吹(いぶき)・鈴鹿(すずか)・比良(ひら)などの山地にかこまれ、琵琶(びわ)湖がある。湖東には姉川、野洲(やす)川などが広い平野を形成。
おうみ‐りょう【令】
天智(てんじ)天皇のとき制定された日本最初の法典。律はなかった。22巻。天智7年(668)完成とされるが、その存在を疑う説もある。
おう‐む【鵡】
インコ目の鳥のうち、大形で尾が短く冠羽のあるもの。ヨウム・キバタン・オオバタンなど。ものまね鳥として、また観賞用に飼われる。熱帯地方に分布。parrot
鸚鵡能く言えども飛鳥を離れず(おうむよくいえどもひちょうをはなれず)
《『礼記(らいき)』「曲礼」にあることば》オウムは人のことばをまねるが、しょせんは鳥でしかない。口先だけで行いがともなわないことのたとえ。
おうむ【雄武】
〈町〉北海道北東部、オホーツク海に臨む町。カニ・サケ漁と水産加工が中心。人口6208(1994)。
おうむ‐がい【鵡貝】
古生代から中生代に栄えた軟体動物。現在も「生きている化石」として3種が生存。殻長径約20cm、殻幅約9cm。殻は小室に分かれ、殻口部に軟体が収まる。インド洋・太平洋に分布。ノーチラス。nautilus
おうむ‐がえし【鵡返し】
①和歌で、人から言いかけられた歌の一部をかえて、すぐに返すこと。
②相手の言ったとおり答えること。parrot
おうむ‐びょう【鵡病】
細菌とウイルスの中間の性質をもつクラミジアの一種による、ハトやオウムなどの鳥類の伝染病。鳥類の排泄(はいせつ)物、羽毛などから人にも感染し肺炎などをおこす。psittacosis
おうめ【梅】
〈市〉東京都北西部の市。青梅街道の旧宿場町。織物工業がさかん。秩父(ちちぶ)多摩国立公園の玄関口にあたる。人口13万2095(1994)。
おうめ‐かいどう【梅街道】
江戸時代からの街道の一つ。新宿追分(しんじゅくおいわけ)を起点に田無(たなし)・青梅から大菩薩(だいぼさつ)峠を越え、塩山(えんざん)を通って甲州街道に合する。
おうめ‐マラソン【梅マラソン】
東京都の青梅市役所前〜奥多摩折り返しコースで行われる市民マラソン。第1回は昭和42年(1967)開催。距離は30kmと10kmとがある。
おうめ‐わた【梅綿】
100〜200gの綿3枚を1包みとし、長着1枚分となるよう伸ばした綿。関西では小袖綿(こそでわた)
おうめん‐きょう【凹面鏡】
反射面が凹状の鏡。球面の内側を反射面とする鏡で、平行光線を収斂(しゅうれん)させる。反射望遠鏡・集光器などに利用。concave mirror〈対義〉凸面鏡。
おう‐もう【王莽】
(BC45-AD23)中国、前漢末の政治家。新の建国者(在位(8-23))。前漢の平帝を毒殺、幼帝を立てて摂政(せっしょう)となり、のち帝位についた。『周礼(しゅらい)』の礼にもとづく復古主義の政治を行ったが、現実性を欠き失敗。劉秀(りゅうしゅう)(光武帝)の挙兵後、敗死。
おう‐もう【王蒙】
(1308ごろ-85)中国、元(げん)末明(みん)初の画家。字(あざな)は叔明。山水画にすぐれ、南宗画大成に寄与。元末の四大家の一人。
おうもん‐きん【横紋筋】
横紋という独特の横じま模様のある筋肉。運動は運動神経で支配され、随意性。からだの筋肉の大部分を占める。骨格筋。随意筋。striated muscle
*おう‐よう【応用】(名・サ変他)
原理や知識を実地に活用したり、他の場合に適用すること。〈用例〉〜がきく。
おう‐よう【鷹揚】(形動)
ゆったりしたさま。おおらか。大様(おおよう)。broad-minded〈派生〉おうようさ(名)
おうよう‐か【応用花】
いけばなで、完成している立花(りっか)や生花(せいか)の形式を応用して生けた花。たとえば、「砂の物」を応用した色彩盛り花など。
おうようかいのうた【欧陽海の歌】
中国の作家金敬邁(きんけいまい)の小説。1965年発表。貧農出身の男が、革命的兵士として成長する過程を描く。
おうよう‐かがく【応用化学】
生産や生活などに役立つ化学の技術を研究する学問。また、工業化学のことをいい、農芸化学・薬化学などを含める場合もある。applied chemistry〈対義〉純正化学。
おうよう‐ざん【欧陽山】
(1908-)中国の小説家。農民英雄を描いた『高乾大』は人民文学初期の傑作。
おうよう‐しゅう【欧陽修】
(1007-72)中国、北宋(ほくそう)の政治家・文人・学者。名は脩とも。字(あざな)は永叔。号は六一居士(りくいつこじ)など。廬陵(ろりょう)の人。唐宋八大家の一人として古文を提唱。『新唐書(とうじょ)』『五代史記』を編集。詩文集『欧陽文忠公集』。
おうよう‐じゅん【欧陽詢】
(557-641)中国、初唐の書家。字(あざな)は信本。厳格な骨格で整斉な書風の楷書(かいしょ)を確立。『九成宮醴泉銘(れいせんめい)』は楷法の極則とされる。
おうよう‐しんりがく【応用心理学】
現実の生活に心理学の知見を役立てようとする心理学の一分野。産業心理学・教育心理学・臨床心理学など。applied psychology
おうよう‐すうがく【応用数学】
科学技術や社会科学などへの応用を目的とする数学。その内容や範囲は、時代によって変わり、応用する対象によっても各様であり一定ではない。applied mathematics
おうよう‐ちしつがく【応用地質学】
地質学を各種産業へ応用するために研究する学問。土木地質学・鉱山地質学・水文地質学など。applied geology
おうよう‐ぶつりがく【応用物理学】
科学技術的な応用と結びついた物理学。(純粋)物理学との間に明確な境界があるわけではなく、応用を意識して研究される物理学といった意味あいが強い。applied physics
おう‐ようめい【王陽明】
(1472-1528)中国、明(みん)代の儒者・政治家。名は守仁(しゅじん)。字(あざな)は伯安。浙江(せっこう)省出身。朱子学から出発して心即理の原理を悟り、陽明学の基礎を確立。さらに知行合一、致良知と思想を発展させた。著書『伝習録』。
おうよう‐もんだい【応用問題】
①学習した基礎知識を応用して答えを出す問題。exercises
②算数の文章題。exercises
おうよう‐よせい【欧陽予倩】
(1889-1962)中国の俳優・劇作家・演出家。名は立袁。早大などに学ぶ。中国の現代劇開拓者の一人。
おうよう‐りきがく【応用力学】
工学や技術などの分野で、力学現象を研究する学問。材料力学・流体力学・機構学など。applied mechanics
おうら【楽】
〈町〉群馬県南東部、館林(たてばやし)市西隣の町。稲作、白菜などの野菜栽培がさかん。工業化も進む。人口2万7440(1994)。
おう‐らい【往来】
[一](名・サ変自)
①行ったり来たりすること。coming and going〈用例〉車の〜が激しい。
②つきあうこと。行き来すること。
③心の中に浮かんだり消えたりすること。
[二](名)
①道路。road
②「→往来物」の略。
おうらい‐てがた【往来手形】
江戸時代、庶民が旅行するさいに必要とした旅行許可書兼身元証明書。檀那寺(だんなでら)や町役人が交付。往来切手。往来。
おうらいぼうがい‐ざい【往来妨害罪】
道路・橋、汽車・船舶など公共の交通路や交通機関の機能を妨害したり脅かすことにより成立する罪。
おうらい‐もの【往来物】
=往来。
①書簡文集。平安末期に出た『明衡(めいごう)往来』『東山往来』など。
②『書簡文集』にならって作られた初等教科書。『商売往来』『庭訓(ていきん)往来』など。鎌倉(かまくら)時代から明治初年まで、寺子屋や塾などで使われた。
おう‐りつ【王立】
王や王族が設立したり、後援して運営すること。royal〈用例〉〜劇場。
おう‐りょう【押領】(名・サ変他)
むりにうばい取ること。dispossession
おう‐りょう【横領】(名・サ変他)
他人のものを不法に横取りすること。embezzlement〈比較〉着服。
おうりょう‐き【応量器】
→鉄鉢(てっぱつ)の別称。
おうりょう‐ざい【横領罪】
他人から預かって所持している物を、所有者に無断で売ったり使ったりする罪。fraudulent appropriation
おうりょう‐し【押領使】
平安時代、内乱や暴徒鎮圧のため諸国に設置された令外(りょうげ)の官の一つ。
おう‐りょく【応力】
物体に外から力を加えたとき、物体内に生ずる反作用の力。荷重にたえる力。物体内の任意の面の両側に互いに押し合う力を圧力、引っ張り合う力を張力という。歪力(わいりょく)。stress
おうりょっ‐こう【鴨緑江】
白頭山に発し、中国と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の境を南西に流れ、黄海に注ぐ川。長さ790km。ヤールーチアン。アムノクガン。
おう‐りん【黄燐】
燐の同素体。淡黄色で蝋(ろう)状の固体。猛毒。空気中では50℃以上で発火して酸化物となるので、水中に貯蔵する。殺鼠(さっそ)剤の原料。yellow phosphorus
おう‐れつ【横列】
横にならぶこと。その列。rank〈対義〉縦列。
おう‐れん【黄蓮】
キンポウゲ科の常緑多年草。高さ約30cm。葉は根茎から出る。早春に黄白色の花が1〜3個咲く。根茎は乾燥し、生薬(しょうやく)として、下痢・嘔吐(おうと)・腹痛などに用いる。
おう‐レンズ【凹レンズ】
中央の部分が薄く、周辺部へいくほど厚みが増しているレンズ。concave lens〈対義〉凸レンズ。
おう‐ろ【往路】
行きの道。行くとき。outward trip〈対義〉復路・帰路。
おう‐ろう【黄蝋】
生薬(しょうやく)の一つ。ミツバチの巣から得た蝋を精製したもので、軟膏(なんこう)・硬膏の基剤や化粧品・つや出し剤などに使用。蜜蝋(みつろう)
おうわ【応和】
平安中期の年号。天徳(てんとく)から改元。元年(961)2月16日〜4年(964)7月10日。次に、康保(こうほう)に改元。
お‐えしき【御会式】
→会式」の丁寧語。
お‐えつ【咽】(名・サ変自)
むせびなくこと。sobbing
おえどにほんばし【お江戸日本橋】
江戸から京都までの東海道五十三次をうたった民謡。全18節。天保(てんぽう)年間(1830〜44)から明治にかけて流行。
お‐えらがた【御偉方】
地位・身分の高い人々。ふざけていうこともある。VIP
お・える【負える】(下一自)
①負うことができる。able to bear〈用例〉責任は〜・えない。
②処理することができる。able to manage〈用例〉手に〜・えない。
*お・える【終える】(下一他)
①続けていたことを終わらせる。すます。終わる。finish〈対義〉始める。〈用例〉宿題を〜。本を読み〜・えた。
②《「卒える」とも》卒業する。finish〈用例〉高校を〜。
一生を終える(いっしょうをおえる)
死ぬ。
おお(感)
①感動・驚き、また、ものを言い出すときに発する語。ああ。oh; ah
②ぞんざいな答え。うん。yeah
おお【大】(接頭)
①広い、大きい、多い、などの意を表す。big; great; large〈用例〉〜雨。〜人数。〜入り。
②程度がはなはだしいことを表す。〈用例〉〜さわぎ。〜いそぎ。
③中・小に対して、程度・序列の高いことを表す。〈用例〉〜番頭。〜奥様。〜旦那(だんな)
④だいたいのところ、の意を表す。rough〈用例〉〜づかみ。〜ざっぱ。
⑤最後の、最終の、などの意を表す。the last〈用例〉〜みそか。〜詰め。
オー【O・o】
①アルファベットの第15文字。
②《大文字で》→酸素(oxygen)の元素記号。
③血液型の一つ。O型。
④《大文字で》文法で目的語(object)を示す記号。
オー‐アール【OR】
《operations researchの略》→オペレーションズリサーチ
オー‐アイ‐シー【OIC】
《Office of International Cultureの略》アメリカ国際文化局。アメリカの国外向け広報・文化交流機関。1947年設置。
おお‐あかうきくさ【大赤浮草】
サンショウモ科の常緑多年草。水田・池などの水上に浮生。茎が密に分枝して大きさ数センチメートルの三角形となる。葉は細かい鱗片(りんぺん)状で表面は緑色から緑紅色。
おおあさ【大朝】
〈町〉広島県北西端の町。農林業・畜産がさかん。国道261号が通り、広島と浜田を結ぶ交通の要地。人口3665(1994)。
おお‐あざ【大字】
市町村内の行政区画の一つ。小字(こあざ)が集まった、比較的広い地域。〈参照〉字(あざ)
おお‐あざみ【大薊】
キク科の二年草。切り花・花壇用に栽培。高さ約1m。大形の花より葉の壮大さ、色彩が観賞される。トルコ地方原産。マリアアザミ。
おお‐あし【大足】
①大きな足。large foot
②大また。long stride
③田下駄(たげた)の一種。梯子(はしご)状に組んだ板や竹の周囲に枠をつけ、四隅に足を結びつけるための縄をつけたもの。
おお‐あじ【大味】(名・形動)
①味がおおまかで、微妙な味わいに欠けること・さま。insipid〈比較〉小味。
②趣に欠けていておもしろみのないこと・さま。〈用例〉〜なゲーム。
おお‐あたり【大当(た)り】(名・サ変自)
①うまく当たること。big hit
②よいくじを当てること。draw a winning lot
③興行などで大成功すること。great success〈用例〉〜をとる。
おお‐あな【大穴】
①大きな穴。big hole
②大きな損失。big loss
③競馬・競輪などで、予想外の結果が出て高額の払い戻しとなること。big hit〈用例〉〜をねらう。
おおあなむち‐の‐みこと【大命・大穴牟遅命】
→大国主命(おおくにぬしのみこと)の別称。
おお‐あま【大甘】(形動)
①処置などが非常にゆるやかなさま。very indulgent
②見通しが甘すぎるさま。overly optimistic
おおあま‐の‐おうじ【大人皇子】
→天武(てんむ)天皇の皇子名。
おおあみしらさと【大網白里】
〈町〉千葉県中部、九十九里(くじゅうくり)平野にある町。稲作が主であるが、近郊農業として生鮮野菜の栽培がさかん。人口4万1121(1994)。
おお‐あめ【大雨】
①大量に降る雨。
②気象用語では、予報区ごとに定められた基準以上の雨量の雨をいい、災害のおそれのあるときは、注意報や警報が出される。heavy rain〈比較〉豪雨(ごうう)。〈対義〉小雨(こさめ)
おおあらい【大洗】
〈町〉茨城県中央部、太平洋岸の町。ひたちなか市の南にあり、漁業を主とする。大洗海岸は海水浴場として有名。人口2万0748(1994)。
おおあらいいそざき‐じんじゃ【大洗前神社】
茨城県東茨城郡大洗町磯浜(いそはま)にある旧国幣中社。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)
おおあらい‐かいがん【大洗海岸】
茨城県水戸(みと)市東方の太平洋に臨む海岸。勇壮な波と景勝の海岸で海水浴場。民謡『磯節(いそぶし)』が有名。
おお‐あり【大有り】(名・形動)
①たくさんあること・さま。
②「ある」を強めた言い方。〈用例〉可能性は〜だ。
おお‐ありくい【大蟻食】
アリクイ科の哺乳(ほにゅう)類。体長・尾長ともに約1.2m。体は黒い長毛でおおわれ、細長い舌でアリやシロアリを食べる。森林や草原にすむ。中南米に分布。giant anteater
おお‐あれ【大荒れ】(名・形動)
ひどく荒れること・さま。大あばれすること・さま。outrageous〈用例〉会議は〜だった。海は〜だ。
おおあわ‐がえり【大還】
→チモシーグラス
おお‐あわて【大慌て】(名・形動)
おおいにあわてること・さま。あわてふためくこと・さま。panic
おおい【覆い・被い】
おおうこと・もの。cover
おお‐い【大藺】
→フトイの別名。
おおい【大井】
〈町〉埼玉県南部、川越(かわごえ)市南隣の町。ホウレンソウ・ニンジン栽培がさかん。大井ほうきが特産。宅地化・工場進出が活発。人口3万8729(1994)。
おおい【大井】
〈町〉神奈川県南西部、小田原(おだわら)市北隣の町。稲作、ミカンなどの果樹栽培がさかん。人口1万5166(1994)。
おおい【大飯】
〈町〉福井県南西部、小浜(おばま)市西隣の町。稲作・畜産・木材生産が主。原子力発電所がある。人口6475(1994)。
*おお・い【多い】(形)
数や量がたくさんである。ゆたかである。many; much〈対義〉少ない。〈用例〉苦労が〜。5、6月は雨量が〜。〈派生〉おおげ(形動)おおさ(名)おおめ(名・形動)
おおい(感)
遠くから呼びかけるときの語。
オー‐イー‐イー‐シー【OEEC】
《Organization for European Economic Cooperationの略》→ヨーロッパ経済協力機構
オー‐イー‐エム【OEM】
《original equipment manufacturingの略》契約によって、相手先の商標をつけた部品や完成品を製造し供給すること。下請け的色彩が強い。
オー‐イー‐シー‐エフ【OECF】
《Overseas Economic Cooperation Fundの略》→海外経済協力基金
オー‐イー‐シー‐ディー【OECD】
《Organization for Economic Cooperation and Developmentの略》→経済協力開発機構
オー‐イー‐ディー【OED】
《Oxford English Dictionaryの略》→オックスフォード英語辞典
おおい‐かぶ・せる【覆い被せる】(下一他)
上をおおって見えなくする。cover
おおい‐がわ【大井川】
静岡県を流れる川。赤石山脈に発し、駿河(するが)湾に注ぐ。長さ約160km。江戸時代は旧東海道の川越(かわご)しで知られる。ダムが多い。
おおいがわ【大井川】
〈町〉静岡県南部、大井川河口の町。稲作、トマト・イチゴのハウス栽培、サクラエビ・白子(しらす)漁などがさかん。人口2万3285(1994)。
おおい‐がわ【大堰川】
京都府、丹波(たんば)高地東部に発し、亀岡(かめおか)盆地を貫流する川。下流の亀岡盆地から嵐(あらし)山までを保津(ほづ)川、嵐山から淀(よど)川合流点までを桂(かつら)川とよぶ。
おおいけ‐ただお【大池唯雄】
(1908-70)小説家。本名は小池忠雄(ただお)。宮城県生まれ。東北大卒。昭和14年(1939)『兜首(かぶとくび)』『秋田口の兄弟』で第8回直木賞受賞。作品『おらんだ楽兵』『或(あ)ル志士之(の)生涯』など。
おおい‐けんたろう【大井憲太郎】
(1843-1922)明治の政治家。大分県生まれ。自由民権運動で自由党左派を指導。明治18年(1885)の大阪事件で入獄。
おおい‐さ【大いさ】
〈文語的〉
大きさ。
おおいしだ【大石田】
〈町〉山形県中部、尾花沢(おばなざわ)市の西にある町。江戸時代、最上(もがみ)川流域最大の河港として繁栄。人口1万0290(1994)。
おおいした‐さいばい【覆い下栽培】
日光を遮断したり、冷温・強風・霜などを防ぐ目的で、作物におおいをかけて栽培すること。
おおいし‐ちから【大石税】
(1688-1703)赤穂(あこう)義士の一人。名は良金(よしかね)。良雄(よしお・よしたか)の長男。討ち入りのとき裏門の隊長を務める。翌年、切腹。
おおいし‐よしお【大石良雄】
(1659-1703)播州(ばんしゅう)赤穂(あこう)藩家老。正しくは「よしたか」。通称、内蔵助(くらのすけ)。元禄(げんろく)15年(1702)主君浅野長矩(あさのながのり)の仇(あだ)討ちのため、浪士46人を率いて吉良上野介(きらこうずけのすけ)の屋敷に討ち入る。
おおいずみ【大泉】
〈町〉群馬県南東部の町。工業団地のある県下有数の工業地。電機関連工業がさかん。人口3万8369(1994)。
おおいずみ【大泉】
〈村〉山梨県北西部、八ケ岳(やつがたけ)南東麓(なんとうろく)の村。農林業中心であるが、観光化も進む。人口3979(1994)。
おおいそ【大磯】
〈町〉神奈川県南部、相模(さがみ)湾に臨む町。明治10年代からの別荘地・海水浴場で知られる。人口3万2586(1994)。
おお‐いそぎ【大急ぎ】
たいそう急ぐこと。great hurry〈用例〉〜で出かける。〜の仕事。
おおいた【大分】
〈県〉九州地方北東部の県。県庁所在地は大分市。山地が大部分を占め、平野は狭小。農林業中心で米・ミカン・杉・シイタケなどを多産。大分市中心に重化学工業が発達し、先端産業も進出。面積6337km2、人口124万1149(1994)。
おおいた【大分】
〈市〉大分県のほぼ中央、別府湾に臨む市。県庁所在地。石油化学・製鉄を基幹とする臨海工業地域で、中九州東部の交通の要地。古代は国府がおかれ、鎌倉(かまくら)から室町期には大友氏の城下町として繁栄。人口41万5798(1994)。
おおいた‐いかだいがく【大分医科大学】
国立大学。昭和51年(1976)創立。所在地は大分県大分郡挾間(はさま)町。
おおいたぎんこう【(株)大分銀行】
金融業。地方銀行。明治26年(1893)設立。本店は大分市府内町。
おおいたけんりつ‐げいじゅつぶんかたんきだいがく【大分県立芸術文化短期大学】
公立短期大学。昭和36年(1961)大分県立芸術短期大学として創立、平成4年(1992)現名。所在地は大分市上野丘東。
おおいた‐だいがく【大分大学】
国立大学。大正10年(1921)創立の大分高等商業学校を前身とし、昭和24年(1949)より現制。所在地は大分市旦野原(だんのはる)
おおいた‐へいや【大分平野】
大分県中部、別府湾の南にある平野。大野川・大分川による沖積平野で稲作が主であるが、海沿いには鉄・石油の工業地域が広がる。
おおいた‐りんかいこうぎょうちいき【大分臨海工業地域】
大分市大野川デルタの鶴崎地区を中心とする工業地域。新産業都市に指定。石油・鉄鋼・機械部門が中核。
おお‐いちばん【大一番】
その戦い・なりゆきですべてが決まるような勝負・事柄。decisive game
おお‐いちもんじ【大一文字蝶】
(はね)の白帯が目立つタテハチョウ。開張12cm内外。雄が雌より大きい。食草はドロノキ・ハコヤナギなど。幼虫で越冬。北海道および本州の高山地帯に分布。
おお‐いちょう【大杏】
①イチョウの大木。
②男子のまげの一つ。まげの先をイチョウの葉の形にひろげたもの。現在は、大相撲で十両以上の力士が結う。