かみ【上】
〈対義〉下(しも)
①根源や中心に近いほう。また、上のほう。〈用例〉川の〜。風〜。
②ひと続きのものの初めに近いほう。〈用例〉〜に述べたとおり。〜半期。
③高い地位にあるもの。天皇・将軍・高官・主人の敬称。〈用例〉お〜。
④政府・官庁の敬称。〈用例〉お〜の言い付け。
⑤昔。〈用例〉その〜。
⑥台所(下(しも))に対して、主人に近いほう。〈用例〉〜女中。
⑦腰から上の部分。
⑧和歌の初めの五・七・五の部分。〈用例〉〜の句。
⑨人の妻の敬称。〈用例〉お〜。
⑩「上方(かみがた)」の略。
上漏り下潤う(かみもりしもうるおう)
政治を行う者が恵みをほどこせば、民はうるおって豊かになる。
上を学ぶ下(かみをまなぶしも)
下位の者は、上位にある者のすることを見ならうということ。
*かみ【神】
①人間を超えた力をもち、運命を支配するものと想定され、信仰の対象となる観念。キリスト教では、全知全能で愛を持ち、宇宙を創造して支配する唯一絶対者。ゴッド。god〈用例〉〜をあがめる。
②ふしぎな力で人間や山川・土地を支配するもの。〈用例〉土地の〜。山の〜。
③死んで神社に祭られた人の霊。
神ならぬ身(かみならぬみ)
神ではない、能力に限りある人間の身。生身の人間。mortal〈用例〉〜のかなしさ。
神の正面、仏のま尻(かみのしょうめん、ほとけのましり)
神様は正面の高い神棚に、仏壇はかげに設けるのがよいということ。
神は敬するに威を増す(かみはけいするにいをます)
神は敬うことで、より貴さが増してくる。
神は正直の頭に宿る(かみはしょうじきのこうべにやどる)
→正直の頭に神宿る」と同意。
神は非礼を受けず(かみはひれいをうけず)
《『論語』「八いつ、注」にあることば》神は邪悪な人間が祭ってもその心を受けない。
神は見通し(かみはみとおし)
神はどんな小さなことでもごらんになっており、ごまかすことはできない。
神も仏も無い(かみもほとけもない)
慈悲をかけてくれる人がいない。思いやりがなく、残酷なことのたとえ。血も涙もない。no mercy
触らぬ神に祟り無し(さわらぬかみにたたりなし)
関係をもたなければ害を受けることがない。Let sleeping dogs lie.
正直の頭に神宿る(しょうじきのこうべにかみやどる)
神はまじめな人間を守り助ける。Honesty is the best policy.
*かみ【紙】
①植物繊維を水に分散させて薄く平らに広げ、樹脂または糊(のり)を加えすきあげ、脱水乾燥させたもの。薄くて白いものが多い。その上に書いたり、ものを包んだり建具に貼って使う。paper〈数え方〉1枚・1葉・1帖(じょう)・1締め・1束(そく)・1連(れん)
②じゃんけんで片手の指を全部ひろげた形。石に勝ち、はさみに負ける。ぱあ。paper
*かみ【髪】
①頭部にはえている毛。ふつう、そのまとまりをいう。頭蓋(ずがい)を保護する働きがある。髪の毛。頭髪。hair〈用例〉〜結い。
②髪の毛を結ったかみかたち。髪型。hairstyle〈用例〉〜がよくできた。
髪を下ろす(かみをおろす)
頭を丸めて僧尼となる。
髪を生やす(かみをはやす)
《「生やす」は、「切る」が忌みことばであるための語》童髪(わらわがみ)を切って元服する。
かみ【官・守】
律令(りつりょう)官制で、四等官のうちの最上の官。各官庁の最高責任者で、役所によってあてる文字が異なる。神祇(じんぎ)官では「伯」、省では「卿」、寮では「頭」、兵衛府・衛門府では「督」、諸国では「守」など。
か‐み【加味】(名・サ変他)
①食べ物に味をつけ加えること。seasoning
②あるものに別のものの性質や調子などをまじえ入れること。addition〈用例〉生徒の希望を〜する。
か‐み【佳味】
①よい味。味のよい食べ物。good taste
②よい趣(おもむき)。おもしろみ。good taste
かみ【上】
〈村〉長野県南部の山村。シイタケ・茶の栽培がさかん。人口916(1994)。
かみ【加美】
〈町〉兵庫県中部、杉原川に沿う町。稲作・野菜栽培・牧牛などの農業のほか、林業もさかん。人口7706(1994)。
かみ‐あ・う【噛(み)合う】(五自)
①歯やきばで、互いに食いつく。bite each other
②でこぼこなどが、ぴったりとはまり合う。mesh〈用例〉歯車が〜。
③意見・考えなどが合う。agree〈用例〉議論が〜・わない。
かみあがた【上県】
〈町〉長崎県対馬(つしま)北部の町。シイタケの産地。磯ではアワビ・サザエ・ウニ漁がさかん。人口4926(1994)。
かみ‐あげ【髪上げ】
①髪を結い上げること。
②昔、女子が成人したしるしに振り分け髪を結い上げたこと。また、その儀式。みぐしあげ。
かみあり‐づき【神在月・神有月】
《日本じゅうの神が出雲(いずも)大社に集まるという俗信から》出雲国での陰暦10月の異称。〈参照〉神無月(かんなづき)
かみ‐あわせ【噛み合(わ)せ・噛合(わ)せ】
①かみ合わせること。clench
②上下の奥歯が互いにふれる部分。occluding parts
③かみ合うぐあい。mesh〈用例〉歯車の〜が悪い。
かみ‐あわ・せる【噛み合(わ)せる・噛合(わ)せる】(下一他)
①上下の歯を合わせて力を入れる。clench
②かみ合いをさせる。けんかさせる。set fighting
③歯型のものどうしをぴったり合うようにする。mesh〈用例〉歯車を〜。
かみいしづ【上石津】
〈町〉岐阜県南西端の町。米・茶などの農業と林業が主。電機・繊維工場がある。人口7340(1994)。
かみいずみ【神泉】
〈村〉埼玉県北西部、神流(かんな)川沿いの村。野菜栽培がさかん。三波(さんば)峡・下久保(しもくぼ)ダムがある。人口1319(1994)。
かみいずみ‐ひでつな【上泉秀綱】
→こういずみひでつな(上泉秀綱)
かみいそ【上磯】
〈町〉北海道南西部、函館(はこだて)湾に臨む町。トラピスト修道院がある。七重(ななえ)浜は臨海工業地。セメント工業がさかん。人口3万3453(1994)。
かみいた【上板】
〈町〉徳島県北東部、香川県に接する町。中心は鍛冶屋原(かじやばら)。古来、砂糖の産地で有名。人口1万2831(1994)。
かみいち【上市】
〈町〉富山県東部の町。旧市場町で、立山詣(たてやまもう)での人でにぎわった。製薬業がさかん。人口2万3798(1994)。
かみいちだん‐かつよう【上一段活用】
動詞の活用の型の一つ。「見る」の語尾が、「み・み・みる・みる・みれ・みろ(よ)」となるように、五十音図のイの段のみに活用するもの。〈対義〉下(しも)一段活用。
かみ‐いれ【紙入れ】
①紙幣などを入れるための携帯用品。札入れ。wallet
②鼻紙・薬品・小楊枝(こようじ)などを入れて外出の時懐中にする用具。
かみ‐うち【紙打ち】
和紙を製造するときに、原料の樹皮を木槌(きづち)でたたいて繊維と非繊維質を分ける方法。
かみうら【上浦】
〈町〉愛媛県の芸予(げいよ)諸島、大三(おおみ)島東部の町。ミカン栽培・稲作が主。人口4282(1994)。
かみうら【上浦】
〈町〉大分県東部、佐伯(さいき)湾に臨む町。ミカンの栽培と漁業がさかん。人口3125(1994)。
かみ‐えび
→アオツヅラフジの別名。
かみおか【神岡】
〈町〉秋田県中部、大曲(おおまがり)市の北西隣の町。旧河港。農業・醸造・製材が主産業。人口6464(1994)。
かみおか【神岡】
〈町〉岐阜県北端の町。江戸時代に開かれた神岡鉱山は、鉛・亜鉛の産出量が多い。人口1万2968(1994)。
かみおか‐こうざん【神岡鉱山】
岐阜県北部神岡町の鉱山。亜鉛・鉛・銀などを産出。廃液で富山県神通(じんずう)川のカドミウム公害「イタイイタイ病」が発生。
カミオカンデ【Kamiokande】
岐阜県神岡(かみおか)鉱山の地下1000mにある宇宙線検出装置。約3000tの純水を使い、太陽からのニュートリノなどを観測。昭和62年(1987)超新星からのニュートリノを検出した。東大宇宙線研究所を中心に各大学などが共同で観測を行う。
かみ‐おくり【神送り】
①陰暦9月末日から10月1日にかけての夜、出雲(いずも)へと旅立つ神々を送る行事。また、そのときの宮参り。陰暦10月に、全国の神々が出雲大社に会合するという俗説に基づく。〈対義〉神迎え。
②人間にたたりをもたらす神を追い払うこと。また、そのまじない。疫病神(やくびょうがみ)送り・風の神送りなど。
かみ‐おしろい【紙粉】
薄紙に練りおしろいを塗り、乾かしてとじたもの。手軽な化粧直しに用いる。
かみ‐おむつ【紙褓】
不織布・粉砕パルプなどで作った使い捨てのおむつ。diaper
かみ‐おろし【神降ろし】
①祭りのとき、神霊を祭場に呼びよせること。
②巫女(みこ)が神霊をわが身にのりうつらせること。
かみ‐がかり【上掛(か)り】
能楽で、もと京都を本拠とした流派のこと。シテ方では観世(かんぜ)・宝生(ほうしょう)の2流、ワキ方では福王・進藤(しんどう)の2流をいう。「上」は京都に由来するともいわれる。〈比較〉下掛かり。
かみ‐がかり【神懸(か)り・神憑り】
①神霊が人に乗り移り、その意思を告げるとされる現象。また、乗り移られた人。
②道理にはずれた狂信的なこと。また、その人。
③科学や理論を無視し、否定する言動。
かみ‐かくし【神隠し】
①人が急に姿を消し、行方知れずになる現象。天狗(てんぐ)・キツネ・鬼・隠し神などのしわざとしていう語。〈用例〉〜にあう。
②喪中の家で、白い紙を張って神棚を隠す風習。
かみ‐かけて【神懸けて・神掛けて】(副)
神に誓って。必ず。
かみ‐かざり【髪飾り】
頭髪を飾るための付属品の総称。日本髪用のくし・かんざし・丈長(たけなが)・手絡(てがら)、洋髪用のくし・リボン・飾りピンなど。hair ornament
かみ‐かぜ【神風】
①神が起こすという風。とくに、文永(ぶんえい)・弘安(こうあん)の役の蒙古(もうこ)来襲のさいの大風。かむかぜ。divine wind
②《第2次大戦末期の特攻機の名から》向こう見ずなこと。命知らずのこと。reckless
かみかぜ‐とくべつこうげきたい【神風特別攻撃隊】
第2次大戦末期に旧日本海軍が編制した、敵艦船などへの体当たり攻撃を行う航空部隊。
かみかぜ‐や【神風や】
[枕ことば]《伊勢神宮や神に縁のあることからか》「伊勢(いせ)・玉串(たまぐし)」などにかかる。〈用例〉〜玉ぐしのはをとりかざし内外(うちと)の宮に君をこそ祈れ(新古今・神祇)。
かみ‐がた【上方】
《明治以前、都が京都にあったので》京都とその周辺。現在は、京都・大阪を中心とする近畿(きんき)地方。〈用例〉〜芸能。
かみ‐がた【髪型・髪形】
頭髪の形。民族色が反映され、その時代背景や風俗がもっとも象徴される。ヘアスタイル。かみかたち。hairstyle
かみがた‐げいのう【上方芸能】
関西の地域性に根ざした芸能全般。
かみがた‐ご【上方語】
関西方言。とくに、近世に京都・大坂で用いられたことばをいう。〈対義〉江戸語。
かみがた‐すじ【上方筋】
京都・大阪を中心とした地域。江戸時代に、畿内(きない)5か国と近江(おうみ)・丹波(たんば)・播磨(はりま)の計8か国をさした。
かみがた‐ぜいろく【上方贅六】
江戸で上方の人をあなどっていう言い方。贅六は才六(ざいろく)の江戸なまりで丁稚(でっち)や小者のこと。かみがたぜえろく。
かみ‐かたち【髪形】
→かみがた(髪型)
かみがた‐ぶんがく【上方文学】
上方を中心に発達した江戸時代前半期の文学の総称。元禄(げんろく)期(1688〜1704)を中心に町人文化が隆盛となり、小説では井原西鶴(いはらさいかく)が浮世草子(うきよぞうし)を創始、韻文学では松尾芭蕉(まつおばしょう)が俳諧(はいかい)文学を確立、演劇では近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)が浄瑠璃(じょうるり)を完成した。〈対義〉江戸文学。
かみがた‐まい【上方舞】
上方を中心に流布する日本舞踊の一形態。京舞・地歌(唄)(じうた)舞・座敷舞などの総称。
かみがた‐らくご【上方落語】
京都・大阪で創作された落語。江戸初期の、露の五郎兵衛(ごろべえ)・初代米沢彦八(よねざわひこはち)らが、その祖とされる。
かみがた‐りょうり【上方料理】
《京都および大阪風料理、の意》関西料理。江戸前にくらべ、薄味で材料の持ち味や色を生かす。
かみかつ【上勝】
〈町〉徳島県東部、勝浦(かつうら)川に沿う町。スダチ・ユズなどの果樹栽培がさかん。人口2575(1994)。
がみ‐がみ(副)
口やかましくしかったり、文句をつけたりするさま。nag〈用例〉〜と口うるさい親父(おやじ)
かみがみのたんじょう【神々の誕生】
《原題Theogoniā(ギリシア)》ヘシオドス作の叙事詩。カオスの時代から宇宙の生成、神々の誕生、英雄の出生までのギリシア神話を述べたもので、神話の系譜の原典。紀元前8世紀ごろ成立。
かみがも‐じんじゃ【上賀茂神社】
→賀茂別雷(かもわけいかずち)神社の俗称。
かみ‐かやつり【紙蚊帳釣】
→パピルス①
かみかわ【上川】
〈町〉北海道中部、石狩川上流の町。林業地で木彫り熊(ぐま)、割りばしが特産。層雲(そううん)峡がある。人口6007(1994)。
かみかわ【上川】
〈村〉新潟県東部、福島県に接する山間の村。農林業中心。阿賀野(あがの)川ライン観光の中心。人口3785(1994)。
かみかわ【神川】
〈町〉埼玉県北西端、神流(かんな)川沿いの町。ナシ・メロン・イチゴなどの栽培がさかん。人口1万2822(1994)。
かみかわち【上内】
〈町〉栃木県中部、宇都宮(うつのみや)市北東隣の町。稲作のほか、野菜の栽培もさかん。人口9303(1994)。
かみかわ‐ぼんち【上川盆地】
北海道中部の盆地。米の収穫量が多く、野菜栽培もさかん。中心は旭川(あさひかわ)市。
かみ‐かんむり【髪冠】
漢字を組み立てている部分の名。髪がしら。「髪・髭」などの「髟」。
かみ‐き【上期】
→かみはんき(上半期)
かみ‐きず【咬み傷】
人間を含めた動物にかまれてできた傷。動物の口内には細菌などが多く、体表のきずが小さくても危険なときがある。咬傷(こうしょう)。bite injury
かみきた【上北】
〈町〉青森県東部、小川原(おがわら)湖の南にある町。稲作を中心にナガイモ栽培がさかん。人口1万0274(1994)。
かみきたやま【上北山】
〈村〉奈良県南東部、三重県に接する村。スギ・ヒノキなどの林業が主体。人口1024(1994)。
かみぎょう【上京】
京都市の市街地北部をいう。中世ごろは二条通り以北を上京と称したが、明治になって三条通り以北とされた。その後、昭和初期の左京・中京・東山(ひがしやま)3区の新設にともない、範囲がさらに縮小した。
かみ‐きり【紙切り】
①寄席演芸の一種。客の注文した題などに応じて、即座にはさみで紙を切りぬきシルエットを作る芸。silhouette cutting
②ペーパーナイフ。paper knife
かみきり‐むし【髪切虫・牛】
カミキリムシ科のコウチュウの総称。体長数ミリメートルから10cm。体は円筒形。大あごが発達して強く、糸をもかみ切る。幼虫は樹幹に食い入り穴をあけるので鉄砲虫といわれ、農林業上の害虫。世界に2万種以上、日本に約600種が分布。テンギュウ。long-horned beetle
かみきり‐もどき【擬】
カミキリムシに似るが、体も柔らかく弱々しい小形コウチュウの総称。体長10mm内外。幼虫は朽ち木にすみ、成虫は花に集まるが、夜、灯火に飛来。毒液をもち、これに触れると皮膚が赤くはれあがる。日本に40種以上生息。
かみ‐き・る【噛(み)切る】(五他)
歯でかんで切る。食い切る。bite off
かみ‐きれ【紙切れ】
ちぎったり切ったりしてできる紙の小片。紙片。scrap of paper
かみくいしき【上九一色】
〈村〉山梨県南部、富士山北麓(ほくろく)の村。富士五湖の精進(しょうじ)湖・本栖(もとす)湖、青木ケ原樹海など観光資源に富む。人口1799(1994)。
かみ‐くず【紙屑】
書きそんじたりして、いらなくなった紙。ほご。wastepaper
かみ‐くだ・く【噛(み)砕く】(五他)
①よくかんで細かくする。masticate
②わかりやすく説明する。explain plainly
かみぐみ【(株)上組】
倉庫・運輸関連業。港湾運送会社。昭和22年(1947)設立。本社は兵庫県神戸(こうべ)市中央区浜辺通。
かみくろいわ‐いせき【上黒岩遺跡】
愛媛県上浮穴(かみうけな)郡美川村にある縄文時代の洞穴遺跡。昭和36、37年(1961、62)に発掘。地層は9層に分かれ、上層部からは縄文早期の埋葬人骨、最下層から草創期の細隆線文の土器や、線刻の女性像のある礫(れき)などが出土。
かみ‐こ【紙子・紙衣】
紙で作った衣服。腰の強い和紙をこんにゃくのりではり合わせ、柿渋(かきしぶ)を塗って、乾かし、もんで柔らかくし、布の代用とする。かみぎぬ。
紙子着て川へ嵌まる(かみこきてかわへはまる)
無茶なことをして、自ら破滅することのたとえ。
紙子四十八枚(かみこしじゅうはちまい)
《紙子が48枚の紙で作られたことから》紙子のこと。また、紙子を着るような貧しさをいうことば。
かみこあに【上小阿仁】
〈村〉秋田県北部、小阿仁川に沿う村。稲作とスギなどの林業が主体。人口3848(1994)。
かみこうち【上高地】
長野県西部、飛騨(ひだ)山脈の山間にある盆地状高地。穂高(ほたか)連峰を望み、大正池などがある景勝・観光地。北アルプス登山の玄関口でもあり、中部山岳国立公園の中心をなす。
かみごおり【上郡】
〈町〉兵庫県西端にある町。千種(ちくさ)川に沿い、農林産物の集散地。人口1万9321(1994)。
かみこしき【上甑】
〈村〉鹿児島県、甑島列島の上甑島西半と中甑島からなる村。カノコユリが特産。人口2237(1994)。
かみごとう【上五島】
〈町〉長崎県五島列島、中通(なかどおり)島北西部の町。巻き網漁業などの基地があり、ハマチ養殖もさかん。人口8143(1994)。
かみ‐こな・す【噛(み)熟す】(五他)
①食べ物をよくかんで、細かくくだく。chew
②よく理解する。digest
かみ‐ころ・す【噛(み)殺す】(五他)
①かみついて殺す。bite to death
②笑い・あくびなどを、じっとこらえる。suppress
かみこん‐しき【紙婚式】
結婚記念式の一つ。結婚1周年に行う祝い事。paper wedding anniversary
かみ‐ざ【上座】
いちばん上の席。入り口から遠い所。床の間の前。洋室では暖炉の前。上席。じょうざ。top seat〈対義〉下座(しもざ)・末座。
かみさいばら【上齋原】
〈村〉岡山県北東部、吉井(よしい)川上流の村。肉牛の飼育が活発。恩原(おんばら)高原がある。人口1016(1994)。
かみさと【上里】
〈町〉埼玉県北西端、本庄(ほんじょう)市西隣の町。野菜・果樹栽培がさかん。都市化が著しい。人口2万7371(1994)。
かみ‐さ・びる【神さびる】(上一自)
=かんさびる。
①古びて、こうごうしくなる。
②古めかしくなる。
かみ‐さま【上様】
①身分のある人の妻をいう尊敬語。
②商人・職人などの妻。かみさん。
かみ‐さま【神様】
①「→神」をいう尊敬語。
②神のようにすぐれた人。godhood〈用例〉経営の〜。
かみ‐ざま【上様】
〈対義〉下様(しもざま)
①上のほう。
②上流社会。
③京都で、北の方角。
かみ‐さ・る【神去る】(四自)
〈古語〉
貴人が死ぬ。かんさる。かみあがる。〈用例〉かれその〜・りましし伊邪那美神(いざなみのかみ)は(古事記・上)。
かみ‐さん【上さん】
①商家の主婦。
②妻。
かみじ【紙治】
→かみやじへえ(紙屋治兵衛)
かみしいば‐ダム【上椎葉ダム】
宮崎県北西部、耳(みみ)川上流の椎葉村にあるダム。有効貯水量7600万m3。日本最初のアーチ式ダム。日向(ひゅうが)椎葉湖。
かみ‐しお【紙塩】
調理法の一つ。材料の下ごしらえ。淡泊な魚や貝などを和紙でおおい、上から塩を振って水をかけ、わずかに塩味をつける。
かみ‐しだ・く【噛みしだく】(五他)
かみくだく。かみつぶす。crunch
かみ‐しばい【紙芝居】
せりふや説明に合わせて順々に画を見せ、物語を展開させる子ども向き演芸。picture-story show
かみしひ【上志比】
〈村〉福井県北部、勝山市西隣の村。稲作・野菜栽培・スギなどの林業がさかん。人口3740(1994)。
かみしほろ【上士幌】
〈町〉北海道東部、十勝(とかち)平野の町。酪農が主。夏に行われる熱気球フェスティバルが知られる。人口6230(1994)。
かみ‐し・める【噛(み)締める】(下一他)
①力を入れて、しっかりかむ。chew well
②意味や表現をよく味わう。深く考える。digest
かみ‐しも【裃】11画
部首 覀ころもへん 和製漢字
区点 7465・JIS 6A61・シフト E5DF

《「上下の衣服」の意》
①衣(きぬ)と裳(も)。上衣と袴(はかま)
②江戸時代の武士の礼装の一つ。地質と色合いが同じ肩衣(かたぎぬ)と袴とから成る。
裃を着る(かみしもをきる)
礼儀正しいさま。格式ばって堅苦しいさまのたとえ。being ceremonial; stiff
裃を脱ぐ(かみしもをぬぐ)
堅苦しいことをやめる。気楽にうちとける。at one's ease
かみ‐しも【上下】
①上と下。じょうげ。
②上半身と下半身。〈用例〉あんま〜16文。
③上流と下流。
④うわぎとはかま。
かみ‐じょちゅう【上女中】
主人のそば近く仕える女性。奥女中。〈対義〉下(しも)女中。
かみ‐しんじん【神信心】(名・サ変自)
神を信仰すること。
かみす【神栖】
〈町〉茨城県南東部、太平洋に臨む町。鹿島(かしま)臨海工業地域に属し石油化学コンビナートが建設された。付近はピーマンの産地。人口4万2844(1994)。
かみ‐すき【紙漉き】
紙を作るため原料をいれた水槽から漉きあげること。また、それを生業とする人。
かみすき‐うた【紙漉(き)歌】
製紙作業の過程で紙を漉くときに歌う歌。奈良県吉野(よしの)地方や、山梨県市川地方などに残る。
かみすながわ【上砂川】
〈町〉北海道中部、砂川市の東隣の町。かつて石狩炭田の代表的な炭鉱町として発展した。観光開発が行われている。人口6082(1994)。
かみ‐ずもう【紙相撲】
紙で力士の姿をかたどったもの2つを台の上に両方から立てかけて組ませ、敵味方の2人が台をたたいて、倒れたり土俵の外に出たほうを負けとする遊び。
かみすわ‐おんせん【上訪温泉】
長野県中部、諏訪市にある温泉。湯量豊富。霧ケ峰(きりがみね)・蓼科(たてしな)観光の基地。