くし【串】
竹や鉄などの、先のとがった細長い棒。団子や魚・肉・野菜などに突き通すのに用いる。spit; skewer
くし【髪】
《「おぐし」「みぐし」の形で》かみの毛。
くし【櫛】
髪をすいたり、髪飾りとする用具。挽(ひ)き歯櫛(ばぐし)と編み歯櫛、横形櫛と縦形櫛に大別される。comb〈用例〉〜で髪をとかす。〜をさす。〈数え方〉1枚。
櫛の歯が欠けた様(くしのはがかけたよう)
切れ目なく続いているはずのものの、ところどころが欠けているさま。
櫛の歯を挽く(くしのはをひく)
物事がたえまなく続くようすをいう。occur in succession
く‐し【句誌】
俳句の雑誌。俳句に関する専門雑誌。
く‐し【駆使】(名・サ変他)
①追いたてて使うこと。こき使うこと。drive...hard
②使いこなすこと。make the most of〈用例〉最先端技術を〜する。
くじ【籤・鬮】
①古代、神の意向を占い定めるための宗教的方法の一つ。
②《転じて》一般的に勝敗・順序・吉凶など、決めがたい物事を無作為的・公平に決めるために用いられる方法。紙片などに番号・符号などを記しておいて、その中から1つを選ばせるもの。lot
く‐じ【九字】
密教・修験道で、身を守るまじないとしてとなえる、「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」の9文字。九字護身法。
九字を切る(くじをきる)
九字をとなえながら、空中に、指で、縦4本・横5本の線を、交差させるようにえがいて、まじないをする。
く‐じ【公事】
①政務一般をさす語。
②平安時代は、とくに朝廷の政務・儀式。
③中世の荘園(しょうえん)公領制下では、基本的賦課の一つ。
④江戸時代では、とくに民事訴訟のこと。
くじ【久慈】
〈市〉岩手県北東部、久慈湾に臨む市。旧城下町。久慈新港や工業港を軸に工業化が進む。人口3万8851(1994)。
くじ【孔子】
①《「く」は呉音》孔子(こうし)。また、孔子の像や絵。
→籤(くじ)
孔子の倒れ(くじのたおれ)
孔子(こうし)のような聖人でも、時には失敗することがある。
ぐ‐じ【具慈】
→アマダイの別名。
くし‐うら【占】
吉凶占いの一つ。ツゲの櫛を持って辻(つじ)に立ち、古歌を唱えて櫛の歯を鳴らし、米をまいて通りすがりの人のことばから吉凶を占う。
くじ‐うん【籤運】
くじが当たるか当たらないかの運。luck in lotteries〈用例〉〜が強い。
くし‐がき【柿】
渋柿(がき)の皮をむいて、竹のくしに刺して干したもの。
くし‐がた【櫛形】
下部が水平で上部が弧状をした、半円に満たない形。半月形。
くしがた【櫛形】
〈町〉山梨県西部、櫛形山東麓(とうろく)の町。畑作地帯で、メリヤス工業なども行われている。人口1万8197(1994)。
くじかたおさだめがき【公事方御定書】
江戸幕府の裁判関係の基本法典。2巻。8代将軍徳川吉宗(とくがわよしむね)の命で編纂(へんさん)された、関係役人のための規範集。寛保(かんぽう)2年(1742)成立。下巻は「御定書百箇条」ともよばれる。
くしがた‐ぎり【櫛形切(り)】
《くしの形に似せて切るところから》おもに料理で、球形や短円柱形の材料を、等しい大きさになるよう、4つや8つに切る切り方。
くし‐カツ【串カツ】
《「カツ」は「カツレツ」の略》小さく切った豚肉とネギを交互に串に刺し、衣をつけて揚げたもの。
ぐしかみ【具志頭】
〈村〉沖縄県、沖縄島南部の村。サトウキビ栽培が中心。工芸的な建材、粟石(あわいし)が特産。人口7365(1994)。
くじ‐がわ【久慈川】
茨城県北部を南流する川。長さ124km。八溝(やみぞ)山地に発し、太平洋に注ぐ。上流の奥久慈は渓谷美で有名。
ぐしかわ【具志川】
〈市〉沖縄県、沖縄島中部の市。サトウキビ栽培のほか、養豚業などがさかん。人口5万7252(1994)。
ぐしかわ【具志川】
〈村〉沖縄県、沖縄島西方の久米(くめ)島西半部の村。サトウキビ栽培が主。空港がある。人口4646(1994)。
くしき【奇しき】(連体)
《文語形容詞「くし」の連体形から》ふしぎな。霊妙な。strange〈用例〉〜因縁。
くじき【旧事紀】
→旧事本紀』の別称。
くしきの【串木野】
〈市〉鹿児島県、薩摩(さつま)半島西岸の市。マグロ遠洋漁業の基地。水産加工業がさかん。江戸時代から金山で知られる。人口2万8528(1994)。
くじ・く【挫く】(五他)
①ねんざする。sprain〈用例〉足首を〜。
②勢いを弱らせる。ひしぐ。dampen〈用例〉気勢を〜。
③おりまげて、傷をつける。break
ぐじ‐ぐじ(副・サ変自)
①はっきりとした言い方をしないで、いつまでもぐちっぽく物を言うさま。grumblingly
②態度がにえきらないさま。ぐずぐず。hesitantly
くしく‐も【奇しくも】(副)
まったく偶然で、ふしぎなことに。ふしぎにも。strangely
くし‐くらげ【母】
有櫛(ゆうしつ)動物門に属するクラゲの総称。体は透明な寒天質で、形は風船形・帯形など。刺胞がない。オビクラゲはリボン状で全長1m余に達する。世界各地の暖海に分布。
くし‐げ【笥・匣】
①化粧用具を入れた箱。
②《「篋」とも》はこ。〈用例〉玉〜。
くし‐けず・る【梳る】(五他)
(くし)で、髪の毛をすく。とかす。comb
くじ・ける【挫ける】(下一自)
①おれて、くだける。break
②気分や意気込みが、急に弱る。屈する。be dishearted〈用例〉気が〜。
ぐしけん‐ようこう【具志堅用高】
(1955-)元プロボクシング選手。沖縄県生まれ。1976〜81年(昭和51〜56)、WBA世界ジュニア‐フライ級チャンピオン。防衛13回。
くじこんげん【公事根源】
室町時代の有職故実(ゆうそくこじつ)書。1巻。一条兼良(いちじょうかねら)著。応永(おうえい)30年(1423)ごろ成立。
くし‐ざし【串刺(し)】
①くしに刺すこと。また、刺したもの。skewer
②戦国時代の刑罰の一つで、鉄棒・竹などで刺し殺すこと。stab to death
くしだ‐がわ【櫛田川】
三重県中部を東流する川。長さ85km。高見山地に発し、松阪(まつさか)市で伊勢(いせ)湾に注ぐ。上流に渓谷美の香肌(かはだ)峡がある。
くしだ‐たみぞう【櫛田民蔵】
(1885-1934)マルクス経済学者。福島県生まれ。京大卒。労農派を代表する理論家の一人として大正末期から価値論論争、地代・農業問題論争に参加。
くしだ‐まごいち【串田孫一】
(1915-)哲学者・詩人・随筆家。東京生まれ。東大卒。詩集『羊飼の時計』、随想集『博物誌』など。
クシナガラ【Kuśinagara(梵)・拘尸那掲羅】
古代インド、マッラ国の首都名。クシナガラ城外の沙羅(さら)双樹の下で釈迦(しゃか)が入滅したといわれる。
くしなだ‐ひめ【稲田姫・櫛名田比売】
日本神話の女神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の妃。八岐大蛇(やまたのおろち)の故事で知られる。稲田姫(いなだひめ)。くしいなだひめ。
ぐし‐ぬい【ぐし縫い】
手縫いの一つ。洋裁では、袖山(そでやま)にいせを入れるとき、伸び止めなどに用いる縫い方で、ごく細かく縫うこと。和裁では、細かく縫うことのほか、並縫いのこともいう。darning stitch
くじ‐のがれ【籤逃れ】
くじ引きの結果、役や番を逃れること。
くしはら【串原】
〈村〉岐阜県南東端、愛知県に接する村。稲作・野菜栽培・養豚などの農業が中心。人口1138(1994)。
くしびき【櫛引】
〈町〉山形県西部、鶴岡(つるおか)市南東隣の町。稲作中心。農民による「黒川能(くろかわのう)」が有名。人口8861(1994)。
くじ‐びき【籤引(き)】
くじを引くこと。抽選。lottery
くじほんぎ【旧事本紀】
古代の歴史書。10巻。平安初期の編纂(へんさん)。神代から推古(すいこ)天皇までの事績を記載。先代旧事本紀。旧事紀。
くしま【串間】
〈市〉宮崎県南部、鹿児島県に接する市。稲作・サツマイモ栽培などがさかん。人口2万6555(1994)。
くし‐まき【櫛巻(き)】
女の髪型の一つ。くしを巻き込んで結(ゆ)う。
くし‐め【櫛目】
櫛ですいたあとのすじ目。〈用例〉〜の通った髪。
くじめ【久慈目】
沿岸の磯にすむアイナメ科の魚。全長約30cm。暗褐色の地に円形の小淡色斑(はん)が密に散在。食用。北海道南部以南の日本各地に分布し、とくに、南日本に多い。
くしめもん‐どき【櫛目文土器】
櫛の歯状の施文具(せもんぐ)でつけた文様をもつ土器の総称。北欧から朝鮮半島にいたる北方ユーラシア大陸の最初の土器として出現したものが多い。櫛文土器。
くしもと【串本】
〈町〉和歌山県南端、本州最南端の町。潮岬(しおのみさき)をつなぐ砂州上に発達。遠洋漁業など水産業がさかん。人口1万6980(1994)。
くしもと‐ぶし【串本節】
和歌山県串本町の民謡。大正時代末期ごろから全国的に流行。
ぐ‐しゃ【愚者】
愚か者。しれもの。ばかもの。fool〈対義〉賢者。
愚者も一得(ぐしゃもいっとく)
愚かな者でも、時には名案を出すことがある。
くし‐やき【串焼(き)】
肉・野菜などをくしにさして焼くこと。また、その料理。spit-roasting
く‐じゃく【雀】
大形で華麗なキジ科の鳥の総称。雄は尾のようにみえる上尾筒の羽毛が長く、扇状に広げると美しい。インドクジャク・マクジャクは翼長が雄約50cm、雌約40cm。コクジャクはやや小さい。インド・東南アジアなどに分布。ピーコック。peacock
くじゃく‐いし【雀石】
炭酸銅と水酸化銅からなる鉱物。成分は緑青(ろくしょう)と同じ。単斜晶系針状結晶で緑色または黒緑色。飾り石・緑色絵の具に利用。malachite
くじゃく‐がい【雀貝】
イガイ科の海産ニマイガイ。殻長約4cm。殻はゆがんだ三角形で黒色。殻皮には黄褐色の毛が生え、腹側は黄橙(おうとう)色。内面は青白色の光沢がある。潮間帯の岩礁に着生。本州以南に分布。
くじゃく‐ざ【雀座】
南天の星座。日本などでは一部しか見ることができない。9月5日ごろの午後8時ごろに南中。面積377平方度。Pavo
くじゃく‐サボテン【雀サボテン】
サボテン科の多肉植物。径15cm前後の美しい花をつけ、花色は豊富。花期は4〜6月。多数の園芸品種がある。メキシコ・パラグアイ原産。
くじゃく‐しだ【歯】
イノモトソウ科のシダ。高さ約40cm。葉柄は紫褐色で針金状。葉は羽片が扇形に広がる。山地の林下にはえる。
くしゃ‐くしゃ
[一](形動)
①しわだらけのさま。be crumpled〈用例〉〜になった紙幣。
②整っていないさま。髪などの乱れているさま。be rumpled〈用例〉髪が〜だ。
[二](副・サ変自)
①だらしなく物をかむさま。〈用例〉〜とガムをかむ。
②気分がすっきりしないさま。むしゃくしゃ。くさくさ。be irritated〈用例〉しかられて気が〜する。
ぐしゃ‐ぐしゃ(形動)
①ぬれてやわらかくなったさま。be soaked〈用例〉道が〜になっている。
②くずれて、もとの形がなくなるさま。out of shape〈用例〉〜につぶれる。
ぐじゃ‐ぐじゃ
[一](形動)ぬれたりして、形が崩れたさま。ぐちゃぐちゃ。be crumpled〈用例〉ケーキが〜に崩れる。
[二](副)しつこく愚痴をこぼすさま。keep complaining〈用例〉いつまでも〜言うな。
くじゃく‐そう【雀草】
→ハルシャギクの別名。
→フレンチマリーゴールドの別名。
くじゃく‐たては【雀立羽蝶】
→クジャクチョウの別名。
くじゃく‐ちょう【蝶】
(はね)にクジャクの尾の斑紋(はんもん)に似た模様のあるタテハチョウ科のチョウ。開張約5cm。成虫で越冬。イラクサなどが食草。本州中部以北・北海道に分布。クジャクタテハ。
くじゃくとうなんひ【雀東南飛】
中国、六朝(りくちょう)初期の叙事詩。作者未詳。別名「焦仲卿(しょうちゅうけい)の妻」。家族制度の重圧下で純愛を貫いた若い男女の物語詩。
くしゃく‐にけん【九尺二間】
《間口9尺、奥行き2間の家、の意から》せまい家。まずしい人の家。〈用例〉〜の裏長屋。
くじゃく‐ばと【鳩】
ハトの一品種。全長約33cm。尾が扇状に開くところがクジャクに似る。インド原産のカワラバトからの交配種。pheasant pigeon
くじゃく‐みょうおう【雀明王】
密教の明王。除災・祈雨の孔雀明王法の本尊。一面四臂(しひ)の菩薩(ぼさつ)形で、蓮華(れんげ)、クジャクの羽などを持ち、クジャクに乗る姿で表される。
くじゃく‐やし【椰子】
ヤシ科の常緑高木。直立する単幹は高さ約20m。葉は約6mで濃緑色、逆V字状の羽状葉。3mほどの肉穂花序を下垂。樹液は発酵させて酒とする。また髄からでんぷんをとる。東南アジア原産。
くしゃ‐しゅう【倶舎宗】
南都六宗の一つ。『倶舎論』を通じて、説一切有部(うぶ)の論書を講究する学派。法相宗の兼学とされたが、とくに東大寺で行われた。
ぐしゃっ‐と(副)
やわらかいものなどがつぶれる音・さま。ぐしゃりと。squash〈用例〉空き箱を〜つぶす。
クシャトリヤ【Kṣatriya(梵)】
インドで、カーストの第2。王侯・武士階級。現在これを自称するのは地主・富農に多い。刹帝利(せつていり)
くしゃみ【嚏】
《「くさめ」の転》息を吸ったあとに反射的に起こる、鼻から出る急激な呼気。異物などによる鼻腔(びこう)粘膜の刺激に対して防御反応として起こる。くさみ。sneeze
グジャラート【Gujarat】
インド西部の州。州都カンディナガル。綿花の栽培と綿工業が主産業。面積18.7万km2。人口4131.0万(1991)。
ぐしゃり‐と(副)
→ぐしゃっと
くしゃろん【倶舎論】
仏教の論書の一つ。『阿毘達磨(あびだつま)倶舎論』の略称。世親(せしん)の著。『大毘婆沙論(だいびばしゃろん)』の教理に基づいて、小乗仏教の教理を体系的に叙述。仏教学の基本書とされる。倶舎宗の所依(しょえ)の論典。
クシャン‐ちょう【クシャン朝】
現在のアフガニスタン・北インドを中心に、1世紀から5世紀に栄えた王朝。2世紀、カニシカ王の時代に最盛期をむかえ、3世紀後半から衰退、ササン朝ペルシアに圧迫されて衰亡した。ガンダーラ美術を形成し、大乗仏教を成立させるなど、特異な文化を維持した。貴霜(きそう)。クシャーナ朝。kushan dynasty
く‐じゅ【口授】(名・サ変他)
口で述べ、教えること。こうじゅ。〈対義〉筆授。
く‐しゅう【句集】
連句・俳句を集めた書物。〈比較〉歌集・詩集。
く‐じゅう【苦汁】
①にがいしる。
②苦しみ。suffering
→にがり。bitterness
苦汁を嘗める(くじゅうをなめる)
にがい経験をする。have a hard time
く‐じゅう【苦渋】
①にがくて、しぶいこと。bitterness
②苦しみなやむこと。mortification〈用例〉〜に満ちた表情。
③文章のわかりにくいこと。difficulty in understanding
くじゅう【久住】
〈町〉大分県南西部、久住山南東麓(なんとうろく)の町。農林業中心。トマト栽培がさかん。人口5133(1994)。
くじゅうく‐しま【九十九島】
長崎県北部西岸にある島群。リアス式海岸に大小170の島々が散在。西海(さいかい)国立公園に属し、黄色の海食棚と青い海との対照美が特色。
くじゅうくり【九十九里】
〈町〉千葉県東部、九十九里浜にある町。野菜園芸やイワシ漁などの漁業が行われる。海水浴客が多い。人口2万0713(1994)。
くじゅうくり‐はま【九十九里浜】
千葉県北東部、太平洋に臨む砂浜。全長55km。イワシの漁場で、地引き網やあぐり網が行われる。
くじゅう‐さん【九重山】
九州中央にある火山群。主峰は最高峰の中岳(1791m)、久住(くじゅう)山・大船(たいせん)山(ともに1787m)。阿蘇(あそ)くじゅう国立公園に属する。九重連山。
くじゅう‐さん【久住山】
九州の中央にそびえる九重(くじゅう)連山の主峰の一つ。標高1787m。溶岩円頂丘を形成。
く‐しゅうはく【瞿秋白】
(1899-1935)中国の革命家・文学者。江蘇(こうそ)省の人。中国共産党初期の理論家。党総書記。国民党に捕らえられて銃殺。中国語のローマ字化の先駆者。『瞿秋白文集』など。
く‐じゅう‐めつ‐どう【苦集滅道】
《仏教語》→四諦(したい)の別称。
く‐しょ【区処】
[一](名・サ変他)区分し、処置すること。取りはからい。
[二](名)区分された所。しきり。くぎり。
く‐じょ【駆除】(名・サ変他)
追い払うこと。殺して取り除くこと。extermination〈用例〉害虫〜。
く‐しょう【苦笑】(名・サ変自)
にがわらいすること。grin〈用例〉〜をもらす。
く‐じょう【苦情】
①つらい事情。grievance
②他から受けた害や迷惑に対する不平・不満。complaint〈用例〉〜を言う。〜を持ち込まれる。
ぐ‐しょう【具象】(名・サ変他)
①形や姿をそなえていて、感覚器官で知覚できること。具体。concreteness〈対義〉抽象。
②物の形をもって表したり、うつし出したりする働き。embodiment〈用例〉この和歌に〜されているものは幽玄の心である。
ぐじょう‐おどり【郡上踊(り)】
岐阜県郡上郡八幡(はちまん)町で、盆を中心に踊られる風流(ふりゅう)踊り。寛永(かんえい)年間(1624〜44)に城主遠藤但馬守(たじまのかみ)慶隆(よしたか)が、領民の融和をはかって奨励したという。
くじょう‐かねざね【九条兼実】
(1149-1207)平安末期、鎌倉(かまくら)初期の公卿(くぎょう)。源頼朝(みなもとのよりとも)と結び、その推薦で摂政・関白となる。日記『玉葉』は鎌倉初期の貴重な史料とされる。藤原兼実。
くじょう‐け【九条家】
藤原(ふじわら)氏の一支族。五摂家(せっけ)の一つ。藤原(九条)兼実(かねざね)に始まり、京都九条殿に居住。摂関に任ぜられたほか、鎌倉(かまくら)幕府と関係が深く、頼経(よりつね)・頼嗣(よりつぐ)はそれぞれ4代・5代将軍となった。
ぐしょう‐げいじゅつ【具象芸術】
対象をありのままに美的に再現する芸術。representational art〈対義〉抽象芸術。
くじょうしょり‐きかん【苦情処理機関】
労働者が職場でもつ不平不満を処理する協議機関。労使双方の代表からなり、労働協約などに基づいて設置される。grievance machinery
くじょう‐たけこ【九条武子】
(1887-1928)歌人。京都西本願寺大谷家に生まれ、美貌(びぼう)の歌人として知られた。歌集『金鈴』『白孔雀(しろくじゃく)』など。
ぐしょう‐てき【具象的】(形動)
現実のもののままであるさま。現実のものに似ているさま。はっきりした形をとるさま。concrete; figurative〈対義〉抽象的。
くじょうねんちゅうぎょうじ【九条年中行事】
平安時代の貴族社会の年中行事について、九条流の作法を記述したもの。著者は藤原師輔(ふじわらのもろすけ)
ぐじょうはちまん【郡上八幡】
岐阜県郡上郡八幡町の通称。
ぐしょう‐びじゅつ【具象美術】
外界の事物に即応した具体的形象によって構成される絵画や彫刻。20世紀に抽象美術が興隆し、自然対象の即物的イメージの再現をしない作風が生じ、それを非具象と称したことから生まれた新用語。
ぐじょう‐ぶし【郡上節】
岐阜県郡上郡八幡(はちまん)町の盆踊り唄(うた)。7月中旬から9月中旬にかけてうたい踊る。郡上踊り。郡上音頭。
くじょう‐みちいえ【九条道家】
(1193-1252)鎌倉(かまくら)前期の公卿(くぎょう)。摂政(せっしょう)・関白(かんぱく)。鎌倉幕府4代将軍九条頼経(よりつね)の父。鎌倉幕府の援助を受け朝廷で活躍。
くじょう‐よりつね【九条経】
→ふじわらのよりつね(藤原頼経)
ぐしょ‐ぐしょ(形動)
ひどくぬれているさま。びしょびしょ。be drenched〈用例〉涙でハンカチが〜になる。
ぐしょ‐ぬれ【ぐしょ濡れ】
ひどくぬれること。ずぶぬれ。びしょぬれ。wet to the skin
クジョルパン【九節板(朝)】
(kujlpan)八角形の器に、いため煮にした8種類の肉や野菜を区分して入れ、中央に入れたクレープ風のもので包んで食べる朝鮮料理。
くしら【良】
〈町〉鹿児島県、大隅(おおすみ)半島中部の町。笠野原(かさのはら)の台地にあり、畜産・野菜栽培がさかん。人口1万3953(1994)。
くじら【鯨】
①水中生活に完全に適応したクジラ目に属する哺乳(ほにゅう)類の総称。体は魚形、前肢(ぜんし)と尾はひれ状、後肢は退化、消失。一般に巨大。約90種があり、ハクジラ類(マッコウクジラ・ツチクジラなど)とヒゲクジラ類(シロナガスクジラ・ザトウクジラなど)に大別される。世界の海洋に生息。whale
②鯨尺。
鯨一匹捕れば七浦潤う(くじらいっぴきとればななうらうるおう)
《「七浦」は、海辺の7村》クジラを1頭とれば、利益が非常に大きい。
鯨に鯱(くじらにしゃちほこ)
《シャチがクジラを襲うことから》つきまとって、害を与えるもののたとえ。
鯨の潮吹き(くじらのしおふき)
《海水を噴き上げているように見えるところから》クジラが吐き出す息のようす。
くじら‐うた【鯨唄】
大漁唄(うた)の一種。捕鯨祝い唄として儀式唄に近い。山口県・和歌山県の鯨唄が代表的。
くじら‐おび【鯨帯】
→はらあわせおび(腹合わせ帯)
くじら‐ざ【鯨座】
南天の大星座。変光星ミラはο(オミクロン)星。ギリシア神話に登場。12月13日ごろの午後8時ごろに南中。面積1231平方度。Cetus
くじら‐ざし【鯨差(し)】
→くじらじゃく(鯨尺)
くじら‐じゃく【鯨尺】
《クジラのひげで作られたことから》和裁用のものさし。その1尺は曲尺(かねじゃく)の1尺2寸5分、37.88cmにあたる。鯨差し。
くじら‐じらみ【鯨蝨】
クジラの体表に寄生する乳白色の虫。数種が知られ、体長1cm内外で扁平(へんぺい)。シラミの名が付くが、昆虫ではなく、ヨコエビ目に属する甲殻類。
くじら‐ひげ【鯨髭】
ヒゲクジラ類の口内にある食物のこしとり装置。上あご口蓋(こうがい)のひだが発達してブラシ状になったもの。多いものでは400枚もの角質板が前から後ろへ列をなして並ぶ。クジラはこれでえさのプランクトンと水とをこし分ける。baleen
くじら‐まく【鯨幕】
《クジラの背中と腹は黒と白なので》黒白のだんだらの幕。凶事用。