オーラ【aura】
物体や人体から周囲に発するという霊気。心霊学では特殊な霊能者が見るものとされる。アウラ。
オーライ(感)
《all rightのなまり》はい、よろしい。よし。オーケー。
おお‐らか【大らか】(形動)
ゆったりとして、こせこせしないさま。おおよう。broad-minded; generous〈用例〉〜な気性。〈派生〉おおらかさ(名)
オーラミン【auramine】
化学式C17H22ClN3 黄色の染料。繊維・紙・皮革などの染色に用いる。昔はたくあんなど食品にも用いられたが毒性が強く、使用が禁止された。
オーラル‐メソッド【oral method】
外国語教育で、文字を用いないで、聞いてすぐ話す反復練習を行う教授法。口頭教授法。
オーリック【Georges Auric】
(1899-1983)フランスの作曲家。オネゲルらとともに「六人組」の一人。映画・バレエ・劇音楽に活躍。
オール【all】
すべて。みんな。全部。〈用例〉〜シーズンコート。
オール【oar】
舟をこぐ櫂(かい)。櫓(ろ)
オール‐イン‐ワン【all-in-one】
婦人用下着の一種。ブラジャーと、ガードルまたはコルセットが一続きになった下着。ボディスーツ。
オール‐ウエーブ
《all wave receiverの略》中波のほかに短波の放送も受信できるラジオ。全波受信機。
オールウエザー‐トラック【all-weather track】
→ぜんてんこうトラック(全天候トラック)
オール‐オア‐ナッシング【all or nothing】
《すべてか無か、の意》中途半端でない姿勢で事に当たること。また、その姿勢。
オールコック【Rutherford Alcock】
(1809-97)イギリスの駐日初代総領事・公使。安政(あんせい)5年(1858)着任。江戸・大坂開市、新潟・兵庫開港、下関(しものせき)砲撃などを主導。元治(げんじ)元年(1864)召還。著書『大君の都』。
オールコット【Louisa May Alcott】
(1832-88)アメリカの女流小説家。半自伝的な作品『若草物語』で知られる。
オールスター‐キャスト【all-star cast】
人気俳優の総出演。
オールスター‐ゲーム【all-star game】
おもにプロスポーツ競技で、公式試合とは別に、人気のある選手や優秀な選手を各チームから選抜して行う試合。プロ野球・アメリカンフットボールなど。
オールスパイス【allspice】
《シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りを合わせた風味をもつとされることから》フトモモ科の常緑高木。未熟の果実を採取、乾燥して香辛料にしたり、採油したりする。主産地ジャマイカ。
オールダム【Oldham】
イギリス、マンチェスター北東にある工業都市。繊維関係の工業で18世紀以来発展。人口21.7万(1991)。
オールディーズ【oldies】
昔ヒットした流行歌や映画。
オールド【old】
《接頭的》古い、年をとった、昔の、の意。〈用例〉〜リベラリスト。〜ファッション。
オールド‐イングリッシュ‐シープドッグ【old English sheepdog】
イヌの一品種。肩高約56cm。長い毛の牧羊犬。イギリス原産。
オールト‐の‐くも【オールトの雲】
太陽から数万天文単位の場所にあると推測されている彗星(すいせい)の発生源。オランダの天文学者オールトが、1950年に発表した説。オールトの彗星雲。Oort's cloud
オールドビック‐げきじょう【オールドビック劇場】
(the Old Vic)イギリスのロンドンの劇場、ロイヤルコバーグ、のちロイヤルビクトリアの愛称。1818年開場。今世紀にはいって、ロンドンで唯一のシェークスピア劇の専門劇場として名声を確立する。
オールドファッションド‐グラス【old fashioned glass】
オンザロックに用いる太くて丈の短いグラス。タンブラーのかわりにも使う。
オールド‐ボーイ【old boy】
卒業生。オービー。
オールド‐ミス
《和製語》婚期が過ぎた未婚女性。ハイミス。old maid
オールド‐ローズ【old rose】
灰色がかった、くすんだローズ色。19世紀の終わりごろの流行色。〈参照〉ローズ。
オール‐ナイト【all-night】
夜どおし。終夜。終夜営業。
オール‐バック
《和製語》髪の毛を額の生えぎわから、分け目をつけないで後ろへとかし上げた髪型。
オールバニ【Albany】
アメリカ北東部、ニューヨーク州の州都。ハドソン川右岸の河港都市で、水陸交通の要地。人口10.1万(1990)。
オールビー【Edward Albee】
(1928-)アメリカの劇作家。アメリカ不条理演劇の代表者。戯曲『動物園物語』『バージニア=ウルフなんか怖くない』など。
オールボア【Å;lborg】
デンマーク北部、ユラン半島北部の商工業都市。同国最古の都市の一つで観光地。人口15.7万(1993)。
オールポート【Floyd Henry Allport】
(1890-1948)アメリカの心理学者。ゴードンの兄。個人の行動の研究により集団を解明することを主張。また、総合的な知覚理論を構成。著書『社会心理学』など。
オールポート【Gordon Willard Allport】
(1897-1967)アメリカの心理学者。フロイドの弟。自我や価値の概念の上に重厚なパーソナリティー理論を展開。また、偏見・流言などを研究。著書『パーソナリティー』など。
オールマイティー【almighty】
[一](形動)能力が完全なさま。万能。
[二](名)
①全知全能の神。
②トランプでもっとも強い札。和製ゲームによく登場するスペードのエースなど。
オール‐ラウンド【all-round】(形動)
さまざまなことを、うまくこなすさま。〈用例〉〜プレーヤー。
おお‐るり【大璃】
ヒタキ科の鳥。翼長約10cm。雄の背面がるり色。渓流沿いにすみ、美声。ウグイス・コマドリとともに日本三鳴鳥の一つ。アジア東部で繁殖、日本全土に夏鳥として渡来し、東南アジアで越冬。blue-and-white flycatcher
おお‐るりそう【大璃草】
ムラサキ科の二年草。本州中部以西の山地にはえる。高さ約80cm。葉は互生し、広皮針形。茎は直立し、上方で枝分かれする。夏に、るり色の小花が多数咲く。葉・茎に短毛がある。
オーレオスリシン【aureothricin】
放線菌の生産する抗生物質。広範囲の微生物に有効だが、毒性が強く薬用にはしない。
オーレオマイシン【aureomycin】
放線菌が産出する抗生物質の一つ。肺炎・赤痢・梅毒などに有効。クロルテトラサイクリン。
オーロックス【aurochs】
ウシの一品種。ヨーロッパの家畜牛の祖先。肩高約1.8m、体重約1000kgの大形。黒褐色で、長い角をもつ。ヨーロッパの森林地帯に野生していたが、1627年絶滅。
オーロラ【aurora】
《ローマ神話で、曙(あけぼの)の女神アウロラの名から》南北両極付近の地上100km以上の上空に現れる大気発光現象。太陽からの帯電粒子が地球の磁力にひきつけられ発生。形状は弧状・帯状・カーテン状などさまざま。色は黄緑色・赤色・青白色が多い。極光。
おおわく‐だに【大涌谷】
神奈川県南西部、箱根の神山(かみやま)北斜面にある谷。噴気孔群があり、亜硫酸ガスを含む水蒸気を噴出。強羅(ごうら)温泉などの泉源。おおわきだに。
おお‐わざ【大技】
相撲・柔道などで、思いきった豪快な技。
おお‐わざもの【大業物】
よく切れる刀剣。first-rate sword
おお‐わし【大鷲】
タカ科の巨大なワシ。全長約95cm。嘴(くちばし)は大きくて黄色。額・もも・尾が純白で、他は暗褐色。シベリア東部で繁殖し、日本では冬鳥。steller's sea eagle
おおわだ‐たけき【大和田樹】
(1857-1910)国文学者・詩人。愛媛県生まれ。『鉄道唱歌』の作詞者。詞華集『詩人の春』など。
おおわだ‐の‐とまり【大輪田泊】
兵庫県神戸(こうべ)港の一部の古名。平清盛(たいらのきよもり)の日宋(にっそう)貿易以来兵庫津として栄えた。
おおわに【大鰐】
〈町〉青森県南西部、弘前(ひろさき)市南隣の町。温泉とスキー場で有名。リンゴの産地。人口1万4757(1994)。
おお‐わらい【大笑い】
[一](名・サ変自)大声で笑うこと。高笑い。loud laughter
[二](形動)ひどい物笑いのたねになるさま。〈用例〉そいつは〜だ。
おお‐わらわ【大童】(形動)
《兜(かぶと)がとれ、髪を振り乱して戦う姿が、髪を束ねない子どもの髪型のように見えたことから》なりふりかまわず大奮闘するさま。
おお‐ん【御・大御】
〈古語〉
[一](接頭)体言に付いて、「御(おん)」より強めた尊敬の意を表す。〈用例〉帝(みかど)の〜目に、錦と見給ひ(古今・仮名序)。
[二](名)接頭語「おほん」の下の名詞を略した形。〈用例〉対の上の〜(御香)は、三種(みくさ)ある中に(源氏・梅枝)。
おか【丘・岡】
小高い土地。小山。hill
おか【陸】
①水におおわれていない所。陸地。land〈対義〉海。
②銭湯の洗い場。〈用例〉〜湯。
③硯(すずり)の墨をする所。〈対義〉海。
陸へ上がった河童(おかへあがったかっぱ)
場所や環境が変わって、本来の力が発揮できなくなった者のたとえ。a fish out of water
おか【傍・岡】(接頭)
かたわら、局外、の意を表す。〈用例〉〜ぼれ。
お‐が【鋸】
大きなのこぎり。
おが【鹿】
〈市〉秋田県、男鹿半島の市。中心の船川(ふなかわ)は天然の良港で、秋田県の臨海工業地域の中心の一つ。木材コンビナートがある。人口3万3618(1994)。
おか‐あさじろう【丘浅次郎】
(1868-1944)動物学者。静岡県生まれ。東大卒。ダーウィンの進化論の普及に努め、それを背景にして独特の文明批評を行った。
お‐かあ‐さま【お母様・御母様】
「おかあさん」をさらに丁寧にいった語。〈対義〉お父様。
*お‐かあ‐さん【お母さん・御母さん】
母の敬称。mother〈対義〉おとうさん。〈参考〉子が母(はは)を呼ぶときに用いる。また、他人の母を敬って言うとき、さらに、子どもをもつ自分の妻をさして夫が用いることがある。
お‐かいこ【御蚕】
①「→カイコ」の丁寧語。
②絹布・絹織物。silk
おかいこ‐ぐるみ【御蚕包み】
《絹織物ばかりを着ていることから》ぜいたくに育てられることのたとえ。
お‐かえし【御返し】
①金品をもらったお礼として、贈り物をすること。返礼。
②仕返し。〈用例〉〜のげんこつ。
③おつり。
おかえり‐なさい【お帰りなさい】(感)
帰宅した人を、何事もなく無事に帰ってきたという気持ちをこめて迎えることば。
おか‐おにたろう【岡鬼太郎】
(1872-1943)劇評家・新歌舞伎(かぶき)脚本家。東京生まれ。慶大卒。2世市川左団次(いちかわさだんじ)を補佐し、興行の革新に努力。著書『鬼言冗語』、作品『今様薩摩歌(さつまうた)』など。
お‐かか
《女房ことば》→かつおぶし
お‐かか【母・嬶】
母・妻または人の妻を呼ぶ語。おかあさん。
お‐かかえ【御抱え】
個人的に給料を払ってやとうこと。to retain〈用例〉〜の運転手。
おかがき【岡垣】
〈町〉福岡県北部、響灘(ひびきなだ)に臨む町。北九州市の近郊住宅地。果樹栽培がさかん。人口2万8954(1994)。
お‐かがみ【御鏡】
→鏡もち」の丁寧語。
おか‐きよし【潔】
(1901-78)数学者。和歌山県生まれ。京大卒。京大助教授。奈良女子大学教授。多変数解析関数論で懸案の諸問題を解決。昭和35年(1960)文化勲章受章。
おが‐くず【屑】
のこぎりで引いたときに出る木のくず。sawdust
お‐かぐら【御神楽】
①「→かぐら」の丁寧語。
②《俗語》平屋に2階を建て増すこと。
おかくら‐しろう【岡倉士朗】
(1909-59)演出家。東京生まれ。立教大卒。新築地(つきじ)劇団を経て、ぶどうの会を創立、劇団民芸に参加。スタニスラフスキー‐システムを実践。
おかくら‐てんしん【岡倉天心】
(1863-1913)明治の美術教育家・美術史家・思想家。横浜生まれ。本名、覚三(かくぞう)。東大卒。東京美術学校長。日本美術院を創立。ボストン美術館東洋部長。フェノロサとともに伝統美術の振興・革新に指導的役割を果たし、東洋・日本美術を海外に紹介した。著書『東洋の理想』『茶の本』『日本の目覚め』など。
お‐かくれ【御隠れ】
高貴の人が死ぬことを言う敬語。pass away〈用例〉〜になる。
*お‐かげ【御陰・蔭】
①神仏、また、人から受けた助け。めぐみ。grace of...〈用例〉両親の〜で育つ。〜参り。
②何かの結果、よいこと・利益が得られる。〈用例〉水まきをした〜で涼しくなった。
③よい結果が得られたことに対する感謝のことば。favor〈用例〉〜をこうむる。きみの〜だ。
おかげ‐さま【御陰様】
お礼を言うとき、また、相手をたてるときのあいさつ語。ありがたいことには。thanks to〈用例〉〜で元気でいます。
おかげ‐どし【蔭年】
伊勢(いせ)神宮で遷宮が行われた次の年。神のおかげをこうむる年とされ、例年より参拝者が多い。
おかげ‐まいり【蔭参(り)】
①御蔭年に伊勢(いせ)神宮へ参詣(さんけい)すること。とくに、江戸時代約60年を周期に起こった大群衆の伊勢参りをいう。封建制支配下の民衆の不満発散の役割を果たした。
②病気などが治ったときに、神社仏閣に感謝の意味でお参りすること。お礼参り。
おが‐こくていこうえん【鹿国定公園】
秋田県、男鹿半島西海岸の海食段丘、寒風山・本山などの火山群、五里合(いりあい)海岸地区からなる国定公園。昭和48年(1973)指定。
おがさ【小笠】
〈町〉静岡県南部、牧ノ原(まきのはら)南部の町。稲作・茶園が中心。メロン・トマトの園芸も発達。人口1万4455(1994)。
おかざき【岡崎】
〈市〉愛知県中部、矢作(やはぎ)川沿いの市。徳川家康(とくがわいえやす)の誕生地。旧城下町・宿場町。繊維工業がさかんで、特産に御影(みかげ)石・八丁(はっちょう)みそがある。人口31万5010(1994)。
おかざき‐へいや【岡崎平野】
愛知県岡崎市から西方にかけての平野。矢作(やはぎ)川沖積低地と碧海(へきかい)台地に分かれる。
おかざき‐よしえ【岡崎義恵】
(1892-1982)国文学者。高知市生まれ。東大卒。日本文芸学を主唱、美学に基づく日本文芸の様式論的研究を進めた。著書『日本芸術思潮』など。
お‐かざり【御飾り】
①神仏の飾り。また、供物(くもつ)。offerings
→しめ飾り
③形だけで役に立たないもの・人。dummy
おがさわら【小笠原】
〈村〉東京都に所属する小笠原諸島からなる村。イセエビ漁のほか、果樹栽培・観光など。人口2193(1994)。
おがさわら‐おおこうもり【小笠原大蝠】
オオコウモリ科の哺乳(ほにゅう)類。大形で、体は黒く、首が銀白色。体長約23cm。果実を食べる。小笠原諸島に分布。天然記念物。
おがさわら‐きだん【小笠原気団】
夏、日本列島付近を支配する熱帯海洋気団。太平洋上の亜熱帯高気圧圏で発生する。高温多湿で、蒸し暑い夏の気候をもたらす。
おがさわら‐こうきあつ【小笠原高気圧】
小笠原諸島付近を中心とする高気圧。北太平洋高気圧の西端部。
おがさわら‐こくりつこうえん【小笠原国立公園】
小笠原諸島と周辺海域からなる国立公園。熱帯と亜熱帯の接点にある海洋公園で、動植物と海中景観が特色。昭和47年(1972)指定。
おがさわら‐しょとう【小笠原諸島】
伊豆(いず)諸島の南の海上に連なる、父(ちち)島・母(はは)島・兄(あに)島など三十余の島群。第2次大戦後の米軍統治下から昭和43年(1968)復帰、東京都に所属。
おがさわら‐りゅう【小笠原流】
①武家礼法の一流派。室町時代、小笠原家によって定められ、江戸幕府の礼法として採用された。のちに民間にも普及、とくに家庭内のしつけを中心に女子の教養の一つともなった。
②弓術・馬術の一流派。
③兵法の一流派。
おかさんしょうけん【岡三証券(株)】
金融業。証券会社。昭和19年(1944)設立。本店は東京都中央区日本橋。
おか・し(形シク)
〈古語〉
《「あはれ」が対象について情緒的な感動を表すのに対して、「をかし」は対象を客観的に見ての知性美を表す》
①おもむきがある。風流だ。〈用例〉雁(かり)などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいと〜(枕・春はあけぼの)。
②優美だ。すぐれている。みごとである。〈用例〉けづることをうるさがり給へど〜の御髪(おぐし)や(源氏・若紫)。
③興味がある。おもしろい。〈用例〉月の夜は、ねやの内ながらも思へるこそ、いとたのもしう〜・しけれ(徒然・137)。
→おかしい(可笑しい)
*おかし・い【笑しい】(形)
①笑いたくなる気持ちである。こっけいだ。funny〈用例〉〜ことを言って笑わせる。
②あやしい。正常でない。変だ。strange; abnormal〈用例〉ようすが〜。あの2人はちょっと〜。〈派生〉おかしが・る(五自)おかしげ(形動)おかしさ(名)おかしみ(名)
おかし‐がた・い【犯し難い】(形)
おごそかで近づきにくい。〈用例〉〜美しさ。
おか‐しかのすけ【鹿之助】
(1898-1978)洋画家。東京生まれ。東京美術学校卒。点描風の筆致による典雅で詩的な画風。昭和47年(1972)文化勲章受章。作品『遊蝶花(ゆうちょうか)』『雪の発電所』など。
おかしな【笑しな】(連体)
変な。変わった。滑稽(こっけい)な。odd; ridiculous〈用例〉〜そぶりの男。〜話ばかりする。
おか‐じょうき【陸蒸気】
《陸を走る蒸気船、の意》明治初期、汽車の俗称。
おかしら‐つき【尾頭付(き)】
尾と頭がついたまま焼いた魚。とくに、タイはめでたいとされ、神事や祝事のさいに用いる。
*おか・す【犯す】(五他)
①規則・法律・道徳にそむくことをする。commit a crime; break a rule〈用例〉罪を〜。法を〜。
②性的暴行を加える。強姦(ごうかん)する。rape
犯さぬ顔(おかさぬかお)
悪い事はなにもしなかったような顔。何食わぬ顔。そしらぬ顔。
*おか・す【侵す】(五他)
①他の領域に不法に攻め入る。invade〈用例〉国境を〜。
②他の権利・尊厳などを、不当に無視する。violate〈用例〉プライバシーを〜。
*おか・す【冒す】(五他)
①危険・困難をおしきってする。強行する。brave〈用例〉危険を〜。
②害する。害を与える。harm〈用例〉やまいに〜・される。神聖さを〜。
③他の名をつぐ。他人の姓を不法に名のる。assume the name〈用例〉徳川の姓を〜。
お‐かず【御数・菜】
《もと、女房ことば。数を取り合わせることから》飯に添える副食。おさい。
お‐かた【御方】
①他人、また、その妻の敬称。
②貴人の妻・側室・子の敬称。
おがた【緒方】
〈町〉大分県南部の町。農林業の町で、米どころとして、また県下一のシイタケ産地で知られる。人口7468(1994)。
おかだ‐かんせん【岡田寒泉】
(1740-1816)江戸後期の儒学者。名は恕(はかる)。江戸の人。闇斎(あんさい)学を学び、幕府儒官に登用される。柴野栗山(しばのりつざん)・尾藤二洲(びとうにしゅう)らとともに「寛政(かんせい)異学の禁」を推進。
おかだ‐けいすけ【岡田啓介】
(1868-1953)海軍大将・政治家。福井県生まれ。連合艦隊司令長官、海相を歴任。二・二六事件で首相として襲撃されたが難をのがれる。第2次大戦末期、東条(とうじょう)内閣打倒、終戦工作などに尽力。
おがた‐けんざん【尾形乾山】
(1663-1743)江戸中期の陶芸家・画家。京都の人。光琳(こうりん)の弟。色絵陶器を得意とし、大和(やまと)絵の詩情と漢画の豪快さをあわせもつ独自の陶画を生んだ。作品『滝山水絵茶碗(ちゃわん)』『八橋(やつはし)図』など。
おかだ‐けんぞう【岡田謙三】
(1902-82)洋画家。横浜生まれ。第2次大戦後ニューヨークに住み、日本的感覚を生かした抽象画を描く。作品『元禄(げんろく)』『春』など。
おがた‐こうあん【緒方洪庵】
(1810-63)江戸末期の蘭(らん)医。備中(びっちゅう)の人。大坂で適々斎塾(適塾)を開き、大村益次郎(おおむらますじろう)・福沢諭吉(ふくざわゆきち)らを育成。のち江戸で幕府奥医師兼西洋医学所頭取。著書に、日本最初の病理学の書『病学通論』など。
おがた‐こうりん【尾形光琳】
(1658-1716)江戸中期の画家。乾山(けんざん)の兄。京都の人。装飾画を得意とし、華麗な表現の琳派(りんぱ)様式を大成。水墨画・陶器の絵付け・蒔絵(まきえ)などにも優品が多い。作品『燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)』『紅白梅図屏風』など。
おがた‐これよし【緒方準】
(1843-1909)明治の医師。緒方洪庵(こうあん)の子。大坂の人。軍医制度および医学教育の確立に貢献。
おがた‐さだこ【緒方貞子】
(1927-)国際政治学者。聖心女子大卒。カリフォルニア大で学位取得。国連公使、ユニセフ議長を経て、1991年から国連難民高等弁務官。
おかだ‐さぶろうすけ【岡田三郎助】
(1869-1939)洋画家。佐賀市生まれ。東京美術学校教授。繊細な雅趣に富んだ画風。昭和12年(1937)第1回文化勲章受章。作品『ヨネ桃の林』など。
おがた‐じゅく【緒方塾】
→適塾の別称。
おかだ‐せいぞう【岡田誠三】
(1913-)小説家。大阪生まれ。大阪外語卒。昭和19年(1944)『ニューギニヤ山岳戦』で第19回直木賞受賞。作品『失はれた部隊(ポート・モレスビー作戦惨敗の報告)』『定年後』など。
おがた‐たけとら【緒方竹虎】
(1888-1956)政治家。山形県生まれ。早大卒。朝日新聞主筆・副社長。第2次大戦中から戦後にかけて国務相・副総理などを歴任し、昭和29年(1954)吉田茂(よしだしげる)のあとを受けて自由党総裁となったが病死。
おかだ‐たけまつ【岡田武松】
(1874-1956)気象学者。千葉県生まれ。東大卒。第4代中央気象台長。日本の気象事業の確立に貢献。著書『日本気候論』。昭和24年(1949)文化勲章受章。
おかだ‐ときひこ【岡田時彦】
(1903-34)映画俳優。東京生まれ。美貌(びぼう)の二枚目として活躍。主演作『日本橋』『滝の白糸』など。
おがた‐ともさぶろう【緒方三郎】
(1883-1973)病理学者。大阪府生まれ。東大卒。東大教授。唾液腺(だえきせん)ホルモンが骨や歯などの発育に不可欠なことを確認。ビタミンB欠乏症についても研究。昭和32年(1957)文化勲章受章。
おかだ‐はんこう【岡田半江】
(1782-1846)江戸後期の文人画家。大坂の人。名は粛。父の米山人(べいさんじん)に画技を学び、父とともに大坂南画の指導的存在として活躍。
おかだ‐べいさんじん【岡田米山人】
(1744-1820)江戸後期の南画家。大坂生まれ。名は国。のびのびした描線と清澄な色彩の山水画で有名。
おがた‐まさのり【緒方正規】
(1853-1919)衛生学者。熊本県生まれ。東大卒。東大教授。ペストがネズミ類についたノミによって媒介されることを発見。また、東大医学部にわが国初の衛生学教室を開設。衛生学と細菌学を指導。
おがたま‐の‐き【小賀玉の木】
モクレン科の常緑高木。山地にはえ、社寺などでも植栽。高さ15m前後。葉は長楕円(だえん)形、深緑色でかたい。春に、径約3cmの白色の花が咲く。
おかだ‐まりこ【岡田莉子】
(1933-)映画女優。東京生まれ。岡田時彦(ときひこ)の娘。吉田喜重(よしだよししげ)監督夫人。主演作『秋津温泉』『水で書かれた物語』など。
おかだ‐よしお【岡田善雄】
(1928-)医学者。広島県生まれ。阪大医卒。阪大教授。ウイルスをネズミに接種するなどして、さまざまな細胞融合に関する研究を発表。昭和62年(1987)文化勲章受章。
おかだ‐よしこ【岡田嘉子】
(1902-92)女優・演出家。東京生まれ。長くモスクワに住んだ。主演作『日輪』『東京の宿』など。
おかだ‐りょうへい【岡田良平】
(1864-1934)文部官僚・政治家。一木喜徳郎(いちききとくろう)の兄。遠江(とおとうみ)の人。東大卒。文部官僚を経て京大総長・文相を歴任。学校軍事教練の導入など国家主義教育を実施する。
おか‐だんごむし【陸団子虫】
→だんごむし(団子虫)