おのでら‐じゅうない【小野寺十内】
(1643-1703)赤穂(あこう)義士の一人。名は秀和(ひでかず)。伊藤仁斎(いとうじんさい)に師事し、また和歌にすぐれた。浅野(あさの)家の京都留守居役。討ち入りまで江戸で医者に変装、仙北十庵と名のる。
おのでら‐なおすけ【小野寺直助】
(1883-1968)内科医。岩手県生まれ。九大卒。九大教授。圧診法を創案し、また胃運動曲線描写法を研究して胃癌(いがん)早期診断に貢献するなど、内科臨床学に独創的研究が多い。
おの‐とおざぶろう【小野十三郎】
(1903-96)詩人。本名、藤三郎。大阪市生まれ。「短歌的叙情の否定」で戦後詩壇の注目を浴びた。詩集『大阪』など。
おの‐の‐いもこ【小野妹子】
(?-?)飛鳥(あすか)時代の官人。推古(すいこ)15年(607)聖徳太子(しょうとくたいし)の命により、第1回遣隋(けんずい)使として煬帝(ようだい)に国書を呈す。
おの‐の‐おゆ【小野老】
(?-737)奈良前期の歌人。『万葉集』巻3・328の「あをによし寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にほ)ふが如(ごと)く今盛りなり」は有名。
おのの・く【戦く】(五自)
恐れや寒けで、ふるえる。わななく。shudder; shiver
おの‐の‐こまち【小野小町】
(?-?)平安前期の女流歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。9世紀中ごろの人。哀調を帯び、情感の溢(あふ)れた詠風。『古今集』以下の勅撰集(ちょくせんしゅう)にみえる。絶世の美女といわれて伝説が多く、謡曲・御伽(おとぎ)草子などの題材になっている。家集『小町集』。
おの‐の‐たかむら【小野篁】
(802-852)平安初期の漢学者・歌人。官は参議にまで進んだ。遣唐(けんとう)副使を命じられたが、これを拝受しなかったため、隠岐(おき)に配流。のち召還され参議。『令義解(りょうのぎげ)』を撰進(せんしん)
おの‐の‐とうふう【小野道風】
(894-966)平安中期の書家。典雅な和様体の基礎を築く。篁(たかむら)の孫。三跡の一人。作品『智証大師謚号(しごう)勅書』『屏風土代(びょうぶどだい)』『玉泉帖(ぎょくせんじょう)』など。おののみちかぜ。
おの‐の‐みちかぜ【小野道風】
→おののとうふう(小野道風)
おの‐はじめ【斧始(め)】
→ちょうなはじめ(手斧始め)
おのぼり‐さん【御上りさん】
《昔、京都に行くことを「上る」といったことから》都会見物に来た田舎の人を、からかいながら親しんでよぶ語。hick; country cousin
オノマトペ【onomatopée(フランス)
擬声語・擬音語・擬態語。onomatopueia
お‐の‐まんねんぐさ【雄之万年草】
ベンケイソウ科の多年草。山地の岩上・林縁にはえる。高さ約20cm。茎は多数に枝分かれして地面をはい、先が立ち上がる。葉は多肉質で3枚が輪生する。6月、花茎を伸ばし、先に黄色の花をつける。
おのみち【尾道】
〈市〉広島県南東部、瀬戸内海に臨む市。内海航路の要地。古寺が多く、志賀直哉(しがなおや)・林芙美子(はやしふみこ)など文人ゆかりの地。人口9万6205(1994)。
おのみち‐たんきだいがく【尾道短期大学】
公立短期大学。昭和21年(1946)創立の尾道市立女子専門学校を前身とし、同25年(1950)より現制。所在地は広島県尾道市久山田町。
おのやくひんこうぎょう【小野薬品工業(株)】
化学工業。医薬品会社。昭和22年(1947)設立。本社は大阪市中央区道修(どしょう)町。
おの‐らんざん【小野蘭山】
(1729-1810)江戸中期の本草(ほんぞう)学者・博物学者。京都生まれ。名は職博(もとひろ)、蘭山は号。日本における本草学の完成者といわれ、日本のリンネと称された。『本草綱目啓蒙(けいもう)』48巻を著す。
おのれ【己】
[一](名)その人自身。自分。自己。oneself〈用例〉〜に厳しい。
[二](代)
①《自称》わたし。おれ。
②《対称》目下に対して、あるいは相手をいやしめていう。おまえ。you〈用例〉〜なんぞにわかるものか。
[三](感)怒ったときやくやしいときなどに発する語。うぬ。you wretch!〈用例〉〜、こしゃくな。
己達せんと欲すれば人を達せしむ(おのれたっせんとほっすればひとをたっせしむ)
《『論語』「雍也(ようや)」にあることば》自分が事を成し遂げようと思ったら、まず人を助けて目的を遂げさせる。仁ある者は自他の区別なく事を行うことをいう。
己に克ち礼に復る(おのれにかちれいにかえる)
《『論語』「顔淵(がんえん)」にあることば》私欲を押さえて、礼の精神に立ち返る。
己に克つ(おのれにかつ)
自分の弱い意志にうちかつ。克己。be master of oneself
己に如かざる者を友とする勿れ(おのれにしかざるものをともとするなかれ)
《『論語』「学而」「子罕(しかん)」にあることば》自分より劣った者は、道を修めるうえで助けとはならないから交わってはならない。
己の欲せざる所は人に施す勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ)
《『論語』「顔淵(がんえん)」「衛霊公」にあることば》自分の好まないことは、人も好まないのだから、人にしてはならない。
己を枉ぐ(おのれをまぐ)
《『孟子(もうし)』「万章」にあることば》自分の信念・志などを捨てる。節を曲げる。
己を虚しゅうす(おのれをむなしゅうす)
《『漢書』「五行志」にあることば》私情を捨てる。けんきょになる。be modest
おのれ‐ら【己等】(代)
①《自称》わたしら。自分の側をけんそんしていう。
②《対称》おまえたち。きさまたち。相手をいやしめていう。
お‐は【尾羽】
鳥の尾とはね。
尾羽打ち枯らす(おはうちからす)
《タカの尾とはねの傷ついた無残な形から》落ちぶれて、みすぼらしくなる。
お‐ば【小母】
《ふつう「さん」をつけて用いる》→おばさん(小母さん)
*お‐ば【伯母】
父母の姉。はくぼ。aunt〈対義〉伯父。
*お‐ば【叔母】
父母の妹。しゅくぼ。aunt〈対義〉叔父。
*お‐ばあ‐さん【母さん】
父母の母。grandmother〈対義〉お祖父(じい)さん。
お‐ばあ‐さん【婆さん】
老女を親しんで呼ぶ語。granny〈対義〉お爺(じい)さん。
オパーリン【Aleksandr Ivanovich Oparin】
(1894-1980)ソ連の生化学者。『生命の起源』の著者。生命の起源の初期段階はコアセルベートというコロイド粒子の集まりであったとする仮説を提出。
オパール【opal】
含水コロイド珪酸(けいさん)鉱物。無色・白色が多いが、青・緑・赤・黄・黒などもある。とくに、内部の細い割れ目のため虹色に輝くものを貴たんぱく石といい、宝石とする。10月の誕生石。熱に弱い。たんぱく石。
オハイオ【Ohio】
アメリカ中北部、五大湖南部の州。州都コロンバス。コーンベルトの東端にあたり、トウモロコシ栽培と豚などの飼育がさかん。東部のアパラチア山脈には大炭田があるほか、石油・天然ガスも産出し、クリーブランド、シンシナティなどの大工業都市が多い。人口1093.9万(1991)。
お‐はぎ【萩】
うるち米と餠(もち)米を混ぜて炊き、軽くついて丸め、あん・きな粉などをまぶした餠。花にちなんで、春の彼岸(ひがん)に作るものは牡丹(ぼた)餠、秋のものは萩(はぎ)餠。
おば‐くさ【小婆草】
紅藻類テングサ科の海藻。高さ20cm足らずで、形はテングサに似るが、寒天原料としては不良。ヨタクサ。
お‐はぐるま【御羽車】
→はぐるま(羽車)
お‐はぐろ【御歯黒・漿】
鉄を酒や茶などにひたして酸化させた液で、成人した女性が歯を黒く染めること。中古のころは公家(くげ)や武家の男子も行い、江戸時代には既婚婦人のしるしとされた。歯黒め。はぐろ。
おはぐろ‐とんぼ【御歯黒蛉】
→ハグロトンボの異称。
お‐はけ【刷毛】
祭礼のとき、祭祀(さいし)を主宰し、神霊を迎える神宿を務める家の前に立てる標識。葉付きの青竹の先に御幣や神符をつけたりしたものなどを用いる。
お‐ばけ【御化け】
①妖怪変化(ようかいへんげ)。幽霊。奇怪なもの。ばけもの。monster; ghost
②形態などが異常に大きいもの。monster〈用例〉〜かぼちゃ。
お‐はこ【番】
《「歌舞伎(かぶき)十八番」を市川団十郎(いちかわだんじゅうろう)家が、箱に入れて秘蔵したことからとも》
①得意の芸。speciality; forte
②くせ。habit
おばこ
①《方言》東北地方で、少女。娘。
②「→おばこぶし」の略。
お‐はこび【御運び】
「来ること」「行くこと」をいう尊敬語。〈用例〉雨の中を〜いただいて恐縮です。
おばこ‐ぶし【おばこ節】
秋田・山形(庄内)地方の民謡。秋田おばこ。庄内おばこ。
おば‐さん【小母さん】
よその中年の女性に対して親しんでいう語。woman; ma'am〈対義〉小父(おじ)さん。
おば‐さん【伯母さん】
「伯母」を敬って、また親しんで呼ぶ語。さらに丁寧にいえば「伯母様」。aunt〈対義〉伯父さん。
おば‐さん【叔母さん】
「叔母」を敬って、また親しんで呼ぶ語。さらに丁寧にいえば「叔母様」。aunt〈対義〉叔父さん。
お‐はじき【弾き】
少女の遊びの一つ。平たい貝殻・小石・ガラス玉などを出し合い、1つを指ではじき、当てたものを取り合う。また、その貝殻・ガラス玉など。
おばしま【欄】
手すり。らんかん。
お‐はしょり【折り】
女子の和装で、着物を腰の位置で、身丈(みたけ)までたくし上げて着ること。また、そのたくし上げた部分。
おばすて‐やま【姨捨山】
老人を山に捨てるという伝説。老母を山に置き去りにした男が、また、迎えにいったという長野県更級(さらしな)郡冠着(かむりき)山の話が有名。うばすてやま。
おばた【小俣】
〈町〉三重県伊勢(いせ)市北隣の町。野菜・タバコ栽培がさかんで、伊勢たくあんの産地。人口1万7844(1994)。
お‐はち【御鉢】
①おひつ。めしびつ。
②火山の火口。とくに、富士山頂のくぼ穴。crater
御鉢が回る(おはちがまわる)
順番が自分に回ってくる。It's my turn.
お‐はつ【御初】
①はじめてであること・もの・事がら。first〈用例〉〜にお目にかかります。
②《俗語》散髪(さんぱつ)したばかりの頭。また、おろし立ての服。
お‐はつほ【御初穂】
→初穂」の丁寧語。
お‐ばな【尾花】
→ススキ。また、ススキの穂。
お‐ばな【雄花】
→ゆうか(雄花)
おばな‐がゆ【尾花粥】
陰暦8月1日、疫病よけに食べる、黒焼きのススキの穂を入れた粥。のちに早稲(わせ)の黒焼き、黒胡麻(くろごま)も用いた。芒粥(すすきがゆ)
おばなざわ【尾花沢】
〈市〉山形県北東部、山形盆地の市。農業中心。旧宿場町。近世初期に銀山で栄えた。人口2万3748(1994)。
おはな‐ばたけ【御花畑・御花畠】
①「→花畑」の丁寧語。
②高山帯・高原などで、一面に花の咲いている場所。field of alpine flowers
おはなみ‐ぜんせん【御花見前線】
→さくらぜんせん(桜前線)
お‐はね
はねっかえり娘。おてんばな娘。
お‐ばね【尾羽】
鳥類の尾骨にはえる羽。飛行時には方向を変えるのに役立つ。尾羽の基部上下をおおう一群の羽を尾筒といい、クジャクの飾り羽は上尾筒の発達したもの。rectrix
おばま【小浜】
〈市〉福井県西部、若狭(わかさ)湾に臨む市。旧城下町。港として栄え、社寺が多い。若狭塗・瑪瑙(めのう)細工が特産。人口3万3882(1994)。
おばま【小浜】
〈町〉長崎県、島原半島西岸の町。山中に雲仙(うんぜん)温泉、海岸に小浜温泉がある。人口1万2875(1994)。
お‐はもじ【御は文字】
《女房ことば》はずかしいこと。
お‐はよう【御早う】(感)
朝、人に会ったときなどのあいさつ語。Good morning.
オハラ【John Henry O'Hara】
(1905-70)アメリカの小説家。都会風俗を風刺的に描く。作品『バタフィールド8局』など。
おばら【小原】
〈村〉愛知県北部、岐阜県に接する村。稲作・シイタケ栽培のほか、特産に小原和紙がある。人口4668(1994)。
お‐はらい【御払い】
①「払い」「支払い」の丁寧語。pay〈用例〉〜をすます。
②いらなくなったものを、くず屋に売り払うこと。sell junk
お‐はらい【祓い】
①社寺がするやくばらいの行事。そのお札。purification
②伊勢(いせ)神宮の大麻(たいま)(お札(ふだ))。
おはらい‐ばこ【祓(い)箱・御払(い)箱】
①伊勢(いせ)神宮から頒布された大麻(たいま)(お札(ふだ))や暦を入れてある箱。御師(おし)が毎年、全国の信者に配って歩いた。
②《古い札が不用になることから、転じて》
(ア)不用品として、捨てること。discard
(イ)使用人を解雇すること。fire
御払い箱になる(おはらいばこになる)
不用になる。また、解雇される。追放される。become useless; be dismissed〈用例〉利用されるだけ利用されたあげく、御払い箱になった。
おはらい‐もの【御払(い)物】
不用品として売り払う物。
おはら‐うんしん【小原雲心】
(1861-1916)華道家。島根県生まれ。小原流初代家元。池坊(いけのぼう)に華道を学び、明治33年(1900)に盛瓶華(せいへいか)を創始。
おばら‐おんせん【小原温泉】
宮城県南部、白石(しろいし)市にある温泉。南蔵王(みなみざおう)温泉郷の一つ。近くに碧玉(へきぎょく)渓がある。
おばら‐くによし【小原国芳】
(1887-1977)教育者。鹿児島県生まれ。京大卒。全人教育を主唱し、成城学園・玉川学園を創設。
おはら‐こううん【小原光雲】
(1880-1938)華道家。小原流2代家元。初代雲心(うんしん)が「国風盛花(もりばな)」と呼んでいたものを小原流と改め、盛瓶華(せいへいか)の大成者となった。
おはら‐ぶし【おはら節】
《歌詞の「花は霧島…もえてあがるはオハラハア桜島」から》鹿児島県を中心とする民謡。鹿児島小原良節(おはらぶし)
おはら‐め【大原女】
京都の北郊大原(おおはら)や八瀬(やせ)の里から京の町へ、薪(たきぎ)を頭上にのせて売りに来る女性。最近は洛北から花や餠(もち)などを行商に出る女性も含めていう。小原女(おはらめ)。黒木売り。おおはらめ。
おはら‐りゅう【小原流】
華道流派の一つ。盛瓶華(せいへいか)の代表的流派。関西を中心に活動。初代小原雲心(うんしん)、2代光雲(こううん)、現在は3代豊雲(ほううん)
お‐はり【御針】
①針仕事。needlework
②針仕事にやとわれる女。お針子。needlewoman
おはりだ‐の‐みや【小墾田宮・小治田宮】
推古(すいこ)天皇の都宮。推古11年(603)豊浦(とゆら)宮から遷都。所在地は奈良県高市(たかいち)郡明日香(あすか)村豊浦付近と推定。
オパリナ【Opalina(ラテン)
カエルなどの腸に寄生する原生動物。単細胞動物としては大きく、体長数百ミクロン。口はない。体表は多数の毛でおおわれる。
おば‐ん
《俗語》「おばさん」をやや軽蔑(けいべつ)していう語。中年の女性に用いる。〈対義〉おじん。
おはん‐ちょうえもん【お半長衛門】
浄瑠璃(じょうるり)『桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)』の通称。信濃屋お半と帯屋長右衛門の心中物。14歳の少女と中年男が京都桂川(かつらがわ)に入水(じゅすい)した事件に取材。
おび【帯】
①着物(長着)を着るとき、胴に巻いて後ろで結ぶ細長い布。男帯は幅がせまく実用的だが、女帯は幅が広く装飾性が強い。〈数え方〉1本・1筋・1条。
②「→岩田帯」の略。〈用例〉〜祝い。
③《比喩(ひゆ)的に》細長い形のもの。
④物の中央に巻くもの。
⑤新刊本などの表紙やケースの下部にまいた印刷物。腰巻き。帯封。帯紙。
帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)
物事がはんぱで、どの役にも立たないことのたとえ。It is good for nothing.
帯紐解く(おびひもとく)
①警戒心を解き、安心してくつろぐ。
②男女が仲良く一夜をすごす。
帯を緩くする(おびをゆるくする)
心配がなくなる。心が安らかになる。feel relieved
おび‐あげ【帯揚(げ)】
和装小物の一つ。幅広の女帯が下がらないように用いる細長い布。帯枕(おびまくら)をおおって使う。鹿(か)の子絞りが多い。元来は外から見えないように結んだ。しょいあげ。
お‐ひい‐さま【姫様】
→おひめさま」の転。
おび‐いた【帯板】
和装小物の一つ。前帯を平らに整えるためのもの。多くは厚紙を芯(しん)とする布張りで、ポケット付きやベルト付きもある。前板。
おび‐いわい【帯祝(い)】
妊婦が妊娠5か月ごろの戌(いぬ)の日に、安産を祈って岩田帯という腹帯をしめる時の祝い。
おび‐うら【帯占】
縁結びの神事の一つ。茨城県の鹿島(かしま)神宮の祭りで行われたもので、2つの帯に男女の名前を別々に書いて神前に供え、縁のよしあしを占う。常陸帯(ひたちおび)
オビエド【Oviedo】
スペイン北西部、ビスケー湾に臨む都市。同名州の州都。鉄と石炭の産地をひかえ重工業が発展。人口19.5万(1991)。オビエード。
おび・える【怯える】(下一自)
①こわがってびくびくする。恐れる。frightened
②悪夢にうなされる。have a nightmare
おび‐おや【帯親】
①帯祝いのとき、妊婦に岩田帯をつけてやる人。
②5歳になった女の子の祝いのときになる仮親(かりおや)。仮親は帯を贈り、以後、その子との親しいつきあいを続ける。
お‐ひがし【御東】
→東本願寺および→大谷(おおたに)の通称。
おび‐かなぐ【帯金具】
皮や布の帯にとりつけた飾り金具。紀元前1000年ごろの内陸ユーラシアの騎馬民族から始まって広く用いられ、東アジアでは権威や官位の象徴となる。
おび‐がね【帯金】
①物にまきつける金属製の帯。iron band
②刀のさやに付けた、ひも通しの環(かん)
おび‐かれはが【帯枯葉蛾】
カレハガ科のガ。雄は開張約3.5cmで黄褐色、雌は開張約4cmで褐色か赤褐色。幼虫はサクラ・ウメなどを食害。夏、灯火に飛来。日本全土・ユーラシア・北アフリカに分布。
おび‐かわ【帯革・帯皮】
①かわおび。ベルト。バンド。leather belt
②しらべがわ。機械のベルト。belt
オビ‐がわ【オビ川】
(Ob')ロシア、西シベリアの大河。長さ3680km。流域には穀倉地帯やクズバス工業地域、チュメニ油田があり、ロシア経済上重要な河川。
お‐ひきずり【御引(き)摺り】
①衣服のすそを長くひきずること。
②着飾ることばかりを考えて働かないこと、またそういう女。ひきずり。
おびき‐だ・す【誘き出す】(五他)
だまして、つれ出す。lure out
おびき‐よ・せる【誘き寄せる】(下一他)
だまして、近くへ来させる。lure
おび‐くい【帯食(い)】
雅楽(舞楽)の衣装の一部。鎧(よろい)の胸につけられた木製の鬼の面。「秦王破陣楽(しんのうはじんらく)」などの装束に用いられる。
おび‐くらげ【帯母】
クシクラゲの一種。体が帯のように扁平(へんぺい)で細長いクラゲ。体は透明で長さ1m以上。世界の暖海に分布。
おび‐グラフ【帯グラフ】
帯状の長方形の横の長さをいくつかに区切り、その各部分の面積でそれぞれの量の大きさを表したグラフ。長方形グラフ。rectangular graph
お‐ひげ【髭】
→ひげ」の丁寧語。
御髭の塵を払う(おひげのちりをはらう)
目上の人にこびへつらう。髭の塵を払う。
おび‐こう【帯鋼】
帯状の長い鋼板。幅50cm以下で厚さは0.9〜4.5mm。軽量形鋼(かたこう)などの素材。なお、幅50cm以上厚さ2mm未満のものを広幅帯鋼といい、薄鋼板として用いる。band steel
おび‐こうこく【帯広告】
1週間に5回以上、同じ時間帯に放送されるスポット広告。across-the-board advertisement
お‐ひ‐さま【御日様】
太陽を敬っていう語。おてんとさま。the sun
御日様が黄色に見える(おひさまがきいろにみえる)
《房事がすぎるとこのようになる、といわれることから》房事過多のたとえ。
お‐ひざもと【膝元・膝下】
①高貴な人のそば。beside a noble person
②王宮や政府のある都会。帝都。首都。首府。capital
おび‐じ【帯地】
帯にする布地。
お‐ひしば【雄日芝】
イネ科の一年草。日当たりのよい地にはえる。高さ40cm前後。直立した茎から長い線形の葉を出す。夏に、かさの形にひろがった花穂をつける。北アフリカ・インド原産。チカラグサ。オヒジワ。
おび‐じめ【帯締(め)】
和装小物の一つ。帯の結び目が解けないよう、帯の上から締めるひも。
おび‐じゅうぞう【小尾十三】
(1909-79)小説家。山梨県生まれ。甲府商中退。昭和19年(1944)、日本統治下の朝鮮人を描いた『登攀(とうはん)』で第19回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『雑巾(ぞうきん)先生』『新世界』など。
おびじょう‐ぬの【帯状布】
新体操の手具の一つ。長さ6mの帯状の布。または、その布を持って演技する競技種目。最初と最後のポーズ以外は、布を静止させてはならない。リボン。ribbon
おびしろ‐はだか【帯代裸】
女の、細帯をしただけの、だらしないすがた。
おび‐しん【帯芯】
婦人の帯のしんにする厚い布。
お‐ひたき【御火焚(き)】
陰暦11月に京都地方を中心に行われる、神社の霜月祭りの火焚き神事。社前に大火を焚き、神楽を奏し神酒・神饌(しんせん)を供える。おほたき。
お‐ひたし【御浸し】
青菜類などをゆで、しょうゆをかけたもの。ひたし。ひたし物。
おびたた・し【夥し】(形シク)
〈古語〉
《近世以降は「おびただし」》
①はなはだしい。ものすごい。〈用例〉震動する事〜(宇治拾遺・21)。
②数がきわめて多い。〈用例〉あな〜の源氏の陣(ぢん)の遠火のおほさよ(平家・5・富士川)。
③さわがしい。〈用例〉喚(をめ)き叫ぶこと〜(平家・7・還亡)。
おびただし・い【夥しい】(形)
①数量が非常に多い。immense〈用例〉〜出費。〜観衆。
②はなはだしい。ひどい。terrible〈用例〉だらしのないこと〜。〈派生〉おびただしさ(名)