キツ【乞】3画
部首 乙おつ
区点 2480・JIS 3870・シフト 8CEE
[音] キツ・コチ・コツ

こう。もとめる。ものもらい。「乞食(きつしょく・こつじき・こじき)
キツ【吃】6画
部首 口くちへん
区点 2141・JIS 3549・シフト 8B68
[音] キツ

①どもる。発音がつかえる。「吃音」
②たべる。くらう。「吃水」
キツ【吉】6画
部首 口くち 常用
区点 2140・JIS 3548・シフト 8B67
[音] キチ・キツ
→ 字形参照

めでたい。さいわい。よい。〈対義〉凶(きょう)。「不吉」「吉凶・吉事(きつじ・きちじ)・吉日(きつじつ・きちにち)・吉例(きつれい・きちれい)
→キチ[吉]
キツ【屹】6画
部首 山やまへん
区点 5408・JIS 5628・シフト 9BA6
[音] キツ・ギツ

たかい。そばだつ。山が高くそびえたつ。「屹然・屹立」
キツ【迄】6画
部首 ⻍しんにゅう
区点 4388・JIS 4B78・シフト 9698
[音] キツ

①およぶ。いたる。
②まで。範囲・限度を示す。
キツ【佶】8画
部首 人・𠆢にんべん
区点 4843・JIS 504B・シフト 98C9
[音] キツ

すこやか。つよい。強健。「佶屈ごう牙」
キツ【契】9画
部首 大だい 常用
区点 2332・JIS 3740・シフト 8C5F
[音] ケイ・カイ・キツ
[訓] ちぎ
→ 字形参照

「契丹(きったん)」は、東蒙古(もうこ)にいた遊牧民族。
→ケイ[契]
キツ【拮】9画
部首 氵てへん
区点 5741・JIS 5949・シフト 9D68
[音] キツ・ケツ

①はたらく。手と口とを一緒にはたらかす。
②はりあう。「拮抗」
キツ【訖】10画
部首 言ごんべん
区点 7531・JIS 6B3F・シフト E65E
[音] キツ

①おわる。おえる。おわりになる。
②つきる。つくす。なくなる。
③ついに。結局。とうとう。
キツ【喫】12画
部首 口くちへん 常用
区点 2142・JIS 354A・シフト 8B69
[音] キツ・ケキ
→ 字形参照

①のむ。たべる。くう。くらう。「満喫」「喫煙・喫茶(きっさ・きっちゃ)・喫水」
②せまられる。大切な。「喫緊」
キツ【愾】13画
部首 ⺗りっしんべん
区点 5633・JIS 5841・シフト 9CBF
[音] キ・ガイ・キツ

いたる。およぶ。…まで。→ガイ[愾]
キツ【詰】13画
部首 言ごんべん 常用
区点 2145・JIS 354D・シフト 8B6C
[音] キツ
[訓] つめる・つまる・つ
→ 字形参照

①なじる。せめたてる。「難詰・面詰」「詰問」
②かがむ。「詰屈」
③つめる。つまる。
④つむ。つみ。
⑤つめ。きわ。
⑥つまり。
キツ【橘】16画
部首 木きへん 人名用
区点 2144・JIS 354C・シフト 8B6B
[音] キツ
→ 字形参照

①タチバナ。ミカン科の常緑低木。「柑橘(かんきつ)類」
②姓氏の一つ。たちばな氏。「源平藤(とう)橘」
キツ【髻】16画
部首 髟かみかんむり
区点 8201・JIS 7221・シフト E99F
[音] ケイ・キツ

かまどの神。
→ケイ[髻]
きづ【木津】
〈町〉京都府南端にある町。古く河港として栄え、今も鉄道の合する交通の要地。人口2万6030(1994)。
*きつ・い(形)
①疲れるほどはげしい。ひどい。hard〈対義〉あまい。〈用例〉〜仕事。急な運動は体に〜。
②気性が強い。つよい。strong〈用例〉〜子。〜目つき。
③きびしい。つらい。severe〈対義〉緩い。〈用例〉〜・くしかる。〜寒さ。〜山道。
④窮屈だ。すきまがない。tight〈対義〉緩い。〈用例〉靴が〜。〈派生〉きつげ(形動)きつさ(名)きつめ(名・形動)
きつ‐えん【喫煙】(名・サ変自)
タバコをすうこと。smoking〈比較〉禁煙。〈用例〉〜室。〈数え方〉1服。
きつ‐おん【吃音】
どもる音声。言語障害の一つ。発語の繰り返し・ためらい・引き伸ばしを主症状とするもの。stammering
きっ‐か【菊花】
=きくか。
①菊の花。chrysanthemum
②練り香の名。六種(むくさ)の薫(た)き物の一つ。宮中で、四季の薫き物として秋または冬にたかれる。
③紋所の名。菊の花を紋章化したもの。天皇家では一六弁八重表菊。各宮家共通は一四弁一重裏菊。ほかに菊水・乱菊など。
きっ‐かい【奇怪】(名・形動)
《「きかい」の転》→きかい(奇怪)
き‐づかい【気遣い】
気を遣うこと。心遣い。worry〈用例〉お〜はご無用に。
きっかい‐せんばん【奇怪千万】(形動)
①たいへん不思議なさま。mysterious
②たいへんけしからぬさま。outrageous
き‐づか・う【気遣う】(五他)
いろいろ心配する。worry〈用例〉安否を〜。
きっか‐ぎり【菊花切(り)】
カブ・ダイコンなどに縦横に切り目を入れ、菊の花に見立てて切る切り方。きくかぎり。
きっ‐かけ【切っ掛け】
物事を始める最初の手がかりや機会・動機。機縁。はずみ。chance; motive〈用例〉2人が知りあった〜。〜をつかむ。話の〜をつくる。
きっか‐しょう【菊花章】
《「大勲位菊花章」の略》大勲位に叙せられた人に与えられる勲章。菊花大綬章(だいじゅしょう)と菊花章頸飾(けいしょく)。きくかしょう。
きっか‐しょう【菊花賞】
中央競馬の5大クラシックレースの一つ。4歳馬の牝(めす)・牡(おす)ともに出走資格がある。毎年11月に京都競馬場で開催。距離3000m。きくかしょう。
きっかしょう‐けいしょく【菊花章頸飾】
《「大勲位菊花章頸飾」の略》大勲位に叙せられた人に与えられるくび飾り状の勲章。きくかしょうけいしょく。
きっか‐だいじゅしょう【菊花大綬章】
《「大勲位菊花大綬章」の略》大勲位に叙せられた人に与えられる勲章。きくかだいじゅしょう。
きっかり(副)
①数量・時刻などが正確なさま。ちょうど。きっちり。exactly〈用例〉牛乳を〜カップ1ぱい入れる。9時〜に始める。
②きわだって、はっきりしているさま。くっきり。clearly〈用例〉〜とけじめをつける。
き‐づかれ【気疲れ】(名・サ変自)
心が疲れること。心労。mental fatigue
きづ‐がわ【木津川】
京都府南部を流れる川。長さ89km。笠置(かさぎ)山地から木津町を経て、八幡(やわた)市で宇治川と合流、淀川となる。
きっかわ‐これたる【吉川惟足】
(1616-94)江戸前期の神道家。吉田(よしだ)家奥義を伝授され、吉川(よしかわ)神道を唱道した。天和(てんな)2年(1682)幕府の神道方となる。
き‐づかわし・い【気遣わしい】(形)
気がかりだ。心配だ。懸念(けねん)される。anxious〈派生〉きづかわしげ(形動)きづかわしさ(名)
きっかわ‐もとはる【吉川元春】
(1530-86)戦国時代、中国地方の武将。毛利元就(もうりもとなり)の次男で吉川家の養子。尼子氏を攻略し、毛利氏の中国平定に尽力。のち豊臣秀吉(とよとみひでよし)の九州征伐に参加し陣没。
きつき【築】
〈市〉大分県国東(くにさき)半島の南の入り口の市。旧城下町。ミカン・茶の栽培がさかん。人口2万2361(1994)。
きっきゅう‐じょ【躬如】(形動トタル)
身をかがめて、かしこまるさま。〈用例〉〜として進み出る。
きっ‐きょう【吉凶】
吉事と凶事。禍福(かふく)
吉凶は糾える縄の如し(きっきょうはあざなえるなわのごとし)
幸と不幸とは、縄がより合わされているように、かわるがわるやってくるものだ。
きっ‐きょう【喫驚・吃驚】(名・サ変自)
びっくりすること。驚くこと。surprise
きっ‐きん【喫緊・吃緊】(名・形動)
非常に急を要すること・さま。〈用例〉現下〜の課題。
キック【kick】(名・サ変他)
①蹴(け)ること。
②サッカー・ラグビーなどで、ボールを蹴ること。
③水泳で、水を蹴るようにして推進力を得ること。蹴り足。
④プロレス・キックボクシングなどで、相手を蹴る攻撃法。蹴り。
き‐づ・く【気付く】(五自)
①気がつく。感づく。さとる。notice
②正気に戻る。come to one's senses
キックオフ【kickoff】
ラグビーやサッカーなどで、ボールを蹴(け)り、試合を開始、または再開すること。
きっ‐くつ【詰屈・佶屈】(名・形動・サ変自)
①ぎくしゃくしていること・さま。
②文字・文章が難しくて、わかりにくいこと・さま。
きっくつ‐ごうが【佶屈ごう牙】
文章が難しくて、わかりにくいこと。
キックボール【kickball】
ボールを敵陣に早く蹴(け)りこんだほうが勝つ遊び。〈参考〉アメリカでは、足で蹴る野球のような遊び。
キック‐ボクシング【kick boxing】
タイ式ボクシングを母体に、柔術や空手(からて)など日本古来の格闘技をまじえたプロスポーツ。体のどこを使って相手を攻撃してもよい点が特徴。初公開試合は昭和41年(1966)。
きづくり【木造】
〈町〉青森県、五所川原(ごしょがわら)市西隣の町。良質米の産地。縄文時代の亀ケ岡(かめがおか)遺跡は有名。人口2万1310(1994)。
ぎっくり(副・サ変自)
不意の出来事におどろくさま。ぎくりと。be surprised
ぎっくり‐ごし【ぎっくり腰】
中腰で重いものを持ちあげたり、腰をひねったはずみにおこるはげしい腰の痛み。椎間板(ついかんばん)ヘルニアが主。lumbosacral strain
き‐つけ【気付け】
①元気をつけること。encouragement
②気絶した人を正気づかせること。bring around
③《「気付け薬」の略》意識をはっきりさせるための興奮剤。restorative
き‐つけ【着付(け)】
①着たぐあい。着こなし。dressing; the way one dresses
②着なれていること。
③着物を形よく着せること。そのできあがり姿。dress well
④装束や舞台衣裳などの特殊な衣服の着装およびその衣服。
き‐づけ【気付】
郵便物などをその人の住所でない所に送るとき、中継者の名の下に書く語。care of; c/o
き‐つ・ける【着付ける】(下一他)
①いつも着ている。着慣れる。be used to wear
②着物を着せる。dress
きっ‐こう【拮抗・頏】(名・サ変自)
《「頡頏」は、「けっこう」が正しい》同等の力で張り合うこと。rivalry
きっ‐こう【亀甲】
《「きこう」とも》
①カメの甲羅。堅い箱状の外骨格で、背甲と腹甲からなる。甲は、上層が表皮性の角質板、下層が真皮性の骨質板の2層からなる。tortoiseshell
②六角形が連続している模様。亀甲形。hexagonal pattern; honeycomb
③紋所の名。亀甲の筋文(すじあや)の形を紋章化したもの。
きっこうじゅうこつ‐もじ【亀甲獣骨文字】
→こうこつもじ(甲骨文字)
きっこう‐ちく【亀甲竹】
イネ科モウソウチクの変種。モウソウチクに酷似(こくじ)するが、稈(かん)の下部で節が斜めに密について、節間が亀甲状に見える。稈を杖(つえ)・釣り竿(ざお)に利用。
きっこう‐でん【乞巧奠】
→きこうでん(乞巧奠)
きっこう‐はぐま【亀甲羽熊】
キク科の多年草。山地の木陰にはえる。葉は五角形で茎の基部に集まる。秋に、白色筒状の頭花を穂状につける。
きっこう‐もよう【亀甲模様】
(かめ)の甲羅を図案化した六角形の文様。めでたい印として古くから単独・連続で使われる。hexagonal pattern
キッコーマン【キッコーマン(株)】
食料品。醸造会社。醤油(しょうゆ)・食品・酒類など。大正6年(1917)、野田醤油(株)として設立。昭和55年(1980)現社名。本社は千葉県野田市野田。
ぎっこどく【給孤独】
→須達(しゅだつ)の別称。
ぎっこどく‐おん【給孤独園】
→祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の別称。
きっ‐さ【喫茶】
茶を飲むこと。きっちゃ。tea drinking〈用例〉〜店。
きっ‐さ【譎詐】
《「けっさ」の慣用読み》いつわること。たばかり。
きっ‐さき【切っ先】
→刃先。point of a sword
②切りそいで、とがった物の先。edged point〈用例〉竹の〜。
きっさ‐てん【喫茶店】
コーヒー・紅茶などの飲み物を中心に、軽食やケーキなどを提供する飲食店。第2次大戦後、打ち合わせ・待ち合わせなどの場所として急激に増加。ジャズ喫茶・画廊(がろう)喫茶など特色あるものも多い。coffee shop; tea room
きっさようじょうき【喫茶養生記】
鎌倉(かまくら)初期の医書。2巻。栄西(えいさい)著。建保(けんぽ)2年(1214)完成。茶の効用を強調し、伝説と宋(そう)医学の新説を結びつけた。
きつ‐じ【吉事】
→きちじ(吉事)
きつ‐じつ【吉日】
→きちにち(吉日)
ぎっ‐しゃ【牛車】
平安時代、牛にひかせた、貴人の乗用の車。乗る人の身分によって種類が異なった。唐庇車(からびさしのくるま)・檳榔毛車(びろうげのくるま)・糸毛車(いとげのくるま)・網代車(あじろぐるま)・八葉車(はちようのくるま)など。ぎゅうしゃ。
きっしゅう【吉州】
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)北東部、咸鏡北道(かんきょうほくどう)の都市。農業、パルプ・製紙業、食品工業がさかん。キルジュ。
きっしゅう‐よう【吉州窯】
中国、江西省吉安市永和鎮にあった陶窯。唐代に精巧な彫文様のある青白磁を、北宋(ほくそう)時代に玳皮盞(たいひさん)といわれる天目茶碗(てんもくぢゃわん)を焼造した。
キッシュ‐ロレーヌ【quiche lorraine(フランス)
フランスのロレーヌ地方の名物料理。パイ生地にチーズ・カスタードなどを流して焼いたもの。
きっ‐しゅん【吉春】
めでたい春。新春を祝うことば。
きっ‐しょう【吉祥】
さいわい。めでたいこと。きちじょう。
きっしょう‐てん【吉祥天】
→きちじょうてん(吉祥天)
きっしょう‐もんよう【吉祥紋様】
中国伝来の瑞祥(ずいしょう)的な意味をもつ構成模様。松竹梅・鶴(つる)・亀(かめ)・鳳凰(ほうおう)・几帳(きちょう)・小槌(こづち)などめでたいものを組み合わせる。訪問着や留め袖(そで)などに用いられる。
ぎっしり(副)
すきまなく詰まっているさま。ぎっちり。be crammed with〈用例〉観客席が〜埋まる。予定が〜と詰まっている。
きっ‐しん【吉辰】
めでたい日。吉日。
ギッシング【George Gissing】
(1857-1903)イギリスの小説家。下層社会の生活を率直に描いた。小説『当世三文文士街』、随筆集『ヘンリー=ライクロフトの私記』など。
キッシング‐グーラミー【kissing gourami】
仲間どうしでキスする習性をもった淡水産の熱帯魚。全長約30cm。ピンクがかった白色。キスはテリトリーを守るための闘争行動で、負けたほうは退散する。石などについた付着藻類を食べる。東南アジア原産。
キッシンジャー【Henry Alfred Kissinger】
(1923-)アメリカの政治家。ドイツ生まれ。ハーバード大教授。1969年以降、ニクソン大統領の補佐官・国務長官としてニクソン訪中やベトナム和平交渉に活躍。1973年ノーベル平和賞受賞。著書『核兵器と外交政策』など。
キッス【kiss】(名・サ変自)
→キス
きっ‐すい【生っ粋】
《「きすい」の転》まじりけのないこと。純粋。genuine; pure〈用例〉〜の江戸っ子。
きっ‐すい【喫水・吃水】
船が水に浮かんだとき、船体の最下部から水面までの垂直距離。船脚(ふなあし)。draft
きっすい‐せん【喫水線】
船体が水に浮かんだときの、水面が船腹に接する線。海水と淡水のちがい、積み荷の有無などによって変わる。水線。water line
きっ・する【喫する】(サ変他)
=喫す。
①飲食する。eat; drink
②すう。smoke
③こうむる。suffer〈用例〉惨敗を〜。
キッセイやくひんこうぎょう【キッセイ薬品工業(株)】
化学工業。薬品会社。昭和21年(1946)設立。本社は長野県松本市芳野(よしの)
きつ‐ぜん【屹然】(形動トタル)
①山が高くそびえ立つさま。
②人が物に動じないさま。
きっ‐そう【吉左右】
①よいたより。吉報。
②善悪どちらかのたより。
きっ‐そう【吉相】
①よい事の前触れ。吉兆。good omen
②よい人相。lucky physiognomy
③縁起を祝うこと。
き‐づた【木蔦】
ウコギ科のつる性常緑低木。葉は互生し、濃緑色。10〜11月に黄緑色の小花が球形に密集。果実は黒熟。気根を出し木や岩にからむ。フユヅタ。
きったん【契丹】
4世紀以降、東蒙古(もうこ)のシラムレン川流域に現れた遊牧民族。モンゴル系でツングース族との混血とされる。10世紀初め耶律阿保機(やりつあぼき)が諸部族を統合、帝位につき、中国の東北部から内外蒙古を支配して国号を遼(りょう)とした。キタイ。Khitān
き‐づち【木槌】
木でつくったつち。wooden hammer〈対義〉金づち。
キッチナー【Horatio Herbert Kitchener】
(1850-1916)イギリスの将軍。英仏のアフリカ分割をめぐるファショダ事件の解決に尽力し、南ア戦争の総司令官などを歴任。第1次大戦中陸相に就任。軍備拡張を実施。協議のためロシア訪問途上、乗艦が機雷に触れ沈没して戦死。
きっ‐ちゃ【喫茶】
→きっさ(喫茶)
キッチュ【Kitsch(ドイツ)
(ア)俗悪な作品やまがいもの。
(イ)あえて低俗ふうに作品をつくろうとする表現形式、およびその作品。映像・音楽・絵画・演劇などの分野におよぶ。
②《転じて》→俗悪→悪趣味
ぎっちょ
→左きき→左ぎっちょ。left-handed
②《鳴き声に由来》→キリギリスの俗称。
きっ‐ちょう【吉兆】
よい前触れ。吉相。good omen〈対義〉凶兆。
ぎっ‐ちょう【杖・打】
正月に行う玉打ちの遊び。槌(つち)の形をした杖(つえ)で、木製の毬(まり)を打つ。ぎちょう。
きっちょむ‐ばなし【吉四六話】
大分県地方に伝わる吉四六(きっちょむ)が主人公の頓知話(とんちばなし)
きっちり(副・サ変自)
①すきまのないさま。tightly〈用例〉足に〜合った靴。
②物事がよく整っているさま。neatly〈用例〉〜と片づく。
③時間や量が正確に合っていて、端数のないさま。ちょうど。きっかり。just〈用例〉10時〜に店が開く。
④確実に物事を行うさま。exactly〈用例〉話の要点を〜とメモする。
ぎっちり(副)
物がすきまなくつまっているさま。ぎっしり。closely〈用例〉箱に〜詰まる。
キッチン【kitchen】
→台所。調理場。キチン。
キッチン‐ドリンカー【kitchen drinker】
台所にあるアルコール類をひそかに口にする人。とくに常習化してアルコール依存症になった主婦をいう。
キッツ【(株)キッツ】
機械。機械部品製造会社。昭和26年(1951)設立。本社は千葉市美浜(みはま)区中瀬。旧称は北沢バルブ。
き‐つつき【鳥】
キツツキ科の鳥の総称。森林にすみ、長く鋭い嘴(くちばし)で幹をつつき、虫を引き出して食べる。日本にはコゲラ・ヤマゲラなど10種が分布し、オーストラリアなどを除く全世界に約210種が分布。ケラ。ケラツツキ。キタタキ。タクボク。タクボクチョウ。woodpecker
*きっ‐て【切手】
①金銭を受け取る証拠とする紙片。手形。bill; check〈用例〉小〜。
→商品券。gift certificate〈用例〉商品〜。
③「→郵便切手」の略。postage stamp〈用例〉〜をはる。〈数え方〉1枚・1シート。
きって‐の【切っての】(連語)
《名詞に付いて、接尾的に》…の中で1番の。随一の。the most...of all〈用例〉校内〜音楽通。
キット【kit】
道具・部分品などの1そろい。
きっ‐と【屹度・急度】(副)
《「きと」の転》
①判断や予測がほとんど確実であることを表す。まちがいなく。surely; certainly〈用例〉〜失敗するに違いない。
②話し手の決意、あるいは強い要望を表す。必ず。without fail〈用例〉来週までに〜仕上げます。〜来てね。
③常にある事柄が発生することを表す。いつも。きまったように。always〈用例〉私が外出すると、〜雨が降る。
④急に態度が厳しくなるさま。sternly〈用例〉〜にらみつける。
⑤厳しく。きりりと。severely〈用例〉〜申しつける。
⑥{古語}すぐに。とっさに。〈用例〉〜思ひいだして(平家・9・生ずきの沙汰)。
屹度する(きっとする)
①緊張した厳しいさまでする。おごそかに行う。
②たしかにする。きちんとする。しっかりやる。
キッド【kid】
①子ヤギ。
②子ヤギなどのなめし革。薄手でやわらかく、じょうぶなので、高級ぐつ・手袋などに使う。
キッド【Thomas Kyd】
(1558-94)イギリスの劇作家。復讐(ふくしゅう)悲劇を確立、シェークスピアらの先駆となる。戯曲『スペインの悲劇』。
キットピーク‐てんもんだい【キットピーク天文台】
(Kitt Peak National Observatory)アメリカ合衆国国立天文台。アリゾナ州ツーソン近郊にある。1959年設立。
きつね【狐】
①イヌ科に属する哺乳(ほにゅう)類。古くから民話・伝説に登場する。イヌに似た動物。毛色は変化に富む。口吻(こうふん)は細長くとがり、尾は太くふさ状。体長60〜80cm、尾長30〜48cm。雑食性。毛皮獣。日本全土・ユーラシア・北アメリカなどに分布。fox
②「→きつねうどん」「→きつねそば」の略。
狐が落ちる(きつねがおちる)
狐つきがなおる。精神の錯乱状態が、けろりとなおる。
狐と狸(きつねとたぬき)
①くせもの同士。
②「→狐と狸の化かし合い」と同意。
狐と狸の化かし合い(きつねとたぬきのばかしあい)
ずるい者同士が、互いにはかりごとを用いて、だまし合うこと。狐と狸。outfox each other
狐に小豆飯(きつねにあずきめし)
《キツネに好きな物を出すとすぐ手を出す、の意》油断できないこと、また、危険なことのたとえ。猫に鰹節(かつおぶし)。金魚にぼうふら。
狐に撮まれる(きつねにつままれる)
《キツネにだまされる、の意》わけがわからず、意外のことにぼんやりする。
狐の子は頬白(きつねのこはつらじろ)
子が親に似ていることのたとえ。
狐を馬に乗せた様(きつねをうまにのせたよう)
①落ち着きのないようす。
②言うことが信用できないさま。
きつね‐あざみ【薊】
キク科の二年草。道ばたや畑にはえる。高さ60〜80cm。葉は羽状に全裂。初夏に、アザミに似た紅紫色花をつける。本州以南に分布。
きつね‐いろ【狐色】
くすんだ橙色(だいだいいろ)。キツネの毛の色。
きつね‐うどん【飩】
味つけした油揚げとネギとを入れた、かけうどん。きつね。
きつね‐けん【拳】
拳の一つ。両手を耳のあたりに広げるのをキツネ、両手をひざの上に置くのを庄屋、左手を握って前に出すのを鉄砲(狩人)といい、キツネは庄屋に、庄屋は鉄砲に、鉄砲はキツネに勝つ。藤八(とうはち)拳。庄屋拳。
きつね‐ごうし【狐格子】
民家の屋根で、切妻破風(はふ)の下に設けられる格子。裏に板が張ってある。木連(きつ)れ格子。lattice
きつね‐ざる【狐猿】
キツネザル科のサルの総称。サルのなかでもいちばん下等な原猿類の仲間で、16種いる。夜行性。マダガスカル特産。その中の一種ワオキツネザルは体長約55cm、尾約45cm。体は灰褐色で、尾に横じまがある。lemur
きつね‐そば【麦】
味つけした油揚げとネギとを入れた、かけそば。きつね。
きつね‐つかい【狐使い・狐遣い】
キツネを使った妖術(ようじゅつ)で富を得たり、人をだましたり、人に害を与えるとされること。また、その術を使うとされる人。稲荷(いなり)使い。飯綱(いずな)使い。
きつね‐つき【憑き】
キツネの霊が人体にとりついたとされる一種の精神の異常状態。また、その人。飯綱(いずな)憑き。
きつね‐の‐えふで【狐の絵筆】
担子菌類スッポンタケ科のキノコ。高さ7〜12cm、太さ径6〜15mmの角状で、かさを欠く。頭部に異臭のある胞子液をつける。
きつね‐の‐かみそり【狐の刀】
ヒガンバナ科の多年草。山野の樹陰にはえる。線形の葉は、春に出て夏に枯れる。8〜9月に、黄赤色の花が長い花茎の先に数個咲く。
きつね‐の‐たいまつ【狐の明】
担子菌類スッポンタケ科のキノコ。夏から秋にかけて、林や畑などに発生。高さ10〜15cm、太さ1〜1.5cm。かさは鐘形・黒褐色で悪臭のある胞子液をつける。
きつね‐の‐ちゃぶくろ【狐の茶袋】
→ホコリタケの異名。
→コミカンソウの異名。
きつね‐の‐てぶくろ【狐の手袋】
→ジギタリスの異名。
きつね‐の‐ぼたん【狐の牡丹】
キンポウゲ科の多年草。野原や湿地にはえる。高さ約30cmで有毒。葉は3裂して、鋸歯(きょし)がある。4〜7月に、黄色の小花をつける。
きつね‐の‐まご【狐の孫】
野原や道ばたにはえるキツネノマゴ科の一年草。高さ10〜40cm。葉は対生、茎とともに毛を密生。8〜10月に、淡紫紅色の小花を穂状につける。若葉は食用。
きつね‐の‐よめいり【狐の嫁入り】
①夜中に山野で、狐火が多く現れ、提灯(ちょうちん)の列のように見えるもの。
②太陽が出ているのに雨が降る天気。天気雨。