かがく‐ほうていしき【化学方程式】
→かがくはんのうしき(化学反応式)
かがく‐ポテンシャル【化学ポテンシャル】
物質を構成する原子間の化学結合のエネルギー。化学変化によって増減し、その差が自由エネルギー(反応熱)として計算される。chemical potential
かがく‐やくひん【化学薬品】
化学実験に使う薬品。chemicals
かがく‐りょうほう【化学療法】
合成化学薬品や抗生物質を用いて、直接病原体を殺したり、その増殖を阻止したりする療法。制癌(せいがん)剤による癌治療なども含める。chemotherapy〈比較〉物理療法。
かが‐けいせい【花芽形成】
植物の生長点組織が花芽をつくり出す現象。flower bud formation
かか・げる【掲げる・挑げる】(下一他)
《「掻(か)き上げる」の転》
①高くあげる。hoist〈用例〉国旗を〜。
②書物や新聞などにのせる。run〈用例〉見出しに〜。
③掲示板・壁などに、書いたものをはりだす。put up
④主義・方針などを広く人に示す。〈用例〉スローガンを〜。
⑤灯心を掻(か)き立てて明るくする。
かか‐ざ【嬶座】
いろり端で、一家の主婦が座る場所。主婦権を象徴する。
がか‐ざ【画架座】
南天の星座。日本では南天に低く、見にくい。2月8日ごろの午後8時ごろに南中。面積247平方度。Pictor
かかし【山子・鹿驚】
《鳥獣のきらう獣肉など悪臭のするものを田畑においたことから、「嗅(か)がし」の転といわれる》
①鳥獣の害から農作物を守るために田畑に立てる竹や藁(わら)で作った人形。かがし。そめ。そおず。scarecrow
②見せかけだけで能力の伴わない人。scarecrow
かか・す【欠かす】(五他)
《多く打ち消しの語をともなって》ぬかす。miss〈用例〉〜・さず出席する。
かかずら・う【拘らう】(五自)
①かかわりあう。関係する。be concerned with
②こだわる。なずむ。stick to〈用例〉名目に〜。
か‐がすり【蚊絣・蚊白】
絣柄の一種。十字形の細かい柄。
かが‐ぞうがん【加賀象眼】
江戸初期から加賀(現在の石川県)に伝承される象眼細工。平(ひら)象眼した上に糸象眼を打ちこみ、草花・虫の模様をあらわす精緻(せいち)な手法で、鎧(よろい)象眼ともいう。
かが‐そうどう【加賀騒動】
江戸中期、加賀藩前田(まえだ)家のお家騒動。藩主前田吉徳(よしのり)の信任厚い革新派の大槻朝元(おおつきとももと)(伝蔵)と保守派の家老前田直躬(なおみ)が対立。吉徳没後、直躬の策謀で、朝元が主家押領を企てていると幕府に訴え、その結果、大槻一派は一掃された。
かかぢ【香々地】
〈町〉大分県北東部、国東(くにさき)半島の町。ミカンなどの果樹栽培がさかん。人口4370(1994)。
かがち
→ホオズキの古名。
かかと【踵】
①足の裏の後ろの部分。きびす。くびす。heel
②はきものの裏の後方部。heel
かが‐とび【加賀鳶】
江戸時代、加賀(かが)藩前田家が江戸本郷の上屋敷に召し抱えた火消し。
かか‐に【かか煮】
《女房ことばで鰹節(かつおぶし)を、「おかか」といったことに由来》煮物の一つ。竹の子・フキなどに削り節を加えて煮る。土佐煮。
かが‐の‐くけど【加賀潜戸】
島根県島根半島の岬、潜戸鼻にある洞門・洞窟(どうくつ)
かが‐の‐くに【加賀国】
旧国名。現在の石川県南半部。北陸道の一国。「延喜式」では上国、8郡。国府・国分寺はともに小松(こまつ)市。明治4年(1871)廃藩置県により金沢(かなざわ)県。同5年(1872)石川県と改称し、のち七尾(ななお)県を合併。加州。加賀。
かが‐の‐ちよじょ【加賀の千代女】
(1703-75)江戸中期の女流俳人。加賀の人。繊細で理知的な作風で有名。句集『千代尼句集』『松の声』。千代尼。千代。
かが‐はん【加賀藩】
江戸時代、加賀・能登(のと)・越中(えっちゅう)の3国を領した藩。藩主は前田氏。102万石。天正(てんしょう)11年(1583)藩祖前田利家(まえだとしいえ)が豊臣秀吉(とよとみひでよし)の北陸平定によって加賀を領したのに始まり、次いで能登(のと)・越中を加増。金沢藩。前田藩。
がが‐ぶた【花】
リンドウ科の多年生水草。池や沼の泥の中の根茎から茎をのばし、数枚の葉を浮かべる。葉はスイレンに似る。白小花を多数つける。
がかマティス【画家マティス】
《原題Mathis der Maler(ドイツ)》ヒンデミット作曲の交響曲。1934年作。画家マティス=グリューネワルトの祭壇画を主題とした、標題音楽。
かがま・る【屈まる】(五自)
かがむようなかっこうをする。そのかっこうになる。かがむ。
*かがみ【鏡】
①直接見ることがむずかしい姿や物の形を、反射させて見る道具。現在はガラス製だが、古くは金属製で、背面に文様を表した。mirror〈数え方〉1面。
②《「鑑」「鑒」とも》手本。模範。model; example〈用例〉万世の〜。世の人の〜。
③酒だるのふた。barrelhead〈用例〉〜をぬく。
④「→鏡餠(かがみもち)」の略。
⑤「→鏡板(かがみいた)」の略。
鏡と相談せよ(かがみとそうだんせよ)
鏡で顔をよく見て、自分の言動が自分の容貌(ようぼう)にふさわしいものであるかどうかを考えよ。自分の容貌をよく知った上で、言動せよ。
鏡の様(かがみのよう)
①ぴかぴか光っているさま。glaring
②滑らかで波立たないさま。as smooth as glass〈用例〉〜な水面。
鏡は女の魂(かがみはおんなのたましい)
《多く「刀は武士の魂」と対にしていう》鏡は、女にとって命ともいえるほど、大切なものである。
かがみ【香我美】
〈町〉高知県東部の町。米の二期作、野菜栽培、山北ミカンで知られるミカン栽培がさかん。人口6232(1994)。
かがみ【鏡】
〈町〉熊本県、八代(やつしろ)平野北部の町。大部分が干拓地で、稲作・イグサ・野菜栽培がさかん。人口1万7402(1994)。
かがみ【鏡】
〈村〉高知県中部、高知市北西隣の山村。農林業主体。人口1768(1994)。
かがみ‐いし【鏡石】
①表面が滑らかで、鏡のように物を映す石。伝説の主人公が姿を映したり、やましい心の人は映らずに曇るといわれたりする。化粧石。鏡岩。
②手水鉢(ちょうずばち)の前に置く石。
かがみいし【鏡石】
〈町〉福島県中部、須賀川(すかがわ)市南隣の町。稲作中心の農業地帯だが、都市化が進む。人口1万2460(1994)。
かがみ‐いた【鏡板】
①戸・天井・壁に使う、表面が平らで滑らかな板。panel board
②額縁・框(かまち)などにはめ込んだ一枚板。
③能舞台の正面奥の羽目板。老松が描かれる。
④ボイラーなど円筒状圧力容器の両端部のふたとなる板。
かがみ‐がい【鏡貝】
殻・肉とも白色のマルスダレガイ科の海産ニマイガイ。円形で、殻長約7cm、殻高約6.5cm。浅海の細砂底にすむ。食用。北海道南部以南に分布。モチガイ。シラガイ。
かがみ‐が‐いけ【鏡ケ池】
伝説の主人公が鏡を落としたり、姿を映したとされる池。また、その伝説。池の水面に物を映すとともに、人の心や霊魂も映し出すといわれたりする。鏡ケ淵(かがみがふち)
かかみがはら【務原】
〈市〉岐阜県南部、各務原台地にある市。旧陸軍の航空基地で、現在は自衛隊の岐阜航空基地がある。航空・輸送機器などの工業がさかん。人口13万2011(1994)。
かがみ‐ぐさ【鏡草】
→ビャクレンの古名。
→ウキクサの古名。
かがみ‐ごい【鏡鯉】
コイの一品種。大きな鱗(うろこ)が側線部・背部などにある。ドイツゴイの突然変異種を固定したもの。オーストリア原産種。
かがみ‐こうぞう【務鉱三】
(1896-1985)ガラス工芸家。岐阜県生まれ。東京高等工芸学校卒。日本のガラス工芸の発達に尽くす。
かがみ‐しこう【務支考】
(1665-1731)江戸中期の俳人。別号は東華坊など。美濃(みの)の人。蕉門に入り、師の没後美濃派を興す。蕉風俳諧(しょうふうはいかい)の体系化につとめた。俳論『葛(くず)の松原』『俳諧十論』、追善句文集『笈(おい)日記』など。
かがみじし【鏡獅子】
歌舞伎(かぶき)舞踊『春興(しゅんきょう)鏡獅子』の通称。長唄(ながうた)。明治26年(1893)初演。福地桜痴(ふくちおうち)作詞。新歌舞伎十八番の一つ。長唄『枕(まくら)獅子』が下敷き。優美な前半、勇壮な後半の対照が鮮やか。
かがみ‐じたて【鏡仕立(て)】
→がくぶちじたて(額縁仕立て)
かがみ‐だい【鏡鯛】
マトウダイ科の海水魚。全長約70cm。体は長卵形で青みがかった銀白色。背びれの一部が糸状に伸びる。鱗(うろこ)を欠く。泥質の海底にすむ。かまぼこの原料。日本中部以南に分布。
かがみ‐てんじょう【鏡天井】
和風建築で、支持材をなかに隠して下面に鏡板という一枚板を張りつめた天井。禅宗様の仏殿などにみられる。
かがみ‐なす【鏡なす】
[枕ことば]《見るもの、大切にするものということから》「見る・思ふ」などにかかる。〈用例〉〜見れども飽かず望月(もちづき)のいやめづらしみ思ほしし(万葉・2.196)。
かがみの【鏡野】
〈町〉岡山県北部、津山市北西隣の町。稲作・野菜栽培・肉牛飼育・林業がさかん。人口1万2129(1994)。
かがみ‐の‐おおきみ【鏡王女】
(?-683)万葉歌人。天智(てんじ)天皇に愛され、のち藤原鎌足(ふじわらのかまたり)の妻。一説には額田王(ぬかたのおおきみ)の姉。
かがみ‐の‐ま【鏡の間】
能舞台と楽屋(がくや)の中間の板敷きの部屋。大きな鏡があり、演者が面(おもて)をつけ精神統一を行ったり、囃方(はやしかた)が楽器の調子調べに曲を奏したりする。
かがみ‐びらき【鏡開き】
正月の鏡餠(かがみもち)を下げて、吸い物や汁粉にして食べる行事。もとは1月20日に行われたが、現在は11日が一般的。鏡割り。
かがみ‐もち【鏡餠】
正月などに神棚などに供える餠。平たく円い大小2個の餠を重ねたもの。床飾り化するにつれ、蓬莱(ほうらい)飾りと結びつきダイダイや昆布などを添えるようになった。お供え。おかがみ。〈数え方〉1重ね・1据(すわ)り。
かがみ‐もの【鏡物】
和文で書かれた歴史物語の総称。『大鏡』『今鏡』『水鏡』『増鏡』(この4書を合わせて「四鏡」という)など。鏡類。
かがみ‐やま【鏡山】
佐賀県、唐津(からつ)市の東部にある丘陵。標高284m。唐津湾・虹ノ松原(にじのまつばら)を見おろす景勝地。領巾振(ひれふり)山。
かがみやまこきょうのにしきえ【加賀見山錦絵】
人形浄瑠璃(じょうるり)・歌舞伎(かぶき)時代物。容楊黛(ようようたい)作。加賀騒動に松平周防守(すおうのかみ)邸に起こった奥女中の仇討(あだう)ち事件を加えて脚色。天明(てんめい)2年(1782)初演。
かがみ‐わり【鏡割(り)】
→かがみびらき(鏡開き)
かが・む【屈む】(五自)
①腰などが、おれまがる。bend
②しゃがむ。うずくまる。stoop〈用例〉地面に〜。
かが・める【屈める】(下一他)
かがむようにする。おりまげる。bend〈対義〉伸(の)ばす。〈用例〉腰を〜。
かがやかし・い【輝かしい・耀かしい】(形)
①きらきらする。まばゆい。bright; brilliant
②りっぱだ。brilliant〈用例〉〜成功。〈派生〉かがやかしげ(形動)かがやかしさ(名)
かがやか・す【輝かす・耀かす】(五他)
①きらきらと光らせる。light up〈用例〉目を〜。
②りっぱなものを広く知れわたるようにする。make...famous〈用例〉名を海外に〜。
かがやき【輝き・耀き】
きらきら光ること。輝くこと。はなばなしいこと。また、その光。brightness; brilliance〈用例〉目の〜。〜を失う。
*かがや・く【輝く・耀く】
《古くは「かかやく」》
[一](五自)
①自らの力あるいは他の光の反射をうけて、連続的に美しくきらきら光る。きらめく。glitter; shine〈用例〉星が〜。太陽が〜。
②名誉で、はなばなしくりっぱに見える。be glorious〈用例〉優勝に〜。
③希望や喜びが表情に出る。beam〈用例〉希望に〜顔。
〈古語〉
[二](四自他)
①(自)恥ずかしくて顔がほてる。〈用例〉女、扇をもって顔にさし隠して、〜を(今昔・27)。
②(他)恥をかかせる。〈用例〉昼も夜も来る人を、何しにかは「なし」とも〜・き帰さむ(枕・里にまかでたるに)。
かがやける【輝ける】(連体)
①きらきら光っている。bright; shine
②希望にあふれている。promising〈用例〉〜前途。
カガヤン‐がわ【カガヤン川】
(Cagayan)フィリピン北部、ルソン島北部を流れる同島最大の川。長さ350km。下流の平野部はマニラシガーの産地として有名。
かが‐ゆうぜん【加賀友禅】
加賀国(かがのくに)金沢の友禅染め。のり置きのあと梅の皮や柿渋(かきしぶ)で染めたものに始まり、江戸時代初期に現在のような友禅染めが始まった。文様は様式化された独特の図案が用いられ、京友禅とは異なった重厚さや落ちつきがみられるのが特徴。
かがよ・う【耀う】(四自)
〈古語〉
①きらめく。〈用例〉〜珠(たま)を取らずはやまじ(万葉・6・951)。
②ちらつく。〈用例〉灯火(ともしび)の影に〜うつせみの妹(いも)が笑(ゑ)まひし面影に見ゆ(万葉・11・2642)。
かかり【係(り)】
①《「係」で》その事務の受け持ち。受け持つ人。clerk
②文法で、あとの述語の述べ方に関係する語句。〈対義〉結び。
かかり【掛(か)り・懸(か)り】
①かかること。〈用例〉かぎの〜が悪い。
②関係すること。relation〈用例〉何のゆかりも〜もない。
③費用。入費。経費。expenses〈用例〉〜がかさむ。
かか・り【斯かり】(ラ変自)
〈古語〉
《「かくあり」の約》かようである。こうである。〈用例〉〜・らむとかねて知りせば(万葉・2・151)。
かがり【篝】
①篝火を入れる鉄製・半球形の籠(かご)。照明や鵜(う)飼いのいさり火などに用いられる。篝籠(かがりかご)
②「→篝火」の略。
→松明(たいまつ)。torch
がかり【係】(接尾)
係として扱うこと・人、の意を表す。〈用例〉受付〜。進行〜。〈参考〉官庁・鉄道などでは「掛」を用いる。
がかり【掛(か)り】(接尾)
①依存する意を表す。〈用例〉親〜。
②それだけの数量・時間を必要とする意を表す。〈用例〉総〜。3人〜。4日〜。
③ついで、の意を表す。〈用例〉通り〜。行き〜。
カカリア【Cacalia】
キク科の観賞用一年草。高さ約60cm。夏から秋に、細長い花茎の先に橙紅(とうこう)色の小花をつける。インド原産。ベニニガナ。
かかり‐あい【掛(か)り合い】
①物事に関係すること。関係。relation
②物事に巻き込まれること。まきぞえ。be involved〈用例〉〜になる。
かかり‐いん【係員】
その事を扱う人。person in charge
かかり‐きり【掛(か)り切り】
ある事にとりかかって、それだけをしていること。つききり。be devoted to
かかり‐じょし【係(り)助詞】
助詞の一種。いろいろの語について、下の述語に影響を及ぼす。文語では文末の述語の活用形が、これに応じて一定の形をとる。係(けい)助詞。「は・も・ぞ・なむ・や・か・こそ」など。
かかり‐ちょう【係長】
会社・官庁などの課を小さく区分した係の責任者・役。
かかり‐つけ【掛(か)り付け】
いつもその医師・病院に治療してもらっていること。〈用例〉〜の医師。
かがり‐ぬい【縢り縫い】
縫い方の一種。縫い代や折り代の裁ち目がほつれないように、糸を一定の方向に巻く方法。裁ち目かがり、穴かがりなど。overcasting
かがり‐び【篝火】
周りを照らすために、鉄のかごに入れて燃やすたいまつの火。かがり。bonfire
かかり‐むすび【係(り)結び】
文法で、文語文にみられるきまり。文中に特定の助詞が用いられると、それに呼応して、文末が特定の活用形で終止すること。「ぞ・なむ・や・か」のときは連体形、「こそ」のときは已然(いぜん)形で結ぶ。「花ぞ散りぬる」「花こそ散りぬれ」など。
かかり‐ゆ【掛(か)り湯】
→あがり湯→おか湯
かかりゅうど【掛人】
《「かかりびと」の転》→いそうろう→食客
かか・る【係る】(五自)
①《「繋る」とも》関係する。かかわる。affect〈用例〉名誉に〜。
②人の手になる。be done〈用例〉運慶(うんけい)の手に〜仏像。
③文法で、あとのことばに関係する。〈対義〉受ける。
かか・る【架(か)る】(五自)
橋・鉄道などが一方から他方へ渡されて通じる。span〈用例〉鉄橋が〜。
*かか・る【掛(か)る】(五自)
①ある物を支えにしてたれ下がる。ぶら下がる。hang; be suspended〈用例〉壁に絵画が〜・っている。
②それによって事の成否が決まる。depend on〈用例〉努力いかんに〜。
③仕組まれたものにひっかかる。捕らえられる。be trapped〈用例〉網に〜。計略に〜。
④《「係る」とも》関係する。かかわりあう。be involved〈用例〉軍事機密に〜。彼に〜・ったらかなわない。
⑤好ましくないことが身にふりかかる。fall upon〈用例〉迷惑が〜。泥が〜。
⑥劇などが上演される。be on〈用例〉町の劇場に芝居が〜・っている。
⑦錠がおりる。lock〈用例〉かぎが〜。
⑧攻める。attack〈用例〉どこからでも〜・ってこい。
⑨機械が作動する。work; operate〈用例〉電話が〜。エンジンが〜。
⑩費用・時間・労力などを要する。cost; take〈用例〉金が〜。負担が〜。
⑪《「繋る」とも》船が港などに停泊する。moor〈用例〉船が〜。
⑫仕事に着手する。begin; start〈用例〉著述に〜。
⑬料理などのため、火の上にすえられる。be put on〈用例〉なべが火に〜・っている。
⑭一面に立ちこめる。hang over〈用例〉霧が〜。
⑮ある物が他の物の表面をおおう。be covered〈用例〉カバーが〜・った本。
⑯診察・治療をしてもらう。consult a doctor〈用例〉医者に〜。
⑰依存する。世話になる。depend on〈用例〉老後を長男夫婦に〜。
⑱物事がある時期・場所に及ぶ。至る。take〈用例〉作業は夜半まで〜・った。山道に〜。
⑲ある問題が取り上げられて、検討される。〈用例〉会議に〜。
⑳《動詞の連用形に付いて》
(ア)今にも…するところである。中途である。〈用例〉死に〜。
(イ)作用がその方向に向かう。〈用例〉寄り〜。攻め〜。
御目に掛かる(おめにかかる)
「会う」の謙譲語。
気に掛かる(きにかかる)
心配である。
*かか・る【懸(か)る】(五自)
①高い所に存在する。hang〈用例〉月が中天に〜。
②賞などが出される。be offered〈用例〉賞金が〜。
③それによって物事が決定する。depend on〈用例〉優勝が〜・った一戦。
*かか・る【罹る】(五自)
病気などになる。いやな目にあう。suffer from〈用例〉肺炎に〜。火災に〜。
かか・る【皸る】(四自)
〈古語〉
あかぎれができる。〈用例〉稲つけば〜吾(あ)が手を(万葉・14・3459)。
かかる【斯かる】(連体)
《「かくある」の約》こういう。こんな。such
かが・る【縢る】(五他)
①布のたち目などがほつれないように、糸で縫いつづる。hemstitch〈用例〉たち目を〜。
②布の破れをつくろう。darn〈用例〉靴下を〜。
がか・る(接尾)
《名詞に付いて動詞を作る。五段型》ようす・性質・色彩などをおびている、の意を表す。〈用例〉黄色〜・った緑。しばい〜・った動作。
かがわ【香川】
〈県〉四国地方北東部、瀬戸内海に臨む県。県庁所在地は高松市。南は讃岐(さぬき)山脈、北は讃岐平野。小豆(しょうど)島など島も多い。瀬戸内型気候で寡雨(かう)、ため池が多い。農業・水産業のほか工業もさかん。面積1882km2、人口103万0903(1994)。
かがわ【香川】
〈町〉香川県中部、高松市南隣の町。農業と住宅の町。奇祭「ひょうげ祭」が有名。人口2万3732(1994)。
かがわ‐いかだいがく【香川医科大学】
国立大学。昭和53年(1978)創立。所在地は香川県木田郡三木町。
かがわ‐かげき【香川樹】
(1768-1843)江戸後期の歌人。号は桂園(けいえん)。鳥取の人。『万葉集』支持の賀茂真淵(かものまぶち)に抗して、和歌の本質を「調(しらべ)」とし、清新な歌風を特色とした。桂園派を樹立。その歌風は明治まで隆盛だった。家集『桂園一枝』、歌論『古今和歌集正義』など。
かがわぎんこう【(株)香川銀行】
金融業。地方銀行。昭和18年(1943)設立。本店は香川県高松市亀井(かめい)町。
かがわ‐げんえつ【賀川玄悦】
(1700-77)江戸中期の産科医。賀川流産科の祖。手術を用いた独特の助産術を実施した。著書『産論』。
かがわ‐しゅうとく【香川修徳】
(1683-1755)江戸中期の医師。古医方四大家の一人。号は修庵・一本堂。師、後藤艮山(ごとうこんざん)の説の祖述に努め、儒学を伊藤仁斎(いとうじんさい)に学び、「儒医一本」を説く。著書『一本堂行余医言』など。
かがわ‐だいがく【香川大学】
国立大学。大正12年(1923)創立の高松高等商業学校を前身とし、昭和24年(1949)より現制。本部は香川県高松市幸町。
かがわ‐とよひこ【賀川彦】
(1888-1960)牧師・キリスト教社会運動家。神戸生まれ。神戸神学校・米プリンストン大卒。神戸の貧民街での伝道をはじめ、労働運動・普通選挙運動・農民運動・生活協同組合事業などに尽力。著書『死線を越えて』など。
かかわら‐ず【拘らず・係わらず】(連語)
《「に(も)かかわらず」の形で》
①…なのに。…であるけれども。though; in spite of〈用例〉がんばったにも〜成功しなかった。
②それに関係なく。regardless of〈用例〉晴雨に〜行う。
かかわり【関わり・係わり】
関係をもつこと。relation
かかわり‐あ・う【係わり合う】(五自)
互いに関係し合う。係わりを持つ。be involved〈用例〉つまらないことに〜。
かかわ・る【係わる】(五自)
①《「関わる」とも》深く関係する。決定的なつながりを持つ。affect〈用例〉命に〜。名誉に〜。
②《「拘る」とも》こだわる。気にする。とらわれる。stick to〈用例〉小事に〜・り、大事を忘れる。
か‐かん【火管】
①ボイラー内にあって、熱を水に伝えるための管。煙管。fire tube
②大砲など大口径の火砲で、弾丸の発射用火薬の点火に用いる発火具の総称。撃発火管と電気火管などがある。
か‐かん【加冠】
①元服したものが、成人のしるしの一つとして、初めて頭に冠を加えること。また、その儀式。
②元服する人に冠を授ける役。烏帽子(えぼし)親。
か‐かん【花冠】
花弁の集まり。種子植物類の花の構成要素の一つで、萼(がく)の内側に生じ、雄蕊(ゆうずい)・雌蕊(しずい)を守る。合弁花冠・離弁花冠がある。corolla
か‐かん【河漢】
→あまのがわ→天漢→銀河。Milky Way
②黄河と漢水。
か‐かん【果敢】(形動)
思いきってするさま。勇気や決断力のあるさま。daring〈用例〉〜に立ち向かう。〈派生〉かかんさ(名)
か‐がん【河岸】
川のきし。riverbank
カガン【Khaghan・可汗】
北アジア遊牧民族における君主の称。4世紀ごろ柔然(じゅうぜん)が使用したのが最初とされる。カーン。ハン。ハガン。
かがん【華嵒】
(1683ごろ-1756ごろ)中国、清(しん)代中期の画家。号は新羅山人。超俗的な性格で、山水・人物・花鳥にすぐれていた。
かかんき‐しょうこうぐん【過換気症候群】
《「換気」は、肺への空気の出入り、すなわち呼吸のこと》重症の神経症が原因で、過剰換気を起こすために生じる一連の症状。動脈中の血液から二酸化炭素が異常に多く排泄(はいせつ)されるため、呼吸困難・めまい、手足のしびれ・けいれんなどを起こす。肺・脳疾患、サリチル酸中毒などでもみられる。過呼吸症候群。hyperventilation syndrome
がかん‐きんきゅう【牙関緊急】
ものをかむ筋肉がけいれんを起こし、口が開かなくなる状態。破傷風・ヒステリー・てんかんなどの全身けいれん状態の部分症として起こる。咬痙(こうけい)。開口障害。trismus; lockjaw
かかんしゅう【花間集】
中国の詞の撰集(せんじゅう)。10巻。五代の後蜀(こうしょく)の趙崇祚(ちょうすうそ)の編。晩唐・五代の18人の優雅艶麗な作品500首を収める。
か‐かんせつ【仮関節】
→ぎかんせつ(偽関節)
かがん‐だんきゅう【河岸段丘】
河川の流路に沿った斜面が階段状になった地形。平坦面を段丘面、急崖(きゅうがい)を段丘崖という。浸食、地盤の隆起・沈降などによる。河成段丘。river terrace
かかん‐ぷ【火浣布】
①昔、中国南方の火山に住む火ねずみの毛で織ったという布。火に入れても焼けないという。火ねずみの皮衣。
②石綿を混ぜて織った、燃えにくい布。
ががんぼ【蚊】
体と脚が細長く、カを引き伸ばしたような形のガガンボ科の昆虫の総称。種類は多い。体長1.2〜2cm。幼虫は土中にすみ、植物の根などを食べる。全世界に分布。カガンボ。crane fly