げ‐くう【外宮】
伊勢(いせ)神宮の→豊受大神宮(とようけだいじんぐう)の別称。〈対義〉内宮(ないくう)
ケクレ【Friedrich August Kekule von Stradonitz】
(1829-96)ドイツの化学者。四価の炭素原子の鎖式構造およびベンゼンの環式構造を提唱し、有機化学の理論的基礎を確立した。
ケクロプス【Kekrops(ギリシア)
ギリシア神話のアテネ市初代の王。アッチカの土から生まれ、腰から下がヘビの姿といわれる。アクロポリスを築き、一夫一妻制と死者の埋葬を定め、文字を発明したという。
げ‐げ【下下】
①もっともおとっていること。いちばんの下等。下の下。〈対義〉上上。
②もっとも身分の低い人々。しもじも。
げけ‐しゅじょう【下化衆生】
《仏教語》菩薩(ぼさつ)がみずからのさとりを求めるとともに、衆生をみちびくこと。〈対義〉上求菩提(じょうぐぼだい)
げ‐けつ【下血】(名・サ変自)
消化管内に出た血液が肛門(こうもん)から排出されること。癌(がん)・潰瘍(かいよう)などにより起こる。melena〈比較〉吐血。
け‐げん【化現】(名・サ変自)
神仏がすがたを変えて現れること。また、そのすがた。化身。権化(ごんげ)。権現(ごんげん)。変化身(へんげしん)
け‐げん【訝】(形動)
不思議で、よくわからないさま。いぶかしい。dubious〈用例〉〜なおももち。
け‐こ【華籠・籠】
《仏教語》法会のさい、散華(さんげ)する花びらを入れる皿形の籠(かご)。金属製で3方に長い飾りひもを垂らす。
け‐ご【毛蚕】
《毛がはえていることから》たまごからかえったばかりのカイコ。
げ‐こ【下戸】
①律令(りつりょう)制で、1戸に正丁(せいてい)が2ないし3人いる家。〈対義〉上戸(じょうこ)
②酒を飲むことのできない人。酒量の少ない人。nondrinker〈対義〉上戸(じょうご)
下戸と化け物は無い(げことばけものはない)
化け物がいないのと同様、酒を飲めない人間はいない。
下戸の肴荒らし(げこのさかなあらし)
下戸が、酒席の料理を食い荒らすことをいう。
下戸の建てたる蔵も無し(げこのたてたるくらもなし)
《酒飲みが下戸をあざけったり、自分を正当化したりしていう》酒を飲まない者は金がたまりそうなものだが、それにしては財産ができ蔵を建てたといった話も聞かない。酒は適当に飲んで楽しんだほうがよいということ。
げ‐ご【外護】
《仏教語》僧団の外にあって、権力や財力をもって仏教を保護し、その普及に尽くすこと。
げ‐こう【下向】(名・サ変自)
①低いほうへくだること。
②都から地方へ行くこと。
③神仏にお参りして帰ること。
げ‐こう【下校】(名・サ変自)
学校を出て、家に向かうこと。leave school〈対義〉登校。
げ‐こく【下刻】
一時(ひととき)(今の約2時間)を3分した、最後の時間。〈対義〉上刻・中刻。〈用例〉午(うま)の〜。
げ‐こく【下国】
①律令(りつりょう)制で、諸国の位付けを大・上・中・下としたもののうちの一つ。和泉(いずみ)・伊賀(いが)など9か国。
②都から地方へ行くこと。国司が任国へ赴くこと。
げ‐ごく【下獄】(名・サ変自)
(ろう)に入って、刑に服すること。
げ‐こく‐じょう【下克上・下剋上】
下位の者が上位の者をおしのけ、権力をふるうこと。南北朝時代から顕著となり、戦国時代に頂点に達した。
け‐こみ【蹴込み】
①家の上がり口の前面垂直の部分。riser
②階段の踏み板と踏み板との間の垂直の部分。riser
③人力車で、乗客が足をおく場所。foot board
け‐こ・む【蹴込む】(五自他)
①(他)けって中に入れる。kick in
②(自)商売・相場などで、元金に食い込んで損をする。sustain a loss
けごろも‐を【褻衣を】
[枕ことば]《「けごろも」は、ふだん着。洗うために解くということから、「とき」と同音の》「時」にかかる。〈用例〉〜春冬(とき)片設(かたま)けて幸(いでま)しし宇陀(うだ)の大野は思ほえむかも(万葉・2・191)。
け‐ごん【華厳】
《仏教語》
①修行をつんで、すぐれた功徳を得ること。
②『→華厳経』の略。
③「→華厳宗」の略。
げ‐こん【下根】
《仏教語》機根の劣っているもの。教えを受けたり修行する能力に乏しいもの。〈対義〉上根。
けごんえんぎ【華厳縁起】
鎌倉(かまくら)初期の絵巻物。6巻。新羅(しらぎ)国華厳宗の開祖元暁(げんぎょう)・義湘(ぎしょう)両大師の伝記を描く。京都高山寺蔵。作者は恵日房成忍(えにちぼうじょうにん)とする説が有力。
けごん‐ぎょう【華厳経】
大乗仏教の基本経典の一つ。華厳宗の所依(しょえ)経典で、「一即一切・一切即一」の世界観を展開。全世界は毘盧遮那(びるしゃな)仏の顕現であるとし、一微塵(みじん)が全世界を映し、一瞬の中に永遠を含むと説く。漢訳に60・80・40巻本の3種がある。大方広仏華厳経。
けごん‐しゅう【華厳宗】
『華厳経』の教説に基づく大乗仏教の一宗派。中国唐代の賢首(げんじゅ)大師法蔵が組織大成した。天平(てんぴょう)8年(736)道せん(どうせん)が日本に伝えた。南都六宗の一つ。東大寺が総本山。
けごん‐の‐たき【華厳滝】
栃木県日光市、中禅寺(ちゅうぜんじ)湖の東にある滝。高さ約97m。名瀑(めいばく)として知られ、日光国立公園の主要観光資源。
けさ【畩】11画
部首 田たへん 和製漢字
区点 6530・JIS 613E・シフト E15D

地名や姓氏に用いられる。
けさ【今朝】
きょうの朝。こんちょう。this morning〈対義〉今夜。〈用例〉〜は早起きした。
けさ【裟】
《kāṣāya(梵)の音写で、赤褐色の意》僧が衣の上に、左肩から右わき下にかける布。インドの僧の衣服が中国・日本で形式化され、儀式用のものとなった。〈数え方〉1具・1領・1帖。
げ‐ざ【下座】
[一](名・サ変自)座から下りて平伏すること。貴人に対する敬礼。prostration
[二](名)
①上手(かみて)に対して、下手(しもて)の座。末座。しもざ。lowest seat
②歌舞伎(かぶき)・人形浄瑠璃(じょうるり)・寄席(よせ)などの舞台の陰で、囃子方(はやしかた)のいる座。また、そこで演奏される音楽。それを演奏する者。
け‐さい【毛犀】
氷河時代にユーラシア北部にすんでいたサイ。全長3.5m以上。体は長毛でおおわれ、頭には2本の角がある。1万年前に絶滅。マンモス同様、氷づけの化石がシベリアで発見されている。
げ‐ざい【下剤】
排便をうながし、または大便をやわらかくする薬剤。作用の強度により、軟下剤・緩下剤・峻(しゅん)下剤に分かれる。下し薬。purgatives〈用例〉〜を飲む。
けざいろく【戯財録】
演劇書。入我亭我入(にゅうがていがにゅう)(2世並木正三)著。享和(きょうわ)元年(1801)刊。歌舞伎(かぶき)最初の戯曲作法書。
げざ‐おんがく【下座音楽】
歌舞伎(かぶき)の伴奏音楽。舞台下手(しもて)の黒御簾(くろみす)でおおった場所(下座)で演奏するので、陰囃子(かげばやし)ともいう。
けさ‐がけ【裟懸け】
①けさをかけること。また、片方の肩から他方のわきの下のほうへ、ななめに物をかけること。
②肩から斜めに切りおろすこと。けさぎり。
けさ‐がた【今朝方】
きょうの朝のころ。けさほど。
けさ‐がため【裟固め】
柔道の固め技(わざ)の一つ。相手をあおむけにし、横から首を抱え、もう一方の腕で相手の腕をはさみ、腰を相手の体に密着させ袈裟をかけた形で抑え込む技。
げ‐ざかな【下魚・下肴】
下等な魚。値段の安い魚。
けさ‐ぎり【斬り】
肩から斜めに切りおろすこと。けさがけ。
げ‐さく【下作】
[一](名)下等な製作。できの悪いもの。poor work〈対義〉上作。
[二](名・形動)下品なこと・さま。vulgarity〈用例〉〜なやりかた。
げ‐さく【下策】
まずいはかりごと。bad plan〈対義〉上策。
げ‐さく【戯作】
=ぎさく。
①たわむれにつくること。また、その作品。
②近世後期の通俗文学、とくに小説類をいう。黄表紙(きびょうし)・洒落(しゃれ)本・滑稽(こっけい)本・読本(よみほん)・合巻(ごうかん)・人情本など。
げさく‐しゃ【戯作者】
戯作を業とする人。とくに江戸時代後期の通俗小説類の作者。
け‐ざやか(形動ナリ)
〈古語〉
はっきりしているさま。あざやか。〈用例〉朝日いと〜にさし出でたるに(枕・九月ばかり、夜一夜)。
ケサルテナンゴ【Quezaltenango】
中央アメリカ、グアテマラ西部高地の商工業都市。農産物の集散地。人口10.1万(1990)。
け‐さん【卦算】
《易の算木(さんぎ)の形をしていることから》文鎮の一種。横に長く、つまみがある。けいさん。
げ‐ざん【下山】(名・サ変自)
=げさん。
①山をくだること。descend a mountain〈対義〉登山。
②修行をした寺を出て家に帰ること。leave a temple
け‐し【芥子・粟】
①ケシ科ケシ属の植物の総称。poppy
②ケシ科の二年草。高さ1m内外。5〜7月に白・紅・紫などの一日花が咲く。白花品種の未熟の子房に傷をつけ、乳液を集めてアヘンを製する。室町時代に渡来。ヨーロッパ東部原産。opium poppy
芥子程も(けしほども)
《ケシの種子は極めて小さいところから》ほんの少しも。ごくわずかも。〈用例〉そんな気持ちは〜ない。
け・し【怪し・異し】(形シク)
〈古語〉
①異様だ。変だ。〈用例〉〜・しう、心おくべきこともおぼえぬを(伊勢・21)。
②非難されるべきだ。けしからぬ。〈用例〉〜・しき心を吾(あ)が思(も)はなくに(万葉・15・3775)。
げ‐し【下司】
①地位の低い役人。
②平安末期以後の荘官の一種。在地の有力者が任命され、現地で荘園を管理。
げ‐し【夏至】
二十四節気(せっき)の一つ。6月21、22日ごろ。黄道(こうどう)上を移動する太陽が黄経90度に達した時。また、その日。太陽はもっとも北に寄り北緯23.4度の地点の真上に来る。北半球では、昼間が最長となる。summer solstice〈対義〉冬至(とうじ)
げ‐じ【下知】
=げち・げぢ。
[一](名・サ変他)さしずすること。指揮。命令。
[二](名)鎌倉(かまくら)・室町時代の判決・判決文。
げじ【蜒】
節足動物の一群。触角も15対の脚もたいへん長いが、体長は2.5cm内外。ムカデに近縁。昼は石や落ち葉の下にひそみ、夜、小昆虫を捕食。本州以南、東南アジアに分布。ゲジゲジ。house centipede〈参考〉歴史的仮名遣いを「げぢ」とする説もある。
けし‐いん【消印】
消したしるしにおす印。とくに、郵便局で切手・はがきに、使用済みの表示に押す日付印。スタンプ。postmark
けしか・ける【嗾ける】(下一他)
①犬などを、相手に向かっていくようにしむける。〈用例〉犬を〜。
②おだて、そそのかしてある事をさせる。instigate〈用例〉弟を〜。
けしから‐ぬ【怪しからぬ】(連語)
不当だ。不都合だ。よくない。improper
け‐しき【気色】
〈古語〉
《人・自然・物事などの具体的な外形についていう語》〈対義〉けわい。
①人のようす。そぶり。〈用例〉なよなよと、われかの〜に伏したれば(源氏・桐壺)。
②自然のようす。景色。〈用例〉霞(かすみ)も霧もへだてぬ空の〜の(枕・四月、祭の頃)。
③きげん。顔いろ。〈用例〉みづからもいみじと思へる〜かたくななり(徒然・79)。
④気受け。人の覚え。〈用例〉日ごろのみ〜もたがひ、昇進もしたまはざりけり(徒然・128)。
⑤事情。わけ。〈用例〉若き人にて、〜もえ深く思ひ寄らねば(源氏・葵)。
気色有り(けしきあり)
①兆しがある。そのようなようすが、現れる。
②ふつうとは違った趣がある。おもしろい。
③怪しい。
気色覚ゆ(けしきおぼゆ)
①おもしろい趣がある。情趣・風情が感じられる。
②怪しいと感じる。
気色給わる(けしきたまわる)
①意中をたずねる。意向をうけたまわる。
②上位の人のきげんをとる。きげんをうかがう。
け‐しき【景色】
①自然のようす・ながめ。風景。scene〈用例〉〜のいい所。
②茶道で、陶器の見所。〈用例〉器の〜。
けしき‐だ・つ【気色立つ】(四自)
〈古語〉
①きざす。〈用例〉花もやうやう〜ほどこそあれ(徒然・19)。
②顔つき・ようすが、改まる。〈用例〉かう親しき人々も〜・ち言ふべかめることどももあるに(源氏・賢木)。
③きどる。〈用例〉扇をさし隠して、〜・ち笑ふほども(大鏡・序)。
けしき‐ばかり【気色許り】(副)
ほんの少し。
けしき‐ば・む【気色ばむ】
[一](五自)怒ったようすが表情にあらわれる。むっとする。get angry〈用例〉彼は注意されて〜・んだ。
〈古語〉
[二](四自)
①ようすが外にあらわれる。きざす。〈用例〉大方の花の木どもも、みな〜・み、かすみわたりにけり(源氏・若菜下)。
②思いが外にあらわれる。〈用例〉「あなうたて、かしがまし」など、大人(おとな)びたる人の〜・みいふをも聞き入れず(枕・はづかしきもの)。
③ようすをつくる。気どる。〈用例〉〜・み、やさしがりて、「知らず」ともいひ(枕・細殿に人あまたゐて)。
けし‐くち【消(し)口】
火事を消し始める場所。また、消し止めたほうの場所。けしぐち。
げじ‐げじ【蜒】
①ゲジの別名。house centipede
②きらわれ者。また、きらいな人。skunk
げじげじ‐しだ【歯】
山野にはえるヒメシダ科のシダ。高さ約60cm。全体に毛がはえる。葉柄には褐色の鱗片(りんぺん)がつき、葉は2回羽状複葉。胞子嚢(のう)群は点状。
げじげじ‐まゆ【眉】
太くて濃いまゆをいやしめていう語。bushy eyebrows
けし‐ゴム【消しゴム】
文房具の一つ。鉛筆やインクなどで書いたものをこすって消すゴム。最近は主成分が塩化ビニルのプラスチックのものが多い。ゴム消し。eraser
げし‐さい【夏至祭】
ヨーロッパで行われる火と水と植物の祭り。現在は6月24日のヨハネ祭とその前夜祭として行われる。Midsummer Day
げじ‐じょう【下知状】
鎌倉(かまくら)時代の武家に始まった、下の者へ命令を伝える文書。書きとめを「下知如件(げちくだんのごとし)」で結んだ。裁判の判決、所領の安堵(あんど)、禁制などに使用。げぢじょう。
けし‐ずみ【消(し)炭】
(まき)を燃やして途中で消したり、木炭を消したときできる炭。軽く軟らかいので、着火しやすい。おき炭。
けしずみ‐いろ【消(し)炭色】
黒に近い灰色。チャコールグレー。charcoal gray
けし‐つぶ【芥子粒】
①ケシの種。poppy seed
②きわめて細かいものの形容。like a pin's head
けし‐つぼ【消(し)壺】
(おき)を入れ、ふたをして消すつぼ。火消しつぼ。
けし‐て【決して】(副)
→けっして(決して)
げし‐てん【夏至点】
黄道が、天球上の赤道からもっとも北に離れた点。赤経6時、赤緯23.4度、ふたご座にある。solstitial point
けし‐と・ぶ【消(し)飛ぶ】(五自)
勢いよくとんでなくなる。あとかたもなくなる。ふっとぶ。scatter away〈用例〉大金が〜。家屋が〜。
けし‐と・める【消(し)止める】(下一他)
①火を消して、他に燃え広がるのを止める。〈用例〉延焼を〜。
②うわさなどが広がるのを止める。extinguish
けし‐にんぎょう【芥子人形】
《芥子粒(けしつぶ)のように小さいことから》江戸時代に流行した高さ約3cmの木彫りの人形。象牙(ぞうげ)製のものもある。ひな祭り用の芥子びななどが愛好された。
けし‐ぼうず【芥子坊主】
①外皮がついたままのケシの実。
②江戸〜明治時代の子どもの髪型。ケシの実のように頭頂の毛だけを残してまわりをすっかり剃(そ)ったもの。けし頭。
げし‐まつり【夏至祭(り)】
二十四節気(せっき)の10番目にあたる、夏至の日に行う祭り。地方によっては、この日端午の節句のように、川に五色の糸や粽(ちまき)を投げる風習もある。
けじめ
①質や量の区別。見分け。distinction〈用例〉服装の〜はきちんとしたい。
②行動や態度でつける区別。分別(ふんべつ)。distinction〈用例〉〜のある言動。
③{古語}
(ア)移り変わり。変動。〈用例〉世の中の政(まつりごと)など、殊(こと)に変はる〜もなかりけり(源氏・若菜下)。
(イ)仕切り。〈用例〉御几帳(きちゃう)ばかりを〜にて(源氏・若菜下)。
けじめを食う(けじめをくう)
差別を受ける。仲間はずれにされる。ばかにされる。discriminated
けじめを付ける(けじめをつける)
①節度ある態度をとる。behave oneself with moderation
②物事に区切りをつける。make a clear distinction between〈用例〉公私の〜。
げ‐しゃ【下車】(名・サ変自)
列車・電車・バス・自動車などからおりること。get off〈比較〉下乗。〈対義〉乗車。〈用例〉途中〜。
げ‐しゅく【下宿】(名・サ変自)
家族と離れて生活する学生などが、一般家庭の空き部屋などを間借りすること。また、その家。lodgings
げしゅく‐や【下宿屋】
自宅の一室または数室を他人に部屋住みさせる貸し室業。学生街に多く、食事付きの場合もある。boarding house
け‐じゅす【毛繻子】
綿と毛を交織した繻子織物。つやがあり、なめらかで、黒無地染めにして服裏地などに使われる。イタリアンクロス。Italian cloth
ゲシュタポ【Gestapo(ドイツ)
《Geheime Staatspolizeiの略》ナチス‐ドイツの秘密国家警察。1933年ゲーリングにより創設。反ナチス運動、共産党、ユダヤ人に対する弾圧を行った。
ゲシュタルト【Gestalt(ドイツ)
ゲシュタルト心理学の基本的な概念。個々の部分ではなく、そのもの全体を一つの有機的な構造をもったものとしてとらえられる姿。形態。
ゲシュタルト‐しんりがく【ゲシュタルト心理学】
精神の働きは感覚や感情などの要素の単なる集合によるものではなく、一つの構造的全体性をもつ形態(ゲシュタルト)であるとする心理学。形態心理学。Gestalt psychology
げしゅ‐にん【下手人】
自分の手で人を殺した犯人。murderer
げ‐じゅん【下旬】
月の終わりの約10日間。the last ten days of a month〈対義〉上旬・中旬。
げ‐じょ【下女】
《卑語》
①下働きの、やとい女の旧称。maid〈対義〉下男。
②しもじもの女。
け‐しょう【化生】
①《仏教語》四生の一つ。母胎や卵からでなく、自らの業力(ごうりき)によって超自然的に発生すること。または、そのもの。諸天・地獄の有情など。
②《仏教語》形を変えて現れること。化身。
③ばけもの。変化(へんげ)。〈用例〉〜の者。
*け‐しょう【化粧・仮粧】(名・サ変自他)
①化粧品(おしろい・紅・眉墨(まゆずみ)など)を使い、顔を美しくみせるようにつくること。おつくり。makeup〈用例〉〜道具。
②外見をきれいに飾ること。虚飾。makeup〈用例〉壁を〜する。
げ‐しょう【下生】
《仏教語》
①極楽の階級の一つ。上品(じょうぼん)・中品・下品のそれぞれの下位。
②神仏が現世に身を現すこと。
げ‐じょう【下乗】
[一](名・サ変自)乗り物からおりること。〈比較〉下車。
[二](名)社寺や城内へ、車馬ではいるのを禁じること。〈比較〉下馬。
げ‐じょう【下城】(名・サ変自)
(しろ)から家に帰ること。〈対義〉登城。
けしょう‐がみ【化粧紙】
→ちからがみ(力紙)①。
②化粧するときに使う紙。cleansing tissue
けしょう‐くずれ【化粧崩れ】
顔の化粧が汗などではげ落ちること。messy makeup〈用例〉〜を直す。
けしょう‐ごうはん【化粧合板】
ベニヤ板の表面に着色・印刷・塗装・樹脂加工などをした合板。装飾的効果・材質強化などが目的。decorated plywood
けしょう‐じお【化粧塩】
魚を焼くときに、焼き上がりを白く美しく見せるために、ひれや尾にたっぷりと塩をまぶすこと。飾り塩。
けしょう‐した【化粧下】
→おしろいした(白粉下)
けしょう‐しつ【化粧室】
鏡や化粧用具を備えた化粧用の部屋。更衣室を兼ねて寝室の一角に設けたり、洗面所を化粧室風につくることもある。rest room
けしょう‐すい【化粧水】
皮膚(ひふ)を滑らかにするための基礎化粧品。肌を保護する中性、角質をやわらげるアルカリ性、殺菌・収斂(しゅうれん)作用のある酸性のものがある。face lotion
けしょう‐せっけん【化粧石鹸】
顔やからだを洗うのに用いる石鹸。香料が含まれ、泡立ちもよく良質。toilet soap
けしょう‐だんす【化粧笥】
寝室や女性の部屋などに置かれる家具。衣装箪笥と鏡台を組み合わせたもの。ドレッサー。dresser
けしょう‐でん【化粧田・仮粧田】
中世以降、嫁入りの持参財産として分与された田畑。武士では江戸初期、庶民では明治維新までみられた。通常、女性の死後は実家へ返還された。けしょうだ。けわいだ。
けしょう‐なおし【化粧直し】
①化粧のくずれを直すこと。fixing one's make-up
②家屋や店舗に手を入れて美しく感じよくすること。redecoration
けしょう‐の‐もの【化生の者】
①ばけもの。変化(へんげ)
②巧みにこびて相手を惑わす女。妖婦(ようふ)
けしょう‐ばこ【化粧箱】
①化粧道具を入れる箱。dressing case
②進物用の品物を入れる、美しくかざった箱。fancy box
けしょう‐ひん【化粧品】
化粧に用いる品の総称。クリーム・おしろい・口紅など。cosmetics
けしょう‐まわし【化粧回し】
大相撲で、十両以上の力士が着用する前垂れの付いた回し。繻子(しゅす)・緞子(どんす)などの地に豪華な刺繍(ししゅう)が施されたもので、土俵入りに用いる。
けしょう‐やなぎ【化粧柳】
ヤナギ科の落葉高木。深山の川原の砂礫(されき)地にはえる。葉は長楕円(だえん)形で下面は粉白色。初夏に花穂をつける。雌雄異株(いしゅ)。長野県の上高地、北海道に分布。
けじょう‐ゆ【化城喩】
《仏教語》法華七喩(ほっけしちゆ)の一つ。『法華経(ほけきょう)』「化城喩品(ほん)」に説く。隊商の長が疲れきった隊員に、前方に幻の城を化作して励ましながら目的地に導くというもので、小乗が大乗へ至るための方便であることのたとえ。
け‐じらみ【毛虱】
ヒトジラミ科の昆虫。人間の陰毛に寄生し繁殖する。体長1.4mm内外。外観はカニに似る。吸血によるかゆみが激しい。
け‐しん【化身】
①《仏教語》仏・菩薩(ぼさつ)が、かりに人間その他の姿となって現れること。その姿。化現。権化(ごんげ)。権現(ごんげん)。変化身(へんげしん)
②何かが人間などの姿を借りて現れること。その姿。incarnation〈用例〉悪魔の〜。
け‐じん【毛芯】
芯地の一種。主として襟芯などに用いる。縦糸には梳毛(そもう)糸や綿糸を用い、横糸には弾力のあるヤギ・ウマ・ラクダなどの毛を用いて平織りに製織してある。hair cloth
げ‐じん【外陣】
=がいじん。〈対義〉内陣。
①社寺で、内陣の外側にあって、人々がすわって拝む所。
②教会堂では、正面扉口から交差廊にいたるまでの、信徒が専用する空間。nave
げじんみつ‐きょう【解深密経】
唯識(ゆいしき)思想の基本経典。玄奘(げんじょう)訳。5巻。法相宗の所依(しょえ)の経典で、この世の存在や現象のすべてが人間の心からあらわれたものであるとする唯識の理論と行法を説く。
けしん‐めっち【灰身滅智】
《仏教語》小乗仏教の最終目的とされる境地で、身心ともに無に帰し、煩悩(ぼんのう)を完全になくした無為空寂の世界。無余涅槃(ねはん)