きん‐よう【均窯・鈞窯】
中国、河南(かなん)省禹(う)県にあった陶窯。青みのある白濁失透性の釉(うわぐすり)が美しい。北宋(ほくそう)時代に開窯され明(みん)代に禹県が鈞(きん)州とよばれたのでこの名がついた。清(しん)代の初めまで栄えた。
きん‐よう【禁厭】
まじないで、病気などを防ぐこと。きんえん。
きん‐よう【緊要】(形動)
さしせまって、たいせつなさま。very important〈用例〉〜事。
ぎん‐よう【銀葉】
香道具の一つ。香炉に埋めた火に直接に香木が触れないように火窓にのせる雲母(うんも)の板。香木はその上に置く。
ぎんよう‐アカシア【銀葉アカシア】
マメ科の常緑高木。高さ約15m。銀灰色の2回羽状複葉を互生する。早春、細い枝に直径1cmの黄金色をした丸い頭状の花を多数つける。オーストラリア原産。
ぎんよう‐じゅ【銀葉樹】
ヤマモガシ科の常緑樹リュウカデンドロンの和名。高さ2〜10mで、約70種がある。代表種アルゲンテウムは、枝頂に黄色の苞(ほう)をもつ赤色の美しい花をつける。庭木・切り花用。南アフリカ原産。silver-tree
ぎんよう‐ばさみ【銀葉挟(み)】
香道具の一つ。銀葉を香炉の火窓にのせるときに、挟んで置き、軽く押さえて安定させるために用いる。
きんよう‐び【金曜日】
週の第6番目の日。木曜日の次の日。金曜。Friday
きんようわかしゅう【金葉和歌集】
平安後期の5番目の勅撰(ちょくせん)和歌集。10巻。白河(しらかわ)法皇の命で源俊頼(みなもとのとしより)が撰進。3度めに嘉納(かのう)され、大治(だいじ)2年(1127)ごろ成立。歌数約700首。改撰された二度本が流布(るふ)。勅撰集の定型20巻を10巻とし、連歌(れんが)の部を設けた点が革新的。歌風は清新で、自然観照の態度も深まっている。八代集の一つ。金葉集。
きん‐よく【禁欲・禁慾】(名・サ変自)
欲望、とくに情欲をおさえること。abstinence〈比較〉節制。〈対義〉享楽。
ぎん‐よく【銀翼】
①銀色のつばさ。silver wing
②飛行機。airplane(米); aeroplane(英)
きんよく‐しゅぎ【禁欲主義】
感性的欲望は悪の根源であるという前提から、その節制と禁止を自分に課して宗教的・道徳的理想の達成をめざす倫理説。asceticism
きん‐らい【近来】(名・副)
近ごろ。このごろ。lately〈用例〉〜まれに見る傑作。
きんらいふうていしょう【近来風体抄】
南北朝時代の歌論書。1巻。二条良基(よしもと)著。嘉慶(かきょう)元年(1387)成立。同時代の歌人頓阿(とんあ)・慶運・兼好らの論評をはじめ、二条家の歌論を述べる。今来風体抄。きんらいふうたいしょう。
きん‐らん【金蘭】
ラン科の多年草。高さ約50cm。葉は互生し、長楕円(だえん)形で長さ約10cm。4〜6月に黄花を茎頂に数個つける。山地の樹陰にはえる。本州以南に分布。
金蘭の契り(きんらんのちぎり)
《『小学』「嘉言」にあることば》心を許しあった親しい交わり。金蘭の交わり。
金蘭の交わり(きんらんのまじわり)
→金蘭の契り」と同意。
きん‐らん【金襴】
装飾用織物の一つ。綾(あや)・繻子(しゅす)・紗(しゃ)などの地組み織りに金糸などを織りこんだもの。袈裟(けさ)・能衣裳(のういしょう)・帯地などに使われる。
ぎん‐らん【銀蘭】
ラン科の多年草。高さ約20cm。葉は互生し、楕円(だえん)形で長さ約5cm。春に白い小花をつける。山地の樹陰にはえる。日本全域・朝鮮半島・中国に分布。
きんらん‐ちょう【金襴鳥】
ハタオリドリ科の鳥。全長約13cm。飼い鳥の一種。雄は繁殖期に頸部(けいぶ)と腰に黄赤色の飾り羽をもつ。繁殖期をすぎると、雄もヒバリに似た雌と同じ羽色になる。アフリカの草原や沼沢地にすむ。
きんらん‐どんす【金緞子】
金襴と緞子。また、これらが共に高価な織物であることから、高価な物の意でも用いる。
きん‐り【金利】
資金の貸借によって生じる利子。また、その利子率。interest; rate of interest
きん‐り【禁裏・禁裡】
《裡(うち)に入ることを禁じる意から》
①皇居。
②天皇。
きんり‐さいてい【金利裁定】
金融市場間に存在する金利差を利用した資金調達・運用によって利益を得ようとすること。国際間の金利差に着目して資金を移動させる取り引きについてもいう。利子裁定。interest arbitrage
きんり‐さま【禁裏様】
→天皇の敬称。
きんり‐せいさく【金利政策】
中央銀行が公定歩合操作によって通貨量を調節し、物価や国際収支の安定などをはかる政策。interest rate policy
きんりへいか‐せつ【金利平価説】
2国間の直物(じきもの)相場と先物(さきもの)相場の為替レートの開きが2国間の利子率の開きに比例するという説。theory of interest parities
きんりへいこう‐ぜい【金利平衡税】
→りしへいこうぜい(利子平衡税)
きん‐りゅう【禽竜】
→イグアノドンの和名。
きん‐りょう【斤量】
はかりにかけた、物の重さ。目方。
きんりょう【金陵】
中国、→南京(なんきん)の古称。
きん‐りょう【禁猟】
狩猟・漁猟を法令で禁じること。prohibition of hunting
きん‐りょう【禁漁】
水産資源の保護調整のため、一定期間または指定された区域内での漁業を禁止すること。きんぎょ。prohibition of fishing
きんりょう‐き【禁猟期】
法令で、鳥獣の狩猟を禁じられている期間。通常毎年4月16日から10月14日(北海道は9月14日)までをさすが、鳥獣の生息状況によっては期間の延長などが認められている。closed season
きんりょう‐く【禁猟区】
法令で、鳥獣の狩猟を禁じられている区域。禁猟区は旧狩猟法上の呼称で、現在は鳥獣保護法により鳥獣保護区という。game preserve
ぎんりょう‐そう【銀竜草】
イチヤクソウ科の多年生腐生植物。白銀色の多肉質。葉は鱗片(りんぺん)状。夏に、白花を開く。山林の落葉中にはえる。ユウレイタケ。
きんりょう‐ち【禁猟地】
法令で、鳥獣の捕獲を禁じられている場所。鳥獣保護区、休猟区、神社や寺の境内、墓地、公道のほか、国立公園の特別保護地区、自然環境保護地区など。preserve; sanctuary
きん‐りょく【金力】
お金の力。power of money〈用例〉〜に物を言わす。
きん‐りょく【筋力】
筋肉の力。muscular strength
きんりょく‐せき【金緑石】
ベリリウムを含む鉱物の総称。とくに美しいものは、高価な宝石となる。アレキサンドライト・キャッツアイなど。クリソベリル。chrysoberyl
きん‐りん【近隣】
近所。となり近所。近辺。neighborhood
ぎん‐りん【銀輪】
①銀色の輪。silver ring
②自転車。bicycle
ぎん‐りん【銀鱗】
①銀色のうろこ。silvery scale
②魚。fish
きんりんきゅうぼうか‐せいさく【近隣窮乏化政策】
他国の経済状態を悪化させながら自国の利益をもとめる政策。自国本位の輸出拡大や輸入削減によって他国の輸入増加や輸出の減少をまねくなど。beggar-my-neighbor policy
きんりん‐そうおん【近隣騒音】
ピアノ・クーラーの音やペットの鳴き声など、近隣から発生する騒音。noise pollution in neighborhood
きん‐るい【菌類】
キノコ類・カビ類・コケ類などの総称。細菌・ウイルスは含まない。以前は光合成を行わない下等植物を一括した名称で、植物界に含められていたが、現在は植物とは別の生物群と考えられている。真菌(しんきん)類。fungus
きんる‐ぎょくい【金縷玉衣】
玉片を金糸でつなぎ合わせ人の形をしたもの。中国漢代に、皇帝・皇后・王侯貴族の遺体を覆うために作られた。銀糸でつないだ銀縷玉衣もある。
きん‐れい【金鈴】
①金製のすず。金色のすず。
②金属製のすず。
③タチバナの実の美称。
きん‐れい【禁令】
ある行為を禁じる法令。ban
ぎん‐れい【銀鈴】
銀製のすず。銀色のすず。silver bell
ぎん‐れい【銀嶺】
雪で銀色に輝く山。
ぎんれい‐か【銀鈴花】
サクラソウ科の多年草。山地の湿った林下にはえる。高さ約50cm。葉は長楕円(だえん)形で、下面に赤褐色の斑点(はんてん)。初夏に、茎頂に白色または淡紅色の花を総状につける。
きんれん‐か【金蓮花】
ノウゼンハレン科の一年草。初夏から秋にかけて、一重か半八重咲きで芳香のある花を開く。葉は盾状で長柄。観賞用に栽植する。花色はクリーム色が主で、つる性・矮性(わいせい)などの品種がある。南アメリカ原産。ノウゼンハレン。ナスタチウム。nasturtium
きんれん‐ぽ【金蓮歩】
《中国の斉の東昏侯(とうこんこう)が潘妃(ばんき)に黄金製のハスの上を歩ませた、という故事から》美人のなよやかな歩み。
きん‐ろう【勤労】(名・サ変自)
つとめ働くこと。labor
きんろうかんしゃ‐の‐ひ【勤労感謝の日】
国民の祝日の一つ。11月23日。勤労を尊び、生産を祝う日。もとの新嘗(にいなめ)祭に当たる。
きんろう‐しゃ【勤労者】
勤労して得た所得で生活する者。農民・小商工業者・給与所得者・労務者などの総称。worker
きんろう‐しょとく【勤労所得】
企業や政府・団体などに雇われている人が受け取る現金・現物などの給与。賃金・手当に加え、事業主が負担する社会保険料や支給される食事・制服なども含まれる。雇用者所得。professional income; earned income〈対義〉不労所得。
きんろう‐ほうし【勤労奉仕】
公共の仕事などに無償で労力を提供すること。labor service
きんろく‐こうさい【金禄公債】
明治政府が華族・士族への禄制廃止に当たり家禄などの代わりに交付した金券。明治9年(1876)発行条例を公布。支給人員31万3000人、総額1億7千余万円。
きんろ‐ばい【金露梅】
バラ科の落葉低木。北海道、本州中部の高山にはえる。葉は奇数羽状複葉で、小葉は長楕円(だえん)形。夏に、茎頂に径約3cmの鮮黄色の五弁花が咲く。観賞用に栽植する。
ぎんろ‐ばい【銀露梅】
キンロバイの変種で、花弁が白色のもの。
きん‐わ【謹話】(名・サ変他)
つつしんで話すこと。その話。もと、皇室に関係する事柄を公表するさいに、用いた語。