- くじ・る【▼抉る】(五他)
- 穴に物をさしこんで、中の物をえぐり取る。〈用例〉目玉を〜。
- くしろ【▼釧】
- 装身具の一つ。腕輪の古称。考古学では、おもに古墳時代のものをいう。
- くしろ【▼釧路】
- 〈市〉北海道東部、太平洋に臨む市。釧路川河口に発達した港町で、道東部の行政・経済の中心地。釧路港は北洋漁業の重要な基地。人口19万9883(1994)。
- くしろ【▼釧路】
- 〈町〉北海道南東部、釧路市東隣の町。酪農、コンブ・サケ漁などがさかん。宅地も多い。人口2万1510(1994)。
- くしろ‐がわ【▼釧路川】
- 北海道東部を南流する川。長さ154km。屈斜路(くっしゃろ)湖に発し釧路平野を貫流、釧路市で太平洋に注ぐ。
- くしろ‐こうりつだいがく【▼釧路公立大学】
- 公立大学。昭和62年(1987)創立。所在地は北海道釧路市芦野(あしの)。
- くしろ‐しつげん【▼釧路湿原】
- 北海道東部、釧路市の北にある低層湿原。タンチョウの営巣地など野生動物の宝庫、また泥炭性草原湿地で知られる。
- くしろしつげん‐こくりつこうえん【▼釧路湿原国立公園】
- 北海道の東部、釧路川に沿って展開する釧路湿原を中心とする国立公園。昭和62年(1987)7月、全国で28番目の国立公園として指定。
- くしろ‐へいや【▼釧路平野】
- 北海道南東部の沖積平野。大部分が湿原で国立公園に指定。
- く‐しん【苦心】(名・サ変自)
- 物事をしとげようと心を苦しめること。ほねをおること。hardship〈比較〉苦慮。〈用例〉〜の作。〜談。
- く‐じん【苦▽参】
- 生薬(しょうやく)の一種。マメ科クララの根を乾燥したもの。苦味(くみ)健胃・利尿・解熱に用いる。あせもやかゆみには苦参湯として外用する。
- ぐ‐しん【具申】(名・サ変他)
- 上役や上級の機関に意見や希望などを申し述べること。report to a superior
- ぐ‐じん【愚人】
- おろか者。しれもの。ばかもの。fool〈対義〉賢人。
- くしん‐さんたん【苦心惨▼憺】(名・サ変自)
- さんざん苦心すること。take great pains
- くしん‐だん【苦心談】
- 苦心したようすを語る話。account of one's hard experiences
- くす【▼楠】
- 〈町〉三重県北部、四日市(よっかいち)市南隣の町。工業化と宅地化が進む。繊維などの工業がさかん。人口1万0668(1994)。
- くす【▼玖▽珠】
- 〈町〉大分県西部、玖珠盆地の町。中心の森は旧城下町。稲作・牧牛主体で豊後(ぶんご)牛は有名。人口2万0598(1994)。
- くず【▼屑】
- ①切れはし。残り。かす。waste
- ②用をなさないもの。役に立たないもの。dregs; junk〈用例〉紙〜。人間の〜。
- くず【▼葛】
- ①マメ科のつる性多年草。山野にはえる。葉は3小葉からなる。秋に紅紫色の花をつける。秋の七草の一つ。つるの繊維は、くず布の原料。根は、でんぷんをとり、干した葛根(かっこん)は解熱の漢方薬になる。クズカズラ。
- ②「→くず粉」「→くずあん」「→くずふ」などの略。
- ③紋所の名。葛の葉・花を紋章化したもの。
- く‐ず【▽国▼栖・▽国巣・▽国▼樔】
- 古代、吉野(よしの)地方に居住していた先住民。朝廷側からは異種族と目された。奈良・平安時代には、儀式・節会(せちえ)で歌笛を奏上。
- ぐず【愚図】(名・形動)
- 《当て字》動作がにぶくはきはきしないこと・人・さま。のろま。laggard; dimwit
- くず‐あん【▼葛▼餡】
- しょうゆ・砂糖などで味付けしただし汁に、くず粉を加えてとろみをつけたもの。葛溜(だま)り。
- く‐すいこ【▽公出▽挙】
- 律令(りつりょう)制下、国家が行った稲・銭などの貸付制度。貧農救済を目的としたが、のち強制的に貸し付けて利息をとるという形で租税化し、国家の重要な財源となった。〈対義〉私出挙(しすいこ)。
- くず‐いと【▼屑糸】
- 使い残りの短くなった糸。waste thread
- くずう【▼葛▽生】
- 〈町〉栃木県南西部、足尾山地の町。石灰石・ドロマイト採掘、砕石、セメント工業がさかん。人口1万4019(1994)。
- くず‐うこん【▼葛▼鬱金】
- クズウコン科の熱帯性常緑多年草。葉は長楕円(だえん)形で根生。花は白色で枝先に数個つく。根からでんぷんをとる。アロールート。arrowroot
- くずう‐じんこつ【▼葛▽生人骨】
- 昭和25年(1950)栃木県安蘇(あそ)郡葛生町の更新世後期の地層から出土した化石人骨。上腕骨などが出土した。
- くず‐おけ【▼葛▼桶】
- ①くず粉をつくるときに使う桶。
- ②茶道具の一つで、一閑(いっかん)張りの炭取りのこと。
- くずお・れる【▼頽れる】(下一自)
- ①くずれるように倒れる。
- ②気落ちして弱る。〈用例〉張りつめた気持ちが〜。
- くず‐かけ【▼葛掛(け)】
- くずあんをかけた料理。あんかけ。
- くず‐かご【▼屑▼籠】
- 紙くずやごみを入れるかご。wastebasket(米); wastepaper basket(英)
- くず‐きり【▼葛切(り)】
- くず粉を水でとき、煮て平らに流し固め、細長く切ったもの。冷やして蜜(みつ)をかけて食べる。
- クスクス【cuscus】
- フクロネズミ目クスクス科の哺乳(ほにゅう)類の総称。外観はキツネザルなどの原猿類に似る。体長30〜65cm。後肢の第1指が他の指と向き合っているので枝を握るのに都合がよく、また長い尾も枝に巻きつく。樹上生活をし、夜行性で動作はのろい。果実・木の葉などを食べる。オーストラリア・ニューギニアなどの森林に生息。ユビムスビ。
- くす‐くす(副)
- 声をひそめて笑う声・さま。chuckle; giggle〈用例〉〜笑う。
- ぐす‐ぐす(副)
- 泣いたり、鼻水が出そうなときの音・さま。sniffling〈用例〉風邪で鼻を〜いわせている。
- ぐず‐ぐず【愚図愚図】
- 《当て字》
- [一](副・サ変自)ものの言い方や動作がはっきりしなくて、のろいさま。にぶいさま。slowly〈用例〉〜していると遅れるぞ。
- [二](副)不平を言うさま。ぶつぶつ。grumblingly〈用例〉〜言うな。
- [三](形動)物の形がくずれるさま。crumble〈用例〉豆腐が〜になる。
- くすぐった・い【▼擽ったい】(形)
- ①くすぐられる感じだ。ticklish
- ②てれくさい。きまりがわるい。embarrassed〈用例〉〜ような心持ち。〈派生〉くすぐったが・る(五自)くすぐったげ(形動)くすぐったさ(名)
- ぐすくべ【▽城辺】
- 〈町〉沖縄県、宮古(みやこ)島東部の町。サトウキビ中心の農業の町。東平安名(あがりへんな)岬は景勝地。人口8390(1994)。
- くすぐり【▼擽り】
- ①くすぐること。tickle
- ②読者や観客などを笑わせようとしくむこと。tickle
- くすぐ・る【▼擽る】(五他)
- =こそぐる。
- ①はだを刺激して、こそばゆく感じさせる。tickle
- ②わざと笑わせるようにする。tickle
- ③人の心を軽く刺激して、いい心持ちにさせる。〈用例〉自尊心を〜。
- クスコ【Cuzco】
- ペルー南部、アンデス山中の標高3500mにある観光都市。16世紀までのインカ帝国の首都で遺跡が多い。人口25.8万(1993)。
- くず‐こ【▼葛粉】
- 山野にはえるマメ科植物のクズの根から採取したでんぷん。くず湯のほか、くずもちや和菓子などに用いる。
- くすこ‐の‐へん【▽薬子の変】
- 平安初期の政変。弘仁(こうにん)元年(810)平城(へいぜい)上皇の寵愛(ちょうあい)を受けた藤原(ふじわら)薬子が嵯峨(さが)天皇を廃して上皇の重祚(ちょうそ)を画策したが、未然に鎮圧され、薬子は自殺。
- くず‐ざくら【▼葛桜】
- 葛饅頭(くずまんじゅう)を塩漬けにしたサクラの葉で包んだ菓子。
- くす‐さん【▼樟蚕】
- 大形のヤママユガ科のガ。開張10〜13cm。翅(はね)は灰褐色から赤褐色。卵で越冬。日本全土・中国に分布。幼虫はクリなどを食害するのでクリケムシ、白い長毛におおわれているのでシラガタロウの名がある。繭(まゆ)はスカシダワラとよばれる。
- くす‐し【▽薬師・▽医師】
- 〈古語〉
- 医者。〈用例〉京なる〜のがり、率て行きける道すがら(徒然・53)。
- くす・し【▽奇し】(形シク)
- 〈古語〉
- ①ふしぎで威力がある。神秘だ。〈用例〉わたつみは〜・しきものか(万葉・3・388)。
- ②ぎごちない。かたくるしい。〈用例〉われはと、〜・しく、口持ち、気色(けしき)ことごとしくなりぬる人は(紫式部日記)。
- くずし【崩し】
- [一](名)
- ①くずすこと。くずしたもの。destruction
- ②「崩し書き」の略。
- [二](接尾)《名詞に付いて》…の変化したものの意を表す。〈用例〉ぼたん〜の模様。さのさ〜。
- くずし‐がき【崩し書き】
- =崩し。
- ①草書や行書で書くこと。また、その書いた字。
- ②字画を略して書くこと。略字。simplified form
- くず・す【崩す】(五他)
- ①形をなしているものをくだきこわす。destroy〈用例〉積み木を〜。
- ②整っていたものを乱す。ease off〈用例〉ひざを〜。列を〜。相好(そうごう)を〜。
- ③草書や行書で書く。続け書きにする。〈用例〉字を〜・して書く。
- ④小銭に両替する。change〈用例〉1万円札を〜。
- グスタフ‐アドルフ【Gustav Adolf】
- (1594-1632)スウェーデン王(在位(1611-32))。ポーランド・ロシア・デンマークと戦ってバルト海沿岸に領土を拡大。新教徒援助の口実で三十年戦争に介入。リュッツェンの戦いで勝ったが、戦死。「北方の獅子(しし)」と称された。グスタフ2世。
- くす‐だま【▽薬玉】
- ①端午の節句に、不浄や邪気を避けるために柱などにかける飾り物。錦(にしき)の袋に香料を入れ、ショウブなどを結びつけ5色の糸を下げる。
- ②進水式などの祝典や祭りに用いる①に似た装飾品。2つに割れて、中から5色の紙片などが舞い出る。
- ぐず‐つ・く【愚図つく】(五自)
- 《「愚図」は当て字》
- ①ぐずぐずしている。はかどらない。linger
- ②天気がはっきりしない。remain unsettled〈用例〉〜・いた天気。
- くず‐てつ【▼屑鉄】
- 廃品となった鉄鋼製品や鉄製品の加工中に出る切り屑などの総称。鉄くず。鉄片。スクラップ。scrap iron
- クストー【Jacques Yves Cousteau】
- (1911)フランスの海洋探検家。海軍兵学校卒。スキューバを開発。海洋調査船「カリプソ号」での冒険、海底居住計画の推進などで知られる。著書『沈黙の世界』など。映画『沈黙の世界』は、1956年カンヌ映画祭で金賞受賞。
- クズニツァ【Kuznitsa(ロシア)】
- 《鍛冶屋(かじや)の意》ソ連の文学団体。1920年「プロレトクリト」から分離した詩人たちが結成。
- クズネツォフ【Anatoly Vasilyevich Kuznetsov】
- (1929-79)ソ連の小説家。作品『伝説の続き』『バービー‐ヤール』など。
- クズネツク‐たんでん【クズネツク炭田】
- (Kuznetsky Ugolyny Basseyn)→クズバス炭田の別称。
- クズネッツ【Simon Smith Kuznets】
- (1901-85)アメリカの経済学者。ロシア生まれ。国民所得・景気変動などの数量的研究で知られる。1971年ノーベル経済学賞受賞。主著『戦後の経済成長』。
- クズネッツ‐の‐なみ【クズネッツの波】
- 景気循環の周期波動の一つ。輸送設備・建設活動の活況と沈滞に関連し、周期は15年から25年。クズネッツが発見した。建設循環。クズネッツ循環。Kuznets cycles
- くず‐ねり【▼葛練(り)】
- くず粉を水でといて砂糖を加え、やわらかめに煮固めた食べ物。
- くす・ねる(下一他)
- こっそりぬすむ。かすめ取る。pilfer
- くす‐の‐き【▼樟・▼楠】
- クスノキ科の常緑高木。暖地にはえる。高さは30m余に達する。枝や葉に樟脳(しょうのう)の香りがある。春に黄緑色の小花を円錐(えんすい)状につける。庭園樹・街路樹。材は樟脳油をとるほか、家具や細工物に利用。クス。
- くすのき【▼楠】
- 〈町〉山口県、宇部(うべ)市北西隣の町。中心の船木(ふなき)は旧宿場町。稲作中心の農業が行われる。人口7447(1994)。
- くすのき‐まさしげ【▼楠木正▽成】
- (?-1336)南北朝時代の武将。河内(かわち)の土豪。元弘(げんこう)の変で赤坂城・千早(ちはや)城で活躍。建武(けんむ)政権下で河内国(かわちのくに)国守その他を兼任。のちに挙兵した足利尊氏(あしかがたかうじ)を摂津国(せっつのくに)湊川(みなとがわ)に迎え撃って討死。大楠公(だいなんこう)。
- くすのき‐まさつら【▼楠木正▽行】
- (?-1348)南北朝時代の武将。正成(まさしげ)の長男。南朝軍の一将として足利(あしかが)軍と戦い、河内国(かわちのくに)四条畷(しじょうなわて)で高師直(こうのもろなお)軍と戦い敗死。小楠公(しょうなんこう)。
- くずのは【▼葛の葉】
- 浄瑠璃(じょうるり)『蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)』の通称。その女主人公の名。竹田出雲(たけだいずも)作。享保(きょうほう)19年(1734)初演。和泉国(いずみのくに)信太森(しのだのもり)の白狐(しろぎつね)が葛の葉姫に化けて安倍保名(あべのやすな)と契り、晴明(せいめい)を産んだという信太妻の伝説を脚色。
- くずのは‐の【▼葛の葉の】
- [枕ことば]《風に吹かれたクズの葉が白い裏を見せることから》「うら・うらみ」にかかる。〈用例〉〜うらみにかへる夢のよを忘れがたみの野べの秋風(新古今・雑上)。
- クズバス‐たんでん【クズバス炭田】
- 《Kuzbass; Kuznetsky Ugolyny Basseynの略》ロシア南部、西シベリア南部の大炭田。推定埋蔵量9000億t。周辺の重化学工業地帯もさす。シベリア最大の人口集中地域。クズネツク炭田。
- くず‐ふ【▼葛布】
- クズのつるの繊維を用いた糸を横糸に、麻糸や綿糸を縦糸にして織った布。丈夫で耐水性がある。昔は袴(はかま)・合羽(カッパ)に、また襖(ふすま)地に用いた。静岡県掛川(かけがわ)の名産。
- くすぶ・る【▼燻る】(五自)
- ①火が勢いよくもえないで、煙ばかり出している。いぶる。smolder
- ②すすで黒くなる。become sooty
- ③表立って活動していない。remain indoors〈用例〉家に〜・っている。
- ④発展もせず、消滅もしない。決着がつかず問題として残っている。be unsettled〈用例〉問題はまだ〜・っている。
- くすべ‐やいち【▼楠▽部▼彌▼弌】
- (1897-1984)陶芸家。本名は弥一。京都生まれ。京都市立陶磁器試験場付属伝習所卒。端正・高雅な桃山風作風で、近代陶芸の発展に尽力した。昭和53年(1978)文化勲章受章。
- くす・べる【▼燻べる】(下一他)
- ほのおを立てないで、煙が出るようにもやす。
- くず‐まい【▼屑米】
- 玄米を精白するときなどにできる、くだけた米。
- くずまき【▼葛巻】
- 〈町〉岩手県北部、北上高地の町。馬淵(まべち)川に沿う。酪農地帯として知られ乳製品工場もある。木炭の生産も多い。人口1万0360(1994)。
- グスマン【Martín Luis Guzmán】
- (1887-1976)メキシコの小説家・ジャーナリスト・政治家。1910年革命の退廃をえぐる。作品『鷲(わし)と蛇』など。
- くず‐まんじゅう【▼葛▼饅▽頭】
- 皮をくず粉でつくり、あんを包んでむした饅頭。
- くすみ‐もりかげ【久隅守▽景】
- (?-?)江戸前期の画家。狩野探幽(かのうたんゆう)の高弟。身近な自然や農民を愛着をもって描いた。作品『夕顔棚納涼図屏風(びょうぶ)』『四季耕作図屏風』など。
- くす・む(五自)
- ①しぶく見える。じみである。鮮やかさがなくなる。〈用例〉〜・んだ色あい。
- ②人の存在などが目立たなくなる。
- くず‐もち【▼葛▼餠】
- くず粉でつくったもち菓子。冷やして三角形に切り、糖蜜(とうみつ)ときな粉をかけて食べる。現在では生麩(なまふ)でつくる。
- くず‐もの【▼屑物】
- ①使いふるして、いらなくなった物。junk
- ②きずがあったりして、ふつうに売れない品物。きず物。defective article
- くすやま‐まさお【▼楠山正雄】
- (1884-1950)演劇研究家・児童文学者。東京生まれ。早大卒。西洋近代劇の翻訳・研究、劇評などに功績を残す。著書『日本童話宝玉集』など。
- くず‐ゆ【▼葛湯】
- くず粉に砂糖をまぜ熱湯を入れかきまぜた食べ物。病人・幼児向き。
- *くすり【薬】
- ①広くは、動物・植物一般に化学的な働きを示す物質。狭い意味では、病気の予防や治療の目的で利用する物質。法律上は、薬事法により医薬品と医薬部外品が定義されている。medicine; drug〈用例〉〜がきく。〜を飲む。〜をせんじる。〈数え方〉1服・1包み・1袋・1粒・1カプセル。
- ②→うわぐすり。enamel; glaze〈用例〉〜をかける。
- ③→火薬。powder
- ④そのときはつらくても、長い目でみれば心身のためになるもの。〈用例〉失敗が〜になる。
- ⑤わずかのわいろ。鼻薬。petty bribe〈用例〉役人に〜をかがせる。
- 薬が効き過ぎる(くすりがききすぎる)
- 効きめが強すぎる。be too effective
- 薬が回る(くすりがまわる)
- 薬が体内に回って、効果が出る。薬がきいてくる。work on
- 薬九層倍(くすりくそうばい)
- 売薬の利益が非常に大きいこと。暴利を得ることのたとえ。
- 薬にし度くても無い(くすりにしたくてもない)
- ほんの少しもない。薬にしたくも無い。
- 薬にする程(くすりにするほど)
- 非常に少ないことにいう。
- 薬になる(くすりになる)
- あるできごとや状態が、その人の精神やその後の行動によい影響をあたえる。ためになる。do good
- 薬人を殺さず、薬師人を殺す(くすり、ひとをころさず、くすし、ひとをころす)
- 薬で人が死んだとしても、それは薬のせいではなく、それを調合した薬剤師や飲ませた医者のせいである。ものは、使い方によって毒にも薬にもなるたとえ。
- 薬より養生(くすりよりようじょう)
- 健康には、薬を飲むよりふだんの養生が大切であるということ。Prevention is better than cure.
- 毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)
- →どく(毒)
- くずり【▽屈▼狸】
- 森林にすむネコ目イタチ科の哺乳(ほにゅう)類。体長70〜90cm。外形はクマに似て、シカなどを捕食。ユーラシア大陸北部・北米に分布。wolverine
- くすり‐うり【薬売り】
- 薬を売り歩く行商人。安土(あづち)桃山期にはじまる大坂の定斎屋(じょうさいや)、慶長(けいちょう)年間からの越後(えちご)の毒消し売り、元禄(げんろく)以降の越中(えっちゅう)富山の薬売りなどが有名。
- くすり‐ぐい【薬食い】
- 昔、寒中に保温のため、イノシシやシカなどの獣肉を食べたこと。
- くすり‐だんす【薬▼箪▼笥】
- 薬種商(やくしゅしょう)などが薬種を整理収納するために使った、小引き出しの多いたんす。
- くすり‐づけ【薬漬け】
- 医師が患者の治療に、必要以上と思われるほど多種大量の薬を使うこと。overdosage
- くすり‐と(副)
- 思わず笑いが小さくもれてしまうさま。くすっと。gigglingly
- くすり‐ばこ【薬箱】
- いろいろな薬を入れておく箱。やくろう。medicine box
- くすり‐び【薬日】
- 陰暦5月5日。この日、狩り仕度で山野に出かけ、薬草の採取をする着襲(きそい)狩り(薬狩(くすりが)り)をしたからとも、薬玉(くすだま)を飾ったためともいわれる。〈参照〉着襲狩り。
- くすり‐や【薬屋】
- 薬を調合したり、医薬品を売ったりする店。薬局。pharmacy
- くすり‐ゆ【薬湯】
- ①薬草・薬剤などを入れた風呂(ふろ)。潮湯のほか、保温・刺激のために菖蒲(しょうぶ)・芥子(からし)なども用いられる。medicated bath
- ②→温泉。hot spring
- くずりゅう‐がわ【九頭竜川】
- 福井県北部を西流する川。長さ116km。福井・岐阜県境、油坂(あぶらざか)峠に発し、三国町で日本海に注ぐ。
- くすり‐ゆび【薬指】
- 《薬をとかすのに使うことから》親指から4番目の指。べにさし指。無名指(むめいし)。the third finger
- ぐ・する【具する】(サ変自他)
- =具す。
- ①そろう。そろえる。possess
- ②ともなう。つれだつ。accompany
- ③つれそう。そえる。accompany
- ぐず・る【愚図る】(五自)
- 《「ぐず」の動詞化。「愚図」は当て字》
- ①だだをこねる。不平を言う。grumble
- ②はっきりしない。be unsettled
- ③《俗語》言いがかりをつける。pick a quarrel
- くずれ【崩れ】
- [一](名)崩れること。崩れたもの。crumble
- [二](接尾)《名詞に付いて》崩れた、おちぶれた、の意を表す。be ruined〈比較〉上がり。〈用例〉武士〜。
- くずれ‐お・ちる【崩れ落ちる】(上一自)
- くずれて落ちる。fall in〈用例〉長雨でがけが〜。〜ように倒れる。
- *くず・れる【崩れる】(下一自)
- ①高くもり上がったものがくだけ落ちる。crumble〈用例〉壁が〜。がけが〜。
- ②きちんとした状態・秩序などが乱れる。悪くなる。fall into disorder〈用例〉姿勢が〜。列が〜。
- ③天気が悪くなる。change for the worse〈用例〉天気が〜。
- ④相場が急に下がる。decline; break〈用例〉値が〜。
- ⑤同額の小銭にかえられる。change〈用例〉1万円が〜・れますか。
- くすん‐ごぶ【九寸五分】
- ①短い刀。匕首(あいくち)。
- ②よろい通し。
- くすん‐と(副)
- 鼻がつまったり、風邪をひいたり、泣いたりしたときに、鼻を小さく鳴らす音・さま。sniffling