- から‐げいき【空景気】
- うわべだけは景気がよく見えること。つけ景気。false prosperity〈用例〉〜をつける。
- カラゲナン【carrageenan】
- 多糖類の一種。紅藻類から得られる。熱水によく溶け、薄い水溶液は粘性が大きい。加工食品に利用される。
- からげ‐ぬい【▽絡げ縫い】
- 縫い方の一種。縁を始末した布に糸を絡げるようにして合わせ縫うこと。また、裁ち目のほつれを防ぐためにかがる縫い方。overcasting
- から・げる【▽絡げる・▼紮げる】(下一他)
- ①くくる。しばる。tie up〈用例〉荷を〜。
- ②着物をまくりあげて帯の間にはさむ。tuck up〈用例〉すそを〜。
- から‐げんき【空元気】
- 見せかけだけの元気。虚勢。show of courage
- から‐こ【唐子】
- ①服装や髪型を中国風にしている幼い子ども。
- ②①の姿に似せて作られた人形。唐子人形。
- ③「→唐子髷(まげ)」の略。
- ④頭頂と両側に髪を残して剃(そ)った幼児の髪型。江戸期、おもに幼女が用いた。
- からこ‐いせき【唐古遺跡】
- 奈良県磯城(しき)郡田原本(たわらもと)町唐古にある弥生(やよい)時代の集落遺跡。昭和11〜12年(1936〜37)調査され、多量の土器、石器、農耕用の木製品など弥生文化研究の基礎資料を提供した。
- からこぎ‐かえで【▼鹿子木▼楓】
- カエデ科の落葉小高木。山地の湿地に散発的にはえる。高さ5〜8m。葉は切れ込みのある楕円(だえん)形で、木綿を灰黒色に染めるのに使う。
- から‐ごころ【▽漢心・▽漢▽意・唐心】
- 漢学、とくに儒教(じゅきょう)の強い影響を受け、傾倒する思潮。近世の国学者が用いた語。〈対義〉大和心。
- から‐こと【唐言】
- 当事者だけに通じるようにつくられた一種のことば遊び。江戸中期に深川の遊郭で流行したものは、「かきくけこ」の5音をそれぞれ五十音の「あいうえお」各段の音の下に組み入れて話した。挟み詞(ことば)。
- からこ‐まげ【唐子▼髷】
- もとどりから上の髪を、頭上で2つの輪にむすんだ、子どもの髪型。のち、輪が一つの女性の髪型にもいう。からわ。からこ。
- カラコルム【Kharakhorum・喀喇和林】
- 1235年にオゴタイ=ハンが建設したモンゴル帝国の首都。モンゴル高原中央、オルホン河畔に位置。1947年ソ連考古学隊が遺跡発掘。カラコラム。
- カラコルム‐さんみゃく【カラコルム山脈】
- (Karakoram Range)中央アジア南部パミール高原からチベット高原にのびる山脈。最高峰K2は標高8611m。標高7500m以上の高峰や巨大な氷河が多い。南西にカシミール地方がある。カラコラム山脈。
- カラコルム‐とうげ【カラコルム峠】
- (Karakoram Pass)中央アジア南部、カラコルム山脈を横断する峠。標高5575m。インドと中国を結ぶ峠。カラコラム峠。
- から‐ころ(副)
- 下駄(げた)などで歩いたときに、地面などに当たって出る軽やかな音。からんころん。clip-clop
- から‐ころも【唐衣・▼韓衣】
- ①中国風、また韓の国(朝鮮半島の古称)風の衣服。袖(そで)は大きく、丈はくるぶしまであり、上前と下前を深く打ち合わせて着用する。転じて、美しい衣服のこと。
- ②[枕ことば]「きる・たつ・ひも・すそ」などにかかる。〈用例〉雁(かり)がねの来鳴きしなへに〜竜田(たった)の山はもみち始(そ)めたり(万葉・10・2194)。
- からごろも‐きっしゅう【唐衣▼橘▼洲】
- (1743-1802)江戸中期の狂歌師。本名、小島源之助。江戸の人。幕臣。天明(てんめい)調狂歌の代表作家。作風は温雅だが生彩に欠ける。家集『酔竹(すいちく)集』など。
- から‐さ【辛さ】
- 辛いこと・程度。〈比較〉辛み・辛め。
- カラザ【chalaza】
- 鳥のたまごの卵黄の両端より出ていて、卵黄を定位置に保ち、胚盤(はいばん)を常に上方に保持しようとするひも状のもの。
- から‐ざお【殻▼竿・▽連▼枷】
- イネ・ムギ・マメなどの脱穀用農具。さおの先に自由に回転する短い打ち棒をつけ、イネやムギの穂を打つ。からさお。flail
- からさき【唐崎】
- 滋賀県大津市北部、琵琶(びわ)湖岸の地名。近江(おうみ)八景の一つ「唐崎の夜雨」で知られる景勝地。
- から‐ざけ【▽乾▼鮭】
- はらわたをとって陰干しにしたサケ。
- から‐さわ【▼涸沢】
- 水の干上がった沢。沢の跡。水の流れていない沢。dried marsh
- から‐さわぎ【空騒ぎ】(名・サ変自)
- わけもなく騒ぎたてること。
- からし【▼芥子・▼芥・辛子】
- 香辛料の一つ。カラシナの種子。粒と粉、洋がらし・和がらしがある。和がらしのほうが、香り・辛味ともに強い。薬用にも使う。mustard
- から・し【辛し】(形ク)
- 〈古語〉
- ①あぶないめにあう。〈用例〉〜・き命まうけて(徒然・53)。
- ②→からい(辛い)
- カラジアーレ【Ion Luca Caragiale】
- (1852-1912)ルーマニアの劇作家。リアリズム演劇の確立に寄与。喜劇『失われた手紙』など。
- からし‐あえ【▼芥子▽和え】
- からしを使ったあえ物。溶きがらしに、しょうゆ・みそなどの調味料を合わせ、青菜類・魚介類などをあえる。
- からし‐いろ【▼芥子色】
- 洋がらしのようなくすんだ濃い黄色。マスタード。mustard
- カラジウム【Caladium(ラテン)】
- サトイモ科の多年草。観葉植物として栽培。高さ30〜50cm。葉は大きな心臓形で白・赤・桃などの斑紋(はんもん)がある。アマゾン川流域原産。ニシキイモ。
- から‐しし【唐▼獅子】
- 《外国産の獣(しし)、の意》=からじし。
- ①獅子。ライオン。
- ②美術的に装飾化した獅子。桃山期にとくに好まれた。
- からし‐すみそ【▼芥子酢味▼噌】
- 調味料の一つ。溶きがらしに酢・みそを加えて合わせる。ぬたなどに使う。
- カラジチ【Vuk Stefanović Karadzić】
- (1787-1864)ユーゴスラビアの言語学者・民俗学者。セルボ‐クロアチア語の言語改革と、民謡・民話の収集に貢献した。著書『セルビア民族詩集』など。
- からし‐づけ【▼芥子漬(け)】
- 漬物の一種。からし粉・米こうじ・調味料を配合したからし床で野菜類を漬ける。塩蔵した小形のナスを用いることが多い。
- からし‐な【▼芥子菜】
- アブラナ科の二年草。高さ約1m。葉は根出葉で切れこみが多い。花は黄色。葉は食用。黄色の種子から油をとり、粉末は香辛料にする。ナガラシ。
- からし‐ゆ【▼芥子油】
- からしをはじめ、カラシナ・ワサビ・ダイコンなどの辛味成分。また、カラシナの種子に含まれる油。mustard oil
- から‐じゅうろう【唐十郎】
- (1940-)劇作家・演出家・俳優・小説家。本名は大つる義英(おおつるよしひで)。東京生まれ。明大卒。劇団「状況劇場」主宰。具体と抽象の交錯を描く。昭和58年(1983)『佐川君からの手紙』で第88回芥川(あくたがわ)賞受賞。戯曲『少女仮面』、小説『海星(ひとで)・河童(かっぱ)』など。
- からし‐れんこん【▼芥子▼蓮根】
- れんこんの穴にからしみそを詰め、卵黄やクチナシの実で黄色く着色した衣をつけて揚げたもの。熊本県の郷土料理。
- からす【▼烏・▼鴉】
- ①カラス科のうちカラス属に属する鳥の総称。ふつう全長50cm内外。雌雄とも黒色。知能が高い。雑食性で腐敗物も食べる。全世界に分布し、日本にはハシブトガラス・ハシボソガラスなど5種がいる。crow; raven
- ②口やかましい人。
- ③いじのきたない人。
- ④《接頭的》つやのある黒色。glossy black〈用例〉〜石。
- 烏が鵜の真似(からすがうのまね)
- 自分の力量を知らずに人のまねをして失敗すること。
- 烏に反哺の孝有り(からすにはんぽのこうあり)
- 《「反哺」は、口うつしで食物をあたえること。カラスは、ひなのときに育てられた恩返しに、えさを口移しして老いた親鳥を養う、といわれることから》子は親孝行しなければならないというたとえ。
- 烏の足跡(からすのあしあと)
- 目尻(めじり)にできるしわ。
- 烏の頭白く、馬、角を生ず(からすのかしらしろく、うま、つのをしょうず)
- あり得ないことをいう。
- 烏の行水(からすのぎょうずい)
- 入浴時間の短いことのたとえ。
- 烏の雌雄(からすのしゆう)
- 似ていて区別しにくいもののたとえ。
- 烏の鳴かぬ日は有れど(からすのなかぬひはあれど)
- 《毎日のように鳴くカラスでもたまには鳴かない日があるかもしれないが、の意》あとに続く「何かのない日はない」また「何かをしない日はない」という語を強調する。
- 烏の濡れ羽色(からすのぬればいろ)
- 髪の毛が、つやつやと黒いこと。烏の髪。
- 烏を鵜に使う(からすをうにつかう)
- 無能な者を、才能を必要とする地位に置く。
- 烏を鷺(からすをさぎ)
- 正を誤、誤を正といいくるめること。不合理を押し通すこと。
- からす【香▽良▼洲】
- 〈町〉三重県中部、雲出(くもず)川河口の三角州にある町。沿岸漁業・水産加工がさかん。人口5607(1994)。
- カラス【Maria Callas】
- (1923-77)ギリシア系のソプラノ歌手。幅広い音域と高度の歌唱技術に支えられたドラマチックソプラノによって、イタリアオペラの典型的プリマドンナとなる。
- から・す【枯らす】(五他)
- 枯れるようにする。wither〈用例〉木を〜。
- から・す【▼涸らす】(五他)
- 水をくみつくす。水けをなくする。dry up〈用例〉池を〜。
- から・す【▼嗄らす】(五他)
- 声をしわがれさせる。get hoarse
- ガラス【glas(オランダ)・硝子】
- ①高温で溶融させた物質を急冷したとき、結晶化しないで固化したものの総称。かたくてもろい。一般には炭酸ナトリウム・珪砂(けいしゃ)・石灰などを原料とするソーダガラスをさす。窓や器具など用途は広い。玻璃(はり)。ビードロ。ギヤマン。glass
- ②こわれやすく、もろいもののたとえ。〈用例〉〜の心。
- →表(おもなガラスの種類と用途)
- からす‐あげは【▼烏揚羽▼蝶】
- ごくふつうにみられるアゲハチョウの一種。開張8〜14cm。翅(はね)は黒色。食草はコクサギなど。日本全土・東アジアに分布。
- ガラス‐ウール
- 綿状にしたガラス繊維。おもにアルカリを含む硼珪酸塩(ほうけいさんえん)ガラスを遠心力や噴出気体を利用して細くする。吸音・絶縁・断熱材などに利用。グラスウール。glass wool
- からす‐うら【▼烏▽占】
- カラスの鳴き声で吉凶を占うもの。1回しか鳴かないものをひとつガラスといい、死の前兆とした。
- からす‐うり【▼烏▼瓜】
- ウリ科のつる性多年草。山野に多い。雌雄異株(いしゅ)。夏に、白花が夜咲き、翌朝しぼむ。果実は長さ約6cmで朱色に熟す。根・果肉・種子は薬用。
- ガラス‐え【ガラス絵】
- ①ガラスの一方の面に泥絵の具や油絵の具で描いた絵。他の面から透かして見る。江戸中期から流行した。picture painted on glass
- ②→ステンドグラス。stained glass
- からす‐おうぎ【▼烏扇】
- →ヒオウギの別名。種子が黒色であることからの名。
- からす‐がい【▼烏貝】
- 湖沼にすむイシガイ科の淡水産ニマイガイ。殻は楕円(だえん)形で、殻長約25cm、殻高約12cm。殻表は黒く、殻質は薄い。食用。殻はボタンなどに加工。日本全土・朝鮮半島・中国に分布。
- からす‐がね【▼烏金】
- 《夜明けにカラスが鳴くころ返済しなくてはならないことから》江戸・明治時代、日歩(ひぶ)で貸し付けた高利な金銭。
- から‐すき【▼犂・唐▼鋤】
- 牛や馬などにひかせて、田畑を耕作する農機具。柄(え)が曲がっていて刃が広い。Chinese plow
- ガラス‐きり【ガラス切り】
- ガラスを切る道具。柄の先にダイヤモンドの小片をつけたもの。glass cutter
- からす‐ぐち【▼烏口】
- 製図用具の一つ。建築・機械などの図面の墨入れに使う。ねじで調節できるカラスのくちばしに似た金属部分に墨を含ませて線を引く。drawing pen
- ガラス‐こうげい【ガラス工芸】
- ガラスを素材とした工芸の総称。製品は各種の器類・装飾品・鏡などに大別される。glasswork
- からす‐ざ【▼烏座】
- 南天の小星座。おとめ座の南にある。5月23日ごろの午後8時ごろに南中。面積184平方度。Corvus
- ガラス‐ざいく【ガラス細工】
- 鉛ガラス・ソーダガラスを材料として作られる工芸品。また、その技法。鋳造・吹きガラス、モザイクガラスなどの成形法、カッティング・ステンドグラスなどの加工法がある。glasswork
- からす‐ざんしょう【▼烏山▼椒】
- ミカン科の落葉高木。海に近い山中にはえる。高さ約15m。樹皮は灰色。十数枚の小葉よりなる羽状複葉は30〜80cm。夏、枝先に緑色の小花を多数円錐(えんすい)状につける。雌雄異株(いしゅ)。材は、下駄(げた)・細工物に使用。
- からす‐しじみ【▼烏▽小▽灰▼蝶】
- 翅(はね)が黒褐色のシジミチョウ。開張約3cm。年1回発生し、シシウドなどの花に集まる。食草はハルニレなど。北海道・本州・九州に分布するが、九州ではまれ。
- ガラス‐しょうじ【ガラス障子】
- 障子の一種。紙の代わりに板ガラスをはめこんだもの。glazed sliding door
- ガラス‐せんい【ガラス繊維】
- 溶融したガラスを細孔を通して繊維にしたもの。短繊維と長繊維があり、短繊維を綿状にしたものがガラスウール。絶縁・断熱・防音など保温材料として利用。グラスファイバー。glass fiber
- からす‐てんぐ【▼烏天▼狗】
- カラスに似た嘴(くちばし)や羽を持つてんぐ。
- ガラス‐ど【ガラス戸】
- 木・鉄・アルミ製などの枠に板ガラスをはめ込んだ戸。または一般に板ガラスを用いた戸。glass door
- からす‐とんび【▼烏▼鳶】
- イカ類の咀嚼(そしゃく)器(顎片(がくへん))の俗称。口中に上下1対あって、カラスやトビの嘴(くちばし)に似る。これでえさをかみくだき、口腔(こうこう)底にある歯舌で、えさを卸し金のようにこすりとって食べる。
- からす‐なき【▼烏鳴き・▼鴉鳴き】
- カラスの鳴き声。それで吉凶を判断する俗信がある。
- から‐すね【空▼臑・空▼脛】
- むき出しにしたすね。からずね。bare shin
- からす‐のえんどう【▼烏野▼豌豆】
- マメ科の二年草。田のあぜなどに多い。高さ約1m。葉は羽状複葉。春に紅紫色の小花をつけ、さやは黒く熟す。ヤハズエンドウ。
- からす‐の‐きゅう【▼烏の▼灸】
- 《俗にカラスに灸をすえられたということから》子どもなどの口のはしにできる炎症。口角炎。
- からす‐の‐ごま【▼烏の▼胡麻】
- シナノキ科の一年草。荒れた畑、路傍にはえる。高さ約60cm。柔らかい毛に被われた卵形の葉が互生。秋、葉の脇(わき)に黄色の花を下向きにつける。細長い果実は多数の種子を含む。
- からす‐ばと【▼烏▼鳩】
- 全身黒色の大形のハト。翼長約24cm。森にすみ、モウモウと鳴くのでウシバトともいう。本州・四国・九州の南部沿岸以南の諸島に分布。
- ガラス‐ばり【ガラス張り】
- ①ガラスを張ってあること・もの。〈用例〉〜の窓。
- ②《透けて見えるので》秘密がなく、公明正大なこと。clean〈用例〉〜の政治。
- からす‐びしゃく【▼烏▽柄▼杓】
- サトイモ科の多年草。田畑にはえる雑草。根出葉は3枚の小葉からなる。夏に緑色の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた花序をつける。根茎は半夏(はんげ)といい、薬用。
- がらすひばあ
- 《沖縄の方言》沖縄にいる無毒のヘビ。全長1m内外。体は黒色ないし黒褐色に黄色の斑紋(はんもん)。水田周辺に多い。奄美(あまみ)・沖縄両諸島に分布。
- ガラス‐ブロック【glass block】
- ガラス製の中空の建築用ブロック。光の拡散・遮音・断熱性にすぐれ、採光用の壁などに使用する。
- からす‐へび【▼烏蛇】
- ①シマヘビの黒変種。クロヘビ。
- ②→ガラスヒバアの別名。
- ガラス‐まど【ガラス窓】
- ガラスをはめた窓。glass window
- からすま‐どおり【▼烏▽丸通(り)】
- 京都市内の主要道路の一つ。御所(ごしょ)の西側を南北に、市街地の中央を通り京都駅前まで。下を地下鉄烏丸線が走る。
- からすまる‐みつひろ【▼烏丸▽光広】
- (1579-1638)江戸初期の歌人。細川幽斎(ほそかわゆうさい)に古今伝授を受ける。狂歌(きょうか)に長じ、書家としても著名。仮名草子(かなぞうし)数編の作者に擬せられる。家集『黄葉和歌集』、歌論『耳底(じてい)記』など。
- から‐すみ【唐墨】
- 《形が中国の墨に似ることから》ボラ・サワラなどの卵巣を塩漬けにし、加圧・乾燥した食品。長崎産が有名。酒の肴(さかな)。
- からす‐むぎ【▼烏麦】
- イネ科の一、二年草。空き地や田畑にはえる帰化植物。高さ50〜90cm。夏、円錐(えんすい)状の花穂を出し、下向きの小穂をつける。ヨーロッパ原産。エンバクの祖先型。チャヒキグサ。oat
- からすやま【▼烏山】
- 〈町〉栃木県東部、那珂(なか)川沿いの町。タバコ栽培などの農業のほか、和紙製造で有名。人口2万0536(1994)。
- から‐せき【空▼咳・▽乾▼咳】
- ①咽喉(いんこう)にねばりけがなく、痰(たん)の出ない、または痰の切れない苦しい咳(せき)。からぜき。dry cough
- ②わざとする咳。cough intentionally
- *からだ【体・▽身▽体・▼躯】
- ①動物の、頭のてっぺんから、足のつま先までの全体。body
- ②身体のうち、頭と手足を除いた部分。胴体。body
- ③肉体の健康状態や機能。〈用例〉〜をきたえる。
- ④活動の面から見ての肉体をもったその人。〈用例〉彼は忙しい〜なので。〜があく。
- 体が空く(からだがあく)
- ひまになる。become free
- 体が続く(からだがつづく)
- 体力がおとろえない。体の健康状態などを一定に保ちつづける。keep oneself well
- 体で覚える(からだでおぼえる)
- 理論ではなく、体験によって身につける。体得する。learn from experience
- 体に障る(からだにさわる)
- 体に害になる。病気になる。be bad for health
- 体を惜しむ(からだをおしむ)
- 体を動かすことをいやがる。労力を惜しむ。なまける。be lazy
- 体を粉にする(からだをこにする)
- せいいっぱい働くたとえ。work like a bee
- 体を壊す(からだをこわす)
- 健康をそこねる。病気になる。impair one's health
- 体を張る(からだをはる)
- いのちを失ってもいい覚悟で行動する。at the risk of one's life
- から‐だいおう【唐大黄】
- タデ科の大形多年草。高さ1.5mで、卵形の大きな葉を互生する。根は黄色で肥大する。シベリア原産で江戸時代に中国から渡来。大黄に比べ、薬用成分は少ない。
- から‐だき【空▼焚き】(名・サ変自他)
- ふろ・なべなどに水・材料を入れないで、火をつけたり火にかけたりすること。
- から‐たけ【唐竹・▽漢竹】
- 中国渡来の竹。笛などの材料。カンチク。
- 幹竹を割った様(からたけをわったよう)
- 《幹竹を割ると、勢いよくまっすぐにさけることから》
- ①ゆがみや曲がりがなく、まっすぐなようす。
- ②性格が、明るくさっぱりしているさまにいう。
- からたけ‐わり【▽幹竹割(り)】
- 縦にまっすぐに割ること。
- から‐たち【▼枸▼橘・▼枳▽殻】
- ミカン科の落葉低木。中国原産で、古くから栽培。高さ約2m。枝はとげが多く、葉は3枚の小葉からなる。春に白花をつけ、秋に丸い果実が熟す。未熟の果実は健胃薬。キコク。
- から‐たちばな【唐▼橘】
- ヤブコウジ科の常緑低木。関東南部以南の林にはえる。高さ約30cm。径6mm前後の果実は赤く熟したまま年を越す。観賞用に栽培もする。コウジ。
- カラチ【Karachi】
- パキスタン南部、インダス川デルタ北西部のアラビア海に臨む同国最大の都市。第1の貿易港でもある。ヨーロッパとアジアを結ぶ航空路の要地。同国の独立後、1959年、イスラマバードに移転するまでの首都。人口510.3万(1981)。
- から‐ちゃ【空茶】
- 茶ばかりで、菓子をそえないこと。
- からつ【唐津】
- 〈市〉佐賀県北西部、唐津湾に臨む市。古代から大陸との交通の要地としてにぎわった港町。旧城下町。漁業・工業がさかん。特産の唐津焼や、秋祭「唐津くんち」で知られる。人口7万9762(1994)。
- ガラツィ【Galaţi】
- ルーマニア東部、ドナウ川沿岸の河港で重要な貿易港。人口32.6万(1992)。
- からっ‐かぜ【空っ風・▽乾っ風】
- 雨雪をともなわない、寒冷で乾いた強い風。大陸からの冬の季節風が、日本列島の中央山脈を越え、太平洋側に吹き下りる風など。からかぜ。
- からっ‐けつ【空っ穴】
- 《俗語》なにもないこと。無一物。空っぽ。すっからかん。
- カラッチ【Carracci】
- イタリア、ボローニャの画家一族。当時のマニエリズモの傾向に批判的でバロック絵画の成立に寄与。
- ①ロドビコLodovico(1555-1619)は、2人の従弟(いとこ)とともに美術学校を開く。
- ②アゴスティノAgostino(1557-1602)は、ロドビコの従弟。
- ③アンニバレAnnibale(1560-1609)は、アゴスティノの弟。バロック絵画の形成に重要な役割を果たす。
- カラット【carat; karat】
- ①宝石の質量単位。1カラットは0.2g。イギリスでは0.205g。記号はKまたはct
- ②金の合金中に含まれる純金の割合(重量比)を表す単位。記号K, Kt純金を24Kとする。日本では「金(きん)」ともいう。「十八金」など。金位。
- がらっ‐と(副)
- ①積んである物が急に崩れ落ちるときの音・さま。crash
- ②→がらりと
- カラッパ【Calappa(ラテン)】
- 浅海の砂泥底にすむカラッパ科カラッパ属のカニの総称。丸い甲の背面がドーム状にふくらみ、甲後部の左右側縁はひさし状に張り出す。はさみ脚は非常に大きい。甲長3〜10cm、甲幅4〜15cm。日本産は約10種。食用にはしない。
- がらっ‐ぱち(名・形動)
- 《俗語》ことばや動作が荒っぽいこと・人・さま。rude〈用例〉〜の八五郎。
- からっ‐ぽ【空っぽ】(名・形動)
- 中に何もないこと・さま。から。empty
- からつ‐もの【唐津物】
- ①唐津焼。percelain made at Karatsu
- ②関西以西で、陶磁器の総称。せともの。chinaware
- からつ‐やき【唐津焼】
- 佐賀県唐津市一帯でつくられた焼き物の総称。一般には文禄(ぶんろく)・慶長(けいちょう)の役を契機に渡来した陶工が肥前(ひぜん)地方に築窯(ちくよう)、焼造した朝鮮風の日用雑器をいう。茶陶として知られる。現在は民芸的な陶磁器を製作。
- から‐つゆ【空梅雨】
- 梅雨期に晴天つづきで、雨量が少ない現象。梅雨前線が日本の南方または北方に偏ることが原因。
- から‐づり【空釣(り)】(名・サ変他)
- えさを付けないで魚を釣る方法。二本爪(づめ)の釣り針と大きな沈子(おもり)を用い、釣り糸を長くして水底をかきながら釣る。baitless angling
- からつ‐わん【唐津湾】
- 佐賀県北西部の湾。高島・鳥島・大島・神集(かしわ)島が天然の防波堤となっている。一部を埋め立て工業用地を造成。