かんじん‐より【かんじん縒り】
《「かんぜより」の転》→かんぜより(観世縒り)
かん‐す【貫首・貫主・管主】
仏教各宗の総本山や諸大寺の長の称。管長。貫長。かんじゅ。
かん‐す【監寺】
《「す」は唐音》禅宗で、寺を監督・統率する役。
かん‐す【鑵子】
①釜(かま)形の湯わかし。
②茶の湯で使う釜。
かん・ず【感ず】(サ変自)
〈文語的〉
→かんじる(感じる)
ガンス【Abel Gance】
(1889-1981)フランスの映画監督。フラッシュバックの技法を創始した。作品『戦争と平和』『鉄路の白薔薇(ばら)』『ナポレオン』など。
かん‐すい【完遂】(名・サ変他)
《「かんつい」は誤り》物事をすっかりしとげること。accomplish
かん‐すい【冠水】(名・サ変自)
洪水などによって、田畑・農作物などが水をかぶること。submergence〈比較〉浸水。
かん‐すい【かん水】
中華そばをつくるときに用いるアルカリ性の水。小麦粉の粘りを増し、色と香りをつける。
かん‐すい【鹹水】
①塩分を多量にふくんだ水。塩水。salt water〈対義〉淡水。〈用例〉〜湖。
→海水。sea water
かん‐すい【灌水】(名・サ変自)
水をかけること。〈用例〉鉢植えに〜する。
かん‐すい【漢水】
中国、長江(ちょうこう)最大の支流。陝西(せんせい)省西部から湖北省湖北平原を経て、武漢で長江に合流。長さ1200km。水運・発電・灌漑(かんがい)に利用。ハンシュイ。漢江(ハンチアン)
かんすい‐ぎょ【鹹水魚】
→海水魚の別名。
かんすい‐こ【鹹水湖】
→えんこ(塩湖)
がんすい‐たんそ【含水炭素】
炭水化物または糖の旧称。carbohydrate
かん‐すう【巻数】
①巻き物の数。
②書物の冊数。number of volumes
③映画で、ひとつながりのフィルムの数。number of reels
かん‐すう【関数・函数】
2つの変数において、の値を定めるとそれに応じての値が定まるときに、の関数という。yf (x) と書き、を独立変数、を従属変数という。function
カンスー【甘粛】
〈省〉(Gānsù)→かんしゅく(甘粛)
かんすう‐かいせき【関数解析】
数学の一分野。解析学を、位相数学などを用いて、総合的に研究する。位相解析。functional analysis
かんすう‐かんけい【関数関係】
1つの物事と、その変化によって変化を受ける他の物事との間の関係。functional relation
かんすう‐くうかん【関数空間】
関数を要素とする集合。ふつうの関数空間は実数を係数とする線形空間をつくることが条件となる。functional space
かん‐すうじ【漢数字】
数を表す漢字。一・二・三・十・百・千・万など。〈比較〉アラビア数字・ローマ数字。
かんすう‐ひょう【関数表】
独立変数のいろいろな値に対応する関数の値を示した表。三角関数表・対数関数表など。functional table
かんすう‐ほうていしき【関数方程式】
未知の関数を含む方程式。微分方程式・積分方程式・差分方程式など。functional equation
かんすう‐ろん【関数論】
複素変数の関数について微分・積分を研究対象とする数学の一分野。theory of functions
かん‐すげ【寒菅】
カヤツリグサ科の多年草。福島県以西の林中にはえる。硬く常緑の線形葉が叢生(そうせい)し、基部に黒紫褐色の鞘(さや)がつく。カンススキ。
かんす‐ぼん【巻子本】
書物装丁の一種。紙や絹を横に長く継ぎ合わせ、その一端に軸をつけて巻き物とし、表紙をつけてひもでとめるもの。けんずぼん。scrolled book〈対義〉冊子(さっし)
かん・する【刊する】(サ変他)
《「刊」は、木をきざむ意》刊行する。出版する。板行する。刊す。publish
かん・する【冠する】(サ変他)
=冠す。
①上にのせる。頭にかぶせる。修飾語などを上につける。crown; cap
②かんむりをつける。元服する。celebrate one's coming of age
かん・する【姦する】(サ変自他)
=姦す。
①(自)男女が不義の肉体関係を結ぶ。姦通する。commit adultery
②(他)女性を犯す。rape
かん・する【箝する・鉗する】(サ変他)
竹ではさむ。keep silent by shutting mouth
口を箝する(くちをかんする)
口を閉じてことばを発しない。また、発言させない。
かん・する【管する】(サ変他)
=管す。
①とりしまる。manage
②領地などを治める。manage
かん・する【関する】(サ変自)
ある物事にかかわる。関係する。関す。concern〈用例〉試験に〜注意事項。
かん・する【緘する】(サ変他)
封をする。とじる。緘す。seal; close
かん・する【燗する】(サ変他)
酒を温める。燗す。warm up
かん・ずる【感ずる】(サ変自他)
→かんじる(感じる)
かん・ずる【観ずる】(サ変他)
=観じる・観ず。
①心に思い浮かべて考える。contemplate〈用例〉人生の無常を〜。
②《仏教語》真理を観察して悟りを得ようと努める。
かん‐せい【甘井】
おいしい水の出る井戸。
甘井、先ず竭く(かんせい、まずつく)
才能のあるものは、早く才能をつかい果たして衰退する。
*かん‐せい【完成】(名・サ変自他)
すっかりしあがること。しあげること。completion〈対義〉未完。
かん‐せい【官制】
行政機関の設置・廃止・組織・権限を定めた規定。
かん‐せい【官製】
政府がつくること。また、そのもの。government-manufactured〈対義〉私製。〈用例〉〜はがき。
かん‐せい【陥穽】
→おとしあな→わな
→謀略
かん‐せい【乾生】
おもに植物が、乾燥した環境で生育すること。〈対義〉湿生。
かん‐せい【乾性】
すぐかわく性質。水分が少ない性質。〈対義〉湿性。
かん‐せい【喚声】
→さけび声。shout
かん‐せい【喊声】
ときの声。war cry
かん‐せい【鼾声】
→いびき(鼾)
かん‐せい【穽】
おりと落とし穴。cage and trap
かん‐せい【間性】
性徴が雌雄の中間型を示す異常個体または形質。染色体異常などにより出現する。intersex
かん‐せい【感性】
①心理学で、外界の刺激を受けて、それに対応する感覚内容をまとめる働き。sensibility〈用例〉〜が鋭い。
②哲学で、
(ア)悟性とともに認識能力を形づくる心の働き。対象は現象界。
(イ)直接に見聞きする主観的な認識。理性によって整理されて、真の認識となる。sensibility
かん‐せい【慣性】
静止、あるいは等速度運動をしている物体が、外力が作用しないかぎり、そのまま静止状態あるいは等速度運動を続けようとする性質。惰性。inertia
かん‐せい【管制】(名・サ変他)
管理・制御・制限すること。control〈用例〉報道〜。
かん‐せい【歓声】
よろこんで、さけぶ声。歓呼の声。shout of joy〈用例〉〜をあげる。
かんせい【寛政】
江戸末期の年号。天明(てんめい)から改元。元年(1789)1月25日〜13年(1801)2月5日。次に、享和(きょうわ)に改元。
かん‐せい【閑静】(形動)
ものしずかなさま。閑寂。quiet〈用例〉〜な住宅街。
かん‐ぜい【勧説】(名・サ変他)
よく話して自分の意見に従わせようとすること。〈比較〉勧誘。
かん‐ぜい【関税】
国家が輸入品に課す租税。間接税の一種。tariff; customs; duty
がん‐せい【眼睛】
→ひとみ→黒目。pupil
かんせいいがく‐の‐きん【寛政異学の禁】
江戸幕府が発した教学統制令。寛政2年(1790)朱子学以外を異学として昌平坂(しょうへいざか)学問所での講義研究を禁じ、官吏登用試験は朱子学で行うこととした。
かんぜいおよびぼうえきにかんする‐いっぱんきょうてい【関税及び貿易に関する一般協定】
→ガット(GATT)
かんせい‐かい【感性界】
哲学で、人間の感覚で認識することのできる世界。〈対義〉英知界。
かんせいがくいん‐だいがく【関西学院大学】
私立大学。明治41年(1908)創立の関西学院専門学校を前身とし、昭和7年(1932)より現名、同23年(1948)より現制。所在地は兵庫県西宮市上ケ原(うえがはら)一番町。
かんせい‐けい【慣性系】
ニュートンの運動の法則が成り立つ座標系。この系では、力がはたらいていない物体は等速度運動を続ける。inertial system
かんせい‐こうほう【慣性航法】
航空機や船舶などで、それ自体の加速度(慣性)を利用して、ジャイロとコンピューターにより、航行中の位置や目的地までの距離・時間・方向などを算出する航法。inertial navigation system
かんぜい‐じしゅけん【関税自主権】
自国の関税を自主的に定める権利。tariff autonomy
かんぜい‐しょうへき【関税障壁】
関税を操作することによって輸入品の流入を制限し、国内産業を保護すること。tariff barrier〈対義〉非関税障壁。
かんせい‐しょくぶつ【乾生植物】
水が少ない所や、低温、塩類の過多などで吸水が困難な所に生育する植物。サボテンなど。xerophyte〈比較〉湿生植物・中生植物。
かんせい‐せんい【乾性遷移】
火山の爆発などによってできた岩石地・砂地などで、植物がなにもない裸地からはじまる植物群落の遷移。一年草、多年草から低木林を経て高木林へと植物相が変化していく。xerarch succession〈比較〉湿性遷移。
かんせいちょうしゅうしょかふ【寛政重修諸家譜】
江戸幕府が編纂(へんさん)した大名・旗本の家譜。1530巻。文化(ぶんか)9年(1812)成立。ただし、徳川氏に関する記述はない。
かんぜいていりつ‐ほう【関税定率法】
関税の税率その他関税制度について定めた法律。明治43年(1910)公布。
かんせい‐とう【管制塔】
航空交通管制業務のため、空港内に設けられる4面がガラス張りの塔。レーダーや航空機との交信施設などをもつ。コントロールタワー。control tower
かんぜい‐どうめい【関税同盟】
二つ以上の国家が同盟して、互いに関税を軽減または廃止し、非同盟国に対しては共通の関税政策・制度を設定すること。
かんせい‐の‐かいかく【寛政の改革】
松平定信(まつだいらさだのぶ)による江戸幕府の政治改革。天明(てんめい)7年(1787)から寛政5年(1793)まで。倹約令・棄捐(きえん)令・人返しや異学の禁などによって幕藩体制の危機打破をはかる。
かんせい‐の‐さんきじん【寛政の三奇人】
江戸中期、尊皇や外交に活躍した林子平(はやししへい)・高山彦九郎(たかやまひこくろう)・蒲生君平(がもうくんぺい)の3人。
かんせい‐の‐ほうそく【慣性の法則】
物体は、外力が作用しないかぎり静止あるいは等速度運動の状態を続けるという、ニュートンの運動の第1法則。law of inertia
かんせい‐はがき【官製葉書】
郵政省令で規格および様式を定めて発行された葉書。通常葉書と往復葉書・小包葉書がある。
がんせい‐ひろう【眼精疲労】
目が疲れやすい状態。目を使う仕事を続けると、疲労を感じ、頭痛や視力の減退をおこす。つかれ目。asthenopia
かんぜいぼうえき‐いっぱんきょうてい【関税貿易一般協定】
→ガット(GATT)
かんせい‐モーメント【慣性モーメント】
物体が回転を続けようとするはたらきの大きさを表す量。慣性モーメントが大きいほど、回転状態を変えにくい。moment of inertia
かんせい‐ゆ【乾性油】
《空気と接触して固化・乾燥することから》沃素価(ようそか)130以上の高度不飽和脂肪油。亜麻仁(あまに)油・桐(とう)油など。塗料などに利用。drying oil
かんせい‐ゆうどう【慣性誘導】
船舶・航空機・ミサイルなどの加速度(慣性)を利用して、速度・方向、出発地点からの距離を計算し、進路の誤差を修正すること。また、その方法。inertial guidance〈参考〉慣性航法。
かんぜいわりあて‐せいど【関税割当制度】
保護関税の方式の一つ。ある輸入品目につき割当数量までは低率関税、超過分について高率関税を課す二重税率制度。tariff quota system
かんぜおん【観世音】
→観世音菩薩(ぼさつ)の略称。
かんぜおん‐じ【観世音寺】
福岡県太宰府(だざいふ)市にある天台宗の寺。天智(てんじ)天皇の発願により天平(てんぴょう)18年(746)創建。日本三戒壇の一つがあったところ。
かんぜおん‐ぼさつ【観世音薩】
救いを求めている人々を大慈大悲(だいじだいひ)でもって直ちに救済するという菩薩。聖観音(しょうかんのん)のほか千手(せんじゅ)・十一面・如意輪(にょいりん)など、その姿によって多くの名がある。観世音。観音菩薩。観自在菩薩。観音。観自在。円通大士。アバローキテーシュバラ。
かんぜ‐かせつ【観世華雪】
(1884-1959)能楽師。シテ方。観世流。東京生まれ。6世観世銕之丞(てつのじょう)の隠居名。観世流の中心として活躍。
かん‐せき【漢籍】
=漢書。〈対義〉和書。
①中国の書物。
②漢文で書かれた書物。
かん‐せき【艦籍】
軍艦が、管理上登録されている籍。または、その所属する国籍。
がん‐せき【岩石・巌石】
地殻から上部マントルを構成する数種(まれに1種)の鉱物の集合体。火成岩・堆積(たいせき)岩・変成岩に分けられる。rock
がんせき‐がく【岩石学】
岩石の生成条件や生成過程の物理的・化学的側面を研究する学問。petrology
がんせき‐けん【岩石圏】
→がんけん(岩圏)
かんせき‐こくじかい【漢籍国字解】
中国の書物を日本語で注釈したもの。
がんせき‐じき【岩石磁気】
ある種の岩石がもっている、ごく弱い磁気。強磁性鉱物を含む岩石が、その生成時の地球磁場の影響で残留磁気をもつことによる。rock magnetism
かんぜ‐さこん【観世左近】
(1895-1939)能楽師。シテ方。観世流24世宗家。京都生まれ。左近元滋(もとしげ)を襲名。東京音楽学校教授。
かん‐せつ【官設】
国家が設けつくること。官立。national〈対義〉私設。
かん‐せつ【冠雪】
雪がふり積もって、野山が帽子をかぶったようになること。また、そのようにふり積もった雪。
*かん‐せつ【間接】(名・形動)
〈対義〉直接。
①あいだに物事をおいて対すること・さま。なかだちを通して行うこと・さま。indirect〈用例〉〜に連絡をとる。
→遠回し。indirect〈用例〉〜表現。
かん‐せつ【関節】
骨と骨とのつながりの可動性のある部分。骨の面は互いにかみあう形をし、滑液が分泌される関節腔(かんせつこう)内におさまっている。joint
かん‐せつ【環節】
環形動物・有爪(ゆうそう)動物・緩歩(かんぽ)動物・舌形(したがた)動物・節足動物などにみられる動物体の環状の分節構造。環形動物では、環節と体節とが一致する。節足動物では、環節が分化して頭・胸・腹部の区別が生ずる。なお、条虫の分節構造は片節という。segment
かん‐ぜつ【冠絶】(名・サ変自)
もっともすぐれていること。卓絶。〈用例〉世界に〜する発見。
かんせつ‐えん【関節炎】
関節に炎症が起こった状態。もっとも多くみられるのは、感染・外傷・アレルギーなどによる。はれ・激痛・発熱を伴う。arthritis
かんせつ‐きつえん【間接喫煙】
非喫煙者が、喫煙者のタバコの副流煙を吸わされること。受動喫煙。
かんせつ‐きんゆう【間接金融】
企業などが金融機関を介し、間接的に個人その他の預金者から資金を調達すること。indirect financing〈対義〉直接金融。
かんせつ‐さつえいほう【間接撮影法】
X線撮影法の一つ。とくに胸部のX線検診で、蛍光板上に映された肺の投影像を、写真機で縮小撮影すること。間接撮影。fluoroscopy
かんせつ‐しょうめい【間接証明】
ある命題を間接に証明する方法。帰謬(きびゅう)法。背理法。indirect proof
かんせつ‐しょうめい【間接照明】
光源からの光を天井や壁面に反射させ、和らげて用いる照明。indirect lighting〈比較〉直接照明。
かんせつ‐しんりゃく【間接侵略】
直接軍事力によらず他国内の反政府活動や内戦を挑発・支援すること。indirect aggression〈対義〉直接侵略。
かんせつ‐すいしゅ【関節水腫】
関節内に液がたまる疾患。関節のはれ、運動障害などを起こす。原因は、結核性関節炎や慢性関節リューマチなど種々の病気による。hydrops of the joint
かんせつ‐ぜい【間接税】
法律上の納税義務者が、直接には税を負担せず、実質的な税負担が他の者に転嫁される租税。酒税など。indirect tax〈対義〉直接税。
かんせつ‐せいこうほう【間接製鋼法】
まず高炉で銑鉄をつくり、これを精錬して鋼をつくる方法。indirect steel making
かんせつ‐せいはん【間接正犯】
みずからは直接手を下さず、責任能力のない者や犯罪の意思のない者を自分の犯罪に利用すること。〈対義〉直接正犯。
かんせつ‐せんきょ【間接選挙】
有権者が選挙人を選び、その選挙人の投票によって当選者を決める制度。アメリカ大統領選挙など。複選挙。indirect election〈対義〉直接選挙。
かんせつ‐てき【間接的】(形動)
間接にするさま。間接であるさま。indirect〈対義〉直接的。
かんせつ‐とうし【間接投資】
他の企業、とくに外国企業に対して行われる、経営参加を目的としない証券投資や資金貸し付け。indirect investment〈対義〉直接投資。
かんせつ‐どうぶつ【環節動物】
体が多数の環節(体節)からなる動物。環形動物と節足動物をさす。体節動物。articulata
かんせつ‐ねずみ【関節鼠】
関節内に生じた骨や軟骨の遊離体。関節の運動で移動して滑膜(かつまく)を刺激したり、関節の継ぎ目にはさまって痛みを生じたりする。ひじ・ひざに多い。joint mouse
かんせつ‐のう【関節嚢】
→かんせつほう(関節包)
かんせつ‐ほう【関節包】
関節を構成する両端の骨をとりまいている結合組織。関節嚢(のう)。joint capsule
かんせつ‐みんしゅせい【間接民主制】
国民がみずから選んだ代表者からなる議会を通じて、間接的にその意思を国家意思の決定・執行に反映させる民主政治の一形態。代表民主制。indirect democracy〈対義〉直接民主制。
かんせつ‐リューマチ【関節リューマチ】
関節の痛みやはれ、さらに運動障害を主症状とする疾患。膠原(こうげん)病の一つ。中年以後の女性に多い。原因は不明で、なかでも悪性関節リューマチは特定疾患(難病)に指定されている。articular rheumatism; rheumatoid arthritis
かんせつ‐わざ【関節技】
柔道などの技のうち、相手の関節を制する技の総称。locking technique
かんせつ‐わほう【間接話法】
話法の一種。他人の述べたことを、そのまま引用するのではなく、話し手のことばに直して述べる形式。人称・時制などが変わったりする。indirect narration〈対義〉直接話法。
かんぜ‐てつのじょう【観世丞】
能楽師。シテ方。観世流宗家の分家名。現在8世まで。7世(1898-1988)は6世(1884-1959)華雪の弟。銕仙(てっせん)会を主宰。
がんぜ‐な・い【頑是無い】(形)
①幼くて聞き分けがない。
②あどけない。
かんぜ‐のぶみつ【観世光】
(1435-1516)室町後期の能役者・能作者。観世座のワキ方・太鼓方。音阿弥(おんあみ)の子。作品『安宅(あたか)』『船弁慶』『紅葉狩(もみじがり)』など。
かんぜ‐ひでお【観世夫】
(1927-)俳優・演出家。東京生まれ。能の観世流の家に生まれたが新劇で活躍。現在は能舞台を勤める。
かんぜ‐もとまさ【観世元正】
(1930-)能楽師。シテ方。観世流25世家元。能楽流派最大の家元として活躍。
かんぜ‐もとまさ【観世元雅】
(1394ごろ-1432)室町中期の能役者・能作者。世阿弥(ぜあみ)の子。作品『隅田川(すみだがわ)』『弱法師(よろぼし)』など。
かんぜ‐よしゆき【観世之】
能楽師。シテ方。観世流。初世(1885-1940)は細心な芸風で知られる。2世(1902-77)は九皐会(きゅうこうかい)を主宰。
かんぜ‐より【観世縒(り)】
和紙を細長く切ってよった、ひも状のもの。紙縒り。かんじん縒り。〈用例〉〜で原稿をとじる。
かんぜ‐りゅう【観世流】
①能楽シテ方の一流派。大和猿楽(やまとさるがく)四座の一つ結崎(ゆうざき)座の末流。南北朝時代の観阿弥(かんあみ)が流祖。現在25世宗家(そうけ)元正(もとまさ)
②能楽小鼓(こつづみ)の流派名。
③能楽太鼓(たいこ)の流派名。
かん‐せん【汗腺】
哺乳(ほにゅう)類の体表にあって、汗を分泌する外分泌腺。アポクリン腺とエクリン腺があり、ヒトでは後者が発達する。sudoriferous gland
かん‐せん【官選】(名・サ変他)
政府・官庁がえらぶこと。appointed by the government〈対義〉公選・民選。
かん‐せん【官撰】(名・サ変他)
政府・官庁で編集すること。また、その書物。government compilation〈対義〉私撰。
かん‐せん【乾癬】
慢性の皮膚病。体に赤い限局性の丘疹(きゅうしん)を生じ、銀白色の雲母(うんも)状の鱗屑(りんせつ)が固着し、はがすと出血する。鱗屑癬。psoriasis
かん‐せん【幹線】
鉄道・道路・電線などの、おおもととなる線。とくに、鉄道・道路などの、輸送密度の高い線。本線。trunk line〈対義〉支線。〈用例〉〜道路。
かん‐せん【感染】(名・サ変自)
①微生物が動植物の体内に侵入して増殖すること。病原体による感染には接触や咳(せき)の飛沫(ひまつ)などによる直接感染、器物・飲食物・ネズミなどを介する間接感染がある。infection
②他の風習や考えにそまること。infection〈比較〉感化。
かん‐せん【盥洗】(名・サ変自)
水で手を洗うこと。
かん‐せん【観戦】(名・サ変他)
戦闘・競技・試合などのなりゆきを見ること。watch games〈用例〉〜記。
かん‐せん【艦船】
軍艦と船舶。〈数え方〉1隻・1杯。
*かん‐ぜん【完全】(名・形動)
欠点や不足のないこと・さま。十全。perfection〈対義〉不完全・不全。〈用例〉〜無欠。〜に仕事を終える。〈派生〉かんぜんさ(名)
かん‐ぜん【間然】(名・サ変自)
けちをつけること。非難すること。
間然する所が無い(かんぜんするところがない)
少しも非難すべきところがない。とやかく文句をつけるところがない。
かん‐ぜん【敢然】(形動トタル)
思いきってするさま。resolutely〈用例〉〜と強敵に立ち向かう。
がん‐せん【頑癬】
白癬(はくせん)菌が股間(こかん)・臀部(でんぶ)などの皮膚に寄生して起こす皮膚病。かゆみが強い。陰金田虫(いんきんたむし)。田虫(たむし)。tinea cruris
がん‐ぜん【眼前】
→目の前→まのあたり→目前。right before one's eyes
かんせん‐えん【汗腺炎】
汗腺にブドウ球菌が感染して化膿(かのう)する病気。エクリン汗腺炎とアポクリン汗腺炎がある。hydradenitis
かんぜん‐か【完全花】
(がく)・花冠・雄蕊(ゆうずい)・雌蕊(しずい)のそろっている花。完備花。complete flower〈対義〉不完全花。
かんぜん‐きょうそう【完全競争】
市場における競争の一形態。製品に質的な差がなく、きわめて多数の市場参加者がそれぞれ完全な商品知識・市場情報をもち、買い手も売り手も価格に支配力をもたない場合をいう。perfect competition〈対義〉不完全競争。
かんせん‐げん【感染源】
病原体を保有し、感染の源となるすべてのものの総称。source of infection
かんぜん‐こよう【完全雇用】
労働の供給と需要が一致し、働く意思と能力のあるものすべてが雇用される状態。full employment
かんぜん‐しあい【完全試合】
野球で、相手チームにまったく出塁を許さずに勝った試合。無安打・無得点・無四死球・無失策で、記録は投手記録となる。パーフェクトゲーム。perfect game〈比較〉ノーヒットノーラン。
かんせん‐しょう【感染症】
病原体がヒトや動物の体内に侵入し、増殖した結果、発病する病気の総称。伝染病よりも広義。infectious disease
かんぜん‐すう【完全数】
その数以外の1を含むすべての約数の和が、その数に等しい自然数。6、28など。perfect number
かんぜん‐だんせいしょうとつ【完全弾性衝突】
2つの物体の衝突の前とあとで系の内部エネルギーに変化がなく、運動エネルギー、正確には力学的エネルギーが保存される場合のこと。巨視的には、反発係数が1の衝突。ビリヤードの、球間の衝突はこれに近い。perfectly elastic collision
かんぜん‐ちょうあく【勧善懲悪】
善をすすめ、悪をこらすこと。勧懲。
かんぜんちょうあく‐しょうせつ【勧善懲悪小説】
江戸時代末期の、勧善懲悪を骨子とした通俗小説。勧懲小説。
かんぜん‐ねんしょう【完全燃焼】
酸素と十分に化合する燃焼。炭素は二酸化炭素に、水素は水になる。perfect combustion〈対義〉不完全燃焼。
かんぜん‐ばいち【完全培地】
微生物を培養するのにもっとも適した栄養素をそなえた培地。complete medium
かんぜん‐はんざい【完全犯罪】
犯罪が行われたという痕跡(こんせき)をまったく残さずに行われた犯罪。perfect crime
かんぜん‐へいほうしき【完全平方式】
ある整式の平方の形をした式。perfect square expression
かんぜん‐へんこう【完全偏光】
自然光を偏光角で物体表面に入射させ、反射光を完全に直線偏光させること。completely polarized light
かんせん‐べんごにん【官選弁護人】
→国選弁護人の旧称。
かんぜん‐へんたい【完全変態】
昆虫の変態の一様式。卵・幼虫・さなぎ・成虫の順序で変化をする。complete metamorphosis〈対義〉不完全変態。
かんぜん‐よう【完全葉】
葉身(ようしん)・葉柄(ようへい)・托葉(たくよう)のそろっている葉。complete leaf〈対義〉不完全葉。
かんぜん‐りゅうたい【完全流体】
粘性のない流体。理論的取り扱いを簡単にするために考えられた仮想的物質。理想流体。perfect fluid