かん‐あおい【寒葵】
ウマノスズクサ科の常緑多年草。林内にはえ、茎葉に芳香がある。葉は根生し、心臓形。10〜2月に、つぼ形の暗褐色の花が咲く。
かん‐あく【奸悪・姦悪】(名・形動)
心がねじけて悪いこと・人・さま。wickedness
かん‐あく【韓あく】
(844-923)中国、晩唐の詩人。字(あざな)は致尭(ちぎょう)。艶麗(えんれい)な詩風は、詩集の名にちなんで「香奩(こうれん)体」と呼ばれる。詩集『香奩集』『玉山樵人(ぎょくざんしょうじん)集』など。
かん‐あけ【寒明け】
寒が過ぎて立春になること。
がん‐あつ【眼圧】
眼球内の房水・ガラス体などの液体の圧力。高眼圧は、緑内障・牛眼などのおもな徴候。血圧との関係はない。正常値は14〜16水銀柱圧。intraocular pressure
かんあつ‐し【感圧紙】
筆記具の圧力で複写ができるように加工してある紙。通常はノーカーボン紙をいう。carbonless duplicating paper
かんあつ‐ダイオード【感圧ダイオード】
外部からの圧力により、電圧‐電流特性が大きく変化するダイオード。感圧スイッチ・無接点ボリュームなどに使用。pressure sensitive diode
かんあみ【観弥】
(1333-84)南北朝時代の能役者・能作者。伊賀(いが)の人。名は清次(きよつぐ)。大和猿楽(やまとさるがく)結崎(ゆうざき)座(のち観世座)を創設し、観世流の祖となった。将軍足利義満(あしかがよしみつ)の恩顧を受け、猿楽隆盛のもとを開く。田楽(でんがく)の長所を学び、曲舞(くせまい)の曲風を能にとり入れた。作品『自然居士(じねんこじ)』『求塚(もとめづか)』など。
かん‐あん【勘案】(名・サ変他)
あれこれくらべて考えること。take into consideration
かん‐い【官位】
①官職と位階。
→官等。official rank
かん‐い【冠位】
①冠と位。
②冠の色で、朝廷における位をあらわした制度。また、その位。
かん‐い【敢為】(名・形動)
おしきって行うこと・さま。〈用例〉〜の気性。
かん‐い【簡易】(形動)
手軽なさま。simple〈派生〉かんいさ(名)
がん‐い【含意】(名・サ変他)
表面には現れない意味をふくむこと。言外の意味。implication
かんい‐かきとめ【簡易書留】
書留郵便の一種。郵便物の引き受けと配達部分の記録を行い、亡失したり棄損した場合は、限度をもうけて実損額を賠償する。郵便法および郵政大臣の指定する物品や、現金には使用できない。
かんい‐げんご【簡易言語】
コンピューターで、プログラム言語のうち、一般の人がプログラミングしやすいように考案したもの。オフィスなどでも、一般業務のデータ処理プログラムが容易に作成できる。spread sheet
かんい‐さいばんしょ【簡易裁判所】
最下級の裁判所。少額の、また、軽微な訴訟についての第一審。summary court
かんい‐じゅうにかい【冠位十二階】
推古(すいこ)11年(603)聖徳太子(しょうとくたいし)が制定した日本最初の冠位制。徳・仁・礼・信・義・智の6徳目を各大小に分け、冠と衣服の色で区別。
かんい‐しょかん【簡易書簡】
→郵便書簡の旧称。昭和23〜41年(1948〜66)に用いられた名称。
かんい‐すいどう【簡易水道】
市町村の小規模な上水道。水道法で、給水人口が101人以上、5000人以下の地域に設置。
かんい‐せいめいほけん【簡易生命保険】
郵便局があつかう無診査・分割払い・集金方式を採用した、小口の生命保険。簡易保険。
かんい‐そうとう【官位相当】
律令(りつりょう)制の官人機構。位階に対応して官職に任命する制度。正三位が大納言(だいなごん)、従三位が大宰帥(だざいのそつ)など。
かんい‐たいかこうぞう【簡易耐火構造】
耐火構造と木造との中間的な構造で、外壁・屋根に不燃材料を用いた建築構造。
かん‐いっぱつ【間一髪】
《髪の毛1本ほどのすきましかない、の意から》物事がさしせまって、きわどいありさま。by a hair's breadth〈用例〉〜、助かった。
がん‐いでんし【癌遺伝子】
正常な細胞を癌化する遺伝子。癌ウイルスの遺伝子中に発見され、このウイルスに感染した細胞は癌化する。一方、同じ遺伝子が正常な細胞中にも存在していることがわかり、細胞の分裂増殖に重要な役割を果たしている遺伝子とも考えられている。oncogene
かんい‐ほけん【簡易保険】
「簡易生命保険」の略。
かん‐いん【官印】
官庁または官吏が、職務上使う印。〈対義〉私印。
かん‐いん【官員】
役人。官吏。主として明治時代に使われた語。government official
かん‐いん【淫】(名・サ変自他)
男女が道徳からはずれた肉体関係を結ぶこと。不道徳な情事。adultery
かんいん‐の‐みや【閑院宮】
四親王家の一つ。宝永(ほうえい)7年(1710)東山(ひがしやま)天皇の第8皇子直仁(なおひと)親王に始まる。昭和22年(1947)臣籍降下。
かん‐う【冠羽】
→うかん(羽冠)
かん‐う【換羽】
鳥の羽毛が季節や成育段階に応じて脱落し、新しい羽にはえかわる現象。ニワトリでは秋におこり、その間は産卵しない。molting
かん‐う【関羽】
(?-219)中国の三国時代、蜀(しょく)の武将。劉備(りゅうび)に仕え、武名を高めた。魏呉(ぎご)連合軍に挟撃(きょうげき)され戦死。後世、軍神また商業神として関帝廟(びょう)に祭られ、広く信仰された。張飛と合祀(ごうし)したものが武廟。
がん‐ウイルス【癌ウイルス】
癌を起こすウイルス。動物を含め全部で100種類以上の癌がウイルスによって発生することが確認されており、最近では、レトロウイルスによる成人T細胞白血病の発病機構が解明されている。cancerogenic
カンウォン‐ド【江原道】
(Kangwǒn Do)→こうげんどう(江原道)
かんう‐き【換羽期】
鳥類の羽毛が抜け代わる時期。ふつう、繁殖期が終了すると羽毛が更新される。molting season
かん‐うん【旱雲】
日でり続きの空の雲。
かん‐うん【寒雲】
さむざむとした冬空の雲。
かん‐うんせき【貫雲石】
(1286-1324)中国、元(げん)代の文人。字(あざな)は酸斎(さんさい)。散曲の代表的作家。ウイグル族出身。作品『貫酸斎詩集』『酸甜楽府(さんてんがふ)』など。
かんうん‐やかく【閑雲野鶴】
のんびりとしていられる境遇。
かん‐えい【完泳】(名・サ変他)
最後まで泳ぎきること。
かん‐えい【官営】
政府の経営。→国営。government management〈対義〉民営。
かん‐えい【艦影】
軍艦のすがた。〈用例〉遠く〜を発見。
かん‐えい【甘英】
(?-?)中国、後漢の部将。97年、班超の命で、安息(パルチア)を経て大秦(ローマ)へ向かったが、条支(シリア)で断念し、帰国。
かんえい【寛永】
江戸初期の年号。元和(げんな)から改元。元年(1624)2月30日〜21年(1644)12月16日。次に、正保(しょうほ)に改元。
かんえい‐きぎょう【官営企業】
公企業の一形態。国または地方公共団体の全額出資によって運営される。日本では郵便・国有林野・造幣などがこれにあたる。government enterprise
かんえい‐こうじょう【官営工場】
明治政府直営の工場。先進国の技術を導入し、民間工業の発達を指導。富岡(とみおか)製糸場・赤羽工作所など。
かんえいごぜんじあい【寛永御前試合】
講談の題名。武道を奨励した徳川3代将軍家光(いえみつ)が催した、上覧試合の模様を描いたもの。荒木又右衛門(あらきまたえもん)・曲垣平九郎(まがきへいくろう)などが活躍する。
かんえい‐じ【寛永寺】
東京都台東区上野にある天台宗の寺。寛永2年(1625)、徳川家の菩提(ぼだい)所として家光が創建、開山は天海(てんかい)僧正。山号は、東の比叡(ひえい)山の意で、東叡山。
かんえい‐せん【寛永銭】
→かんえいつうほう(寛永通宝)
かんえい‐つうほう【寛永通宝】
寛永13年(1636)から明治の中ごろまで流通した銭貨。一文銭と四文銭があり、素材は青銅・鉄・真鍮(しんちゅう)。表に「寛永通宝」と記してある。寛永銭。
かん‐えつ【簡閲】(名・サ変他)
数え調べること。選び調べること。
かん‐えつ【観閲】(名・サ変他)
軍隊を検閲すること。inspection of troops〈用例〉〜式。
かんえつ‐じどうしゃどう【関越自動車道】
東京都練馬区と新潟県長岡(ながおか)市を結ぶ高速道路。長さ427km。昭和60年(1985)開通。
かんえつ‐トンネル【関越トンネル】
群馬・新潟県境の三国(みくに)山脈の下を貫く関越自動車道のトンネル。道路トンネルとしては日本最長の1万0926m。昭和60年(1985)開通。
かん‐えん【肝炎】
肝臓の炎症性疾患の総称。ウイルス性のものと、中毒・薬物・アルコール・アレルギーなどによるものがある。黄疸(おうだん)や食欲不振が典型症状。慢性のものは肝硬変・肝癌(がん)になりやすい。ときに劇症で死亡することもある。hepatitis〈参考〉A型肝炎・B型肝炎・C型肝炎・非A非B型肝炎。
かん‐えん【酣宴】
盛大な酒盛り。また、盛大に酒盛りをすること。
かんえん【寛延】
江戸中期の年号。延享(えんきょう)から改元。元年(1748)7月12日〜4年(1751)10月27日。次に、宝暦(ほうれき)に改元。
がん‐えん【岩塩】
陸地でとれる塩。地層中に岩塩層として、また火山昇華物として局部的に産する。食用には精製が必要。山塩。rock salt
がん‐えん【顔淵】
→顔回(がんかい)の別称。
がん‐えんし【顔延之】
(384-456)中国、南朝の宋(そう)の詩人。臨沂(りんぎ)の人。謝霊運(しゃれいうん)と並称された。詩は形式美に富み典故を重視。作品『秋胡(しゅうこ)詩』『五君詠』。
かんえん‐めいり【寒煙迷離】
訪れる人もない古跡などに、煙が寂しく立ちさまよっていること。
かん‐おう【感応】(名・サ変自)
→かんのう(感応)
かん‐おう【観桜】
サクラの花を見て楽しむこと。花見。〈用例〉〜会。
かんおう【観応】
→かんのう(観応)
かん‐おけ【棺桶】
死体を入れる木のはこ。お棺。coffin
棺桶に片足を突っ込む(かんおけにかたあしをつっこむ)
年をとって、または不治の病で、余命の短いこと。have one foot in the grave
かん‐おん【幹音】
(えい)記号(♯)や変記号(♭)によって変化されていない音。鍵盤(けんばん)楽器の白鍵にあたる音で、ハ長調の音階を構成する諸音(ハニホヘトイロ)。自然音。
かん‐おん【漢音】
日本の漢字音の一つ。隋(ずい)・唐(とう)時代の、中国西北方の発音に基づいたもの。8〜9世紀に日本に伝わった。現在の漢語もこれによるものが多い。「行」の「コウ(カウ)」、「人」の「ジン」など。〈比較〉呉音・唐音。
かんおんじ【観音寺】
〈市〉香川県西部、燧灘(ひうちなだ)に臨む市。農業・漁業のほか工業もさかん。市内の琴弾(ことひき)山からの眺望がよい。市名は名刹(めいさつ)観音寺に由来。人口4万5971(1994)。
かん‐か【干戈】
①干(たて)と戈(ほこ)。武器。
→戦
干戈を動かす(かんかをうごかす)
戦いを始める。
干戈を交える(かんかをまじえる)
戦う。
かん‐か【柑果】
→みかんじょうか(蜜柑状果)
かん‐か【看過】(名・サ変他)
①見逃すこと。overlook〈用例〉〜できない事態。
②ざっと目をとおすこと。go through
かん‐か【乾果】
成熟後、果皮の乾燥している果実。豆・アブラナなど。dry fruit〈対義〉液果。
かん‐か【患家】
《医師の側からいう語》患者の家。病家。
かん‐か【閑暇・間暇】
ひま。いとま。手すき。leisure
かん‐か【感化】(名・サ変他)
人に影響を与えて、考え方や行動を変えさせること。influence; inspire〈比較〉教化。
かん‐か【管下】
役人や役所の受け持ち区域。管轄下。under jurisdiction
かん‐が【官衙】
《「衙」は、役所の意》官庁。役所。
かん‐が【閑雅】(名・形動)
①しとやかで上品なこと・さま。refinement
②静かで、おもむきのあること・さま。quietude
かん‐が【漢画】
①中国絵画の総称。
②画題・技法などの点で、中国絵画を志向した日本絵画。室町時代の宋元(そうげん)画風の絵画や、江戸時代の狩野(かのう)派の中国的な題材をとった絵画など。
がん‐か【眼下】
見おろす下のほう。below〈用例〉〜の光景。
眼下に見る(がんかにみる)
①下にながめる。overlook
②見くだす。look down on
がん‐か【眼科】
眼を構成する器官や視覚機能の研究、病気の予防・治療などを行う医学の部門。ophthalmology
がん‐か【眼窩】
眼球の入っている四角錐(すい)状のくぼみ。眼孔。orbit
ガンガー‐がわ【ガンガー川】
(Ganga)→ガンジス川の現地呼称。
かん‐かい【官界・官海】
官吏の社会。官途。officialdom
かん‐かい【勧戒】(名・サ変他)
①善をすすめ悪をいましめること。
②《仏教語》受戒をすすめること。
かん‐かい【寛解・緩解】(名・サ変自)
病状が一時的あるいは永続的に、軽くなること。remission
かん‐かい【感懐】
心に感じ思うこと。感想。impression
かん‐かい【環海】
①四方をめぐっている海。
②四方に海をめぐらすこと。〈用例〉〜の国日本。
かん‐がい【干害・旱害】
日照りや水不足により起こる作物の被害。drought damage
かん‐がい【蓋】
はことふた。かんかい。
函蓋相応ず(かんがいあいおうず)
物事がよく合致する。また、互いに補いあって、完全なものになる。
かん‐がい【寒害】
寒さによる農作物への被害。凍害による作物の枯死や貯蔵農産物の腐敗など。冷害。damage due to severe cold
かん‐がい【感慨】
しみじみと感じること。deep emotion〈用例〉〜深い旅。
かん‐がい【漑】(名・サ変他)
田畑に農作物の生育のために水を引くこと。irrigation〈用例〉〜用水。
がん‐かい【眼界】
①目に見える範囲。視界。sight〈用例〉〜がひらける。
②考えのおよぶ範囲。視野。view〈用例〉〜がせまい。
がんか‐い【眼科医】
目の病気の診察・治療をする医者。oculist
がん‐かい【顔回】
(BC521-BC490)中国、春秋時代の儒者。「孔門(こうもん)の十哲」の一人。字(あざな)は子淵(しえん)。聡明・徳行をもって知られ、亜聖と称された。顔淵。
かんかい‐が【勧戒画】
儒教的道徳に基づき、善を勧め悪を戒める目的で描かれた絵画。聖賢・忠臣・悪人などの肖像や行状画が多く、中国で漢代に盛行。日本では江戸時代に多い。
かんがい‐むりょう【感慨無量】(形動)
はかり知れないほど感じるさま。あることに感じて、胸がいっぱいになるさま。be filled with deep emotion
かんか‐いん【感化院】
犯罪行為などをした非行少年・少女の矯正施設。明治23年(1890)から昭和8年(1933)まで、感化法に基づき各府県に設置された。現在は教護院と改称。
かんが・う【考う】(下二他)
〈古語〉
→かんがえる(考える)
*かんがえ【考え】
考えること。考えた内容。思考。思想。thinking; idea〈用例〉一歩進んだ〜。〜が浅い。〜もなく家をとびだす。わたしにも〜がある。君の〜を聞かせてくれ。うまい〜だ。
かんがえ‐およ・ぶ【考え及ぶ】(五自)
考えがそこまでいく。そこまで考える。far-sighted〈用例〉〜・ばない。
かんがえ‐かた【考え方】
①考える方法。思考の方法。way of thinking〈用例〉この問題の〜がよくわからない。
②考えの傾向。思考の癖。inclination of one's thinking〈用例〉変わった〜をする人。
かんがえ‐ごと【考え事】
①思いめぐらすこと。something to think about
②心配。worry〈用例〉〜で夜も眠れない。
かんがえ‐こ・む【考え込む】(五自)
つきつめて深く考える。brood over
かんがえ‐ちがい【考え違い】
まちがった考えをすること。まちがって思いこむこと。思い違い。misunderstanding〈用例〉〜をおかす。
かんがえ‐つ・く【考え付く】(五他)
新しい考えが頭に浮かぶ。思いつく。think of
かんがえ‐なお・す【考え直す】(五他)
もういちど考えてみる。再考する。reconsider
かんがえ‐ぬ・く【考え抜く】(五他)
十分に考える。think thoroughly
かんがえ‐もの【考え物】
①よく考えなければならないこと・場合。debatable〈用例〉これは〜だ。
②考えて答えを当てるあそび。判じ物。quiz
*かんが・える【考える】(下一他)
①《「校える」「勘える」とも》ああだろうか、こうだろうかと、筋を立てて頭を働かす。また、そのようにして判断する。「思う」よりも知的な行為。think〈用例〉あれこれと〜。将来を〜。
②何か新しいものを作り出す。くふうする。案出する。devise〈用例〉図案を〜。方法を〜。
かんがえる‐あし【考える葦】
(roseau pensant(フランス))パスカルの『パンセ』の中にあることば。「人間は、自然のうちでもっとも弱い一本の葦のようなものにすぎない。だが、それは考える葦である」と、「考える」という人間の特性の偉大さを説いた。
かん‐かく【扞格・捍格】(名・サ変自)
互いにこばむこと。
かん‐かく【間隔】
《仏教語で「けんきゃく」と読み、すべてが平等であるにもかかわらず、分別(ふんべつ)のために物事を対立的にとらえて執着することの意から》
①物と物とのへだたり。距離。interval〈用例〉〜をおいて並べる。
②ある事とある事との間の時間。interval〈用例〉電車は30分〜で発着する。
*かん‐かく【感覚】
①感じること。感じとる力。sensation
②心理学で、身体の外部または内部に加えられた刺激によって、ひき起こされる意識現象。味覚・聴覚・視覚・触覚・嗅覚(きゅうかく)など。sensation〈比較〉知覚。〈用例〉足の〜がなくなる。
③物事を感じとる精神のはたらき。感性。センス。sense〈用例〉芸術的〜。
④哲学などで、五官によって生ずる、外界についての意識内容。sensibility〈比較〉知覚。
かん‐かく【観客・看客】
→見物人→カンキャク
かん‐がく【官学】
①政府が設立する学校。government school〈対義〉私学。
②時の権力者が正しいと定めた学問・学説。江戸時代の朱子(しゅし)学など。
かん‐がく【勧学】
①学問をすすめること。encouragement of learning
②浄土宗・浄土真宗本願寺派で、学僧にさずける最高の位階。
かん‐がく【漢学】
①中国、清(しん)代の客観的・実証的な訓詁(くんこ)学を中心とする学問。経学(けいがく)
②中国の学問一般。伝統的な中国文化すべてを研究対象とする。〈対義〉国学・洋学。
かんがく‐いん【勧学院】
平安時代、藤原(ふじわら)氏が一族の子弟教育のためにつくった大学。弘仁(こうにん)12年(821)創設され一時は隆盛をきわめたが、約400年後には衰微した。
勧学院の歩み(かんがくいんのあゆみ)
平安時代、藤原氏に慶事があったとき、勧学院の学生が整列して祝賀に赴いたこと。
勧学院の雀は蒙求を囀る(かんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる)
《『蒙求』は、中国で唐(とう)時代に編まれた史書の名。勧学院などで、教科書として用いられた》つねに見聞きしていると、むずかしいことも自然に覚えこんでしまう。門前の小僧、習わぬ経を読む。
かんかく‐き【感覚器】
感覚をつかさどる器官の総称。感覚細胞が集合し、それぞれ特定の刺激に反応する装置をもつ。触覚器官・嗅覚(きゅうかく)器官・視覚器官など。sense organ
かんかく‐さいぼう【感覚細胞】
外界からの特定の刺激にとくに強く反応するように発達した細胞。視細胞・味細胞・聴細胞など。sensory cell
かんかくしょうけん【勧角証券(株)】
金融業。証券会社。大正11年(1922)設立。本店は東京都中央区日本橋茅場(かやば)町。前社名、日本勧業角丸証券(株)。
かんかく‐しんけい【感覚神経】
興奮を皮膚などの受容器(感覚器)から中枢に伝える求心性神経のこと。知覚神経。sensory nerve
かんかく‐てき【感覚的】(形動)
①感じとれるさま。sensible〈用例〉〜な言い方。
②人間の感覚に訴えてくる、あるいは感覚をしげきするさま。sensuous〈用例〉〜なおどり。
かんかく‐てん【感覚点】
ヒトの皮膚にある感覚器。温点・冷点・圧点(触点)・痛点の4種に区別され、その分布は均一ではない。sense spot
かんかく‐もう【感覚毛】
外界の刺激を受けいれるための毛状の突起。基部に特殊な神経終末をもっている。主として味覚・嗅覚(きゅうかく)・触覚・振動覚の受容器。hair sensillum
かんかく‐よけん【感覚与件】
心理学・哲学で、認識者の感覚によって受容される、対象に関する基礎的な認識素材。感覚所与。sense datum
かんかく‐ろん【感覚論】
哲学で、認識論上の学説の一つ。いっさいの認識は、感覚的知覚からのみ生じると説く経験論。sensationalism
がん‐かけ【願掛(け)】
神仏に祈願すること。個人で供物・絵馬などを奉納したり、百度参りや茶断ちなどの断ちものをすることが多い。願立て。
かんか‐けい【寒霞渓】
香川県、小豆(しょうど)島東部にある景勝地。山の急斜面に浸食による多数の奇岩怪石があり、紅葉のころが絶景。ロープウエーがある。
かん‐か‐こ‐どく【鰥寡孤独】
《「鰥」は妻のない男、「寡」は夫のない女、「孤」は親のない子ども、「独」は年老いて子のない者、の意》寄るべのない人。
がん‐がさ【瘡】
慢性でかゆみがあり、簡単には治らない湿疹(しっしん)。雁が渡ってくるころ発病して、帰るころに治ることからつけられた。
がん‐がぜ【贏】
ガンガゼ科の棘皮(きょくひ)動物。殻径5〜7cmの暗紫色のウニ。殻の5〜6倍の長さのとげがある。とげが刺さると抜けにくく、激痛をひきおこす。房総(ぼうそう)半島以南の岩礁帯に分布。
かん‐かつ【管轄】(名・サ変他)
一定の権限で支配すること・範囲。jurisdiction〈用例〉文部省の〜に属する。
かん‐かつ【寛闊】(形動)
①ゆったりしているさま。
②気性がはでなさま。伊達。
かん‐がっき【管楽器】
管を利用し、管内の空気の流れによって音を出す楽器の総称。フルート・尺八・クラリネットなどの木管楽器、トランペット・ホルンなどの金管楽器などをさす。気鳴楽器。吹奏楽器。wind instrument〈比較〉弦楽器・打楽器。
かんか‐どう【乾河道】
川が干上がったために、できた道。
かんか‐ふぐう【軻不遇】
《「轗軻」は、車の行きなやむさま》運が悪くて出世しないこと・境遇。
かんが・みる【鑑みる】(上一他)
①実例や手本にてらして考える。take warning〈用例〉経験に〜・みて。
②したがう。のっとる。in the light of〈用例〉教訓に〜。
がんかも‐るい【鴨類】
→かもるい(鴨類)
かん‐がらす【寒烏】
①冬のカラス。crow in winter
②無一物。すかんぴん。dire poverty