*おも・う【思う】(五他)
①感じる。信じる。feel; believe〈用例〉成功したと〜。自分が正しいと〜。
②《「想う」「憶う」とも》おしはかる。想像する。予想する。suppose〈用例〉〜・ったほどできない。あの人は来ないと〜。
③願う。望む。wish〈用例〉デザイナーになりたいと〜。なかなか〜とおりにはいかない。
④《「想う」「念う」とも》大切なものとして気にかける。愛する。恋い慕う。love〈用例〉子を〜。国を〜。〜人。
⑤《「想う」「憶う」とも》思い出す。回顧する。recall〈用例〉昔を〜・えばなつかしい。
⑥決心する。志す。determine〈用例〉やろうと〜・えばできる。
思う仲の小諍い(おもうなかのこいさかい)
思い合う2人の間には、かえって小さな争いが起きやすい。
思うに任せない(おもうにまかせない)
思ったようにならない。計画通りにいかない。disappointing
思うに別れ思わぬに添う(おもうにわかれおもわぬにそう)
相愛の人とは結ばれないで、そうでない人と結婚する。男女の縁の思うようにいかないことをいう。
思う念力岩をも徹す(おもうねんりき、いわをもとおす)
一心に努力をすれば、どんな困難なことでも、できないことはない。Where there is a will, there is a way.〈類似〉一念、岩をも徹す。
おもう‐さま【父様】
宮中・公家(くげ)などで、父の敬称。〈対義〉御母様(おたあさま)
おもう‐さま【思う様】(副)
思い切り。思う存分。to one's heart's content
おもう‐ぞんぶん【思う存分】(副)
十分に。満足するまで。思い切り。思うさま。to one's heart's content
おもう‐つぼ【思う壺】
予期したところ。思っていたとおり。 (fall into) a trap〈用例〉〜にはまる。
おもう‐に【思うに】(副)
考えてみると。I think...
おもう‐まま【思う儘】
[一](名・形動)心に思うとおりに行うこと・さま。as one likes
[二](副)思う存分。to one's heart's content〈用例〉〜飲み食いする。
おもえ‐らく【思えらく・為えらく】
〈文語的〉
《多く副詞的に用いられる》思うことに。思うことには。
おも・える【思える】(下一自)
自然と思われる。seem
おもおし‐め・す【思おし召す】(四他)
〈古語〉
《「思ふ」の尊敬語》お考えになる。お思いになる。おぼしめす。〈用例〉いかさまに〜・せか(万葉・1・29)。
おもお・す【思おす】(四他)
〈古語〉
《「思ふ」の尊敬語》お思いになる。おぼす。〈用例〉心を近く〜・せ吾妹(わぎも)(万葉・15・3764)。
おもおも‐し・い【重重しい】(形)
〈対義〉軽々しい。
①どっしりとして、いかめしい。imposing
②ゆったりとおちついている。solemn〈派生〉おもおもしげ(形動)おもおもしさ(名)
おもお・ゆ【思おゆ】(下二自)
〈古語〉
《「おもはゆ」の転》自然に思われる。感じられる。〈用例〉瓜食(は)めば子ども〜(万葉・5・802)。
おも‐がい【面掛・面懸・面繋・羈】
《「おもがき」の転》馬の頭の上からかけて、くつわをとめるひも。おもがけ。おもづら。〈比較〉鞅(むながい)・鞦(しりがい)
おもかげ【俤】9画
部首 人・𠆢にんべん 和製漢字
区点 4863・JIS 505F・シフト 98DD

→おもかげ[面影・俤]
おも‐かげ【面影・俤】
[一]
①思い出のなかに残っているその人の顔つきや姿。looks〈用例〉母の〜。
②昔のものを思わせる姿・ようす。vestige〈用例〉武蔵野(むさしの)の〜を残す。
[二]《於母影》森鴎外(もりおうがい)らの訳詩集。明治22年(1889)発表。伝統的な雅語を用いて清新で憂愁な西欧詩の香気を伝え、近代詩の源流となる。
おも‐かじ【面舵】
①船首を右へ向ける、かじの取り方。starboard〈対義〉取り舵。〈用例〉〜いっぱい。
②右舷(うげん)。starboard
おも‐がわり【面変(わ)り】(名・サ変自)
年をとったり、病気をしたりして、顔つきが変わること。change in one's look
おもき【重き】
重要であること。importance〈比較〉重み。
重きを置く(おもきをおく)
重視する。lay emphasis on
重きを成す(おもきをなす)
重んじられる。esteemed
おも‐き【重木・主木】
和船の部材名称。船腹から船底にかけて、取り付けるL字形断面の部材。江戸時代に北陸方面の大形の回船でおもに用いられた。
おも‐くるし・い【重苦しい】(形)
おさえつけられるようで苦しい。oppressive〈比較〉堅苦しい。〈用例〉〜雰囲気。〈派生〉おもくるしげ(形動)おもくるしさ(名)
おも‐げ【重げ】(形動)
重そうな感じ・さま。
おもご【面河】
〈村〉愛媛県中部、石鎚(いしづち)山南麓(なんろく)の村。農林業中心。面河渓があり、石鎚観光の拠点。人口1181(1994)。
おもご‐けい【面河渓】
愛媛県中部、仁淀(によど)川上流の渓谷。約10kmにわたる石英粗面岩の浸食地形で、滝・甌穴(おうけつ)が多い。渓谷美と紅葉で知られる。
おも‐さ【重さ】
①重いこと・程度。weight〈比較〉重み。
②目方。weight
③物体に作用する引力の大きさ。weight
おも‐ざし【面差(し)】
顔かたち。face〈比較〉面相。
おもし【重し・重石】
《文語の形容詞「重し」の終止形の名詞化》
①物をおさえておくもの。とくに、漬物の上にのせて、おしつける石。おし。weight
②人々をおさえ鎮める力。また、そのような力のある人。
③はかりに使うおもり。weight
おも・し【重し】(形ク)
〈古語〉
→おもい(重い)
おも‐しろ【面白】
《「おもしろい」の語幹》おもしろいこと。
*おも‐しろ・い【面白い】(形)
①笑いたくなる気持ちである。こっけいである。おかしい。funny〈用例〉〜まんが。
②退屈しない。たのしい。ゆかいだ。enjoyable〈用例〉勉強が〜。
③魅力があって、心をひかれる。興味深い。pleasant〈用例〉〜庭だ。〜男だ。
④望ましい。満足できる。favorable〈用例〉〜ほど仕事がはかどる。〜・くない結論が出る。〈派生〉おもしろが・る(五自)おもしろげ(形動)おもしろさ(名)おもしろみ(名)
おもしろ‐おかし・い【面白笑しい】(形)
おもしろい。笑いたくなるほどたいへん楽しい。amusing〈用例〉〜・く暮らす。
おもしろ‐が・る【面白がる】(五自)
おもしろいと思う。enjoy
おも‐しろ・し【面白し】(形ク)
〈古語〉
①おもむきが深い。〈用例〉月ばかり〜・きものはあらじ(徒然・21)。
→おもしろい(面白い)
おもしろ‐ずく【面白尽く】(名・形動)
おもしろくて、いい気になってすること・さま。
おもしろ‐ずくめ【面白尽くめ】
何から何までおもしろいこと。full of amusement
おもしろ‐そう【面白そう】(形動)
おもしろいと思われるさま。look interesting
おもしろ‐はんぶん【面白半分】(名・形動)
なかばおもしろがって、いいかげんにすること・さま。for fun
おもしろ‐み【面白み】
おもしろく感じられる程度・内容。interest〈用例〉〜のない人物。
おもた・い【重たい】(形)
①目方が多い。重い。heavy
②気がはればれしない。gloomy〈参考〉「重い」とほぼ同義だが、地位や病状については使われにくい。〈派生〉おもたが・る(五自)おもたげ(形動)おもたさ(名)
おも‐だか【瀉・面高】
①オモダカ科の多年草。水田など湿地にはえる。高さ30〜60cm。葉は根生し、矢じり形。8〜10月に雄花と雌花をつける。ナマイ。ハナグワイ。
②①の葉を図案化した模様の名。
③紋所の名。①の花や葉を紋章化したもの。
おもだか‐ひさたか【瀉久孝】
(1890-1968)国文学者。三重県生まれ。京大卒。京大教授。緻密(ちみつ)な訓詁(くんこ)注釈に基づく『万葉集』研究で知られる。著書『万葉集注釈』など。
おもた・し【重たし】(形ク)
〈古語〉
→おもたい(重たい)
お‐もたせ【御持たせ】
人が持ってきたおくり物や、みやげ物をいう丁寧語。おもに、それを持ってきた客にすすめるときなどにいう。おもたせもの。〈用例〉〜ですが、どうぞ。
おも‐だた・し【面立たし】(形シク)
〈古語〉
名誉である。晴れがましい。〈用例〉祭りの使ひなどに出(い)でたるも、〜・しからずやはある(枕・おひさきなく)。
おも‐だち【面立ち】
顔つき。面ざし。face
おも‐だ・つ【主立つ・重立つ】(五自)
物事の中心となる。集団のなかで中心となる。principal〈用例〉〜・った人々。
おもちゃ【具】
《「おもちあそび」の転》
①子どもが遊ぶために使う道具。とくに、手に持って遊ぶもの。玩具(がんぐ)。toy
②本物でなく、子どもだましの、ちゃちなもの。安物。plaything〈用例〉こんな〜の万年筆。
③なぐさみもの。the sport〈用例〉〜にされる。
玩具にする(おもちゃにする)
なぐさみものにする。play with
玩具箱を引っ繰り返した様(おもちゃばこをひっくりかえしたよう)
たくさんのおもちゃを部屋中に散らかしているように、物が散らかっているさま。乱雑なさま。be in disorder
おもちゃのこうきょうきょく【おもちゃの交響曲】
(Kindersymphonieドイツ)合奏曲。3楽章。モーツァルトの父レオポルド作曲、ミハエル=ハイドン編曲といわれる。児童用の簡易楽器を多く用いた曲。
おも‐づかい【主遣い】
人形浄瑠璃(じょうるり)の三人遣いで、首(かしら)と右手を操作する者。
おもっ‐たる・い【重ったるい】(形)
なんとなく体が重い。うっとうしい。depressing
*おもて【表】
①物が2つの面をもつとき、外がわ、または前に来るほう。また、正式なほう。また、人に見える面。表面。外見。front; surface〈対義〉裏。〈用例〉紙の〜。着物の〜。コインの〜。〜を飾る。
②建物などの正面。前面。the front〈用例〉〜はもう閉めた。〜から入る。
③げた・ぞうり・畳などの、上の面にはるもの。
④おおやけ。正式。たてまえ。official〈対義〉裏。〈用例〉〜向き。
⑤家屋の中の入り口に近いほう。また、客に会う部屋。客間。guest room〈対義〉奥。〈用例〉〜座敷。
⑥家の前・外。outside〈用例〉〜で遊んでこい。
⑦野球で、各回の前半。the first half〈対義〉裏。
表へ出ろ(おもてへでろ)
相手に向かって腕力で決着をつけようというときに言うことば。
おもて【面】
①顔。顔面。face〈用例〉〜をあげる。
②仮面(かめん)。能面。mask
③平らな表面。〈用例〉池の〜。鏡の〜。
④{古語}体面。めんぼく。〈用例〉いづくを〜にてか、またも見え奉らむ(源氏・賢木)。
面も振らず(おもてもふらず)
《まわりをきょろきょろ見たりもせずに、の意から》わき見もしないで。まっしぐらに。いっしょうけんめいに。for one's dear life〈類似〉脇目も振らず。
面を冒す(おもてをおかす)
相手の気持ちにかまわずにいさめたり、意見を言ったりする。disgrace
面を曝す(おもてをさらす)
①大衆の前に顔を現す。appear before people
②ひとなかで恥をかく。humiliate oneself in public
おも‐で【重手・重傷】
重いきず。じゅうしょう。ふかで。serious wound
おもて‐あみ【表編(み)】
編み物で、棒針編みの基本的編み方。メリヤス編みの表目を編む方法。plain knitting〈対義〉裏編み。
おもて‐がえ【表替え】(名・サ変自他)
畳表などを取り替えること。
おもて‐がき【表書(き)】
封筒・箱などの表に書くこと。書いたことば。address〈対義〉裏書き。
おもて‐かた【表方】
劇場で、客に接する係。劇場支配人・観客係・宣伝係・案内係など。〈対義〉裏方。
おもて‐がまえ【表構え】
家などの正面の造り。front〈用例〉堂々とした〜。
おもて‐がわ【表側】
表のほう。表面。the face; the front〈対義〉裏側。
おもて‐かんばん【表看板】
①劇場の正面にかかげる看板。billboard
②うわべの名目。pretext
おもて‐ぐち【表口】
正面の出入り口。front door〈対義〉裏口。
おもて‐けい【表罫】
印刷で、細いけい線。hairline〈対義〉裏罫(うらけい)
おもて‐げい【表芸】
①その階層の人として熟達していなければならない技芸。武士では剣道など。one's principal accomplishment
②教養として習っておくべき技芸。女性では生け花など。
③その人が専門としている技芸。
おもて‐げんかん【表玄関】
家の正面にある正式な玄関。来客用。front door〈対義〉内玄関。〈用例〉新東京国際空港は日本の〜だ。
おもてごう【表郷】
〈村〉福島県南部、白河(しらかわ)市南東隣の村。稲作・酪農などを行う。人口7691(1994)。
おもて‐ござしょ【表御座所】
皇居の正殿(せいでん)の後ろにある、天皇の公務のための部屋。
おもて‐さく【表作】
同じ田畑で、1年間に2種類の作物をつくる場合の主要な方の作物。principal crop〈対義〉裏作。
おもて‐ざしき【表座敷】
→客間。guest room〈対義〉奥座敷。
おもて‐ざた【表汰】
①世の中に知れわたること。おおやけ。publicity; public affair〈対義〉内沙汰(うちざた)
②訴訟事件。lawsuit
おもて‐しょいん【表書院】
表側に設けられた書院。〈対義〉奥(おく)書院。
おもて‐せんけ【表千家】
茶道流派、三千家の一つ。千利休(せんのりきゅう)を祖とし、3世宗旦(そうたん)の三男江岑宗左(こうしんそうさ)が、利休の建てた茶室不審庵(ふしんあん)を継いだのに始まる。現在は14世而妙斎(じみょうさい)宗左。
おもて‐だか【表高】
江戸時代、朱印状などに示された大名所領の公式上の石高。幕府に対する軍役・公役負担の基準となった。〈対義〉内高(うちだか)
おもて‐だ・つ【表立つ】(五自)
世間に知られる。表向きになる。come out in the open
おもて‐づかい【面使い】
能の所作の一つ。顔面を動かして左右を見る動作。
おもて‐どおり【表通り】
町のおもだった所を通っている道路。main street〈対義〉裏通り。
おもて‐にほん【表日本】
《本州の太平洋側の旧称、また、今は俗称》本州の太平洋側の地域。〈対義〉裏日本。
おもてにほんしき‐きこう【表日本式気候】
→たいへいようがんしききこう(太平洋岸式気候)
おもて‐はっく【表八句】
俳諧(はいかい)の連句で、百韻(百句)のとき、懐紙の第1枚めの紙の表にしるす8句。
おもて‐むき【表向き】
①表だつこと。公然。publicly
②うわべ。ostensible〈対義〉内実。〈用例〉〜の理由。
③おおやけ。官辺。official
おもて‐め【表目】
①棒針編みの表編みによってできる編み目。knit stitch〈対義〉裏目。
②指矩(さしがね)の実寸目盛り。
おもて‐もん【表門】
家などの正面の門。正式な出入り口。front gate〈対義〉裏門。
おもて‐りゅう【表流】
茶道流派→表千家の別称。
おもと【青】
ユリ科の常緑多年草。観葉植物。葉は根生し長さ30〜60cm。根茎は太い。晩春に、白い小花をつける。実は球形で赤熟。原種は広く自生する。品種は多く、根は薬用。マンネンセイ。
お‐もと【許】
[一](名)
①おそば。side
②おもに、婦人の手紙のわき付けに用いる語。〈用例〉和歌子様〜に。
③{古語}《「…のおもと」の形で》女官・女房の名前の下につける敬称。〈用例〉中将の〜(源氏・夕顔)。
〈古語〉
[二](代)《多く婦人をさして言う》あなた。〈用例〉〜は、こよひ上にやさぶらひ給ひつる(源氏・空蝉)。
おも‐なが【面長】(名・形動)
顔が長めなこと・さま。oval-faced
おも‐に【重荷】
①重い荷物。heavy burden
②重大な責任・負担。heavy burden; heavy responsibility
重荷に小づけ(おもににこづけ)
《「小づけ」は小さな荷物》ただでさえ大きい負担の上に、さらに負担が加わること。大荷に小づけ。
重荷を下ろす(おもにをおろす)
重い責任を果たして、ほっとする。be relieved of a burden
オモニ
(ǒmǒni)母。母親。
おも‐に【主に】(副)
主として。多くは。もっぱら。mainly〈用例〉日本人は〜米食だ。
おもね・る【阿る】(五自)
相手の機嫌をとろうとする。へつらう。こびる。flatter
世に阿る(よにおもねる)
世間の気に入るようなことを、言ったりしたりする。阿世(あせい)。truckle to the times
お‐もの【御物】
①貴人、とくに天皇の食事。
→ぎょぶつ
③将軍の衣冠・刀剣。
おもの‐がわ【雄物川】
秋田県を北西に流れる川。長さ133km。横手盆地・秋田平野を貫流し、鉄道開通前は重要な交通路。
おものがわ【雄物川】
〈町〉秋田県南部、雄物川中流の町。稲作、野菜・果樹栽培、畜産を行う。人口1万2527(1994)。
おも‐ばば【重馬場】
競馬場の走路が雨や雪のためにぬかるんだ状態。水を含んでいる程度によって、稍重(ややおも)・重・不良とよぶ。heavy going〈対義〉良馬場。
おも‐はゆ・い【面映ゆい】(形)
きまりが悪い。はずかしい。てれくさい。bashful〈派生〉おもはゆが・る(五自)おもはゆげ(形動)おもはゆさ(名)
おもほし‐め・す【思ほし召す】(四他)
〈古語〉
→おもおしめす(思おし召す)
おもほ・す【思ほす】(四他)
〈古語〉
→おもおす(思おす)
おもほ・ゆ【思ほゆ】(下二自)
〈古語〉
→おもおゆ(思おゆ)
おも‐み【重み】
①目方。重量。重いこと。weight〈比較〉重さ。
②重要さ。importance〈比較〉重き。〈用例〉〜のあることば。
③どっしりと落ち着いていること。貫禄(かんろく)。dignity〈用例〉〜がつく。
おも‐むき【趣】
①事がら。大体の内容。事情。趣旨。effect〈用例〉お話の〜。
②ようす。感じ。appearance
③おもしろみ。味わい。taste〈用例〉〜がある。
④…であるということ。〈用例〉ご旅行の〜と承りました。
おも‐む・く【赴く・趣く・趨く】
[一](五自)《「面(おも)向く」の意》
①ある方向・場所に向かって行く。go〈用例〉任地に〜。
②大勢や気運が、そうなる。get〈用例〉時運の〜ところ。
〈古語〉
[二](下二他)
①しむける。向かわせる。〈用例〉たちまちに仏の道に〜・けんも(源氏・横笛)。
②ほのめかす。〈用例〉おくれきこえずだにあらばと〜・けて(源氏・須磨)。
おもむろ‐に【徐ろに】(副)
ゆっくりと動作を始めるさま。slowly〈用例〉〜立ち上がる。
おも‐め【重め】(名・形動)
程度が重いほうであること・さま。rather heavy〈対義〉軽め。
おも‐め【重目】
目方。重さ。
おも‐もち【面持ち】
内面が外に現れた顔つき。look〈用例〉不審な〜。
おも‐や【母屋・母家】
①家の中央の部分。もや。main wing〈対義〉ひさし。
②主人や家族が住む、家の主要な建物。main house〈対義〉離れ。
③本家。本店。head house; head shop
おも‐やつれ【面窶れ】(名・サ変自)
顔がやせて、おとろえること。worn-out look
おも‐ゆ【重湯】
白米を、7〜8倍の水に入れてとろけるほど柔らかく炊いた粥(かゆ)の上澄み液。病人・幼児用の流動食。
お‐もらい【貰い】
①「もらい」の丁寧語。tip
②ものもらい。こじき。beggar
おもり【錘】
《「重る」の連用形から》
①分銅(ふんどう)。weight
②重さを増すために加えるもの。weight
③つり糸の先に付けて、つり針を沈めるもの。しずみ。sinker
お‐もり【御守】(名・サ変他)
幼児をまもること。幼児の世話をすること。子守。baby-sitting; baby-sitter
おも・る【重る】(五自)
①重くなる。目方がます。
②病状が悪くなる。〈用例〉病が〜。
おもろ
琉球(りゅうきゅう)の古歌謡。昔、祭礼のときにとなえた神歌。これを集成した『おもろさうし』には総数1554(重複を除いた実数1248)編を収める。
おもろ・い(形)
《関西方言》おもしろい。〈用例〉〜男。そいつは〜な。
おも‐わ【面輪】
顔。顔つき。
おもわ‐く【思惑・思わく】
《「思う」に接尾語「く」の付いたもの。「惑」は当て字》
①ある意図を持った考え。つもり。予期。expectation
②他人のその人に対する評判。気受け。opinion〈用例〉世間の〜を気にする。
③相場の上がり下がりを予想すること。speculation; venture
おもわく‐がい【思惑買(い)】
相場で、先の値上がりを見越して買うこと。speculative purchase
おもわく‐し【思惑師】
思わく買いをする人。相場師。
おもわく‐ちがい【思惑違い】
予想がはずれること。miscalculation
おもわし・い【思わしい】(形)
①おしはかることができる。can be guessed
②なんとなく好ましく思われる。satisfactory〈用例〉結果は〜・くない。天気が〜・くない。
おもわ‐ず【思わず】(副)
われを忘れて。うっかり。unconsciously〈用例〉〜声を出す。
おもわず‐しらず【思わず知らず】(連語)
しらずしらずのうちに。無意識のうちに。involuntarily
おも‐わすれ【面忘れ】(名・サ変自)
人の顔を見忘れること。fail to recognize
おもわせ‐ぶり【思わせ振り】(名・形動)
それとなくわからせたり、気を持たせたりすること・さま。意味ありげに見せかけること・さま。mystification〈用例〉〜な態度。