- きり‐くず【切(り)▼屑】
- 物を切るときにできるくず・破片。きれはし。chips
- きり‐くずし【切(り)崩し】
- 切り崩すこと。相手を分裂させて、その力を弱めること。split〈用例〉反対派の〜を謀る。
- きり‐くず・す【切(り)崩す】(五他)
- ①切り削って、元の形を変える。cut through〈用例〉山を〜。
- ②まとまっている相手を分裂させ、その力を弱める。split〈用例〉組合を〜。
- きり‐くち【切(り)口】
- ①物を切った断面。cut end〈用例〉〜が四角くなるように切る。
- ②切り傷のあと。open wound
- ③切る腕まえ。skill to cut〈用例〉みごとな〜。
- ④小説などのテーマの扱い方。
- きり‐く・む【切(り)組む】(五他)
- 材木を切って、組み合わす。
- きり‐ぐも【霧雲】
- 地表にもっとも近いところにできる層雲。霧のようにぼんやりした薄い布状の雲。stratus
- キリコ【Giorgio de Chirico】
- (1888-1978)イタリアの画家。ギリシア生まれ。夢幻的で形而上(けいじじょう)的な風景画を大成し、シュールレアリスムの発展に貢献。形而上絵画派を提唱したが、のち古典的様式にもどる。作品『街の神秘と憂愁』など。
- きり‐こうじょう【切(り)口上】
- 1語ずつ区切りをつけて、きちんと言うことばつき。また、改まった、かたくるしい言い方。〈用例〉〜のものの言い方をする人。
- きりこ‐どうろう【切(り)子灯▼籠】
- 盆に用いられる灯籠。切り子のかたちの枠に白紙を貼(は)り、四隅に紙や帛(ぬさ)を細く切ったものをたらす。
- きり‐ごま【切(り)▼胡麻】
- いりごまを包丁で細かくきざんだもの。香りがよくなる。料理のあしらいに使う。
- きり‐こまざ・く【切(り)細裂く】(五他)
- こまかくずたずたに切りさく。細かく刻む。
- きり‐こみ【切(り)込み】
- ①切り込むこと。cut
- ②ぶつ切りの魚肉を塩づけにした食品。
- ③切れめを入れること。裁縫で、布地の耳のひきつった部分に、はさみで切れめを入れること。また、その切れめ。notch
- きりこみ‐たん【切(り)込み炭】
- 掘ったままで、塊炭と粉炭をわけていない石炭。
- きり‐こ・む【切(り)込む】(五自他)
- ①(自)
- (ア)敵中に切り入る。make a raid into〈用例〉本陣へ〜。
- (イ)するどく問いつめる。press for an answer〈用例〉本質に〜・んだ質問。
- ②(他)深く切る。cut deep
- きり‐ころ・す【切(り)殺す・▼斬(り)殺す】(五他)
- 刃物で切って殺す。cut...to death
- きり‐さいな・む【切(り)▼苛む】(五他)
- ①苦しめながら切る。
- ②ずたずたに切る。cut into pieces
- きり‐さ・く【切(り)裂く】(五他)
- 切って2つに分ける。cut up
- きり‐さげ【切(り)下げ】
- ①切り下げること。reduction
- ②物価や通貨の対外価値を引き下げること。devaluation〈対義〉切り上げ。〈用例〉ポンドの〜。
- きり‐さ・げる【切(り)下げる】(下一他)
- ①切って低くする。cut short
- ②上から下へ切る。slash
- ③切って垂らす。
- ④物価や通貨の対外価値を引き下げる。devaluate〈対義〉切り上げる。
- きり‐さめ【霧雨】
- きわめて細かい水滴が煙るように降る雨。気象用語では、水滴の直径は0.2〜0.5mm未満で、層雲や霧から生じる。ぬかあめ。きりあめ。drizzle
- きり‐ざんしょう【切(り)山▼椒】
- 生菓子の一つ。砂糖・サンショウの汁をまぜたしん粉(しんこ)もちを拍子木(ひょうしぎ)形に切ったもの。
- ギリシア【Greece・希臘】
- (Hellenic Republic)ヨーロッパ南東部、バルカン半島南端の国。首都アテネ。1973年国民投票で王政を廃し共和国となる。古代文明発祥の地で、その遺跡も多い。山地が多く海岸線は複雑だが、地中海性気候によりオリーブ・果実の栽培がさかん。面積13.2万km2。人口1031万(1993)。正称ギリシア共和国。ギリシャ。
- ギリシア‐ご【ギリシア語】
- インド‐ヨーロッパ語族の一語派。古代ギリシア語は4大方言に分かれていたが、中期以後アッティカ方言を母系に共通ギリシア語(コイネー)を形成。ローマ時代には東地中海世界の公用語として西のラテン語と並立した。『新約聖書』の原典はコイネーで書かれている。Greek
- ギリシア‐こくりつげきじょう【ギリシア国立劇場】
- ギリシアの国立劇団と付属劇場の総称。1900年王立劇団として創設、翌年劇場を開く。32年国立劇団となり、ギリシア古典劇の復活上演を主目的とする。
- ギリシア‐しんわ【ギリシア神話】
- 古代ギリシア人の神話・伝説・民話の総称。ギリシア人の多様な経験を物語り、多彩豊富な物語群を形成。神話の基本的骨格や文学形式は、紀元前700年ごろの叙事詩人ホメロスやヘシオドスによって集大成された。西欧文明に与えた影響は大きい。Greek myths
- ギリシア‐せいきょう【ギリシア正教】
- ギリシア正教会の教え。The Greek Orthodox Church
- ギリシア‐せいきょうかい【ギリシア正教会】
- キリスト教会の一つ。
- ①→東方正教会の別称。ローマ‐カトリック教会に対比する呼び名。Greek Orthodox Church
- ②現在のギリシアの国教。東方正教会のなかの独立教会の一つ。Greek Church
- ギリシア‐ちょうこく【ギリシア彫刻】
- 古代ギリシアで紀元前7世紀から前1世紀にかけてつくられた彫刻。調和のとれた人体の美しさを規範として、神像・人物像などに理想美を実現した。Greek sculpture
- ギリシア‐てつがく【ギリシア哲学】
- 紀元前6世紀ごろから後6世紀にかけて、ギリシアとその周辺の地に登場した諸哲学の総称。ヨーロッパ哲学の源流をなす。イオニア学派、エレア学派、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ストア学派、エピクロス学派、新プラトン主義など。Greek philosophy
- ギリシア‐とうき【ギリシア陶器】
- 古代ギリシア文化圏の諸地域で製作された陶器の総称。多くは素焼きの胎土の上に彩画を施す。紀元前9世紀ごろの幾何学様式に始まり、東方化様式・黒絵式を経て赤絵式にいたる。白地線描式もある。
- ギリシア‐びじゅつ【ギリシア美術】
- ギリシア本土およびその直接の影響下にある地域の美術。一般に紀元前11世紀ごろから前2世紀ごろまでの美術活動をいう。人間の理想的形像を実現して古典美術を創始し、人類文化史上不滅の貢献をした。様式上の差異により、幾何学様式期・アルカイック期・厳格様式期・クラシック(古典)期・ヘレニスティック期の5つの時期に区分される。Greek art
- ギリシア‐もじ【ギリシア文字】
- ギリシア語を表記するための文字。紀元前10〜前9世紀にフェニキア文字をもとに成立。当初字母は21字であったが、前5世紀ごろに24字となり、ローマ字のもとになった。ギリシア語のほか、学問上の記号に使われる。Greek letter
- →表(ギリシア文字)
- ギリシア‐れき【ギリシア暦】
- 古代ギリシアで行われた暦法。太陰太陽暦。都市・時代により各種の暦法がある。年初は夏至のころ。Greek calendar
- キリシタン【cristão(ポルトガル)・吉利支丹・切支丹】
- 《徳川綱吉の将軍就任以後、「吉」の字を避け、「切支丹」の字が当てられる》戦国時代末から江戸時代を通じてのローマ‐カトリック教会系統のキリスト教。また、その信者。
- キリシタン‐だいみょう【キリシタン大名】
- 戦国時代末から江戸時代初期にかけて、キリスト教信者となった大名。
- キリシタン‐バテレン【▽吉利支丹▽伴▽天連】
- 《cristão(ポルトガル)とpadre(ポルトガル)(神父)から》日本にキリスト教が伝来したころの、キリシタン神父の敬称。
- キリシタン‐ばん【キリシタン版】
- キリスト教布教のためにイエズス会が日本で出版した活字版刊本の総称。西洋式印刷機を使用し、天正(てんしょう)18年(1590)に初出版。
- キリシタン‐ぶんがく【キリシタン文学】
- 16世紀後半から17世紀前半に日本で行われたキリスト教関係の文学。教義書『ドチリナ‐キリシタン』、西欧古典の口訳『エソポのファブラス』(のち『伊曾保(イソホ)物語』)、『天草版平家物語』など。南蛮(なんばん)文学。
- キリシタン‐もの【キリシタン物】
- キリシタンに取材した近代の作品。木下杢太郎(きのしたもくたろう)・北原白秋(きたはらはくしゅう)・芥川竜之介(あくたがわりゅうのすけ)らの作品がある。
- キリシタン‐やしき【キリシタン屋敷】
- 江戸幕府が禁教後も改宗しないキリスト教徒を収容した所。正保(しょうほ)3年(1646)ごろ江戸小石川小日向(こびなた)の大目付井上政重(いのうえまさしげ)の下屋敷内に設置。
- きり‐じつけ【切(り)仕付け】
- 洋裁で、仕付け糸2本で型紙どおりに2枚の布を縫い、布の間の糸を切って2枚の布に同じ印をつける方法。へらやルレットのきかない布の印付けに用いられる。
- きり‐じに【切(り)死に・▼斬(り)死に】(名・サ変自)
- 切り合いをして死ぬこと。
- きりしま【霧島】
- 〈町〉鹿児島県東部、霧島山南麓(なんろく)の町。農業と観光の町で、霧島神宮や多くの温泉がある。人口6040(1994)。
- きりしま‐おんせんきょう【霧島温泉郷】
- 鹿児島県北部、霧島山南西麓(なんせいろく)に位置する林田・丸尾などの温泉群の総称。
- きりしま‐かざんたい【霧島火山帯】
- 九州中部から南西諸島を経て、台湾北部に達する火山帯。阿蘇(あそ)山・霧島山・桜島などの火山があり、活火山も多い。
- きりしま‐じんぐう【霧島神宮】
- 鹿児島県姶良(あいら)郡霧島町にある旧官幣大社。祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)ほか6神。
- きりしまやく‐こくりつこうえん【霧島屋久国立公園】
- 宮崎・鹿児島県境にある霧島山から南へ、屋久島にまたがる国立公園。霧島や桜島などの火山があり、温泉も多い。昭和9年(1934)霧島国立公園として指定、同39年(1964)現名称で指定。
- きりしま‐やま【霧島山】
- 宮崎・鹿児島両県にまたがる火山群の総称。主峰は韓国(からくに)岳1700m、高千穂峰1574mなど。
- きりじょう‐うん【霧状雲】
- 霧のように細部組織がはっきり見えないベール状または層状の雲。おもに巻層雲や層雲に現れる。nebulosus
- ぎり‐ずく【義理▽尽く】
- どこまでも義理を立て通すこと。義理立て。for courtesy's sake
- きり‐すて【切(り)捨て・▼斬(り)捨て】
- ①切り捨てること。omission
- ②《「切り捨て」で》計算などで求める桁未満の端数を取り去ること。round down〈対義〉切り上げ。
- ③→きりすてごめん(切り捨て御免)
- きりすて‐ごめん【切(り)捨て御免・▼斬(り)捨て御免】
- 江戸時代の武士の特権の一つ。農民や町人から無礼を受けたとき、その場で切り殺しても咎(とが)めをうけないというもの。きりすて。
- きり‐す・てる【切(り)捨てる・斬(り)捨てる】(下一他)
- ①切って、その部分を捨てる。cut away
- ②《「切り捨てる」で》端数を上の数に加えない。round down〈対義〉切り上げる。
- ③捨ててそのままにする。〈用例〉弱者を〜。
- ④人を切ってそのままにする。
- キリスト【Cristo(ポルトガル)・Christós(ギリシア)・基督】
- 《ヘブライ語「マーシーアハ(メシア。油注がれた者、の意)」のギリシア語訳「クリストス」の転》
- ①人間の罪をつぐなうために神からつかわされた救い主。メシア。救世主。クリスト。Christ
- ②→イエスの尊称。
- キリスト‐きげん【キリスト紀元】
- キリストが誕生したとされる年を起点とする暦。西暦。A.D.
- キリスト‐きょう【キリスト教】
- イエス=キリストを救世主と信じる宗教。イエスを開祖とし、西暦30年代にユダヤ教から分かれて成立。ユダヤ教と内容的に共通する『旧約聖書』と独自の『新約聖書』を正典とする。現在、カトリック教会・プロテスタント諸派・東方正教会の3大教会に大別され、全世界に10億の信徒がいる。Christianity
- キリストきょうこうよう【キリスト教綱要】
- 宗教改革者カルバンの主著。1536年刊。プロテスタントの最初の体系的神学書。Instructions in Christianity
- キリストきょう‐しゃかいしゅぎ【キリスト教社会主義】
- 19世紀のイギリスに起こった、キリスト教精神による社会改革の思想と運動。フェビアン社会主義やギルド社会主義にも影響を与えた。Christian socialism
- キリストきょう‐みんしゅとう【キリスト教民主党】
- (Partito Democrazia Cristiana(イタリア))第2次大戦後のイタリア最大の政党。カトリックの教義に基づき、反共・保守。政権を握り続けたが、1994年に分裂、この党名も消滅。DC。
- キリストきょう‐みんしゅどうめい【キリスト教民主同盟】
- (Christlich-Demokratische Union(ドイツ))キリスト教を基調とするドイツの保守政党。支持基盤は大資本から中産階級で、自由市場経済が党是。CDU。
- キリスト‐たんせいせつ【キリスト単性説】
- 古代教会の「キリスト論」論争史上の所説の一つ。創始者はコンスタンティノポリス大修道院長エウテュケース。キリストの2つの位格(神的と人的)を主張したネストリオス派に反論し、人格はもとより、性質も一つであると説き、キリストの人間性を否定した。451年のカルケドン公会議は「神人両性一位格」を正統教義として異端とした。単性説。Monophysitism
- きり‐ずみ【切(り)炭】
- 使いよい大きさに切った木炭。
- きり‐ずみ【切(り)墨】
- 木材の切る位置を示すために引いた墨の線。
- きり‐そろ・える【切(り)▼揃える】(下一他)
- 長さがまちまちな先や端のほうを切って、長さをそろえ、ととのえる。cut ... even
- きり‐たお・す【切(り)倒す】(五他)
- ①《「伐り倒す」とも》立っているものを切って倒す。chop down〈用例〉立ち木を〜。
- ②《「斬り倒す」とも》切り殺す。
- きりたけ‐もんじゅうろう【▼桐竹紋十郎】
- 文楽の人形遣い。現在2世まで。2世(1900-70)は堺(さかい)市生まれ。女方(おんながた)遣いの名手。重要無形文化財保持者。
- きり‐だし【切(り)出し】
- ①《「伐り出し」とも》木材を切り出すこと。また、そのもの。logging〈用例〉木材の〜。
- ②はがねに斜めに刃をつけた小刀。pointed knife
- ③歌舞伎(かぶき)の大道具。立ち木・建物・遠景などを合板や厚紙で切り抜き彩色したもの。平物(ひらもの)。
- ④話しはじめること。また、話しはじめの部分。start of one's talk
- きり‐だ・す【切(り)出す】(五他)
- ①切り始める。begin to cut
- ②木材・石などを切って運び出す。bring down timber out of...
- ③話し始める。begin to talk〈用例〉用件を〜。
- きり‐た・つ【切(り)立つ】(五自)
- がけなどが、切ったようにするどく立つ。tower up steeply
- ぎり‐だて【義理立て】(名・サ変自)
- 義理を守り通すこと。do one's duty
- きり‐た・てる【切(り)立てる】(下一他)
- ①激しく切って相手を圧倒する。
- ②崖(がけ)などを切りくずして険しくする。
- きり‐だめ【切(り)▼溜め】
- ①薄く漆塗りしたふたのある木箱で、入れ子造りのもの。調理場で切った野菜や煮物などを入れておくのに用いる。
- ②→箱膳(はこぜん)。
- きり‐たんぽ【切りたんぽ】
- 新米を炊いてつぶし、ちくわ状にくしにぬり、焼いたもの。また、それを切って鶏肉・野菜を加えたなべ料理。秋田県名物。
- き‐りつ【起立】(名・サ変自)
- 立ち上がること。stand up
- き‐りつ【規律・紀律】
- ①組織の運営や秩序を保つための定め・おきて。regulations〈用例〉国会内部の〜。
- ②行為の規準。rule〈用例〉〜正しい。
- ③《「紀律」で》上下関係の厳しいところで、風紀・秩序の元になるもの。〈用例〉陸海軍の〜。
- きり‐つぎ【切(り)接ぎ・切(り)継ぎ】(名・サ変他)
- ①物と物とを切ってはぎ合わせること。
- ②勅撰(ちょくせん)和歌集などの撰歌の過程で削除したり増補したりすること。
- ③接ぎ木の方法。台木を切り、切り口の一方をたてに切り下げ、その間につぎ穂をさしこみ、両者の形成層を合わせてわらやテープでしばり、穂木がかくれるまで土をかぶせる。notch graft
- きりつけ‐せった【切(り)付け雪▽駄】
- 裏に板を張った粗末な雪駄。江戸時代に、茶屋の下男(げなん)などがはいたもの。
- きりつけ‐もん【切(り)付け紋】
- 紋のつけ方の一種。別布に紋を描いて切り抜き、張り付けて細かくかがる。張り付け紋。
- きり‐つ・ける【切(り)付ける・▼斬(り)付ける】(下一自他)
- ①(自)
- (ア)切りかかる。strike at〈用例〉刃物で〜。
- (イ)するどくつめよる。press
- ②(他)ほりつける。carve
- きりつせい‐たんぱくにょう【起立性▼蛋白尿】
- 寝ているときは出ないが、ある時間立っていると、尿に少量のたんぱく(1日1g以下)が出ること。起立時に脊柱(せきちゅう)が前湾し、腎臓(じんぞう)の血流が減少するためとされる。若年者に多く、病的状態ではない。orthostatic albuminuria
- きりつせい‐ちょうせつしょうがい【起立性調節障害】
- 起立すると、立ちくらみ・めまい・息切れなどが起こる症状。起立時に重力で減った脳の血流を調節する自律神経の失調が原因とされ、とくに学童に多い。orthostatic dysregulation
- きりつせい‐ていけつあつ【起立性低血圧】
- 起立時の血圧調整機能に障害があるため、血圧が低下し立ちくらみや意識喪失をおこす病気。降圧剤の影響、自律神経の障害などによる。orthostatic hypotension
- きり‐つぼ【▼桐▼壺】
- 《庭に桐の木があることから》内裏(だいり)の五舎の一つ。→淑景(しげい)舎の異称。
- きり‐づま【切(り)妻】
- ①切り妻屋根の両端の山形になった壁の部分。gable
- ②→切り妻造りのこと。
- きりづま‐づくり【切(り)妻造り】
- 建築形式の一つ。本をなかば開いて伏せたような形の屋根の名称。また、その屋根をもつ建物。切り妻。gable roof
- きりづま‐やね【切(り)妻屋根】
- むねから左右に、2つの斜面をふきおろした屋根。
- きりづみ‐おんせん【霧積温泉】
- 群馬県西部、松井田町の温泉。霧積川上流の谷間にある。
- きり‐つ・める【切(り)詰める】(下一他)
- ①切り取って短くする。shorten
- ②節約する。cut down〈用例〉経費を〜。
- きり‐ど【切(り)戸】
- ①門の脇(わき)や戸の一部に付けた小さい戸。くぐって出入りする。くぐり戸。side door
- ②能舞台の向かって右奥にある小さな戸。地謡(じうたい)や後見(こうけん)などが出入りする。切り戸口。臆病(おくびょう)口。
- きり‐どおし【切(り)通し】
- 山などを切り開いて造った通路。きりとおし。excavation〈用例〉湯島の〜。
- きり‐とり【切(り)取り】
- ①切り取ること。cutting off
- ②人を殺して財物を奪うこと・人。〈用例〉〜強盗。
- きり‐と・る【切(り)取る】(五他)
- ①切って一部分を取る。cut off
- ②武力で一部分を奪う。〈用例〉敵の領地を〜。
- きり‐なし【▽限無し】
- ①終わりがないこと。endless〈用例〉〜に質問がつづく。
- ②たえまがないこと。ひっきりなし。incessantly〈用例〉〜に雪がふる。
- きり‐ぬき【切(り)抜き】
- ①一部分を切り取ること。切り抜いたもの。clipping〈用例〉新聞の〜。
- ②「→切り抜き絵」の略。
- きりぬき‐え【切(り)抜き絵】
- 色紙などを切り抜いて、物の形にしたもの。切り抜き細工。
- きりぬき‐ちょう【切(り)抜き帳】
- 新聞などの必要な部分を切り抜いて、はっておく帳面。スクラップブック。scrapbook
- きり‐ぬ・く【切(り)抜く】(五他)
- 一部分を切って取る。切って穴をあける。clip out〈用例〉丸く〜。
- きり‐ぬ・ける【切(り)抜ける】(下一他)
- 敵中・苦境から、努力してのがれ出る。cut one's way
- キリノ【Elpidio Quirino】
- (1890-1956)フィリピンの政治家。第2次大戦中は抗日運動を指導。副大統領を経て、1948年大統領に就任し、対日講和条約などを締結。53年の選挙でマグサイサイに敗れる。
- きり‐のう【切(り)能・▽尾能】
- 番組の最後に演ずる能。五番目物。
- きり‐は【切(り)羽・切(り)端】
- 鉱山や炭鉱で、掘り進めている坑道の最先端。切り場。
- きり‐はく【切(り)▼箔】
- いろいろな形に細かく切った金・銀の箔。また、それを用いる装飾の技法。
- きり‐ばこ【霧箱】
- 放射線の通った跡を観察し、記録する装置。過飽和状態の水蒸気とエタノールなどの混合気体中を放射線が通過すると、その経路に電離作用で生じるイオンを核とした霧粒(きりつぶ)ができて観察・記録できる。ウィルソンが発明。ウィルソンの霧箱。cloud chamber
- キリバス【Kiribati】
- (Republic of Kiribati)中部太平洋上、ミクロネシアのギルバート諸島などからなる小共和国。首都タラワ。1979年イギリスから独立。珊瑚礁(さんごしょう)からなり、リン鉱石やコプラを生産。面積730km2。人口7.7万(1993)。正称キリバス共和国。
- きり‐はた【切(り)畑】
- 山腹などを開拓してつくった畑。hillside farm
- きり‐ばな【切(り)花】
- 切り取られた花枝。いけばなの材料・仏前用など。cut flowers
- きり‐はな・す【切(り)離す・切(り)放す】(五他)
- ①切って離す。〈用例〉車両を〜。
- ②つながれた動物を、はなしてやる。detach
- ③別に分ける。separate〈用例〉その問題は議題から〜。
- きり‐はなれ【切(り)離れ】
- =切れ離れ。
- ①切り離れること。また、離れたもの。
- ②思い切り。あきらめ。
- ③金ばなれ。〈用例〉〜がいい。
- きり‐はら・う【切(り)払う】(五他)
- ①《「伐り払う」とも》切って取りのける。cut away〈用例〉草木を〜。
- ②《「斬り払う」とも》敵を切って追っぱらう。scatter〈用例〉敵軍を〜。
- きり‐ばり【切(り)張り・切(り)▼貼り】(名・サ変他)
- ①襖(ふすま)や障子などの破れたところを切り取って張り替えること。patching
- ②切り抜いて張り付けること。clipping and pasting
- ぎり‐ば・る【義理張る】(五自)
- ①度をこして義理立てする。
- ②世間の交際上の贈答や馳走(ちそう)が多すぎる。
- 義理張るより頬張れ(ぎりばるよりほおばれ)
- 世間のつきあい上、義理を張って無理するよりも、自分の利益をはかれ。
- きり‐び【切(り)火・▼鑽(り)火】
- ①ヒノキなどの板をすり合わせたり、火打ち石を打ち合わせて得る清浄な火。神事に用いるところが多い。
- ②あらたまって出かけるようなときに、無事を祈って打ちかける浄(きよ)めの火。〈用例〉〜をかける。
- きり‐びしゃく【切(り)▽柄▼杓】
- 茶道の点前(てまえ)での、柄杓のあつかい方の一つ。茶を点(た)てるために柄杓ですくった湯の残りを釜(かま)に返したあとの、柄杓の置き方。
- きり‐ひとは【▼桐一葉】
- [一]桐の一葉がちるのを見て、秋が来たのを知ること。おとろえのきざしのたとえ。
- [二]坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の戯曲。7幕。明治37年(1904)初演。豊臣(とよとみ)家没落を描いた史劇。新史劇のさきがけとなる。
- きり‐ひら・く【切(り)開く】(五他)
- ①切って中を開く。切開する。
- ②山野を田畑・道路などにする。clear〈用例〉荒れ地を〜。
- ③敵の囲みを破って進路を開く。cut one's way through
- ④これからの新しい方向を開く。open up〈用例〉運命を〜。
- きり‐ふ【切▼斑・切▽生】
- ワシの羽で白羽に数条の黒褐色の斑紋(はんもん)のあるもの。矢羽に用いて、その形や濃淡によって大切斑・小切斑・薄切斑・逆切斑などという。
- きり‐ふうじ【切(り)封じ】
- ①書状の上包みの端を細く切り取り、これを帯封にすること。腰文(こしぶみ)。
- ②封書のとじ口に記す「封」の印。
- きり‐ふき【霧吹き】
- 香水・水などを霧状に散布すること。また、そのための道具。噴霧器。スプレー。spray
- きり‐ふ・せる【切(り)伏せる】(下一他)
- 切り倒す。cut down
- きり‐ふだ【切(り)札】
- ①トランプのカードの中で、特別に強い権限を与えられた1種類のカード。trump
- ②最後の有力な手段。きめて。last resort