き‐こく【殻】
→カラタチの別名。
き‐こく【鬼哭】
死者の魂がなくこと・声。
き‐こく【帰国】(名・サ変自)
①外国・外地から自分の国へ帰ること。帰朝。return to one's country
②ふるさとへ帰ること。帰郷。go home
き‐こく【貴国】
相手の国に対する敬語。御国。
ぎ‐ごく【疑獄】
①大がかりな汚職事件。bribery scandal
②罪状がはっきりせず、判決の出しにくい裁判事件。
きこく‐しじょ【帰国子女】
勤務の関係で海外で生活し、日本に帰ってきた人々の子ども。とくに、外国の学校で教育を受けた児童・生徒などをいう。
きこく‐しゅうしゅう【鬼啾】(形動トタル)
《亡霊の泣き声が聞こえるようなさま》寂しく、恐ろしげで、気味の悪いさま。
きこく‐しゅぎ【旗国主義】
公海上にある船舶に対しては、その船舶が登録され、その国旗を掲げている国(旗国)だけが管轄権を有するという国際法上の原則。協定違反などの裁判権はその所属国にあり、公海上の航空機や自然人についても準用される。principle of flag state
きごけ
地衣類ハナゴケ科キゴケ属の総称。山地の岩上にはえ、高さ2〜10cmになり、短枝を出して樹枝状になる。ジョウゴゴケ・アカミゴケなどがある。
き‐ごこち【着心地】
着物などを着たときの感じ・具合。comfortableness to wear
き‐ごころ【気心】
気持ちや性質。気だて。disposition〈用例〉〜の知れた人。
きこし‐め・す【聞こし召す】
[一]{古語}(四他)
①「聞く・聞き入る」の尊敬語。お聞きになる。〈用例〉かたちの世に似ずめでたきことを御門(みかど)〜・して(竹取)。
②「食ふ・飲む」の尊敬語。召し上がる。〈用例〉物も〜・さず、御遊びなどもなかりけり(竹取)。
③「治む・行ふ」の尊敬語。お治めになる。〈用例〉わご大君の〜天の下に(万葉・1・36)。
[二](五他)酒を飲むことをおどけて言う語。drink
ぎこ‐しゅぎ【擬古主義】
①ことさら古風な語句や言いまわしを用いる態度。
②美術で、古代芸術の単純・素朴を理想とする主義。アーケイズム。アルカイスム。archaism
ぎごち‐な・い(形)
動作・表現などがなめらかにいかない。ぎくしゃくしている。ぎこちない。clumsy〈用例〉〜手付き。〈派生〉ぎごちなげ(形動)ぎごちなさ(名)
き‐こつ【気骨】
《「きぼね」は別語》自分の考えを容易に変えない意気。気概。backbone; spirit〈用例〉〜のある人。
気骨稜稜(きこつりょうりょう)
自己にきびしく、断じて節をまげない強い意気ごみをもっているさま。〈用例〉〜たる人物。
き‐こつ【肌骨】
はだとほね。骨身。
肌骨を驚かす(きこつをおどろかす)
恐怖でふるえあがらせる。〈類似〉肝胆(かんたん)を寒からしめる。
き‐こつ【奇骨】
風変わりな性格。独自のすぐれた性格。grit〈用例〉〜に富む人。
ぎ‐こっかい【擬国会】
国会に似せて、政治上の討論をする会合。
きこない【木古内】
〈町〉北海道南西部、津軽(つがる)海峡に臨む町。農業・漁業の町で、酪農やワカメの養殖もさかん。人口7793(1994)。
き‐こなし【着こなし】
衣服を自分に似合うように上手に着ること。dress well〈用例〉〜がうまい。
き‐こな・す【着こなす】(五他)
よく似合うように、うまく着る。wear stylishly〈用例〉洋服を〜。
きこ‐にち【帰忌日・帰己日】
暦注の一つ。旅行の出発・帰宅・移転・婚礼などに凶とされる日。12日に1度のわりで巡ってくる。帰忌。
き‐コバルトこう【輝コバルト鉱】
コバルトと砒素(ひそ)の硫化鉱物。化学式CoAsS 等軸晶系。六面体・八面体などの結晶。金属光沢をもち、銀白色。コバルトの重要な原料鉱石。cobaltite
ぎこ‐ぶん【擬古文】
文語文の一種。平安時代のかな文をまねた文章。おもに近世の国学者が書いたものをいう。雅文(がぶん)
き‐ごみ【着込み・着籠】
①上着の下に腹巻・鎖帷子(くさりかたびら)などを護身用につけること。きごめ。
②歌舞伎(かぶき)で、早変わりをする役者が二重に衣装をつけておくこと。
き‐ごみ【気込み】
→意気込み。enthusiasm
き‐こ・む【着込む】(五他)
①衣服を重ねて着る。wear extra clothes
②「着る」を強めた語。きちんと身につける。dress up
ぎこ‐ものがたり【擬古物語】
平安時代の物語を模倣してつくった物語。主として鎌倉(かまくら)時代の物語をさす。前代の物語(とくに『源氏物語』)の模倣と影響が著しく新味に乏しい。現存作品『松浦宮(まつらのみや)物語』『住吉(すみよし)物語』『石清水(いわしみず)物語』など。江戸時代の国学者の創作物語をさすこともある。
きこ・ゆ【聞こゆ】
〈古語〉
[一](下二自他)
①(自)耳に入る。
(ア)聞こえる。〈用例〉浦廻(うらみ)(こ)ぐらし楫(かぢ)の音〜(万葉・15・3664)。
(イ)広く知られる。〈用例〉平家の方に〜・ゆる唐皮(からかは)といふよろひごさんなれ(平治)。
(ウ)わけがわかる。〈用例〉〜・えぬことども言ひつつよろめきたる(徒然・175)。
②(他)
(ア)「言う」の謙譲語。申し上げる。〈用例〉御答(いら)へもえ〜・え給はず(源氏・桐壺)。
(イ)「やる・おくる」の尊敬語。さしあげる。〈用例〉院みづから御銚子(てうし)取りて〜・えたまふに(増鏡・草枕)。
(ウ)(その方の名を)…と申し上げる。〈用例〉良覚僧正と〜・えしは(徒然・45)。
[二](補動下二)《動詞の連用形に付いて》謙譲の意を表す。…申しあげる。たてまつる。〈用例〉世にもてかしづき〜・ゆれど(源氏・桐壺)。
き‐こり【樵・夫】
山林の木を切る職業・人。そまびと。lumberjack(米); woodcutter(英)
き‐こん【気根】
植物体の地上の茎、および地中の根から出ている空気中の根。植物体の支持、養分・水分の吸収の機能をもつ。aerial root
き‐こん【気根・機根】
①《仏教語》仏の教化(きょうげ)によって働き出す、人々の心の中にある能力。
②困難などにたえる精神力。気分。根気。patience
き‐こん【既婚】
結婚していること。be married〈対義〉未婚。
き‐こん【既墾】
開墾して農耕に使っていること。be cultivated〈対義〉未墾。〈用例〉〜地。
きさ【舎】
〈町〉広島県北東部、三次(みよし)市南東隣の町。旧城下町。山林が多く、林業・製材がさかん。人口5685(1994)。
き‐ざ【起座・起坐】(名・サ変自)
起き上がって座ること。
き‐ざ【跪座・坐】(名・サ変自)
ひざまずいてすわること。
き‐ざ【気障】(形動)
《「気ざわり」の略》服装や言動が気取っていて、嫌味が感じられるさま。affected
きさい【后】
《「きさき」の転》→皇后→中宮(ちゅうぐう)。〈用例〉〜の宮。
き‐さい【奇才】
世にまれな才能。また、それを持つ人。genius
き‐さい【奇祭】
風変わりな行事の行われる祭り。unique festival
き‐さい【既済】
すでにすませたこと。have already settled〈対義〉未済。
き‐さい【記載】(名・サ変他)
文書・書類などに書き記すこと。description〈用例〉願書〜の事項。
き‐さい【起債】(名・サ変自他)
①借金すること。debt
②国・地方公共団体・会社などが一般から資金を募集するため、それぞれ国債・地方債・社債などの債券を発行すること。floatation of a loan
き‐さい【鬼才】
人間ばなれのした、とびぬけてすぐれた才能。また、それを持つ人。genius
き‐さい【機才】
機敏に働く才気。するどい才気。
きさい【騎西】
〈町〉埼玉県北東部、加須(かぞ)市西隣の町。旧城下町。野菜・果樹栽培、畜産などがさかん。人口1万9800(1994)。
き‐ざい【基剤】
軟膏(なんこう)および座薬を製造するさい、少量の薬を一定の量にして、使いやすくするために加える物質。ワセリン・ラノリンなど。base
き‐ざい【器材】
①器具の材料。equipment
②器具と材料。equipment and material
き‐ざい【器財】
道具。器物。
き‐ざい【機材】
①機械の材料。materials for machinery
②機械類とそれに付属する材料。machinery and accessories
きさい‐しじょう【起債市場】
国債・事業債・金融債などの債券の発行市場。株式市場のように取引場所があるわけではなく、債券の発行会社・募集受託会社・引受会社などで構成される取引の仕組みをいう。issue market
きさ‐がい【蚶貝】
→アカガイの古名。
きさかた【象潟】
秋田県南西部、日本海岸にある地名。かつては潟湖(せきこ)で、松島と並ぶ景勝地であり、芭蕉(ばしょう)の『奥の細道』にも記されたが、文化(ぶんか)元年(1804)の大地震で地盤が隆起し消滅した。きさがた。
きさかた【象潟】
〈町〉秋田県南西端、鳥海(ちょうかい)山北西麓(ほくせいろく)の町。酪農がさかん。人口1万4083(1994)。
きさき【后・妃】
①天皇の妻。皇后。Empress
②国王・王族・皇族の妻。
き‐さき【気先】
気勢の進む所・勢い。
きざき‐こ【木崎湖】
長野県北西部、大町(おおまち)市の北部にある湖。面積1.4km2。最深29m。断層湖。仁科(にしな)三湖の一つ。
ぎざ‐ぎざ(名・形動・サ変自)
のこぎりの歯のような刻み目の並ぶこと・さま。その刻み目。notched〈用例〉硬貨のへりの〜。
きざき‐さとこ【木崎さと子】
(1939-)小説家。本名は原田正子。満州(現中国東北部)生まれ。東京女子大短大卒。昭和60年(1985)『青桐(あおぎり)』で第92回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『裸足』『沈める寺』など。
き‐さく【奇策】
普通には考えつかないようなはかりごと。奇抜な計略。奇計。ingenious scheme
き‐さく【気さく】(形動)
気持ちがさっぱりしていて、物事にこだわらないさま。気取りがなく、親しみやすいさま。気軽。frank
ぎ‐さく【偽作】(名・サ変他)
①似せてつくること。その作品。原作でないのに原作を呼称する作品。贋作(がんさく)。にせもの。forgery〈対義〉真作。
②著作権法に違反して、著作権者の許可なく複製・発行された著作物。piracy
ぎ‐さく【戯作】
→げさく(戯作)
き‐ざけ【生酒】
まざりもののない純粋の酒。生一本。
きさご【螺・螺・喜佐古】
浅海の砂底に群棲(ぐんせい)するニシキウズガイ科のマキガイ。そろばん玉のような形で、殻高約1cm、殻径約1.5cm。青黒色と黄色の絣(かすり)模様。貝細工用。北海道南部以南、台湾に分布。キシャゴ。シタダミ。ゼゼガイ。イシャラガイ。
きざ‐こきゅう【起座呼吸】
心臓性喘息(ぜんそく)などの患者が、寝ていると呼吸が苦しいため、座って呼吸をする状態。orthopnea
き‐ささげ【木ささげ】
ノウゼンカズラ科の落葉高木。高さ約10m。葉は広卵形。夏、淡黄色の花が咲き、秋に豆果が熟す。果実は利尿薬。庭に植栽。中国原産。
きざし【兆し・萌し】
兆すこと。物事の起ころうとする気配。兆候。signs〈用例〉春の〜が感じられる。
きざ・す【兆す・萌す】(五自)
①芽ばえる。sprout〈用例〉新芽が〜。
②物事が起ころうとする。心の中などに隠れていたものが表に出てくる。show signs〈用例〉春の気が〜。よからぬ考えが〜。
き‐さつ【貴札】
相手の手紙をいう敬語。
きざっ‐ぽ・い【気障っぽい】(形)
いかにもきざな感じがする。affected〈派生〉きざっぽさ(名)
きざ‐はし【階】
①階段。はしご段。
②能の舞台の正面中央にある階段。
き‐さま【貴様】(代)
《もと、目上に対する敬語》
①男性が相手をののしって言う語。
②ごく親しい男性どうしで、相手をさす語。
きざみ【刻み】
①刻むこと。carving
②刻み目。nick
③階級・等級。class
④「→刻みタバコ」の略。shredded tabacco
⑤《接尾的》くぎりごとに、の意を表す。〈用例〉5分〜に合図する。
きざみ‐あし【刻み足】
小またに急いで歩くこと。
きざみ‐タバコ【刻みタバコ】
葉を細かく刻み、キセルですうタバコ。きざみ。shredded tabacco〈対義〉巻きタバコ。
きざみ‐つ・ける【刻み付ける】(下一他)
①刻んで彫りつける。engrave
②深く心にとどめる。impress〈用例〉胸に〜。
きざみ‐め【刻み目】
刻んだ跡。また、その跡の残る箇所。nick; notch
きざ・む【刻む】(五他)
①細かく切る。切り刻む。cut; chop〈用例〉ダイコンを〜。
②刻み目をつける。notch〈用例〉目盛りを〜。
③時が刻々と過ぎていく。tick〈用例〉時を〜。
④彫(ほ)りつける。彫刻する。carve〈用例〉石に文字を〜。
⑤しっかりと印象づける。impress〈用例〉心に〜。
き‐さめ【樹雨】
濃霧のとき、霧が樹木の枝や葉に付着して大粒の水滴となり、雨のように落下する現象。fog precipitation
き‐ざら【木皿】
木製の皿。wooden plate
きさらぎ【月・衣更着】
陰暦2月の異称。
きさらぎ‐な【月菜】
アブラナ科の二年生野菜。葉は濃緑色で肉厚、葉縁は内側に曲がり、縮みがある。昭和9年(1934)に導入、群馬県下で栽培。耐寒性が強く、2月に収穫。中国原産。
きさらづ【木更津】
〈市〉千葉県西部、東京湾に臨む市。江戸時代、江戸への渡船場。かつては海軍、現在は自衛隊の基地がある。工業・商業がさかん。人口12万4765(1994)。
きさらづ‐じんく【木更津甚句】
千葉県の民謡。船頭衆の心意気をうたい、囃子詞(はやしことば)はにぎやか。
きさわ【木沢】
〈村〉徳島県南部、那賀(なか)川上流の村。杉の美林で有名。ユズ・スダチなどの果樹も栽培。人口1148(1994)。
き‐ざわし【木醂】
枝になったまま甘くなった柿(かき)の実。あまがき。
き‐ざわり【気障り】(名・形動)
気に障ること・さま。いやな感じを受けること・さま。きざ。disagreeableness〈比較〉目障り。
き‐さん【帰山】(名・サ変自)
僧が自分の住んでいる寺に帰ること。〈対義〉出山(しゅつざん)
き‐さん【帰参】(名・サ変自)
①帰って来ること。return
②暇をとった、あるいは暇を出された家来が、再び元の主君に仕えること。〈用例〉〜がかなう。
③勘当された子が、許されて親の家へ帰ること。
き‐さん【起算】(名・サ変自)
ある時点をもとにして数え始めること。counting from〈用例〉着工日から〜する。
き‐ざん【箕山】
中国河南省登封県の南東にある山。また、河北省行唐県の北西にある山。ともに、許由(きょゆう)が尭(ぎょう)の譲位の申し出を断り、隠れ住んだと伝えられる。
箕山の志(きざんのこころざし)
《尭(ぎょう)が天下を譲ろうとするのを聞いて、許由(きょゆう)は、それを避けるため箕山にかくれ住んだといわれる故事から》高潔な隠遁(いんとん)の気持ちをいう。
箕山の節(きざんのせつ)
《許由(きょゆう)が箕山にかくれ、尭(ぎょう)の願いをことわって野に居つづけて、隠者としての節操を守ったといわれる故事から》自らの信念に忠実であることのたとえ。
ぎ‐さん【蟻蚕】
《黒くて毛があり、蟻(あり)のように見えるので》卵からかえったばかりの蚕(かいこ)。けご。走りご。
ぎ‐さん【蟻酸】
化学式HCOOH アカアリ・ハチの体内にある刺激臭がある無色の液体。皮膚に触れると水疱(すいほう)ができる。有機合成原料・溶剤・染色助剤として利用。formic acid
キサンガニ【Kisangani】
アフリカ中央部、ザイール共和国、上ザイール州の州都。木材・コーヒーの集散地。人口37.3万(1991)。旧称スタンリービル。
き‐さんじ【気散じ】
[一](名)ゆううつな気分を、何か他のことをして紛らすこと。気ばらし。
[二](形動)きらくなさま。のんき。
キサントソーマ【Xanthosoma(ラテン)
サトイモ科アメリカサトイモ属の総称。熱帯アメリカ原産で昭和初期に渡来。観葉植物。葉は鮮緑色で、葉脈が白く浮き出す。リンデニー・ビオラセウムなど。
キサントフィル【xanthophyll】
カロテノイドのうち、構造に水酸基を含む黄色色素類の総称。花弁・果実・卵黄などのほか、葉緑体にも含まれ、光合成の補助色素としてはたらく。
キサントプロテイン‐はんのう【キサントプロテイン反応】
アミノ酸やたんぱく質の存在を調べる反応の一つ。たんぱく質を含む物質に濃硝酸を加え加熱すると黄色になる。尿検査に応用する。xanthoprotein reaction