- ぎ‐ま【義▽万】
- 腹びれと背びれのとげが強大なギマ科の海水魚。全長約30cm。尾びれが長い。背側は青灰色、腹側は銀色。胸びれと尾びれは黄色。皮を剥(は)いで食用。本州中部以南に分布。ギンカワムキ。トゲハゲ。
- ぎ‐まい【義妹】
- 《義理の妹、の意》
- ①夫または妻の妹。弟の妻。sister-in-law
- ②約束を結んで、妹となった人。sworn sister
- き‐まえ【気前】
- ①→気だて。generosity
- ②金・物を惜しげもなく出す気性。generous
- 気前が好い(きまえがいい)
- 金離れがよい。品物を惜しまずに与える。generous
- ぎま‐かこう【擬麻加工】
- 綿やスパンレーヨンに麻のような触感を与える加工。imitation linen finish
- き‐まかせ【気任せ】(名・形動)
- 思いのままにすること・さま。気まま。at will〈用例〉〜な旅。
- ぎ‐まく【偽膜・義膜】
- ジフテリアや赤痢などにかかったとき、罹患(りかん)部の粘膜にみられる灰白色の苔(こけ)のようなもの。pseudomembrane
- き‐まぐれ【気▽紛れ】(名・形動)
- ①気の変わりやすい性質・さま。capricious
- ②一時の思いつき。whimsical
- き‐まじない【木▼呪い】
- 小正月の行事の一つ。年頭に、果樹に豊熟を誓わせる呪術(じゅじゅつ)的儀礼。果樹を前に刃物をふりかざし、「なるかならぬか」と問い、「なり申す、なり申す」と答える形式をとる。成(な)り木責め。
- き‐まじめ【生真▽面目】(名・形動)
- まじめすぎるほどであること・人・さま。very earnest
- き‐まず・い【気▽不▽味い】(形)
- 気持ちがしっくりせず不愉快だ。unpleasant〈用例〉〜仲になる。〈派生〉きまずげ(形動)きまずさ(名)
- きまた‐おさむ【木▼俣修】
- (1906-83)歌人・国文学者。滋賀県生まれ。東京高師卒。北原白秋(きたはらはくしゅう)に傾倒し浪漫性を発揮。歌集『高志(こし)』『冬暦(とうれき)』、著書『昭和短歌史』『白秋研究』など。
- きまだら‐せせり【黄▼斑せせり】
- 暗褐色の地に黄褐色の斑紋(はんもん)のあるセセリチョウ。開張約3cm。食草はエノコログサ・ススキなど。日本全土に分布し、暖地ほど数が多くなる。
- きまだら‐ひかげ【黄▼斑日陰▼蝶】
- ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲの総称。両種ともジャノメチョウ科に属し、開張6cm内外。翅(はね)は茶褐色で、外縁に黄色の楕円(だえん)状斑紋(はんもん)がある。食草はタケ・ササ類。日本特産種。
- きまだら‐るりつばめ【黄▼斑▼瑠▼璃▼燕▼蝶】
- 翅(はね)の表は瑠璃色を帯びた暗褐色、翅裏は黄色地に特異な黒条紋のあるシジミチョウ。開張約3.5cm。後翅(こうし)に2本のひも状の尾状突起がある。幼虫はマツやサクラなどの樹皮下にあるシリアゲアリの巣の中でアリに養われる。幼虫で越冬し、成虫は夏に出現。本州に局地的に分布。鳥取市のものは天然記念物。
- き‐まつ【季末】
- 季節の終わり。the end of a season
- き‐まつ【期末】
- ある期間の終わり。the end of a term〈対義〉期首。〈用例〉〜試験。
- きまっ‐て【決(ま)って・▽極(ま)って】(副)
- かならず。常に。always
- き‐まま【気▼儘】(名・形動)
- 他人のことに気を遣わず、自分の好きかってにふるまうこと・さま。気のまま。selfishness
- き‐まもり【木守り】
- ①木の番人。forest ranger
- ②翌年の豊作を願って、木に1つ2つ取り残しておく果実。
- き‐まよい【気迷い】(名・サ変自)
- ①心が迷うこと。心の迷い。気の迷い。
- ②相場の上がり下がりの見当がつかず、株式の売買がふるわないこと。
- *きまり【決(ま)り・▽極(ま)り】
- ①秩序をつくるためにきまっている事柄。規則。rule〈用例〉〜を守る。タバコを吸わない〜。ゲームの〜。
- ②物事がおさまること。くぎり。決着。settlement〈用例〉〜がつく。
- ③いつもきまってすること。habitual way〈用例〉お〜のお説教。
- ④他人に対する気持ち。面目。〈用例〉〜が悪い。
- 決まりが付く(きまりがつく)
- 物事に決着がつく。settle
- 決まりが悪い(きまりがわるい)
- 《人前をうまくとりつくろえないことから》恥ずかしい。feel awkward
- きまり‐きった【決(ま)り切った・▽極(ま)り切った】(連語)
- ①あたりまえの。obvious
- ②いつもと同じで新味のない。commonplace
- きまり‐じ【決(ま)り字】
- 百人一首で、その字になるとどの歌かがわかる字。最初の1字が決まり字であるのは、「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」で始まる歌。
- きまり‐て【決(ま)り手・▽極(ま)り手】
- 相撲で、勝負がついたときにもっとも有効であった技。古来、四十八手というが、土俵が設けられてから新手が増え、日本相撲協会制定の大相撲の決まり手は70手ある。
- きまり‐もんく【決(ま)り文句・▽極(ま)り文句】
- いつも言うことば。常套(じょうとう)句。cliché
- きまり‐わる・い【決(ま)り悪い・▽極(ま)り悪い】(形)
- 恥ずかしい。気恥ずかしい。決まりが悪い。bashfully〈用例〉〜思いをする。〈派生〉きまりわるげ(形動)きまりわるさ(名)
- *きま・る【決(ま)る・▽極(ま)る】(五自)
- ①物事がきちんと定まる。動かない結果が出る。be decided〈用例〉予定が〜。考えが〜。社長に〜・った。
- ②技がうまくかかって勝負がつく。be settled〈用例〉土俵際で〜。サーブが〜。
- ③話の内容、服装などがその場の状況によく合う。fit〈用例〉司会ぶりがぴたりと〜。
- ④動作が型どおりうまくいく。be appropriate〈用例〉踊りの型が〜。
- ⑤《「…にきまっている」の形で》必ず…だ。確実にそうなると判断する。be sure to〈用例〉今からあわてても、間に合わないに〜・っている。
- き‐まわり【木回】
- ゴミムシダマシ科のコウチュウ。朽ち木や古木上でみられ、黒色で銅光沢がある。体長約2cm。幼虫は朽ち木を食べる。日本全土に分布。
- ぎ‐まん【欺▼瞞】(名・サ変他)
- だますこと。ごまかし。deception
- *きみ【君】
- [一](名)
- ①→主上。→君主。→主君。lord; master〈用例〉わが〜にお仕えする。
- ②目上の人に対する敬称。〈用例〉師の〜。
- ③親しい人をいう語。〈用例〉背の〜。うるわしの〜。
- [二](代)同輩、それ以下の話し相手を親しんで呼ぶ語。おもに男性が使う。あんた。あなた。you〈対義〉僕。〈用例〉〜はどうする。
- 君君たらずとも、臣臣たらざる可からず(きみ、きみたらずとも、しん、しんたらざるべからず)
- 《『古文孝経』「序」にあることば》主君に徳がなく、主君としての務めを果たさなくても、臣下は忠義をつくし、その道を守らなければならない。
- 君君たり、臣臣たり(きみ、きみたり、しん、しんたり)
- 《『論語』「顔淵(がんえん)」にあることば》君臣は、それぞれの分に応じて道を守ること。
- 君辱めらるれば臣死す(きみはずかしめらるればしんしす)
- 《『国語』「越語」にあることば》主君が辱めをうけたら、臣下は死を覚悟で、その恥をそそがなければならない。臣下は主君と生死・苦楽をともにすべきことをいう。
- 君は舟臣は水(きみはふね、しんはみず)
- 《『荀子(じゅんし)』「王制」にあることば。主君と臣下の関係を、舟と水にたとえた語》舟をささえて浮かべている水も、大波となり舟をくつがえすことがあるように、ときには臣下も主君に害をなすことがある。
- 君僕の間柄(きみ、ぼくのあいだがら)
- ごく親しい友人関係。
- きみ【▼黍・▼稷】
- →キビの古名。穎果(えいか)が淡黄色であることによる名。
- き‐み【黄み】
- 黄色がかった色あい。yellowish〈用例〉〜をおびる。
- き‐み【黄身】
- 卵の中央にある黄色の部分。主成分のたんぱく質・脂肪のほかビタミンA・D・Eに富む。卵黄(らんおう)。yolk〈対義〉白身。
- き‐み【気味】
- ①→気持ち。→気分。feeling〈用例〉〜が悪い。
- ②→傾向。→傾き。tendency〈用例〉慢心の〜がある。
- ③{古語}
- (ア)味わい。おもむき。〈用例〉人事おほかる中に、道をたのしぶより〜ふかきはなし(徒然・174)。
- (イ)かおりと味わい。〈用例〉のどかはき、口損じて、〜もみな忘れにけり(源平盛衰記・11)。
- 気味が好い(きみがいい)
- 気持ちがすっきりする。気分がせいせいする。すかっとする。きびがよい。
- ぎ‐み【気味】(接尾)
- 《動詞の連用形や名詞に付いて》…のような傾向である、の意を表す。a little...〈用例〉風邪〜。遅れ〜。
- 気味合いを付ける(きみあいをつける)
- ①相手の心をそれとなくさぐる。
- ②異性に対する気持ちをそれとなく表す。
- きみ‐が‐よ【君が代】
- [一]
- ①天皇の御代(みよ)。聖代。
- ②あなたの寿命。
- [二]日本の国歌ということになっているが、法制上は明治26年(1893)文部省制定の祝日大祭日唱歌。歌詞は『古今和歌集』の1首で、作曲は宮内省の林広守(はやしひろもり)。
- きみがよ‐らん【君が代▼蘭】
- リュウゼツラン科の常緑低木。高さ約2m。革質で長さ約1m、幅約7cmほどの青緑色の葉が叢生(そうせい)し、多少垂れ下がる。夏に、花茎を出し、黄白色の花を多数つける。関東以南で庭木とする。北アメリカ原産。
- き‐みじか【気短】(形動)
- せっかちなさま。短気なさま。short-tempered〈対義〉気長。
- き‐みず【黄水】
- 吐き戻すときに出る、胆汁の混じった黄緑色の液。
- きみず‐あえ【黄身酢▽和え】
- 卵黄とみりん・酢などを合わせたもの(黄身酢)で、魚介類や野菜をあえたもの。
- きみた【君田】
- 〈村〉広島県北部、三次(みよし)市北隣の村。稲作・野菜栽培・畜産などがさかん。人口2113(1994)。
- き‐みつ【気密】
- 熱機関・容器などで、気体をまったく通さないようにした状態。〈用例〉〜室。
- き‐みつ【機密】
- おもに政治・軍事についての重大な秘密。secret
- きみつ【君津】
- 〈市〉千葉県南部、東京湾に臨む市。製鉄を中核とする工業地域。行楽地鹿野(かのう)山がある。人口9万3658(1994)。
- きみつ‐ひ【機密費】
- 使い道を明らかにしない、機密の用途に使う費用。secret funds
- きみ‐とうげ【紀見峠】
- 大阪府と和歌山県の境、和泉(いずみ)山脈にある峠。標高370m。古来高野(こうや)山詣(もう)での道としてにぎわった。
- き‐みどり【黄緑】
- 黄色がかった緑色。yellowish green
- き‐みゃく【気脈】
- ①→血管。
- ②気持ちの通じる道。意志の連絡。
- 気脈を通じる(きみゃくをつうじる)
- 密接な連絡をとる。ひそかに共謀する。conspire
- き‐みょう【帰命】
- 《仏教語》心から信じ敬うこと。自己のすべてをささげて仏に従うこと。南無(なむ)。
- き‐みょう【奇妙】(形動)
- ①不思議なさま。珍しいさま。strange
- ②変わっているさま。eccentric
- きみょう‐きてれつ【奇妙奇▽天烈】(形動)
- 非常に変わっているさま。〈用例〉〜な話。
- きみょう‐ちょうらい【帰命頂礼】
- 《仏教語》
- ①仏に深く帰依すること。身命をささげ、頭を地につけて礼拝すること。
- ②仏を礼拝するとき、唱える語。
- きみよしるやみなみのくに【君よ知るや南の国】
- 《原題Connais-tu le pays?(フランス)》トマ作曲のオペラ『ミニヨン』中のアリア。1866年作曲。帰郷を願う気持ちを歌う。
- きみ‐わる・い【気味悪い】(形)
- 怖いようで、また、嫌な感じがして、気持ちが悪い。はっきりしない不安な気持ちである。weird〈派生〉きみわるが・る(五自)きみわるげ(形動)きみわるさ(名)
- き‐みん【棄民】
- 国家から見捨てられた人民。〈比較〉難民。
- ぎ‐みん【義民】
- 一身を投げ出して公衆に尽くす民間人。〈比較〉義人・義士。〈用例〉〜宗吾。
- キム【Roman Nikolayevich Kim】
- (1898-1967)ソ連の小説家。朝鮮の亡命政治家の子。作品『広島の娘』『特務機関』など。
- *ぎ‐む【義務】
- 〈対義〉権利。
- ①法的あるいは道徳的に、人が当然しなければならない事柄。責務。duty〈用例〉すべての人に負わされる〜。親は子を育てる〜がある。
- ②哲学で、道徳が人間の意志や行為などにおよぼす強制・拘束。ある道徳法則を当然そうしなければならない理性的意志と見ること。duty
- ③法律が強制する行為。obligation〈用例〉国民の〜。納税の〜。
- キム‐イルスン【金日成】
- (Kim Il-song)(1912-94)北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の政治家。1931年ごろから中国東北部で抗日運動を展開。解放後帰国し、48年に首相。49年朝鮮労働党委員長。72年国家主席。その革命思想は「チュチェ(主体)思想」と称される。きんにっせい。
- ぎむ‐きょういく【義務教育】
- 国民の教育を受ける権利を保障するため、国が保護者に対し子どもを一定期間就学させることを義務づけている教育。国は無償制の実施、学校設置などの義務を負う。日本では小学校6年と中学校3年の9年間。compulsory education
- キム‐ジハ【金芝河】
- (Kim Jiha)(1941-)韓国の詩人。1970年譚詩(たんし)『五賊』で反共法により投獄。以後も数度とらわれた。長詩『桜賊歌』、詩集『黄土』など。きんしが。
- キム‐ジョンイル【金正日】
- (Kim Jong-il)(1942-)北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の政治家。ソ連のシベリア生まれ。金日成(キムイルスン)の長男。金日成総合大卒。朝鮮労働党書記で同国の最高指導者。きんしょうにち。
- き‐むずかし・い【気難しい】(形)
- 機嫌がとりにくい。hard to please〈用例〉〜父親。〈派生〉きむずかしげ(形動)きむずかしさ(名)
- キム‐ダルス【金達寿】
- (Kim Dalsu)(1919-)在日朝鮮人の小説家。日大卒。作品『玄界灘(げんかいなだ)』『朴達(パクタリ)の裁判』など。きんたつじゅ。
- キムチ
- (kimchi朝)朝鮮古来の野菜類の漬物。白菜などに魚・塩辛(しおから)、多量の唐辛子・ニンニクを入れる。朝鮮漬け。
- ぎむ‐づ・ける【義務付ける】(下一他)
- 義務として、しなければならなくさせる。obligate
- ぎむ‐てき【義務的】(形動)
- 進んでする意志がなく、やむをえずするさま。obligatory
- キム‐デジュン【金大中】
- (Kim Dae-chun)(1925-)韓国の政治家。第15代大統領。全羅南道生まれ。1973年(昭和48)在日中に拉致(らち)され、日本の主権を侵害する事件となった。80年政府転覆の容疑で死刑判決を受けたが、82年に釈放。97年大統領になる。2000年北朝鮮を訪問した最初の大統領となり、ノーベル平和賞受賞。きんだいちゅう。
- ギムナジウム【Gymnasium(ドイツ)】
- ドイツにおける16世紀来の伝統的な中等教育機関。9年制で大学進学の準備教育を主とする。
- キム‐ヨンサム【金泳三】
- (Kim Young-sam)(1927-)韓国の政治家。慶尚南道生まれ。ソウル大卒。1973年に新民党総裁となり、民主化運動を推進。87年に統一民主党を結成し、90年に民主自由党に合流。92年、同党総裁として大統領に当選。きんえいさん。
- きむら‐いへえ【木村▼伊▽兵▽衛】
- (1901-74)写真家。東京生まれ。人間の機微を軽妙洒脱(しゃだつ)にとらえる。日本写真家協会初代会長。
- きむら‐かいしゅう【木村▼芥舟】
- (1830-1901)幕末の幕臣。名は喜毅(よしたけ)。江戸の人。軍艦奉行。万延(まんえん)元年(1860)咸臨(かんりん)丸の最高責任者として渡米。幕府海軍の創設に貢献。
- きむらかこうき【木村化工機(株)】
- 機械。産業機械製造・据え付け工事会社。昭和25年(1950)設立。本社は兵庫県尼崎市杭瀬(くいせ)寺島。
- きむら‐き【木村▼毅】
- (1894-1979)評論家・小説家。岡山県生まれ。早大卒。明治文化研究の先駆者。著書『日米文学交流史の研究』など。
- きむら‐ぐも【木村▼蜘▼蛛】
- 腹部に環節の跡を残す原始的なキムラグモ科のクモ。体長は雌約1.5cm、雄約1cm。崖(がけ)地に横穴を掘る。九州・沖縄に分布。
- きむら‐しげなり【木村▽重成】
- (?-1615)安土(あづち)桃山時代の武将。豊臣秀頼(とよとみひでより)に仕え大坂冬の陣で活躍、夏の陣で戦死。
- きむら‐しょうのすけ【木村▼庄▼之助】
- 大相撲の立行司(たてぎょうじ)の筆頭。江戸時代初期に始まる行司の名家で、軍配(ぐんばい)には紫色の房を用いる。〈参照〉立行司。
- きむら‐しょうはち【木村▽荘八】
- (1893-1958)洋画家。東京生まれ。挿し絵・随筆にもすぐれる。作品『パンの会』など。
- きむら‐そうじゅう【木村荘十】
- (1897-1967)小説家。東京生まれ。慶大中退。作家木村荘太・画家木村荘八(しょうはち)の弟、映画監督木村荘十二(そとじ)の兄。昭和16年(1941)『雲南(うんなん)守備兵』で第13回直木賞受賞。作品『嗤(わら)う自画像』『泥絵の街』など。
- きむら‐たいけん【木村泰賢】
- (1881-1930)仏教学者。岩手県生まれ。東大教授。イギリスに留学、インド仏教を研究。著書『六派哲学』『阿毘達磨(あびだつま)論の研究』など。
- きむら‐ひさし【木村▽栄】
- (1870-1943)天文学者。石川県生まれ。東大卒。緯度変化の公式中にZ項を発見。イギリス王立天文学会金牌(きんぱい)、昭和12年(1937)第1回文化勲章受章。
- きむら‐まさこと【木村正▽辞】
- (1827-1913)国学者。下総(しもうさ)の人。東大教授。『万葉集』研究に業績を残す。著書『万葉集美夫君志(みぶくし)』など。
- きむら‐もとお【木村▽資▽生】
- (1924-94)遺伝学者。愛知県生まれ。京大卒。駒井卓の集団遺伝学の研究を継ぎ、独創的成果をあげる。昭和51年(1976)文化勲章受章。
- きむら‐よしお【木村▽義雄】
- (1905-86)将棋棋士。東京生まれ。14世名人。昭和10年(1935)、師の13世名人関根金次郎の世襲名人位開放以来、実力戦で通算8期にわたり名人位を保持。昭和27年(1952)引退し、14世の永世名人となる。
- きめ【決め・▽極め】
- さだめ。きまり。約束。決定。agreement; rule〈用例〉〜を守る。
- き‐め【木目・▽肌▽理】
- ①《「木理」とも》→もくめ。→キリ。grain
- ②人のはだの表面。→キリ。texture〈用例〉〜のあらい肌。
- ③物の表面。
- ④物事をするときの細かい心くばり。attentiveness〈用例〉〜の細かい論文。
- 木目が細かい(きめがこまかい)
- ①肌や物の表面がなめらかである。
- ②細かなところまで行き届いている。
- き‐めい【記名】(名・サ変自)
- 姓名を書き込むこと。register〈対義〉無記名。
- き‐めい【貴名】
- 相手の名をいう敬語。お名前。尊名。
- ぎ‐めい【偽名】
- 名前をいつわること。うその名。alias〈比較〉偽称。〈対義〉実名。
- きめい‐かぶ【記名株】
- 株主の氏名が株式名簿と株券に記載されている株式。registered stock〈対義〉無記名株。
- きめい‐とうひょう【記名投票】
- 投票者の名前を記入して行う投票。open vote〈対義〉無記名投票。
- きめい‐なついん【記名▼捺印】(名・サ変自)
- 名前や商号を文書に記載して、印章を押すこと。署名とちがい、権限を与えられれば、他人が代行してもよい。記名押印。
- きめい‐りょく【記銘力】
- 新しいことを覚える能力。
- きめ‐こまか【木目細か・▽肌▽理細か】(形動)
- ①皮膚や物の表面がなめらかなさま。fine; smooth〈用例〉〜な肌。
- ②物事に細かく気を配ってぬかりがないさま。careful〈用例〉〜な対応。
- きめ‐こみ【木目込み】
- 押し絵の一種。綿を入れずに、板目紙(いためがみ)に切れ地を平らに張ったもの。
- きめこみ‐にんぎょう【木目込(み)人形】
- 木彫り、または練製の人形に衣装切れを張りつけたもの。衣装の縫い目に当たる部分に溝をつけ、その区画ごとに綾(あや)・錦(にしき)などの布をはって、その端を溝にきめ込む。賀茂(かも)川人形。大八人形。
- きめ‐こ・む【決(め)込む・▽極(め)込む】(五他)
- ①強く思う。presume〈用例〉合格と〜。
- ②ようすをつくる。ふりをする。pretend〈用例〉たぬきねいりを〜。
- きめ‐だし【▽極(め)出し】
- 相撲の決まり手の一つ。相手の差し手の肘(ひじ)を外側からかかえこんで強くはさみつけ、寄り進んで土俵外へ運ぶ技。差し手の極め方は「かんぬき」などいろいろ。
- きめ‐だま【決め球・▽極め球】
- 野球で、投手が打者を追いこんでから、三振などにうちとろうと投げるもっとも得意な球。ウイニングショット。winning pitch
- きめ‐つ・ける【決(め)付ける・▽極(め)付ける】(下一他)
- ①悪いところを指摘して、はげしくしかりとばす。scold〈用例〉頭ごなしに〜。
- ②断定的に、はっきりといいきる。assert〈用例〉彼のせいと〜。
- きめ‐て【決め手・▽極め手】
- ①物事を決める人。a person who decides〈用例〉だれも〜になりたがらない。
- ②勝敗・判断などを確定する決定的な手段・方法・もの。deciding factor〈用例〉犯人と断定する〜がない。
- きめ‐どころ【決め所・▽極め所】
- ①かんじんな所。crucial point
- ②決めるのに最適の時機。perfect chance
- ギメ‐びじゅつかん【ギメ美術館】
- (Musée du Guimet(フランス))フランスの東洋美術館。実業家エミール=ギメの収集品をもとに、1878年リヨンに設立。その後パリに移転。1945年、正式に国立美術館となる。
- キメラ【chimaera】
- 遺伝子型の異なる2つ以上の細胞や組織からつくられている生物体。突然変異のほか、接ぎ木あるいは胚移植による。高等植物の葉・花弁の斑入(ふい)りやキメラマウスなど。
- *き・める【決める・▽極める】(下一他)
- ①物事の状況を判断してきちんと定める。動かない結果を出す。decide〈用例〉日程を〜。議長を〜。
- ②自分の考え・態度をはっきりさせる。決心する。determine〈用例〉行くか行かないか〜。
- ③技をうまく演じる。技を効果的に使って勝負をつける。decide; settle〈用例〉上手投げで〜。シュートを〜。
- ④わざとあるふるまいをする。きめこむ。〈用例〉どろんを〜。
- ⑤《「…ときめている」「…ときめてかかる」の形で》…と思いこむ。〈用例〉うまくゆくものと〜・めている。
- ⑥気のきいた服装をする。dress up〈用例〉黒のスーツで〜。
- 鬼面人を驚かす(きめん、ひとをおどろかす)
- 強がりを見せて人をおどす。こけおどしをかける。鬼面人を威(おど)す。
- きめん‐がに【鬼面▼蟹】
- ヘイケガニ科のカニ。甲幅約3cm。甲羅には怒った人面に似た模様がある。東京湾以南、太平洋・インド洋に分布。