- かんな【▼鉋】
- 《「かな(鉋)」の転》木材の表面を平滑に削るための木工用の道具。かんな台に刃を適度な勾配(こうばい)でさし込む。使用目的により形が異なり、種類も多い。plane〈用例〉〜をかける。〈数え方〉一丁。
- カンナ【Canna(ラテン)】
- カンナ科の春植え球根草。観賞用に栽培。高さ1〜2m。葉は広大で、緑色または紫銅色。花弁は小さく、雄蕊(ゆうずい)が花弁状に変形。夏から秋にかけて、茎の先に赤・白・桃・黄・橙(だいだい)色などの花が咲く。南アメリカ原産。
- かんな【寛和】
- 《「かんわ」の変》平安中期の年号。永観(えいかん)から改元。元年(985)4月27日〜3年(987)4月5日。次に、永延(えいえん)に改元。かんわ。
- かん‐ない【管内】
- 管轄(かんかつ)の区域の中。within a district
- がんない‐レンズ【眼内レンズ】
- 水晶体摘出手術後に眼内に入れる人工のレンズ。白内障手術後などに使われる。人工水晶体。intraocular
- かん‐ながら【▽随▽神・▼惟▽神】(副)
- 《「かん」は神、古くは「かむながら」》
- ①神でおわすままに。
- ②神のみ心のままに。
- かんながら‐の‐みち【▽随▽神の道・▼惟▽神の道】
- →国家神道(しんとう)の別称。復古神道以降強調され、神代からそのまま伝えられた日本固有の道とされる。
- かんな‐がわ【神▽流川】
- 群馬県南西部を流れる川。長さ77km。関東山地に発し、新町(しんまち)付近で烏(からす)川に合流し、利根(とね)川に注ぐ。
- かん‐なぎ【▼巫・▼覡】
- 神に仕える者。神楽(かぐら)を奏して神慮をなだめ、また神意をうかがい託宣を告げる人。かむなぎ。こうなぎ。
- かん‐なぎ【寒▼凪】
- 寒中に、西高東低の気圧配置による季節風がやみ、海の波も穏やかになぎわたること。冬凪(ふゆなぎ)。
- かんな‐くず【▼鉋▼屑】
- かんなで材木を削ったときにできる薄い木くず。shavings
- かんな‐さん【漢▼拏山】
- 朝鮮半島の南西海上、済州島中央の休火山。標高1950m。裾野(すその)が広く、牛・馬が放牧される。ハルラサン。
- かんな‐ぜん【看▽話禅】
- 禅宗で、与えられた公案の研究を重ねて、悟りに至ろうとする禅風。一般に、臨済禅のこと。〈対義〉黙照禅。
- かんな‐づき【神無月】
- 《「かみなづき」の転》→陰暦10月の異称。
- かんなべ【神▽辺】
- 〈町〉広島県東部、福山市北隣の町。旧宿場町。機業と農業の町で福山のベッドタウン。人口4万0339(1994)。
- かんなみ【▼函▽南】
- 〈町〉静岡県東部、三島(みしま)市東隣の町。ニンジン・イチゴ・スイカなどの栽培がさかん。宅地が増加。畑毛(はたげ)温泉がある。人口3万6468(1994)。
- かんなめ‐さい【神▼嘗祭】
- 伊勢(いせ)神宮の収穫祭で神宮祭祀(さいし)中でも重要なもの。毎年10月15〜17日、外宮と内宮で御饌(みけ)・神酒(みき)の供進を行い、勅使の奉幣がある。皇居では17日、天皇が賢所(かしこどころ)で祭儀を行い、神宮を遥拝(ようはい)する。あいなめのまつり。かんにえのまつり。
- かんなり【▽金成】
- 〈町〉宮城県北端の町。旧宿場町。北上川の支流、迫(はさま)川に沿う水田地帯で良質米の産地。人口8884(1994)。
- かんなり‐まつ【▽金成マツ】
- (1875-1961)アイヌの英雄叙事詩ユーカラの伝承者。北海道生まれ。知里幸恵(ちりゆきえ)・真志保(ましほ)姉弟の叔母。膨大な量のユーカラをノートに残す。その一部が金田一京助(きんだいちきょうすけ)の訳によって『アイヌ叙事詩ユーカラ集』として刊行され、その後も萱野茂(かやのしげる)によって訳出が続けられている。
- かん‐なん【患難】
- 難儀。心配。hardships
- かん‐なん【▼艱難】
- 辛く苦しいこと。苦難。困苦。hardships
- 艱難辛苦(かんなんしんく)
- 困難に遭い、つらく苦しい思いをすること。hardships
- 艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)
- 《Adversity makes a man wise.(逆境は人を賢くする)の意訳という》困難は人間をみがいて、りっぱにする。人は困難を克服してりっぱになる。
- かん‐にゅう【貫入】
- [一](名・サ変自他)
- ①(自他)つらぬいて中に入ること。入れること。
- ②(自)マグマが岩石の割れ目や既存の地層中に入り込むこと。
- [二](名)→かんにゅう(貫乳)
- かん‐にゅう【貫乳】
- 陶磁器の表面に出る細かなひび。貫入。
- かん‐にゅう【▼嵌入】(名・サ変自他)
- はまりこむこと。はめこむこと。
- かん‐にゅう【観入】(名・サ変自)
- 《斎藤茂吉(さいとうもきち)の造語》心眼をもって物事を見定めること。〈用例〉宇宙の神秘に〜する。〈参照〉実相観入。
- かんにゅう‐がん【貫入岩】
- マグマが周辺の岩石に貫入してできた火成岩。intrusive rock〈比較〉噴出岩。
- かん‐にん【官人】
- 律令(りつりょう)制で、六位以下、主典(さかん)以上の役人。
- かん‐にん【堪忍】(名・サ変自)
- 《仏教語で、菩薩(ぼさつ)の修行徳目の一つ忍辱(にんにく)の別訳。また、娑婆(しゃば)の別訳から》
- ①苦しみ・苦痛などを我慢し、こらえること。patience〈用例〉〜がたらない。
- ②人の過ち・無礼などに対する怒りをこらえて、許すこと。forgiveness〈用例〉今度だけは〜してやろう。
- 堪忍は一生の宝(かんにんはいっしょうのたから)
- がまんすることは、幸福をもたらすもとであり、一生涯守るべき大切なものであるということ。
- かんにん【寛▽仁】
- 平安中期の年号。長和(ちょうわ)から改元。元年(1017)4月23日〜5年(1021)2月2日。次に、治安(じあん)に改元。
- がん‐にん【願人】
- ①ねがいぬし。請願人。
- ②願をかけた人。
- ③「願人坊主」の略。
- カンニング【cunning】(名・サ変自)
- 《ずるい、の意から》試験のときなどの不正行為。cheat in an examination
- かんにん‐ぶくろ【堪忍袋】
- 怒りを抑えて相手を許す度量を、袋にたとえた語。
- 堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
- もう許せない。これ以上がまんができない。run out of patience
- がんにん‐ぼうず【願人坊主】
- 《代願人の坊主、の意》江戸時代、僧形のこじき。人に代わって願かけや水ごりなどもした。がんにん。
- カンヌ【Cannes】
- 南フランスのコートダジュールにある国際的保養・観光都市。国際映画祭の開催地として有名。人口10.2万(1990)。
- かん‐ぬ‐き【▼閂】
- 《「かんのき(貫の木)」の転》
- ①左右の扉の金具に差し通して門や戸を開かないようにする横木。貫の木。bar〈用例〉〜をさす。
- ②相撲で、もろ差しになった相手の両腕を外側からかかえこんでしぼり上げるかたち。
- かんぬき‐どめ【▼閂止め】
- 縫い止まりなどほつれやすい所を補強する止め縫い。糸を渡してからその糸をかがったり、針に数回糸を巻きつけて止めたりする。bartack stitch
- かん‐ぬし【神主】
- ①神を祭る祭主。
- ②神社に仕える神職の長。
- ③神社の神事に仕える人。神官。神職。
- かん‐ねい【▼奸▼佞・▼姦▼佞】(名・形動)
- 心が曲がっていて、悪賢く、人にこびへつらうこと・人・さま。〈用例〉〜邪知。
- カンネー‐の‐たたかい【カンネーの戦い】
- 紀元前216年、第2ポエニ戦争中にハンニバルの率いる5万のカルタゴ軍が、南イタリアのカンネーで8万のローマ軍を包囲全滅させた戦い。Battle of Cannae
- かんねつ‐し【感熱紙】
- 熱を加えると発色する化学物質を表面に塗った紙。コンピューター・ワープロ・ファクシミリの感熱式プリンターに用いる。heat-sensitive paper
- *かん‐ねん【観念】
- 《仏教語の「観想の念仏」の略で、阿弥陀仏(あみだぶつ)の姿をつぶさに心に念ずることの意から。臨終にあたってとくに重視された》
- [一](名)
- ①ある物事についての見解。考え。idea〈用例〉固定〜。
- ②心理学・哲学などで、対象を心のなかでまとめた形。意識のうちに現れるイメージ。意識内容。イデア。理念。表象。idea〈比較〉概念(がいねん)。〈対義〉実在。
- [二](名・サ変自他)見極めてあきらめること。覚悟すること。resignation〈用例〉もうだめだと〜した。すっかり〜しておとなしくなる。
- 観念の臍を固める(かんねんのほぞをかためる)
- もうこれまでと、最後の覚悟をする。
- がん‐ねん【元年】
- ①紀元の第1年。
- ②治世の第1年。
- ③年号の改まった最初の年。
- ④あるものごとの始まった最初の年。〈用例〉鉄道〜。
- かんねん‐か【観念化】(名・サ変他)
- ①あるイメージにまとめること。ideation
- ②頭で考えただけのものとなること。生き生きした実際性を失うこと。
- かんねん‐しょうせつ【観念小説】
- ある観念の具象化を目的とした小説。とくに日清(にっしん)戦争後、川上眉山(かわかみびざん)・泉鏡花(いずみきょうか)らの試みた主観的傾向の強い小説。〈比較〉テーマ小説。
- かんねん‐てき【観念的】(形動)
- ①現実を問題としないで、観念でものごとを割り切ろうとするさま。ideal
- ②現実離れしているさま。空想的。ideal
- かん‐ねんぶつ【寒念仏】
- 寒中、明け方、山野に出て念仏を唱える行(ぎょう)。かんねぶつ。
- かんねん‐ろん【観念論】
- ①哲学などで、外界の事物はわれわれの観念・意識が、それを認めたから実在するのであるとし、こうした精神的存在が根源的であるとする考え方。idealism〈比較〉唯心論。〈対義〉唯物論・実在論。
- ②現実離れのした、頭の中だけでつくり出した考え。理想論。idealism
- かん‐の‐あめ【寒の雨】(連語)
- 寒中に降る冷たい雨。
- かん‐の‐いり【寒の入り】
- 寒の期間に入ること。また、その日。1月6日ごろ。
- かん‐のう【完納】(名・サ変他)
- 定められた額・量を全部おさめること。full payment〈対義〉未納。〈用例〉税金を〜する。
- かん‐のう【肝脳】
- 肝臓と脳髄(のうずい)。転じて、肉体と精神。
- 肝脳地に塗る(かんのう、ちにまみる)
- 《『史記』「劉敬(りゅうけい)伝」にあることば》むごたらしい状態で殺される。
- 肝脳を絞る(かんのうをしぼる)
- 知恵のありたけを出し、全力をつくして事にあたる。〈類似〉心を砕く。
- かん‐のう【官能】
- ①感覚を起こす器官の働き。生物が生活器官によって営む作用。organic functions
- ②性に関する器官の働き。肉体的満足を喜ぶ働き。
- かん‐のう【堪能】(名・形動)
- 《「たんのう」は慣用読み》専門のわざに練達していること・人。〈用例〉〜の嗜(たしな)まざるよりは、終(つひ)に上手の位にいたり(徒然・150)。
- かん‐のう【間脳】
- 脊椎(せきつい)動物で、左右の大脳半球と中脳のあいだに位置する大脳部分。視床と視床下部などに分かれ、嗅覚(きゅうかく)以外のすべての感覚路の大脳皮質への中継所であり、また自律神経系の中枢がある。diencephalon
- かん‐のう【感応】(名・サ変自)
- 《「かんおう」の変》
- ①物事に感じて心が動くこと。感情が他のものにまで誘発されていくこと。response
- ②導体が磁場・電場によって磁気・電気を帯びること。誘導。induction
- ③宗教で、信仰心が深く神仏にまで心が通じること。感応道交。〈用例〉神の〜を得てなしとげた仕事。
- かん‐のう【還納】(名・サ変他)
- 一度受け取ったものを、もとへかえすこと。return
- かんのう【観応】
- 日本の南北朝で、北朝の年号。貞和(じょうわ)から改元。元年(1350)2月27日〜3年(1352)9月27日。次に、文和(ぶんな)に改元。かんおう。
- かんのうかすいたい‐けい【間脳下垂体系】
- 間脳、とくに視床下部と下垂体が構成する高次の中枢。下垂体からのホルモン分泌は視床下部によってその増減が感受・調節されているが、この系に障害が起こると、尿崩症・思春期早発症・巨人症などの病気が発生する。diencephalohypophysial system
- かんのう‐き【官能基】
- 有機化合物を特性づける原子団。カルボン酸のカルボキシル基など。機能原子団。functional group
- かんのう‐けんさ【官能検査】
- 人間の五感によってものの品質を評価する方法。sensory evaluation
- かんのう‐てき【官能的】(形動)
- ①感覚器を強く刺激するさま。sensuous
- ②肉欲をそそるさま。sensual〈用例〉〜な踊り。
- かんのう‐どうこう【感応道交】
- 《仏教語》仏のはたらきかけと、それを感じる人の心とが互いに合致すること。
- かんの‐すが【管野スガ】
- (1881-1911)社会主義者・新聞記者。京都生まれ。幸徳秋水(こうとくしゅうすい)の内妻。大逆事件で刑死。著書に『死出の道艸(みちくさ)』。
- かん‐の‐むし【▼疳の虫・▼癇の虫】
- ①ひきつけをおこす原因と考えられた虫。
- ②ひきつけ。
- かん‐の‐もどり【寒の戻り】
- 春、気候が暖かくなったあと、突然寒くなる現象。
- かんのわのなのこくおう‐の‐いん【漢▼倭▽奴国王印】
- 天明(てんめい)4年(1784)筑前(ちくぜん)志賀島(しかのしま)(現福岡県粕屋(かすや)郡)で発見された金印。「漢委奴国王」の刻字がある。『後漢書(ごかんじょ)』「東夷伝」に記述のある、57年に光武帝(こうぶてい)が倭(わ)の奴国王に与えた印綬(いんじゅ)と推定される。国宝。
- かん‐のん【観音】
- 《「かんおん」の変》→観世音菩薩の略称。
- かんのん‐ぎょう【観音経】
- 『法華経(ほけきょう)』第25品(ほん)「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)普門品(ふもんぼん)」の通称。観世音菩薩が人々を苦難から救い、願いをかなえることを説く。普門品。
- かんのん‐ざき【観音崎】
- 神奈川県三浦半島東端、浦賀(うらが)水道に臨む岬。明治2年(1869)設置の日本最古の洋式灯台がある。
- かんのん‐じゅろ【観音▼棕▼櫚】
- ヤシ科シュロチク属の総称。幹は叢生(そうせい)し、高さ1〜4m、径約30cm。葉は光沢のある掌状深裂葉。カンノンチク・シュロチクなど。園芸用に栽培。lady palm
- かんのん‐しんこう【観音信仰】
- 観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)に対する信仰。衆生を救済する菩薩、現世利益(げんぜりゃく)の仏として古くから庶民信仰の中心となり、西国三十三所・坂東(ばんどう)三十三所・秩父(ちちぶ)三十四所など百観音札所(ふだしょ)巡礼が盛行。
- かんのん‐ちく【観音竹】
- ヤシ科の常緑低木。茎に7、8葉が互生し、扇の骨のように5〜7枚の小葉を広げ、つやがあって美しい。観葉植物として江戸時代以降栽培。小達磨(こだるま)・大黒天などの品種がある。中国南部原産。
- かんのん‐びらき【観音開き】
- ①《観音の厨子(ずし)に使われることから》両開き戸で、開いた戸がさらに内側に折れ曲がる構造の戸。また、その開き方。倉庫・仏壇などに多用。
- ②魚や鶏肉に詰め物をするために切れ目を入れる調理法。中央に包丁を入れて両側に開く。
- かんのん‐ふもんぼん【観音普門▽品】
- 『法華経(ほけきょう)』第25品(ぼん)「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)普門品」の略称。『観音経』として独立に扱われることが多い。
- かん‐ば【汗馬】
- ①馬を走らせて、あせをかかせること。
- ②→名馬。
- 汗馬の労(かんばのろう)
- ①《『史記』「蕭相国(しょうしょうこく)世家」にあることば。戦場で、馬が汗をかくほどかけ回り、活躍した功労、の意から》戦功。
- ②話のとりまとめなどのために、あちこち走り回る苦労。〈比較〉犬馬の労。
- かん‐ぱ【看破】(名・サ変他)
- 見やぶること。見抜くこと。penetrate
- かん‐ぱ【寒波】
- 北極やシベリアの寒気団が来襲し、急激な気温低下を起こす現象。また、その気流。秋から冬、または春先の温暖な日の後に生じる。cold wave
- カンパ(名・サ変他)
- 《ロシア語「カンパニア」の略》
- ①政治・社会運動に必要な運動資金を集めること。また、集まった資金。
- ②募金活動一般。campaign
- カンパーニア【Campania】
- イタリア南部の州。州都ナポリ。オリーブ・柑橘(かんきつ)類の栽培がさかん。人口566.9万(1992)。
- かん‐ばい【完売】(名・サ変自他)
- 完全に売れること。売りつくすこと。sold out〈用例〉分譲地の全区画即日〜。
- かん‐ばい【寒梅】
- 寒中に咲くウメ。早咲きのウメ。
- かん‐ばい【観梅】
- ウメの花を観賞すること。うめみ。〈比較〉探梅。
- かん‐ぱい【完配】(名・サ変他)
- くばる予定のものを全部くばりおえること。
- かん‐ぱい【完敗】(名・サ変自)
- 完全に負けること。complete defeat〈比較〉全敗。〈対義〉完勝。
- かん‐ぱい【乾杯】(名・サ変自)
- 杯の酒を飲み干すこと。健康や成功などを祝って、杯を上げ、酒を飲みほすこと。また、そのときいう合図の語。toast
- かん‐ぱい【感▼佩】(名・サ変自)
- ①恩を深く感じて忘れないこと。
- ②ありがたいと感じること。〈用例〉〜措(お)く能(あた)わず。
- かん‐ぱい【漢俳】
- 《中国語俳句、の意》中国人が、日本の俳句を訳したり、それにならって作る短詩。
- がん‐ぱい【眼杯】
- 脊椎(せきつい)動物の眼(め)の発生時に前脳の一部が分化したもの。眼球のもとになる眼胞を包み込むためにできたさかずき状の構造。eye-cup
- かん‐ぱく【関白】
- ①《天下の万機を「関(あずか)り白(もう)す」の意》天皇を助けて政務をとった最高の職。平安時代に設置され、王政復古に際し廃止された。阿衡(あこう)。〈比較〉摂政。
- ②権力の強い者。〈用例〉亭主〜。
- かんばし・い【芳しい・▽香しい・▼馨しい】(形)
- ①においがよい。fragrant
- ②ほまれが高い。評判がよい。名誉だ。favorable
- ③《ふつう下に打ち消しをともなって》りっぱと言える。りっぱだ。〈用例〉〜・くない成績だ。〈派生〉かんばしさ(名)
- かん‐ばし・る【甲走る・▼癇走る】(五自)
- 声が高く細くて、鋭く響く。きんきんする。sound shrill
- カンバス【canvas】
- =キャンバス。
- ①画布。麻・ジュート・木綿の厚手の布で、表を滑らかにし、白く地塗りをしたもの。木枠に張って油絵を描くのに用いる。ヨーロッパでは16〜17世紀から使用。〈数え方〉1枚・1号(大きさ)。
- ②粗目の麻布。帆・テントなどに用いる。ズック。
- かん‐ばせ【▽顔】
- 《「かほばせ」の転》
- ①かお。かおつき。〈用例〉花の〜。
- ②面目(めんぼく)。名誉。
- かん‐はた【▼綺】
- 古代絹織物の一種。幅は狭く、薄地で縦縞(たてじま)がある。帯・巻き物のひもに使用。かんばた。き。おりもの。
- かん‐ぱち【間八】
- アジ科の海水魚。全長約1.5m。ブリに似るが、前額部に八の字形の暗色斑(はん)がある。美味。本州中部以南、台湾に分布。
- かん‐ばつ【▼旱▼魃】
- 《「魃」は、ひでりの神》ひでりや水がれ。とくに、農耕に必要な梅雨時の雨不足による水がれ。夏の高気圧におおわれたときなどに起こる。河川の水量や土壌の水分が減って、干害をもたらす。drought
- かん‐ばつ【間伐】(名・サ変他)
- 森林や樹園の手入れ法の一つ。主要な木の生長を促すため、適切な栽植密度になるよう一部の木を伐採すること。疎伐。thinning
- かん‐ぱつ【▼渙発】(名・サ変他)
- 天皇が詔勅を出すこと。〈用例〉大詔(たいしょう)を〜する。
- かん‐ぱつ【▼煥発】(名・サ変自他)
- 火が燃え上がるように、外に輝いて現れ出ること。〈用例〉才気〜。
- かん‐ぱつ【感発】(名・サ変自)
- 刺激を受けて心が動くこと。ものに感じて発奮すること。be stimulated by
- かん‐ぱつ【間髪】
- 「間、髪(はつ)を容(い)れず」の「間、髪」の誤読。〈参照〉間、髪を容れず。
- かん‐はっしゅう【関八州】
- 《「関東八州」の略》江戸時代の関東8か国。相模(さがみ)・武蔵(むさし)・安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)・常陸(ひたち)・上野(こうずけ)・下野(しもつけ)の8か国。
- カンパニア【kampaniya(ロシア)】
- →カンパ
- カンパニュラ【Campanula(ラテン)】
- キキョウ科ホタルブクロ属の一、二年草または多年草の総称。約250種が温帯に分布。釣り鐘状の花を開く。花色は紫系が多く、白・淡紅色などもある。観賞用に栽培。
- カンパネラ【Tommaso Campanella】
- (1568-1639)イタリア、ルネサンス期の哲学者。ドミニコ会修道士。感覚知に基づいた自然哲学を説いた。ナポリ独立運動に参加し、捕らえられて27年間下獄。著書『太陽の都』は共産主義的ユートピア物語として知られる。
- かんばやし‐あかつき【▽上林暁】
- (1902-80)小説家。本名、徳広巌城(とくひろいわき)。高知県生まれ。東大卒。代表的な私小説作家で病妻物が有名。作品『聖ヨハネ病院にて』『白い屋形船』など。
- かんばやし‐おんせん【▽上林温泉】
- 長野県北東部、山ノ内町にある温泉。志賀高原への入り口で、近くにスキー場もある。
- かんばら【▼蒲原】
- 〈町〉静岡県、富士川河口の町。旧宿場町。アルミニウム精錬と食品加工業がさかん。人口1万4369(1994)。
- カンパラ【Kampala】
- アフリカ中部、ウガンダの首都。ビクトリア湖北岸の交易都市。赤道直下にあるが高原気候で快適。人口77.3万(1991)。
- かんばら‐ありあけ【▼蒲原有明】
- (1876-1952)詩人。本名、隼雄(はやお)。東京生まれ。独自の象徴詩風を完成した。新体詩集『草わかば』、日本最初の象徴詩集『春鳥集』、『有明集』など。
- がん‐ばり【頑張り】
- がんばること。我慢して一生懸命努力すること。tenacity〈用例〉〜がきく。〜屋。
- がん‐ば・る【頑張る】(五自)
- ①自説を押し通す。我を張る。insist on〈用例〉自分が正しいと〜。
- ②困難に屈することなく、我慢して努力する。hold out〈用例〉元気で〜・ろう。
- ③ある場所を動かないで、いつまでもいる。guard〈用例〉出口で父が〜・っているから出られない。
- かん‐ばん【看板】
- ①屋号・商品名・職業名などを記し、屋外に掲げる宣伝標識。また、劇場などで俳優名を記し演芸の大略などを描いて小屋の前に掲げたもの。signboard〈比較〉ポスター。〈用例〉〜を下げる。〜描(か)き。〈数え方〉1枚。
- ②人の注意をひきつけたり自慢のたねにするもの。attraction〈用例〉〜にいつわりなし。合格率の高さを〜にする予備校。
- ③見せかけ。かざり物。figurehead〈用例〉〜とちがう。
- ④飲食店などで、閉店。closed〈用例〉〜までねばる。
- 看板が泣く(かんばんがなく)
- ①見せかけと実際とが違っている。be not true to one's name
- ②これまでの名声・栄誉に、内実がついていけなくなる。become unworthy of one's reputation
- 看板に偽り無し(かんばんにいつわりなし)
- 外見に内容がともなっていること。be true to its name; sail under one's true colors
- かん‐ぱん【干犯】(名・サ変他)
- 干渉して他の権利をおかすこと。〈用例〉統帥権〜。
- かん‐ぱん【甲板】
- 船舶の上部にある広く平らな床。デッキ。こうはん。deck
- かん‐ぱん【肝▼斑】
- 顔面、とくに目の周囲や頬(ほお)、額の部分にできる褐色ないし黒褐色のしみ。思春期以後の女性に多い。原因不明であるが、紫外線のほか、月経異常・妊娠・ホルモン・中毒・化粧品などとの関連が考えられる。chloasma
- かん‐ぱん【官版・官板】
- ①政府の出版。また、その出版物。governmental publication
- ②江戸時代、昌平坂(しょうへいざか)学問所で教科書として刊行した漢籍。昌平版。
- かん‐ぱん【乾板】
- ハロゲン化銀とゼラチンからなる感光乳剤を塗布した平滑なガラス板。現在では、寸法安定度が必要な科学用写真など、特殊な用途のみ。dry plate〈対義〉湿板。
- かん‐パン【乾パン】
- 油脂・糖分・水分をへらし、型抜きしてかたく焼いたビスケット風のパン。長期保存がきくので非常食や携帯食にする。かたパン。hardtack
- がん‐ばん【岩盤】
- 固まった大規模な岩石体。表面の土層の下の岩石層、岩石で構成された地盤など。軟弱な堆積(たいせき)層の基盤となっている。rock bed
- かんばん‐だおれ【看板倒れ】
- ①外見だけがりっぱで、内容がともなっていないこと。gorgeous in appearance but poor in substance
- ②外部からはりっぱに見えるが、経営が成り立たないこと。not so good as it looks
- かんぱん‐バタビヤしんぶん【官板バタビヤ新聞】
- 文久(ぶんきゅう)2年(1862)に創刊された日本初の翻訳新聞。オランダ政庁の機関紙を抄訳して刊行したもの。のち、「官板海外新聞」と改題。文久新聞。バタビヤ新聞。
- かんばん‐ほうしき【かんばん方式】
- トヨタ自動車(株)が確立した生産管理方式。工場の生産工程で、必要なときに必要な量の部品を供給することにより、在庫を減らしつつコストダウンを図る方式。just-in-time system; JIT
- かんばん‐むすめ【看板娘】
- 店先で働いて客をひきつける美しい娘。draw girl