お‐とそ【蘇】
→とそ」の丁寧語。
おとたちばなひめ【媛・橘比売】
日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃。東征の海路上、海神の怒りを鎮めるため尊に代わって海に身を投じたという。橘媛。
おと‐つ‐い【日】
《「おち(遠)つ日」の転》→おととい(一昨日)
おとど【殿・臣】
《「おほとの」の転》
①貴人の邸宅の敬称。
②大臣や高位の公卿(くぎょう)などの尊称。
③貴婦人の尊称。
*おと‐と‐い【日】
《「おとつい」の転》きのうの前日。おとつい。いっさくじつ。the day before yesterday
一昨日来い(おとといこい)
《人を追い払うときの語》二度と来るな。
おと‐とし【昨年】
昨年の前の年。いっさくねん。おとどし。the year before last
おとな【乙名】
《「大人」と同語源》
①一族の長。
②《「老長」とも》中世後期の惣(そう)の実力者・代表者。近世、村役人に推移。
*おとな【大人】
①十分に成長した人。思慮分別をもち、社会的責任をはたせる人。成人。adult〈対義〉子・子ども。〈用例〉〜になる。
②冷静で、分別をわきまえていること。discreet〈用例〉彼もなかなかの〜だ。
③性的に成熟していること・人。〈用例〉〜の匂(にお)い。〜の体つき。
④{古語}
(ア)成人。男子は元服、女子は裳着(もぎ)の儀式をすませた人。〈用例〉〜になりたまひてのちは(源氏・桐壺)。
(イ)かしら。長。〈用例〉父はただわれを〜にすゑて(更級)。
おと‐な・う【訪う・音なう】(四自)
〈古語〉
①音がする。〈用例〉かけひのしづくならでは、つゆ〜ものなし(徒然・11)。
②おとずれる。〈用例〉〜・ひ聞こゆる人もなかりけるを(源氏・末摘花)。
おとなげ‐な・い【大人気ない】(形)
おとならしくない。子どもじみている。考えがおさない。childish; immature〈派生〉おとなげなさ(名)
おと‐なし【音無し】
①音がしないこと。silence
②行動を起こさないこと。じっとしていること。keep from going into action〈用例〉〜の構え。
おとな・し【大人し】(形シク)
〈古語〉
①おとならしい。〈用例〉ほどより大きに〜・しう(源氏・澪標)。
②おもだっている。かしららしい。〈用例〉〜・しき郎等(らうどう)進み来たるに(今昔・26)。
*おとな‐し・い【大人しい】(形)
①性質がおだやかで落ち着いて静かである。さからったりしないでものやわらかである。gentle; meek〈用例〉〜・くしている。〜性質。
②けばけばしくなく、好感がもてる。plain〈用例〉〜柄(がら)。〈派生〉おとなしげ(形動)おとなしさ(名)
おとなし‐やか【大人しやか】(形動)
落ち着いてものしずかなさま。gentle
おとな・びる【大人びる】(上一自)
子どもが、おとならしくなる。mature; grown up
おとな‐ぶ・る【大人ぶる】(五自)
自分はいかにも大人だといったようすを見せる。precocious
おと‐ひめ【乙姫・弟姫】
①妹の姫。年下の姫。
②年若い姫。
③浦島伝説で、竜宮(りゅうぐう)に住むという美しく高貴な女性。
おとひめ‐えび【乙姫老】
触角が白くて著しく長く、体が紅白にいろどられる美しいエビ。体長6cm内外。体の地色は透明で、頭胸部・腹部・はさみ脚に赤い横縞(じま)がある。浅海の岩礁域にすむ。房総半島以南に分布。
おとひめ‐の‐はながさ【乙姫の花笠】
オオウミヒドラ科の刺胞動物。細長い柄の下端を砂泥中に埋め、上端から桃色の触手を花のようにたくさん垂らす。柄の長さ約1.5m、ポリプとしては世界最大。最初相模(さがみ)湾の深海底で発見。相模湾に多く、太平洋東岸・インド洋に分布。
おとふけ【音更】
〈町〉北海道南東部、十勝(とかち)平野にある町。小麦・豆類・テンサイ・ジャガイモ栽培と酪農が中心。十勝川温泉がある。人口3万6548(1994)。
おとべ【部】
〈町〉北海道南西部、渡島(おしま)半島の町。ゆり根・アスパラガス栽培と漁業がさかん。人口5656(1994)。
おとみ‐よさぶろう【お富与三郎】
歌舞伎(かぶき)世話物『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』の主人公。伊豆屋(いずや)与三郎と愛人お富の名。
おと‐め【乙女・少女】
①若い女子。娘。少女。girl
②未婚の婦人。unmarried woman
③五節(ごせち)の舞姫。〈参考〉「乙女」は後世の当て字。
おとめ‐がり【乙女刈(り)】
髪型の一つ。おかっぱ型で、後ろ下がりのカット。
おとめ‐ぎきょう【乙女梗】
キキョウ科の観賞用多年草。ホタルブクロ属の一種。高さ10cm前後。叢生(そうせい)する葉の間を紫色の花が埋める。南欧原産。
おとめ‐ご【少女子】
→おとめ→少女
おとめ‐ごころ【乙女心・少女心】
少女の、感じやすい心。無邪気で素直な少女の気持ち。young girl's mind
おとめ‐ざ【乙女座】
天の赤道にある星座。1等星スピカがα(アルファ)星。黄道(こうどう)十二星座の一つ。6月7日ごろの午後8時ごろに南中。面積1294平方度。Virgo
おとめ‐ゆり【乙女合】
ユリ科の多年草。山形・福島・新潟の山地に分布。高さ約50cm。5月上旬に淡桃色の花をつける。日本特産。ヒメサユリ。
おとめら‐に【少女等に】
[枕ことば]《少女に会う意から》「逢坂(あふさか)・行きあひ」などにかかる。〈用例〉〜行相(ゆきあひ)の早稲(わせ)を刈る時に成りにけらしも萩(はぎ)の花咲く(万葉・10・2117)。
お‐とも【御供】(名・サ変自)
供をすること・人。ともびと。attendant
おと‐や【乙矢】
2本の矢のうち、2番めに射る矢。〈対義〉甲矢(はや)
オドラ‐がわ【オドラ川】
(Odra)→オーデル川の別称。
おどら・す【踊らす】(五他)
①踊りをさせる。let one dance
②かげにいて思うように人を動かす。manipulate
おどら・す【躍らす】(五他)
①ある物から勢いよくからだをはなす。spring〈用例〉身を〜。
②踊りたいような気持ちにさせる。わくわくさせる。be excited with〈用例〉胸を〜。心を〜。
おとり【囮・媒鳥】
①鳥・けものなどをさそい寄せるために利用する鳥・けもの。decoy
②さそいよせるための手段。
おどり【踊(り)】
①音楽に合わせて身ぶり・手ぶりをすること。一般に足の動きの相違により舞と区別される。dance〈用例〉〜を踊る。
②江戸時代に、借金の書きかえの月の利子が重なること。double interest
おどり【躍り】
①とびはねること。spring; jump
②胸がわくわくすること。exciting
おどり‐あが・る【躍り上がる】(五自)
急に大きくとびはねる。とび上がる。jump up〈用例〉〜・って喜ぶ。
おどり‐おび【踊(り)帯】
日本舞踊に使う女帯。帯幅は30cmで胴の部分を半幅にしない。生地は金襴(きんらん)・緞子(どんす)で、柄は通し柄。
おどり‐かか・る【躍り掛(か)る】(五自)
はげしい勢いで、とびかかる。spring at
オドリク【Odorico da Pordenone】
(1286ごろ-1331)フランシスコ会の修道士。北イタリア生まれ。東西交通の開拓者の一人。キリスト教布教の旅に出て海路中国の北京(ペキン)に入り、中央アジアを経て帰国。その旅行記を残す。
おどり‐ぐい【躍り食い】
シラウオ・エビなどを、生きたまま酢やしょうゆなどにつけて食べる食べ方。
おどり‐ぐし【躍り串】
魚を姿焼きにするとき、魚がうねった形になるように打つくし。魚の口から尾に向けて打つ。
おどり‐こ【踊(り)子】
①踊りをする少女。dancer
②西洋舞踊を職業とする女性。ダンサー。dancer
おとり‐こうこく【囮広告】
客を呼び集めるため、通常価格よりきわめて安く商品・サービスを提供するとうたった広告。bait advertising
おどりこ‐そう【踊子草】
山地の道端にはえるシソ科の多年草。高さ30〜50cm。葉は対生し鋸歯(きょし)がある。春に、白や淡紅色の花が咲く。若葉は食用、根は薬用。
おどり‐こ・む【躍り込む】(五自)
勢いよくとび込む。
おとり‐さま【酉様】
各地の大鳥(鷲)神社で営まれる11月酉の日の祭礼の名称。この月の酉の日を順に一の酉、二の酉といい、三の酉がある年は火事が多いという俗信がある。酉の市。
おどり‐じ【踊(り)字】
同じ字や語が繰り返されるとき、2回め以下に文字の代わりに用いる符号。「アハヽヽ」「あゝ」「国々」の「ヽ・ゝ・々」など。おどり。畳字。
おとり‐そうさ【囮捜査】
警官が身分をかくして容疑者の仲間に入りこんだり、わなにかけるなどして犯人を検挙する捜査方法。麻薬取締法はこれを認めている。criminal investigation using a decoy
おどり・でる【躍り出る】(下一自)
①勢いよく外に出る。飛び出す。spring out
②急に目立った地位につく。急に目立つ存在になる。〈用例〉トップに〜。
おどり‐ねんぶつ【踊(り)念仏】
→念仏踊りの別称。
おどり‐ば【踊(り)場】
①踊る所。dance hall
②階段の途中にある幅の広い部分。階段の方向を変えたり、足休めを目的として設けられる。landing
おとり‐ばら【劣り腹】
身分・家柄の低い妻の産んだ子。
おとり‐りょう【囮猟】
おとりの鳥獣や、その剥製(はくせい)・模型などを使って獲物を誘い、網や銃器などで捕獲する猟法。カモ猟・スズメ猟などに使われる。hunting with a decoy
おと・る【劣る】(五自)
価値・数量・力量などが他よりも下がる。または、悪い。inferior to〈対義〉まさる。〈用例〉品質が〜。まさるとも〜・らない。
*おど・る【踊る】(五自)
①歌や音楽に合わせて調子よく手足・からだを動かす。dance〈用例〉タンゴを〜。
②人にそそのかされて行動する。〈用例〉ボスに〜・らされる。
踊る阿呆に見る阿呆(おどるあほうにみるあほう)
《徳島市に伝わる盆踊り歌の一節。「同じ阿呆なら踊らにゃ損々」と続く》踊り狂っている者もばかなら、それを見ている者もばかだ。
*おど・る【躍る】(五自)
①勢いよく動く。はねたり、とんだりする。spring; jump〈用例〉黒潮〜太平洋。身を〜・らせてプールへ飛び込む。
②期待や喜びのあまり胸がわくわくする。どきどきする。exciting〈用例〉心が〜。
③書いた字が乱れている。〈用例〉字が〜・っている。
おどろ【棘】(名・形動ナリ)
〈古語〉
①草木の茂ること。茂った所。また、そのさま。やぶ。〈用例〉奥山の〜の下をふみ分けて(増鏡・おどろのした)。
②髪が乱れているさま。〈用例〉〜の髪膝(ひざ)にかかるまで乱れ(雨月・白峰)。
おとろえ【衰え】
①勢いが弱くなっていくこと。weakening
②体力・気力が弱まっていくこと。declining
おとろ・える【衰える】(下一自)
①勢いがなくなる。弱る。become weaker〈用例〉体力が〜。
②さかんな時が終わる。decline; fall off〈対義〉栄える。
おどろ‐おどろ・し(形シク)
〈古語〉
《物事の大がかりなさまをいう》
①いかにもおそろしい。気味が悪い。〈用例〉さみだれも過ぎて、いと〜・しくかきたれ雨のふる夜(大鏡・道長上)。
②おおげさである。〈用例〉〜・しかりし御ありきの(蜻蛉・中)。
③騒々しい。〈用例〉捕(とら)へつつ殺しけるよそほひ、〜・しく聞こえけるを(徒然・162)。
おどろか・す【驚かす】
[一](五他)人の心を動揺させる。びっくりさせる。おどろかせる。surprise; amaze; astonish〈用例〉暗殺のニュースは世界の人々を〜・した。
〈古語〉
[二](四他)
①目をさまさせる。〈用例〉声、明王の眠(ねぶ)りを〜(枕・大納言殿まゐり給ひて)。
②相手に気づかせる。注意させる。〈用例〉御心ばへありて〜・させたまふ(源氏・桐壺)。
おどろき【驚き】
驚くこと。びっくりすること。surprise; amazement; astonishment〈用例〉〜のあまり声も出ない。
驚き桃の木、山椒の木(おどろきもものき、さんしょのき)
《「おどろき」のごろを合わせてしゃれた語》これは驚いた。
おどろき‐い・る【驚き入る】(五自)
①たいへん驚く。be astonished
②たいへんあきれる。be amazed〈用例〉〜・った発言だ。
*おどろ・く【驚く】
[一](五自)
①思いがけないできごとで、心の平静を失う。びっくりする。be surprised〈用例〉大きな音に〜。子どもの成長に〜。
②感心する。marvel〈用例〉料理がうまいのには〜・いた。
〈古語〉
[二](四自)
①目をさます。〈用例〉寝入りたるほどに、門たたく音に〜・かれて(蜻蛉・下)。
②はっと気づく。〈用例〉秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ〜・かれぬる(古今・秋上)。
驚く勿れ(おどろくなかれ)
びっくりするな。驚いてはいけないぞ。なんと…だ。
驚く可し(おどろくべし)
驚いたことには。
おどろく‐べき【驚くべき】(連語)
驚いて当然の。surprising〈用例〉〜事実が判明する。
おとわ【音羽】
〈町〉愛知県南東部、豊川(とよかわ)市西隣の町。旧宿場町。稲作などの農業が行われる。人口8081(1994)。
オナー【honor】
ゴルフで、各ホールのティーグラウンドで最初にプレーする人の敬称。
おない‐どし【同い年】
《「おなじとし」の転》同じ年齢。同年。the same age
お‐なか【御中】
①《女性語。「お腹」とも》腹(はら)。〈用例〉〜がすく。〜が痛い。
②《女房ことば》食事。
③《女房ことば》綿。
お‐なが【尾長】
尾羽の長いカラス科の鳥。翼長約14cm、尾長約20cm。頭が黒く、背面は青灰色、腹面は白い。人家付近や林に小群ですみ、昆虫・木の実を食べる。本州・九州、東アジアに分布。
オナガー【onager】
《ギリシア語で、野生のロバの意》ウマ科の哺乳(ほにゅう)類。体高110〜130cm。体は淡黄色か黄灰色で、耳はあまり長くない。おもに砂漠にすみ、低木の葉や芽を食べる。国際保護動物。イラン・イラク・シリアに分布。ペルシアノロバ。アジアノロバ。
おなが‐あげは【尾長揚羽蝶】
尾状突起がとくに長いアゲハチョウ。開張は春型が約10cm、夏型が約12cm。黒色で、雄は後ろ翅(ばね)前縁に白条紋。食草はコクサギなどミカン科。日本全土・朝鮮半島・中国に分布。
おなが‐がも【尾長鴨】
カモ科の鳥。黒い尾羽が長くとがっているカモ。全長約55cm。ユーラシア中北部で繁殖し、北アフリカ・アジア中南部で越冬。日本全土の江湾・河口・湖沼に冬鳥として渡来。狩猟鳥で食用。northern pintail
おなが‐きじ【尾長雉】
中国産の尾が著しく長いキジ科の鳥。キジより大きく翼長約26cm、尾長約1.5m。頸(くび)に黒色帯があり、それより上方の頭は白く、それより下方の背面と上胸は淡黄褐色。また嘴(くちばし)・目・後頭を結ぶはっきりした黒帯がある。中国の山地に分布。
おなが‐ざめ【尾長鮫】
サメの一種。全長約6m。尾びれが長く、体とほぼ等しい。体上面は青黒く、下面は白い。海の表層にすみ、イワシ類を捕食。卵胎生。練り製品の原料。世界の暖海域に分布。マオナガ。thresher
おなが‐ざる【尾長猿】
アフリカ産の尾の長いオナガザル科のサルの総称。体長約50cm、尾長50〜70cm。森林や草原に群れてすみ、植物を主とする雑食性。アカオザル・ミドリザルなど十数種いる。グエノン。ゲノン。cercopith
おなが‐どり【尾長鶏】
ニワトリの一品種。雄の尾羽がはえかわることなく伸び続け、最長8m余に達する。体重は雄約1.5kg、雌約1kg。江戸時代に土佐で改良。特別天然記念物。チョウビケイ。ナガオドリ。
お‐ながれ【御流れ】
①目上の人の飲み残した酒をいう敬語。また、目上の人から酒をさしてもらうこと。〈用例〉〜をちょうだいする。
②流会。中止。call off〈用例〉雨で会が〜になる。
おながわ【女川】
〈町〉宮城県東部、牡鹿(おしか)半島基部にある町。遠洋漁業の基地。水産加工業と海苔(のり)・カキなどの養殖がさかん。人口1万3342(1994)。
お‐なぐさみ【御慰み】
《ふざけて、または皮肉にいう》おたのしみ。〈用例〉うまくいったら〜。
おな‐ご【女子・女】
《「おんなご」の転》
①女の子。girl
②おんな。婦人。woman
お‐なさけ【御情け】
①あわれみや思いやり。pity〈用例〉〜で進級する。
②特別の愛情。寵愛(ちょうあい)。affection〈用例〉〜を受ける。
おな・じ【同じ】(形シク)
〈古語〉
①形・性質・程度・状態などが等しい。変わりがない。〈用例〉〜様なる侍と、双六(すぐろく)を打ちけるが(宇治拾遺・86)。
②別ものでない。同一である。〈用例〉風波止(や)まねば、なほ〜所に泊まれり(土佐)。
*おなじ【同じ】
[一](形動)
①2つ以上のものの形・性質・程度・状態などが等しいさま。変わりがないさま。おんなじ。same〈用例〉以前と〜だ。〜長さ。
②2つ以上のものが共通であるさま。〈用例〉〜先生に習う。〜親から生まれたとは思えない。〜屋根の下に住む。〈参考〉連体形「同じな」は、「同じなので」「同じなのに」のように用いられ、連体修飾語としては「同じ」が用いられる。
[二](副)《「同じ…なら」の形で》どうせ。〈用例〉〜行くなら山がいい。
同じ穴の狢(おなじあなのむじな)
《多く、よくない者たちについていう》ちょっと見には、別種のものであるように思われても、実際は同じ類であること。同類の悪者。一味。一つ穴の狢。同じ穴の狐(きつね)。birds of a feather
同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
寝食をともにした、親しい仲。live under the same roof
同じ流れを汲む(おなじながれをくむ)
=同じ流れを掬(むす)ぶ。
①同じ流派、また、系統に属する。be descended from
②お互い同じ流れの水を飲む意から、同じ因縁につながるたとえ。be related
同じ流れを掬ぶ(おなじながれをむすぶ)
→同じ流れを汲(く)」と同意。
おなじ・い【同じい】(形)
おなじだ。同一だ。same
おなじく【同じく】(接続)
同じように。ならびに。as...as
おなじく‐は【同じくは】(副)
同じことなら。むしろ。いっそ。would rather
おなじ‐まいまい【同じ牛】
オナジマイマイ科のカタツムリ。黄白色と赤褐色のものがある。殻径約1.5cm。庭園や田畑にすみ、野菜などを食害。東南アジア原産だが、現在、日本全土のほか、世界的に分布。
お‐なじみ【馴染み】
→なじみ」の丁寧語。familiar
おなじゅう‐す【同じゅうす】(連語)
《「同じくす」の転》いっしょになる。同一にする。同じようにする。〈用例〉席を〜。
おなつきょうらん【お夏狂乱】
お夏清十郎の悲恋に取材した舞踊劇。坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の代表作の一つ。明治41年(1908)発表、大正3年(1914)初演。
おなつ‐せいじゅうろう【お夏清十郎】
寛文(かんぶん)元年(1661)ごろの駆け落ち事件の人物で、姫路の旅宿の娘お夏と手代清十郎のこと。また2人の悲恋を描いた作品の通称。近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)の『五十年忌歌念仏』、坪内逍遥(つぼうちしょうよう)作の舞踊劇『お夏狂乱』など。
オナニー【Onanie(ドイツ)
→自慰。手淫(しゅいん)→マスターベーション
おなはま【小名浜】
福島県南東部、いわき市の地区。小名浜港は貿易港で、漁業基地。臨海工業地区を形成。
お‐なべ【鍋】
①「→鍋」の丁寧語。
②《江戸時代の戯作者(げさくしゃ)がしばしば台所ばたらきの女にこの名を使ったことから》台所ばたらきの女。
お‐なみ【男波・浪】
高い低いのある波の、高いほうの波。〈対義〉女波(めなみ)
お‐なみだ【御涙】
①「→涙」の丁寧語。
②ほんのわずかなことのたとえ。
御涙頂戴(おなみだちょうだい)
泣かせることを目的とすること・作品。
おなもみ
キク科の一年草。野原・道ばたなどにはえる。高さ約1m。葉は互生し、浅く3裂する。夏から秋に、雄性と雌性の花を別々につける。果実にはまばらにとげがある。薬用。ユーラシア大陸原産。
お‐なら
《俗語。「鳴らすこと」から》→屁(ヘ)
お‐なり【御成り】
天皇・宮家・将軍などのお出かけ。または、おいで。
おなり‐がみ【おなり神】
《「おなり」は、沖縄で姉妹のこと》奄美(あまみ)・沖縄地方の俗信で、兄弟を守護するという姉妹の霊。
おなり‐ど
田植えのときに、田で働く人々に食物を運ぶ役割の女性。
お‐なんど【御納戸】
①「→納戸」の丁寧語。
②「御納戸色」の略。
おなんど‐いろ【御納戸色】
→なんどいろ(納戸色)
おなんど‐やく【御納戸役】
江戸時代、将軍や諸大名の衣服・調度を扱った役職。納戸役。