- かみ【上】
- 〈対義〉下(しも)。
- ①根源や中心に近いほう。また、上のほう。〈用例〉川の〜。風〜。
- ②ひと続きのものの初めに近いほう。〈用例〉〜に述べたとおり。〜半期。
- ③高い地位にあるもの。天皇・将軍・高官・主人の敬称。〈用例〉お〜。
- ④政府・官庁の敬称。〈用例〉お〜の言い付け。
- ⑤昔。〈用例〉その〜。
- ⑥台所(下(しも))に対して、主人に近いほう。〈用例〉〜女中。
- ⑦腰から上の部分。
- ⑧和歌の初めの五・七・五の部分。〈用例〉〜の句。
- ⑨人の妻の敬称。〈用例〉お〜。
- ⑩「上方(かみがた)」の略。
- 上漏り下潤う(かみもりしもうるおう)
- 政治を行う者が恵みをほどこせば、民はうるおって豊かになる。
- 上を学ぶ下(かみをまなぶしも)
- 下位の者は、上位にある者のすることを見ならうということ。
- *かみ【神】
- ①人間を超えた力をもち、運命を支配するものと想定され、信仰の対象となる観念。キリスト教では、全知全能で愛を持ち、宇宙を創造して支配する唯一絶対者。ゴッド。god〈用例〉〜をあがめる。
- ②ふしぎな力で人間や山川・土地を支配するもの。〈用例〉土地の〜。山の〜。
- ③死んで神社に祭られた人の霊。
- 神ならぬ身(かみならぬみ)
- 神ではない、能力に限りある人間の身。生身の人間。mortal〈用例〉〜のかなしさ。
- 神の正面、仏のま尻(かみのしょうめん、ほとけのましり)
- 神様は正面の高い神棚に、仏壇はかげに設けるのがよいということ。
- 神は敬するに威を増す(かみはけいするにいをます)
- 神は敬うことで、より貴さが増してくる。
- 神は非礼を受けず(かみはひれいをうけず)
- 《『論語』「八いつ、注」にあることば》神は邪悪な人間が祭ってもその心を受けない。
- 神は見通し(かみはみとおし)
- 神はどんな小さなことでもごらんになっており、ごまかすことはできない。
- 神も仏も無い(かみもほとけもない)
- 慈悲をかけてくれる人がいない。思いやりがなく、残酷なことのたとえ。血も涙もない。no mercy
- 触らぬ神に祟り無し(さわらぬかみにたたりなし)
- 関係をもたなければ害を受けることがない。Let sleeping dogs lie.
- 正直の頭に神宿る(しょうじきのこうべにかみやどる)
- 神はまじめな人間を守り助ける。Honesty is the best policy.
- *かみ【紙】
- ①植物繊維を水に分散させて薄く平らに広げ、樹脂または糊(のり)を加えすきあげ、脱水乾燥させたもの。薄くて白いものが多い。その上に書いたり、ものを包んだり建具に貼って使う。paper〈数え方〉1枚・1葉・1帖(じょう)・1締め・1束(そく)・1連(れん)。
- ②じゃんけんで片手の指を全部ひろげた形。石に勝ち、はさみに負ける。ぱあ。paper
- *かみ【髪】
- ①頭部にはえている毛。ふつう、そのまとまりをいう。頭蓋(ずがい)を保護する働きがある。髪の毛。頭髪。hair〈用例〉〜結い。
- ②髪の毛を結ったかみかたち。髪型。hairstyle〈用例〉〜がよくできた。
- 髪を下ろす(かみをおろす)
- 頭を丸めて僧尼となる。
- 髪を生やす(かみをはやす)
- 《「生やす」は、「切る」が忌みことばであるための語》童髪(わらわがみ)を切って元服する。
- かみ【▽長▽官・▽守】
- 律令(りつりょう)官制で、四等官のうちの最上の官。各官庁の最高責任者で、役所によってあてる文字が異なる。神祇(じんぎ)官では「伯」、省では「卿」、寮では「頭」、兵衛府・衛門府では「督」、諸国では「守」など。
- か‐み【加味】(名・サ変他)
- ①食べ物に味をつけ加えること。seasoning
- ②あるものに別のものの性質や調子などをまじえ入れること。addition〈用例〉生徒の希望を〜する。
- か‐み【佳味】
- ①よい味。味のよい食べ物。good taste
- ②よい趣(おもむき)。おもしろみ。good taste
- かみ【上】
- 〈村〉長野県南部の山村。シイタケ・茶の栽培がさかん。人口916(1994)。
- かみ【加▽美】
- 〈町〉兵庫県中部、杉原川に沿う町。稲作・野菜栽培・牧牛などの農業のほか、林業もさかん。人口7706(1994)。
- かみ‐あ・う【▼噛(み)合う】(五自)
- ①歯やきばで、互いに食いつく。bite each other
- ②でこぼこなどが、ぴったりとはまり合う。mesh〈用例〉歯車が〜。
- ③意見・考えなどが合う。agree〈用例〉議論が〜・わない。
- かみあがた【上▽県】
- 〈町〉長崎県対馬(つしま)北部の町。シイタケの産地。磯ではアワビ・サザエ・ウニ漁がさかん。人口4926(1994)。
- かみ‐あげ【髪上げ】
- ①髪を結い上げること。
- ②昔、女子が成人したしるしに振り分け髪を結い上げたこと。また、その儀式。みぐしあげ。
- かみあり‐づき【神在月・神有月】
- 《日本じゅうの神が出雲(いずも)大社に集まるという俗信から》出雲国での陰暦10月の異称。〈参照〉神無月(かんなづき)。
- かみ‐あわせ【▼噛み合(わ)せ・▼噛合(わ)せ】
- ①かみ合わせること。clench
- ②上下の奥歯が互いにふれる部分。occluding parts
- ③かみ合うぐあい。mesh〈用例〉歯車の〜が悪い。
- かみ‐あわ・せる【▼噛み合(わ)せる・▼噛合(わ)せる】(下一他)
- ①上下の歯を合わせて力を入れる。clench
- ②かみ合いをさせる。けんかさせる。set fighting
- ③歯型のものどうしをぴったり合うようにする。mesh〈用例〉歯車を〜。
- かみいしづ【上石津】
- 〈町〉岐阜県南西端の町。米・茶などの農業と林業が主。電機・繊維工場がある。人口7340(1994)。
- かみいずみ【神泉】
- 〈村〉埼玉県北西部、神流(かんな)川沿いの村。野菜栽培がさかん。三波(さんば)峡・下久保(しもくぼ)ダムがある。人口1319(1994)。
- かみいそ【上▼磯】
- 〈町〉北海道南西部、函館(はこだて)湾に臨む町。トラピスト修道院がある。七重(ななえ)浜は臨海工業地。セメント工業がさかん。人口3万3453(1994)。
- かみいた【上板】
- 〈町〉徳島県北東部、香川県に接する町。中心は鍛冶屋原(かじやばら)。古来、砂糖の産地で有名。人口1万2831(1994)。
- かみいち【上市】
- 〈町〉富山県東部の町。旧市場町で、立山詣(たてやまもう)での人でにぎわった。製薬業がさかん。人口2万3798(1994)。
- かみいちだん‐かつよう【上一段活用】
- 動詞の活用の型の一つ。「見る」の語尾が、「み・み・みる・みる・みれ・みろ(よ)」となるように、五十音図のイの段のみに活用するもの。〈対義〉下(しも)一段活用。
- かみ‐いれ【紙入れ】
- ①紙幣などを入れるための携帯用品。札入れ。wallet
- ②鼻紙・薬品・小楊枝(こようじ)などを入れて外出の時懐中にする用具。
- かみ‐うち【紙打ち】
- 和紙を製造するときに、原料の樹皮を木槌(きづち)でたたいて繊維と非繊維質を分ける方法。
- かみうら【上浦】
- 〈町〉愛媛県の芸予(げいよ)諸島、大三(おおみ)島東部の町。ミカン栽培・稲作が主。人口4282(1994)。
- かみうら【上浦】
- 〈町〉大分県東部、佐伯(さいき)湾に臨む町。ミカンの栽培と漁業がさかん。人口3125(1994)。
- かみおか【神▼岡】
- 〈町〉秋田県中部、大曲(おおまがり)市の北西隣の町。旧河港。農業・醸造・製材が主産業。人口6464(1994)。
- かみおか【神▼岡】
- 〈町〉岐阜県北端の町。江戸時代に開かれた神岡鉱山は、鉛・亜鉛の産出量が多い。人口1万2968(1994)。
- かみおか‐こうざん【神▼岡鉱山】
- 岐阜県北部神岡町の鉱山。亜鉛・鉛・銀などを産出。廃液で富山県神通(じんずう)川のカドミウム公害「イタイイタイ病」が発生。
- カミオカンデ【Kamiokande】
- 岐阜県神岡(かみおか)鉱山の地下1000mにある宇宙線検出装置。約3000tの純水を使い、太陽からのニュートリノなどを観測。昭和62年(1987)超新星からのニュートリノを検出した。東大宇宙線研究所を中心に各大学などが共同で観測を行う。
- かみ‐おくり【神送り】
- ①陰暦9月末日から10月1日にかけての夜、出雲(いずも)へと旅立つ神々を送る行事。また、そのときの宮参り。陰暦10月に、全国の神々が出雲大社に会合するという俗説に基づく。〈対義〉神迎え。
- ②人間にたたりをもたらす神を追い払うこと。また、そのまじない。疫病神(やくびょうがみ)送り・風の神送りなど。
- かみ‐おしろい【紙▽白▽粉】
- 薄紙に練りおしろいを塗り、乾かしてとじたもの。手軽な化粧直しに用いる。
- かみ‐おむつ【紙▽御▼襁▼褓】
- 不織布・粉砕パルプなどで作った使い捨てのおむつ。diaper
- かみ‐おろし【神降ろし】
- ①祭りのとき、神霊を祭場に呼びよせること。
- ②巫女(みこ)が神霊をわが身にのりうつらせること。
- かみ‐がかり【上掛(か)り】
- 能楽で、もと京都を本拠とした流派のこと。シテ方では観世(かんぜ)・宝生(ほうしょう)の2流、ワキ方では福王・進藤(しんどう)の2流をいう。「上」は京都に由来するともいわれる。〈比較〉下掛かり。
- かみ‐がかり【神懸(か)り・神▼憑り】
- ①神霊が人に乗り移り、その意思を告げるとされる現象。また、乗り移られた人。
- ②道理にはずれた狂信的なこと。また、その人。
- ③科学や理論を無視し、否定する言動。
- かみ‐かくし【神隠し】
- ①人が急に姿を消し、行方知れずになる現象。天狗(てんぐ)・キツネ・鬼・隠し神などのしわざとしていう語。〈用例〉〜にあう。
- ②喪中の家で、白い紙を張って神棚を隠す風習。
- かみ‐かけて【神懸けて・神掛けて】(副)
- 神に誓って。必ず。
- かみ‐かざり【髪飾り】
- 頭髪を飾るための付属品の総称。日本髪用のくし・かんざし・丈長(たけなが)・手絡(てがら)、洋髪用のくし・リボン・飾りピンなど。hair ornament
- かみ‐かぜ【神風】
- ①神が起こすという風。とくに、文永(ぶんえい)・弘安(こうあん)の役の蒙古(もうこ)来襲のさいの大風。かむかぜ。divine wind
- ②《第2次大戦末期の特攻機の名から》向こう見ずなこと。命知らずのこと。reckless
- かみかぜ‐とくべつこうげきたい【神風特別攻撃隊】
- 第2次大戦末期に旧日本海軍が編制した、敵艦船などへの体当たり攻撃を行う航空部隊。
- かみかぜ‐や【神風や】
- [枕ことば]《伊勢神宮や神に縁のあることからか》「伊勢(いせ)・玉串(たまぐし)」などにかかる。〈用例〉〜玉ぐしのはをとりかざし内外(うちと)の宮に君をこそ祈れ(新古今・神祇)。
- かみ‐がた【上方】
- 《明治以前、都が京都にあったので》京都とその周辺。現在は、京都・大阪を中心とする近畿(きんき)地方。〈用例〉〜芸能。
- かみ‐がた【髪型・髪形】
- 頭髪の形。民族色が反映され、その時代背景や風俗がもっとも象徴される。ヘアスタイル。かみかたち。hairstyle
- かみがた‐げいのう【上方芸能】
- 関西の地域性に根ざした芸能全般。
- かみがた‐ご【上方語】
- 関西方言。とくに、近世に京都・大坂で用いられたことばをいう。〈対義〉江戸語。
- かみがた‐すじ【上方筋】
- 京都・大阪を中心とした地域。江戸時代に、畿内(きない)5か国と近江(おうみ)・丹波(たんば)・播磨(はりま)の計8か国をさした。
- かみがた‐ぜいろく【上方▼贅六】
- 江戸で上方の人をあなどっていう言い方。贅六は才六(ざいろく)の江戸なまりで丁稚(でっち)や小者のこと。かみがたぜえろく。
- かみがた‐ぶんがく【上方文学】
- 上方を中心に発達した江戸時代前半期の文学の総称。元禄(げんろく)期(1688〜1704)を中心に町人文化が隆盛となり、小説では井原西鶴(いはらさいかく)が浮世草子(うきよぞうし)を創始、韻文学では松尾芭蕉(まつおばしょう)が俳諧(はいかい)文学を確立、演劇では近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)が浄瑠璃(じょうるり)を完成した。〈対義〉江戸文学。
- かみがた‐まい【上方舞】
- 上方を中心に流布する日本舞踊の一形態。京舞・地歌(唄)(じうた)舞・座敷舞などの総称。
- かみがた‐らくご【上方落語】
- 京都・大阪で創作された落語。江戸初期の、露の五郎兵衛(ごろべえ)・初代米沢彦八(よねざわひこはち)らが、その祖とされる。
- かみがた‐りょうり【上方料理】
- 《京都および大阪風料理、の意》関西料理。江戸前にくらべ、薄味で材料の持ち味や色を生かす。
- かみかつ【上勝】
- 〈町〉徳島県東部、勝浦(かつうら)川に沿う町。スダチ・ユズなどの果樹栽培がさかん。人口2575(1994)。
- がみ‐がみ(副)
- 口やかましくしかったり、文句をつけたりするさま。nag〈用例〉〜と口うるさい親父(おやじ)。
- かみがみのたんじょう【神々の誕生】
- 《原題Theogoniā(ギリシア)》ヘシオドス作の叙事詩。カオスの時代から宇宙の生成、神々の誕生、英雄の出生までのギリシア神話を述べたもので、神話の系譜の原典。紀元前8世紀ごろ成立。
- かみかわ【上川】
- 〈町〉北海道中部、石狩川上流の町。林業地で木彫り熊(ぐま)、割りばしが特産。層雲(そううん)峡がある。人口6007(1994)。
- かみかわ【上川】
- 〈村〉新潟県東部、福島県に接する山間の村。農林業中心。阿賀野(あがの)川ライン観光の中心。人口3785(1994)。
- かみかわ【神川】
- 〈町〉埼玉県北西端、神流(かんな)川沿いの町。ナシ・メロン・イチゴなどの栽培がさかん。人口1万2822(1994)。
- かみかわち【上▽河▽内】
- 〈町〉栃木県中部、宇都宮(うつのみや)市北東隣の町。稲作のほか、野菜の栽培もさかん。人口9303(1994)。
- かみかわ‐ぼんち【上川盆地】
- 北海道中部の盆地。米の収穫量が多く、野菜栽培もさかん。中心は旭川(あさひかわ)市。
- かみ‐かんむり【髪冠】
- 漢字を組み立てている部分の名。髪がしら。「髪・髭」などの「髟」。
- かみ‐きず【▼咬み傷】
- 人間を含めた動物にかまれてできた傷。動物の口内には細菌などが多く、体表のきずが小さくても危険なときがある。咬傷(こうしょう)。bite injury
- かみきた【上北】
- 〈町〉青森県東部、小川原(おがわら)湖の南にある町。稲作を中心にナガイモ栽培がさかん。人口1万0274(1994)。
- かみきたやま【上北山】
- 〈村〉奈良県南東部、三重県に接する村。スギ・ヒノキなどの林業が主体。人口1024(1994)。
- かみぎょう【上京】
- 京都市の市街地北部をいう。中世ごろは二条通り以北を上京と称したが、明治になって三条通り以北とされた。その後、昭和初期の左京・中京・東山(ひがしやま)3区の新設にともない、範囲がさらに縮小した。
- かみ‐きり【紙切り】
- ①寄席演芸の一種。客の注文した題などに応じて、即座にはさみで紙を切りぬきシルエットを作る芸。silhouette cutting
- ②ペーパーナイフ。paper knife
- かみきり‐むし【髪切虫・▽天▽牛】
- カミキリムシ科のコウチュウの総称。体長数ミリメートルから10cm。体は円筒形。大あごが発達して強く、糸をもかみ切る。幼虫は樹幹に食い入り穴をあけるので鉄砲虫といわれ、農林業上の害虫。世界に2万種以上、日本に約600種が分布。テンギュウ。long-horned beetle
- かみきり‐もどき【▽天▽牛▽擬】
- カミキリムシに似るが、体も柔らかく弱々しい小形コウチュウの総称。体長10mm内外。幼虫は朽ち木にすみ、成虫は花に集まるが、夜、灯火に飛来。毒液をもち、これに触れると皮膚が赤くはれあがる。日本に40種以上生息。
- かみ‐き・る【▼噛(み)切る】(五他)
- 歯でかんで切る。食い切る。bite off
- かみ‐きれ【紙切れ】
- ちぎったり切ったりしてできる紙の小片。紙片。scrap of paper
- かみくいしき【上九▽一色】
- 〈村〉山梨県南部、富士山北麓(ほくろく)の村。富士五湖の精進(しょうじ)湖・本栖(もとす)湖、青木ケ原樹海など観光資源に富む。人口1799(1994)。
- かみ‐くず【紙▼屑】
- 書きそんじたりして、いらなくなった紙。ほご。wastepaper
- かみ‐くだ・く【▼噛(み)砕く】(五他)
- ①よくかんで細かくする。masticate
- ②わかりやすく説明する。explain plainly
- かみぐみ【(株)上組】
- 倉庫・運輸関連業。港湾運送会社。昭和22年(1947)設立。本社は兵庫県神戸(こうべ)市中央区浜辺通。
- かみくろいわ‐いせき【上黒岩遺跡】
- 愛媛県上浮穴(かみうけな)郡美川村にある縄文時代の洞穴遺跡。昭和36、37年(1961、62)に発掘。地層は9層に分かれ、上層部からは縄文早期の埋葬人骨、最下層から草創期の細隆線文の土器や、線刻の女性像のある礫(れき)などが出土。
- かみ‐こ【紙子・紙▽衣】
- 紙で作った衣服。腰の強い和紙をこんにゃくのりではり合わせ、柿渋(かきしぶ)を塗って、乾かし、もんで柔らかくし、布の代用とする。かみぎぬ。
- 紙子着て川へ嵌まる(かみこきてかわへはまる)
- 無茶なことをして、自ら破滅することのたとえ。
- 紙子四十八枚(かみこしじゅうはちまい)
- 《紙子が48枚の紙で作られたことから》紙子のこと。また、紙子を着るような貧しさをいうことば。
- かみこあに【上小▼阿仁】
- 〈村〉秋田県北部、小阿仁川に沿う村。稲作とスギなどの林業が主体。人口3848(1994)。
- かみこうち【上高地】
- 長野県西部、飛騨(ひだ)山脈の山間にある盆地状高地。穂高(ほたか)連峰を望み、大正池などがある景勝・観光地。北アルプス登山の玄関口でもあり、中部山岳国立公園の中心をなす。
- かみごおり【上▽郡】
- 〈町〉兵庫県西端にある町。千種(ちくさ)川に沿い、農林産物の集散地。人口1万9321(1994)。
- かみこしき【上▼甑】
- 〈村〉鹿児島県、甑島列島の上甑島西半と中甑島からなる村。カノコユリが特産。人口2237(1994)。
- かみごとう【上五島】
- 〈町〉長崎県五島列島、中通(なかどおり)島北西部の町。巻き網漁業などの基地があり、ハマチ養殖もさかん。人口8143(1994)。
- かみ‐こな・す【▼噛(み)▽熟す】(五他)
- ①食べ物をよくかんで、細かくくだく。chew
- ②よく理解する。digest
- かみ‐ころ・す【▼噛(み)殺す】(五他)
- ①かみついて殺す。bite to death
- ②笑い・あくびなどを、じっとこらえる。suppress
- かみこん‐しき【紙婚式】
- 結婚記念式の一つ。結婚1周年に行う祝い事。paper wedding anniversary
- かみ‐ざ【上座】
- いちばん上の席。入り口から遠い所。床の間の前。洋室では暖炉の前。上席。じょうざ。top seat〈対義〉下座(しもざ)・末座。
- かみさいばら【上▼齋原】
- 〈村〉岡山県北東部、吉井(よしい)川上流の村。肉牛の飼育が活発。恩原(おんばら)高原がある。人口1016(1994)。
- かみさと【上里】
- 〈町〉埼玉県北西端、本庄(ほんじょう)市西隣の町。野菜・果樹栽培がさかん。都市化が著しい。人口2万7371(1994)。
- かみ‐さ・びる【神さびる】(上一自)
- =かんさびる。
- ①古びて、こうごうしくなる。
- ②古めかしくなる。
- かみ‐さま【上様】
- ①身分のある人の妻をいう尊敬語。
- ②商人・職人などの妻。かみさん。
- かみ‐さま【神様】
- ①「→神」をいう尊敬語。
- ②神のようにすぐれた人。godhood〈用例〉経営の〜。
- かみ‐ざま【上▽様】
- 〈対義〉下様(しもざま)。
- ①上のほう。
- ②上流社会。
- ③京都で、北の方角。
- かみ‐さ・る【神去る】(四自)
- 〈古語〉
- 貴人が死ぬ。かんさる。かみあがる。〈用例〉かれその〜・りましし伊邪那美神(いざなみのかみ)は(古事記・上)。
- かみしいば‐ダム【上▼椎葉ダム】
- 宮崎県北西部、耳(みみ)川上流の椎葉村にあるダム。有効貯水量7600万m3。日本最初のアーチ式ダム。日向(ひゅうが)椎葉湖。
- かみ‐しお【紙塩】
- 調理法の一つ。材料の下ごしらえ。淡泊な魚や貝などを和紙でおおい、上から塩を振って水をかけ、わずかに塩味をつける。
- かみ‐しだ・く【▼噛みしだく】(五他)
- かみくだく。かみつぶす。crunch
- かみ‐しばい【紙芝居】
- せりふや説明に合わせて順々に画を見せ、物語を展開させる子ども向き演芸。picture-story show
- かみしひ【上志比】
- 〈村〉福井県北部、勝山市西隣の村。稲作・野菜栽培・スギなどの林業がさかん。人口3740(1994)。
- かみしほろ【上士▼幌】
- 〈町〉北海道東部、十勝(とかち)平野の町。酪農が主。夏に行われる熱気球フェスティバルが知られる。人口6230(1994)。
- かみ‐し・める【▼噛(み)締める】(下一他)
- ①力を入れて、しっかりかむ。chew well
- ②意味や表現をよく味わう。深く考える。digest
- かみ‐しも【▼裃】11画
- 部首 覀ころもへん 和製漢字
- 区点 7465・JIS 6A61・シフト E5DF
- 《「上下の衣服」の意》
- ①衣(きぬ)と裳(も)。上衣と袴(はかま)。
- ②江戸時代の武士の礼装の一つ。地質と色合いが同じ肩衣(かたぎぬ)と袴とから成る。
- 裃を着る(かみしもをきる)
- 礼儀正しいさま。格式ばって堅苦しいさまのたとえ。being ceremonial; stiff
- 裃を脱ぐ(かみしもをぬぐ)
- 堅苦しいことをやめる。気楽にうちとける。at one's ease
- かみ‐しも【上下】
- ①上と下。じょうげ。
- ②上半身と下半身。〈用例〉あんま〜16文。
- ③上流と下流。
- ④うわぎとはかま。
- かみ‐じょちゅう【上女中】
- 主人のそば近く仕える女性。奥女中。〈対義〉下(しも)女中。
- かみ‐しんじん【神信心】(名・サ変自)
- 神を信仰すること。
- かみす【神▼栖】
- 〈町〉茨城県南東部、太平洋に臨む町。鹿島(かしま)臨海工業地域に属し石油化学コンビナートが建設された。付近はピーマンの産地。人口4万2844(1994)。
- かみ‐すき【紙▼漉き】
- 紙を作るため原料をいれた水槽から漉きあげること。また、それを生業とする人。
- かみすき‐うた【紙▼漉(き)歌】
- 製紙作業の過程で紙を漉くときに歌う歌。奈良県吉野(よしの)地方や、山梨県市川地方などに残る。
- かみすながわ【上砂川】
- 〈町〉北海道中部、砂川市の東隣の町。かつて石狩炭田の代表的な炭鉱町として発展した。観光開発が行われている。人口6082(1994)。
- かみ‐ずもう【紙相撲】
- 紙で力士の姿をかたどったもの2つを台の上に両方から立てかけて組ませ、敵味方の2人が台をたたいて、倒れたり土俵の外に出たほうを負けとする遊び。
- かみすわ‐おんせん【上▼諏▽訪温泉】
- 長野県中部、諏訪市にある温泉。湯量豊富。霧ケ峰(きりがみね)・蓼科(たてしな)観光の基地。