おき‐まどわ・す【置き惑わす】(四他)
〈古語〉
①他と見分けがつかないように置く。〈用例〉初霜の〜・せる白菊の花(古今・秋下)。
②置き忘れて見失う。〈用例〉鍵(かぎ)を〜・し侍(はべ)りて(源氏・夕顔)。
お‐きまり【御決(ま)り】
決まっていて、いつもとちがわないこと。routine; usual〈用例〉〜の文句。
おきみ【沖美】
〈町〉広島県南西部、広島湾内の西能美(にしのうみ)島にある町。ミカン・花卉(かき)の栽培、カキの養殖がさかん。人口4797(1994)。
おき‐みやげ【置(き)土産】
①あとに残して置く土産。業績。souvenir
②あとに残された、やっかいな事がら。nuisance left〈用例〉とんだ〜さ。
おぎむら‐いちろう【荻村智朗】
(1932-94)元卓球選手。東京生まれ。日大卒。1954年(昭和29)世界卓球選手権の男子団体・シングルスで優勝。以来全種目にわたって計12回世界選手権を制覇(せいは)。国際卓球連盟(ITTF)会長。
おき‐もの【置物】
①床の間などに置くかざり物。ornament
②見かけはりっぱであるが、役に立たないもの・人。knickknack
おき‐や【置屋】
①江戸時代、遊女をかかえていた家。また、そのような職業。揚屋(あげや)や茶屋に遊女を派遣した。
②芸者をかかえている家。
おぎゃあ(副)
赤ん坊の泣き声。おぎゃあおぎゃあ。〈用例〉〜と産声(うぶごえ)をあげる。
お‐きゃん【侠】(名・形動)
《「きゃん」は唐音》若い女性が活発なこと・さま。おてんば。
おぎゅう‐そらい【徠】
(1666-1728)江戸中期の儒(じゅ)者。江戸の人。その学派は古文辞(こぶんじ)学派・けん園(けんえん)学派とよばれ、門人に太宰春台(だざいしゅんだい)・服部南郭(はっとりなんかく)らを輩出。著書『弁道』『弁名』『論語徴』など。物部(もののべ)氏の出であるため、物(ぶつ)徂徠とも称した。
お‐ぎょう【御形】
→ハハコグサの別名。ゴギョウ。
*お・きる【起きる】(上一自)
①目を覚ます。目覚める。wake up〈用例〉朝早く〜。
②眠らないでいる。stay up〈用例〉ゆうべは午前2時まで〜・きていた。
③横になっていたものが立ち上がる。起きあがる。get up; stand up〈用例〉ころんでもただは〜・きない。
④何かが始まる。事件が発生する。おこる。生じる。happen〈用例〉発作(ほっさ)が〜。紛争が〜。
起きて半畳、寝て一畳(おきてはんじょう、ねていちじょう)
《「天下取っても二合半」と続く》人ひとりが占める広さは、起きているときは畳半分、寝ているときは畳1枚分にすぎないの意から、必要以上に望まず、満足を知ることの大切さをいったもの。
お・きる【熾きる】(上一自)
火気がさかんになる。〈用例〉炭火が〜。
おき‐わす・れる【置(き)忘れる】(下一他)
①置いた場所を忘れる。mislay
②忘れて、置いてくる。leave behind
おぎわら‐しげひで【荻原秀】
(1658-1713)江戸中期の幕臣。5代将軍徳川綱吉(とくがわつなよし)のもとで勘定奉行(かんじょうぶぎょう)として貨幣改鋳による財政改革を断行。新井白石(あらいはくせき)に批判され失脚。
おぎわら‐せいせんすい【荻原井泉水】
(1884-1976)俳人。本名、藤吉(とうきち)。東京生まれ。東大卒。『層雲』主宰。自由律俳句を推進した。著書『井泉水句集』『旅人芭蕉(ばしょう)』など。
おぎわら‐もりえ【荻原守衛】
(1879-1910)彫刻家。号は碌山(ろくざん)。長野県生まれ。日本の近代彫刻の先駆者。渡仏しロダンに師事。作品『文覚(もんがく)』『女』など。
オク【屋】9画
部首 尸しかばねかんむり 教育小3
区点 1816・JIS 3230・シフト 89AE
[音] オク
[訓] や
→ 字形参照

①いえ。や。たてもの。「家屋・社屋」「屋外・屋舎」
②やね。や。「屋上(おくじょう)」〈用例〉(名)屋上、〜を架す。
屋下に屋を架す(おくかにおくをかす)
屋根の下にさらに屋根を架ける。無用なことを重ねてするたとえ。また、新鮮味のない模倣をそしって言うにも用いる。屋上、屋を架す。
オク【億】15画
部首 人・𠆢にんべん 教育小4
区点 1815・JIS 322F・シフト 89AD
[音] オク・ヨク
→ 字形参照

①数の位。万の1万倍。〈用例〉(名)〜を数える。
②きわめて多い数。「巨億」「億兆」
③おもんぱかる。推量する。
オク【憶】16画
部首 ⺗りっしんべん 常用
区点 1817・JIS 3231・シフト 89AF
[音] オク
→ 字形参照

①おもう。おもいだす。「追憶」
②《もとは臆》おもんぱかる。推量する。「憶見・憶説・憶測」
③おぼえる。わすれない。「記憶」
オク【臆】17画
部首 月にくづき
区点 1818・JIS 3232・シフト 89B0
[音] オク・ヨク

①心をおくところ。むね。「胸臆」
②おもんぱかる。推量する。「臆断」
③びくびくする。おじける。「臆病」
オク【檍】17画
部首 木きへん
区点 6090・JIS 5C7A・シフト 9EF8
[音] オク・ヨク・イ

モチノキ。モチノキ科の常緑高木。もち。
*おく【奥】
①入り口・表面・物の端などから遠くはいった所。中のほう。inner part〈用例〉山の〜。のどの〜が痛む。引き出しの〜にしまいこむ。
②表面に現れない、かくれている深い部分。また、めったに人に知られない部分。deep; secret〈用例〉心の〜。〜の手。
③家の中でふだん家族が生活している所。〈対義〉おもて。〈用例〉〜の座敷。
④江戸時代、士分以上が自分の妻をいった語。奥方。〈用例〉〜は居るか。
⑤《「みちのおく」の意》今の東北地方。みちのく。〈用例〉〜の細道。〈参考〉「当用漢字表」では「音」としてあったが、「常用漢字表」では「訓」扱いとなる。
奥が深い(おくがふかい)
物事や、人の考え・知識が深遠で、はかり知れない。profound
奥を聞こうより口聞け(おくをきこうよりくちきけ)
《問いただすまでもなく、心の内はことばの端からおしはかることができるとの意から》真相へのいとぐちは、かえって身近にある。
おく【邑久】
〈町〉岡山県南東部、吉井(よしい)川下流左岸の町。穀倉地帯。海沿いの虫明(むしあげ)は古く朝鮮使節寄港地。人口1万9784(1994)。
お・く【措く】(五他)
①とめる。やめる。give up〈用例〉その件はひとまず〜・いておこう。
②のける。のぞく。さしおく。except〈用例〉彼を〜・いて他に適任者はいない。
*お・く【置く】
[一](五自他)
①(他)
(ア)ある場所にすえる。のせる。put〈用例〉机を窓ぎわに〜。手をひざのうえに〜。
(イ)人や物に役割や位置を与えて機能させる。assign; place〈用例〉ビルに管理人を〜。
(ウ)制度や施設・機関・役職などを配置する。set up〈用例〉海外に支店を〜。
(エ)人を住まわせる。いさせる。住み込ませる。〈用例〉下宿人を〜。
(オ)その状態のままにする。ある場所にとどめる。残したままそこを離れる。leave〈用例〉かばんを〜・いたまま帰ってしまう。妻子を〜・いて蒸発する。
(カ)人や物を他者に支配や影響される状況下に位置させる。hold〈用例〉多数の企業を傘下に〜。
(キ)間隔をあける。間に一定の距離や時間をあける。はさむ。〈用例〉1年の別居期間を〜・いて離婚した。距離を〜・いてつき合う。
(ク)よい状態に保つ。keep〈用例〉この肉は明日まで〜・けるか。
(ケ)そろばんや算木で、ある数値を表すように操作する。〈用例〉3と〜。
(コ)質や抵当に預ける。〈用例〉家を抵当に〜。
(サ)目標・中心・重点・比重などを定める。すえる。集約する。put〈用例〉環境保護に重点を〜・いた政策。夫は妻に絶対の信頼を〜。
(シ)あることを心に留める。〈用例〉念頭に〜・いて行動する。
②(自)露や霜がおりる。be formed〈用例〉草に〜露。
[二](補動)《「…ておく」の形で》
①そのままの状態に放置する。続けさせる。〈用例〉自転車を置きっぱなしにして〜。けんかさせて〜。
②前もって…する。準備する。〈用例〉授業へ出る前に教科書を読んで〜。部屋をかたづけて〜。
③ひとまず…する。〈用例〉この辞表はいちおう預って〜・こう。
一目置く(いちもくおく)
→いちもく(一目)
お・く【擱く】(五他)
書きやめる。書き終わる。stop writing〈用例〉筆を〜。
お・く【招く】(四他)
〈古語〉
まねく。まねきよせる。〈用例〉月立ちし日より〜・きつつうち慕(じの)ひ(万葉・19・4196)。
お・く【起く】(上二自)
〈古語〉
→おきる(起きる)
おく‐あたわず【措く能わず】(連語)
とめることができない。やめられない。いつもする。〈用例〉愛唱〜。感嘆〜。
おく‐いし【奥医師】
江戸幕府の職名。将軍や大奥の者の診療に当たった医官。御近習(きんじゅ)医師。御側(おそば)医師。
おくいずみ‐ひかる【奥泉光】
(1956-)小説家。山形県生まれ。国際基督(キリスト)教大卒。本名は奥泉康弘。平成6年(1994)1月『石の来歴』で第110回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『ノヴァーリスの引用』『三つ目の鯰(なまず)』など。
おく‐がい【屋外】
家のそと。戸外。outdoors〈対義〉屋内。
おくがい‐かぐ【屋外家具】
→ストリートファニチャー
おくがい‐こうこく【屋外広告】
通行人を対象として屋外に掲げられる広告。看板・立て看板・ポスター・ネオンサイン・アドバルーンなど。outdoor advertisement
おく‐がき【奥書】
①巻物・書物の終わりに書く文。とくに、その筆者名・由来などについての書き入れ。afterword〈対義〉前書き。
②芸能の奥義(おうぎ)を伝授するとき、師匠が門弟に与える証文。
③役所で、記載の事柄が正しいことを証明するため、書類の終わりに書く文。endorsement
おく‐がた【奥方】
①「貴人の妻」の敬語。
②奥さん。
おく‐ぎ【奥義】
→おうぎ(奥義)
おくきぬ‐おんせんきょう【奥鬼怒温泉郷】
栃木県塩谷(しおや)郡栗山(くりやま)村にある温泉郷。鬼怒川源流の沢沿いに点在する八丁ノ湯・加仁湯(かにゆ)・日光沢・手白沢(てじろざわ)温泉の総称。原生林に囲まれた自然美豊かな温泉。
お‐ぐさ【小草】
小さい草。また、草の美称。
おく‐ざしき【奥座敷】
家の奥のほうの、家族のいる部屋。〈対義〉表座敷。
おく‐さま【奥様】
他人の妻や主婦、または女主人を言う敬語。
おく‐さん【奥さん】
「おくさま」より軽い意の敬語。
おく‐じ【憶持】(名・サ変他)
①心に念じて、信仰すること。
②思慮があること。
憶持も無し(おくじもなし)
話にならない。愚にもつかない。
お‐ぐし【髪】
「かみの毛」の丁寧語。みぐし。
おぐし‐あげ【髪上げ】(名・サ変自)
貴人のかみを結うこと。また、それをする人。みぐしあげ。
おく‐しゃ【屋舎】
家屋。建物。
オクジャワ【Bulat Shalvovich Okudzhava】
(1924-)ソ連の小説家・自作自演の歌手。詩集のほか小説『少年兵よ、達者で』『哀れなアブロシモフ』『シーポフの冒険』など。
おく‐しょいん【奥書院】
家の奥のほうに設けられた書院。〈対義〉表書院。
おく‐じょう【屋上】
①屋根の上。on the roof
②ビルなどの屋根の上の平らなところ。rooftop
屋上屋を架す(おくじょう、おくをかす)
《屋根の上にまた屋根をつくる意。『顔氏家訓』「序致」の屋下(おくか)に屋を架すから》重複して無益であることにいう。
おくじょう‐ていえん【屋上庭園】
建物の屋上に土を入れて造った庭。都市生活での憩(いこ)いの場として造られる。ルーフガーデン。rooftop garden
おく‐じょうるり【奥浄璃】
奥州(おうしゅう)で伝承された古浄瑠璃。江戸時代、仙台地方で盲法師などが琵琶(びわ)や扇、三弦(さんげん)の拍子(ひょうし)で語った。御国(おくに)浄瑠璃。
おく‐じょちゅう【奥女中】
江戸時代、将軍家・諸大名家の奥向きで仕えた女中。
おくしり【奥尻】
〈町〉北海道南西部、奥尻島からなる町。イカ・ホッケなどの漁と水産加工業が発達。人口4381(1994)。
おくしり‐とう【奥尻島】
北海道南西部、渡島(おしま)半島西方にある島。面積143km2。神威(かむい)山585mが最高峰。海岸段丘が顕著。
オクス【ox】
ウシ。とくに雄牛、あるいは労役用・食用に去勢した雄牛の英名。
おく・する【臆する・憶する】(サ変自)
こわがって、おどおどする。気おくれする。be timid〈用例〉〜風(ふう)もなく立ち向かう。
おく‐せつ【憶説・臆説】
①根拠のない説。guesswork
②こうではないかと考えた意見。conjecture〈比較〉仮説。
おく‐そく【憶測・臆測】(名・サ変他)
たぶんこうだろうという不確実な推測。当て推量。conjecture; guess〈用例〉〜をたくましくする。
おく‐そこ【奥底】
①奥深い所。bottom
②本心。心底。one's heart
オクタ【octa】(接頭)
ギリシア語で、8の意。〈用例〉〜パス。
オクターブ【octave】
音楽で、完全8度の音程。全音階(長・短音階)は7音からなり、第8音は出発音とよく協和する同名の音となる。この第1音と第8音の関係をさす。〈用例〉1〜高い。
オクターブが上がる(オクターブがあがる)
声が高くなる。興奮してつい調子が高くなる。rising of voice; talking excitedly
オクタヴィアヌス【Octavianus】
→アウグストゥスの本名。
おくだ‐えいせん【奥田穎川】
(1753-1811)江戸後期の京都の陶工。京焼で初めて磁器を作る。呉須(ごす)赤絵にすぐれる。
おくだ‐げんそう【奥田元宋】
(1912-)日本画家。本名は厳三。広島県生まれ。日彰館中卒。近代的な色彩と、古典的な南画の伝統を融合させた風景画に独自の画風を確立。昭和59年(1984)文化勲章受章。
おくただみ‐ダム【奥只見ダム】
福島・新潟県境、只見川上流のダム。有効貯水量4億5800万m3。電源開発のために建設された。銀山湖。
おくたてしな‐おんせんきょう【奥科温泉郷】
長野県茅野(ちの)市北山にある温泉郷。標高1400〜1800mの渋(しぶ)川の渓谷沿いに点在する明治・渋川・渋・渋ノ湯温泉の総称。
おく‐たま【奥多摩】
東京都西部、多摩川上流域一帯の通称。都の水源林がある。
おくたま【奥多摩】
〈町〉東京都西端の町。林業・シメジ栽培・石灰岩採掘などを行う。奥多摩湖・日原(にっぱら)鍾乳洞(しょうにゅうどう)などのある観光地。人口8542(1994)。
おくたま‐こ【奥多摩湖】
東京都西端、多摩川上流の人造湖。面積4.3km2。東京都の用水・発電用の小河内(おごうち)ダム建設でできた。
オクタン【octane】
化学式C8H18 炭素の数が8個のアルカン。単にオクタンとよばれるものは直鎖状。18個の異性体が存在する。原油の分留で得られる。
おく‐だん【憶断・臆断】(名・サ変他)
根拠もなく、推測して決める判断。推断。
オクタン‐か【オクタン価】
ガソリンのアンチノック性を示す値。値が大きいほどノッキングを起こしにくい。性能のよいイソオクタンと悪いノルマルヘプタンのオクタン価をそれぞれ100と0とし、両者を混合した標準燃料と比較して決める。octane value
おく‐ち【奥地】
海辺や開けた町・都市から遠くはなれている地域。interior〈用例〉アフリカの〜。
おくち【尾口】
〈村〉石川県南部、白山(はくさん)北麓(ほくろく)の村。林業が主体。白山の入り口。岩間(いわま)温泉がある。人口866(1994)。
おく‐ちちぶ【奥秩父】
埼玉県西部、秩父盆地から西の地域の通称。甲武信ケ岳(こぶしがたけ)・三峰(みつみね)山や、秩父湖・中津(なかつ)峡などの景勝地がある。
おぐち‐びょう【小口病】
明治40年(1907)に、小口忠太(ちゅうた)が発見した遺伝性の眼底病。幼時から夜盲があるが、視力・色覚には異常を呈さないもの。Oguchi disease
おく‐ちょう【億兆】
①非常に多い数。multitude
②人民。万民。the masses〈用例〉〜心を一つにする。
おくつ【奥津】
〈町〉岡山県北部の町。湯郷(ゆのごう)・湯原とともに美作(みまさか)三湯として知られる温泉町。足ぶみ洗濯の風習が残り、天然記念物の甌穴(おうけつ)で有名。人口2372(1994)。
おく‐つ‐かた【奥つ方】
〈古語〉
《「つ」は「の」の意の格助詞》奥のほう。奥まった所。〈用例〉あづま路(ぢ)の道の果てよりもなほ〜に(更級)。
おく‐つ‐き【奥つ城・奥津城】
《「つ」は「の」の意の格助詞》
①神道で神霊の鎮(しず)まる居所。
②墓所。
おく‐づけ【奥付】
書物の終わりの、著者・出版者・発行年月日などを印刷したページ。colophon
おく‐て【稲・生・奥手】
①成熟する時期の遅いイネの品種。おく。late rice〈対義〉中手・早稲(わせ)
②時期より遅くに咲く草花や、実りの遅い果実・野菜。late crops〈対義〉早生(わせ)
③成熟の遅い人。slow to mature
おくて‐たいふう【奥手台風】
晩秋・初冬のころの台風。
おく‐でん【奥伝】
その技芸の奥義を師から受けること。奥許し。esoterics〈対義〉初伝。
オグデン【Ogden】
アメリカ西部、ユタ州北部の商工業都市。1847年モルモン教徒が建設した。人口6.4万(1990)。
オクトパス【octopus】
→タコ
おく‐ない【屋内】
家のなか。indoor〈対義〉屋外。〈用例〉〜競技場。
お‐くに【御国】
①相手、また、自分の国をいう敬語。your country
②相手のふるさとをいう敬語。your hometown〈用例〉〜はどちら。
③近世、諸大名の領地。〈用例〉〜がえ。
おくに【阿国】
→いずものおくに(出雲の阿国)
おぐに【小国】
〈町〉山形県南西部、荒川上流の町。石英ガラスなどの工業と農林業が中心。飯豊(いいで)山・朝日岳の山々や景勝地赤芝(あかしば)峡がある。人口1万1128(1994)。
おぐに【小国】
〈町〉新潟県中部、柏崎(かしわざき)市東隣の町。農業のほか、木工・繊維工業。小国和紙の産地。人口8206(1994)。
おぐに【小国】
〈町〉熊本県北部、小国盆地の町。小国杉は有名で、製材・牧牛・シイタケ栽培がさかん。杖立(つえたて)温泉がある。人口1万(1994)。
おくに‐いり【御国入り】
①江戸時代、大名が参勤交代で帰国したこと。
②大臣・代議士などが自分の選挙区に帰ること。
おくに‐かぶき【阿国歌舞伎】
出雲(いずも)大社の巫女(みこ)ともいわれる阿国が、慶長(けいちょう)8年(1603)ごろ京都で流行させた舞踊。歌舞伎の元祖とされる。
おくに‐ことば【御国言葉】
ふるさとのことば。国なまり。dialect
おくに‐じまん【御国自慢】
母国や出身地の自慢をすること。boast of one's native place
おく‐にっこう【奥日光】
栃木県北西部、華厳滝(けごんのたき)から北西の地域。男体(なんたい)山・中禅寺(ちゅうぜんじ)湖・湯ノ湖などが含まれる。
おぐに‐ぬま【雄国沼】
福島県北西部、磐梯(ばんだい)高原西部の湖。面積5km2。最深4.6m。カルデラ湖で、周辺のミズバショウなどの湿原植物は有名。
おく‐の‐いん【奥の院】
本社・本堂より奥の、山上や岩穴などに、神や仏を祭ってある堂。inner shrine
おく‐の‐て【奥の手】
①二のうで。upper arm
②奥義。ひけつ。ごくい。secret
③たやすく人に知らせないわざ・計略。last resort〈用例〉〜を出す。
おくのと‐きゅうりょう【奥能登丘陵】
石川県の能登半島北部にある丘陵性山地。第三紀層が主。北側は海食崖(かいしょくがい)、南側は海岸段丘。
おくのほそみち【おくのほそ道】
松尾芭蕉(まつおばしょう)の俳諧(はいかい)紀行文。元禄(げんろく)15年(1702)刊。同2年(1689)晩春、門人曾良(そら)と江戸を出て奥羽・北陸の歌枕(うたまくら)を訪れ、大垣(おおがき)に至る150日間の旅行記。奥の細道。
おくの‐まさつな【奥野昌綱】
(1823-1910)明治初期の牧師。江戸の旗本出身。幕末にヘボンの日本語教師になり、辞書『和英語林集成』を編集。受洗し聖書和訳に参与、のち全国各地で伝道。
おくのみや‐けんし【奥宮健之】
(1857-1911)明治の社会運動家。高知県生まれ。自由民権運動に参加し、人力車夫を集めて車会(しゃかい)党を結成。大逆(たいぎゃく)事件に連座して刑死。
おく‐ば【奥歯】
口の奥のほうにはえる、上下左右各5本、計20本の歯。大小の臼歯(きゅうし)。molar
奥歯に衣着せる(おくばにきぬきせる)
→奥歯に物が挟まる」と同意。
奥歯に剣(おくばにつるぎ)
敵意を抱きながら、表に現さないことのたとえ。
奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)
思うことをはっきり言わないたとえ。思わせぶりである。奥歯に衣(きぬ)着せる。
おくはら‐せいこ【奥原晴湖】
(1837-1913)女流日本画家。本名、節(せつ)。下総(しもうさ)古河(こが)藩家老の娘。明治初期に豪放磊落(らいらく)な文人画で名声を得た。
おくび
胃の中のガス・空気が口に出たもの。げっぷ。belch; burp
おくびにも出さない(おくびにもださない)
かたく口をとじて言わない。そぶりにも見せない。keep a poker face
おく‐びょう【臆病・憶病】(名・形動)
小さなことでもこわがるようなこと・性質・さま。びくびくすること・さま。小心。怯懦(きょうだ)。cowardice; timidity〈対義〉勇敢。〈用例〉すっかり〜になる。〜な動物。〈派生〉おくびょうさ(名)
臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
おじけづく。こわがる。get nervous
臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
臆病者が、神仏の名をむやみに唱えて加護を祈ること。
臆病の自火に責めらる(おくびょうのじかにせめらる)
臆病者が、こわがらなくてもよいことまで恐れ、いたずらに苦しむことにいう。
おく‐ふか・い【奥深い】(形)
=おくぶかい。
①表・入り口から遠い。deep
②意味が深い。profound〈用例〉〜学問。〈派生〉おくふかさ(名)
おくまかぶと‐まつり【お甲祭(り)】
石川県鹿島(かしま)郡中島町の、久麻加夫都阿良加志比古(くまかぶとあらかしひこ)神社で9月20日に行われる神事。乱舞する猿田彦(さるたひこ)を先頭に近郷末社の神輿(みこし)、枠旗(わくばた)が集まる。
おく‐まつり【奥纏り】
裁縫のまつり方の一種。表地の伸縮に合わせて裏地も融通がきくように、裏布の裾(すそ)を折り返し、折り返した奥をまつること。ジャケットの裾部分などに用いる。
おぐま‐ひでお【小秀雄】
(1901-40)詩人。小樽(おたる)市生まれ。昭和10年代プロレタリア詩派の代表。長編叙事詩にすぐれた。詩集『飛ぶ橇(そり)』『流民詩集』など。
おく‐ま・る【奥まる】(五自)
奥深くなる。deepen〈用例〉〜・った所。
おく‐まん【億万】
たいへん数の多いこと。〈用例〉〜長者。
おくまん‐ちょうじゃ【億万長者】
大金持ち。大富豪。billionaire