*かれ【彼】
[一](代)
①話し手・相手以外の男性をさす語。あの男。he〈対義〉彼女。
②{古語}
(ア)遠くにある事物をさす。あれ。〈用例〉吾(あ)が思(も)ふ君が御船かも〜(万葉・18・4045)。
(イ)話し手・相手以外の人物をさす。男性にも女性にも用いる。〈用例〉〜思(おぼ)しあはすれば、人にもあらず(竹取)。
[二](名)女性からみて、恋人・愛人である男。boy friend〈比較〉彼氏。〈対義〉彼女。
彼と言い此れと言い(かれといいこれといい)
あれもこれも一様に。いずれにしても。とにかく。in any case
彼も一時、此れも一時(かれもいちじ、これもいちじ)
時代のなりゆきによって、地位や境遇はさまざまに変わる。この世は常ならぬものである。
彼も人也、我も人也(かれもひとなり、われもひとなり)
《韓愈(かんゆ)『原毀(げんき)』にあることば。彼も我も同じ人間である、の意》人にできることが、自分にできないはずはない。また、自分にも、それなりの言い分はある。彼も丈夫(じょうふ)なり我も丈夫なり。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)
《『孫子』「謀攻」にあることば》敵のことも味方のこともよく知っていれば、何回戦っても敗れることはない。
かれ【故】(接続)
〈古語〉
こうしたわけで。それゆえ。〈用例〉〜今に焼遣(やきづ)といふ(古事記・中)。
がれ
登山で、山の斜面がくずれて、岩石などが落ちやすくなっている所。scree slope〈用例〉〜場。
ガレ【Émile Gallé】
(1846-1904)フランスのガラス工芸家。アールヌーボー様式の代表者の一人。高級装飾家具も手がける。
がれ【枯れ】(接尾)
①枯れることの意を表す。〈用例〉冬〜。
②なくなることの意を表す。〈用例〉品〜。
かれい【鰈】
カレイ科の海水魚の総称。全長10cm〜2m前後。体は長卵形で左右に平たく、体の右側に2眼がある。底生生活を営み、肉食性。食用。北半球の寒帯から温帯に分布。日本近海にはマガレイ・イシガレイなど二十数種がいる。flatfish
か‐れい【加齢】(名・サ変自)
①新年または誕生日がきて、一つ年をとること。
②生物が成熟後に必ず受ける、時間経過にともなう生理機能の衰退過程。老化。エージング。aging〈用例〉〜現象。
か‐れい【佳例・嘉例】
めでたい先例。吉例。
か‐れい【家令】
①旧皇族・華族の家で家事を管理した人。家扶の上。
②平安時代、親王・内親王・公卿(くぎょう)の家で事務をとった職。
か‐れい【佳麗】(形動)
ととのって美しいさま。きれい。
か‐れい【華麗】(形動)
はなやかで美しいさま。brilliant〈用例〉〜な舞台。〈派生〉かれいさ(名)
か‐れいきゃく【過冷却】
[一](名・サ変他)過度に冷やすこと。excessive cooling
[二](名)液体の温度を凝固点以下に下げても、凝固が起こらない不安定状態。かきまぜたり結晶の核を与えたりすると、ただちに凝固する。純粋な液体に起こりやすい。過冷。supercooling
かれいきゃく‐うん【過冷却雲】
過冷却状態の水滴からなる雲。水はふつう0℃で凍るが、雲の中ではしばしば零下40℃くらいまで凍らない。
かれ‐いろ【枯(れ)色】
草木の枯れた色。
カレー【curry】
《原語は、インドのタミル語で、ソースの意》
①香辛料の一つ。粉末にした十数種の香辛・香味料を混ぜ合わせたもの。黄色で、辛味・香りが強い。インドが発祥地。カレー粉。カレーパウダー。カリー。
②「→カレーライス」の略。
カレー【Calais】
フランス北部、ドーバー海峡に臨む港湾都市。イギリスとヨーロッパ大陸を結ぶ海の玄関口。人口7.6万(1990)。
ガレー【galley】
ギリシア・ローマ時代から18世紀まで、地中海で用いられた大型の軍船。船体は細長く、帆と多数の櫂(かい)を装備。奴隷・罪人に櫂を漕(こ)がせた。ガリー。ガレー船。
カレー‐こ【カレー粉】
→カレー①
ガレージ【garage】
自動車の車庫。
ガレージ‐セール【garage sale】
中古品・不用品をまとめて自宅のガレージなどで売ること。アメリカの習慣が日本でも広まった。
ガレー‐せん【ガレー船】
→ガレー
かれ‐えだ【枯(れ)枝】
①枯れた枝。dead branch
②葉の落ちた枝。
カレードスコープ【kaleidoscope】
→まんげきょう(万華鏡)
カレーム【Marie-Antonine Carême】
(1784-1833)フランス料理の創始者。18世紀、タレーラン(フランスの政治家)・ロシア皇帝・オーストリア皇帝などに仕えた。
カレー‐ライス
《curry and riceから》肉類や野菜をカレー味で煮込み、米飯にかけた料理。もとはインド料理だが、日本独自のものに発達した。ライスカレー。カレー。
かれ‐おばな【枯(れ)尾花】
[一]枯れたススキ。枯れたススキの穂。〈用例〉幽霊の正体見たり〜。
[二]《枯尾花》榎本其角(えのもときかく)編の俳諧(はいかい)集。元禄(げんろく)7年(1694)刊。其角の「芭蕉翁終焉記(ばしょうおうしゅうえんき)」と門人による芭蕉追悼の発句(ほっく)・連句などを収める。
ガレオン【galleon】
16〜19世紀にスペインなどで使われた大型帆船。船首の楼が低く、船体が細長い。
かれ‐がれ【枯れ枯れ】(形動)
草木が枯れそうなさま。
かれ‐がれ【涸れ涸れ】(形動)
水などの今にもかれようとするさま。〈用例〉井戸が〜だ。
かれ‐がれ【嗄れ嗄れ】(形動)
声のしわがれているさま。〈用例〉〜の声。
かれ‐がれ【離れ離れ】(形動)
〈古語〉
つきあいが、とだえがちなさま。〈用例〉〜にとだえ置かむ折こそは(源氏・夕顔)。
かれ‐がわ【涸(れ)川】
→ワジ
かれ‐き【枯れ木】
枯れた木。こぼく。dead tree
枯れ木に花(かれきにはな)
おとろえたものが、また栄えるたとえ。〈類似〉炒(い)り豆に花。
枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)
《謙譲の意を表すときに使う。尊敬表現に使うのは誤り》つまらないものでもないよりはましだ、というたとえ。
が‐れき【礫】
①かわらと小石。tiles and pebbles〈用例〉〜と化す。〜の山。
②役に立たないもの、値打ちのないもののたとえ。trash〈用例〉〜にひとしい存在。
かれ‐くさ【枯(れ)草】
枯れた草。dry grass
かれ‐ごえ【枯(れ)声・嗄(れ)声】
しわがれ声。声の音質異常で、喉頭(こうとう)や声帯の麻痺(まひ)や病気・外傷によっておこる。ささやき声に近い失声、息漏れの強い気息声、がらがら声の粗ぞう声がある。嗄声(させい)。hoarseness
かれ‐これ【彼此】
[一](副)
①あれやこれや。いろいろ。なんやかや。one thing or another〈用例〉年末で〜と忙しい。〜するうちに時間が過ぎた。
②《時刻・年月・数量を表す語をともなって》およそ。ほとんど。about; nearly〈用例〉〜5時だ。
〈古語〉
[二](代)
①あれとこれ。あのものとこのもの。〈用例〉詠(よ)める歌、多く聞こえねば、〜を通はして、よく知らず(古今・仮名序)。
②あの人とこの人。〈用例〉〜、知る知らぬ、送りす(土佐)。
かれ‐さんすい【枯(れ)山水】
室町時代に中国の宋(そう)・明(みん)の山水画の影響を受けた日本庭園の様式の一つ。水を使わないで、砂・石・樹木などで海や山川を象徴的に表現する。京都、竜安(りょうあん)寺の石庭などが有名。こさんすい。こせんすい。かれせんずい。からさんすい。
かれ‐し【彼氏】
《俗語》〈対義〉彼女。
[一](代)あの人。かれ。
[二](名)恋人・愛人である男。
かれ‐すすき【枯れ薄】
立ち枯れたススキ。withered eulalia
ガレスピー【Dizzy Gillespie】
(1917-)アメリカのジャズトランペット奏者・作曲家・指揮者・歌手。バップスタイルの創始者の一人。
かれ‐だに【涸(れ)谷】
→ワジ
か‐れつ【苛烈】(名・形動)
きびしくはげしいこと・さま。severity〈用例〉〜な勝負。〈派生〉かれつさ(名)
カレツキ【Michał Kalecki】
(1899-1970)ポーランドの経済学者。巨視的経済学の先駆者の一人で、数理経済学を研究。後年社会主義経済成長論の分析を展開。著書『経済変動の理論』など。
カレッジ【college】
①イギリスの大学の学寮。教師が学生と共同生活をしながら学問伝達と人格形成を行う場。
②一般教育のみを行うアメリカの4年制大学。
→単科大学。〈対義〉ユニバーシティー。
ガレット【João Baptista da Silva Leitão de Almeida Garrett】
(1799-1854)ポルトガルの詩人・劇作家。ロマン主義運動を指導。戯曲『修道士ルイース=デ=ソーザ』など。
カレドニア‐ぞうざんうんどう【カレドニア造山運動】
古生代前半の造山運動。本来、スコットランドからノルウェーにかけて起きた造山運動をさすが、世界各地の同時期のものにも用いる。Caledonian orogeny
かれ‐の【枯(れ)野】
①草の枯れはてた野原。desolate field
②襲(かさね)の色目の名。表が黄、裏がうす青。
かれ‐のこ・る【枯(れ)残る】(五自)
他の草木が枯れたあとに、それだけが枯れないで残る。
ガレノス【Cladios Galenos】
(129?-199?)ギリシアの医師。当時の医学知識を体系化した。とくに動物解剖をもとに人体の構造や機能についてすぐれた考えを示した。著作も多い。ガレヌス。
かれ‐は【枯(れ)葉】
[一]草木の、枯れた葉。dead leaf
[二]《枯葉。原題Les Feuilles mortes(フランス)》1945年ジョセフ=コスマ作曲、ジャック=プレベール作詞のシャンソンの名曲。
かれは‐が【枯葉蛾】
カレハガ科のガ。静止した姿が枯れ葉に似ている。開張は雄約4.5cm、雌約8cm。食草はモモ・サクラなどの葉。日本全土・朝鮮半島・中国北部に分布。
かれは‐ざい【枯(れ)葉剤】
植物を枯れ死にさせる化学物質・除草剤を軍事目的に応用したもの。アメリカ軍がベトナム戦争で2,4-Dなどを大量に使用した。現在もその汚染による奇形児出産など人体への影響が問題になっている。defoliant
かれ‐ば・む【枯ればむ】(五自)
枯れかかる。begin to wither
かれ‐もの【枯れもの】
生け花で使う、枯れた枝や花。
かれ‐ら【彼等】(代)
《「ら」は複数を表す接尾語》あの人たち。あいつら。they
カレリヤ‐きょうわこく【カレリヤ共和国】
(Kalelyskaya Respublika)ロシア共和国内の共和国の一つ。首都ペトロザボーツク。ロシア共和国西部にあり、国土の大部分は針葉樹林帯。氷河湖も多い。面積17.2万km2。人口80万(1992)。
カレリヤ‐ちきょう【カレリヤ地峡】
(Kareliya Peresheyek) ロシア北西部、バルト海のフィンランド湾とラドガ湖間の地峡。サンクト‐ペテルブルグとフィンランド間の軍事・交通の要地。
カレル【Alexis Carrel】
(1873-1944)フランスの生理学者。組織培養や臓器移植など、組織の生理・治療に新生面を開いた。1912年ノーベル生理学医学賞受賞。
*か・れる【枯れる】(下一自)
①草木の命が終わる。生気がなくなる。wither〈用例〉マツが〜。花が〜。
②皮膚などにみずみずしさがなくなる。やせて衰える。ひからびる。
③年功をつんで、俗気や欲気が抜け、人格や芸に深い味わいが出るようになる。枯淡(こたん)になる。be seasoned〈用例〉芸が〜。
か・れる【涸れる】(下一自)
①井戸・川・池などの水がかわいてなくなる。ひあがる。dry up〈用例〉水の〜・れた川。
②能力・感情・資力などが出尽くす。尽きる。dry up; run out〈用例〉詩想が〜。財源が〜。
か・れる【嗄れる】(下一自)
声がかすれる。get hoarse
カレワラ【Kalevala】
フィンランドの民族叙事詩。エリアス=ロンルート(1802-84)が、中世初めからの口承文芸を体系的に構成したもの。1835年刊、49年定本刊。題名は「カレワの国(フィンランド)」の意。
か‐れん【可憐】(形動)
いじらしく、かわいいさま。pretty〈用例〉〜な花。〈派生〉かれんさ(名)
カレン‐ぞく【カレン族】
ミャンマーとタイの国境地帯に住む少数民族。山地では焼き畑農耕、平地では水稲耕作に従事。Karen
カレンダー【calendar】
①暦。教会の祝日などを月日の順に編集した中世の民衆用暦から発達。現代の日本では装飾用を兼ねた七曜表。
②年中行事表。
カレンダー‐かこう【カレンダー加工】
数本のロールを組み合わせたカレンダーとよばれる機械で、塩化ビニル樹脂などをフィルムに成形したり、布や紙に積層する加工法。calendering
かれん‐ちゅうきゅう【誅求】
税などを、人民からむごくきびしく取り立てること。
カレント‐トピックス【current topics】
時事問題。今日の話題。
カレント‐ニュース【current news】
時事ニュース。
カレンフェルト【Karrenfeld(ドイツ)
石灰岩台地で、墓石のような形の岩柱が林立する原野。石灰岩が表面を流下する水に溶食されて深い溝が刻まれ、分離して生じる。鍾乳(しょうにゅう)洞。karst topography
か‐ろ【火炉】
①暖をとるために火を入れて使うものの総称。いろり・こたつ・火鉢など。fireplace
②蒸気機関などで燃料を燃やすところ。boiler furnace
カロ【Jacques Callot】
(1592-1635)フランスの銅版画家。宮廷風俗や庶民的題材などを活写した。作品『ブレダの攻囲』『戦争の惨禍』など。
ガロア【Evariste Galois】
(1811-32)フランスの数学者。群の概念をはじめて導入。革命運動に参加し入獄。仮出所中決闘で死亡。死後、研究ノートから代数方程式と群との関連を示す「ガロア理論」が誘導された。
ガロア‐むし【ガロア虫】
ケラとコオロギの中間の体形をした原始的な昆虫。体長約2cm。淡褐色で翅(はね)はなく、目は退化傾向。本州山地の朽ち木や石の下などにすみ、小昆虫を捕食。夜行性。同類は北アメリカ北西部と日本を含む極東に片寄って生息。名は、日光でこの虫を発見したフランス人ガロアにちなむ。
ガロア‐りろん【ガロア理論】
次の代数方程式f (x) =0が乗根を用いて解けるかどうか判定するための理論。ガロアの研究から発展。Galois theory
か‐ろう【花郎】
朝鮮の新羅(しらぎ)時代の戦士団が推戴(すいたい)した美少年。6世紀の真興王の治世に貴族出身の戦士が組織したものに始まる。
か‐ろう【家老】
江戸時代、大名家中の藩政を統括した重臣。江戸と国元にわかれ、数人が合議輪番制で担当。
か‐ろう【過労】
働きすぎて、ひどく疲れること。overwork
が‐ろう【画廊】
絵画・彫刻・書・工芸・写真などの作品を一定期間展示する場所。ギャラリー。gallery
かろう‐かい【哥老会】
中国、清(しん)末から中華民国初期にかけての秘密結社。農村を基盤とし、地主・豪紳(ごうしん)などを指導者とした。反清復明(みん)をかかげ、排外運動を行い、辛亥(しんがい)革命には革命軍に協力。のち天地会と合して紅幇(ホンパン)となった。
かろう‐し【過労死】
長時間の過重な労働の結果、ストレスや肉体疲労が蓄積され、勤労者が突然死ぬこと。急性心不全・クモ膜下出血などの脳・心臓疾患による。
かろう‐じて【辛うじて】(副)
《「からくして」の転》やっとのことで。どうやらこうやら。ようやく。barely〈用例〉〜終電車に間に合った。
かろうと【櫃・辛櫃】
→からびつ(屍櫃)
かろうと【唐櫃・櫃】
→からびつ(唐櫃)
かろがろ‐し・い【軽軽しい】(形)
かるがるしい。thoughtless〈派生〉かろがろしげ(形動)かろがろしさ(名)
ガロ‐きゅうりょう【ガロ丘陵】
(Gāro Hills)インド、アッサム州西部の丘陵。世界的な多雨地域で密林におおわれる。住民はガロ族が多い。
か‐ろく【家禄】
中世・近世、主君が家臣の奉公の代償として与えた俸禄。江戸時代には原則として家に与えられ、世襲化。
かろく【禄】
鎌倉(かまくら)中期の年号。元仁(げんにん)から改元。元年(1225)4月20日〜3年(1227)12月10日。次に安貞(あんてい)に改元。
かろ‐こん【呂根】
生薬(しょうやく)の一つ。キカラスウリ・オオカラスウリの乾燥根。汗疹(あせも)に散布(さんぷ)したり化粧用とするほか、内服により解熱・排膿(はいのう)・利尿などの薬効がある。
カロザーズ【Wallace Hume Carothers】
(1896-1937)アメリカの化学者。デュポン有機化学研究所所長。ネオプレン(合成ゴム)の合成のほか、ナイロンを発明した。
かろ・し【軽し】(形ク)
〈古語〉
=かるし。
①目方が軽い。〈用例〉風に散る紅葉(もみぢ)は〜(源氏・少女)。
②軽々しい。うわついている。〈用例〉〜・くほしきままにしてみだりなれば(徒然・171)。
③身分が低い。〈用例〉おのづから〜・き方にも見えしを(源氏・桐壺)。
④激しくない。重大ではない。〈用例〉仏ひじりも罪〜・きをこそみちびきよくし給ふなれ(源氏・蓬生)。
かろ‐し・める【軽しめる】(下一他)
①見下げる。ばかにする。look down on
②軽く見る。軽んずる。make light of
カロシュティー‐もじ【カロシュティー文字】
(Kharoṣṭhī)古代インドの文字。アラム文字に起源を有し、左書き。紀元前3世紀のアショーカ王の碑文が最古の文献とされる。
ガロ‐ぞく【ガロ族】
インド東部、アッサム地方のガロに住む民族。言語はチベット‐ビルマ語族に属する。母系制社会を形成。焼き畑農耕に従事。かつては首狩りの習俗があった。Garo
カロッサ【Hans Carossa】
(1878-1956)ドイツの詩人・小説家・医師。自伝的告白的要素が強い。小説『ドクトル=ビュルガーの運命』『美しき惑いの年』、体験記『ルーマニア日記』など。
ガロップ【Galopp(ドイツ)
→ギャロップ(galop)
カロテノイド【carotenoid】
動植物界に広く分布する色素で、発色の原因となる長い鎖状の共役二重結合をもつカロテン類縁物質の総称。黄から赤、まれに紫色を示す。
カロテン【carotene; carotin】
植物体に広く分布する色素。動物の体内で変化してビタミンAを形成する。ニンジンの根やトウガラシの実などに含まれる。
かろ‐とうせん【夏炉冬扇】
《夏の火ばちと冬のおうぎ、の意》時期に合わない無用のもののたとえ。冬扇夏炉。〈比較〉六日の菖蒲(あやめ)、十日の菊。
かろ・む【軽む】
〈古語〉
《=かるむ》
[一](四自)かるくなる。〈用例〉罪〜・ませ給はめ(源氏・玉鬘)。
[二](下二他)
①かるくする。〈用例〉後の世の罪も少し〜・みなむやと思(おぼ)す(源氏・柏木)。
②かろんずる。みくびる。〈用例〉人に〜・められ給ふこともやあらまし(源氏・宿木)。
かろ‐やか【軽やか】(形動)
非常にかるそうなさま。軽快。かろらか。lightly〈用例〉〜なステップ。〈派生〉かろやかさ(名)
カロリー【Kalorie(ドイツ)
《ラテン語で、熱の意から》
①熱量の単位。1気圧のもとで、純水1gの温度を1℃上げるのに要する熱量。記号cal小カロリー。1カロリーは約4.18ジュール
②栄養学の1カロリーは①の1キロカロリーに相当。記号Cal大カロリー。calorie
カロリング‐ちょう【カロリング朝】
(dynastie carolingienne(フランス))フランク王国第2の王朝。メロビング朝に代わり751年ピピン(小)が創始。カール1世治世に大国家に発展。843年のベルダン条約、870年のメルセン条約により3国に分裂し、10世紀末までに王朝は断絶。
カロリングちょう‐ルネサンス【カロリング朝ルネサンス】
8世紀末〜9世紀初期における、フランク王国カール大帝の宮廷を中心とする古典文化の興隆運動。ラテン語の普及に努め、美術・建築では古典様式を範とした。
カロリン‐しょとう【カロリン諸島】
(Caroline Islands)太平洋西部、ミクロネシア南部を東西に連なる963の島群。大別してパラオ・ヤップ・トラック・ポナペの各諸島に分かれる。1979年、パラオを除く諸島でミクロネシア連邦を結成。
カロル【carol】
→キャロル
か‐ろん【歌論】
和歌に関する理論・評論。歌の本質・要素・分類・歌風・詠作法などが中心。
カロン【Charōn(ギリシア)
ギリシア神話で冥府(めいふ)へ渡る川アケロンの老渡し守り。船賃として死者の口中の1オボロス銅貨をとった。
カロン【François Caron】
(1600ごろ-73)江戸初期の平戸(ひらど)のオランダ商館長。フランス人。元和(げんな)5年(1619)来日し、二十余年の滞在で日本事情に通じる。著書『日本大王国志』。
が‐ろん【画論】
絵画に関する評論。画法・品評・画伝・題賛が中心。
ガロン【gallon】
《「瓦侖」とも書いた》ヤード‐ポンド法における容積の単位。1米ガロンは、3.79l。1英ガロンは、4.54l。日本は、米ガロンを採用。
かろん・じる【軽んじる】(上一他)
→かろんずる(軽んずる)
かろん・ずる【軽んずる】(サ変他)
《「軽みする」の転》=軽んじる。〈対義〉重んずる。
①ばかにする。look down on〈用例〉敵を〜。
②たいせつにしない。make light of〈用例〉命を〜。
カロンヌ【Charles-Alexandre de Calonne】
(1734-1802)フランスの政治家。1783年、財務総監に就任。ルイ16世時代の財政危機を救うため、地租の改正、国内関税の廃止などを企てるが失敗し退任。革命直後に亡命。
ガロンヌ‐がわ【ガロンヌ川】
(Garonne)フランス南西部、アキテーヌ盆地を流れる川。長さ580km。上流を中心に流域には水力発電所が多い。