か‐と【河図】
八卦(はっけ)の起源とされる図。中国の伝説で、黄河(こうが)に出現した竜馬の背の旋毛の形状を写したといわれる。
か‐と【過渡】
ある状態から他の状態へうつる途中。〈比較〉過程。〈用例〉〜期。
か‐と【蚪・科斗】
→オタマジャクシの漢名。
かど【才】
〈古語〉
才能。才覚。〈用例〉少しも〜あらむ人の耳にも目にも留まること(源氏・帚木)。
*かど【角】
①物のはしのとがったところ。edge〈用例〉机の〜。
②道の曲がり目。corner〈用例〉〜の雑貨店。〜を曲がって2軒目。
③物のすみ。corner〈用例〉部屋の〜に立つ。
④他人とのつきあいがうまくいかず、けわしい感じ。rigidness〈用例〉〜のある人。〜を立てて怒る。
角が立つ(かどがたつ)
物事がなめらかにいかない。円満にいかない。荒立つ。
角が取れる(かどがとれる)
世なれて、円満になる。
角を入る(かどをいる)
①元服前の14、5歳のころ、前髪の生え際を四角くそる。
②目に角を立てる。おこった目つきをする。
角を倒さぬ(かどをたおさぬ)
→廉(かど)を倒さぬ」と同意。
角を立てる(かどをたてる)
荒だてる。挑戦的な態度を示す。speak harshly
かど【門】
①屋敷の外側の出入り口。もん。gate
②家の前。門のあたり。前庭。house front
③農家の敷地内の農作業場として利用する空き地。
④家。house
⑤一族。一門。kin
御門が違う(おかどがちがう)
専門外である。見当違いである。bark at the wrong tree〈用例〉こちらに文句を言うのは〜。
門広し(かどひろし)
一族が繁栄するさま。
門を出ず(かどをいず)
家を出る。出家して僧尼(そうに)になる。
門を売る(かどをうる)
門口に立ち、商品の名を呼び上げて、売る。
門を広ぐ(かどをひろぐ)
一族をふやす。一族を繁栄させる。
門を塞ぐ(かどをふさぐ)
不義理をしたために、その家が訪ねにくくなる。敷居が高くなる。
かど【廉】
数えたてるべき箇条。目につく特徴。〈用例〉不審の〜をただす。
廉を倒さぬ(かどをたおさぬ)
《器具や衣類が古くなっても形がくずれない、の意から》人がおちぶれても、面目を大切にし、格式を保ち続けることを言う。
かど【鰊】
→ニシンの異称。
か‐ど【過度】(名・形動)
度をすごすこと・さま。行きすぎ。excess
かと‐いって【かと言って】(連語)
1つの事柄をあげ、そこから当然予想される反対の、もしくは付加的な事柄を打ち消す場合に用いる。そうかと言って。そうだからと言って。although
か‐とう【下等】(名・形動)
①品質が劣っていること・さま。inferiority〈対義〉上等。〈用例〉〜な品物。
②下品なこと・さま。いやしいこと・さま。vulgarity〈対義〉上等。〈用例〉〜な人物。
③進化の度合いが低いこと・さま。〈対義〉高等。〈用例〉〜な動物。
か‐とう【火灯・瓦灯】
昔の照明用具。陶製で、上が狭く下が広がった箱型のもの。
か‐とう【果糖】
化学式C6H12O6 果汁や蜂蜜(はちみつ)などに存在する単糖。蔗糖(しょとう)の加水分解によっても得られる。食用として甘味料、糖尿病患者の栄養食、利尿剤に利用。フルクトース。フラクトース。左旋糖。fructose
かとう【華東】
中国東部、長江(ちょうこう)下流の江蘇(こうそ)・浙江(せっこう)・安徽(あんき)の3省と上海(シャンハイ)特別市を含む地域の総称。人口密度が高く、多くの都市が集中。中国一の稲作地帯。人口1億8026.5万(1991)。ホワトン。
か‐とう【賈島】
(779-843)中国、中唐の詩人。字(あざな)は浪仙。范陽(はんよう)の人。苦吟ぶりは有名で詩句を練った故事から「推敲(すいこう)」の語を生んだ。詩文集『賈浪仙長江集』。
か‐とう【過当】(形動)
ほどよい程度を超えるさま。excessive
か‐どう【可動】
動かすことが可能なこと。動かせること。movable
か‐どう【華道・花道】
江戸時代前期ごろからの生け花の総称。単なる造形美の追求だけでなく、花を生けることを通して人格を高める意味を含む。art of flower arrangement
か‐どう【渦動】
流体が回転していること。渦(うず)。vortex
か‐どう【歌道】
和歌の作法や技術。和歌の道。
か‐どう【稼働・稼動】(名・サ変自他)
①かせぎ働くこと。実働。operation〈用例〉〜人口。
②機械を働かすこと。work〈用例〉〜時間。
が‐とう【瓦当】
屋根瓦(がわら)の軒先の小口をふさぐ部分。狭義には軒丸瓦の先端部。広義には軒平瓦の先端部をもさす。多く、文様が描いてある。
が‐どう【画道】
絵の技術。絵の道。art of painting
かとう‐うまき【加樹】
(1721-77)江戸中期の国学者・歌人。宇万伎とも書く。江戸の人。賀茂真淵(かものまぶち)に学び、門人に上田秋成(あきなり)など。家集『静舎(しずのや)歌集』、研究『土佐日記解』など。
かとう‐かげまさ【加景正】
→とうしろう(藤四郎)
か‐どうかん【仮道管・仮導管】
植物の維管束(いかんそく)の木部にある組織。道管と同様に水液の通路となり、シダ植物類と裸子(らし)植物類では木部の構成組織をなす。tracheid
かどう‐きょう【可動橋】
船舶の航行を妨げないように、橋の中央部などが開くなどする橋。movable bridge〈参照〉跳ね橋。
かどう‐きょう【架道橋】
道路や鉄道の上にかけわたした橋。陸橋。ガード。
かとう‐きょうそう【過当競争】
同種の企業どうしが、長期間にわたって採算を度外視した生産・販売競争をすること。excessive competition
かとう‐きょうたい【加暁台】
(1732-92)江戸中期の俳人。本名、周挙(かねたか)。尾張(おわり)の人。蕉風(しょうふう)復興を志し、俳諧(はいかい)中興の中心的存在として活躍。優麗な句風を示した。句集『暁台句集』。
かとう‐きよまさ【加藤清正】
(1562-1611)安土(あづち)桃山時代の武将。賤ケ岳(しずがたけ)七本槍の一人。尾張(おわり)の人。幼少より豊臣秀吉(とよとみひでよし)に仕え、多くの戦功により熊本城主となる。文禄(ぶんろく)・慶長(けいちょう)の役に奮戦し、関ケ原の戦いでは徳川(とくがわ)方で参戦。
かとう‐げんいち【加藤元一】
(1890-1979)生理学者。岡山県生まれ。京大卒。単一神経線維摘出実験に成功し、神経線維の興奮の強度・伝導速度は不減衰であるという不減衰伝導学説をたてた。
かとう‐しゅういち【加藤周一】
(1919-)評論家・小説家。東京生まれ。東大卒。幅広い教養と知性で多方面に活動。著書『芸術論集』など。
かとう‐しゅうそん【加邨】
(1905-93)俳人。本名、健雄。東京生まれ。東京文理大卒。生活に根ざした作風で、人間探究派ともよばれた。『寒雷』主宰。句集『寒雷』など。
かとう‐しょくぶつ【下等植物】
組織や器官の発達の悪い植物の総称。一般には菌類・藻類・コケ植物類などをさす。lower plants〈対義〉高等植物。
かとう‐せい【寡頭制】
少数者が権力を握って支配する政治体制。オリガーキー。oligarchy
かとうせいさくしょ【(株)加藤製作所】
機械。荷役・建設用車両製造会社。昭和10年(1935)設立。本社は東京都品川区東大井。
かどう‐ぜき【可動堰】
河川に設けた堰堤(えんてい)のうち、流量調節のため一部を取りはずしできる形式のもの。movable weir
かとう‐たかあき【加藤高明】
(1860-1926)外交官・政治家。愛知県生まれ。東大卒。明治33年(1900)第4次伊藤博文内閣以来4代の内閣の外相を歴任後、護憲三派内閣および憲政会内閣の首相。普通選挙法・治安維持法を制定。
かとう‐ちかげ【加藤千蔭】
(1735-1808)江戸後期の国学者・歌人。本姓、橘(たちばな)。江戸の人。優雅繊細な歌風で江戸派の中心。書でも一家をなす。賀茂真淵(かものまぶち)門下。著書『万葉集略解』、家集『うけらが花』。
かとう‐とうくろう【加藤唐九郎】
(1898-1985)陶芸家。愛知県生まれ。桃山時代の陶技を復興、織部(おりべ)写しが得意。
かとう‐どうぶつ【下等動物】
生体の発生や構造が簡単で、進化の程度が低いと考えられる動物。相対的な言い方なので、その範囲は定まっていない。lower animals
かとう‐ともさぶろう【加藤友三郎】
(1861-1923)海軍大将・元帥・政治家。広島県生まれ。日露(にちろ)戦争のとき連合艦隊参謀長。4代の内閣の海相を歴任後、ワシントン会議の首席代表。のち首相。
かとう‐はじめ【加萌】
(1900-68)陶芸家。愛知県生まれ。本名、一(はじめ)。色絵磁器で重要無形文化財保持者。
かとう‐ひろゆき【加之】
(1836-1916)法学者。男爵。出石(いずし)藩出身。東大総長。帝国学士院長。初め天賦人権論・平等論を唱えたが、進化論を知り国権論者となった。著書『人権新説』など。
かとう‐ぶし【河東節】
浄瑠璃(じょうるり)の流派名。享保(きょうほう)2年(1717)十寸見(ますみ)河東が江戸で興した。古曲の一つ。代表曲『助六』。
かどう‐まじきり【可動間仕切(り)】
設置・移動・撤去が可能な間仕切り。事務所・会議室・宴会場などに使用。movable partition
かとう‐まど【火灯窓・瓦灯窓・花頭窓】
尖頭(せんとう)アーチ形の輪郭をもち、内側に障子を入れた窓。寺院建築に使われる。
かとう‐みちお【加藤道夫】
(1918-53)劇作家。福岡県生まれ。慶大卒。ジロドゥに傾倒、詩的な幻想劇を発表。文学座に参加。戯曲『なよたけ』など。
かとう‐ゆきこ【加幸子】
(1936-)小説家。本姓は白木。北海道生まれ。北大卒。昭和58年(1983)『夢の壁』で第88回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『野餓鬼(のがき)のいた村』『自然連祷(れんとう)』など。
かどう‐りつ【稼働率】
企業の生産設備が、実際にどれだけ稼働しているかを示す度合い。操業度を具体的にパーセンテージで表示したもの。〈参照〉操業度。
カトゥルス【Gāius Valerius Catullus】
(BC84ごろ-BC54ごろ)古代ローマの叙情詩人。ギリシア叙情詩の影響を受け、人間の愛憎を率直・真摯(しんし)にうたった。作品『詩集』など。
かとう‐れんにゅう【加糖練乳】
全乳または脱脂乳に砂糖を加えて濃縮したもの。主として製菓材料。condensed milk
カトー【〈大〉Marcus Porcius Cato Censorius】
(BC234-BC149)古代ローマの政治家・文人。第2次ポエニ戦争で活躍。財務官・コンスル・検察官を歴任。中小農民の保護、反カルタゴ政策を主唱。主著『農業論』『起源論』はラテン語散文の範とされる。大カトー。
カトー【〈小〉Marcus Porcius Cato Uticensis】
(BC95-BC46)古代ローマ共和政末期の政治家。大カトーの曾孫。ストア哲学を信奉、共和政を固守。カエサルと戦って敗北し自殺。小カトー。
かどかど・し【才し】(形シク)
〈古語〉
才気があふれている。かしこい。〈用例〉うち見るに、〜・しく気色だちたれど(源氏・帚木)。
かどかど・し【角角し】(形シク)
〈古語〉
→かどかどしい(角角しい)
かどかどし・い【角角しい】(形)
①形がかどばっている。angulated
②性格・態度などが円満でない。かどがある。angular
かど‐がみ【門神】
①神社の門の左右に祭られる神。随身(ずいじん)または矢大臣(やだいじん)という2体の像で表される。門守(かどまも)り。門客人(かどまろうど)
②年頭に屋敷の入り口に立てる木。門松。
③鹿児島県大隅(おおすみ)地方で、小地域単位・門(かど)の守護神。門の神。
かどがわ【門川】
〈町〉宮崎県北部、延岡(のべおか)市南隣の町。漁港があり、イワシなど水産物の加工場が多い。人口1万9221(1994)。
かと‐き【過渡期】
①うつり変わりの中間期。transition
②物事が確立せず、ぐらついている時期。age of transition
かトきち【(株)加ト吉】
食料品。食品会社。とくに冷凍食品。昭和31年(1956)設立。本社は香川県観音寺(かんおんじ)市観音寺町。
か‐とく【家督】
家族を統轄するもの。鎌倉(かまくら)時代の武家では、血族的団結を行った一族・一門などの首長。南北朝以降は個々の家の長をさすようになり、近世では家を継いだ者、また、その相続した所領をいう。
かとく‐そうぞく【家督相続】
戸主の身分と財産を単独で受けつぐこと。ふつうは長男が相続した。第2次大戦後の民法改正で廃止。succession to the headship of a house〈比較〉遺産相続。
かど‐ぐち【門口】
家の表の出入り口。また、その付近。かど。gate
かと‐げんしょう【過渡現象】
ある定常状態から別の定常状態へ移行するさいに、一時的に発生する現象。transient
かど‐ざ【角座】
大阪市中央区にある劇場。元和(げんな)年間(1615〜24)の創立。宝暦(ほうれき)8年(1758)並木正三(なみきしょうぞう)考案の回り舞台を設備。現在は映画館。
かど‐た【門田】
門の前にある田。屋敷地の近くで耕作に便利なことから重視され、中世には武士の自作地・直轄(ちょっかつ)地として一族・被官・下人らに耕作させた。もんでん。門畠(もんぱく)
かど‐だち【門立ち】
①門口(かどぐち)に立つこと。
②門口に立って金品を乞(こ)うこと。また、その人。乞食(こじき)
③遊女が門口に立って客を誘うこと。
かど‐だ・つ【角立つ】(五自)
①角がとがっていて、なめらかでない。be angular
②事があらっぽくなる。あらだつ。become harsh; be rough〈用例〉ことばづかいが〜。
かど‐だ・てる【角立てる】(下一他)
①ものに角をつくる。angulate
②事をあらっぽくさせる。あらだてる。aggravate
かど‐ち【角地】
道路の交わる角に面する土地。corner lot〈用例〉東南の〜。
かど‐ちがい【門違い】
①めざす家をとり違えること。
②《多く上に「お」を付けて》相手や目標をとりちがえること。見当違い。
かど‐ちゃ【門茶】
門前で茶をわかして、道行く人に振る舞うこと。死者の功徳(くどく)のための施しとして、盆月である陰暦7月に行われたもの。
かど‐づけ【門付(け)】(名・サ変自)
家々の門口で芸能を演じ、金品をもらうこと。また、その人。猿まわしなど季節的なものと、歌祭文(うたざいもん)など季節に関係ないものがある。
かど‐で【門出・途】(名・サ変自)
①旅行などでわが家を出ること。旅立ち。出立(しゅったつ)。departure
②新しい生活を始めること。〈用例〉人生の〜を祝う。
かと‐てき【過渡的】(形動)
物事や状態が移り変わる途中であるさま。transitional〈用例〉これは〜な現象だ。
かど‐てきおう【過度適応】
生物のある形質が適応の範囲を超えて発達し、かえってそれがその生物にとって障害となっている現象。マンモスの大きくなりすぎた牙(きば)など。〈参照〉定向進化。
かど‐なみ【門並(み)】
家がならんでいる状態。また、その一つ一つ。のきなみ。
かど‐ば・る【角張る】(五自)
①丸みがなく、ごつごつしている。かくばる。be angular
②とげとげしくする。be sharp
かど‐ばん【角番】
①囲碁・将棋で、何番勝負かの対局のさいに、あと1敗すれば負けが決まる一番。make-or-break game
②《転じて》大相撲などで、負け越しが決まるかどうかの、分かれ目の勝負。make-or-break bout〈用例〉〜に立つ。
かど‐び【門火】
①盂蘭盆(うらぼん)で、先祖の霊を迎え、また送るときに門口でたく火。
②葬儀で、出棺のときに門前でたく火。
③婚礼の輿入(こしい)れのさい、花嫁が実家を出るときに門前でたく火。
カトビーツェ【Katowice】
ポーランド南部、同国最大の鉱工業都市。シロンスク工業地域の中心で大炭田の中にある。人口36.7万(1992)。
かどま【門真】
〈市〉大阪市の北東に接する市。松下電器産業の進出により工業都市として発展。人口14万0312(1994)。
かど‐まつ【門松】
正月に門口(かどぐち)あるいは玄関の前に立てる飾りの松。本来は、年神を迎えるための依代(よりしろ)であった。松飾り。
門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
門松を飾るごとに年を重ねるから、門松は死の旅路にいたる目印のようなものだということ。
かど‐まもり【門守り】
→かどがみ(門神)。
②悪霊や流行病(はやりやまい)の侵入を防ぐため、家の門につけるもの。社寺のお札のほか、団扇(うちわ)・しゃもじなど。
カトマンズ【Kathmandu】
ネパールの首都。標高1300mの盆地にあり、仏教やヒンズー教の古寺院が多い。人口41.9万(1991)。
カドミウム【cadmium】
金属元素。元素記号Cd原子番号48。原子量112。比重8.64。青みを帯びた銀白色で軟らかい。カドミウム塩(えん)・カドミウム蒸気は有毒。亜鉛製錬の副産物として回収。可融合金・軸受け合金・原子炉制御材などに使用。カドミ。
カドミウム‐あか【カドミウム赤】
赤色の無機顔料。硫化カドミウムと硫化セレンの固溶体。光や熱に安定。ガラス・陶磁器・絵の具などに利用。セレン赤。cadmium red
カドミウム‐イエロー【cadmium yellow】
油絵の具の一つ。硫化カドミウムが原料。鮮やかな黄色系の色相で、変色しにくい。
カドミウム‐ちゅうどく【カドミウム中毒】
おもに酸化カドミウムの吸入による中毒。産業中毒が多く、合金製造・亜鉛製錬などの従事者にみられる。症状は吐き気・下痢・痙攣(けいれん)など。イタイイタイ病はカドミウム中毒が原因といわれる。cadmium poisoning〈参照〉イタイイタイ病。
カドミウム‐ひょうじゅんでんち【カドミウム標準電池】
電池の起電力を測定するときに用いる標準電池。cadmium standard cell
かど‐みせ【角店】
道の曲がり角にあって2面が道に面する商店。町角の店。
かと‐もじ【蚪文字・科斗文字】
《オタマジャクシの形に似ているところから》古代中国の文字(古体篆字(てんじ))。
カドモス【Kadmos(ギリシア)
ギリシア神話のテュロス王アゲノルの子。神託により竜を殺し、その歯を蒔(ま)いて生まれた戦士を従え、テーベ市を建設した。Kadmos
カトリーヌ‐ド‐メディシス【Catherine de Médicis】
(1519-89)フランス王アンリ2世の妃。フィレンツェのメディチ家出身。幼少で病弱のフランソワ2世・シャルル9世の摂政(せっしょう)としてユグノー戦争の混乱期に王権を維持。サン‐バルテルミーの虐殺の首謀者の一人といわれる。
カドリーユ【quadrille(フランス)
→カドリール
カドリール【quadrille(フランス)
18世紀末から19世紀に、フランスから全ヨーロッパに流行した社交ダンス、またその曲。4人1組みが方形になり、相対して踊る。カドリーユ。
カトリシズム【Catholicism】
カトリック主義。ローマカトリック教会の信仰形式。
かとり‐じんぐう【香取神宮】
千葉県佐原(さわら)市香取にある旧官幣大社。祭神は経津主命(ふつぬしのみこと)。鹿島(かしま)神宮とともに武神として崇敬された。下総国(しもうさのくに)一の宮。
かとり‐せんこう【蚊取(り)線香】
蚊よけに使ううずまき形の線香。除虫菊を原料としてつくる。かやり線香。
カトリック【katholiek(オランダ)・加特力】
《ギリシア語カソリコス(普遍的)に由来》ローマカトリック教会。また、その信徒。Roman Catholic〈対義〉プロテスタント。
カトリック‐きょうかい【カトリック教会】
正称は「聖なる公同の使徒的ローマ教会」。ローマ教皇を最高首長とする世界最大のキリスト教会。信徒7億余。原始キリスト教会を起源とし、正統教義を継承。ローマカトリック教会。ローマ教会。天主教会。公教会。Catholic Church
カトリック‐せいとう【カトリック政党】
カトリックの世界観や価値体系を基礎に結成された政党。イタリアのキリスト教民主党など。Catholic Party
かとり‐なひこ【楫取彦】
(1723-82)江戸中期の国学者・歌人。本名、伊能景良(いのうかげよし)。下総(しもうさ)の人。賀茂真淵(かものまぶち)門下。国学を研究、古語を駆使して万葉調の歌を詠んだ。著書『古言梯(こげんてい)』『続冠辞考』、『楫取魚彦家集』など。
ガドリニウム【gadolinium】
希土類元素の一つ。元素記号Gd原子番号64。原子量157。銀白色の金属。テレビ画面の蛍光体などに用いる。
かとり‐ほつま【香取秀真】
(1874-1954)鋳金(ちゅうきん)家・歌人。千葉県生まれ。東京美術学校教授。昭和28年(1953)文化勲章受章。著書『金工史談』、歌集『天之真榊(あまのまさかき)』など。
かとり‐やんま【蚊取やんま】
中形のヤンマ。腹が基部近くで著しくくびれたトンボで、体長約7cm。胸は黄緑色、腹は黒色で緑斑(りょくはん)などがある。夏に現れ、日中は木陰にひそみ、夕方飛び回ってカなどを捕食。本州以南に分布。
カトレア【Cattleya(ラテン)
ラン科の洋ランの一種。高さ30〜50cm。茎葉は厚く棒状または扁平(へんぺい)状。花は径10〜20cm、色が豊富。観賞用。熱帯アメリカ原産。
かどわか・す【拐かす】(五他)
だまして連れていく。誘拐する。kidnap
かど‐わり【門割】
薩摩(さつま)藩の割地(わりち)制度。数戸単位からなる門ごとに耕地を分配、3〜8年で定期的に交換。
か‐とん【火遁】
忍術の一つ。火の中にはいって逃げる術。
か‐とんぼ【蚊蛉】
①カに似て大きく足の長い昆虫、→ガガンボの異名。
②やせて、ひょろひょろしている人をあざけっていう語。