くせ【曲】
[一](名)謡曲(ようきょく)の曲中、曲舞(くせまい)の節(ふし)をとり入れたもっともたいせつな所。
[二](接頭)不正な、あやしいなどの意を表す。〈用例〉〜者。
くせ【癖】
①習慣となっている、かたよった好み・性質。また、無意識に行う独特のしぐさなど。peculiarity; habit〈用例〉なくて七〜。酒〜が悪い。怠け〜。
②本来の姿・形に直そうとしても、なかなか直らない状態。〈用例〉髪に寝〜がつく。
③普通と異なった独自の傾向。特徴。〈用例〉〜のある文章。
癖有る馬に能有り(くせあるうまにのうあり)
一癖ある者には必ずとりえがあるものだ。
癖が有る(くせがある)
ふつうとは違った、やや不快な傾向がある。have eccentric tendency
癖になる(くせになる)
習慣となる。好んでするような傾向をもつ。fall into the habit of...〈用例〉寝酒が〜。
く‐せ【救世】
《仏教語。「くぜ」「ぐせ」「ぐぜ」とも》
①衆生(しゅじょう)を救うこと。
→仏→菩薩(ぼさつ)の通称。
→聖観音(しょうかんのん)の別名。
くせ【久世】
〈町〉岡山県北部、旭(あさひ)川上流の町。旧宿場町・舟泊地。牛の取引地として知られる。繊維工業もさかん。人口1万1716(1994)。
くぜ【久瀬】
〈村〉岐阜県南西部、揖斐(いび)川上流の村。林業が中心。シイタケ・ワサビなどを産する。人口1700(1994)。
ぐ‐せい【愚生】(代)
自分をけんそんしていう語。
ぐ‐ぜい【弘誓】
《仏教語》菩薩(ぼさつ)が衆生(しゅじょう)の苦しみを救おうとする大きなちかい。
ぐ‐せいなん【虞世南】
(558-638)中国、初唐の書家。字(あざな)は伯施。太宗(たいそう)に重用された。楷書(かいしょ)の典型を確立。初唐四大家の一人。『孔子廟堂碑(こうしびょうどうひ)』は有名。
ぐぜ‐かんのん【救世観音】
→観世音菩薩(ぼさつ)の称号の一つ。くせかんのん。くぜかんのん。ぐせかんのん。
くせ‐げ【癖毛】
まっすぐでない、癖のある毛。kinky hair
くせ‐ごと【曲事】
①正しくない事柄。
②法にそむく事柄。
③わざわい。凶事。
くせ‐して【癖して】(連語)
前後の事柄がくいちがう関係を表す。うちとけた会話に用いる。…なのに。…にもかかわらず。though; in spite of〈用例〉来ると言った〜、まだ姿を見せない。
く‐せつ【苦節】
苦しみに負けず守りぬく志。unswerving determination〈用例〉〜十年。
く‐ぜつ【口舌・口説】
①おしゃべり。chatter
②恋人どうしの言い争い。quarrel
ぐ‐せつ【愚説】
①おろかな説。
②自分の説をけんそんしていう語。
くせ‐なおし【癖直し】
髪を結う前に、熱湯に浸した布で毛髪をもんで髪の癖を直すこと。
クセナキス【Iannis Xenakis】
(1922-)ギリシア人作曲家。ルーマニア生まれ。確率論を音楽に導入し「推計音楽」を創始。作品『メタスタシス』『ピソプラクタ』『ノモス‐ガンマ』など。
くせ‐に【癖に】(接助)
《連体形に付いて》くいちがう事柄を責める気持ちを表す。…であるのに。…にもかかわらず。〈用例〉知っている〜黙っている。
クセノファネス【Xenophanēs】
(?-?)紀元前6世紀ごろのギリシアの哲学者・詩人。イオニア生まれ。擬人的神観を批判し、不変不動の唯一神を説いた。
クセノプーロス【Gregorios Xenopoulos】
(1867-1951)ギリシアの小説家・劇作家。ギリシア近代劇運動の第一人者。近代ギリシアを紹介した。
クセノフォン【Xenophon】
(BC430ごろ-BC354ごろ)古代アテネの軍人・歴史家。紀元前401年傭兵(ようへい)隊長としてペルシアの内戦に参加、その著『アナバシス』に描かれた「1万人の退却」を指揮。
くせ‐まい【曲舞】
中世芸能の一つ。鎌倉(かまくら)末期から流行。水干・立烏帽子(たてえぼし)姿で、鼓(つづみ)に合わせ扇をもち、物語に節をつけて謡い舞う。幸若(こうわか)舞はこの流れをくむ。
くせ‐もの【曲者・癖者】
①あやしい者。suspicious person〈用例〉〜がしのびこむ。
②油断のできないことがら。〈用例〉黙って引き下がったのが〜だ。
③ひとくせある者。したたか者。old fox
クセルクセス【〈1世〉Xerxes I】
(?-BC465)アケメネス朝ペルシア帝国、第4代の王(在位(BC486-BC465))。ダレイオス1世の子。紀元前480年第3次ペルシア戦争を起こしギリシアへ進攻したが、サラミスの海戦で大敗。のち暗殺された。
く‐せん【苦戦】(名・サ変自)
苦しい戦いをすること。悪戦苦闘。hard battle
くせん‐てい【駆潜艇】
おもに沿岸での対潜哨戒(しょうかい)・船団護衛を任務とする小型高速艇。第2次大戦後は、ホーミング魚雷などを装備した。subchaser
くせん‐はっかい【九山八海】
仏教の世界観を表すことば。須弥山(しゅみせん)を中心に鉄囲山(てっちせん)を外囲とする一大世界。9つの山、8つの海があるとする。
くそ【糞・屎】
[一](名)
①ふん。大便。feces(米); faeces(英)
②かす。あか。filth; grime〈用例〉目〜。
[二](感)くやしいとき、はね返すときなどに発する語。Damn it!〈用例〉なに〜。
[三](接頭)さげすみ・ののしる意、また、程度のはなはだしい意を表す。〈用例〉〜度胸。
[四](接尾)さげすみ、ののしる意を表す。〈用例〉へた〜。
糞食らえ(くそくらえ)
《やけになったり、ののしったりするときに言う》かってにしろ。どうともなれ。shit
糞の役にも立たぬ(くそのやくにもたたぬ)
小さな用に対してさえも、効果を表さない。何の役にも立たない。useless
糞も味噌も一緒(くそもみそもいっしょ)
よいも悪いも区別しないで、いっしょくたに扱うこと。Good and bad are mixed together.
ぐ‐そう【愚僧】
僧が自分をけんそんしていう語。〈対義〉貴僧。
くそ‐おけ【桶】
→こえたご
糞桶の紐通し(くそおけのひもとおし)
《穴が2つ並んだようすがそれに似ているところから》あぐら鼻を、からかっていうことば。肥担桶(こえたご)の紐通し。
くそ‐おちつき【糞落(ち)着き】
にくいほど落ち着きはらっていること。be as cool as a cucumber
くそ‐かずら【葛】
→ヘクソカズラの古名。
ぐ‐そく【具足】
[一](名・サ変自)《仏教語》十分に備わっていること。be furnished〈用例〉円満〜。〜戒。
[二](名)
①道具。調度品。
②武具の甲冑(かっちゅう)。〈数え方〉1領。
③「当世具足」の略。
ぐ‐そく【愚息】
自分の息子をけんそんしていう語。
ぐそく‐おや【具足親】
元服(げんぷく)して、はじめてよろいを着るとき、それを着せた人。
ぐそく‐かい【具足戒】
《仏教語。完全な戒律、の意》仏教教団で、比丘(びく)・比丘尼(びくに)が守るべき小乗律。律によって異なるが、『四分律(しぶんりつ)』では比丘は250戒、比丘尼は348戒。
ぐそく‐だい【具足鯛】
大きな堅い鱗(うろこ)で覆われたグソクダイ科の海水魚。全長約40cm。食用。本州中部以南・台湾に分布。エビスダイ。ヨロイダイ。
ぐそく‐に【具足煮】
《殻を武士の具足(甲冑(かっちゅう)姿)に見立てたことから》エビやカニなどを、甲羅(こうら)をつけたまま煮たもの。
ぐそく‐もち【具足餠】
かがみもち。武士が正月に、甲冑(かっちゅう)の前に供えた。
くそ‐たれ【糞垂れ】
ろくでなし。大ばか野郎。くそったれ。
くそ‐ぢから【糞力】
ひどく強い力。ばか力。brute force
くそ‐どきょう【糞度胸】
ひどくずぶといこと。foolhardiness
くそ‐ばえ【蠅】
→キンバエの俗称。
くそ‐まじめ【糞真面目】(名・形動)
いやにまじめなこと・人・さま。融通のきかないこと・人・さま。too serious
くそ‐みそ【糞味噌】(形動)
=みそくそ。
①《くそもみそも一緒にする、の意》価値のあるものもないものも、区別しないさま。〈用例〉〜に扱う。
②まったくつまらないものとして言うさま。むちゃくちゃ。さんざん。〈用例〉〜に言う。
くそ‐むし【糞虫】
哺乳(ほにゅう)類の糞(ふん)に集まり、それをえさとする昆虫の総称。ダイコクコガネ・マグソコガネ・タマオシコガネなど。
くだ【管】
①中空の筒で細長いものの総称。水・油・ガスなどの移送に用いる。かん。チューブ。パイプ。pipe; tube〈用例〉水が〜を通る。のどの〜が詰まる。
②機(はた)の横糸をまいて杼(ひ)に入れるもの。pirn
③糸車にかけて糸をまく軸。spool
④《「管の笛」の略》昔、戦場で用いたという小さい角笛。
管の穴から天を覗く(くだのあなからてんをのぞく)
見識がせまいたとえ。管を用いて天を窺(うかが)う。Have a narrow view of things.〈類似〉葦(よし)の髄(ずい)から天井(てんじょう)覗く。
管を巻く(くだをまく)
酒に酔って、人にからんだり、とりとめのないことをくどく言ったりする。grumble over one's cup
管を用いて天を窺う(くだをもちいててんをうかがう)
《『荘子』「秋水」にあることば》「管の穴から天を覗(のぞ)く」と同意。
く‐たい【苦諦】
《仏教語》四諦(したい)の一つ。この世界は苦であるという仏教の基本教理の一つ。
く‐だい【句題】
①題詠の一つ。古い詩歌の一句を取ってきて、詩歌の題とするもの。〈用例〉〜和歌。
②俳句の題。
ぐ‐たい【具体】
〈対義〉抽象。
→ぐしょう(具象)①。
②実際にはっきりした形をそなえていること。concreteness〈用例〉〜の姿を忠実に再現する。
ぐたい‐か【具体化】(名・サ変他)
①見えないものを形や姿にあらわすこと。embodiment
②計画・考えなどを実行に移すこと。materialization〈用例〉計画を〜する。
ぐたい‐せい【具体性】
はっきりした形や内容をそなえていること。具体的な性質・傾向。〈用例〉〜を欠く。
ぐたい‐てき【具体的】(形動)
〈対義〉抽象的。
①実際にあるさま。知覚できるものとして実体をそなえているさま。concrete〈用例〉〜な形。〜な問題。
②個々に、細部にわたるさま。concrete〈用例〉〜に話す。
くた‐かけ【鶏】
→ニワトリの古名。くだかけ。
くだか‐じま【久高島】
沖縄県沖縄島の、知念半島東方の島。面積1.4km2。古い習慣を残し、奇祭「いざいほう」の島として有名。
くだ・く【砕く】(五他)
①固まっているものに衝撃的な力を加えて、こなごなにこわす。crush〈用例〉岩を〜。
②勢い・熱意などをくじく。弱める。break; discourage〈用例〉敵の勢いを〜。
③心をなやます。rack one's brains〈用例〉心を〜。
④難解な表現などをわかりやすくする。explain simply〈用例〉〜・いて話す。
⑤力を尽くして努力する。〈用例〉身を〜。
くた‐くた
[一](形動)
①疲れきったさま。dead tired〈用例〉体が〜になる。
②使い古して、形が崩れたさま。worn-out〈用例〉〜の背広。
[二](副)物を、形がなくなるくらいまで十分に煮るさま。ぐたぐた。〈用例〉野菜を〜と煮る。
くだ‐くだ(副)
しつこくてわずらわしいさま。くどくど。harp on〈用例〉〜と言い訳する。
ぐた‐ぐた(副)
物の形がくずれてなくなるほど、よく煮込むさま。くたくた。boil mushily
ぐだ‐ぐだ(副・サ変自)
①物の形がくずれてなくなるほど、よく煮込むさま。
②すっかり疲れ切ってしまい、まったく張りもなくなり、力が抜けてしまっているさま。exhaustingly
くだくだ‐し・い(形)
くどい。わずらわしい。しつこい。lengthy〈派生〉くだくだしさ(名)
くだ‐くらげ【管母】
クダクラゲ目に属する刺胞動物の一群。多数の個体が集まって群体をつくり、それぞれの個体が浮き袋、生殖その他の役割を営むように特殊化し、全体が一つのクラゲとして浮遊生活をする。カツオノエボシ・カツオノカンムリなどが代表的。
くだ・ける【砕ける】(下一自)
①こなごなになる。be crushed〈用例〉皿が〜。
②勢いや心が弱る。become feeble
③うちとける。be frank〈用例〉〜・けた話。
ください【下さい】
[一]《五段動詞「くださる」の命令形「くだされ」の変化したもの》「くれ」の尊敬語。いただきたい。ちょうだい。give me〈用例〉これを〜。
[二](補動)《「お(ご)…ください」「…て(で)ください」の形で》その動作をする人に丁寧に頼む。…してほしい。〈用例〉ごらん〜。おいで〜。
くださ・る【下さる】
[一](五他)「くれる」の尊敬語。たまわる。〈用例〉先生が〜・った本。
[二](補動)《「お(ご)…くださる」「…て(で)くださる」の形で》その動作をする人に対する敬意を表す。〈用例〉御出席〜。教えて〜。
くだされ‐もの【下され物】
目上の人からもらった物。ちょうだい物。
くださ・れる【下される】(下一他)
《「くださる」より敬意が強い》お与えになる。くださる。
くだ‐さんご【管瑚】
クダサンゴ科の刺胞動物の一種。形が珍奇なことで知られる。赤い管状の骨格を束ねたような群体をつくる。各個体は各管の中に体をおさめ、頂口から淡灰緑色の触手を広げる。管径約1.3mm。奄美(あまみ)・小笠原(おがさわら)以南に分布。organ-pipe coral
くだし‐ぐすり【下し薬】
→下剤
くだし‐ぶみ【下(し)文】
平安時代以降、上位者から下位者に下した公文書。
くた・す【腐す】(四他)
〈古語〉
①物をくさらせる。朽ちさせる。〈用例〉卯(う)の花を〜霖雨(ながめ)の始水(はなみづ)に(万葉・19・4217)。
②けなす。非難する。〈用例〉業平(なりひら)が名をや〜べき(源氏・絵合)。
くだ・す【下す】(五他)
①高いところから低いところへ移す。おろす。さげる。lower〈用例〉位階を〜。
②都から地方へつかわす。send〈用例〉使者を〜。
③下痢をする。have loose bowels〈用例〉腹を〜。
④上の人が、あたえる。申しわたす。pass〈用例〉判決を〜。
⑤きっぱり判断する。〈用例〉断を〜。make a dicision
⑥実際に行う。do〈用例〉手を〜。
⑦《「降す」とも》負かす。降参させる。subjugate〈用例〉敵を〜。
⑧《動詞の連用形に付いて》よどみなく、すらすらとする。〈用例〉書き〜。読み〜。
くだ‐ずみ【管炭】
茶道に用いる管状の細長い炭。炉(ろ)・風炉(ふろ)用で胴炭(どうずみ)に添えて使う。丸管炭と割り管炭の2種がある。
くだ‐たま【管玉】
管状の玉。連ねて首飾りなどに用いる。縄文時代からあるが、弥生(やよい)時代以降に多い。一般に石製・ガラス製・鳥骨製・土製など。古墳時代には碧玉(へきぎょく)など青色岩石によるものが多い。
くだ‐つぎて【管継(ぎ)手】
管と管を接続するための部品。まっすぐに長く接続したり、管路を曲げたり、分岐・集合させたりする。pipe joint
くだっ‐て【下って・降って】(接続)
手紙やあいさつのことばで、自分のことを書き出す前に謙譲の意を表す語。〈用例〉〜、わたくし方一同、無事消光しております。
ぐたっ‐と(副)
疲れたり弱りきったりして、力がぬけてしまうさま。ぐったり。
くたに【九谷】
石川県南部、山中町の集落。大聖寺(だいしょうじ)川上流の山奥にあり、江戸時代、後藤才次郎(ごとうさいじろう)らが創始した九谷焼の発祥地として知られる。
グダニスク【Gdańsk】
ポーランド北部、バルト海グダニスク湾に臨む都市。貿易港。商業・交通の中心。人口46.7万(1992)。もとドイツ領。旧称ダンチヒ。グダンスク。
くたに‐やき【九谷焼】
石川県で焼成される陶磁器。江戸初期、九谷村に築窯(ちくよう)し約40年続いた古九谷は、力強い絵付けが特色。精巧な赤絵金襴手(きんらんで)は江戸後期に完成。
くだ‐ばり【管鍼】
→かんしん(管鍼)
くたばり‐ぞこない【くたばり損ない】
《俗語。ののしっていう》死にぞこない。
くたば・る(五自)
《俗語。ばかにしていう》
①死ぬ。〈用例〉〜・ってしまえ。
②ひどく弱る。ひどく疲れる、へたばる。〈用例〉マラソン練習で〜。
くだひげ‐どうぶつ【くだひげ動物】
動物界の一門を構成する動物群。体は細長く、自分の分泌物でつくった棲管(せいかん)の中にすむ。体の前部にある触手に並ぶ小枝で餌(えさ)を消化・吸収するので、消化器はない。有鬚(ゆうしゅ)動物。pogonophoran
くたびれ‐もうけ【臥れ儲け】
つかれただけで、なんの効果・利益もないこと。much ado for nothing〈用例〉骨折り損の〜。
くたび・れる【臥れる】(下一自)
①つかれて元気がなくなる。get tired〈用例〉長旅で〜。
②使いふるして形がくずれる。くたぶれる。wear out〈用例〉〜・れた洋服。
③《動詞の連用形に付いて》じゅうぶん…してつかれる。いやになるほど…する。〈用例〉待ち〜。
くだまき‐もどき【管巻擬】
全体が緑色のキリギリス科の昆虫。ツユムシの仲間。体長5cm内外。木の上にすみ、果樹園に多い。本州以南に分布。
くだまつ【下松】
〈市〉山口県東部、周防灘(すおうなだ)に臨む市。周南工業地区の要部を占める工業都市で、石油・金属・造船・車両の4大工場がある。人口5万4781(1994)。
*くだ‐もの【果物】
①ブドウ・リンゴなど木本植物の果実。欧米ではトマト・スイカなど、生食する果菜も含める。野菜との区別は習慣的である。水菓子。フルーツ。fruit〈用例〉食後の〜。〈数え方〉1個・1顆(か)
②菓子の古称。
くだ‐もの【管物】
キクの咲き方の一種。舌状花が管になって外側は長く、内側は短くのびるもの。太管(ふとくだ)・間管(あいくだ)・細管・針管などに区別する。
くだもの‐とけいそう【果物時計草】
→パッションフルーツの和名。
くだ‐やがら【管矢柄】
クダヤガラ科の海水魚。全長15cm。内湾や沿岸の海草の間にすむ。体は細長い紡錘(ぼうすい)形で吻(ふん)は管状にのびる。背びれの前方に25本の棘(とげ)が並ぶ。春、マボヤの囲鰓腔(いさいこう)に産卵。食用にはしない。本州中部以北の太平洋岸・日本海に分布。
くだら【済】
古代、朝鮮半島西南部にあった国。4世紀中ごろ馬韓(ばかん)諸国を統一し、新羅(しらぎ)・高句麗(こうくり)と鼎立(ていりつ)。660年、唐・新羅連合軍に敗れて滅亡。ひゃくさい。
くだら‐がく【済楽】
百済の音楽。554年以前に日本に伝来し、高麗楽(こまがく)に吸収され、現在の雅楽にその面影をとどめている。
くだら‐かんのん【済観音】
法隆寺の大宝蔵殿に安置されている観音像の俗称。クスノキの一木造り。7世紀中ごろの作で、聖観音(しょうかんのん)とされる。
くだら‐ごと【済琴】
→くご(箜篌)
くだら‐な・い【下らない】(形)
つまらない。取るに足りない。価値がない。低俗だ。くだらぬ。くだらん。worthless; trifling〈用例〉〜話。なんだ、〜。〈派生〉くだらなさ(名)
くだら‐ぬ【下らぬ】(連体)
つまらない。興味が持てない。〈用例〉〜話。
くだら‐の‐かわなり【済河成】
(782-853)平安前期の画家。百済からの渡来人の後裔(こうえい)。姓は余(あぐり)。絵画史に初めて名を残す。作品は現存しない。
くだり【下り・降り】
①高い所から低い所へ、何かにそって移ること。くだること。going down〈対義〉上(のぼ)り・登り。〈用例〉道が〜になる。〜のエレベーター。
②都や中央から地方へ行くこと。また、そういう方向へ行くもの。down; descending〈対義〉上り。〈用例〉〜列車。8時の〜に乗る。
③《「行」とも》文書の縦の行。〈用例〉三〜半。
④{古語}時刻を過ぎること。さがり。〈用例〉申(さる)の〜になり候(さぶらひ)にたり(宇治拾遺・133)。
くだり【件・条】
①前文に述べたこと。くだん。
②物語の一部分。〈用例〉都落ちの〜を語る。
くだり‐あゆ【下り鮎】
→おちあゆ(落ち鮎)
くだり‐ざか【下り坂】
〈対義〉上(のぼ)り坂。
①下りの坂道。descent
②盛りをすぎて、衰えてゆくこと。落ち目。decline
ぐたり‐と(副)
疲れ切って力がすっかり抜けてしまっているさま。ぐったり。exhaustingly
くだり‐ばら【下り腹】
下痢をしていること。diarrhea
*くだ・る【下る・降る】(五自)
①高い所から低い所へ移る。下へ行く。おりる。go down〈対義〉上(のぼ)る・登る。〈用例〉川を〜。坂を〜。
②都や中央から地方へ行く。go down to〈対義〉上る。
③数値・程度などがある基準より以下になる。おとる。be less〈用例〉1万人を〜・らない。
④下痢をする。have loose bowels〈用例〉腹が〜。
⑤時代があとになる。〈用例〉〜・って昭和となる。
⑥権威のある人・役所から決定・判決・命令などが申し渡される。be sentenced〈用例〉判決が〜。命令が〜。
⑦ろうやに入る。sent to prison〈用例〉獄(ごく)に〜。
⑧官職を離れて民間人になる。〈用例〉野(や)に〜。
⑨負ける。surrender〈用例〉敵の軍門に〜。
くだん【九段】
東京都、千代田区北西部にある地区。靖国(やすくに)神社がある。明治中期まで、九段坂が山の手と下町との境目であった。
グダンスク【Gdańsk】
→グダニスク
くだん‐の【件の】(連語)
《「くだりの」の転》
①前に述べたことの。上記の。above-mentioned
②例の。in question