- かん‐りん【寒林】
- ①冬枯れしていて、さむざむとした林。
- ②王舎城近くの林の名。古代インドで死体を捨てた場所。
- ③《転じて》墓地。
- 寒林に骸を打つ(かんりんにかばねをうつ)
- 《天尊説阿育王譬喩(ひゆ)経にあることば》ある人が死んで、霊魂が悪道におち、自分がこんなに苦しむのは、この肉体がなした悪業のせいだといって、自らの死骸(しがい)をむち打ったという故事。
- かんりん‐いん【▼翰林院】
- 《「翰」は筆、「林」は多い、の意から、学者仲間・文人仲間》中国、唐初に設置された官署。学者・文人・道士・技術者などを集め翰林学士とし、天子の諮問(しもん)に備えた。玄宗(げんそう)のころから上奏文に対する回答文や詔勅(しょうちょく)などの起草を管掌。宋(そう)代・明(みん)代には政務にも関与し、清(しん)代には史書の編纂(へんさん)などを担当。翰林学士院。
- かんりん‐まる【▼咸臨丸】
- 幕末、幕府がオランダから購入した木造の軍艦。万延(まんえん)元年(1860)遣米使節の随行艦として、日本人による最初の太平洋横断に成功した。艦長は勝海舟(かつかいしゅう)。
- かん‐るい【感涙】
- 心をうたれて流すなみだ。tears of gratitude〈用例〉〜にむせぶ。
- かん‐れい【寒冷】(名・形動)
- 気候が寒く、冷たいこと・さま。chill〈対義〉温暖。
- かん‐れい【慣例】
- ならわし。しきたり。慣習。custom; precedent
- かん‐れい【管▽領】
- 室町幕府の職名。将軍を補佐し、幕政を統轄。斯波(しば)・細川(ほそかわ)・畠山(はたけやま)の3氏が交替で就任したので、三管領と称した。かんりょう。
- かん‐れい【艦齢】
- 軍艦の建造後の年数。また、使用可能な年数。the age of a warship
- かんれい‐こうきあつ【寒冷高気圧】
- シベリア大陸など寒冷地にできる高気圧。冬の大陸の寒冷がおもな発生原因。cold anticyclon
- かんれい‐しゃ【寒冷▼紗】
- 太さ60〜100番手の綿糸をあらく平織りにし、固くのり付けした綿織物。蚊帳地・造花布用。ビクトリアローン。cheesecloth; victoria lawn
- かんれい‐ぜんせん【寒冷前線】
- 温暖な気団が後退し寒冷な気団がその下に入りこんで前進していくときの、最前線が地表と接触する部分。通過するとき、急に気温が下がり、にわか雨が降り、ときに突風が吹く。cold front〈対義〉温暖前線。
- かん‐れき【還暦】
- 60歳のこと。また、その長寿の祝い。十干と十二支の組み合わせでは、満60年で元の干支(えと)にもどることから。本卦(ほんけ)帰り。華甲。〈用例〉〜を迎える。〈参照〉賀の祝い。
- かん‐れん【関連・関▼聯】(名・サ変自)
- かかわり、つながっていること。2つ以上の事柄の間に原因と結果の関係があること。連関。関係。relation〈用例〉政治に〜する話題。
- がん‐れん【▼頷▼聯】
- 中国古典詩の詩法の一つ。律詩の第3句と第4句をいう。対句であることが原則。前聯。〈比較〉首聯・頸聯(けいれん)・尾聯。
- かんれん‐せい【関連性】
- 関連していること。relation〈用例〉2つの事件に〜はない。
- かん‐ろ【甘露】
- ①不老不死の霊薬。古代中国の伝説で、天子が仁政(じんせい)を行うと天から降るというあまいつゆ。
- ②古代インドの伝説で神々の飲み物。仏教で釈迦(しゃか)の教えや悟りのたとえに用いる。
- ③あまくておいしいこと。
- かん‐ろ【寒露】
- ①二十四節気(せっき)の一つ。10月8、9日ごろ。
- ②晩秋から初冬にかけて降りるつゆ。
- がん‐ろう【▼玩▼弄・▼翫▼弄】(名・サ変他)
- ①もてあそぶこと。toying with〈用例〉〜物。
- ②人をばかにすること。なぶりものにすること。愚弄。make fun of
- がん‐ろう【頑▼陋】(名・形動)
- 頑固で卑しいこと・さま。かたくなで知恵の乏しいこと・さま。stubborn and mean
- かん‐ろく【貫▼禄】
- ①その地位にふさわしく、身に備わっている威厳。堂々とした風格。dignity〈用例〉〜がある。〜が出る。
- ②長く愛用されて傷がついたりしているようす。〈用例〉〜がついたかばん。
- かんろく【観▼勒】
- (?-?)百済(くだら)の僧。推古(すいこ)10年(602)来日。元興(がんごう)寺に住み、仏教のほか、天文・暦法などを教授。日本最初の僧正(そうじょう)に任ぜられた。
- かんろ‐に【甘露煮】
- フナやハゼなどの小魚を、しょうゆ・酒・みりんなどで甘辛く照りをつけて煮たもの。また、クリなどの果実を砂糖と水で汁けがなくなるまで煮つめたもの。
- かん‐わ【官話】
- 《官衙(かんが)で使う言語の意》現代中国の標準語。〈用例〉北京(ペキン)〜。
- かん‐わ【閑話】
- ①むだばなし。idle talk; chat
- ②しずかな談話。閑談。quiet talk
- かん‐わ【漢和】
- ①中国と日本。
- ②中国語と日本語。また、漢語と日本語。
- ③「→漢和辞典」の略。
- かん‐わ【緩和】(名・サ変自他)
- 程度・制限などをやわらげること。やわらぐこと。relaxation
- かんわ‐きゅうだい【閑話休題】(連語)
- 《むだばなしはさておいて、の意》話を本筋に戻すときに使う語。それはさておき。さて。apart from this
- かんわ‐きょくせん【緩和曲線】
- 道路や線路の曲線部分と直線部分のあいだに挿入する曲線。運行をなめらかにするために、曲率半径が順次変化する曲線を使用。transition curve
- かんわ‐げんしょう【緩和現象】
- 熱平衡が乱れたあと定常状態にもどる現象。定常状態に達するまでの時間を緩和時間という。relaxation phenomenon
- かんわ‐じてん【漢和辞典】
- 漢字・漢語を一定の順序に並べ、日本語で説明した辞書。漢和。