- がく‐ゆう【学友】
- ①同じ学校の友だち。校友。同窓生。schoolmate
- ②学問上の友人。
- かく‐ゆうごう【核融合】
- ①軽い原子核である重水素などが融合して新しい原子核をつくる反応。このとき大きなエネルギーを生じる。水素爆弾はこれを利用している。nuclear fusion〈対義〉核分裂。
- ②動物や植物の受精のとき、精子が卵の中に入り、両者の核が1つに合すること。核合体。karyogamy
- かくゆうごう‐はんのう【核融合反応】
- 水素やヘリウムなどの軽い原子核が融合して、重い原子核になり、大きなエネルギーを放出する反応。恒星のエネルギー源となっている。nuclear fusion
- かく‐よう【各様】
- それぞれのありさま。〈用例〉各人〜。
- がくよう【岳陽】
- 中国、湖南省北東端の港町。京広(けいこう)鉄道と長江(ちょうこう)(揚子江(ようすこう))水運の要地で、省北東部の物資集散地。人口52.6万(1991)。ユエヤン。岳州。
- がくよう‐ひん【学用品】
- 学習に必要な道具、文房具。ノート・鉛筆など。school supplies; stationery
- がくよう‐ろう【岳陽楼】
- 中国湖南省洞庭湖に臨む岳陽城西門上の楼。楼上からの長江(ちょうこう)(揚子江(ようすこう))、洞庭湖の眺望で有名。
- かく‐よく【▼鶴翼】
- ①ツルのつばさ。
- ②陣形の一つ。ツルがつばさを広げたように、中央部から離れるにしたがって兵を前に進め、敵兵を中にとりこめようとする陣形。〈比較〉魚鱗(ぎょりん)。
- かく‐よくしろん【核抑止論】
- 核軍事力の均衡が戦争を防止し、世界の平和維持に役立つという主張。nuclear deterrent theory
- かぐら【神楽】
- 《神霊の依(よ)る「神座(かむくら)」の転》
- ①神を祭るときに奉納される舞や歌。宮廷で行われる御(み)神楽と民間で行われる里神楽がある。おかぐら。
- ②能・狂言の舞事の一つ。
- かぐら‐うた【神楽歌】
- 神楽で歌われる歌謡。平安時代に発達、現在も宮中で行われる約90首をさす。「神おろし」の採物(とりもの)、「神あそび」の前張(さいばり)、「神あがり」の星、の3つに大別される。
- かぐらざか【神楽坂】
- 東京都新宿区北東部、牛込見附(うしごめみつけ)から西に上る坂の名。および付近の商店街。戦前には花街があり、現在も繁華街としてにぎわっている。
- かぐら‐ざめ【神楽▼鮫】
- サメの一種。全長4m以上で淡褐色。鰓孔(えらあな)は6対(ふつうのサメは5対)。深海にすむ。太平洋・大西洋の熱帯・亜熱帯海域に分布。
- かぐら‐ばやし【神楽▼囃子】
- 神楽に付随する器楽。各地の神楽では全般に、太鼓(大太鼓・締め太鼓など)・鉦(しょう)・笛を伴奏楽器に用いる。
- かぐら‐ぶえ【神楽笛】
- 日本固有の管楽器。おもに宮中の神楽で用いられる6孔で全長約46cmの横笛。比較的低く静かな音色をもつ。大和笛。
- かく‐らん【▼霍乱】
- ①日射病。
- ②急性のはきくだし。〈用例〉鬼の〜。
- かく‐らん【▼攪乱】(名・サ変他)
- 《「こうらん」の慣用読み》
- ①かき回すこと。
- ②混乱させること。
- かく‐り【隔離】(名・サ変他)
- ①離して別にすること。
- ②伝染病が広がるのを防ぐため、患者を他の人から隔てること。isolation
- ③生物集団がいくつかに分かれて遺伝子の交換が起こらなくすること。生物の種分化の重要な原因となる。地理的隔離や生殖的隔離などがある。disjunction
- がく‐り【学理】
- 学問上の理論・原理。theory
- かくり‐せつ【隔離説】
- 生物の進化論の一つ。地理的隔離が種の分化に極めて重要であるという説。ドイツのモーリッツ=ワーグナーらによって提唱された。isolation theory
- かく‐りつ【格率・格律】
- 《哲学の用語》
- ①論理上の主要命題、証明なしに許容される命題など。準則。
- ②カントの用法では、個々人の行為の主観的な規則・原理。
- ③倫理学で、行為を決める主体的原理。maxim
- かく‐りつ【確立】(名・サ変自他)
- 基礎・方針・立場などをしっかりとうちたてること。establishment〈用例〉主体性を〜する。
- かく‐りつ【確率】
- ①ある事柄の起こりうる可能性の程度。また、それを示す数値。蓋然(がいぜん)性。probability
- ②みこみ。公算。probability
- がく‐りつ【楽律】
- ①中国や日本の伝統音楽の音律。
- ②楽音を音律の高低にしたがって理論的に整えたもの。十二律など。
- かくりつ‐かてい【確率過程】
- 時間とともに断続して現れる偶然的現象の数学的モデル。たとえば偶然的な外力の作用下で動く質点の運動、通信の雑音の強さの時間的変動など。マルコフ過程・定常過程などに分類される。stochastic process
- かくりつ‐し【確率紙】
- 統計で用いられる特殊な方眼紙。資料が正規分布にしたがう母集団からの標本であるかどうかの判断や、統計的推論などに用いられる。probability paper
- かくりつ‐ぶんぷ【確率分布】
- 確率変数の分布状態。離散型の場合には、確率変数の各値に対し、その値をとる確率を対応させたもの。連続型の場合には、一般に分布関数、確率密度関数などで表す。二項分布・ポアソン分布・正規分布など。probability distribution
- かくりつ‐へんすう【確率変数】
- 試行のおのおのの結果に対し、実数値が与えられる変数。たとえば、2個のサイコロを投げるとき、その目の和に対応させる2〜12の数値。stochastic variable; random variable
- かくりつ‐ろん【確率論】
- 確率を研究対象とする数学の一分野。近代統計学に応用する。theory of probability
- がくり‐と(副)
- 急に物が折れたり、取れたり、勢いがなくなったりするさま。がっくり。with a shock〈用例〉力が〜ぬける。
- かくり‐びょうしゃ【隔離病舎】
- 病院で伝染病患者や、他の患者と同居させられない患者だけを収容する建物。隔離病棟。isolation ward
- がく‐りょ【学▼侶】
- ①→学友。
- ②学業に専心した僧。
- かく‐りょう【閣僚】
- 内閣を構成する大臣のこと。閣員。Cabinet member
- がく‐りょう【学寮】
- ①学校の寄宿舎。dormitory
- ②大寺院で、学生(がくしょう)の修学・宿泊などに当てた建物。
- ③→カレッジ①。college
- かく‐りょく【核力】
- 陽子と中性子の間にはたらき、その2つを結びつけて原子核をつくる力。力のおよぶ距離は非常に短いが、電磁気力にくらべて非常に強い。nuclear force
- がく‐りょく【学力】
- 学習の結果、会得され、現時点において発揮できる能力。achievement
- かく‐りん【獲▼麟】
- 《「麟」は麒麟(きりん)。孔子の『春秋』がこの語で終わっていることから》
- ①→絶筆。
- ②孔子の死。転じて、→臨終。
- かく‐りん【▼鶴林】
- 《釈迦牟尼(しゃかむに)の入滅のとき、沙羅双樹(さらそうじゅ)がツルの羽のように白くなったということから》
- ①沙羅双樹の林。鶴(つる)の林。
- ②釈迦牟尼の入滅。
- かくれ【隠れ】
- ①隠れること。
- ②《上に「お」を付けて》身分の高い人の死をいう敬語。〈用例〉お〜になる。
- がく‐れい【学齢】
- ①義務教育を受けなければならない年齢。満6歳から15歳まで。school age
- ②小学校にはいるべき年齢。school age〈用例〉〜に達する。
- がくれい‐じどう【学齢児童】
- 満6歳から12歳までの、小学校に就学の義務のある児童。children of school age
- がくれい‐せいと【学齢生徒】
- 中学校に就学の義務のある者。
- かくれ‐うお【隠魚】
- カクレウオ科の海水魚。全長約20cm。体は細長く、淡灰色。フジナマコなどの腸内に隠れすみ、共生の好例とされる。本州中部以南に分布。
- かくれ‐が【隠れ家・隠れ▽処】
- ①人や世間をさけて住む所・家。retreat
- ②ものかげ。
- かくれ‐がさ【隠れ▼笠】
- [一]隠れ蓑(みの)。
- [二]昔話の一つ。かぶれば他人からは身体が見えなくなる不思議な天狗(てんぐ)の笠を手に入れた男が、女房に笠を焼かれて、その灰を体に塗り身を隠すという話。
- かくれ‐がに【隠▼蟹】
- ニマイガイやナマコなどの体内にすむ小形のカニの総称。雌は甲長1cm内外、雄ははるかに小さい。甲は円形で、白くて軟らかい。この仲間には、オヨギピンノのように海中で自由生活をしているものもあるが、日本にオオシロピンノなど約10種いる。pea crab
- がく‐れき【学歴】
- 学校へ行って学習した経歴。educational background〈対義〉職歴。
- かくれき‐がん【角▼礫岩】
- 角ばった岩石の破片を含む堆積(たいせき)岩。がけの崩壊、断層運動、火山噴火などが成因。breccia
- がくれき‐しゃかい【学歴社会】
- ある人の社会的地位を決定する要因のうち、学歴の比重が相対的に大きい社会。
- かくれ‐キリシタン【隠れキリシタン】
- 江戸幕府のキリシタン弾圧後、現在にいたるまで、禁制時代のひそかな信仰形態を続けている人々。長崎県に存在。
- かくれ‐ざと【隠れ里】
- ①世間を避けて隠れ住む所。隠遁(いんとん)所。
- ②山奥や塚穴の向こうにあると考えられた平和な理想郷。竜宮や長者話と結び付いたものが多い。
- かくれ‐な・し【隠れ無し】(形ク)
- 〈古語〉
- 隠れたところがない。広く世の中に知れ渡っている。〈用例〉しのぶとも、世にある事、〜・くて(源氏・夕顔)。
- かくれぬ‐の【隠れ▽沼の】
- [枕ことば]《「かくれぬ」は、表面が草などにおおわれて外からは見えない沼》「底・下(した)」などにかかる。〈用例〉紅(くれなゐ)の色にはいでじ〜したにかよひて恋ひは死ぬとも(古今・恋3)。
- かくれ‐ねんぶつ【隠れ念仏】
- 江戸時代、藩による真宗の禁制下で他宗を信仰すると見せかけ、隠れて念仏を行った信仰集団。カヤカベ教など。
- かくれ‐みの【隠れ▼蓑】
- ①着ると、からだが見えなくなるという想像上のみの。cloak of invisibility
- ②真相を隠すための手段。cloak; pretext
- ③《「隠蓑」で》ウコギ科の常緑小高木。暖地の山林にはえ、高さ約9m。葉は互生、厚くて光沢がある。夏に、黄緑色の五弁花を枝先に密につける。果実は黒く熟す。
- かくれ‐も‐ない【隠れも無い】(連語)
- 広く知られている。有名である。はっきりした。well-known〈用例〉〜事実。
- *かく・れる【隠れる・▽匿れる】(下一自)
- ①ある物の後ろになって見えなくなる。hide〈対義〉現れる。〈用例〉月が雲に〜。
- ②世の中に名が知られていない。unknown〈用例〉〜・れた人材。
- ③人目につかないようにする。secretly〈用例〉人に〜・れて悪事をはたらく。
- ④俗世間を逃れひっそりと生活する。〈用例〉山里に〜。
- ⑤《「おかくれになる」の形で》高貴な人が死ぬ。pass away
- 隠れたるより見るるは莫し(かくれたるよりあらわるるはなし)
- 《『中庸』にあることば》知られまいと意識すればするほど、逆に態度に現れてしまうものである。包み隠そうとすると、かえって世間に知られやすいことをいう。隠すより現るるは無し。
- 隠れての信は顕れての徳(かくれてのしんはあらわれてのとく)
- 心のうちにある信実は、やがてその身の利徳となって現れてくる。隠れたる信あらば顕われたる験(しるし)。
- かくれん‐ぼう【隠れん坊】
- 子どもの遊びで、鬼ごっこの一種。鬼が目をふさいでいるあいだに他の者が隠れ、「もういいよ」の合図で鬼が隠れた者を探す。最初に発見された者が次の鬼となる。かくれんぼ。hide-and-seek
- かく‐ろう【客▼臘】
- 《「臘」は12月》昨年のくれ。旧臘。
- かくろ・う【隠ろう】
- 〈古語〉
- 《「かくる」の未然形に継続の助動詞「ふ」が付いた「かくらふ」の転》
- [一](四自)隠れ続ける。〈用例〉きのふ今日(けふ)雲のたちまち〜は(伊勢・67)。
- [二](下二自)隠れる。〈用例〉中納言は〜・へたる方に入り給ひて、忍びておはす(源氏・総角)。
- がく‐ろく【岳▼麓】
- ①高い山のふもと。山麓。
- ②富士山のふもと。
- か‐ぐろ・し【か黒し】(形ク)
- 〈古語〉
- 《「か」は接頭語》黒い。〈用例〉〜・き髪に何時(いつ)の間か霜の降りけむ(万葉・5・804)。
- かく‐ろん【各論】
- 全体でなく、それぞれの項目などについての議論・論説。detailed discussion〈対義〉総論・通論。
- かぐわし・い【▽香しい・▽芳しい・▼馨しい】(形)
- かおりがよい。かんばしい。fragrant〈派生〉かぐわしさ(名)
- がく‐わり【学割】
- 「→学生割引」の略。special discount for students
- か‐くん【家君】
- ①自分の父。
- ②一家の長。head of a family
- か‐くん【家訓】
- 家の繁栄のために一族子孫に伝えられた訓戒。中世、武家社会で多く行われたが、江戸時代、武家のほか、商人層や有力農民層にも広まった。家憲。庭訓(ていきん)。
- か‐くん【寡君】
- 《「寡」は、徳の少ないの意》他に対して、自分の主君をいう謙譲語。
- が‐ぐん【▼牙軍】
- 中国で、元来は節度使配下の私兵をいったが、転じて将軍の護衛兵をさす。
- がくん‐と(副)
- ①不意に動いたり、揺れたりするさま。with a jerk〈用例〉電車が〜止まる。
- ②体力・気力が突然おとろえるさま。suddenly〈用例〉〜老け込む。
- かけ【欠け・▼闕け】
- ①欠けること。〈用例〉月の満ち〜。
- ②かけら。
- かけ【掛け】
- [一](名)
- ①《「懸け」とも》掛けること・物。〈用例〉帽子〜。
- ②「→掛け売り」「→掛け買い」の略。〈用例〉〜で買う。
- ③「→掛け値」の略。
- ④「→掛けうどん」「→掛けそば」の略。〈対義〉もり。
- [二](接尾)《動詞に付いて》動作の途中である意を表す。〈用例〉読み〜。食べ〜。
- 掛けも構いも無し(かけもかまいもなし)
- 掛かりあいもなく、心にかけることもない。無関係。
- かけ【▼賭(け)】
- 勝負ごとに金品を出し合い、勝ったほうがその金品を取ること。また、その金品。かけごと。bet; gamble
- かけ【加▽計】
- 〈町〉広島県西部、太田(おおた)川中流の町。木材の集散地。モリアオガエルが生息する吉水(よしみず)園がある。人口5376(1994)。
- *かげ【陰・▼蔭・▼翳】
- ①さえぎられて、光が直接当たらない所。shadow〈対義〉光・ひなた。〈用例〉木の〜。
- ②風雨の当たらない所。shade〈用例〉ビルの〜で雨やどりする。寄らば大樹の〜。
- ③人目につかない所。見えない所。behind〈用例〉〜で悪く言う。島〜。〜ながらご多幸を祈る。犯罪の〜に女あり。
- ④《上に「お」を付けて》人のめぐみ。助け。thanks to...〈用例〉お〜をこうむる。
- ⑤暗さ・陰気さを感じさせる人・雰囲気。gloomy〈用例〉〜のある人。
- 陰で糸を引く(かげでいとをひく)
- 裏でたくらみをして人をあやつる。wire-pulling
- 陰で舌を出す(かげでしたをだす)
- その人の前ではへつらい、いないところでは悪くいったりあざけったりする。
- 陰に居て枝を折る(かげにいてえだをおる)
- 《「陰」は木陰、転じて、恩恵の意》恩を仇(あだ)でかえす。
- 陰になり日向になり(かげになりひなたになり)
- 《絶えず、さまざまに、助けたりかばったりするさまにいう》人知れぬ面でも、また、表だっても。陰(いん)に陽に。support openly and help secretly
- 陰の朽ち木(かげのくちき)
- 人に知られず、世に認められないまま老いて死ぬこと。
- *かげ【影】
- ①光をさえぎってできる物の形。投影。shadow〈用例〉〜絵。壁に〜をうつす。
- ②日・月・電灯などの光。light〈用例〉月〜。朝日の〜がさしこむ。
- ③水・鏡などにうつった物の形。映像。reflection〈用例〉水面に山の〜がうつる。
- ④姿。形。figure〈用例〉人〜もまばらだ。うわさをすれば〜。
- ⑤《比喩(ひゆ)的に》よくないもの、不吉なものの姿・投影。shadows〈用例〉戦争の〜がつきまとう。
- ⑥心の中に浮かぶ人の姿。おもかげ。〈用例〉〜を慕いて。
- ⑦{古語}
- (ア)常に添って離れないもの。〈用例〉寄るべなみ身をこそ遠く隔てつれ心は君が〜となりにき(古今・恋3)。
- (イ)ぼんやりと見えて実体のないもの。〈用例〉かぐや姫きと〜になりぬ(竹取)。
- (ウ)やせおとろえた姿。〈用例〉恋すればわが身は〜となりにけり(古今・恋1)。
- 噂をすれば影(うわさをすればかげ)
- その人のことを話していると、妙に当人が姿を現すものだ。Talk of the devil, and he is sure to appear.
- 影が薄い(かげがうすい)
- ①なんとなくようすがさびしく見える。また、存在感があまりなく、印象が弱い。
- ②死が近いようすだ。
- 影が差す(かげがさす)
- ①人影などがちらとあらわれる。catch a glimpse
- ②光がさえぎられて、その物の影ができる。cast a shadow
- ③病気や不吉の兆候があらわれる。cast a shadow
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 《『管子』「任法」にあることば》「→影の形に添う様」と同意。
- 影の形に添う様(かげのかたちにそうよう)
- いつも離れないことの形容。影と添う。影身に添う。影の形に随(したが)うが如(ごと)し。
- 影踏む許り(かげふむばかり)
- 影を踏みそうなほど、ひどく接近するさま。
- 影も形も無い(かげもかたちもない)
- 何もかもまったく残っていない。影も形も見えない。disappear without a trace
- 影も形も見えない(かげもかたちもみえない)
- 「→影も形も無い」と同意。
- 影を搏つ(かげをうつ)
- 《『管子』「兵法」にあることば》手ごたえのないこと。できないことのたとえ。
- 影を畏れ迹を悪む(かげをおそれあとをにくむ)
- 《自分の影と足跡におびえて逃げて走り続け、ついに死んだという『荘子』「漁父」の寓話(ぐうわ)から》心の中に勝手に苦悩をつくりあげ、心の平静を保つことのできないことのたとえ。
- 影を落とす(かげをおとす)
- ①光が照らしている。light〈用例〉十五夜の月が〜。
- ②光を受けた物が、その後ろに影をつくっている。cast a shadow〈用例〉ビルが〜。
- ③かつて経験したことの影響が見えかくれする。influence〈用例〉戦争が今でも影を落としている。
- 影を潜める(かげをひそめる)
- 人や物が、表立ったところから姿を隠す。表面から消える。hide; disappear〈用例〉あれ以来、彼はすっかり影を潜めてしまった。
- か‐げ【▼鹿毛】
- 馬の毛色の一つ。茶褐色で、たてがみ・尾、四肢の下部が黒いもの。その馬。
- がけ【▼垳】9画
- 部首 土つちへん 和製漢字
- 区点 5224・JIS 5438・シフト 9AB6
- 土がくずれること。地名や姓氏に用いられる。姓氏では、「いけ・いげ」とも。
- がけ【▼崖】
- 山や岸などの、まっすぐに切り立っている所。きりぎし。絶壁(ぜっぺき)。断崖(だんがい)。cliff
- がけ【掛け】(接尾)
- ①《名詞に付いて》身につけていることを表す。〈用例〉たすき〜。ゆかた〜。わらじ〜。
- ②《動詞に付いて》動作の途中であることを表す。〈用例〉行き〜の駄賃。帰り〜。寝〜。
- ③いつも心中にあることを表す。〈用例〉よい心〜だ。思い〜ない。
- ④それを失う危険をおかす意を表す。〈用例〉いのち〜。
- ⑤《人数を表す語に付いて》その人数だけすわれる意を表す。〈用例〉3人〜の座席。6人〜のいす。
- ⑥《数詞に付いて》その数の割合であることを表す。〈用例〉定価の7〜で買う。
- ⑦《和語の数詞に付いて》倍であることを表す。〈用例〉四つ〜の大きさ。
- かけ‐あい【掛(け)合い】
- ①互いにかけあうこと。〈用例〉水の〜。
- ②交渉すること。〈用例〉借金の〜。
- ③2人でかわるがわる行うこと。
- ④歌舞伎(かぶき)・浄瑠璃(じょうるり)などの音曲で、2人が同時または交互に演じること。
- かけあい‐ばなし【掛(け)合い話】
- 語り口が軽妙で面白く、洒落(しゃれ)などでしめくくる軽口(かるくち)話の古称。落語の原型。現在では、2人以上でひとつのはなしを分担する芸の意味で使われることが多い。軽口。
- かけあい‐まんざい【掛(け)合い万歳】
- 2人で滑稽(こっけい)な会話をして笑わせる芸。軽口(かるくち)から発生した万歳の一種で、多くは俄(にわか)狂言の前に演じられた。
- かけ‐あ・う【掛(け)合う】(五他)
- ①かわるがわる掛ける。〈用例〉水を〜。
- ②かわるがわるする。〈用例〉なぞを〜。
- ③交渉する。談判する。negotiate
- かけ‐あが・る【駆け上(が)る・駆上(が)る】(五自)
- 走って上がる。run up〈用例〉駅の階段を〜。
- かけ‐あし【駆(け)足・▼駈(け)足】(名・サ変自)
- ①はやく走ること。running fast〈対義〉並み足。
- ②馬術で、
- (ア)最大速度の走り方。ギャロップ。gallop
- (イ)馬の三歩調の歩法。左後肢、右後肢と左前肢、右前肢の順、またはその逆に動かす。駆歩(くほ)。キャンター。canter
- かけ‐あわせ【掛け合(わ)せ・掛合(わ)せ】
- ①交配。crossbreeding
- ②俳諧(はいかい)で、1つの句に、二様の意味を持たせること。
- ③→かけあい(掛け合い)④
- かけ‐あわ・せる【掛け合(わ)せる・掛合(わ)せる】(下一他)
- ①談判させる。negotiate
- ②掛け算をする。multiply
- ③交配させる。cross breed
- か‐けい【火刑】
- 火あぶりの刑。burning at the stake
- か‐けい【花茎】
- ①花をつける茎。scape
- ②葉をつけず上端に花だけをつける茎。タンポポ・ヒガンバナなど。flower stalk
- か‐けい【河系】
- 川の本流・支流すべてを合わせていう語。水系。
- か‐けい【家兄】
- 他人に対して、自分の兄をいう語。
- か‐けい【家系】
- 家の系統。血統。家柄。lineage〈数え方〉1代。
- か‐けい【家計】
- 一家のくらしむき。生計。household; livelihood
- か‐けい【夏▼珪】
- (?-?)中国、南宋(なんそう)の画家。字(あざな)は禹玉(うぎょく)。南宋院体山水画の代表的画家。日本の室町中期以後の水墨画に影響を与えた。作品『山水図』など。
- が‐けい【賀慶】
- めでたいことを喜び祝うこと。慶賀。congratulation
- かけい‐ちょうさ【家計調査】
- 全国の消費者世帯の家計内容を明らかにするための調査。総務庁統計局が実施。別に、農林水産省が行う農家経済調査もある。family budget survey
- かけ‐いね【懸(け)稲】
- ①収穫後、乾燥させるために稲架(はさ)などにかけた稲。
- ②稲の初穂を神に供える行事。田に立てた竹にかけたり、家の中のかまど神に供えたりする。懸け税(ちから)。穂掛け。
- かけい‐ぼ【家計簿】
- 一家の収入と支出を記入し、家庭の経済状態を明確にする帳簿。household account book
- か‐けいめい【何景明】
- (1483-1521)中国、明(みん)代の詩人。号は大復(だいふく)山人。信陽の人。「前七子」の一人で復古主義を唱えたが、のち創造を重んじた。詩文集『大復集』。