- かま【▽缶・▼罐・▼鑵】
- ボイラー。〈用例〉〜1基。〜を焚(た)く。
- かま【▼釜】
- ①炊飯・煮炊き・湯沸かし用の器具。炊飯用のつばのあるものは羽釜(はがま)という。電気釜・ガス釜・圧力釜・二重釜・蒸気釜などもある。cooker
- ②茶道で、湯をわかす器具。茶釜。〈数え方〉1口(こう)。
- 釜の中に遊ぶ魚(かまのうちにあそぶうお)
- 《魚が、自分が煮られるのも知らずに釜の中で泳いでいる、の意から》結局は身をほろぼす運命にあること。また、差し迫った死を知らぬことのたとえ。釜中(ふちゅう)の魚。
- かま【窯】
- ①高温で物を焼いたり、溶かしたりする設備。furnace; stove〈用例〉炭〜。
- ②土器や陶磁器を焼き上げる装置。目的により素焼き窯・本焼き窯・絵付け窯、炎の方向により昇炎式・倒炎式、形状外観により穴窯・登り窯・円窯(まるがま)・トンネル窯などの種類がある。kiln
- かま【▼鎌】
- ①柄(え)に三日月状の刃をとりつけ、草・柴などを刈る道具。sickle〈用例〉〜1丁。
- ②鎖鎌や鎌槍など鎌状の刃をもつ武器。
- ③心の曲がっていること。
- ④紋所の名。①または①をとりあわせたものの紋章化。
- ⑤魚の胴の先の部分。えらぶたの後ろの鎌状の骨部分をいう。
- 鎌を掛ける(かまをかける)
- 相手から、本当のことを聞き出そうとして、じょうずに誘いをかける。put an enticing question
- がま【▼蒲・▽香▼蒲】
- ガマ科の多年草。浅い水中に群生する。高さ2mに達し、葉は厚く線形。夏に濃褐色の花穂をつけ、雄花は上方、雌花は下方に密集。花粉は薬用。茎葉はすだれなどの原料。コウホ。ナンカ。ミスクサ。
- かまあげ‐うどん【▼釜揚(げ)▼饂▼飩】
- うどんをゆで、そのまま熱湯にうかせたもの。つけ汁につけて食べる。湯づけ。
- かまあし‐むし【▼鎌脚虫】
- もっとも原始的な微小昆虫類。外形はシラミに似、カマアシムシ目という一目を構成。石や落ち葉の下にすみ、体長1mm内外。歩脚は3対で、歩くときに前脚を鎌のようにふりかざす。日本では本州・四国に同類のヨシイムシが分布。
- カマーバンド【cummerbund】
- タキシードの下にチョッキ代わりに着用する、腹飾り帯。中近東やインドで用いられていた腰帯の転用とされる。
- かまい【構い】
- 《多く上に「お」を付けて》
- ①気を配ること。もてなし。treat〈用例〉お〜もしませんで。
- ②→おかまい(御構い)③
- かまいし【▼釜石】
- 〈市〉岩手県東海岸、釜石湾に臨む市。三陸沿岸漁業の拠点。かつては製鉄の町としても知られた。人口5万1003(1994)。
- かまいし‐こうざん【▼釜石鉱山】
- 岩手県釜石市西部にある鉱山。生産量日本一の鉄山で、この鉄鉱石を原料に釜石製鉄所が発展。
- かま‐いたち【▼鎌▼鼬】
- 《鎌を持ったいたちの仕業とされたことから》物に触れてもいないのに、皮膚に裂けたような切り傷ができる現象。小規模な旋風などで空気中に真空ができ、そこに皮膚が触れて起こると考えられている。昔、信越地方でよくいわれた。神奈川では、鎌風という。
- かまい‐つ・ける【構い付ける】(下一他)
- 相手にする。とりあう。〈用例〉〜ひまもない。
- かまい‐て【構い手】
- かまってやる人。世話をする人。one who cares for another〈用例〉〜がいない。
- かま‐いと【▼釜糸】
- 釜から繭を繰り取ったまま、よりをかけていない絹糸。平糸。floss
- かま‐いり【▼釜▼煎り・▼釜▼熬り】
- 戦国時代の死刑の一種。大釜に罪人を入れて煮殺した。釜茹(ゆ)で。
- かま‐いるか【▼鎌▽海▽豚】
- イルカ科の動物。全長約2m。紡錘(ぼうすい)形をした体の背面は黒色、腹面は白色。吻(ふん)は短い。体中央の背びれは後縁部が大きく切れこみ草刈り鎌に似る。魚類やイカを食べる。北太平洋の温暖海域に分布。
- *かま・う【構う】
- [一](五自他)
- ①(自)
- (ア)問題にする。気にする。care〈用例〉経費に〜・わず計画を進める。
- (イ)面倒をみたり、相手をする。せわをする。mind; care for〈用例〉忙しくて〜・ってやれない。
- (ウ)《「…て(も)かまわない」の形で》許容の意を表す。…してよい。may〈用例〉ついてきても〜・わないよ。
- ②(他)
- (ア)ふざけてからかう。tease〈用例〉犬を〜。
- (イ)江戸時代、追放の刑にする。
- 〈古語〉
- [二](下二他)→かまえる(構える)
- かま‐うら【▼竈▽占】
- 朝食の仕度をするときに、かまどから出る炎のようすを見てその日の天気を占うこと。
- かまえ【構え】
- ①建物の造り。外見。appearance〈用例〉門〜。家の〜。
- ②用意。準備。preparation〈用例〉戦(いくさ)の〜。
- ③姿勢。posture〈用例〉上段の〜。
- ④漢字を組み立てている部分の名。「国・回」などの国構え、「開・問」などの門構え、「勺・包」などの包み構えなど。
- かまえ【▼蒲江】
- 〈町〉大分県南端、日向灘(ひゅうがなだ)に臨む町。ブリ・タイなどの漁業基地で、水産加工もさかん。リアス式海岸では真珠を養殖。人口1万0715(1994)。
- かまえ‐て【構えて】(副)
- 〈古語〉
- ①注意して。〈用例〉歌を〜よむべし(宇治拾遺・40)。
- ②《下に打ち消しをともなって》決して。〈用例〉〜その日のさはりあらせじと(十訓抄・7)。
- *かま・える【構える】(下一他)
- ①建物などを組み立てる。また、家や店を持つ。set up〈用例〉一戸を〜。店を〜。
- ②ある態度・態勢を整えて相手に対する。pose〈用例〉のんきに〜。ストを〜。
- ③ある物を手に取って身構えをする。assume a posture〈用例〉上段に〜。カメラを〜。
- ④いつわる。つくろう。feign〈用例〉口実を〜。
- かまがや【▼鎌ケ▽谷】
- 〈市〉千葉県北西部の市。ナシの産地。宅地化が進んでいる。人口9万8049(1994)。
- かまがり【▼蒲刈】
- 〈町〉広島県、安芸灘(あきなだ)の上蒲刈(かみかまがり)島からなる町。ミカン栽培・沿岸漁業・海苔(のり)養殖など。人口3322(1994)。
- カマ‐がわ【カマ川】
- (Kama)ロシア共和国西部の川。ウドムルト共和国から北に流れ、クイビシェフ湖でボルガ川に注ぐ。長さ2000km。
- かま‐きり【▼鎌切・▼杜▽父▽魚】
- カジカ科の魚食性の魚。全長約30cm。灰褐色で腹部は白く、体側に4本の黒色横帯がある。冬、川を下り、河口付近で産卵したのち海で死ぬ。孵化(ふか)した稚魚はいったん海に入り、春、川をさかのぼる。食用。南日本の河川に生息。アユカケ。
- かま‐きり【▼蟷▼螂・▼螳▼螂・▼鎌切】
- 前脚が鎌(かま)状をしたカマキリ目の大形昆虫の総称。体長3〜8cm。頭部は三角形で大きな複眼をもつ。動物食性。交尾中や交尾後、雌が雄を食べることがある。世界中に分布し、日本に十数種が分布。トウロウ。イボジリ。イボムシリ。オノムシ。カマギッチョウ。ハエトリムシ。mantis
- かまきり‐もどき【▼蟷▼螂▽擬】
- クサカゲロウ類に近縁のカマキリモドキ科の昆虫。体長約2cm。翅(はね)は透明。虫を捕食。カマキリに似たかま状の捕獲肢をもつが、カマキリ類とは縁がない。世界に約170種、日本に5種が分布。mantispid
- カマグエイ【Camagüey】
- キューバ中部の都市。同名州の州都。牧畜とサトウキビ栽培の中心地。農産物の集散地。人口28.3万(1990)。
- がま‐ぐち【▼蝦▼蟇口】
- 《ガマの口に似ていることから》口金つきの銭入れ。明治4年(1871)新貨幣の発行につれて普及。purse
- かま‐くび【▼鎌首】
- 草刈りがまのように曲がった首。ヘビなどが威嚇するときにする首の形。gooseneck〈用例〉〜をもたげる。
- かま‐くら
- 秋田県下で行われる小正月の子ども行事。雪で作った室(むろ)の中に水神を祭り、子どもたちが簡単な飲食物で仲間たちを接待する。また、その雪室のこと。
- かまくら【▼鎌倉】
- 〈市〉神奈川県南東部、相模(さがみ)湾に臨む市。鎌倉幕府のあった地で、鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)・鎌倉五山や長谷(はせ)の大仏など社寺・史跡が多い。高級住宅地・行楽観光地。人口17万4221(1994)。
- かまくら‐アカデミア【▼鎌倉アカデミア】
- 昭和21年(1946)鎌倉市に創設された私設の青年教育機関。敗戦直後の混乱期に民主主義的な学びの場を提供。昭和25年(1950)9月廃校。学長は哲学者の三枝博音(さいぐさひろと)。
- かまくら‐かいどう【▼鎌倉街道・▼鎌倉海道】
- 鎌倉と各地を結ぶ古道の総称。武蔵(むさし)国府から通じる上の道・中の道、奥州(おうしゅう)・房総(ぼうそう)から通じる下の道がとくに知られる。
- かまくら‐ぐう【▼鎌倉宮】
- 鎌倉市二階堂にある神社。祭神は大塔宮(おおとうのみや)護良(もりよし)親王。明治2年(1869)創建。社殿の背後に親王が幽閉されたという土牢(つちろう)がある。
- かまくら‐くぼう【▼鎌倉▽公方】
- 室町幕府の関東支配機関である鎌倉府の首長。足利基氏(あしかがもとうじ)の子孫が世襲。関東公方。鎌倉殿。鎌倉御所。
- かまくら‐ござん【▼鎌倉五山】
- 鎌倉市にある臨済(りんざい)宗の五大寺。建長寺・円覚寺・寿福寺・浄妙(じょうみょう)寺・浄智(じょうち)寺の総称。
- かまくら‐じだい【▼鎌倉時代】
- 鎌倉に幕府が存在していた時代。建久(けんきゅう)3年(1192)源頼朝(みなもとのよりとも)が鎌倉に幕府を開いてから、元弘(げんこう)3年(1333)に北条(ほうじょう)氏が滅ぶまでの約150年間。始まりの時期については諸説がある。封建制度の上に立つ最初の武家政治の時代。農業・商業が発達し、法然(ほうねん)・親鸞(しんらん)・道元(どうげん)・日蓮(にちれん)らの宗教家が活躍。
- かまくらじだい‐びじゅつ【▼鎌倉時代美術】
- 鎌倉時代に行われた美術。従来の貴族美術から前進し、武家や新興教団を基盤にした美術が成立した。剛健な作風、写実性や平明性を重んずる様式は、時代性を反映したもので、宋(そう)文化の輸入もこの傾向を助長した。建築の構築的な大仏様(だいぶつよう)や禅宗様は宋代建築の影響が著しい。彫刻では写実表現の運慶一派の作風が、時代共通の様式となる。絵画では仏教説話画や伝記画、さらに絵巻物が盛行し、日本独自の垂迹画(すいじゃくが)が成立。工芸でも新しい飛躍が行われた。
- かまくら‐じょしだいがく【▼鎌倉女子大学】
- 私立女子大学。昭和18年(1943)創立の京浜女子家政理学専門学校を前身とし、同34年(1959)より現制、平成元年(1989)より現名。所在地は神奈川県鎌倉市岩瀬。
- かまくら‐の‐だいぶつ【▼鎌倉の大仏】
- 鎌倉市長谷(はせ)にある高徳(こうとく)院の野天に安座する金銅の阿弥陀如来(あみだにょらい)像。建長(けんちょう)4年(1252)、大野五郎左衛門(おおのごろうざえもん)の作という。仏身の高さ11.5m。長谷の大仏。
- かまくら‐ばくふ【▼鎌倉幕府】
- 建久(けんきゅう)3年(1192)から元弘(げんこう)3年(1333)まで、鎌倉を中心として存続した最初の武士政権。源頼朝(みなもとのよりとも)が開く。源氏3代のあと北条(ほうじょう)氏が実権を握るが、後醍醐(ごだいご)天皇の討幕運動により滅亡。
- →表(歴代将軍)
- かまくら‐ぶっきょう【▼鎌倉仏教】
- 鎌倉時代に興った仏教の新興諸宗。浄土(じょうど)宗・浄土真(じょうどしん)宗・時(じ)宗・臨済宗・曹洞(そうとう)宗・日蓮(にちれん)宗。鎌倉新仏教。
- かまくら‐ぼり【▼鎌倉彫】
- 漆(うるし)工芸の一種。木彫りの上に黒漆を塗り、その上に朱・緑漆を塗って研(と)いだもの。室町時代にさかんとなる。現在、鎌倉市を中心に盆・箱・装身具などが製作される。
- かまくらむろまち‐じだい【▼鎌倉室町時代】
- 鎌倉時代の初めから室町時代の終わりまで約400年間。その間に南北朝時代約60年をはさむ。中世。
- かま・ける(下一自)
- 一つのことにとらわれて、他のことがおろそかになる。be engrossed in〈用例〉子どもに〜。
- がまごおり【▼蒲▽郡】
- 〈市〉愛知県南東部、三河湾に臨む市。沿岸漁業の基地。綿織物・ロープ工業がさかん。温泉と風光に恵まれた観光地。人口8万4400(1994)。
- かまさき‐おんせん【▼鎌先温泉】
- 宮城県南部、白石(しろいし)市にある温泉。蔵王(ざおう)山の南東麓(なんとうろく)に位置し、近くの弥次郎(やじろう)集落はこけしの産地。
- かま‐し【▼釜師】
- 茶の湯の釜を製作する鋳物師(いものし)。安土(あづち)桃山時代ごろからの呼び名とされ、元禄(げんろく)期には京都三条の釜屋浄味(かまやじょうみ)が将軍家御用を務めていた。
- カマシア【Camassia(ラテン)】
- ユリ科の観賞用球根草。春、細長い葉の集まりから約60cmの花茎を出し、径約3cmの青色・白色の花を多数穂状につける。球根は有毒。北アメリカ原産。ヒナユリ。
- がまし・い(接尾)
- 《名詞や動詞の連用形に付いて形容詞をつくる》…のきらいがある。…らしい。多く好ましくない意に用いる。〈用例〉押しつけ〜。
- かま‐しき【▼釜敷(き)】
- ①鍋(なべ)・釜・やかんなどを火から下ろして置いておくときに、その下に敷くもの。材質は籐(とう)・竹・わらなど多種。
- ②茶室で炭をつぐとき、炉や風炉(ふろ)から下ろした釜に敷くもの。
- かまじょうせっけっきゅう‐ひんけつしょう【▼鎌状赤血球貧血症】
- 遺伝病の一つ。ヘモグロビン(血色素)の構造が異常で、赤血球が半月形に変形している。溶血性貧血・多血症などの原因となる。日本人にはほとんどない。sickle cell anemia
- かま‐す【▼叺】5画
- 部首 口くちへん 和製漢字
- 区点 5061・JIS 525D・シフト 99DB
- ①むしろを二つ折りにしてつくった袋。米・麦・塩や石炭・コークスなどを入れるのに用いた。かまけ。
- ②《①の形をしているところから》布・油紙・革などでつくった小物入れ。タバコ入れ・財布などにする。
- かます【▼梭▽子▽魚】
- カマス科の海水魚の総称。全長50〜60cmで円筒形。アカカマス・アオカマスなどがあり、美味。本州中部以南に分布。クチボソ。barracuda
- かま・す【▼噛ます】(五他)
- 《俗語》
- ①てこなどをさしこむ。
- ②相撲で、ぶちかましをする。
- ③相手をひるませるようなことばをあびせる。かませる。〈用例〉一発〜・してやれ。
- かま‐すえ【▼釜据(え)】
- 茶道で、水屋(みずや)道具の一つ。釜に湯水をはるとき安定させるために据える台。木製で釜底の丸みに合わせ、くりぬいてある。
- かます‐さわら【かます▼鰆】
- サバ科の海水魚。体は細長く、全長2m。サワラより美味。本州中部以南の温帯・熱帯の外洋に分布。
- がま‐ずみ
- スイカズラ科の落葉低木。山野にはえる。高さ約2m。葉は対生で毛が密生。春に、多数の白花をつけ、果実は秋に紅色に熟す。
- がま‐せんにん【▼蝦▼蟇仙人】
- 中国の仙人。蝦蟇による幻術に長じていたという。とくに三国時代の呉の葛玄(かつげん)、のちには五代の後梁(こうりょう)の劉海蟾(りゅうかいせん)をいう。
- かま‐だし【窯出し】
- 焼き終わった陶磁器を窯から出すこと。窯開き。taking out baked pottery from kiln
- かまち【▼框】
- ①床・縁などの端部分をかくすための化粧横木。〈用例〉上がり〜。
- ②戸・障子・窓などの建具の周囲の枠。rail; stile
- かま‐つか【▼鎌▽柄】
- ①鎌の柄(え)。
- ②→ウシコロシのこと。材が固く、鎌の柄などに使われる。
- ③コイ科の淡水魚。体長約25cm。砂中の小動物を捕食。食用。岩手県以南に分布。スナムグリ。オコト。カワキス。
- かま‐ど【▼竈】
- 《「釜処(かまど)」の意》
- ①土・石・れんがなどで作った、煮炊(にた)きするための設備。へっつい。くど。かま。cooking stove; kitchen furnace
- ②独立した生活単位としての家。所帯。household〈用例〉〜を分ける。
- 竈が賑わう(かまどがにぎわう)
- 暮らしがゆたかになる。
- 竈に媚ぶ(かまどにこぶ)
- 主人にではなく、実務をあずかる者にこびへつらう。
- 竈に跨がる(かまどにまたがる)
- 《釜(かま)は金属でできており、竈は土・石でつくるから釜のほうが貴いということから》子が親にまさることをいう。
- 竈を起こす(かまどをおこす)
- ①独立の生活を始める。
- ②財をたくわえる。
- 竈を破る(かまどをやぶる)
- 身代をなくす。破産する。
- かまど‐うま【▼竈馬】
- 床下など暗所にすむ昆虫。体長約2cm。暗褐色で背がエビのように曲がる。触角は長く、後脚は強大。夜行性。日本全土に分布。
- かまど‐がみ【▼竈神】
- 囲炉裏(いろり)やかまどなど、家の火のある所を守護する神。火の神信仰に基づき、火が生活に欠かせない食事にかかわるところから、炊事を行うかまどを神聖視した。荒神様(こうじんさま)。
- かま‐とと
- 《俗語。かまぼこは魚(とと)かと聞いたことからとされる》よく知っているくせに、知らないふりをすること・人。むじゃきなふりをすること・人。
- かま‐どめ【▼鎌止め】
- 山野で、草を刈ったり、木を切ったりするのを禁じること。
- かまなし‐がわ【▼釜無川】
- 山梨県、甲府盆地西部を流れる川。長さ64km。笛吹(ふえふき)川と合流して富士川になる。農業用水などに利用される。
- がま‐の‐あぶら【▼蝦▼蟇の油・▼蝦▼蟇の▼膏】
- ヒキガエルが分泌する粘液。または、それでつくった軟膏(なんこう)。江戸時代ごろから、あかぎれ・切り傷などの塗り薬として用いられた。
- がまのあぶら‐うり【▼蝦▼蟇の油売り】
- 江戸から明治時代にかけて、蝦蟇の油でつくった軟膏(なんこう)を、独得の口上を述べながら、大道で売った香具師(やし)。
- かま‐ば【窯場】
- 陶磁器を焼く窯が設置されている作業場。
- かま‐び【▼釜日】
- 《師匠が弟子を集め釜に湯を沸かすことから》茶道で、稽古(けいこ)をする日。
- かま‐ひげ【▼鎌▼髭】
- 鼻の下に鎌をさかさまにしたような形にはね上げたひげ。江戸時代、奴(やっこ)などが多くはやした。奴髭。
- かまびすし・い【▼喧しい・▼囂しい】(形)
- やかましい。そうぞうしい。noisy〈用例〉〜議論。〈派生〉かまびすしさ(名)
- かま‐ぶろ【▼竈風▼呂】
- 蒸しぶろの一種。室町時代初期に京都の八瀬(やせ)で始まった。大きな土室の中で青葉などを焼き、灰をかきだしたあとで中に入り、体を蒸し汗を流す。
- かま‐ぼこ【▼蒲▼鉾】
- ①《もと、竹ぐしを芯(しん)とした、現在の焼きちくわのような外形で、ガマの穂に似ていたところから》練り製品の一つ。白身の魚類の肉を、すり身にして味をつけ、加熱したもの。日本独特の食品。〈数え方〉1枚・1本。
- ②宝石をはめていない中高(なかだか)の指輪。
- ③ガマの穂。
- かまぼこ‐ごや【▼蒲▼鉾小屋】
- 《形が食品のかまぼこに似ているところから》竹を半円形にたわめて骨とし、筵(むしろ)などで覆ったそまつな小屋。
- かまめ【▼鴎】
- →カモメの古名。〈用例〉海原は〜立ち立つ(万葉・1・2)。
- かま‐めし【▼釜飯】
- ①おひつに移さず、かまからすぐ茶わんに盛る飯。
- ②小さなかまで1人前ずつ炊く炊きこみご飯。カニ・エビ・鶏肉(とりにく)・野菜などを具にし、器のまま出す。
- かま‐もと【窯元】
- 窯を用いて陶磁器を作る人。また、その製造所。pottery
- かまもと‐くにしげ【▼釜本▽邦茂】
- (1944-)元サッカー選手。京都府生まれ。早大卒。1968年(昭和43)メキシコ‐オリンピックで得点王となる。昭和56年(1981)日本リーグ通算200得点を達成。
- かま‐や【▼竈屋】
- ①母屋(おもや)とは別棟の竈(かまど)を据(す)えた小屋。南島ではここに火の神が祭られていた。
- ②醸造所で竈をたく男。新潟地方では味噌煮釜(みそにがま)を貸す者をいった。
- かま‐ゆで【▼釜▼茹で】
- ①かまでゆでること。そのゆでた物。boiling in an iron pot
- ②昔、罪人を煮殺した刑。釜煎(い)り。
- カマラン‐とう【カマラン島】
- (Kamarān Island)紅海南東部の島。面積57km2。メッカ巡礼の検疫所、飛行場がある。1967年南イエメン領となる。
- カマルゴ【Marie-Anne de Cupis de Camargo】
- (1710-70)フランスのバレリーナ。ベルギー生まれ。バレエの衣装と技法の改革者。
- が‐まん【我慢】(名・サ変他)
- ①感情や欲望を抑え、こらえること。辛抱すること。patience〈用例〉やせ〜。かれの態度には〜できない。
- ②他の人がしたことなどを大目にみること。許すこと。tolerance〈用例〉今度だけは〜してやる。
- ③《仏教語》自分をたのんで、おごりたかぶること。慢心して他をあなどる心。
- 我慢の角(がまんのつの)
- 強情なことや、高慢なことを、かたい角にたとえていう。
- 我慢の剣(がまんのつるぎ)
- おごりたかぶったり、我意を張ったりすることが、自他をひどく傷つけるのを剣にたとえていう。
- 我慢の旗矛(がまんのはたほこ)
- 無理に我意を張って人に対すること。
- 我慢の山(がまんのやま)
- 我慢強いことを山にたとえて言う。
- かマンガンさん‐カリウム【過マンガン酸カリウム】
- 化学式KMnO4 赤紫色の柱状結晶。酸化剤(指示薬も兼ねる)・漂白剤・殺菌剤などに利用。potassium permanganate
- がまん‐づよ・い【我慢強い】(形)
- しんぼう強い。patient〈派生〉がまんづよさ(名)
- カマンベール【camembert(フランス)】
- ナチュラルチーズのうち、軟質チーズの一つ。フランスのノルマンディー地方原産。白カビで熟成させる。デザート用。