- *くき【茎】
- ①シダ植物類・種子植物類の主軸として葉・花を支え、水分・養分を通し、根と結びつく部分。地上茎と地下茎に大別。stem
- ②茎状のもの。また、槍(やり)などの柄(え)。shaft〈用例〉〜みじかに握る。
- くき【久喜】
- 〈市〉埼玉県北東部の市。久喜・菖蒲(しょうぶ)工業団地が造られ、都市化が進む。埼玉ナシの産地。人口7万0903(1994)。
- くぎ【▼釘】
- 一端がとがっていて、木材などの接合のため打ちこむもの。日本古来の角断面の和くぎは、明治以後、洋くぎの導入ですたれた。金属・木・竹製などがあり、用途により多種。nail〈数え方〉1本。
- 釘が利く(くぎがきく)
- 効き目がある。意見をした効果があらわれる。
- 釘になる(くぎになる)
- 寒さで、手足が冷たくなる。
- 釘を刺す(くぎをさす)
- あとで言い逃れできないように、念をおす。釘を打つ。make sure of
- く‐ぎ【区議】
- 《「区議会議員」の略》区議会を構成する議員。member of a ward assembly
- グギ【Ngugi Wa Thiong'o】
- (1938-)ケニアの作家。キクユ族出身。独立闘争の中での社会・道徳・人種問題や、独立後の政治抑圧構造などを描く。作品『泣くな、わが子よ』『血の花弁』『十字架の上の悪魔』など。
- く‐ぎかい【区議会】
- 東京都の各特別区に設置されている議会。ward assembly
- くぎ‐かくし【▼釘隠し】
- 打ちつけたくぎの頭を隠すための飾り金具。
- くきざき【茎崎】
- 〈町〉茨城県南部、牛久(うしく)沼の北にある町。稲作・野菜栽培など農業が中心。人口2万6382(1994)。
- くぎ‐ざき【▼釘裂き】
- くぎにひっかけて、衣服などをさくこと。そのさけ目。かぎざき。
- くぎ‐し【▼釘師】
- パチンコ台のくぎの調整を専門とする職人。昭和27年(1952)「オール15‐連発式台」が登場、出玉の増加につれてパチンコのプロが出現。その対抗策として店側が釘調整の熟練者を雇ったのが始まり。
- くき‐しゅうぞう【九鬼周造】
- (1888-1941)哲学者。東京生まれ。東大卒。京大教授。実存哲学の特質を解説、「実存」という訳語をつくった。著書『人間と実存』『「いき」の構造』など。
- くきたち‐な【茎立菜】
- アブラナの北海道・東北地方での呼称。耐寒性が強く、冬の食用野菜として漬物などに利用。
- くき‐づけ【茎漬(け)】
- ダイコンやカブなどを葉や茎もいっしょに塩漬けにしたもの。
- くぎ‐づけ【▼釘付け】(名・サ変他)
- ①くぎで物を固定すること。nail up
- ②物価などを変動させないこと。pegg
- ③動きのとれないようにすること。また、その状態。be nailed〈用例〉その場に〜になる。
- くぎ‐ぬき【▼釘抜き】
- ①くぎを抜くために用いる大工道具の一つ。家庭用には金鎚(かなづち)を兼ねたものが一般的。pincers
- ②紋所の名。①を紋章化したもの。座金(ざがね)だけのものと梃子(てこ)を添えたものがある。
- くぎの【久木野】
- 〈村〉熊本県、阿蘇(あそ)南郷谷にある村。稲作・畜産・高冷地野菜栽培・林業などが行われる。人口2655(1994)。
- くき‐ばち【茎▼蜂】
- 幼虫が種々の草木を食害する原始的なクキバチ科の一群。体長1.5cm内外。腹部にくびれがない。ユーラシア・北アメリカに数十種、日本に数種を産するが、農林業上の害虫が少なくない。バラの新しい枝に穴をあけるバラクキバチはその代表。
- ぐ‐きょ【愚挙】
- ばかげた行い・くわだて。foolish attempt
- く‐きょう【句境】
- 俳句をつくるときの心境。また、句に表された境地。〈用例〉〜が進む。
- く‐きょう【▽究▼竟】
- ①《仏教語》それ以上はない最高の境地。きゅうきょう。
- ②力や技量が非常にすぐれているさま。competent
- く‐きょう【苦境】
- 苦しい境遇・立場。predicament
- く‐ぎょう【▽公▼卿】
- 《「公」は摂政・関白・太政(だいじょう)大臣・左大臣・右大臣、「卿」は、三位以上の大納言・中納言や四位の参議などの高官、の意》
- ①朝廷に仕えた上級貴族。かんだちめ。
- ②納言以下の公家(くげ)。
- く‐ぎょう【苦行】(名・サ変自)
- ①欲望を断ち、自分の身を苦しめることによって信仰の強化をめざす修行。asceticism
- ②たえがたい苦しみを伴う仕事。penance〈用例〉難行〜。
- くぎょう【▽公暁】
- (1200-19)鎌倉(かまくら)幕府2代将軍源頼家(みなもとのよりいえ)の子。鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)別当。北条義時(ほうじょうよしとき)にそそのかされ、承久(じょうきゅう)元年(1219)3代将軍源実朝(さねとも)を八幡宮境内で刺殺。
- くぎょう‐ぶにん【▽公▼卿▽補任】
- 神武(じんむ)天皇以来明治元年までの公卿の氏名・官歴を列記した名簿。叙位・補任・略歴などを記す。10世紀成立の『公卿伝』に順次書き加えたもの。
- くき‐よしたか【九鬼▼嘉▽隆】
- (1542-1600)安土(あづち)桃山時代の武将。織田信長(おだのぶなが)・豊臣秀吉(とよとみひでよし)に仕え、水軍を率いて活躍。関ケ原の戦いで敗れ、紀伊(きい)で自殺。
- く‐ぎり【区切り・句切り】
- ①文や詩の段落。paragraph
- ②物事の切れ目。pause
- く‐ぎ・る【区切る・句切る】(五他)
- ①文や詩をまとまりで切る。段落をつける。punctuate
- ②物事のさかい目をつける。しきる。divide; compart
- く‐ぎん【苦吟】(名・サ変自)
- 苦心して詩歌を作ること。また、その作品。
- く‐く【九九】
- 1から9までの2つの数を掛けあわせた81通りの積。また、それを並べたもの。掛け算表。掛け算九九。multiplication table
- く‐く【区区】(形動トタル)
- ①まちまちなさま。別々。various
- ②小さいさま。つまらぬさま。trivial〈用例〉〜たる問題。
- くぐ【▼莎▽草】
- ①カヤツリグサ科の多年草。高さ30〜50cm。茎は三角柱で夏から秋にかけて茎の頂上に円柱形の穂状花を傘(かさ)形につける。本州南部の日当たりのよい草地にはえる。イヌクグ。
- ②→ハマスゲの別名。
- ククタ【Cúcuta】
- 南アメリカ、コロンビア北東部の商業都市。コーヒー・タバコの集散地。人口45.0万(1992)。
- くく‐たち【▽茎立ち】
- 《「くく」は、茎(くき)の意》菜、とくにアブラナの薹(とう)。
- くぐつ【▼傀▼儡】
- ①あやつり人形。かいらい。〈用例〉〜師。
- ②平安時代の遊女。
- くぐの【久々野】
- 〈町〉岐阜県北東部、高山市南隣の町。林業が主。畜産、モモ・ナシの果樹栽培もさかん。人口4182(1994)。
- くぐま・る【▼跼まる・▽屈まる】(五自)
- 腰をまげ、からだをちぢめる。かがむ。こごむ。
- くく・む【▼銜む・▽含む】(五他)
- ①口の中に入れて持つ。ふくむ。
- ②中にはめこむ。
- ③心にとどめて忘れないでいる。恨みに思う。
- くく・める【▼銜める・▽含める】(下一他)
- ①口にふくませる。
- ②納得させる。言いふくめる。
- くぐもり‐ごえ【くぐもり声】
- こもってはっきりしない声。mumbled speech
- くぐも・る(五自)
- 声などがこもって、はっきりしない。mumble
- くぐら・せる【▽潜らせる】(下一他)
- ①下を通り抜けさせる。もぐらせる。make...pass through
- ②物を液体にちょっとひたす。dip into〈用例〉熱湯に〜。
- くくり【▽括り】
- ①くくること。くくられたもの。〈用例〉〜まくら。
- ②鳥・けものなどをとらえるわな。
- ③まとまり。しめくくり。〈用例〉〜をつける。
- くぐり【▽潜り・▽耳▽門】
- ①くぐって、はいること。get through
- ②→くぐり戸。wicket
- くくり‐ぞめ【▽括り染め】
- 絞り染めの一種。生地の一部をつまみあげ、根元を糸で巻き、くくって染める。tie-dyeing
- くくり‐つ・ける【▽括り付ける】(下一他)
- 他のものに強くしばって動かないようにする。しばり付ける。tie
- くぐり‐ど【▽潜り戸】
- くぐって出入りする戸口。それのついた出入り口。くぐり。wicket
- くぐり‐ぬ・ける【▽潜り抜ける】(下一自)
- ①狭いすきまをくぐって通り抜ける。squeeze through〈用例〉人込みを〜。
- ②危機・困難を切り抜ける。cut one's way through〈用例〉戦火を〜。
- くくり‐まくら【▽括り▼枕】
- そばがら・もみがらなどを入れて、両端をくくったまくら。
- くく・る【▽括る】
- [一](五他)
- ①ひもやなわなどを巻きつけて締める。しばる。bind; tie〈用例〉袖口(そでぐち)を〜。荷を〜。
- ②取り押さえて縛る。arrest〈用例〉犯人を〜。
- ③ばらばらのものをまとめて結ぶ。たばねる。bundle〈用例〉なわでまきを〜。
- ④物事をまとめる。summarize〈用例〉かっこで〜。
- ⑤《「縊る」とも》自分自身で首をしめて死ぬ。hang oneself〈用例〉首を〜。
- 〈古語〉
- [二](四他)括り染めにする。〈用例〉からくれなゐに水〜・るとは(古今・秋下)。
- くぐ・る【▽潜る】(五自)
- ①水中にもぐる。dive
- ②物の下やすきまを通りぬける。pass through〈用例〉脇戸を〜。
- ③むずかしい事・ところを通りぬける。〈用例〉難関を〜。
- ④ゆだん・不備につけこんでする。evade〈用例〉法の目を〜。
- くく・れる【▽括れる】(下一自)
- ひもなどがからみついて、締まる。
- く‐げ【▽公家】
- ①天皇。朝廷。おおやけ。
- ②《「公家衆(くげしゅう)」の略。武家に対して》武家時代、朝廷に仕えた人々。
- ③→公卿(くぎょう)。
- く‐げ【供▽花・供華】
- 仏前に花をそなえること。また、その花。
- く‐けい【区系】
- 生物の地理分布からみて共通性や類似性のある生物相をもったいくつかの地域。(植物)floral region;(動物)zoogeographic region
- ぐ‐けい【愚兄】
- 自分の兄をけんそんしていう語。〈対義〉賢兄。
- ぐ‐けい【愚計】
- ①おろかな計略。foolish scheme
- ②自分の計略をけんそんしていう語。
- くけ‐えり【▼絎(け)襟】
- 広襟を二つ折りにしてくけつけ、細幅に仕立てた襟。男物長着にみられる。
- くげ‐しょはっと【▽公家諸法度】
- 江戸幕府が定めた朝廷・公家に対する統制法。元和(げんな)元年(1615)徳川家康(とくがわいえやす)が制定。17条。天皇の学問、公家の席次、服装、改元などを規定し幕府の対京都政策を確立。禁中並(きんちゅうならびに)公家諸法度。
- くけ‐だい【▼絎(け)台】
- 和裁用具の一つ。布をくけるとき、たるまないように布の一方を固定させる台。針箱にくくりつけたものもある。
- くげ‐でん【▽公▼廨田】
- 律令(りつりょう)制度で、地方官に支給された職分田(しきぶんでん)。くがいでん。
- くけど‐ばな【▽潜戸鼻】
- 島根県、島根半島の岬。海食奇景で知られ、「加賀(かが)の潜戸」とよばれる洞窟(どうくつ)がある。『出雲国(いずものくに)風土記』の「黄泉(よみ)の国」はここといわれる。
- くけ‐ぬい【▼絎(け)縫い】
- 縫い方の一種。布端を折りまげて縫い目をなるべく表に出さないように縫うこと。みみぐけ・折りぐけ・まつりぐけなどがある。blind stitch
- く‐げん【▽公験】
- 律令(りつりょう)制下、私有地の売買・譲与による所有権の移転を公的に認めた文書。
- く‐げん【苦言】
- 言いにくく、聞くのもつらいが、ためになることば。忠言。candid advice〈対義〉甘言。〈用例〉〜を呈する。
- く‐げん【苦▽患】
- 《仏教語》苦しみと悩み。苦難。
- ぐ‐けん【愚見】
- 自分の意見をけんそんしていう語。愚考。
- ぐ‐げん【具現】(名・サ変他)
- 具体的に現すこと。実際に現れた物。embodiment〈用例〉理想を〜する。
- く‐けんさつちょう【区検察庁】
- 簡易裁判所に対応して設置される検察庁。最下級で、地方検察庁の下。
- くげん‐ししゅう【区限刺▼繍】
- 欧風刺繍の一種。下絵をかかず、布目を数えながら幾何学的な模様を刺す刺繍。
- く‐こ【▼枸▼杞】
- ナス科の落葉小低木。山野・道ばたにはえる。高さ1〜2m。葉は互生し、長楕円(だえん)形。夏に淡紫色の小花を開く。果実は卵形で秋に赤く熟す。若葉は食用。果実は枸杞酒の材料、根皮や葉は解熱(げねつ)・強壮薬。ヌミクスネ。ヌミクスリ。
- く‐ご【供御】
- ①天皇・皇后・皇子・貴人などの飲食物。
- ②《女房ことば》飯(めし)。
- く‐ご【▼箜▼篌】
- 古代中国・日本の撥弦(はっげん)楽器。主としてハープ属の竪(たて)箜篌または百済琴(くだらごと)をさす。西アジアから中国を経て日本に伝来。くうご。こうこう。
- ぐ‐こう【愚公】
- 『列子』の寓話(ぐうわ)に出てくる人物。愚直一徹の人物をいう。「愚公、山を移す」のたとえで知られる。
- 愚公山を移す(ぐこう、やまをうつす)
- 《北山の愚公が、家の前にある山を他に移そうと、人のあざけりも気にせず、箕(み)で土を運び続けたので、ついには神も感じて、その業を完成させたという『列子』「湯問」の寓話(ぐうわ)から》たゆまずに地道な努力を重ねれば、大きな事も成し遂げられるというたとえ。愚公移山。
- ぐ‐こう【愚考】(名・サ変他)
- ①おろかな考え。foolish idea
- ②自分の考えをけんそんしていう語。愚見。卑見。〈対義〉賢慮。〈用例〉〜いたしまするに…。
- ぐ‐こう【愚行】
- おろかな行い。ばかげた行い。foolish act
- く‐ごころ【句心】
- ①俳句をつくろうとする心。
- ②俳句を理解し、味わうことができる心。
- くこ‐ちゃ【▼枸▼杞茶】
- クコの葉・茎で製した茶。強壮作用があるとされる。
- くご‐にん【供御人】
- 平安から室町時代、朝廷や神社に隷属し、貴人の飲食物(供御)を貢進する義務を負った人。漁業・狩猟者に多く、鎌倉(かまくら)中期以降、特権を背景に座を結成し商業活動に進出した。
- く‐こん【九献】
- ①正式の献杯の礼の一つ。杯を3献(3杯)ずつ3度さすこと。現在では結婚式のときに行われることが多い。三三九度。
- ②《女房ことば》酒。
- *くさ【草】
- [一](名)
- ①茎がやわらかく、木質でない植物。花がさいたり実がなると、地上部分が枯れる。一年草・多年草などがある。草本。grass; herd〈用例〉〜がれの冬。〈数え方〉1本・1株。
- ②雑草。weed〈用例〉〜むしり。
- ③まぐさ。fodder〈用例〉馬に〜をやる。
- ④屋根をふくのに使うわら・かや。thatch〈用例〉〜ぶきの屋根。
- [二](接頭)本物より劣った、…に準じた、の意を表す。〈用例〉〜相撲。〜野球。草の枕(くさのまくら)草まくら。旅寝。
- 草を打って蛇に驚く(くさをうってへびにおどろく)
- 何げなくしたことが、思いもおよばない結果を招く。
- 草を結ぶ(くさをむすぶ)
- ①《草木を結んで仮のまくらとする意から》旅寝する。また、草庵に住む。
- ②《晋(しん)の魏顆(ぎか)が秦(しん)の杜回(とかい)と戦ったとき、娘の命を助けてくれた恩返しにと、父親の霊が老人の姿になって現れ、草を結んで杜回をつまずかせ、魏顆を助けたという『左伝』「宣公十五年」の故事から》恩に報いることにいう。
- くさ【▽種】
- 〈古語〉
- [一](名)
- ①物事の生じるもと。たね。〈用例〉たださるものの〜の少なきを(源氏・行幸)。
- ②たぐい。しな。種類。〈用例〉唐土(もろこし)・高麗(こま)と尽くしたる舞ども〜多かり(源氏・紅葉賀)。
- [二](接尾)種類を数える意を表す。〈用例〉百(もも)〜。千(ち)〜。
- くさ【▼瘡】
- ①皮膚病の総称。できもの。本来は、きずあとのできもの。かさ。dermatosis; scab
- ②→湿疹(しっしん)。eczema; rash
- ③→胎毒。baby's eczema to congenital syphilis
- ④→梅毒の俗称。
- ぐさ【▽種・草】(接尾)
- 《名詞や動詞の連用形に付いて》…のたね、…の材料、の意を表す。〈用例〉質〜。語り〜。お笑い〜。
- くさ‐あわせ【草合(わ)せ】
- 物合わせの一つ。さまざまな草花を出し合い、その優劣を競ったもの。平安時代から5月5日の節句などに行われた。
- クサイ【Ξ・ξ】
- ギリシア字母の第14字。クシー。xi
- *くさ・い【臭い】
- [一](形)
- ①いやなにおいがする。stinking〈用例〉はく息が〜。
- ②あやしい。うたがわしい。suspicious; fishy〈用例〉あの男が〜。
- ③演劇などで、演技が洗練されていなくてわざとらしい。overacting〈用例〉〜演技。
- [二](接尾)
- ①…のいやなにおいがする意を表す。〈用例〉酒〜。ガス〜。
- ②…らしい、…のような感じがする意を表す。〈用例〉古〜。しろうと〜。
- ③好ましくない意を強める。〈用例〉ばか〜。めんどう〜。〈派生〉くさが・る(五他)くささ(名)くさみ(名)
- 臭い仲(くさいなか)
- 悪い関係で結ばれている、また、恋仲だと疑われるような、あやしい間柄。
- 臭い飯を食う(くさいめしをくう)
- 刑務所に入れられる。serve a prison term
- 臭い物に蠅が集る(くさいものにはえがたかる)
- 醜悪なもの同士が寄り集まるたとえ。
- 臭い物に蓋(くさいものにふた)
- 人に知られて困ることを、解決しないで、かくすこと。一時しのぎのたとえ。hush up
- 臭い物身知らず(くさいもの、みしらず)
- 自分のにおいは嫌なにおいでも気にならないように、自分の欠点には気づかない。
- ぐ‐さい【愚妻】
- 自分の妻をけんそんしていう語。〈比較〉良妻。
- ぐさい【▽救済】
- (1282ごろ-1376ごろ)南北朝時代の連歌(れんが)師。善阿(ぜんな)に連歌を学ぶ。二条良基(にじょうよしもと)と『菟玖波(つくば)集』を編み、連歌の『応安(おうあん)新式』を制定。後世、連歌第一の先達と仰がれた。きゅうせい。
- くさ‐いきれ【草▽熱れ】
- 草原に日が強く照って起こる、むっとした熱気。fume of grass
- くさ‐いち【草市】
- 盂蘭盆(うらぼん)の精霊(しょうりよう)棚に供える盆花や灯籠(とうろう)などを売る市。陰暦7月12日夜から13日朝にかけて市が立つ所が多い。盆市。
- くさ‐いちご【草▼苺】
- 山野にはえるバラ科の落葉低木。茎は細長く、腺毛(せんもう)が密生。葉は奇数羽状複葉。白色五弁花のあとに、赤い球形の果実がつく。食用。ワセイチゴ。
- くさいり‐すいしょう【草入り水晶】
- 透明な水晶の中に金属鉱物の微粒子が混在し、その形状が草のように見えるもの。
- くさ‐うお【草魚】
- 腹びれが吸盤になったクサウオ科の海水魚。全長約45cm。体は細長く、淡灰色で、胸びれが幅広い。砂泥底に生息。本州中部以北の沿海に分布。
- くさ‐うら【草▽占】
- 吉凶占いの一つ。草の葉にできる筋やアシの茎の節で、台風や水害を占ったり、草が風になびくようすや結び合わせたあとの解け方で占う。
- くさ‐かげろう【草▼蜻▼蛉】
- トンボに似るが、体が緑色で弱々しいクサカゲロウ科の昆虫の総称。また、その一種。開張3〜4cm。羽は透明。アブラムシを捕食。卵はうどんげ。日本に約25種がいる。この一種クサカゲロウは開張3cm内外で、本州北部以北に分布。green lacewing
- くさか‐げんずい【久坂玄▼瑞】
- (1840-64)幕末の尊攘(そんじょう)派の志士。長州(ちょうしゅう)藩士。吉田松陰(よしだしょういん)の弟子。元治(げんじ)元年(1864)蛤(はまぐり)御門の変を指揮したが、敗れて自殺。
- くさかべ‐の‐おうじ【草壁皇子】
- (662-689)天武(てんむ)天皇の皇子。母は持統天皇。天武10年(681)皇太子となったが、即位することなく病没。日並知(ひなめし)皇子。
- くさかべ‐めいかく【▽日下▽部鳴▼鶴】
- (1838-1922)書家。本名は東作。近江(おうみ)の人。太政官(だじょうかん)大書記官となる。六朝(りくちょう)書道を研究。鳴鶴派を創始、後代の日本書家に大きく影響。
- くさ‐がめ【臭▼亀・草▼亀】
- イシガメに似た淡水産のカメ。甲長約20cm。背甲に縦に走る3本の隆起がある。臭気を出し、雑食性。6〜7月に砂中に産卵。本州から九州、朝鮮半島・中国に分布。子ガメをゼニガメという。
- くさ‐かり【草刈(り)】
- 雑草をかまで刈り取ること・人。mowing
- くさかり‐うま【草刈(り)馬】
- 7月7日に真菰(まこも)や藁(わら)で作った馬を持って早朝草刈りに行き、戻ってから赤飯などを供えて祭る子どもの行事。また、その馬。
- くさかり‐つぼだい【草刈▼壺▼鯛】
- カワビシャ科の深海魚。全長約50cm。背びれ・腹びれ・尻(しり)びれのとげが硬くて強大。水深約300〜900mにすむ。北太平洋に多い。底引き網で漁獲。食用。
- くさ‐がれ【草枯れ】
- 寒くなって、草が枯れること。また、その季節。
- くさ‐かんむり【草冠】
- 漢字を組み立てている部分の名。そうこう。「草・花・茶」などの上にある「⻌」。〈参考〉字源は「艸」。
- 草木にも心を置く(くさきにもこころをおく)
- 《草木が風に揺れる音にも気を配る意から》まわりのささいな動きにも、びくびくして恐れる。また、小さなことに対しても、警戒をおこたらない。
- 草木も靡く(くさきもなびく)
- 威勢がさかんであったり、徳があったりするために、人々が服従する。
- 草木も眠る(くさきもねむる)
- 真夜中の静けさのたとえ。〈用例〉〜丑(うし)三つ時。
- 草木も揺るがず(くさきもゆるがず)
- =草も揺るがず。
- ①風がまったくない。completely windless
- ②風がなく、蒸し暑い。
- ③世の中が、よく治まっている。天下泰平である。be at peace
- くさ‐ぎ【臭木】
- クマツヅラ科の落葉小高木。高さ3〜5m。山野にはえる。葉は対生し悪臭がある。8〜9月に白か淡紅色の花を密生。
- くさぎ‐かめむし【臭木▼亀虫】
- クサギなどの低木上にすむカメムシ。体長約1.6cm。暗褐色。六角形の平たい小昆虫で、果樹や果実の汁液を吸って害虫となることもある。本州以南に分布。
- くさき‐ぞめ【草木染(め)】
- 草根木皮の煎(せん)じ汁など植物染料で行う染色。古代からの染色法でアイ・アカネ・ベニバナなどを用いる。herb dyeing
- くさき‐ダム【草木ダム】
- 群馬県東部、渡良瀬(わたらせ)川上流のダム。有効貯水量5050万m3。多目的ダムで、首都圏への給水源。
- くさ‐きょうちくとう【草▼夾竹桃】
- ハナシノブ科の多年草。庭園用。高さ約1m、葉は対生で皮針形。夏に、キョウチクトウに似た紅紫色の花を円錐(えんすい)状に多数つける。北アメリカ原産。オイランソウ。
- くさ‐きり【草きり】
- 8〜9月に、夕方草原でジーと鳴く、キリギリス科の昆虫。体長約5cmで、緑色か褐色。産卵管は長い。暖地性で、本州以南、中国・インドに分布。
- くさ‐ぎ・る【草切る・▼耘る】(五自)
- 田畑の雑草を取る。除草する。