- お‐くみ【▼衽・▼袵】
- 《「おおくび」の転》和服の部分名称。両前身頃(まえみごろ)に縫いつけ、左右の前の重なりを深くする半幅の布。
- おくみ‐さがり【▼衽下がり】
- 和服の、肩山から衽先(剣先)までの寸法。また、その部分。男物は21cm、女物は23cmが標準。
- おく‐むき【奥向き】
- ①家の奥のほう。居間・台所など。
- ②家事に関すること。
- おくむら‐いおこ【奥村▽五▽百子】
- (1845-1907)明治期の社会運動家。肥前の人。尊攘(そんじょう)運動に参加し、維新後は征韓(せいかん)論に共鳴するなど政治に傾倒。明治34年(1901)軍人遺族の救済などを目的に愛国婦人会を創立。
- おくむらぐみ【(株)奥村組】
- 建設業。建築・土木会社。昭和13年(1938)設立。本社は大阪市阿倍野(あべの)区松崎町。
- おくむら‐とぎゅう【奥村土牛】
- (1889-1990)日本画家。東京生まれ。本名、義三。地味で清潔な画風。昭和37年(1962)文化勲章受章。作品『仔馬(こうま)』『鳴門(なると)』など。
- おくむら‐まさのぶ【奥村▽政▽信】
- (1686-1764)江戸中期の浮世絵師。俗称は源八。絵草紙問屋も営む。墨摺(すみず)りから紅摺(べにず)りにいたる諸手法で制作。幅広柱絵を創案、浮き絵の作もある。
- 臆面もなく(おくめんもなく)
- 気おくれするふうもなく。ずうずうしく。boldly
- おく‐やま【奥山】
- 奥のほうにある山。人里を遠くはなれた山。深山。deep mountain〈対義〉外山(とやま)・端山(はやま)。
- おくやま‐の【奥山の】
- [枕ことば]《山が深いこと、また、真木(まき)(ヒノキ)は奥山にはえることから》「深き・真木」などにかかる。〈用例〉〜真木の板戸をとどとしてわが開かむに入り来て寝(な)さね(万葉・14・3467)。
- おく‐ゆかし・い【奥床しい】(形)
- 上品で、深みがあり、なんとなく心がひかれる。graceful〈派生〉おくゆかしが・る(五自)おくゆかしげ(形動)おくゆかしさ(名)
- おく‐ゆき【奥行(き)】
- 家や土地の表から裏までの距離。depth〈対義〉間口。
- 奥行きが深い(おくゆきがふかい)
- 「→奥が深い」と同意。
- おく‐ゆるし【奥許し】
- 奥義をさずけられること。奥伝。〈比較〉皆伝。〈対義〉初許し。
- お‐くら【▽御蔵・▽御倉】
- 《俗語》
- ①使わずにしまうこと。
- ②発表するはずだったものが中止になること。おくら。〈用例〉〜になる。
- ③質(しち)にはいっていること。
- 御蔵に火が付く(おくらにひがつく)
- 他人のことと笑っていたが、今度は自分の問題になってきた。事態が切迫する。
- オクラ【okra】
- アオイ科の一年草。高さ1〜2m。夏、大きな黄色の花が咲き、実のさやは断面が5角の星形。若い実は食用。世界各地で栽培。インド北部原産。オカレンコン。アメリカネリ。
- おぐら【小倉】
- 京都市右京(うきょう)区嵯峨(さが)小倉山付近の古名。
- おぐら‐あん【小倉▼餡】
- ねりあんに煮あずきを粒状のまま混ぜた、あずきあん。
- おぐら‐いけ【▽巨▼椋池】
- 京都府宇治市と久御山(くみやま)町にまたがって存在した池。宇治川が流入していたが豊臣秀吉(とよとみひでよし)が分離。昭和期の干拓で池は消滅。
- おくら‐いり【▽御蔵入り】
- =おくら。
- ①使う予定のない品物を蔵にしまうこと。
- ②《俗語》予定していた興行・演目などが取り止めになること。〈用例〉〜になった脚本。
- ③《俗語》計画していた事が中止になること。
- おぐら‐きんのすけ【小倉金▼之助】
- (1885-1962)数学者・科学史家。山形県生まれ。東京物理学校卒。日本科学史学会会長。数学教育の近代化に貢献。著書『数学教育史』など。
- おぐら‐さんそう【小倉山荘】
- 京都嵯峨(さが)小倉山麓(さんろく)にあった藤原定家(ふじわらのさだいえ)の山荘。定家はここで『小倉百人一首』を撰(せん)したと伝えられる。
- おくら・せる【遅らせる】(下一他)
- 遅れるようにする。遅らす。put off〈対義〉進める。
- おぐら‐に【小倉煮】
- あずきを使った煮物。カボチャ・サトイモなどと煮る。
- おぐら‐ひゃくにんいっしゅ【小倉百人一首】
- 秀歌選。藤原定家(ふじわらのさだいえ)が小倉山の別荘で撰(せん)したものと伝えられるが、異論もある。天智(てんじ)天皇から順徳天皇までの570年間の歌人100人の秀歌を1首ずつ集めたもの。江戸時代以降、歌がるたにもなる。
- オクラホマ【Oklahoma】
- アメリカ中南部の州。州都オクラホマシティ。牧畜と麦類、トウモロコシなどの農業がおもだが、石油・天然ガスの産出量も多い。長くアメリカ原住民の居留地であった。人口318.9万(1990)。
- オクラホマ【Oklahoma!】
- アメリカのミュージカル。作曲リチャード=ロジャーズ、台本オスカー=ハマースタイン2世。中西部開拓時代を背景にした作品。1943年初演。55年映画化。
- オクラホマ‐シティ【Oklahoma City】
- アメリカ中南部、オクラホマ州の州都。周辺に広がる酪農・油田地帯の中心で交通の要衝。人口44.5万(1990)。
- おぐら‐やま【小倉山】
- 京都市北西部、保津(ほづ)川北岸にある山。標高295m。詩歌で名高く紅葉の名所。二尊院などがある。
- おぐら‐ゆき【小倉遊▼亀】
- (1895-2000)女流日本画家。大津市生まれ。奈良女高師卒。安田靫彦(やすだゆきひこ)に師事。濶達(かったつ)豊潤な色彩と技法に定評がある。昭和55年(1980)文化勲章受章。作品『浴女』『夏の客』など。
- おくり【送り】
- ①見送ること。see off〈用例〉駅へ〜に行く。野辺の〜。
- ②届けること。send〈用例〉荷物を〜に出す。
- ③「送り状」の略。
- おくり‐あし【送り足】
- ①武道で、踏み込んだ足に後ろ足を引き寄せる動作。
- ②相撲で、吊(つ)り上げた相手を土俵外に出すとき、自分の足を土俵外に踏み出してから相手を土俵外におろすこと。負けにならない。
- おくり‐おおかみ【送り狼】
- 《すきを見て食いつこうと、あとをつけているオオカミ、の意》親切そうに、女性を家まで送ると言って、途中で誘惑しようとする男。
- おくり‐がな【送り仮名】
- ①漢文を訓読するとき、右下に小さく付ける片仮名。
- ②漢字を用いて和語を書くとき、読みを確定するため、漢字の下に続けて書く仮名。「読む」の「む」、「読み書き」の「み・き」など。
- おぐり‐こうずけのすけ【小▼栗▽上▽野▽介】
- (1827-68)江戸末期の幕臣。名は忠順(ただまさ)。万延(まんえん)元年(1860)遣外使節として渡米。フランスと結んで幕府財政や洋式軍備充実など幕権の強化を企図。戊辰(ぼしん)戦争の抗戦派で、維新後、官軍に捕らえられ上野国(こうずけのくに)で斬首(ざんしゅ)。
- おくり‐こ・む【送り込む】(五他)
- 人や物を送っていって、目的の所に確かに届ける。送り入れる。send
- おくり‐じょう【送り状】
- 商品を発送するとき、荷受人に送る書面。運送状。送り。invoice
- おくり‐だ・す【送り出す】(五他)
- ①出て行く人を送る。see〈用例〉卒業生を〜。
- ②荷物などを発送する。send
- ③相撲で、相手の背後に回り込んで土俵の外に出す。
- おくり‐つ・ける【送り付ける】(下一他)
- 一方的に送り届ける。send
- おくり‐とど・ける【送り届ける】(下一他)
- 荷物を送って先方に着かせる。人を先方まで送っていく。send
- おくり‐な【▼諡・贈り名】
- 死後に、その人の行いや人格などをたたえておくる名。〈比較〉いみな。
- おくり‐ぬし【送り主】
- 金銭や品物を送った人。発送人。発送者。sender
- おくり‐び【送り火】
- 盂蘭盆(うらぼん)の終わりの日に、祖先の霊を送るために門前でたく火。〈対義〉迎え火。
- おぐり‐ふうよう【小▼栗風葉】
- (1875-1926)小説家。本名は加藤磯夫(かとういそお)。愛知県生まれ。尾崎紅葉(おざきこうよう)門下として活躍。小説『青春』など。
- おくり‐まじ【送り▽真▽風】
- 陰暦7月ごろに吹く南風。盆の精霊(しょうりょう)送り後に吹き、本州太平洋岸一帯は好天となる。
- おくり‐むかえ【送り迎え】(名・サ変他)
- 人を送ることと迎えること。送迎。seeing off and welcoming
- おぐり‐むしたろう【小▼栗虫太郎】
- (1901-46)小説家。本名は栄次郎(えいじろう)。東京生まれ。異色の推理小説を発表。小説『黒死館殺人事件』など。
- おくり‐もの【贈(り)物】
- 人に品物を贈ること。また、そのもの。鎌倉(かまくら)時代には内裏(だいり)・親王・大臣家に進献する品を進物(しんもつ)、同等以下に贈遣する品を贈り物といい、進物奉行・贈物奉行の職も設けられていた。gift; present
- *おく・る【送る】(五他)
- ①物や情報を離れたところへ移動させて、届くようにする。send〈用例〉荷物を〜。信号を〜。合図を〜。
- ②ある場所・機関へ派遣する。dispatch〈用例〉人材を〜。夫や息子を戦場へ〜のはつらい。
- ③去って行く人に別れをつげる。見送る。see off〈対義〉迎える。〈用例〉これをもって〜ことばとする。空港で友人を〜・った。
- ④去っていく人にある地点までついて行く。〈対義〉迎える。〈用例〉客を車で〜。
- ⑤月日・時間を過ごす。暮らす。spend; pass〈用例〉幸せな人生を〜。いたずらに月日を〜。
- ⑥順に相手、または場所を移していく。受け渡す。move on〈用例〉ボールを〜。ひざを〜・って席をつめる。当番を名簿の順に〜。
- ⑦死者に別れを告げる。〈用例〉ひつぎを〜。死者を〜・った。
- ⑧漢字に送りがなをつける。〈用例〉「上がる」には「がる」を〜。
- *おく・る【贈る】(五他)
- ①感謝・愛情・祝福などの気持ちを表すために人にものを与える。present〈用例〉誕生日にカーネーションを〜。参加者に記念品を〜。はなむけのことばを〜。喝采を〜。
- ②官位や称号を与える。confer〈用例〉ノーベル平和賞を〜。
- お‐ぐるま【小車】
- キク科の多年草。湿地にはえ、観賞用にも栽培。高さ30〜60cm。葉は互生し無柄。夏に、黄色い頭花をつける。
- お‐くるみ【▽御▽包み】
- 赤ちゃんをくるむ四角形の布または薄いふとん。保温などの目的で使用する。
- おくれ【後れ】
- ①負け、おとること。be defeated
- ②おじけづくこと。be scared
- 後れを取る(おくれをとる)
- 人に先をこされる。おとる。be beaten
- おくれ【遅れ】
- 決まった時刻より遅くなること・程度。be late
- おくれ‐げ【後れ毛】
- 《あとからはえた髪の毛、の意》女性の両鬢(びん)やうなじなどの、束ねられないでほつれた髪の毛。loose hair
- おくれ‐さきだ・つ【後れ先だつ】(五自)
- ①あとになり先になる。
- ②ある者は死に、ある者は生き残る。
- おくれ‐ばせ【後れ▼馳せ】
- 〈対義〉さきがけ。
- ①あとからかけつけること。late arriving
- ②時機をのがしてしまうこと。手おくれ。too late
- *おく・れる【後れる】(下一自)
- ①時勢や流行についていけない。behind the times〈用例〉流行に〜。
- ②ひまどる。be backward〈用例〉生育が〜。
- ③負ける。おとる。be retarded〈用例〉進歩に〜。学力が〜。
- ④死なれて、あとに残る。〈用例〉夫に〜。
- *おく・れる【遅れる】(下一自)
- ①時刻・時間・期限が予定や基準よりあとになる。おそくなる。be late〈用例〉会合に〜。完成が〜。
- ②進み方が普通・標準よりおそい。おくれた状態になる。be retarded〈対義〉進む。〈用例〉工事予定が大幅に〜・れている。
- おぐろ‐しぎ【尾黒▼鷸】
- シギ科の鳥。嘴(くちばし)・脚が長く、尾が黒い。全長約40cm。ユーラシア大陸北部などで繁殖し、東南アジア・オーストラリアなどで越冬するので、日本では旅鳥。
- お‐くんち【▽御▽九▽日・▽御▽供▽日】
- 《「おくにち」の転》陰暦の9月9日、重陽(ちょうよう)の日に行われる秋祭りの行事。とくに、長崎県長崎市諏訪(すわ)神社の祭りが有名。東日本では9月9日・19日・29日をも含めて祝い、九州地方では9月9日に限らず一般に祭礼の日をさす。おくにち。くんち。お宮日。
- おけ【▼桶】
- 《もと、「麻(お)」を入れる「笥(け)」の意》水などを入れる、木製で円筒形の容器の総称。へぎ板を巻いた曲げ桶と、細長い板を縦に並べて箍(たが)でしめた結い桶がある。材質はスギ・ヒノキなど。かたちは手桶・風呂(ふろ)桶など用途によりいろいろ。pail; bucket; tub
- 桶な物、打ち明ける(おけなもの、うちあける)
- 桶の中の物をすべてあけてしまうように、心の中を包みかくさない。
- オケアノス【Ōkeanos(ギリシア)】
- ギリシア神話で天空神ウラノスと大地母神ガイアの子。ティタン神族の一人。大河あるいは大洋の神で、海と川を支配する神々の父とされる。Oceanus
- オケーシー【Sean O'Casey】
- (1880-1964)アイルランドの劇作家。ダブリン下層市民の姿を悲喜劇風に描いた。戯曲『義勇兵の影』『ジュノーと孔雀(くじゃく)』『銀の杯』など。
- おけがわ【▼桶川】
- 〈市〉埼玉県東部の市。旧宿場町。精密機械工業、近郊農業などがさかん。宅地も多い。人口7万2002(1994)。
- オケゲム【Johannes Ockeghem】
- (1425ごろ-95ごろ)フランドル楽派の指導的作曲家。対位法作法を発展させた。作品はミサ曲・モテットなど。
- おけさ‐ぶし【おけさ節】
- 日本民謡。諸種あるが全国的に有名なのは『佐渡おけさ』、他に『越後おけさ』など。
- お‐けつ【悪血】
- 病毒のまじった血。黒血。bad blood
- お‐けつ【お血】
- 血液の循環が悪くなること。また、とどこおっている血液。
- おけと【置戸】
- 〈町〉北海道東部、常呂(ところ)川上流の町。畑作・酪農・木材工業がさかん。人口4617(1994)。
- おけはざま【▼桶▽狭間】
- 織田信長(おだのぶなが)が今川義元(いまがわよしもと)と戦った古戦場。現在の愛知県豊明(とよあけ)市栄町と名古屋市緑区にまたがる付近。
- おけはざま‐の‐たたかい【▼桶▽狭間の戦い】
- 織田信長(おだのぶなが)と今川義元(いまがわよしもと)の戦い。永禄(えいろく)3年(1560)信長は桶狭間に義元を奇襲、敗死させた。
- おけら【▼朮・▽白▼朮】
- キク科の多年草。山野にはえる。高さ約50cm。葉は互生。秋に、白や淡紅色の頭花をつける。若芽は食用。根茎は漢方薬。屠蘇(とそ)散の原料。
- お‐けら【▼螻▼蛄】
- ①昆虫の、→ケラ。mole cricket
- ②《俗語》いちもんなし。すかんぴん。flat broke
- おけら‐まいり【▼朮参り】
- 大晦日(おおみそか)から元旦にかけて、京都の八坂(やさか)神社へ浄火を受けに参詣(さんけい)すること。おけらは薬用植物とされ、浄火に混ぜて焚(た)いて悪疫除(よ)けとする。朮祭り。
- おけ‐る【▼於ける】(連語)
- 《動詞「おく」の已然(いぜん)形に助動詞「り」の連体形「る」が付いたもの。「…における」の形で》…での。…の場合の。〈用例〉茶室に〜作法。
- おこ【▽痴・▼烏▼滸・尾▼籠】(名・形動ナリ)
- 〈古語〉
- おろかなこと・さま。ばからしいこと・さま。〈用例〉〜にも見え、人にも言ひ消たれ(徒然・167)。
- オゴウェ‐がわ【オゴウェ川】
- (Ogoué)アフリカ中部、ガボンを西に流れ、ギニア湾に注ぐ川。長さ900km。同国の重要な水路。
- おごうち‐ダム【小▽河▽内ダム】
- 東京都西部、多摩川に建設されたダム。有効貯水量1億8540万m3。東京都の上水道・農業・発電用。ダム湖は奥多摩湖。観光地になる。
- おこえ‐がかり【お声掛(か)り】
- 上役や権力のある者の口ぞえ・紹介。recommendation
- おごおり【小▽郡】
- 〈市〉福岡県中部の市。野菜・植木栽培などがさかん。福岡市の衛星住宅都市。人口4万9446(1994)。
- おごおり【小▽郡】
- 〈町〉山口県、山口市南西隣の町。旧宿場町。鉄道が集中、新幹線の駅もある交通の要地。人口2万1758(1994)。
- おこ‐がまし・い【▽痴がましい】(形)
- ①ばかばかしい。ridiculous〈用例〉〜話だ。
- ②なまいきだ。出過ぎている。impudent〈用例〉〜ふるまい。
- ③しゃくにさわる。irritating〈用例〉口にするも〜。〈派生〉おこがましげ(形動)おこがましさ(名)
- おこ‐が・る【▽痴がる】(四自)
- 〈古語〉
- おろかに思う。ばかばかしく思う。おかしがる。〈用例〉男ども、〜・りあざけりて(宇治拾遺・30)。
- お‐こげ【▽御焦げ】
- めしをたいたとき、できた焦げ。
- おこさま‐ランチ【▽御子様ランチ】
- 子ども向きの料理。少量ずつ、種類を多く一皿に盛りつけ、小旗を立てたり、おまけのおもちゃを添えたりする。百貨店の食堂から広まった。
- おこし【興】
- 蒸してかわかしたもち米やアワを煎(い)って、ゴマ・豆・クルミなどを加え、砂糖やあめで固めた干菓子(ひがし)。
- お‐こし【▽御越し】
- 「行くこと」「来ること」の尊敬語。
- おこじょ
- イタチ科の動物食獣。体長20cm前後。夏は褐色、冬は尾端の黒色部以外は純白。亜高山から高山に多い。本州中部以北、ユーラシア・北アメリカに分布。エゾイタチ。ヤマイタチ。ermine; stoat
- *おこ・す【起(こ)す】(五他)
- ①倒れているもの、横になっているものを立たせる。立てる。raise〈対義〉倒す。〈用例〉倒れた木を〜。上半身を〜。
- ②ねむりをさまさせる。wake up〈用例〉明朝5時に〜・してください。
- ③事態や動き、または社会現象を生じさせる。give rise to〈用例〉もんちゃくを〜。洪水を〜。桜島が爆発を〜。
- ④生理現象や心理的な欲求・感情を生じさせる。arouse〈用例〉ヒステリーを〜。やる気を〜。食べ過ぎて腹痛を〜。
- ⑤土をほりかえす。開墾する。plow〈用例〉荒れ地を〜。
- ⑥かたく表面についているものをはがしとる。〈用例〉船底に付着した貝を〜。
- ⑦トランプ・かるたなどで伏せられている札を表にする。〈用例〉札を〜。
- ⑧速記やテープの音声などを文字にする。〈用例〉会議のテープを〜。
- *おこ・す【興す】(五他)
- ①新たに始める。作り出す。establish〈用例〉事業を〜。
- ②衰えていたものを復活させる。さかんにする。revive〈用例〉再び国を〜。
- おこ・す【▼熾す】(五他)
- 炭に火をつける。炭火の勢いをさかんにする。make a fire〈用例〉火を〜。
- おこ・す【▽遣す・▽致す】(下二他)
- 〈古語〉
- 送ってくる。よこす。〈用例〉こち吹かばにほひ〜・せよ梅の花(大鏡・時平)。〈参考〉中世以降、四段にも活用した。
- おこぜ【▼虎▽魚】
- ①<項目参照 refid="001962100" kariid"1962100">おにおこぜ(鬼おこぜ)。項目参照>
- ②ウニ・毛虫など。形の醜い点で①と共通。
- ③《比喩(ひゆ)的に》顔の醜い女性。
- おごせ【▽越▽生】
- 〈町〉埼玉県中部の町。農業と林業が主で、特産は建具(たてぐ)。越生梅林・黒山三滝がある。人口1万3464(1994)。
- おごそか【厳か】(形動)
- おもおもしく近よりにくいさま。いかめしいさま。げんしゅく。solemn〈用例〉〜に式を執り行う。
- おこそ‐ずきん【▽御▽高祖頭▼巾】
- 四角な袖形(そでがた)状の頭巾。頭部から顔をおおう。おもに防寒用で、明治以後、紫色の縮緬(ちりめん)や羽二重(はぶたえ)などが用いられた。
- オゴタイ【Ögödei】
- (1186-1241)モンゴル帝国の第2代皇帝(在位(1229-41))。廟(びょう)号は太宗。チンギスハンの第3子。首都をカラコルムに定め、バツを指揮官に南ロシアを征服。耶律楚材(やりつそざい)らを重用、戸口を調査、税制を定め、駅伝を整備するなど帝国の基礎を固めた。
- オゴタイ‐ハンこく【オゴタイハン国】
- 1224年ごろオゴタイが建てた国。四ハン国の一つ。アルタイ山脈南部一帯を領有。首都イミル。オゴタイの孫ハイドゥは元朝に対し反抗したが、その死後国力が衰え、1310年滅亡。Ögödei Khān
- おこたり【怠り】
- ①怠ること。なまけること。neglect
- ②{古語}
- (ア)過失。〈用例〉ただみづからの〜になむはべる(源氏・須磨)。
- (イ)わびること。〈用例〉泣く泣く〜を言へど(堤中納言・はいずみ)。
- (ウ)無沙汰(ぶさた)。〈用例〉心より外なる〜など罪許されぬべし(源氏・葵)。
- おこた・る【怠る】
- [一](五自)すべきことをしないでいる。なまける。さぼる。neglect〈対義〉努める。〈用例〉税金の支払いを〜。
- 〈古語〉
- [二](四自)
- ①病気が快方に向かう。〈用例〉〜・りたる由、消息(せうそこ)聞くも、いとうれし(枕・うれしきもの)。
- ②ゆだんする。〈用例〉心の中(うち)は〜・らずなむ(源氏・初音)。
- おこっぺ【興▽部】
- 〈町〉北海道北東部、オホーツク海に臨む町。酪農・漁業が中心で、ケガニ・イカ漁の基地。人口5415(1994)。
- おこつ・る【▽誘る】(四他)
- 〈古語〉
- だまして人をさそう。〈用例〉虜(あた)を〜・りて取れ(日本書紀・神武)。
- お‐こと【▽御事】(代)
- あなた。そなた。おんみ。
- おごと【雄琴】
- 滋賀県大津市北部、琵琶(びわ)湖岸にある地区。景勝地・温泉地として発展。
- おこない【行い・行ない】
- ①行うこと。すること。しわざ。行為。act〈用例〉ふだんの〜。
- ②品行。身持ち。行状。behavior〈用例〉〜をつつしむ。
- ③仏道の修行。おつとめ。asceticism
- おこない‐すま・す【行い澄ます・行ない澄ます】(五自)
- 仏教のいましめを守り、心を清くして、修行にはげむ。
- おこない‐びと【行い人・行ない人】
- 仏教の修行をする人。僧。
- *おこな・う【行う・行なう】(五他)
- ①実行する。処理する。do; carry out〈用例〉3時から会議を〜。研究を〜。
- ②順序・作法・方式などに従って進める。hold〈用例〉結婚式を〜。
- ③仏道を修める。
- おこなわ・れる【行われる・行なわれる】(下一自)
- ①実行される。be done
- ②挙行される。be held
- ③広く用いられる。prevail〈用例〉広く世に〜。
- お‐このみ【お好み】
- 《「好み」の尊敬語・丁寧語》好むこと。望みのものを選ぶこと。また、そのもの。choice〈用例〉〜食堂。
- おこのみ‐やき【お好み焼き】
- 小麦粉を水でとき、好みの具を混ぜ、鉄板で平たく焼いた料理。文字(もんじ)焼きが始まり。
- おご‐のり【▽海▽髪▽海▼苔】
- 紅藻類オゴノリ科の海藻。内湾の岩上に生育する。暗紫色でひも状、分枝が多い。全長約30cm。刺身のつまにする。寒天原料。ウゴ。オゴ。
- おこ・ぶ【▽痴ぶ】(上二自)
- 〈古語〉
- ばかばかしく愚かなさまである。〈用例〉〜・びたる者(十訓抄・1)。
- お‐こぼれ【▽御▽零れ】
- 他人の得た利益の余り。余沢。share out of a profit〈用例〉〜にあずかる。
- おこま‐さいざ【お▼駒才▽三】
- 浄瑠璃(じょうるり)『恋娘昔八丈(こいむすめむかしはちじょう)』の通称。夫を謀殺し処刑された白木屋お熊の事件を脚色。城木屋お駒と才三郎の恋物語。