- がた‐べり【がた減り】(名・サ変自)
- 《俗語》ぐんとへること。激減。〈用例〉観光客が〜した。
- かた‐へん【方偏】
- 漢字を組み立てている部分の名。「旅・族」などの左にある「方」。ほうへん。
- かた‐へん【片偏】
- 漢字を組み立てている部分の名。「版」などの左にある「片」。
- かた‐ほ【片帆】
- ①帆の片方。
- ②帆船が横風を受けて走るときの帆の状態。その帆。帆を斜めに片方に傾けて張る。reefed sail〈対義〉真帆(まほ)。
- ③真帆にそえて張るせまい帆。extra
- かた‐ほ【▽偏・片▽秀】(名・形動ナリ)
- 〈古語〉
- 物事が完全でないこと・さま。未熟。〈対義〉真秀(まほ)。〈用例〉いまだ堅固〜なるよりじやうずの中に交じりて(徒然・150)。
- かた‐ほう【片方】
- 2つあるうちの、一方。片一方。かたっぽ。one of the two〈対義〉両方。
- かた‐ぼう【片棒】
- 駕籠(かご)をかつぐ棒の、先棒か後棒。また、それを前後でかつぐ2人のうちの1人。
- 片棒を担ぐ(かたぼうをかつぐ)
- 仕事・計画などに協力する。take part
- かた‐ぼうえき【片貿易】
- 2国間の貿易が、いずれか一方の輸出超過にかたよること。片道貿易。one-sided trade
- かた‐ほとり【片▽辺】
- ①→片田舎。remote country place
- ②片隅。corner〈用例〉湖の〜。
- かたぼり‐ばん【型彫(り)盤】
- 円筒状の回転式切り刃をもち、型彫りや輪郭削りなどに用いられる工作機械。diesinking machine
- かた‐まい【片舞】
- 東遊(あずまあそび)で、駿河舞(するがまい)と求子舞(もとめこまい)の2つの舞のうち、求子舞だけを舞うこと。
- かた‐まえ【片前】
- ①着物の打ち合わせの外面になる部分。
- ②洋服の打ち合わせが浅く、ボタンが1列のもの。シングル。〈対義〉両前。
- カタマラン‐せん【カタマラン船】
- 《「カタマラン」は、南方諸島で用いられる、木を結びつけて作った筏(いかだ)》双胴船。catamaran ship
- かたまり【固まり・塊】
- ①固まること。固まったもの。lump; mass; block〈用例〉肉の〜。血の〜。
- ②寄り集まっているもの。group〈用例〉学生の〜。
- ③ある傾向が強く出ること。また、その人。ふつう揶揄(やゆ)的に使われる。〈用例〉善意の〜。信仰の〜。
- 固まり法華に徒党門徒(かたまりぼっけにととうもんと)
- 法華宗の信者は宗旨にこりかたまることが多く、一向宗の信者は徒党を組むことが多い。
- *かたま・る【固まる】(五自)
- ①やわらかいものや粒状・液状のものがかたくなる。become hard; set; congeal〈用例〉砂糖が〜。寒天が〜。
- ②ひとところに集まる。gather〈用例〉5、6人〜・って来る。〜・って行動する。
- ③熱中して、他のことを顧みない。こりかたまる。devote to〈用例〉信心で〜。
- ④しっかり定まる。確実なものになる。settle〈用例〉証拠が〜。意見が〜。
- ⑤融通がきかなくなる。be stubborn〈用例〉頭が〜。
- かたみ【▼筐】
- 編み目の細かい竹かご。〈用例〉花〜。
- かた‐み【形見】
- ①思い出のたねになるもの。keepsake
- ②死者や別れた人を思い出す品。遺品。keepsake
- かた‐み【肩身】
- ①肩と身。からだ。
- ②他人に対する面目。face
- 肩身が狭い(かたみがせまい)
- 人中で小さくなる思いである。肩身窄(すぼ)る。feel small
- 肩身が広い(かたみがひろい)
- 面目をほどこす。ほこらしい。feel proud
- かたみ‐がわり【片身替(わ)り】
- 左右の半身または片袖(かたそで)の地色や模様・地質が相互に異なった衣服。能装束や小袖(こそで)にみられる。
- かた‐みごろ【片身▼頃】
- 衣服の背中心から左右の身頃のいずれか一方。片身。
- かた‐みち【片道】
- ①行きか帰りかの一方。one way〈対義〉往復。〈用例〉〜切符。
- ②一方だけであること。one way〈用例〉〜貿易。
- かた‐みつわ【片三輪】
- 女性の髪型の一つ。丸髷(まるまげ)の変形で、丸髷の輪の両側に輪が出るようにした三輪の片方をはずしたもの。
- かたみ‐に【▽互に】(副)
- 〈古語〉
- 互いに。かわるがわる。〈用例〉つらきもをかしきも〜言ひかたらふ人(更級)。
- かた‐みみ【片耳・▽傍耳】
- 聞くともなしに聞くこと。〈用例〉〜にはさむ。
- かた‐みょうじ【片名字・片▽苗字】
- 名を略して呼ぶこと。江戸時代、名字や官職名を書状に略記するのが尊敬を表す形として流行。
- かたみ‐わけ【形見分け】
- 形見の品を、親族や知友に記念に分け与えること。四十九日のさいなどに行われる。袖(そで)分け。すそ分け。
- かた‐むき【傾き】
- ①傾くこと・程度。傾斜。inclination
- ②そうなりがちなようす。傾向。tendency〈用例〉文章が難解になる〜がある。
- かたむき‐やま【傾山】
- 大分・宮崎県境、九州山地にある山。標高1602m。山頂には本傾(ほんかたむき)・後傾・前傾の3岩峰がある。
- *かた‐む・く【傾く】(五自)
- =かたぶく。
- ①水平状態にあるものがななめになる。incline; lean〈用例〉船が〜。
- ②太陽や月が沈みかける。go down〈用例〉日が〜。
- ③考えや状態・気持ちがある方向に向くようになる。かたよる。ひかれる。tend to〈用例〉反対がわに〜。文学に〜。
- ④おとろえる。decline〈用例〉家運が〜。
- かた‐む・ける【傾ける】(下一他)
- ①水平状態にあるものをななめにする。かたむくようにする。incline〈用例〉机を〜。
- ②精神などを集中させる。注ぐ。devote oneself to; concentrate on〈用例〉力を〜。情熱を〜。
- ③勢力をおとろえさせる。ruin〈用例〉国を〜。
- ④酒などを飲む。drink〈用例〉一献〜。
- かため【固め】
- ①固めること。hardening
- ②確かにすること。make secure
- ③約束。ちかい。pledge; engagement〈用例〉夫婦の〜。
- ④そなえ守ること。defense〈用例〉北辺の〜。
- かた‐め【堅め・固め】(名・形動)
- どちらかというと堅いほうであること・さま。rather hard〈用例〉〜の御飯。
- かた‐め【片目】
- 〈対義〉両目。
- ①一方の目。one eye
- ②見える目が片方だけであること・人。独眼。one-eyed person
- 片目が明く(かためがあく)
- ①ほんの少し字が読めるようになる。come to read a little
- ②相撲で、黒星が続いていたのがやっと1勝したときに言う。
- 片目を入れる(かためをいれる)
- 《願いが達成されたときに他方の目にも墨を入れて完成させるよう、達磨(だるま)にあらかじめ片方だけの目を描き入れておく風習から》何かの成就を願う。願を懸ける。
- かため‐の‐さかずき【固めの杯・固めの▼盃】
- 約束事を成立させるために交わす杯。とくに婚約成立時点で両家の間で交わされる杯をさす。手締めの酒。
- *かた・める【固める】(下一他)
- ①やわらかいものや粒状・液状のものをかたくする。harden; solidify; congeal〈用例〉コンクリートで〜。
- ②1か所に集める。gather〈用例〉荷物を〜・めておく。
- ③しっかりしたものにする。確実にする。strengthen〈用例〉証拠を〜。決心を〜。基礎を〜。身を〜(結婚する)。
- ④外部からの侵攻に対して守りをきちんとする。guard〈用例〉官邸を警官で〜。
- ⑤きちんと身づくろいをする。be dressed in〈用例〉白装束に身を〜。
- かため‐わざ【固め技】
- 柔道の技のうち、抑え技・絞め技・関節技の総称。一本となるのは、抑え技では30秒間抑え込んだとき。絞め技・関節技では「まいった」と合図したとき。
- かた‐めん【片面】
- 一方の面。one side〈対義〉両面。
- かた‐もい【片もい】
- 素焼きの蓋(ふた)のない碗(わん)。水をくむときに用いた。
- かた‐や【方屋】
- 古く相撲の興行などのとき、東西に分かれた力士がそれぞれ集まって出番を待った控え所。支度(したく)部屋。
- かた‐やき【固焼(き)・堅焼(き)】
- 普通より固く焼くこと。また、そのように焼いた物。hard-baking
- か‐だやし【蚊絶】
- ボウフラ退治の目的で日本へ移入され野生化した淡水魚。全長約2.5cm。メダカに似るが、しりびれの基底が短く、卵胎生(メダカは卵生)。北アメリカ南部原産。タップミノー。mosquitofish
- かた‐やすめ【肩休め】
- ①荷物をかつぐときに肩にあてる布。
- ②物事がうまくいって、少し安心すること。feel relieved
- かた‐やぶり【型破り】(名・形動)
- ①型にはまっていないこと・さま。常識はずれ。unconventional
- ②風変わり。singular
- かた‐やま【肩山】
- 和服の前身頃(まえみごろ)と後ろ身頃との合わせ目で肩のいちばん上に当たる部分。
- かたやま‐がい【片山貝】
- イツマデガイ科の淡水産のマキガイ。水田や小川の水ぎわに生息。殻高約7〜8mm。日本住血吸虫の中間宿主。広島県福山市北方の片山付近の風土病として知られたことに由来。ミヤイリガイ。
- かたやま‐くにか【片山国▼嘉】
- (1855-1931)法医学者。遠江(とおとうみ)の人。東大卒。東大教授。ヨーロッパに留学して裁判医学を学ぶ。帰国後、日本最初の法医学講座を開講する。禁酒運動にも尽力。
- かたやま‐けんざん【片山兼山】
- (1730-82)江戸中期の儒学者。折衷学派の祖。上野(こうずけ)の人。服部南郭(はっとりなんかく)に徂徠(そらい)学を学ぶが、のち徂徠の説に疑問を抱き、漢宋諸家の説を折衷する一派を開く。著書『山子垂統(さんしすいとう)』など。
- かた‐やまざと【片山里】
- 山の奥にある村里。へんぴな村里。
- かたやま‐せん【片山潜】
- (1859-1933)社会主義者。岡山県生まれ。アメリカ留学から帰国後、労働組合の結成を指導し、国際的にも活躍。再渡米して共産主義者となり、コミンテルン執行委員となる。モスクワで死去。
- かたやまづ‐おんせん【片山津温泉】
- 石川県南部、加賀(かが)市にある温泉。近くに源平(げんぺい)の古戦場など史跡がある。
- かたやま‐てつ【片山哲】
- (1887-1978)政治家。和歌山県生まれ。東大卒。第2次大戦前は社会大衆党などに所属。戦後日本社会党の結成に参加し、昭和21年(1946)委員長。翌年初の社会党内閣を組織し首相。のち社会党の分裂で民主社会党に移った。
- かたやま‐なんぷう【堅山南風】
- (1887-1980)日本画家。本名、熊次(くまじ)。熊本県生まれ。日光東照宮「鳴竜(なきりゅう)」を復元。花鳥画にすぐれる。昭和43年(1968)文化勲章受章。
- かたやま‐まさお【片山正雄】
- (1879-1933)独語・独文学者。山口県生まれ。東大卒。著書『最近ドイツ文学の研究』『双解独和大辞典』など。
- かた‐ゆで【固▼茹で】
- 茹でて材料に完全に火を通すこと。hard-boiled〈用例〉〜卵。
- かた‐よ・せる【片寄せる】(下一他)
- 一方へ寄せる。push to one side〈用例〉がらくたを隅のほうへ〜。
- かた‐より【偏り・片寄り】
- ①一方に寄ること・程度。inclination
- ②不公平。partiality
- かた‐よ・る【偏る・片寄る】(五自)
- ①一方に寄る。incline〈用例〉栄養が〜。
- ②不公平になる。be partial〈用例〉〜・った見方。
- カタラーゼ【catalase】
- 過酸化水素を分子状の酸素と水に分解する酵素。嫌気性菌を除くほとんどすべての生物に存在。
- かたらい【語らい】
- ①話し合うこと。talk
- ②男女の誓い。troth
- かたら・う【語らう】
- [一](五他)《「語る」の未然形に継続の意の助動詞「ふ」の付いたもの》
- ①心から親しく話し合う。talk friendly〈用例〉友と〜。
- ②説得して仲間に引き入れる。さそう。〈用例〉友人を〜・って新しい組織をつくる。
- 〈古語〉
- [二](四他)男女が言いかわす。ちぎる。〈用例〉昔、男、みそかに〜わざもせざりければ(伊勢・64)。
- かたり【語り】
- ①語ること。話。talk; narration
- ②平曲・能・狂言で、節をつけないで語る部分。その文句。
- ③歌舞伎(かぶき)で、内容の概略を述べたもの。外題(げだい)の上などに七五調で書き入れる。
- ④ドラマや映画などで、合間に筋などを朗読すること。ナレーション。narration
- かたり【▼騙り】
- だまして金品をとること・人。swindle〈用例〉〜を働く。
- かたり‐あ・う【語り合う】(五他)
- 互いに語る。chat with
- かたり‐あか・す【語り明かす】(五他)
- 一晩じゅう話し合う。talk all the night
- かたり‐く【語(り)句】
- ①話のたね。
- ②平曲で、琵琶(びわ)に合わせないで語ること。また、その部分。〈対義〉引き句。
- かたり‐ぐさ【語り▽種・語り草】
- 話のたね。話題。topic〈用例〉後世まで〜になる。
- かたり‐くち【語り口】
- ①語る口つき。one's way of talking
- ②講談・落語・物語などの、語る調子・態度。
- かたり‐つ・ぐ【語り継ぐ】(五他)
- 昔話などを文字ではなく、口頭で受け継ぎ伝える。hand down from generation to generation〈比較〉聞き継ぐ・言い継ぐ。
- かたり‐つた・える【語り伝える】(下一他)
- 世間の人や後の代の人に、次々と話して伝える。語り継ぐ。hand down
- かたり‐て【語り手】
- ①語る人。話し手。teller
- ②義太夫(ぎだゆう)節・新内節などを語る人。
- ③劇などの筋や内容などを朗読する人。narrator
- かたり‐べ【語(り)▽部】
- 古代、記憶口承により、宮廷や有力氏族に関する系譜や説話などの伝承を職とした部民(べのたみ)。
- かたり‐もの【語り物】
- 芸能の一様式。叙情的な「謡物(うたいもの)」に対し、叙事的な内容のものを節調をつけて語ったもの。平家琵琶(びわ)・浄瑠璃(じょうるり)や浪花節(なにわぶし)など。〈対義〉謡物。
- カタル【Katarrh(ドイツ)・加答児】
- 《下に流れる、の意》組織の損傷を伴わず粘膜から粘液が滲出(しんしゅつ)する炎症。粘液の分泌が異常に高まった状態。catarrh〈用例〉腸〜。
- かた・る【語る】(五他)
- ①順序だててことばで述べる。言う。話す。talk; tell; speak〈用例〉体験を〜。
- ②節をつけて読み上げる。recite〈用例〉浪曲を〜。
- 語るに落ちる(かたるにおちる)
- 《「問うに落ちず語るに落ちる」の略》ふだんは心に秘めて口外しないことも、話しているうちには、つい表現の中に本心が出てしまう。betray oneself
- 語るに足る(かたるにたる)
- 相手にして話してみる価値がある。〈用例〉共に〜人物。
- かた・る【▼騙る】(五他)
- ①金品をだましとる。swindle
- ②名をいつわって言う。assume a person's name〈用例〉名士の名を〜。
- カタルーニャ【Cataluña】
- スペイン北東部、地中海に臨む地方。オレンジ・ブドウなどの果樹栽培がさかん。人口605.9万(1991)。カタロニア。
- ガダルカナル‐とう【ガダルカナル島】
- (Guadalcanal Island)太平洋西部、独立国ソロモン諸島南部の火山島。同国の首都ホニアラがある。第2次大戦の激戦地。面積5700km2。
- ガダルカナルとう‐そうだつせん【ガダルカナル島争奪戦】
- 昭和17年(1942)西南太平洋ソロモン諸島のガダルカナル島をめぐる日米の戦い。陸・海で約6か月間の激戦を展開し、日本軍は敗れて撤退。ミッドウェー海戦とこれを機に太平洋の戦局は逆転し、以後日本軍は守勢に転じた。
- カタルシス【katharsis(ギリシア)】
- ①アリストテレスが『詩学』の中で用いたことば。悲劇が観客の情緒を浄化する作用。
- ②《精神分析用語》心の中に抑圧された感情のしこりが、ことばや行為による表出で消えること。浄化法。catharsis
- カタレプシー【catalepsy】
- ある姿勢をとらされても、自らの意志でもとにもどそうとしない放心状態。緊張病性昏迷(こんめい)・ヒステリー・催眠状態にしばしばみられる。強硬症。蝋屈(ろうくつ)症。
- が‐たろ【▽河太▽郎】
- ①→河童(かっぱ)の異称。かわたろう。
- ②川底をさらって金目の廃品を回収する業の俗称。
- かた‐ろうか【片廊下】
- 片側だけに部屋や住戸が配置される形式の廊下。また、そのように作られている建築方式。アパート・マンションなどの集合住宅やホテルに多い。side corridor〈比較〉中廊下。
- カタログ【catalog・型録】
- 商品目録。営業案内。
- カタログ‐はんばい【カタログ販売】
- あらかじめ商品カタログを配付し、郵便や電話で注文を受けて販売を行うこと。通信販売。catalog retailing
- かた‐わ【片端・片輪】
- 《卑語》
- [一](名)身体のどこかが不自由なこと・人。身体に障害のある人。cripple
- [二](形動)不十分であったり、かたよっているさま。be biased
- かた‐わく【型枠】
- 鋳物やコンクリート構造物を必要な形状と寸法に完成させるための仮の枠。mold
- かた‐わら【傍ら・▼旁・▽側】
- [一](名)
- ①そば。わき。side
- ②《接続助詞的に》…と同時に。そのあいまに。besides〈用例〉勉強の〜、働く。
- [二](副)あることをしながら、一方では。〈用例〉作曲をし、〜詩も書く。
- かたわら‐いた・し【傍ら痛し】(形ク)
- 〈古語〉
- ①はたから見て気の毒だ。心苦しい。はらはらする。〈用例〉憂へあへるを聞き給ふも〜・ければ立ちのきて(源氏・末摘花)。
- ②そばで見聞きしていて、にがにがしい。聞き苦しい。みっともない。〈用例〉かやうの事こそは〜・きことのうちに入れつべけれど(枕・中納言まゐり給ひて)。
- ③はたから見られて、きまりが悪い。恥ずかしい。〈用例〉まだ験(げん)つくばかりの行なひにもあらねば〜・けれど(源氏・柏木)。
- かた‐われ【片割れ】
- ①割れた一部分。fragment
- ②《よくない者にいう》なかまの一人。one of the party
- かたわれ‐づき【片割れ月】
- 半月。弓張り月。half moon
- か‐たん【下端】
- 下の方のはし。bottom tip〈対義〉上端。
- か‐たん【荷担・加担】(名・サ変自)
- 力をかすこと。味方すること。左袒(さたん)。have a part in〈用例〉悪だくみに〜する。
- か‐たん【▼賈▼耽】
- (730-805)中国、唐の政治家・地理学者。徳宗の信任を得て13年間宰相を務める。また、『海内華夷図(かいだいかいのず)』など、中国とその周辺に関する地図・地誌を編纂(へんさん)。
- か‐だん【花壇】
- 庭園などで、他と区切りをして草花などを植えた場所。花園。flower bed
- か‐だん【歌壇】
- 歌人の社会。うたよみの世界。〈比較〉俳壇・詩壇。
- か‐だん【果断】(形動)
- 思い切って事を行うさま。decisive〈用例〉〜な処置。
- が‐だん【画壇】
- 画家の社会。えかきの世界。painting circles
- カタン‐いと【カタン糸】
- 《「カタン」はcotton(木綿)から》ミシン用の木綿糸。太い8番から細い120番まで。色は白・黒が中心。
- かたん‐ちゅうてつ【可鍛鋳鉄】
- 鋳造性のよい白銑を熱処理して靭性(じんせい)をもたせたもの。炭素を一部除去した白心可鍛鋳鉄と、炭化物を黒鉛化した黒心可鍛鋳鉄がある。薄くて強い鋳物ができるので車両・機械部品に利用。malleable cast iron
- かたん‐と(副)
- かたい物が軽くぶつかったり、そっと動き出したりするときの音。かたっと。かたりと。clatteringly
- がたん‐と(副)
- =がたっと・がたりと。
- ①かたい物がぶつかり合ったり、落ちたりして立てる鈍い音。with a bump〈用例〉雨戸が〜はずれる。
- ②事態が急によくないほうに変わるさま。fall unexpectedly〈用例〉売り上げが〜落ちる。