- かり【仮】
- ①正当なものでないまにあわせ。一時。臨時。temporary〈用例〉〜免許状。
- ②正式・本来のものでないこと。いつわり。にせ。fictitious〈用例〉〜の名。
- かり【狩(り)・▽猟】
- ①鳥獣を追い立て、銃や弓矢・罠(わな)・網などを用いてとること。狐(きつね)狩り・猪(しし)狩りなど。hunting〈用例〉〜に行く。
- ②山野・海浜などで動植物を採集、また観賞して楽しむこと。キノコ狩り・潮干(しおひ)狩り・紅葉狩りなど。gathering; viewing
- ③山野に潜んだ犯罪者を大ぜいで探して捕らえること。山狩り。to comb a hill
- かり【借り】
- 〈対義〉貸し。
- ①借りること。借りているもの。借金。borrow; loan〈用例〉〜がある。
- ②報いなければならない恩恵。負い目。be in debt〈用例〉〜を作る。
- ③簿記で、「→借方」の略。
- かり【▼雁・▼鴈】
- 《鳴き声から》
- ①カモ科の水鳥、→ガンの異名。goose
- ②ガンの鳴き声。
- 雁の便り(かりのたより)
- 《前漢の蘇武(そぶ)が、北の国に捕らわれていたとき、雁の足に手紙を結びつけて故国に送った故事から》手紙。雁の使い。
- カリ【kali(オランダ)・加里】
- ①「→カリウム」の略。
- ②→炭酸カリウムの俗称。potassium carbonate
- ③一般に、カリウム塩類の総称。potassic salt
- カリ【Cali】
- コロンビア西部、アンデス山中のカウカ谷にある商工業都市。農産物の集散地。人口162.4万(1992)。
- がり
- 《俗語》「→がり版」の略。〈用例〉〜を切る。
- がり
- 《俗語》すし屋の用語で、甘酢に漬けたショウガの根を薄く切ったもの。
- ガリ【Butros Butros Ghali】
- (1922-)エジプトの政治家。カイロ大卒。パリ大で国際法の博士号を取得。カイロ大・パリ大教授を経て、1977年に外交担当国務相、91年に副首相となる。92年、第6代国連事務総長に就任。
- ガリア【Gallia】
- 現在のフランス・ベルギー・北イタリアにあたる地域のローマ時代の呼称。ケルト族に属するガリア人の地の意。紀元前3世紀初頭からローマによる征服が始められ、カエサルの遠征によりほとんど全域がローマの属領となった。ゴール。
- かり‐あげ【刈(り)上げ】
- 襟足(えりあし)の毛を後頭部に向けて短く刈ること。また、その髪型。
- かり‐あげ【借(り)上げ】
- 江戸時代、諸藩が財政窮乏の打開のために行った策。家臣の知行(ちぎょう)・俸禄(ほうろく)を借り上げる形で減俸。
- かり‐あ・げる【刈(り)上げる】(下一他)
- ①全部刈る。刈り終える。〈用例〉田を〜。
- ②上のほうまで刈る。
- かり‐あ・げる【借(り)上げる】(下一他)
- 政府が民間から借りる。take over
- ガリアせんき【ガリア戦記】
- 《原題Commentarii dē bellō Gallicō(ラテン)》紀元前58〜前51年のカエサルのガリア遠征記。全8巻。1〜7巻はカエサル、8巻は部下のヒルチウスの著。貴重な歴史的資料であると同時に、その簡潔な文体はラテン文学の規範となっている。
- かり‐あつ・める【駆(り)集める】(下一他)
- とび回って、また追いたてるようにして、ほうぼうから人を集める。gather; round up
- カリアティード【caryatid】
- 女像柱。古代ギリシア建築とこれを模した後代の建築で、柱にかえて支柱として用いた女性像。
- カリアリ【Cagliari】
- イタリア西部、サルデーニア島南部の港湾都市。付近に塩田が広がる。人口18.0万(1992)。
- ガリー【gully】
- ①水のかれた谷。
- ②水流のために山腹に掘られてできた深い岩溝。クーロワール。
- かり‐いえ【借り家】
- かりて住む家。しゃくや。rented house
- かりいお‐の‐まつり【仮▼庵の祭(り)】
- ユダヤ教3大祭の一つ。ユダヤ暦ティシュレ月(9〜10月)の15日から1週間行われる収穫祭。Sukkoth; Feast of Tabernacles
- カリーナ【Anna Karina】
- (1940-)フランスの映画女優。主演作『女は女である』『女と男のいる舗道』など。
- カリーニン【Mikhail Ivanovich Kalinin】
- (1875-1946)ソ連の政治家。1923年連邦中央執行委員会議長。1938年から死去するまでソビエト最高会議幹部会議長。
- かり‐いれ【刈(り)入れ】
- イネ・ムギなどを刈り取ること。収穫。harvest
- かり‐いれ【借(り)入れ・借入】
- お金や品物を他から借りること。〈対義〉貸し出し。
- かりいれ‐きん【借入金】
- 必要に応じて外部から借り入れた金銭。短期と長期の別がある。loan payable
- かり‐い・れる【刈(り)入れる】(下一他)
- イネ・ムギなどを刈って取りこむ。収穫する。harvest
- かり‐い・れる【借(り)入れる】(下一他)
- お金や品物を他から借りる。borrow
- かり‐うえ【仮植え】(名・サ変他)
- 苗木などを定植するまで、仮に植えておくこと。かしょく。〈対義〉定植。
- かり‐う・ける【借(り)受ける】(下一他)
- 借りて受け取る。borrow
- かり‐うち【▼樗▼蒲】
- 賭博(とばく)の一つ。「かり」と呼ばれる平たい楕円(だえん)形の木片を4個投げ、出た面の組み合わせで勝負を争う。ちょぼ。
- カリウム【Kalium(ドイツ)】
- 《アラビア語qāli(灰)に由来》アルカリ金属の一つ。元素記号K。原子番号19。原子量39.1。銀白色で軟らかい。ナトリウムに似た性質をもつ。空気中で酸化されやすいので石油系溶媒中に保存する。原子炉冷却材原料など。カリ。potassium
- ガリウム【gallium】
- 金属元素。元素記号Ga原子番号31。原子量69.7。比重5.9。帯青白色で軟らかく、化学的性質はアルミニウムに似る。半導体材料・低融点合金などに使用。
- カリウム‐アルゴン‐ほう【カリウム-アルゴン法】
- 放射性元素を利用した年代測定法の一つ。カリウム(半減期約13億年)がアルゴンになる現象を利用。potassium-argon dating
- ガリウム‐ひそ‐はんどうたい【ガリウム-▼砒素半導体】
- ガリウムと砒素の化合物でできた半導体。発光・受光機能があり、光電変換効率が高い。また、単結晶は動作速度も速く消費電力も少ない。電界効果トランジスター・太陽電池などに使用。gallium arsenide semiconductor
- ガリェーゴス【Rómulo Gallegos Freire】
- (1884-1969)ベネズエラの小説家・政治家。自然主義的な作風で知られる。作品『ドニャ=バルバラ』など。
- カリエール【Eugène Carrière】
- (1849-1906)フランスの画家。母子を題材としたものが多く、暗い夢幻的な色調。作品『母性愛』『接吻(せっぷん)』など。
- カリエス【Karies(ドイツ)】
- 《もろい、の意》骨が慢性的炎症によって部分的に腐り、破壊(腐骨化)された状態。ほとんどが結核菌による。背や腰が運動時にひどく痛み、また亀背(きはい)となる。骨瘍(こつよう)。骨疽(こっそ)。caries〈用例〉脊椎(せきつい)〜。
- ガリオア【GARIOA】
- 《Government Appropriation for Relief in Occupied Area Fundの略》アメリカ政府による占領地救済資金。第2次大戦後、飢餓・疾病による社会不安を防ぎ占領行政を円滑化するために支出された。〈比較〉EROA(エロア)。
- かり‐おや【仮親】
- ①やしない親。養父母。adoptive parents
- ②名目上、親となる人。親代わり。assumed parents
- かり‐かえ【借(り)換え・借換】
- 借り換えること。
- かりかえ‐さい【借換債】
- 満期の近づいた公債の償還にあてるため、あらたに発行される公債。refunding bond
- かり‐か・える【借(り)換える】(下一他)
- 前の借りを返して、新しく借りる。renew a debt
- かり‐かた【借(り)方】
- 〈対義〉貸し方。
- ①借りる人。借り手。debtor; borrower
- ②借りる方法や態度。way of borrowing
- ③《「借方」で》複式簿記で、帳簿の左側の金額記入欄。負債・資本の減少、資産の増加、損失の発生などを記入する。debit side
- かりかち‐とうげ【狩勝峠】
- 北海道中部、日高(ひだか)山脈にある峠。標高644m。十勝(とかち)平野を一望できる。
- カリカチュア【caricature】
- 戯画。絵・文・芝居で、人や事物の特徴を滑稽(こっけい)に誇張した描写。風刺画など。カリカチュール。
- カリカット【Calicut】
- インド南部、マラバル海岸にある港湾都市。コプラ・コーヒー・茶などの輸出港。人口42万(1991)。コジコーデ。
- かり‐かつよう【カリ活用】
- 文語の形容動詞の活用の型の一つ。形容詞の連用形に動詞「あり」が融合し活用したもの。「寒くあり」が「寒かり」となる類。現在では形容詞の活用の一部として扱われる。
- ガリカニズム【Gallicanism】
- ガリア主義。教会の自治を強調し、ローマ教皇権の制限を要求したガリア教会(フランス‐カトリック教会)の主張。〈対義〉ウルトラモンタニズム。
- かり‐が‐ね【▼雁が音・▼雁・▼雁金】
- ①ガンの鳴き声。
- ②水鳥の→ガンの異名。
- ③カモ科の水鳥。マガンによく似ているが翼長約35cmと小さく、額の白色部が広い。
- ④紋所の名。ガンの姿を紋章化したもの。
- かりがね‐そう【▼雁金草】
- クマツヅラ科の多年草。山野にはえる。高さ1m前後。四角な茎で、葉は対生。8〜9月、紫色の花をつける。不快な臭気がある。ホカケソウ。
- かり‐かぶ【刈(り)株】
- 草木を刈ったあとの切り株。
- カリ‐ガラス
- 《Kali(アラビア)とglas(オランダ)から》ソーダガラスに含まれるナトリウムを、カリウムで置換したガラス。カリウム含量がナトリウムより多い。彩飾用の無色ガラスなど。potash glass
- かり‐かり(副・サ変自)
- ①かたい物をかみ砕く音。また、かたくて歯切れのよいさま。crunch〈用例〉たくあんを〜かじる。
- ②かわいて適度にかたいさま。〈用例〉〜に焼いたベーコン。crisp
- ③神経をとがらせているさま。be nervous〈用例〉気が高ぶって〜する。
- がり‐がり
- [一](副)
- ①かたい物をかじったり、かみ砕いたりする音。また、物をひっかく音。grate; gnaw; scratch〈用例〉つめで〜ひっかく。ネズミが壁を〜かじる音。
- ②しゃにむに、事を行うさま。grind〈用例〉〜勉強する。
- [二](形動)ひどくやせているさま。skinny〈用例〉〜にやせる。
- がり‐がり【我利我利】(形動)
- 人にかまわず、自分だけの利益をはかるさま。〈用例〉〜亡者(もうじゃ)。
- かり‐ぎ【借(り)着】(名・サ変他)
- 人から衣服を借りて着ること。また、その衣服。borrowed clothes
- かり‐ぎぬ【狩▽衣】
- 公家(くげ)や武家の服装の一種。本来布製だったため、布衣(ほい)ともいった。まるい襟つきで、脇(わき)があき、袖口(そでぐち)にくくり緒の飾りがついている。もとは民間の実用衣で狩猟などに用いたが、近世は武家の礼服。狩ごろも。
- カリキュラム【curriculum】
- 教育課程。地域・学校・児童・生徒などの実態にもとづいて、計画的に組織・編成された教育活動のプログラム。
- かり‐き・る【借(り)切る】(五他)
- ①全部借りる。charter
- ②自分だけが借りる。専用に借りる。hire〈用例〉バスを〜。
- かり‐くら【狩(り)▽座・狩倉】
- 鳥獣を狩る場所。狩り場。
- カリグラ【Caligula】
- (AD12-41)ローマ皇帝(在位(AD37-41))。即位直後精神異常をきたし、神人として崇拝(すうはい)を強要するなど暴政が多く、妻子とともに殺された。本名はガイウス=ユリウス=カエサル=ゲルマニクス。カリグラは愛称で幼児靴のこと。カリギュラ。
- カリクラテス【Kallikratēs】
- (?-?)紀元前5世紀後半のギリシアの建築家。アクロポリスのアテナ‐ニケ神殿のほか、イクティノスと協力してパルテノン神殿を建造。
- カリグラフィー【calligraphy】
- 芸術的もしくは装飾的な書の制作。また、書そのもの。絵画では、線描的性格の強いものについていう。
- ガリ‐クルチ【Amelita Galli-Curci】
- (1889-1963)アメリカのコロラトゥーラソプラノ歌手。イタリア生まれ。1920年『椿姫(つばきひめ)』以来世界的歌手となる。
- カリクレイン【kalliklein】
- 哺乳(ほにゅう)類の膵臓(すいぞう)などでつくられるたんぱく質分解酵素。分解産物のカリジンやブラディキニンは著しい血管拡張作用がある。
- かり‐こし【借(り)越し・借越】
- ①一定の限度を超過して金銭を借りること。とくに当座預金についていう。borrow exceedingly〈対義〉貸し越し。
- ②貸してあるものより借りているものが多いこと。overdrawing
- かりこし‐きん【借越金】
- 借り越しになった金銭。overdraft
- かり‐こ・す【借(り)越す】(五他)
- ある限界より多く借りる。overdraw
- かりこみ‐ばさみ【刈(り)込み▼鋏】
- 園芸用のはさみの一種。樹木などの枝を刈り込むのに用いるもので、柄が長く両手で使うはさみ。
- カリコム【CARICOM】
- 《Caribbean Communityの略》→カリブ共同体。
- かり‐こ・む【刈(り)込む】(五他)
- ①枝葉や頭の毛を刈って、形をととのえる。手入れをする。
- ②刈り取ってたくわえる。
- かり‐こ・む【狩(り)込む】(五他)
- 罪人・容疑者・浮浪者・売春婦・暴力団などを、とつぜん追い立ててつかまえる。round up
- かりこも‐の【刈▼菰の・刈▽薦の】
- [枕ことば]《「かりこも」は、敷物などを編むために刈り取ったマコモ。刈ったマコモは乱れやすいことから》「乱る」にかかる。〈用例〉飼飯(けひ)の海の庭好(よ)くあらし〜乱れて出(い)づ見ゆ海人(あま)の釣舟(万葉・3・256)。
- かり‐ごろも【狩衣】
- ①→かりぎぬ(狩衣)。
- ②[枕ことば]衣に縁のある「着(き)・裾(すそ)・裁つ・ひも」などにかかる。〈用例〉逢(あ)ふことは遠山ずりの〜着てはかひなき音をのみぞ泣く(後撰・恋2)。
- かりさか‐とうげ【▼雁坂峠】
- 埼玉・山梨県境にある峠。標高2082m。秩父(ちちぶ)地方と甲府盆地を結ぶルートにある。展望がよい。
- かり‐さしおさえ【仮差し押(さ)え・仮差押(さ)え】
- 金銭債権者が訴訟をおこすさいに、裁判所に申請して債務者が判決前に自己の財産を処分・移転できないように、これを仮に差し押さえて確保する手続き。provisional attachment〈比較〉仮処分。
- ガリシア【Galicia】
- スペイン北西部、大西洋岸の地方。同国での最多雨地。リアス式海岸で有名。漁業がさかん。
- かり‐しっこう【仮執行】
- 仮執行の宣言のついた判決、または支払命令にもとづく強制執行。勝訴した原告の権利を、判決が確定する前に仮に実現するためのもの。provisional execution
- かり‐しゃくほう【仮釈放】
- 刑期などの収容期間が満了する前に、収容者を釈放して社会復帰を促進する制度。仮出獄・仮出場や、少年院などからの仮退院の3種類。parole
- かり‐しゅうげん【仮祝言】
- 身内の者だけでとり行う仮の婚礼。正式の祝言に先立って行われるが、仮祝言だけですませてしまうこともある。
- かり‐じゅきゅう【仮需給】
- 売買による差益を得るために、他人から資金あるいは株券を借りて行う仮の売買。空(から)売りと空(から)買い。speculation demand and supply
- かり‐しゅつごく【仮出獄】
- 懲役または禁錮(きんこ)の刑により刑務所に入れられている者が、改悛(かいしゅん)の情があると認められた場合、一定の条件のもとに出獄を許されること。release on parole
- かり‐しゅっしょ【仮出所】
- 仮出獄・仮出場の一般的な呼称。parole
- かり‐しゅつじょう【仮出場】
- 拘留(こうりゅう)刑に処せられたり労務場に留置されたものが、改悛(かいしゅん)の情があると認められた場合、一定の条件のもとに釈放されること。parole
- かり‐しょうぞく【狩(り)装束】
- ①公家(くげ)が遊行(ゆぎょう)や狩りに出かけるとき着た装束。
- ②武家が狩猟や騎射のときに着た装束。直垂(ひたたれ)か狩衣(かりぎぬ)に行縢(むかばき)をはき、太刀(たち)を帯び、綾藺笠(あやいがさ)をかぶり、重籐(しげとう)の弓と征矢(そや)を携えた姿。かりそうぞく。
- かり‐じょうやく【仮条約】
- 仮調印され、正式に批准される前の条約。provisional treaty
- かり‐しょぶん【仮処分】
- ①仮に処分すること。
- ②金銭債権以外の請求権をもつ者が、後日の強制執行にそなえて目的物を確保するため、裁判所に対して仮の処置を求める制度。distress〈比較〉仮差し押さえ。
- ③権利者が裁判所に、一定の権利を仮に確保する処置を求める制度。provisional disposition
- カリステモン【Callistemon(ラテン)】
- フトモモ科の常緑低木。高さ3m前後。初夏に、紅赤の雄蕊(ゆうずい)が長く突き出た穂状花序をつけ、ブラシに似る。観賞用に栽培。オーストラリア原産。ブラッシノキ。
- カリスト【Kallistō(ギリシア)】
- ギリシア神話の少女。ゼウスと通じたのでヘラの怒りをうけてクマに変えられ、息子のアルカスに追われた。ゼウスがあわれみ、母をおおぐま座に、息子はアルクトゥルス星にしたという。Callisto
- カリスマ【charisma(ギリシア)】
- 《恵みの賜物(たまもの)、の意》
- ①初期キリスト教会で、神から特別に与えられた能力・資質、とくに人を愛する能力をいう。一般には、奇跡・治癒・予言能力が重視された。
- ②特定の個人に現れる、非日常的で超人的な力をそなえた資質。英雄や予言者などにみられる。マックス=ウェーバーが支配の類型概念の一つとして用い、のち一般化。〈用例〉〜的支配。
- かり‐ずまい【仮住(ま)い】(名・サ変自)
- 仮に住むこと・家。仮寓(かぐう)。temporary residence
- かり‐せいふ【仮政府】
- 臨時につくられた政府。革命などのさい一時的に設けられる。provisional government
- かり‐せいほん【仮製本】
- 本格的な装丁を施さないで、糸や針金でとじた中身に簡単な表紙をつけた製本の様式。また、その書物。仮とじ。仮製。unbound
- カリ‐せっけん【カリ石▼鹸】
- 油脂または高級脂肪酸を水酸化カリウムで鹸化して得られるせっけん。軟質のり状で水に溶けやすい。軟せっけん。potash soap
- かり‐そめ【仮初め・▼苟▽且】
- ①まにあわせ。一時的。temporary〈用例〉〜の恋。〜のすまい。
- ②おろそか。軽率。negligent〈用例〉〜にする。
- ③ふとしたこと。trivial
- かりそめ‐にも【仮初めにも】(副)
- ①いやしくも。かりにも。〈用例〉〜本校の生徒ではないか。
- ②《下に仮定の語をともなって》少し(の間)でも。かたときも。〈用例〉〜法にそむけば。
- ③《下に禁止の語をともなって》決して。断じて。〈用例〉〜法にそむいてはならない。
- かり‐たお・す【借(り)倒す】(五他)
- 借りたものを返さないで、相手に損害を与える。ふみ倒す。bilk
- かり‐だ・す【借(り)出す】(五他)
- ①借りて持ち出す。borrow〈用例〉図書館から本を〜。銀行から資金を〜。
- ②借り始める。begin to borrow
- かり‐だ・す【駆(り)出す・狩(り)出す】(五他)
- ①追い立ててひっぱり出す。round up〈用例〉えものを〜。
- ②人がいやがるのを、ひっぱり出す。drag one out
- かり‐た・てる【駆(り)立てる】(下一他)
- ①《「狩り立てる」とも》追い立てる。駆り出す。urge; drive〈用例〉えものを〜。
- ②無理に行かせる。drive〈用例〉戦争に〜。
- かり‐ち【借(り)地】
- 土地を借りること。また、その土地。しゃくち。leased land
- かり‐ちょういん【仮調印】(名・サ変他)
- 外交交渉で、条約や協定の内容がほぼ確定したさいに行われる略式の署名。政府代表が自分の名前の頭文字を記す。initial signature
- カリ‐ちょうせき【カリ長石】
- カリウムとアルミニウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。岩石を構成する鉱物の一種。白色で長柱状の正長石が代表的。potash feldspar
- かり‐ちん【借(り)賃】
- 物を借りて支払う料金。借り料。rental fee〈対義〉貸し賃。
- ガリック【David Garrick】
- (1717-79)イギリスの俳優・劇場経営者・劇作家。シェークスピア劇などの主役を演じ人気を得た。
- カリッシミ【Giacomo Carissimi】
- (1605-74)イタリアの作曲家・声楽家。初期オラトリオ‐カンタータの大家。作品『イェフテ』など。
- かりっ‐ぱなし【借りっ放し】
- ずっと借りたままにしておくこと。借りたまま返さないこと。
- かり‐て【借(り)手】
- 金品を借りる人。借り主。borrower; debtor〈対義〉貸し手。
- かり‐とうき【仮登記】
- 不動産の本登記に必要な条件が整わないとき、将来の本登記の順位を確保するために行う予備的な登記。provisional registration
- かりとり‐き【刈(り)取り機】
- イネ・ムギなどの収穫用機械。reaper
- かり‐と・る【刈(り)取る】(五他)
- ①イネ・ムギなどを切り取る。mow
- ②とりのぞく。nip〈用例〉悪の根を〜。
- かり‐な【仮名】
- ①かなもじ。かんな。
- ②仮の呼び名。かめい。pseudonym
- かり‐に【仮に】(副)
- ①そうと仮定して。if...〈用例〉〜わたしがあなたの立場だったら。
- ②まにあわせに。temporarily〈用例〉〜縫う。
- カリニ‐はいえん【カリニ肺炎】
- ニューモシスティス‐カリニという原虫の寄生による肺炎。発熱・せき・呼吸困難・胸痛などの症状を呈する。エイズの2次感染症の一つでもある。ニューモシスティス‐カリニ肺炎。pneumocystis carinii pneumonia
- かりに‐も【仮にも】(副)
- ①《下に禁止・打ち消しをともなって》どんなことがあっても。絶対に。even if〈用例〉〜そんなことを言ってはならない。
- ②いやしくも。かりそめにも。even if〈用例〉〜一国の代表になった以上は。
- ③ほんの少しでも。at all〈用例〉〜この事業にかかわった限りは。
- かり‐ぬい【仮縫い】(名・サ変他)
- 裁縫で、本縫いの前に仕付け糸でほぼできあがりの形に縫うこと。またそれを着用させ、体形に合わせて補正する作業。下縫い。fitting
- かり‐ぬし【借(り)主】
- 金品を借りる人。借り手。borrower〈対義〉貸し主。
- かり‐ね【仮寝】(名・サ変自)
- ①仮に寝ること。うたたね。nap
- ②旅に出て泊まること。たびね。
- ③→野宿。bivouac